JP2016113806A - 掘削孔形状の推定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】特殊なオーガを使用することなく、通常のオーガを用いて、地上における測定作業を行うことのみで、オーガによって形成される掘削孔の形状を、安価にかつ簡単な運用で、信頼性のある推定を行うことが可能な掘削孔形状の推定方法を提供する。
【解決手段】オーガを地表面A位置から地中Bに向けて貫入する貫入作業を、単位作業量毎に複数回に分け、貫入作業の単位作業量が完了する度に、単位作業量当たりのオーガの、地表面位置から地中への貫入量Lと、地表面位置における掘削孔Hを経過する鉛直線Fに対しオーガがなす傾斜角とを測定する測定作業を行い、各測定作業で得られる貫入量及び傾斜角を用いて、複数回の単位作業量完了時それぞれにおける、掘削孔の深度dlと地表面位置における掘削孔に対するオーガの水平方向ずれ量Dとを複数算定し、算定された複数の深度及び水平方向ずれ量を、測定作業順に順次積算して、掘削孔の形状を推定する。
【選択図】図5

Description

本発明は、特殊なオーガを使用することなく、通常のオーガを用いて、地上における測定作業を行うことのみで、オーガによって形成される掘削孔の形状を、安価にかつ簡単な運用で、信頼性のある推定を行うことが可能な掘削孔形状の推定方法に関する。
杭などの施工において、掘削孔(杭孔)は、杭打設機等の掘削機に備えた単軸のオーガを回転駆動し、当該オーガを地中に貫入していくことで形成される。掘削孔は、例えば鉛直に真っ直ぐに形成することが必要であるが、実際には孔曲がりが生じてしまう。掘削孔の地中における孔曲がりは、地層分布や地盤の硬軟に影響されると共に、地表面に設置された掘削機の鉛直精度によっても孔曲がりは生じ、そしてまた、この孔曲がりが地表面位置におけるオーガの傾きに反映することが考えられる。掘削孔に打設される杭については、このような実情を踏まえて、設計上の杭の杭芯位置と実際の杭の杭芯位置のずれは100mm以下、杭の傾斜角(杭下端の中心と杭頭の中心とのずれを杭長で割った値)は杭長の1/100(無次元数)以下であることが求められている。
オーガによって形成される掘削孔の作成状態を計測する技術として、特許文献1が知られている。特許文献1の「オーガボーリングによる掘削孔の変位量計測方法」は、複数本のオーガロッドを接続して地中を掘削するオーガボーリングであって、地上にて掘削基準点のX−Y座標を設定し、各オーガロッドの長さ方向中間位置に設置した傾斜計により、鉛直方向に対する各オーガロッドの傾斜量を計測するとともに、深度検出器により計測した掘削孔深度によりオーガロッドの地中埋没長を算出し、上記各傾斜量と上記地中埋没長及び予め計測した各オーガロッド長とにより各オーガロッドの変位量を求め、これをX,Y成分毎に累計し、上記掘削基準点に対するオーガロッドの回転角度をもとに上記累計したX,Y成分を座標交換して前記掘削基準点に対する先端オーガロッドの変位座標を算出するようにしている。
特公平7−88744号公報
特許文献1では、傾斜計を設置した特殊なオーガロッドを施工本数分準備する必要があって、コストアップになってしまう。また、各オーガロッドの傾斜計からの傾斜量の信号を地上で取得しなければならず、そのための電気回路が必要であったり、そしてまた、掘削孔の施工という環境下での電気回路の信頼性が求められるなど、変位量計測方法を容易に運用することが難しいと考えられる。
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、特殊なオーガを使用することなく、通常のオーガを用いて、地上における測定作業を行うことのみで、オーガによって形成される掘削孔の形状を、安価にかつ簡単な運用で、信頼性のある推定を行うことが可能な掘削孔形状の推定方法を提供することを目的とする。
