JP2000354568A - 電気掃除機用吸込具並びに電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機用吸込具並びに電気掃除機

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JP2000354568A
JP2000354568A JP11126634A JP12663499A JP2000354568A JP 2000354568 A JP2000354568 A JP 2000354568A JP 11126634 A JP11126634 A JP 11126634A JP 12663499 A JP12663499 A JP 12663499A JP 2000354568 A JP2000354568 A JP 2000354568A
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vacuum cleaner
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孝一 藤田
Tetsuo Imai
哲雄 今井
Shinichi Hoshiide
真一 星出
Katsutaka Murata
克孝 村田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸込室と吸込通路の間に突出した凸部を無く
し、風路抵抗を減少させ、乱気流を防ぐことで静音化で
きるようにする。 【解決手段】 連結管22の一端側部よりリード線C6
7を導き入れ、再び連結管22の他方側部よりリード線
C67を導き出すように構成したので、連結管22の両
脇にコネクターやスイッチ・電動機などの電子部品をリ
ード線で電気的接続を必要とする場合に架橋部などを連
結管22の外に設ける必要性が無く、吸込通路上に障害
が無くなりスムーズな吸込通路が確保されるために乱気
流による騒音や風切音などの騒音を低減し、静音化する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸込具本体内の連
結管を挟んで位置する電子部品収納室および作動室を有
する電気掃除機用吸込具並びにこの電気掃除機用吸込具
を用いた電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機用吸込具は、
図6ないし図7に示すように構成していた。以下、その
構成について説明する。
【0003】図に示すように、吸込具本体1に電動機2
により駆動される回転ブラシ3を内蔵した電気掃除機用
吸込具が知られている。そして、この種の電気掃除機用
吸込具では、下ケース4および上ケース5からなる吸込
具本体1内に、仕切壁6a、6b、7、8により、下方
に開口し回転ブラシ3を内蔵した吸込室9と、これに連
通する吸込通路10と、電動機2を内蔵した作動室11
と、プリント回路基板12を内蔵した電子部品収納室1
3とを区画形成している。また、吸込具本体1の後部
に、吸込通路10の入口部に位置させて連結管14を上
下回動自在に支持するとともに、吸込通路10は連結管
14内と連通している。
【0004】また、吸込室9と吸込通路10との連通部
には、下ケース4側で吸込通路10の両側の仕切壁7,
8から上方10へ立ち上がって吸込通路10を横断する
架橋部15を設け、この架橋部15の上方に形成され上
方へ開口するとともに左右方向へ抜ける凹溝16に、電
子部品収納室13から作動室11へのリード線17を這
わせた構造になっている。また、組立後には、凹溝16
の開口部が上ケース5に形成された閉塞部18により閉
塞される構造になっている。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】このような従来の構成
では、吸込室9と吸込通路10との連通部において図7
に矢印で示すようにやや上向きに吸込風が流れることに
より、連通部の上側に大きく突出した架橋部15が、ち
ょうど最も強い風の流れの先に位置することになるた
め、風路抵抗を増大させるとともに、乱流による騒音や
風切音などの騒音が大きくなるという問題がある。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、吸込室と吸込通路との連通部に突出した架橋部を構
成することなく、連結管内の吸込通路を形成する壁体の
外側空間を有効利用して、電子部品収納室から作動室へ
の導電線の組み付けを行い、乱流や風切音などの騒音を
低減し、静音化することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、下面に吸込口を開口させた吸込具本体と、
