JP2016113934A - ターボチャージャ用軸受機構 - Google Patents

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知之 磯谷
Tomoyuki Isotani
知之 磯谷
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Abstract

【課題】異音の発生防止や運転効率の向上が図られるとともに、製造コストの低減が図られるターボチャージャ用軸受機構を提供すること。【解決手段】ターボチャージャ用軸受機構1は、ロータシャフト10、ボールベアリング20、リテーナ60を備える。ロータシャフト10は一端10aにタービンインペラ11が、他端10bにコンプレッサインペラ12がそれぞれ取り付けられる。ボールベアリング20は内輪21と外輪22とを備える。内輪21にはロータシャフト10が係合されている。外輪22はハウジング30に固定され、内輪21とロータシャフト10の外周面10cとの間にオイルフィルムダンパ50が形成される。リテーナ60はロータシャフト10に近づくほどオイルフィルムダンパ50に近づくよう傾斜したオイル供給路61を有し、内輪21にオイル供給路61のオイル吐出口611から吐出されたオイルを流通させるオイル流通孔214が形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、ターボチャージャ用軸受機構に関する。
従来、内燃機関には、内燃機関から排出された排気ガスのガス流を利用して、吸入空気を圧縮するターボチャージャが備えられたものがある。ターボチャージャは、ロータシャフトと、ロータシャフトの一端に設けられたタービンインペラと、ロータシャフトの他端に設けられたコンプレッサインペラとを備えており、ロータシャフトは軸受機構により軸受けされている。当該軸受機構は軸受ハウジング内に収納されている。そして、特許文献1には、かかる軸受機構として、ロータシャフトに取り付けられたボールベアリングと、ボールベアリングと軸受ハウジングとの間に潤滑油が充填されてなるオイルフィルムダンパとを有する軸受機構を備えたターボチャージャが開示されている。
特許文献1に開示の構成では、ボールベアリングは環状の内輪及び外輪と、両者が互いに滑り回転するように両者の間に介在するボールとを有し、内輪の内側にロータシャフトが嵌装されている。これにより、ロータシャフトとその端部にそれぞれ設けられた両インペラとボールベアリングの内輪とが一体的に回転するように回転体アッシーを形成している。そして、ボールベアリングの外輪と軸受ハウジングとの間にはオイルが充填されてなるオイルフィルムダンパが形成されており、回転体アッシーの振動を抑制するダンピング効果を奏するように構成されている。
特開2012−92934号公報
上記構成では、オイルフィルムダンパは、ボールベアリングの外輪と軸受ハウジングとの間に形成されている。したがって、オイルフィルムダンパの内側に位置する部品全体は、ロータシャフト及び両インペラに加えてボールベアリングを含んでいるため、オイルフィルムダンパ内側の部品全体の質量が比較的大きくなっている。また、ボールベアリングの外輪の外径は、その内輪の内径よりも充分大きいため、オイルフィルムダンパとボールベアリングの外輪との接触面積は比較的大きくなる。そのため、オイルフィルムダンパと外輪との間に生じる粘性力が大きくなりやすく、特に低温時にはかかる粘性の増大が顕著である。
一方、回転体アッシーには少なからず必ず残留アンバランス(不釣合い)が存在することから、回転体アッシーの径方向における質量中心はロータシャフトの軸心(図心)からずれた位置に位置している。そのため、回転体アッシーが軸回転するときは、ロータシャフトの軸心からずれた質量中心を通る軸線を中心とする偏重心回転をしようとする。しかし、オイルフィルムダンパ内側の部品の質量が大きく、上記粘性力が高い場合には、回転体アッシーは偏重心回転が阻害されて、図心に近い位置を中心に回転せざるを得なくなる。そして、ロータシャフトの両端に設けられた両インペラは片持ち梁の状態となっているため、かかる場合には、両インペラはロータシャフトの回転に伴って大きく振れ回ることとなる。これにより、回転初期に異音が発生したり、両インペラがハウジングに接触して破損したりするおそれがあり、これらは低温時にはより顕著となる。そして、両インペラの破損を防止するには、両インペラとハウジングとの間隙(チップクリアランス)を大きくする必要がある。しかし、チップクリアランスを大きくすると、ターボチャージャの運転効率の低下を招くこととなる。