本発明にかかる掘削孔形状の推定方法は、オーガを地中に貫入して掘削孔を形成するに際し、上記オーガを地表面位置から地中に向かって貫入する貫入作業を、単位作業量毎に複数回に分け、上記貫入作業の上記単位作業量が完了する度に、単位作業量当たりの上記オーガの、上記地表面位置から地中への貫入量と、該地表面位置における掘削孔を経過する鉛直線に対し該オーガがなす傾斜角とを測定する測定作業を行い、各測定作業で得られる貫入量及び傾斜角を用いて、複数回の単位作業量完了時それぞれにおける、地表面位置における掘削孔に対するオーガの水平方向ずれ量を複数算定し、算定された複数の水平方向ずれ量を、測定作業順に順次積算して、掘削孔の形状を推定することを特徴とする。
前記測定作業では、前記地表面位置から上方に突出されている前記オーガの画像が撮影手段で撮影され、該撮影手段から出力された上記オーガの画像がモニターを制御する演算装置に入力されて、該演算装置により、上記オーガの画像を上記モニターに表示する処理、該オーガの前記地表面位置における地中への貫入方向に沿う補助線を生成する処理、該地表面位置における前記掘削孔を経過する前記鉛直線を生成する処理、該鉛直線と該補助線の双方を該モニターに表示する処理、並びに該鉛直線に対する該補助線の傾き角度から前記傾斜角を演算し出力する処理が実行されることを特徴とする。
前記傾斜角の測定作業は、前記オーガを取り囲む周囲の複数の方向から行われることを特徴とする。
前記単位作業量は、単位時間当たりもしくは前記オーガの単位長さ当たりの作業量であることを特徴とする。
本発明にかかる掘削孔形状の推定方法にあっては、特殊なオーガを使用することなく、通常のオーガを用いて、地上における測定作業を行うことのみで、オーガによって形成される掘削孔の形状を、安価にかつ簡単な運用で、信頼性のある推定を行うことができる。
本発明に係る掘削孔形状の推定方法の好適な一実施形態を示す、実施状況を説明する説明図である。 図1に示した掘削孔形状の推定方法により、オーガで掘削される掘削孔の推定形状の最初の様子を説明する説明図である。 図2に示した掘削孔の推定形状の、その後の様子を説明する説明図である。 図3に示した掘削孔の推定形状の、さらにその後の様子を説明する説明図である。 本実施形態に係る掘削孔形状の推定方法におけるオーガの水平方向ずれ量の算定を説明する説明図である。 本実施形態に係る掘削孔形状の推定方法における、地表面位置から地中へのオーガの貫入量(掘削孔の深度)に対する、地表面位置における掘削孔を経過する鉛直線に対しオーガがなす傾斜角(掘削孔(杭)の傾斜角)及び地表面位置における掘削孔に対するオーガの水平方向ずれ量(掘削孔(杭)の偏芯量)の推定結果を示すグラフ図である。 本実施形態に係る掘削孔形状の推定方法における、複数の掘削孔で測定された、地表面位置から地中へのオーガの貫入量(掘削孔の深度)に対する、地表面位置における掘削孔からのオーガの水平方向ずれ量(掘削孔(杭)の偏芯量)の推定量を示すグラフ図である。 本実施形態に係る掘削孔形状の推定方法における、地表面位置から地中へのオーガの貫入量(掘削孔の深度)に対する、オーガ駆動装置の電流値と土質分布の関係を説明するグラフ図である。 本実施形態に係る掘削孔形状の推定方法における、出来形検査と推定値の相関を示すグラフ図である。
