JP2016112283A - 電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、図1から図9に基づいて、本発明の実施形態1に係る電気掃除機10の説明を行なう。本実施形態に係る電気掃除機10は、図1に示すように、本体側吸引管22を備える電気掃除機本体20と、前記本体側吸引管22に連結可能な吸引管52を備え、被清掃面に沿って摺動する摺動面55に塵埃吸引口55hが形成された吸込口体50とを備えている。ここで、図2に示すように、電気掃除機本体20の本体側吸引管22と吸込口体50の吸引管52とを第2延長吸引管54で連結する構成でも可能である。ここで、図中に示す前後左右、及び上下は、電気掃除機10の前後左右、及び上下に対応している。
電気掃除機本体20は、図1、図2等に示すように、左右の半割ケースを相互に組み合わせてネジ止めすることにより略筒状に形成されるケース21を備えている。ケース21の先端部には、本体側吸引管22が挿通される接続口21fが設けられている。ケース21の接続口21fの内側には、図3に示すように、本体側吸引管22の基端部21mをケース21に連結する連結機構21xが設けられている。また、ケース21の上面前半部には、図1、図2に示すように、電気掃除機本体20の掃除機用フィルタ33を交換する際に開閉される上面蓋部21cが設けられている。さらに、ケース21の後部の左右側面には、複数のスリットからなる排気口21eが設けられている。また、ケース21の後部には、後方に張り出すようにグリップ部21gが設けられており、そのグリップ部21gの上端位置にメインスイッチ38(図3参照)を操作するスイッチ操作部21sが設けられている。
次に、図5に基づいて電気掃除機10の全体配線系統について説明する。電気掃除機本体20の排気室47に設けられた制御回路用基板36には、バッテリ39が電源線Lp,Lnを介して接続されている。また、制御回路用基板36には、メインスイッチ38が制御線C1,C2により接続されている。さらに、制御回路用基板36には、動力線P1,P2により送風機35を駆動させるメインモータ37が接続されている。また、制御回路用基板36には、動力線P3,P4により吸込口体50の回転ブラシ駆動用モータ57が接続されている。制御回路用基板36は、メインスイッチ38がオン操作されることで、バッテリ39の電力をメインモータ37と回転ブラシ駆動用モータ57とに供給して両モータ37,57を駆動させる。
吸込口体50の回転ブラシ駆動用モータ57は、図5に示すように、動力線P3,P4を介して制御回路用基板36に接続されている。また、一方の動力線P3の途中位置には、抵抗可変素子61が回転ブラシ駆動用モータ57に対して直列になるように接続されている。抵抗可変素子61は、正の温度係数を持つサーミスタであり、常温での抵抗値が約0.1Ω程度である。このため、通常の運転では、抵抗可変素子61が回転ブラシ駆動用モータ57に供給する電流を妨げることはほとんどない。しかし、回転ブラシ駆動用モータ57に負荷が加わって負荷電流が増大すると、その負荷電流により抵抗可変素子61が発熱して抵抗値が増大する。即ち、抵抗可変素子61は、自身の温度が約120℃〜130℃を超える頃から抵抗値が約1000Ωを超えるまで急激に増大する。これにより、回転ブラシ駆動用モータ57の負荷電流が制限されて、制御回路用基板36等の保護が図られるようになる。なお、抵抗可変素子61の温度が常温まで低下すると、抵抗値は約0.1Ω程度まで戻るようになる。
吸込口体50の回転ブラシ駆動用モータ57と電気掃除機本体20の制御回路用基板36とを接続する動力線P3,P4は、図6に示すように、電気掃除機本体20のケース21内に配線される。即ち、制御回路用基板36から出た動力線P3,P4は、排気室47の天井壁27の上側を通って送風機室45の上部まで配線される。さらに、動力線P3,P4は、送風機室45と集塵室41とを仕切る略半円形の半円縦壁26と送風機室45の内壁面との角部に沿って前記送風機室45の上部から下部まで配線される。ここで、送風機室45の内壁面には、図8に示すように、支持リブ45rが半円縦壁26と一定隙間を介して形成されており、その支持リブ45rと半円縦壁26間に動力線P3,P4が挟まれて保持される。さらに、支持リブ45rは、送風機室45の内壁面の上部と中央部と下部の三箇所に設けられている。このため、送風機35の振動等で動力線P3,P4が位置ずれすることがなくなる。