前記吸込口に臨んで回転自在に設けられた回転ブラシ
と、前記回転ブラシを回転駆動する電動機とを備え、前
記吸込具本体の後部には、前記吸込口に連通する吸込通
路を有する連結管を配設しているものであって、前記吸
込具本体には前記連結管を挟んで第一の収納室と第二の
収納室が配設されていて、前記連結管の吸込通路を形成
する壁体の外側をカバー体で覆って収容空間を形成し、
この収容空間を介して第一および第二の収納室内の部品
を導電線で電気的接続するように構成した電気掃除機用
吸込具である。
【0008】これにより、吸込室と吸込通路との連通部
に突出した架橋部を設けずとも、収容室間を介して連結
管の両側の各収納室を電気的に接続することができ、乱
流による騒音や風切音などの騒音を低減し、静音化する
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、下面に吸込口を開口させた吸込具本体と、前記吸込
口に臨んで回転自在に設けられた回転ブラシと、前記回
転ブラシを回転駆動する電動機とを備え、前記吸込具本
体の後部には、前記吸込口に連通する吸込通路を有する
連結管を配設しているものであって、前記吸込具本体に
は前記連結体を挟んで第一の収納室と第二の収納室が配
設されていて、前記連結管の吸込通路を形成する壁体の
外側をカバー体で覆って収容空間を形成し、この収容空
間を介して第一および第二の収納室内の部品を導電線で
電気的接続する構成としたことを特徴とする電気掃除機
用吸込具であり、吸込室と吸込通路との連通部に突出し
た架橋部を設けずとも、収容空間を介して連結管の両側
の各収納室を電気的に接続することができ、乱流による
騒音や風切音などの騒音を低減し、静音化することがで
きる。
【0010】請求項2記載の発明は、下面に吸込口を開
口させた吸込具本体と、前記吸込口に臨んで回転自在に
設けられた回転ブラシと、前記回転ブラシ内に配し、そ
れを回転駆動する電動機を備え、前記吸込具本体の後部
には、前記吸込口に連通する吸込通路を有する連結管を
配設しているものであって、前記吸込具本体には前記連
結管を挟んで第一の収納室と第二の収納室が配設されて
いて、前記連結管の吸込通路を形成する壁体の外側をカ
バー体で覆って収容空間を形成し、この収容空間を介し
て第一および第二の収納室内の部品を導電線で電気的接
続する構成としたことを特徴とする電気掃除機用吸込具
であり、吸込室と吸込通路との連通部に突出した架橋部
を設けずとも、収容空間を介して連結管の両側の各収納
室を電気的に接続することができ、乱流による騒音や風
切音などの騒音を低減し、静音化することができる。ま
た、回転ブラシ内に電動機を内蔵することにより、電動
機を吸込具本体の回転ブラシ以外の位置に配設する必要
がなく、吸込具本体の小型が実現できる。回転ブラシ内
に電動機を内蔵させるものでは、電動機の外径により回
転ブラシの外径が決定されるので、電動機を小型化すれ
ば回転ブラシの外径も小さくできる。一方、回転ブラシ
を十分なトルクで駆動しようとすると、電動機の外径を
小さくするのには限界があり、トルクをかせぎだすため
に電動機の回転を減速装置で減速するようにしてもやは
り電動機の外径を小さくするのに限界があり、したがっ
て、回転ブラシの外径が通常の回転ブラシ(回転ブラシ
内に電動機を内蔵していない)より大きくなり、そのた
め、吸込具本体の大きさを抑える上では、回転ブラシを
収容する吸込室と吸込通路との連通部を絞り込む必要が
ある。このような絞り込みを連通部に設けるものでは、
連通部に突出した架橋部を設けると乱流がより発生し、
騒音を発生するものであるが、連結管の吸込通路を形成
する壁体の外側をカバー体で覆って収容空間を形成する
ことで、上記の問題も解消できる。
【0011】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、連結管を吸込具本体に対
し上下方向に回動可能に配設したもの、すなわち、連結
管を吸込具本体に回動自在に取り付ける構成であって
も、導線で第一および第二の収納室内の部品を電気的接
続できる。
【0012】請求項4に記載の発明は、上記請求項3に
記載の発明において、連結管の後部に周方向に回動自在
な回動管を連結し、前記回動管の吸込通路を形成する壁
体の外側をカバー体で覆って導電線の収容空間を形成し
た電気掃除機用吸込具であり、吸込室と吸込通路との連
通部に突出した架橋部を設けずとも、収容空間を介して
連結管の両側の各収納室を電気的に接続することがで
き、乱流による騒音や風切音などの騒音を低減し、静音
化することができる。
【0013】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
4のいずれか1項に記載の発明において、収容空間内に