以下に、本発明にかかる掘削孔形状の推定方法の好適な一実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る掘削孔形状の推定方法の実施状況を説明する説明図、図2は、図1に示した掘削孔形状の推定方法により、オーガで掘削される掘削孔の推定形状の最初の様子を説明する説明図、図3は、図2に示した掘削孔の推定形状の、その後の様子を説明する説明図、図4は、図3に示した掘削孔の推定形状の、さらにその後の様子を説明する説明図、図5は、本実施形態に係る掘削孔形状の推定方法におけるオーガの水平方向ずれ量の算定を説明する説明図、図6は、本実施形態に係る掘削孔形状の推定方法における、地表面位置から地中へのオーガの貫入量(掘削孔の深度)に対する、地表面位置における掘削孔を経過する鉛直線に対しオーガがなす傾斜角(掘削孔(杭)の傾斜角)及び地表面位置における掘削孔に対するオーガの水平方向ずれ量(掘削孔(杭)の偏芯量)の推定結果を示すグラフ図、図7は、本実施形態に係る掘削孔形状の推定方法における、複数の掘削孔で測定された、地表面位置から地中へのオーガの貫入量(掘削孔の深度)に対する、地表面位置における掘削孔からのオーガの水平方向ずれ量(掘削孔(杭)の偏芯量)の推定量を示すグラフ図、図8は、本実施形態に係る掘削孔形状の推定方法における、地表面位置から地中へのオーガの貫入量(掘削孔の深度)に対する、オーガ駆動装置の電流値と土質分布の関係を説明するグラフ図、図9は、本実施形態に係る掘削孔形状の推定方法における、出来形検査と推定値の相関を示すグラフ図である。
図1に示すように、本実施形態に係る掘削孔形状の推定方法は、主として、杭などを打設する掘削孔H(図2等参照)を形成するオーガ1と、現場に設置され、オーガ1を回転駆動して地表面Aから地中Bに貫入するオーガ駆動装置2と、現場に設置され、地表面A位置におけるオーガ1の地中Bへの貫入作業状態を撮影するための撮影手段3と、撮影手段3で撮影されて当該撮影手段3から出力されるオーガ1の画像Cが入力され、当該画像Cを利用して測定作業を実行するのに供される演算装置4及びモニター5等の測定用機器とを用いて実施される。
オーガ1による掘削孔Hの施工自体は従来周知である。すなわち、オーガ駆動装置2の支柱2aに設けられた振れ止め2bに、上下方向へ移動自在に保持されたオーガ1は、支柱2aにガイドされて下降移動されるオーガヘッド2cにより回転駆動されて、地中Bへ向かって圧入される。
これにより、オーガ1は、地表面A位置から地中Bに向けて貫入され、掘削孔Hが、例えば鉛直下向き方向へ形成される。そして、支柱2a下部に達したオーガヘッド2cの支柱2a上部への盛り替えと、地中Bへ貫入されたオーガ1に対する、追加のオーガ1の継ぎ足しを繰り返すことにより、設計深度(必要深度)に達する掘削孔Hが形成されていく。
次に、測定用機器について説明する。測定用機器は、撮影手段3と演算装置4、モニター5などを含む、いわゆるトータルステーションとも称される構成を備える。
オーガ1は、地中B内部に貫入された部分と、オーガ駆動装置2の支柱2aに、振れ止め2bを介して保持されて、地表面A位置から上方に突出されている部分とがあり、地表面A上に露出されている部分のオーガ1が撮影手段3で撮影されて、オーガ1の画像Cが生成される。撮影手段3は例えば、現場に設置される三脚3aに装着され、撮影操作が可能であると共に、撮影した画像Cをデータとして出力することが可能なCCDカメラ3bで構成される。
本実施形態では、撮影手段3は、オーガ1を取り囲む周囲の複数の方向に設置され、複数の方向から撮影が行われる。図示例では、オーガ1を中心として、互いに直交するx方向及びy方向の二方向に撮影手段3が設置されて、これら二方向から撮影が行われる。
