JPH0580131U - Bsコンバータ用電源の保護機構 - Google Patents

Bsコンバータ用電源の保護機構

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JPH0580131U
JPH0580131U JP2597492U JP2597492U JPH0580131U JP H0580131 U JPH0580131 U JP H0580131U JP 2597492 U JP2597492 U JP 2597492U JP 2597492 U JP2597492 U JP 2597492U JP H0580131 U JPH0580131 U JP H0580131U
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JP
Japan
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converter
power supply
protection mechanism
circuit
antenna
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Withdrawn
Application number
JP2597492U
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English (en)
Inventor
章治 芦田
Original Assignee
株式会社村田製作所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 BSコンバータ用電源を短絡電流などによる
異常発熱や焼損などから保護するとともに、保守、修理
が不要で、しかも、雑音の発生や接点の劣化などのな
い、信頼性の高いBSコンバータ用電源の保護機構を提
供する。 【構成】 衛星放送受信用のBSアンテナ1と組み合わ
せて用いられるBSコンバータ2にアンテナ線5を介し
てと接続されるBSコンバータ用電源6の電源回路9に
正特性サーミスタ10を組み込む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、衛星放送受信用のBSアンテナと組み合わせて用いられるBSコ ンバータ用電源を短絡などによる異常発熱や焼損から保護するためのBSコンバ ータ用電源の保護機構に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
図2は、衛星放送受信システムを示す図であり、図3は、BSアンテナ側とB Sチューナ側との接続関係を示す回路構成図である。
【0003】 図2及び図3に示すように、この衛星放送受信システムにおいては、BSアン テナ21に取り付けられたBSコンバータ22とBSチューナ23内に配設され たチューナ回路24が、アンテナ線25により接続されている。また、BSチュ ーナ23内に配設されたBSコンバータ用電源26は、電源回路29を介してア ンテナ線25に接続されており、BSコンバータ22への電源供給は、アンテナ 線25を介して行われる。そして、BSチューナ23は、図2に示すように、テ レビジョンセット27やビデオテープレコーダ28に接続されている。
【0004】 しかし、上記従来の、衛星放送受信システムにおいては、例えば、誤配線など により、アンテナ線25が短絡した場合に、BSチューナ23内に配設されたB Sコンバータ用電源26が異常発熱したり、焼損したりするおそれがあり信頼性 が低いという問題点がある。
【0005】 また、上記問題点を解決するために、BSコンバータ22とBSコンバータ用 電源26とを接続するラインに過電流保護用のヒューズ(図示せず)を挿入する 方法があるが、異常が発生した場合、溶断したヒューズを交換しなければBSコ ンバータ22を使用すること(すなわち、衛星放送を受信すること)ができず、 保守、修理に手間がかかるという問題点がある。
【0006】 さらに、リレーなどを用いる方法も考えられるが、接点のON−OFFにより 雑音が発生して、受信の質が低下するという問題点があり、また、接点の劣化が 生じるため十分な耐久性が得られないという問題点がある。
【0007】 この考案は、上記問題点を解決するものであり、BSコンバータ用電源を短絡 電流などによる異常発熱や焼損などから保護するとともに、自動復帰機能を備え 、保守、修理が不要で、しかも、雑音の発生や接点の劣化などのない、信頼性の 高いBSコンバータ用電源の保護機構を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案のBSコンバータ用電源の保護機構は、 衛星放送受信用のBSアンテナと組み合わせて用いられるBSコンバータに電源 供給するためのBSコンバータ用電源を、短絡電流などによる異常発熱や焼損か ら保護するための保護機構であって、アンテナ線を介してBSコンバータと接続 されるBSコンバータ用電源の電源回路に正特性サーミスタを組み込んだことを 特徴とする。
【0009】
【作用】
アンテナ線が誤配線などにより短絡した場合、アンテナ線と接続するBSコン バータ電源用の電源回路に組み込まれた正特性サーミスタに異常電流(短絡電流 )が流れて正特性サーミスタが発熱し、抵抗値が上昇する。そして、この抵抗値 の上昇により電源回路に流れる異常電流が抑制され、BSコンバータ用電源の異 常発熱や焼損破壊を確実に防止することが可能になる。
【0010】 また、異常状態を取り去るか、電源を停止することにより、正特性サーミスタ の温度が低下し、正常な状態に復帰する(自動復帰する)ため、正特性サーミス タなどの部品を交換したりすることなく、通常の状態に復帰させることが可能に なる。
【0011】 さらに、正特性サーミスタは、リレーなどのように接点をON−OFFさせる ような動作がなく、雑音の発生による受信品質の低下や、接点の劣化を防止する ことができる。
【0012】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図に基づいて説明する。図1はこの考案の一実施例 にかかるBSコンバータ用電源の保護機構の回路構成を示す図であり、図2は、 この考案のBSコンバータ用電源の保護機構を備えた衛星放送受信システムを示 す図である。