導電線のたるみ部を設けた電気掃除機用吸込具であり、
吸込室と吸込通路との連通部に突出した架橋部を設けず
とも、収容空間を介して連結管の両側の各収納室を電気
的に接続することができ、乱流による騒音や風切音など
の騒音を低減し、静音化することができる。
【0014】請求項6に記載の発明は、上記請求項1〜
5のいずれか1項に記載の発明において、第一の収納室
および第二の収納室の少なくともどちらか一方に導電線
のたるみ部を設けた電気掃除機用吸込具であり、吸込室
と吸込通路との連通部に突出した架橋部を設けずとも、
収容空間を介して連結管の両側の各収納室を電気的に接
続することができ、乱流による騒音や風切音などの騒音
を低減し、静音化することができる。
【0015】請求項7に記載の発明は、上記請求項1〜
6のいずれか1項に記載の発明において、収容空間内に
導電線を保持する保持部を設けた電気掃除機用吸込具で
あり、吸込室と吸込通路との連通部に突出した架橋部を
設けずとも、収容空間を介して連結管の両側の各収納室
を電気的に接続することができ、乱流による騒音や風切
音などの騒音を低減し、静音化することができる。
【0016】請求項8に記載の発明は、上記請求項4に
記載の発明において、連結管の吸込通路を形成する壁体
であって回動管との連結部より前方の位置に導電線を保
持する保持部を形成した電気掃除機用吸込具であり、吸
込室と吸込通路との連通部に突出した架橋部を設けずと
も、収容空間を介して連結管の両側の各収納室を電気的
に接続することができ、乱流による騒音や風切音などの
騒音を低減し、静音化することができる。
【0017】請求項9に記載の発明は、上記請求項1〜
8のいずれか1項に記載の発明において、連結管もしく
は回動管に設けた接続部には電気接続部を設け、この電
気接続部と導電線とを電気接続した電気掃除機用吸込具
であり、吸込室と吸込通路との連通部に突出した架橋部
を設けずとも、収容空間を介して連結管の両側の各収納
室を電気的に接続することができ、乱流による騒音や風
切音などの騒音を低減し、静音化することができる。
【0018】請求項10に記載の発明は、内部に塵埃を
集塵する集塵室と電動送風機を備えた電気掃除機本体
に、請求項1〜9のいずれか1項に記載の電気掃除機用
吸込具と連通するように接続される接続口を備えた電気
掃除機であり、吸込風により発生する乱流による騒音や
風切音などの騒音を低減して、電気掃除機の騒音を低減
することができ、静音化することができる。
【0019】請求項11に記載の発明は、内部に塵埃を
集塵する集塵室と電動送風機を有する電気掃除機本体
と、この電気掃除機本体の接続口に一端が接続され、他
端に延長管を接続するホースと、延長管の反ホース側端
面部に接続部を接続する請求項9記載の電気掃除機用吸
込具を備え、前記ホースおよび延長管には前記掃除機本
体側と電気接続する導電線を設けるとともに、延長管の
吸込具の接続部には前記吸込具の電気接続部と電気接続
する電気接続部を設け、この延長管の電気接続部に延長
管の導電線を電気接続した電気掃除機であり、吸込室と
吸込通路との連通部に突出した架橋部を設けずとも、収
容空間を介して連結管の両側の各収納室を電気的に接続
することができ、乱流による騒音や風切音などの騒音を
低減し、静音化することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0021】図5に示すように、吸込具本体19は絨毯
などの被掃除面に付着した塵埃を遊離させる回転ブラシ
20(図3参照)を内蔵し、後部に延長管21と接続さ
れる連結管22を上下方向に回動自在に設けている。掃
除機本体23は、内部に塵埃を集塵する集塵室24と電
動送風機25を備えており、この掃除機本体23に設け
た接続口26に、延長管21に接続したホース27を接
続し、吸込具本体19の連結管22を接続口26に連通
するように構成している。
【0022】図1〜4に示すように、吸込具本体19の
構成は上面を開口した下ケース28と、この下ケース2
8の上側に結合され下面を開口した上ケース29とから
なっている。そして吸込具本体19内には、下ケース2
8および上ケース29にそれぞれ形成された仕切壁30
〜33により、回転ブラシ20を収容する吸込室34と
それにつながる連通部35と、作動室36および電子部
品収納室37とが各々区画形成されている。また、吸込
室34は、吸込具本体19の前部に位置していて横長に
配設され下面部には吸込口38を形成している。さら
に、連通部35は、吸込具本体19の後部でその左右方
向ほぼ中央部に位置して設けられている。また、電子部
品収納室37は、連通部35の左右方向の一側方に隣接
して位置しており、作動室36は、電子部品収納室37
とは反対側に位置して連通部35に隣接している。つま