CCDカメラ3bから出力されるオーガ1の画像Cのデータは、演算装置4に入力される。演算装置4にはモニター5が接続され、モニター5は、演算装置4で制御されて、撮影手段3から出力された画像Cのデータや演算装置4で演算した結果等、各種情報を表示する。オーガ1の画像Cは、モニター5上で、上下方向が鉛直方向となるようにセットされる。言い換えれば、CCDカメラ3bによる撮影にあたり、撮影画像Cの上下方向が鉛直方向であるように、セットされる。
演算装置4は、少なくとも、(1)オーガ1の画像Cをモニター5に表示する処理、(2)オーガ1の地表面A位置における地中Bへの貫入方向に沿う補助線Eを生成する処理、(3)地表面A位置における掘削孔Hを経過する鉛直線Fを生成する処理、(4)鉛直線Fと補助線E双方をモニター5に表示する処理、並びに(5)鉛直線Fに対する補助線Eの傾き角度θ(後述する傾斜角Gに対応)を演算し出力する処理を実行する。
補助線Eを生成する処理については、演算装置4が、オーガ1の画像Cから抽出される陰影等のデータに基づき演算処理を行って、例えばオーガ1の側縁を特定し、さらに演算処理を行って、このオーガ1の側縁に沿う直線を、オーガ1の地表面A位置における地中Bへの貫入方向に沿う補助線Eとして自動生成する。あるいは、オペレータによる操作で、当該補助線Eを生成するようにしても良い。この補助線Eは、演算装置4の演算結果として、モニター5に表示される。
鉛直線Fを生成する処理については、演算装置4が、モニター5上の上下方向を鉛直方向として鉛直線Fを生成し、モニター5に表示する。
図1の説明図では、モニター5上には、x−y二方向の、振れ止め2b位置におけるオーガ1の撮影画像Cが示されていて、演算装置4は、x−y二方向それぞれについて、補助線E及び鉛直線Fの双方をモニター5に、重ね合わせ可能に表示する。
補助線Eは、地表面A位置から振れ止め2bまでの間でオーガ1に湾曲変形や屈曲変形がないものと仮定して、振れ止め2b位置と掘削孔Hの地表面A位置とで同一の傾き角度θで生成され、オーガ1の地表面A位置における地中Bへの貫入方向に沿うものである。
鉛直線Fは、モニター5上のどの位置でも鉛直であって、本実施形態に係る掘削孔形状の推定方法の意味合いでは、地表面A位置における掘削孔Hを経過するものである。オーガ1の画像Cは、振れ止め2b位置ではなく、掘削孔Hの地表面A位置におけるオーガ1を撮影したものであっても良いことはもちろんである。
演算装置4は、モニター5上に表示される鉛直線F及び補助線Eのデータに基づき、鉛直線Fに対し、補助線Eがなす傾き角度θ(傾斜角G)を自動演算する処理を実行し、その結果がモニター5上に表示される。モニター5上に表示される情報はすべて、演算装置4に接続されたプリンタなどの出力装置や記憶装置に出力することが可能である。
図2から図4には、推定される、オーガ1で形成される掘削孔形状の推移が示されている。掘削孔Hの形状、すなわち掘削孔Hの地中Bにおける孔曲がりは、背景技術で説明したように、地層分布や地盤の硬軟に影響されると共に、地表面Aに設置されたオーガ駆動装置2の鉛直精度によっても孔曲がりは生じ、そしてまた、この孔曲がりが地表面A位置におけるオーガ1の傾きに反映することが考えられる。また、施工中におけるオーガ1の傾きの調整によっても、もちろん孔曲がりが発生する。
杭、すなわち掘削孔Hを形成するオーガ1の鉛直方向に対する傾斜角Gは、上述したように1/100よりも僅かなものである。
本実施形態に係る掘削孔形状の推定方法では、オーガ1を地表面A位置から地中Bに向かって貫入する貫入作業を、単位作業量毎に複数回に分けること、並びに貫入作業の単位作業量が完了する度に、上記測定用機器で測定作業を行うこと、を作業条件として、掘削孔形状が推定される。
すなわち、本実施形態では、単位作業量の貫入作業と測定作業とが交互に繰り返し実施されて、必要深度(設計深度)の掘削孔Hが形成され、そしてまた掘削孔形状が推定される。