このような異音の発生や運転効率の低下を防止するには、回転体アッシーの偏重心回転を阻害しないように、回転体アッシーの質量中心とロータシャフトの軸心とのずれが極めて小さくなるように、回転体アッシーの質量バランスを調整することが考えられる。しかし、かかる質量バランスの調整には高い精度が要求されることとなり、コスト高となる。
また、異音の発生や運転効率の低下を防止するには、オイルフィルムダンパによるダンピング効果により、回転体アッシーの振動を抑制することが有効である。かかるダンピング効果を確実に発揮させるには、当該オイルフィルムダンパ全体にオイルが行きわたるようにオイルの潤滑性が十分高いことが必要となる。オイルの潤滑性が低い場合には、充分なダンピング効果を得ることができず、異音の発生や運転効率の低下を防止できない恐れがある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、異音の発生防止や運転効率の向上が図られるとともに、製造コストの低減が図られるターボチャージャ用軸受機構を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、一端にタービンインペラが取り付けられ、他端にコンプレッサインペラが取り付けられたロータシャフトと、
互いに回転可能に支持された内輪と外輪とを備えるとともに、上記内輪には係合部材を介して上記ロータシャフトが係合されているボールベアリングと、
上記外輪を保持するリテーナと、
上記ロータシャフト、上記ボールベアリング、上記係合部材及び上記リテーナを収納するハウジングと、
を備え、
上記内輪と上記ロータシャフトの外周面との間にはオイルが膜状に介在してオイルフィルムダンパが形成されており、
上記リテーナは、上記オイルを流通させるとともに、上記ロータシャフトに近づくほど上記オイルフィルムダンパに近づくように傾斜したオイル供給路を有し、該オイル供給路は該オイル供給路を流通するオイルを上記内輪に向けて吐出するオイル吐出口を上記内輪側の端部に有し、
上記内輪は、円筒状に形成されるとともに、上記オイル吐出口から吐出されるオイルの吐出方向に対向する吐出口対向部を有し、該吐出口対向部には、上記オイル吐出口から吐出されたオイルを上記内輪の内側に流通させて上記オイルフィルムダンパに供給するオイル流通孔が形成されていることを特徴とするターボチャージャ用軸受機構にある。
上記ターボチャージャ用軸受機構によれば、オイルフィルムダンパがボールベアリングの内輪とロータシャフトとの間に形成されていることから、オイルフィルムダンパ内側の部品には、ボールベアリングにおける内輪以外の部分やリテーナが含まれておらず、オイルフィルムダンパ内側の部品の質量が比較的小さくなっている。また、ボールベアリングの内輪の内径は、その外輪の外径に比べて充分小さいため、オイルフィルムダンパとロータシャフトの外周面との接触面積が比較的小さくなっている。これらにより、オイルフィルムダンパとロータシャフトの外周面との間に生じる粘性力を比較的小さくすることができる。
そして、上記粘性力を小さくできることにより、回転体アッシーが質量中心を中心に回転するのを阻害する力が低減されるため、回転体アッシーが偏重心回転しやすくなる。その結果、ロータシャフトの回転に際して、ロータシャフトの両端に設けられた両インペラが大きく振れ回ることが抑制されることから、異音の発生が防止されるとともに、各インペラとハウジングとのチップクリアランスが最適化されて運転効率の向上が図られる。また、上述の如く、回転体アッシーが偏重心回転しやすくなっていることから、回転体アッシーの質量バランスの調整にそれほど高い精度を要しないため、当該質量バランスの調整が容易となり、製造コストの低減を図ることができる。
また、上述の如く、オイルフィルムダンパとロータシャフトの外周面との間に生じる粘性力を比較的小さくできることにより、回転体アッシーの回転レスポンスの向上が期待できるため、内燃機関の過渡性能の向上に寄与しうる。
さらに、低温時などのオイルの粘性が高くなりやすい場合には特に、上記粘性力を小さくできることにより、回転体アッシーに対するオイルダンピング効果を充分に発揮させることができる。