り、連通部35に連通する連通管22を挟んで電子部品
収納室37と作業室36とが配設されている。
【0023】一方、連結管22は、連通部35内に前部
が位置する状態で下ケース28および上ケース29によ
り上下方向へ所定範囲回動自在に挟持されている。すな
わち、連結管22の前部の左右両側面に突出形成された
支軸39が、連通部35の左右両側の側壁である仕切壁
30,33に枢着されていて、連結管22の内部は連通
部35より連続して吸込通路40が後方へ形成されてい
る。また、41は屈曲した回動管で、前部が連結管22
の後部に円周方向へ回動自在に嵌合接続されている。ま
た、回動管41には管カバー42が外周面の上側に取り
付けられている。
【0024】また、回転ブラシ20は、吸込具本体19
の下面に設けた吸込口38に臨むように回転自在に配さ
れており、また、その外形を構成する略筒状のブラシホ
ルダー43の外周面には塵埃掻き上げ部を構成する複数
のブラシ44を設けている。なお、塵埃掻き上げ部は、
ブラシ44の他に、薄板状のブレード、拭き効果のある
帯状体(例えば、布製の帯状体)などであってもよい。
【0025】このブラシホルダー43の内部に、図2に
示すように、回転ブラシ20を回転駆動する電動機4
5、電動機45の回転数を減速する減速装置46、減速
装置46の出力をブラシホルダー43に伝達するギヤー
47aなどを内蔵している。減速装置46と一体に連結
して構成した電動機45は中空軸を有する支持部48に
固定している。この支持部48の中空軸は、内径を13
mmとして冷却風をスムーズに導入できるように構成し
ている。この支持部48の中空軸は軸受部49の内輪で
支持し、軸受け部49の外輪はブラシホルダー43の端
部に固定したキャップA50により支持している。
【0026】ギヤー47aは、ブラシホルダー43の軸
方向における略中央部の内面部に形成したギヤー部47
bと噛み合って連結させている。ギヤー部47bの外側
に冷却風の通路孔52を設けており、この通路孔52
は、中空軸48から電動機45および減速装置46の外
側を通る冷却風通路53に連通するとともに、ブラシホ
ルダー43の外周面に設けた通気孔54に連通してい
る。ブラシホルダー43の他方の端部は、軸55を一体
形成したキャップB56が固定され軸受部材57により
吸込具本体19へ回転自在に支持されている。
【0027】さらに、電子部品収納室37内には、プリ
ント回路基板58が配設されている。プリント回路基板
58には、電動機45に過電流が流れることを防ぐ正特
性サーミスタなどで構成した過電流防止装置が設けられ
ている。
【0028】一方、作動室36には、図4に示すよう
に、吸込具本体19を空中に持ち上げた時には、回転ブ
ラシ20を回転駆動する電動機45への電源を遮断して
回転ブラシ20の回転を停止させる安全装置が構成され
ている。すなわち、被掃除面を検知する検知レバー59
が支持軸59aを支点として回転自在に設けられ、検知
レバー59のローラー59bが被掃除面側に接触すると
バネ60の付勢力に逆らって矢印A方向に回動する。す
ると、検知レバー59の支持軸59aと一体に形成され
た移動体受部61が矢印B方向に回動し、この移動体受
部61に保持された球状の移動体62もその方向に移動
しスイッチ63をオンさせる。吸込具本体19を持ち上
げるとローラー59bが被掃除面から離れ、矢印B方向
にバネ60の付勢力で回動し、スイッチ63はオフす
る。このスイッチ63のオン・オフにより電動機45の
オン・オフを行っている。
【0029】つぎに、電気配線構造について説明する。
図1〜3に示すように、回動管41の先端部つまり延長
管21の反ホース27側端部と接続する接続部には、端
子ピン64が突設されていて、掃除機本体23からの電
源と接続される。具体的には延長管21およびホース2
7内に導電線を設けておき、掃除機本体23からの電源
を供給するようにしている。端子ピン64は延長管21
の端部に設けた電気接続部に電気接続され、延長管の導
電線と電気接続される。この端子ピン64に電気接続さ
れる端子ピン64は吸込具の電気接続部であり、端子ピ
ン64のような突出形状でなくてもよく、延長管の電気
接続部が端子ピンであればそれを挿入して接触する接触
片であってもよく、要は延長管21と吸込具本体19と
の接続時に電気的接続可能な構成であればよい。
【0030】リード線A65は、管カバー42と連結管
22内部の吸込通路40を形成する壁体との間に構成さ
れる収容空間に配され、詳しくは吸込通路40の壁体の
外側上面に添わせて連結管22の支軸39近くの開口よ
り導出し、仕切壁30を貫通して電子部品収納室37内
に導入される。そして、リード線A65の他端はプリン
ト回路基板58に接続される。一方のリード線B66