単位作業量とは、オーガ1が一定長さ(これを単位長さという)Lだけ、地表面A位置から地中Bに貫入される、当該オーガ1の単位長さ当たりの作業量であっても良いし、あるいはオーガ1が一定時間(これを単位時間という)だけ回転駆動されて地中Bに貫入される、当該オーガ1の単位時間当たりの作業量であっても良い。
単位時間当たりの作業量を単位作業量とした場合、地層等の影響から、当該単位作業量当たりのオーガ1の地中Bへの貫入長さは、必ずしも一定とはならない。以下、単位作業量が、オーガの単位長さ(L)当たりの作業量である場合を例にとって説明する。
上記作業条件でのオーガ1による掘削孔Hの形成では、例えば、第1回目の単位作業量の施工作業として、オーガ1が、地表面A位置において、鉛直方向(鉛直線F)に対し、僅かながらの傾き角度θ1 がある状態(補助線E参照)で、オーガ1の一定長さLだけ、地表面A位置から地中Bへ向かって掘削孔Hが形成される(図2(A)参照)。
第1回目の単位作業量による掘削孔Hの形成が完了したら、このとき、第1回目の測定作業を行う。
第2回目の単位作業量の施工作業において、地表面A位置におけるオーガ1の傾き角度θ2 が、鉛直方向(鉛直線F)に対し、変化したとして(図2(B)参照:θ1 →θ2 )、変化した傾き角度θ2 で(補助線E参照)、オーガ1はさらに地中に向かって掘削孔Hの形成を継続する(図3(C)参照)。
第2回目の単位作業量による掘削孔Hの形成が完了したら、第1回目の単位作業量完了後と同様に、第2回目の測定作業を行う。
そしてまた、第3回目の単位作業量の施工作業において、地表面A位置におけるオーガ1の傾き角度θ3 が、さらに鉛直方向(鉛直線F)に対し、変化したとして(図3(D)参照:θ2 →θ3 )、変化した傾き角度θ3 で(補助線E参照)、オーガ1はさらに地中Bに向かって掘削孔Hの形成を継続する(図4参照)。
第3回目の単位作業量による掘削孔Hの形成が完了したら、第1回目及び第2回目の単位作業量完了後と同様に、第3回目の測定作業を行う。
このようにして貫入作業と測定作業が繰り返され、図5(A)に示すように、掘削孔Hが形成されていく。図5(A)は、単位作業量の繰り返しで形成される掘削孔Hの推定状況を概念的に示している。
このような掘削孔Hの施工状況に関し、
(1)各単位作業量毎に、地表面A(GL)位置から地中Bに貫入される一定長さL部分のオーガ1の傾斜角G(傾き角度θ)は、その後継続される単位作業量によって地表面A位置から地中Bに貫入される他の一定長さL部分のオーガ1の傾斜角Gの変化に関わらず、一定を保つ、
(2)オーガ1は、湾曲変形されたり、屈曲変形されない、
という仮定の下に、測定作業で得られる貫入量L及び傾斜角Gを用いて、オーガ1の水平方向ずれ量Dを算定する算定作業が行われる。
図5(B)は、水平方向ずれ量Dの算定を説明するための概念図であって、オーガ1の地表面A位置から地中Bへの貫入状態について、単位作業量当たりのオーガ1の、地表面A位置から地中Bへの貫入量Lと、上記測定用機器で測定される、鉛直線Fに対する補助線Eの傾き角度θとから、地表面A位置における掘削孔Hに対するオーガ1の水平方向ずれ量Dを算定する際の原理が示されている。
傾斜角Gは、測定用機器のモニター5上に表示される鉛直線F及び補助線Eのデータに基づき演算装置4で演算される、鉛直線Fに対し、補助線Eがなす傾き角度θから算出される。
単位作業量のオーガ1の一定長さLは、オーガ1に一定寸法の間隔で印を付すなどすることにより測定される。図示した直角三角形の斜辺の長さが、単位作業量で地表面A位置から地中Bに貫入されるオーガの一定長さ(単位長さ)Lであり、水平方向の底辺の長さが、オーガ1の上記水平方向ずれ量Dであり、二つの辺で挟まれた鉛直方向の残りの縦辺の長さが、掘削孔Hの鉛直方向の深度dlである。