さらに、オイル供給路がロータシャフトに近づくほどオイルフィルムダンパに近づくように傾斜して形成されており、内輪には、オイル供給路のオイル吐出口におけるオイル吐出方向に対向する吐出口対向部に、オイル流通孔が形成されている。これにより、オイル供給路を介してオイル吐出口からオイルフィルムダンパに向かう方向に吐出されたオイルがオイル流通孔から内輪の内側に流入して、オイルフィルムダンパに供給されることとなる。その結果、オイル吐出口から吐出されたオイルが積極的にオイルフィルムダンパに供給されるため、オイルフィルムダンパにおけるオイルの潤滑性が向上する。これにより、充分なダンピング効果を得ることができ、異音の発生防止や運転効率の向上を図ることができる。
本発明によれば、異音の発生防止や運転効率の向上が図られるとともに、製造コストの低減が図られるターボチャージャ用軸受機構を提供できる。
実施例1における、ターボチャージャ用軸受機構の断面模式図。 図1における、オイルフィルムダンパ近傍の拡大図。 図1における、III-III線位置での断面一部拡大図。 図2における、IV-IV線位置での断面一部拡大図。
上記オイル供給路は上記リテーナを直線状に貫通するとともに、上記オイル供給路の中心線は上記吐出口対向部と直交するものとすることができる。この場合には、オイル吐出口から吐出されたオイルの進行方向に垂直な面にオイル流通孔が開口することとなるため、オイル吐出口から吐出されたオイルがオイル流通孔に流入しやすくなる。その結果、オイルフィルムダンパへのオイルの供給が促されて、オイルフィルムダンパにおけるオイルの潤滑性が向上し、充分なダンピング効果を得ることができ、異音の発生防止や運転効率の向上を図ることができる。なお、オイル供給路の中心線とは、オイル供給路の中心を通り、リテーナにおけるオイル供給路の貫通方向に平行な仮想線をいうものとする。
上記オイル供給路の中心線と上記ロータシャフトの軸心とのなす角を45°以下とすることが好ましく、30°以下とすることがさらに好ましい。この場合には、オイル供給路を介してオイル吐出口から吐出されたオイルが内輪の内側のオイルフィルムダンパに向かって進行してオイルフィルムダンパに積極的に注入されるクサビ効果が奏されるため、オイルフィルムダンパにおけるオイルの潤滑性がより一層向上し、充分なダンピング効果を得ることができ、異音の発生防止や運転効率の向上をより一層図ることができる。
上記内輪には、上記オイルフィルムダンパを形成するダンパ形成部と、該ダンパ形成部と上記吐出口対向部との間に、上記ロータシャフトの外周面との間にオイルを貯留するオイル貯留部を形成する貯留部形成部とが設けられており、該貯留部形成部における上記ダンパ形成部側の壁面は、上記ロータシャフトの軸心及び上記オイル供給路の中心線を含む断面において、該中心線に平行に形成されていることとすることができる。この場合には、オイル貯留部にオイル流通孔を介して供給されたオイルを貯留することができるとともに、オイル流通孔からオイル貯留部に流入するオイルによって、当該貯留されたオイルをダンパ形成部側の壁面に沿ってオイルフィルムダンパに供給することができる。これにより、潤滑性が向上するとともに、上記クサビ効果が奏されるため、オイルフィルムダンパにおいて、充分なダンピング効果を得ることができ、異音の発生防止や運転効率の向上をより一層図ることができる。
上記内輪には、上記ダンパ形成部における上記オイル貯留部と反対側に、上記オイルフィルムダンパに供給されたオイルを排出するオイル排出部を形成する排出部形成部が形成されており、該オイル排出部に対向する位置には該オイル排出部から排出されたオイルを上記ロータシャフトの径方向外側に飛散させるオイルスリンガーが設けられていることが好ましい。この場合には、オイルフィルムダンパに供給されたオイルを、オイル排出部及びオイルスリンガーによって、オイルフィルムダンパから排出しやすくなり、軸受ハウジング内におけるオイルの循環が促されることとなる。これにより、オイルフィルムダンパからの排油性を向上させて、オイルフィルムダンパへの注油性を向上させることができる。その結果、オイルが軸受ハウジング内に充満して、軸受ハウジングの外部に漏れ出ることを防止することができる。
(実施例1)
本例の実施例に係るターボチャージャ用軸受機構1につき、図1〜図4を用いて説明する。
本例のターボチャージャ用軸受機構1は、図1に示すように、ロータシャフト10と、ボールベアリング20、リテーナ60と、ハウジング30とを備える。
ロータシャフト10は、一端10aにタービンインペラ11が取り付けられ、他端10bにコンプレッサインペラ12が取り付けられている。