【0013】 これらの図に示すように、この実施例のBSコンバータ用電源の保護機構を備 えた衛星放送受信システムにおいて、BSアンテナ1に取り付けられたBSコン バータ2は、アンテナ線5により、BSチューナ3内のチューナ回路4に接続さ れている。さらに、アンテナ線(電源供給線)5にはBSチューナ3内に配設さ れたBSコンバータ用電源6が接続されており、BSコンバータ2への電源供給 は、アンテナ線5を介して行われる。また、BSチューナ3は、テレビジョンセ ット7、ビデオテープレコーダ8などに接続されている。
【0014】 そして、上記BSコンバータ用電源6とアンテナ線5を接続するBSチューナ 3内の電源回路9には、正特性サーミスタ10が組み込まれている。
【0015】 上記のように構成されたこの実施例のBSコンバータ用電源の保護機構(を備 えた衛星放送受信システム)において、アンテナ線5が、誤配線その他の理由で 短絡した場合、BSコンバータ用電源6の電源回路9に挿入された正特性サーミ スタ10に異常電流(短絡電流)が流れ、正特性サーミスタ10が発熱してその 抵抗値が上昇する。その結果、電源回路9に流れる異常電流が抑制され、BSコ ンバータ用電源6の異常電流による発熱や焼損破壊を確実に防止することができ る。
【0016】 また、この実施例のBSコンバータ用電源の保護機構は、異常状態を取り去る か、電源を停止することにより、正特性サーミスタ10の温度が低下して元の状 態に復帰する、いわゆる自己復帰機能を備えているため、ヒューズを用いた場合 のように、修理や部品交換を不要にすることができるとともに、部品交換を考慮 した取付場所に関する制約を排除して、設置性を向上させることができる。
【0017】 さらに、正特性サーミスタ10には、リレーのように接点をON−OFFさせ るような動作がなく、雑音の発生や接点の劣化を防止することができる。
【0018】 また、上記実施例では、テレビジョンセット7とは別に設けられたBSチュー ナ3内の電源回路9に正特性サーミスタ10を組み込んだ場合について説明した が、テレビジョンセット内にBSチューナが収納された、いわゆるBSチューナ 内蔵テレビジョンセットの場合にもこの考案のBSコンバータ用電源の保護機構 を適用することが可能である。さらに、この考案のBSコンバータ用電源の保護 機構は、BSコンバータ用電源及びその電源回路がBSチューナ以外の他の場所 に配設されている場合にも適用することが可能である。
【0019】 また、この考案のBSコンバータ用電源の保護機構においては、正特性サーミ スタの特性に関して特別の制約はなく、使用条件などとの関連において好ましい 特性を有するサーミスタ(正特性サーミスタ)を任意に選択して用いることが可 能である。
【0020】
【考案の効果】
上述のように、この考案のBSコンバータ用電源の保護機構は、アンテナ線を 介してBSコンバータと接続されるBSコンバータ用電源の電源回路に正特性サ ーミスタを組み込むようにしているので、誤配線などによりアンテナ線が短絡し て異常電流が流れた場合に、正特性サーミスタが動作して異常電流を抑制し、異 常電流によるBSコンバータ用電源の異常発熱や焼損破壊を確実に防止すること ができる。
【0021】 また、異常状態を取り去るか、電源を停止することにより、正特性サーミスタ を復帰させ、部品交換などを行うことなしに通常の状態に復帰させることができ る。また、修理や部品交換が不要であるため、取付場所に関する制約を排除して 設置性を向上させることができる。
【0022】 さらに、正特性サーミスタには、接点をON−OFFさせるような動作がない ため、リレーなどを用いた場合に生じる雑音の発生や、接点の劣化を防止して耐 久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例にかかるBSコンバータ用
電源の保護機構を示す回路構成図である。
【図2】この考案のBSコンバータ用電源の保護機構が
組み込まれた衛星放送受信システムを示す図である。
【図3】BSアンテナ側とBSチューナ側との接続関係
を示す回路構成図である。
【符号の説明】
1 BSアンテナ 2 BSコンバータ 3 BSチューナ 4 チューナ回路 5 アンテナ線 6 BSコンバータ用電源 9 電源回路 10 正特性サーミスタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星放送受信用のBSアンテナと組み合
    わせて用いられるBSコンバータに電源供給するための
    BSコンバータ用電源を、短絡などによる異常発熱や焼
    損から保護するための保護機構であって、アンテナ線を
    介してBSコンバータと接続されるBSコンバータ用電
    源の電源回路に正特性サーミスタを組み込んだことを特
    徴とするBSコンバータ用電源の保護機構。
JP2597492U 1992-03-28 1992-03-28 Bsコンバータ用電源の保護機構 Withdrawn JPH0580131U (ja)

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JP2597492U JPH0580131U (ja) 1992-03-28 1992-03-28 Bsコンバータ用電源の保護機構

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JP2597492U JPH0580131U (ja) 1992-03-28 1992-03-28 Bsコンバータ用電源の保護機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0580131U true JPH0580131U (ja) 1993-10-29

Family

ID=12180704

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JP2597492U Withdrawn JPH0580131U (ja) 1992-03-28 1992-03-28 Bsコンバータ用電源の保護機構

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997007571A1 (fr) * 1995-08-11 1997-02-27 Maspro Denkoh Co., Ltd. Dispositif de derivation
JP2016112283A (ja) * 2014-12-17 2016-06-23 株式会社マキタ 電気掃除機

Cited By (3)

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960606