斜辺と縦辺とがなす角度が、地表面A位置における掘削孔Hを経過する鉛直線Fに対しオーガ1がなす傾き角度θで、測定用機器によって測定された補助線Eの、モニター5上における鉛直線Fに対する傾斜角度である。斜辺の長さ、すなわちオーガ1の一定の長さLは単位作業量として設定されるものである。傾き角度θはきわめて微小であり、また傾斜角Gは、掘削孔(杭)の長さ方向と芯ずれ方向の寸法の比であるので、

cosθ=dl/L
dl=L×cosθ≒L

tanθ=G=D/dl(≒L)
D=dl×G
以上のことから、図2から図4について説明すると、図2(A)の第1回目の単位作業量では、掘削孔Hの深度dl1 及び水平方向ずれ量D1 は、それぞれ
dl1 =L, D1 =dl1 ×G1
であり、図3(C)の第2回目の単位作業量では、
dl2 =L, D2 =dl2 ×G2
であって、第1回目の単位作業量における深度dl1 及び水平方向ずれ量D1 を積算すると、
dli =dl1 +dl2 =2L, Di =dl1 ×G1 +dl2 ×G2
であり、図4の第3回目の単位作業量では、
dl3 =L, D3 =dl3 ×G3
であって、第1回目及び第2回目の単位作業量における深度dl1 ,dl2 及び水平方向ずれ量D1 ,D2 を積算すると、
dli =dl1 +dl2 +dl3 =3L,
i =dl1 ×G1 +dl2 ×G2 +dl3 ×G3
であって、これを一般化すると、式(1)が得られる。
Figure 2016113806
すなわち、本実施形態に係る掘削孔形状の推定方法では、単位作業量が完了する度に行われる各測定作業で得られる貫入量L及び傾斜角Gを用いて、複数回の単位作業量完了時それぞれにおける、地表面A位置における掘削孔Hに対するオーガ1の水平方向ずれ量Dを複数算定し、算定された複数の水平方向ずれ量Dを、測定作業順に順次積算する。
これにより、掘削孔Hの形成開始から完了までの間の、設計上の掘削孔Hに対する、形成された掘削孔Hの水平方向ずれ量Dの推移と、掘削孔Hの深度dlが推定される。
次に、本実施形態に係る掘削孔形状の推定方法が適用された鹿児島県鹿屋市の甫木水門改築工事での結果について説明する。新水門の基礎杭は、径700mmが96本、径450mmが44本、径350mmが40本である。
図6には、上記式(1)によって推定した、深度dl毎(単位作業量完了時毎)のx−y直交二方向の掘削孔(杭)Hの傾斜角G(Gx ,Gy ;一点鎖線)と水平方向ずれ量(偏芯量)D(Dx ,Dy ;実線)の一例が示されている。概ね、掘削孔Hの傾斜角Gは、1/100以下に抑えられながらも、掘削孔Hが徐々に一定方向へ位置ずれする結果となっている。
図7には、掘削孔(杭)Hの全数から抽出した複数の掘削孔Hについて、x−y直交二方向の変位を合成した水平方向ずれ量(偏芯量)Dが示されている。深度40mにおける掘削孔H先端の水平方向ずれ量(偏芯量)Dは概ね20cm以下となっており、平均傾き角度(平均傾斜角)は1/200となっている。
一部の掘削孔Hでは、20〜30cmの偏芯となっているが、深度30m付近で傾斜角Gがやや増加する傾向が見られ、図8に示した土質柱状図からして、シルト質砂層から一次シラス層に土質の変化があり、地質の変化との相関が窺える。
さらに図8には、比較的水平方向ずれ量(偏芯量)Dの大きいオーガ駆動装置2の電流値が示されている。深度dlが20m付近と、30m以深で、電流値が大きくなる傾向が見られ、土質状況を反映して電流値が変動しているものと考えられる。