ボールベアリング20は、互いに回転可能に支持された内輪21と外輪22とを備える。そして、内輪21には係合部材40を介してロータシャフト10が係合されている。
リテーナ60は外輪22を保持している。
ハウジング30は、ロータシャフト10、ボールベアリング20、係合部材40及びリテーナ60を収納して、軸受ハウジングを構成している。
そして、内輪21とロータシャフト10の外周面10cとの間にはオイルが膜状に介在してオイルフィルムダンパ50が形成されている。
図2に示すように、リテーナ60は、オイルを流通させるとともに、ロータシャフト10に近づくほどオイルフィルムダンパ50に近づくように傾斜したオイル供給路61を有する。オイル供給路61は、オイル供給路61を流通するオイルを内輪21に向けて吐出するオイル吐出口611を内輪21側の端部に有している。
内輪21は、円筒状に形成されるとともに、オイル吐出口611から吐出されるオイルの吐出方向に対向する吐出口対向部213を有している。
吐出口対向部213には、オイル吐出口611から吐出されたオイルを内輪21の内側に流通させてオイルフィルムダンパ50に供給するオイル流通孔214が形成されている。
以下、本例のターボチャージャ用軸受機構1につき、詳述する。
図1に示すように、ロータシャフト10の一端10aには、タービンインペラ11が一体的に設けられている。タービンインペラ11はタービンハウジング33内に収納されている。一方、ロータシャフト10の他端10bは、カラー13及びコンプレッサインペラ12に挿通されており、これらは軸端ナット14によって抜け及び回転止めされている。そして、コンプレッサインペラ12はコンプレッサハウジング34に収納されている。タービンハウジング33とコンプレッサハウジング34との間には、ロータシャフト10の軸受ハウジングとしてのハウジング30が設けられている。
図1に示すように、ハウジング30内には、リテーナ60を介して、ロータシャフト10を軸受けするボールベアリング20が保持されている。リテーナ60には、ボールベアリング20回りにオイルを供給するためのオイル供給路61と、補助オイル供給路62と、ボールベアリング20回りからオイルを排出するオイル排出路63とが形成されている。
オイル供給路61は、図2に示すように、ロータシャフト10に近づくほどオイルフィルムダンパ50に近づくように傾斜して形成されている。本例では、オイル供給路61はリテーナ60を直線状に貫通している。したがって、オイル供給路61の中心を通り、リテーナ60におけるオイル供給路61の貫通方向に平行な仮想線である中心線Lは直線状となっている。オイル供給路61の出口(オイル供給路61における内輪21側の端部)は、オイル供給路61を流通するオイルを内輪21に向けて吐出するように開口したオイル吐出口611を形成している。本例では、軸方向Xの両端に形成されたオイルフィルムダンパ50のそれぞれにオイルを供給するように、オイル供給路61が2か所に設けられている。
図2に示すように、オイル供給路61の中心線Lはロータシャフト10の軸心10dに対して傾斜している。中心線Lと軸心10dとのなす角αは45°以下とすることが好ましく、30°以下とすることがより好ましく、本例では、αは30°である。
なお、本例では、2か所のオイル供給路61の間に、補助オイル供給路62が形成されている。補助オイル供給路62は、軸方向Xにおいて、内輪21に形成された係合部材挿通孔215と重なる位置に形成されている。オイル排出路63はハウジング30の鉛直方向の下側に形成されており、オイル排出路63の下方にはハウジング30の外部に開口するオイル排出口63bが形成されている。
ボールベアリング20は、図1に示すように、内輪21と外輪22とを有している。内輪21は略円筒形を成している。内輪21の軸方向Xにおける両端部領域には、ロータシャフト10の外周面10cとの間にオイルフィルムダンパ50を形成するダンパ形成部211が形成されている。本例では、ダンパ形成部211の内径は、ロータシャフト10の外径よりも0.05〜0.1mm程度大きくなっている。
軸方向Xにおける内輪21の中央領域212は、ダンパ形成部211の内径よりも大きい内径を有している。本例では、中央領域212の内径は、ロータシャフト10の外径よりも0.2mm程度以上大きくなっている。したがって、中央領域212における内輪21とロータシャフト10の外周面10cとの間の隙間Qは、ダンパ形成部211とロータシャフト10の外周面10cとの間の隙間P(すなわち、オイルフィルムダンパ50の厚さ)の2倍以上となっている。両間隙P、Qは、内輪21の中心とロータシャフト10の中心とを合わせた静止状態において、周方向に一定の大きさとなっている。