は、リード線A65と同じく連結管22の吸込通路40
の壁体と管カバー42とで形成される収容室を通り連結
管22内部に導かれて、連結管22内の吸込通路40を
連結管22の他方の支軸39近くの開口より導出し仕切
壁33を貫通して作動室36内に導入され他端はスイッ
チ63に接続される。
【0031】また、電子部品収納室37内のプリント回
路基板58からリード線C67が仕切壁30を貫通して
連結管22の支軸39近くの開口より吸込通路40の壁
体と管カバー42より前方に設けた保護カバー68とに
より形成される収容空間に導入され連結管22の他方の
開口より仕切壁33を貫通して作動室36内に導入され
他端はスイッチ63に接続されている。
【0032】連結管22内の吸込通路40を形成する壁
体の外方には保護カバー68が形成されていて、リード
線A65、リード線B66、リード線C67は吸込具本
体19の外方からの衝撃、傷つけなどから保護してい
る。また、連結管22内の吸込通路40を形成する壁体
と保護カバー68の間には、保持部の一種である規制リ
ブ69が設けられており、配線されたリード線B66、
あるいはリード線C67が回動管41の端部が当接して
傷つきが発生するのを防止するために保持固定してい
る。さらに、リード線B66、あるいはリード線C67
には、連結管22が上下方向に回動した際また回動管4
1が回動した際に、引張力、切断力などの応力が加わる
事がないように、連結管22の上下方向の回動寸法より
大なるように設定した、たるみ部を吸込通路40の壁体
と保護カバー68および管カバー42で形成される収容
空間に設ける、あるいは、電子部品収納室37あるいは
作動室36の少なくともどちらか一方に設けている。
【0033】電動機45への配線は、電子部品収納室3
7内のプリント回路基板58からリード線D70が仕切
壁30内を通って、回転ブラシ20の端部に構成された
中空軸48の内部に導かれて、電動機45に設けた制御
基板71に接続されている。なお、制御基板71には商
用電源を整流する整流器、雑音防止器などが実装されて
いる。
【0034】上記構成において動作、作用を説明する。
【0035】最初に、組立方法の概略を説明する。ま
ず、下ケ−ス28内の所定の各位置に、下ケ−ス28の
上面開口を介して、連通管22、回転ブラシ20、プリ
ント回路基盤58、検知レバー59、移動体受体61、
移動体62、スイッチ63などの各部品を上方から組み
付ける。これとともに、同様に下ケース28の下面開口
を介して、リード線A65、リード線B66、リード線
C67、リード線D70の配線を行う。
【0036】その際、特に電子部品収納室37内のプリ
ント回路基盤58と作動室36内のスイッチ63とを接
続するリード線C67は、仕切壁30を貫通して連結管
22の吸込通路40を形成する壁体の外部上面に沿わせ
て連結管22の他方の支軸39近くの開口より仕切壁3
3を貫通し、リード線C67は、連結管22の吸込通路
40を形成する壁体と保護壁68の間に設けた規制リブ
69により、保持される。
【0037】次に、スイッチ63に接続されているリー
ド線B66について述べる。リード線B66の端部には
端子ピン64が設けられ、端子ピン64は回動管41の
先端部に突設されるように設けられており、掃除機本体
23からの電源と接続される。それからリード線B66
は、連結管22の吸込通路40を形成する壁体の外側上
面に沿わせて連結管22の支軸39近くの開口より仕切
壁33を貫通して作動室36内に導入され、他端はスイ
ッチ63に接続され、配線される。一方のリード線A6
5は、リード線B66と同じく連結管22内部に導かれ
て、連結管22の吸込通路40を形成する壁体の外側上
面に沿わせて連結管22の他方の支軸39近くの開口よ
り仕切壁30を貫通して電子部品収納室37内に導入さ
れる。そして、リード線A65の他端はプリント回路基
板58に接続される。この状態で、リード線A65、リ
ード線B66が通っている回動管41の面が管カバー4
2により覆われる。次に下ケース28の上に上ケース2
9を結合してネジなどにより固定する。
【0038】このように、各リード線を配設する際に、
連結管22および回動管41、管カバー42の内部で配
線の処理がされるために吸込室34と吸込通路40との
連通部35に突出した架橋部を無くすことができ、連通
部35を上ケース29および下ケース28の内壁面によ
って構成することが出来るため、吸込通路40を滑らか
に接続することが出来るので、掃除機本体23により発
生した吸引風は、架橋部などの凸部が無くなった連通部
35を通過することで吸込室34から吸込通路40を整
流されて通過するために、乱流の発生を低減して風切り
音が減少して騒音を下げるために低騒音化をすることが
できる。
【0039】また、連結管22は上ケース29および下