以上のことから、傾斜角Gによる掘削孔Hの水平方向ずれ量(杭偏芯量)の推定値は、土質柱状図や電流値との相関関係があり、この観点から、地中における掘削孔(杭)Hの孔曲がり、すなわち掘削孔形状を、一定評価できていて、合目的的な形状推定を行うことができているといえる。
この改築工事では、先堀した掘削孔Hに既成杭を挿入しており、出来形検査では地表部分の杭頭の傾斜角と杭芯の偏芯量を計測している。既成杭は十分に剛な構造体であり、ほぼ掘削孔Hの傾斜に沿って設置されることになる。従って、杭頭の傾斜角は掘削孔Hの傾斜角Gを反映していると考えられる。
図9には、複数の掘削孔Hについて、本実施形態に係る掘削孔形状の推定方法で算定された掘削孔Hの水平方向ずれ量(杭偏芯量)Dの推定値による傾斜角Gと、出来形検査による傾斜角の比較を示している。推定値(傾斜角G)は、地表面位置(0m)から深度10mの掘削孔Hの傾斜角Gの平均値を示しているが、出来形検査の傾斜角は、推定値の比較的に浅層部の傾斜角Gを反映していると想定している。
推定値の傾斜角Gと出来形検査の傾斜角の相関係数は0.60であり、出来形検査との比較によっても、推定値による掘削孔(杭)Hの孔曲がり、すなわち掘削孔形状を、一定評価できていて、合目的的な形状推定を行うことができているといえる。
本実施形態に係る掘削孔形状の推定方法は、記録されたオーガ1の画像C等を用いて掘削孔形状を推定できることはもちろんのこと、掘削孔Hを形成しつつリアルタイムで当該方法を実施して形状推定を行うこともでき、リアルタイムであれば、オーガ1の傾斜角Gを逐一調整することで孔曲がりを修正することも可能であって、施工管理の精度を向上することができる。
以上説明した本実施形態に係る掘削孔形状の推定方法は、オーガ1を地表面A位置から地中Bに向かって貫入する貫入作業を、単位作業量毎に複数回に分け、貫入作業の単位作業量が完了する度に、単位作業量当たりのオーガ1の、地表面A位置から地中Bへの貫入量Lと、地表面A位置における掘削孔Hを経過する鉛直線Fに対しオーガ1がなす傾斜角Gとを測定する測定作業を行い、各測定作業で得られる貫入量L及び傾斜角Gを用いて、複数回の単位作業量完了時それぞれにおける、掘削孔Hの深度dlと地表面A位置における掘削孔Hに対するオーガ1の水平方向ずれ量Dを複数算定し(傾斜角Gは僅かであるので、貫入量Lをもって深度dlとすることができ、算定する必要は殆どない)、算定された複数の深度dl及び水平方向ずれ量Dを、測定作業順に順次積算して、設計深度へ向かって掘削孔Hの形状を推定するので、地中部分のオーガ1を観測することなく、オーガ1に対し、地上における測定作業を行うことのみで、掘削孔Hの形状を推定することができる。上記推定方法では、深度dlがほぼ各単位作業量におけるオーガ1の貫入量Lであるので、合理的には、オーガ1の上記傾斜角Gを測定して、上記水平方向ずれ量Dのみを算定すれば、掘削孔形状を推定することができる。
従って、特殊なオーガを使用する必要はなく、また地上での計測で実施できるので、安価にかつ簡単な運用で、信頼性のある掘削孔形状の推定を行うことができる。
測定作業では、地表面A位置から上方に突出されているオーガ1の画像Cが撮影手段3で撮影され、撮影手段3から出力されたオーガ1の画像Cがモニター5を制御する演算装置4に入力されて、演算装置4により、オーガ1の画像Cをモニター5に表示する処理、オーガ1の地表面A位置における地中Bへの貫入方向に沿う補助線Eを生成する処理、地表面A位置における掘削孔Hを経過する鉛直線Fを生成する処理、鉛直線Fと補助線Eの双方をモニター5に表示する処理、並びに鉛直線Fに対する補助線Eの傾き角度θから傾斜角Gを演算し出力する処理が実行されるので、地上でオーガ1の画像Cのデータのみを入手することで、その余は、演算装置4による演算処理によって測定作業を完了できて、推定作業の省力化を達成することができる。