図2に示すように、吐出口対向部213は、オイル吐出口611から吐出されるオイルの吐出方向に対向する位置に形成されており、ダンパ形成部211と中央領域212との間に位置している。本例では、吐出口対向部213は中心線Lと直交している。
吐出口対向部213には、オイル流通孔214が形成されている。オイル流通孔214は、図2に示すように、ロータシャフト10の軸心10d及びオイル供給路61の中心線Lを含む断面において、オイル供給路61の中心線Lに平行に形成されている。本例では、オイル流通孔214の開口幅d2は、オイル吐出口611の直径d1よりも大きくなっている。図3に示すように、オイル流通孔214は複数形成され、周方向に等間隔に配列しており、本例では、4個のオイル流通孔214が周方向に等間隔に配列している。
図2に示すように、内輪21には、軸方向Xにおいて、ダンパ形成部211と吐出口対向部213との間に、ロータシャフト10の外周面10cとの間にオイルを貯留するオイル貯留部51を形成する貯留部形成部216が形成されている。貯留部形成部216はダンパ形成部211よりも拡径されており、ダンパ形成部211側の壁面216aは、ロータシャフト10の軸心10d及び中心線Lを含む断面において、中心線Lに平行に形成されている。オイル流通孔214を介して供給されたオイルは、オイル貯留部51を通じてオイルフィルムダンパ50に供給されることとなる。
図3に示すように、内輪21の軸方向Xの中央領域212には、係合部材挿通孔215及び補助オイル供給孔217がそれぞれ複数形成されて、周方向に配列している。本例では、係合部材挿通孔215はロータシャフト10の軸線10dに対称な2か所に設けられており、補助オイル供給孔217は一対の係合部材挿通孔215の間であって、ロータシャフト10の軸線10dに対称な位置に合計4カ所設けられている。係合部材挿通孔215及び補助オイル供給孔217はいずれも貫通孔であって、補助オイル供給孔217の開口径は係合部材挿通孔215の開口径よりも大きくなっている。
図3に示すように、係合部材挿通孔215には、係合部材挿通孔215の直径よりも若干小さい径を有する棒状部材からなる係合部材40が挿通されている。係合部材40の少なくとも一端40a側の側面にはネジ溝が形成されており、係合部材40はロータシャフト10に形成されたネジ孔15に螺入されてロータシャフト10に取り付けられている。係合部材40の他端側の突出端部40bは、ロータシャフト10の径方向外側に突出しており、内輪21の内側面21aよりも径方向外側に位置している。これにより、ロータシャフト10が回転すると、係合部材40の側面が係合部材挿通孔215の側壁面に当接して、ロータシャフト10と内輪21とが互いに係合することとなる。その結果、内輪21はロータシャフト10の回転に伴って連れ回りする。
ボールベアリング20の外輪22は環状を成している。図1に示すように、外輪22は2個備えられており、内輪21の軸方向Xにおける両端部近傍の領域における外周面(ロータシャフト10に面する面と反対側の面)に対向するようにそれぞれ配設されている。そして、内輪21と外輪22との間には、図示しない保持器を介してボール状の回転子23が介設されている。これにより、内輪21と外輪22とは回転子23を介して互いに回転可能に構成されて、ボールベアリング20を形成している。外輪22は、リテーナ60を介してハウジング30に固定されており、ロータシャフト10がボールベアリング20を介して、ハウジング30に軸受けされている。
内輪21の両端部近傍の領域における内輪21とロータシャフト10との間に形成された隙間Pにはオイルが膜状に介在して、オイルフィルムダンパ50がそれぞれ形成されている。図2に示すように、内輪21のオイル流通孔214が、オイル吐出口611に対向している状態において、オイルフィルムダンパ50は、リテーナ60に形成されたオイル供給路61から供給されたオイルが矢印で示すように、オイル流通孔214を介して、内輪21とロータシャフト10との間に入り込んで、オイル貯留部51を通じて隙間Pに到達することにより形成される。