本実施形態に係る電気掃除機10によると、回転ブラシ駆動用モータ57(電気部品)には、抵抗可変素子61がその回転ブラシ駆動用モータ57に電力を供給する動力線P3,P4(電線)を介して電気的に直列接続されている。また、抵抗可変素子61は、自身を流れる電流が増大することで温度が上昇し、前記温度が所定温度より上昇することで抵抗値が急増するように構成されている。このため、回転ブラシ駆動用モータ57に過剰な電流が流れると、抵抗可変素子61の温度が上昇して抵抗値が急増し、電流が低く抑えられる。また、前記抵抗可変素子61は、電気掃除機本体20に設けられているため、電気掃除機本体20の本体側吸引管22から吸込口体50の吸引管52等が外された状態で、仮に、前記本体側吸引管22の動力線P3,P4が短絡しても、その短絡電流が抵抗可変素子61を流れるようになる。このため、抵抗可変素子61の働きで短絡電流が低く抑えられる。
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、抵抗可変素子61を電気掃除機本体20のケース21内の前下部空間44に収納する例を示した。しかし、前記抵抗可変素子61を制御回路用基板36の近くに位置するグリップ部21gのグリップ室49に収納することも可能である。また、本実施形態では、吸込口体50に設けられた電気部品の一例として回転ブラシ駆動用モータ57を例示した。しかし、吸込口体50に、例えば、振動発生用のモータ等が設けられている場合には、このモータ等を前記電気部品とすることも可能である。また、吸込口体50に照明装置等が設けられている場合には、この照明装置を前記電気部品とすることも可能である。
21g・・・・グリップ部
21・・・・・ケース
21x・・・・連結機構
22・・・・・本体側吸引管
22m・・・・基端部
30・・・・・吸込口体
33・・・・・掃除機用フィルタ
36・・・・・制御回路用基板
41・・・・・集塵室(通風室)
44・・・・・前下部空間(本体側吸引管の基端部の周囲)
49・・・・・グリップ室
50・・・・・吸込口体
52・・・・・吸引管
54・・・・・延長吸引管
55h・・・・塵埃吸引口
55・・・・・摺動面
57・・・・・回転ブラシ駆動用モータ(電気部品)
61・・・・・抵抗可変素子
P3,P4・・動力線(電線)
Claims (6)
- 本体側吸引管を備える電気掃除機本体と、前記本体側吸引管に連結可能な吸引管を備え、被清掃面に沿って摺動する摺動面に塵埃吸引口が形成された吸込口体と、前記吸込口体に設けられており、前記電気掃除機本体側から前記本体側吸引管に通された電線、前記吸引管に通された電線を介して供給された電力により動作する電気部品とを有する電気掃除機であって、
前記電気掃除機本体には、前記電気部品に電力を供給する前記電線を介してその電気部品と電気的に直列接続される抵抗可変素子が設けられており、
前記抵抗可変素子は、温度に依存して抵抗値が変化するように構成されている電気掃除機。 - 請求項1に記載された電気掃除機であって、
前記抵抗可変素子は、前記電気掃除機本体のケース内で、風が通る通風室と壁により仕切られた空間内に配置されている電気掃除機。 - 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された電気掃除機であって、
前記抵抗可変素子は、前記電気掃除機本体のケース内で、前記電気掃除機本体の制御回路用基板とは分離された状態で配置されている電気掃除機。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載された電気掃除機であって、
電気掃除機本体のケースには本体側吸引管の基端部が連結される連結機構が前記ケースの内側に入り込んだ状態で設けられており、前記抵抗可変素子は、前記ケース内に収納された本体側吸引管の基端部の周囲に配置されている電気掃除機。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載された電気掃除機であって、
前記電気掃除機本体のケースにはグリップ部が設けられており、
前記抵抗可変素子は、前記グリップ部内に配置されている電気掃除機。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載された電気掃除機であって、
前記電気部品に電力を供給する電線は、前記電気掃除機本体のケース内で掃除機用フィルタが収納される集塵室と壁により仕切られた空間内に通されている電気掃除機。
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