また、オーガ1の水平方向ずれ量Dを単位作業量完了毎に複数算定すること、そしてまた水平方向ずれ量Dの積算も、当該演算装置4で処理することができ、方法の実施に用いる設備を合理化できると共に、リアルタイムで掘削孔形状の推定をスムーズかつ容易に行うことができて、掘削孔Hを施工しながら、掘削孔形状の推定作業を実施することができる。
傾斜角Gの測定作業を、オーガ1を取り囲む周囲の複数の方向、少なくともx−y二方向から行うようにしたので、掘削孔形状の推定精度を向上することができる。
上記実施形態では、鉛直方向に掘削される掘削孔形状の推定について説明したが、掘削孔Hは、斜め方向に掘削されるものであっても良いことはもちろんである。この場合、鉛直線Fに対するオーガ1がなす傾斜角G及び鉛直線Fに対して補助線Eがなす傾き角度θについて、形成すべき斜め方向の掘削孔Hの傾きを、上記傾斜角G及び傾き角度θに対する補正量として算入して実施するようにすればよい。
なお、傾斜角Gが大きい場合や、より高い精度が求められる場合は、上記cosθから正確な深度dlを求めるようにすればよい。
1 オーガ
3 撮影手段
4 演算装置
5 モニター
A 地表面
B 地中
C オーガの画像
D 地表面位置における掘削孔に対するオーガの水平方向ずれ量
E オーガの地表面位置における地中への貫入方向に沿う補助線
F 地表面位置における掘削孔を経過する鉛直線
G 地表面位置における掘削孔を経過する鉛直線に対しオーガがなす傾斜角
H 掘削孔
L オーガの地表面位置から地中への貫入量
θ 鉛直線に対する補助線の傾き角度

Claims (4)

  1. オーガを地中に貫入して掘削孔を形成するに際し、
    上記オーガを地表面位置から地中に向かって貫入する貫入作業を、単位作業量毎に複数回に分け、
    上記貫入作業の上記単位作業量が完了する度に、単位作業量当たりの上記オーガの、上記地表面位置から地中への貫入量と、該地表面位置における掘削孔を経過する鉛直線に対し該オーガがなす傾斜角とを測定する測定作業を行い、
    上記各測定作業で得られる上記貫入量及び上記傾斜角を用いて、複数回の上記単位作業量完了時それぞれにおける、上記地表面位置における上記掘削孔に対する上記オーガの水平方向ずれ量を複数算定し、
    算定された上記水平方向ずれ量を、上記測定作業順に順次積算して、上記掘削孔の形状を推定することを特徴とする掘削孔形状の推定方法。
  2. 前記測定作業では、前記地表面位置から上方に突出されている前記オーガの画像が撮影手段で撮影され、該撮影手段から出力された上記オーガの画像がモニターを制御する演算装置に入力されて、
    該演算装置により、上記オーガの画像を上記モニターに表示する処理、該オーガの前記地表面位置における地中への貫入方向に沿う補助線を生成する処理、該地表面位置における前記掘削孔を経過する前記鉛直線を生成する処理、該鉛直線と該補助線の双方を該モニターに表示する処理、並びに該鉛直線に対する該補助線の傾き角度から前記傾斜角を演算し出力する処理が実行されることを特徴とする請求項1に記載の掘削孔形状の推定方法。
  3. 前記傾斜角の測定作業は、前記オーガを取り囲む周囲の複数の方向から行われることを特徴とする請求項1または2記載の掘削孔形状の推定方法。
  4. 前記単位作業量は、単位時間当たりもしくは前記オーガの単位長さ当たりの作業量であることを特徴とする請求項1〜3いずれかの項に記載の掘削孔形状の推定方法。
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