図2に示すように、内輪21には、ダンパ形成部211における貯留部形成部216と反対側に、オイルフィルムダンパ50に供給されたオイルを排出するオイル排出部52を形成する排出部形成部218が形成されている。本例では、排出部形成部218は、内輪21の軸方向Xの両端部において、ロータシャフト10の外周面10cから離隔することにより、排出部形成部218と外周面10cとの間を通じて、オイルフィルムダンパ50からオイルを排出させるオイル排出部52を形成している。
そして、オイル排出部52に対向する位置にはオイル排出部52から排出されたオイルをロータシャフト10の径方向外側に飛散させるオイルスリンガー8が設けられている。本例では、図1に示すように、オイルスリンガー8はコンプレッサインペラ12側に設けられるカラー13及びタービンインペラ14の基部111にそれぞれ形成されている。図2及び図4に示すように、オイルスリンガー8は、カラー13のボールベアリング20側の端部131を湾状に切り欠いて、周方向に等間隔に複数形成されている。同様に、基部111においても、オイルスリンガー8が複数形成されている。
ロータシャフト10は以下のようにハウジング30に組み付けられる。まず、ボールベアリング20の内輪21をリテーナ60の内側に挿入する。そして、リテーナ60の軸方向Xの両端側からリテーナ60に回転子23及び外輪22をそれぞれ組み付けて、ボールベアリング20を形成させる。その後、ボールベアリング20及びリテーナ60をハウジング30に挿入して、プレート70及びボルト71でハウジング30に挟み込むようにして固定する。その後、タービンインペラ11とロータシャフト10とをハウジング30に挿入して、カラー13及びコンプレッサインペラ12を軸端ナット14で締め付け固定する。その後、一方の係合部材40をハウジング30の上側孔31を通じてリテーナ60の補助オイル供給路62から挿入してロータシャフト10のネジ孔15に締め付けて固定する。そして、他方の係合部材40をハウジング30の下側孔32を通じてリテーナ60のオイル排出路63から挿入してロータシャフト10のネジ孔15に締め付けて固定する。最後に、ハウジング30の上側孔31に栓64を取り付けて、上側孔31を閉じる。
なお、一方の係合部材40をハウジング30の上側孔31を通じて固定した後、ロータシャフト10(回転体アッシー100)を180°回転させて、一方の係合部材40を取り付けたネジ孔15と反対側に位置するネジ孔15が上側孔31の直下に位置するようにして、上側孔31を通じて他方の係合部材40を当該ネジ孔15に締め付けて固定してもよい。
本例のターボチャージャ用軸受機構1によれば、オイルフィルムダンパ50がボールベアリング20の内輪21とロータシャフト10との間(隙間P)に形成されているため、オイルフィルムダンパ50内側の部品はロータシャフト10とロータシャフト10に取り付けられたタービンインペラ11及びコンプレッサインペラ12と、ロータシャフト10と連れ回りする内輪21とからなり、オイルフィルムダンパ50内側の部品にボールベアリング20における内輪21以外の部分(外輪22、回転子23、保持器等)は含まれてない。そのため、オイルフィルムダンパ50内側の部品の質量が比較的小さくなっている。また、ボールベアリング20の内輪21の内径は、外輪22の外径に比べて充分小さいため、オイルフィルムダンパ50とロータシャフト10の外周面10cとの接触面積が比較的小さくなっている。これらにより、オイルフィルムダンパ50とオイルフィルムダンパ50内側の部品との間に生じる粘性力を比較的小さくできる。
そして、上記粘性力を小さくできることにより、オイルフィルムダンパ50内側の部品により構成される回転体アッシー100が質量中心を中心に回転するのを阻害する力が低減されるため、小さいエネルギーでも回転体アッシー100が偏重心回転しやすくなる。その結果、ロータシャフト10の回転に際して、ロータシャフト10の両端にそれぞれ設けられた両インペラ11、12が大きく振れ回ることが抑制される。その結果、異音の発生が防止されるとともに、各インペラ11、12とそれぞれのハウジング33、34とのチップクリアランスを大きくとる必要がないため、運転効率の向上を図ることができる。また、コンプレッサハウジング34にアブレーダブルシールが備えられる場合には、コンプレッサインペラ12が当該アブレーダブルシールに対して過度に接触することが防止されるため、コンプレッサインペラ12の破損やアブレーダブルシールの過度な摩耗が防止される。また、上述の如く、回転体アッシー100が偏重心回転しやすくなっていることから、回転体アッシー100の質量バランスの調整にそれほど高い精度を要しないため、当該質量バランスの調整が容易となり、製造コストの低減を図ることができる。
また、上述の如く、オイルフィルムダンパ50と回転体アッシー100との間に生じる粘性力を比較的小さくできることにより、回転体アッシー100の回転レスポンスの向上が期待できるため、内燃機関の過渡性能の向上に寄与しうる。
さらに、低温時などのオイルの粘性が高くなりやすい場合には特に、上記粘性力を小さくできることにより、回転体アッシー100に対するオイルダンピング効果を有効に奏することができる。
さらに、オイル供給路61はロータシャフト10に近づくほどオイルフィルムダンパ50に近づくように傾斜して形成されており、内輪21には、オイル供給路61のオイル吐出口611におけるオイル吐出方向(図2における矢印)に対向する吐出口対向部213に、オイル流通孔214が形成されている。これにより、オイル供給路61を介してオイル吐出口611からオイルフィルムダンパ50に向かう方向に吐出されたオイルがオイル流通孔214から内輪21の内側に流入して、オイルフィルムダンパ50に供給されることとなる。その結果、オイル吐出口611から吐出されたオイルが積極的にオイルフィルムダンパ50に供給されるため、オイルフィルムダンパ50におけるオイルの潤滑性が向上する。これにより、充分なダンピング効果を得ることができ、異音の発生防止や運転効率の向上を図ることができる。
本例では、オイル供給路61はリテーナ60を直線状に貫通するとともに、オイル供給路61の中心線Lは吐出口対向部213と直交している。これにより、オイル吐出口611から吐出されたオイルの進行方向に垂直な面にオイル流通孔214が開口することとなるため、オイル吐出口611から吐出されたオイルがオイル流通孔214に流入しやすくなる。その結果、オイルフィルムダンパ50へのオイルの供給が促されて、オイルフィルムダンパ50におけるオイルの潤滑性が一層向上し、充分なダンピング効果を得ることができ、異音の発生防止や運転効率の向上を一層図ることができる。
本例では、図2に示すように、オイル流通孔214は、ロータシャフト10の軸心10d及びオイル供給路61の中心線Lを含む断面において、当該中心線Lに平行に形成されている。これにより、オイル吐出口611から吐出されたオイルの進行方向とオイル流通孔214の形成方向とが一致するため、オイル流通孔214に流入したオイルが内輪21の内側のオイルフィルムダンパ50に到達しやすくなっている。
また、オイル供給路61の中心線Lとロータシャフト10の軸心10dとのなす角αを45°以下とすることが好ましく、30°以下とすることがさらに好ましく、本例では、30°としている。これにより、オイル供給路61を介してオイル吐出口611から吐出されたオイルが内輪21の内側のオイルフィルムダンパ50に向かって進行してオイルフィルムダンパ50に積極的に注入されるクサビ効果が奏されるため、オイルフィルムダンパ50におけるオイルの潤滑性が向上し、充分なダンピング効果を得ることができ、異音の発生防止や運転効率の向上を一層図ることができる。
本例では、内輪21には、オイルフィルムダンパ50を形成するダンパ形成部211と、ダンパ形成部211と吐出口対向部213との間に、ロータシャフト50の外周面10cとの間にオイルを貯留するオイル貯留部51を形成する貯留部形成部216とが設けられており、貯留部形成部216におけるダンパ形成部211側の壁面216aは、ロータシャフト10の軸心10d及びオイル供給路61の中心線Lを含む断面において、中心線Lに平行に形成されている。これにより、オイル貯留部51にオイル流通孔214を介して供給されたオイルを貯留することができるとともに、オイル流通孔24からオイル貯留部51に流入するオイルによって、オイル貯留部51に貯留されたオイルをダンパ形成部211側の壁面216aに沿ってオイルフィルムダンパ50に供給することができる。これにより、オイル貯留部51に貯留されたオイルが上記クサビ効果により積極的にオイルフィルムダンパ50に供給されるため、オイルフィルムダンパ50において、充分なダンピング効果を得ることができ、異音の発生防止や運転効率の向上をより一層図ることができる。
また、本例では、内輪21には、ダンパ形成部211におけるオイル貯留部61と反対側に、オイルフィルムダンパ50に供給されたオイルを排出するオイル排出部52を形成する排出部形成部218が形成されており、オイル排出部52に対向する位置にはオイル排出部52から排出されたオイルをロータシャフト10の径方向外側に飛散させるオイルスリンガー8が設けられている。これにより、オイルフィルムダンパ50に供給されたオイルを、オイル排出部52及びオイルスリンガー8によって、オイルフィルムダンパ50から排出しやすくなり、ハウジング30内におけるオイルの循環が促されることとなる。これにより、オイルフィルムダンパ50からの排油性を向上させて、オイルフィルムダンパ50への注油性を向上させることができる。その結果、オイルがハウジング30内に充満して、ハウジング30の外部に漏れ出ることを防止することができる。
本例では、リテーナ60に補助オイル供給路62を設け、内輪21に補助オイル供給孔217を設けて、中央領域212から内輪21の内側にオイルを供給することとしたが、オイル供給路61及びオイル流通孔214によってオイルフィルムダンパ50に十分なオイルが供給できる場合には、補助オイル供給路62及び補助オイル供給孔217を設けないこととしてもよい。
本例によれば、異音の発生防止や運転効率の向上が図られるとともに、製造コストの低減が図られるターボチャージャ用軸受機構1を提供できる。
1 ターボチャージャ用軸受機構
10 ロータシャフト
10c 外周面
100 回転体アッシー
11 タービンインペラ
12 コンプレッサインペラ
20 ボールベアリング
21 内輪
22 外輪
30 ハウジング
40 係合部材
50 オイルフィルムダンパ
60 リテーナ
61 オイル供給路
611 オイル吐出口
8 オイルスリンガー

Claims (5)

  1. 一端にタービンインペラが取り付けられ、他端にコンプレッサインペラが取り付けられたロータシャフトと、
    互いに回転可能に支持された内輪と外輪とを備えるとともに、上記内輪には係合部材を介して上記ロータシャフトが係合されているボールベアリングと、
    上記外輪を保持するリテーナと、
    上記ロータシャフト、上記ボールベアリング、上記係合部材及び上記リテーナを収納するハウジングと、
    を備え、
    上記内輪と上記ロータシャフトの外周面との間にはオイルが膜状に介在してオイルフィルムダンパが形成されており、
    上記リテーナは、上記オイルを流通させるとともに、上記ロータシャフトに近づくほど上記オイルフィルムダンパに近づくように傾斜したオイル供給路を有し、該オイル供給路は該オイル供給路を流通するオイルを上記内輪に向けて吐出するオイル吐出口を上記内輪側の端部に有し、
    上記内輪は、円筒状に形成されるとともに、上記オイル吐出口から吐出されるオイルの吐出方向に対向する吐出口対向部を有し、該吐出口対向部には、上記オイル吐出口から吐出されたオイルを上記内輪の内側に流通させて上記オイルフィルムダンパに供給するオイル流通孔が形成されていることを特徴とするターボチャージャ用軸受機構。
  2. 上記オイル供給路は上記リテーナを直線状に貫通するとともに、上記オイル供給路の中心線は上記吐出口対向部と直交することを特徴とする請求項1に記載のターボチャージャ用軸受機構。
  3. 上記オイル供給路の中心線と上記ロータシャフトの軸心とのなす角が45°以下であることを特徴とする請求項2に記載のターボチャージャ用軸受機構。
  4. 上記内輪には、上記オイルフィルムダンパを形成するダンパ形成部と、該ダンパ形成部と上記吐出口対向部との間に、上記ロータシャフトの外周面との間にオイルを貯留するオイル貯留部を形成する貯留部形成部とが設けられており、該貯留部形成部における上記ダンパ形成部側の壁面は、上記ロータシャフトの軸心及び上記オイル供給路の中心線を含む断面において、該中心線に平行に形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のターボチャージャ用軸受機構。
  5. 上記内輪には、上記ダンパ形成部における上記オイル貯留部と反対側に、上記オイルフィルムダンパに供給されたオイルを排出するオイル排出部を形成する排出部形成部が形成されており、該オイル排出部に対向する位置には該オイル排出部から排出されたオイルを上記ロータシャフトの径方向外側に飛散させるオイルスリンガーが設けられていることを特徴とする請求項4に記載のターボチャージャ用軸受機構。
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