ケース28により上下方向へ所定範囲の回動自在になっ
ており、また回動管41も連結管22の周方向に所定範
囲で回動自在になっておりリード線A65、リード線B
66、およびリード線C67に設けた、たるみ部により
各リード線に回動時に働く引張力、切断力が加わること
がないようになっている。なお、回動管41を設けない
ものの場合には、リード線A65、リード線B66に設
けた、たるみ部のたるみ量を少なくできる。
【0040】なお、本実施例では第一の収納室を電子部
品収納室37とし、第二の収納室を作動室36とした例
を示したが、例えば第二の収納室に従来のように電動機
を設けて回転ブラシをベルト駆動する様にしたものであ
ってもよく、要は第一の収容室と第二の収容室に導電線
を介して電気接続を行う必要性のある部品を各々配した
ものであれば適用できる。連結管22を挟んで第一およ
び第二の収納室を設けているのは、吸込具本体に部品を
収納する場合に左右のバランス等を考慮する必要性があ
るためであり、例えば吸込具本体を持ち上げた場合等に
左右のいずれかに吸込具本体が傾き、掃除作業性を低下
させないようにするためのものである。
【0041】
【発明の効果】本発明の電気掃除機用吸込具によれば、
下面に吸込口を開口させた吸込口本体と、前記吸込具本
体に臨んで回転自在に設けた回転ブラシと、前記回転ブ
ラシを回転駆動する電動機とを備え、前記吸込具本体の
後部には、前記吸込口に連通する吸込通路を有する連結
管が、前記吸込具本体に対して上下方向に回動可能に配
設されているものであって、前記吸込具本体には前記連
結体を挟んで第一の収納室と第二の収納室が配設されて
いて、前記連結管の吸込通路を形成する壁体の外側をカ
バー体で覆って収容空間を形成し、この収容空間を介し
て第一および第二の収納室内の部品を導電線で電気的接
続する構成としたことを特徴とする電気掃除機用吸込具
であり、吸込室と吸込通路との連通部に突出した架橋部
を設けずとも、収容空間を介して連結管の両側の各収納
室を電気的に接続することができ、乱流による騒音や風
切音などの騒音を低減し、静音化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す電気掃除機用吸込具の要
部分解斜視図
【図2】同電気掃除機用吸込具の上ケースを外した平面
【図3】同電気掃除機用吸込具の一部破断側面図
【図4】同電気掃除機用吸込具の作動室の断面図
【図5】同電気掃除機の全体斜視図
【図6】従来の電気掃除機用吸込具の要部斜視図
【図7】同電気掃除機用吸込具の中央縦断面図
【符号の説明】
19 吸込具本体 20 回転ブラシ 22 連結管 36 作動室(第二の収納室) 37 電子部品収納室(第一の収納室) 41 回動管 42 管カバー(カバー体) 45 電動機 64 端子ピン(電気接続部) 65 リード線A(導電線) 66 リード線B(導電線) 67 リード線C(導電線) 68 保護カバー(カバー体) 69 規制リブ(保持部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星出 真一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 村田 克孝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B006 LA01 3B061 AA24 AA41

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面に吸込口を開口させた吸込具本体
    と、前記吸込口に臨んで回転自在に設けられた回転ブラ
    シと、前記回転ブラシを回転駆動する電動機とを備え、
    前記吸込具本体の後部には、前記吸込口に連通する吸込
    通路を有する連結管を配設しているものであって、前記
    吸込具本体には前記連結管を挟んで第一の収納室と第二
    の収納室が配設されていて、前記連結管の吸込通路を形
    成する壁体の外側をカバー体で覆って収容空間を形成
    し、この収容空間を介して第一および第二の収納室内の
    部品を導電線で電気的接続する構成としたことを特徴と
    する電気掃除機用吸込具。
  2. 【請求項2】 下面に吸込口を開口させた吸込具本体
    と、前記吸込口に臨んで回転自在に設けられた回転ブラ
    シと、前記回転ブラシ内に配し、それを回転駆動する電
    動機を備え、前記吸込具本体の後部には、前記吸込口に
    連通する吸込通路を有する連結管を配設しているもので
    あって、前記吸込具本体には前記連結管を挟んで第一の
    収納室と第二の収納室が配設されていて、前記連結管の
    吸込通路を形成する壁体の外側をカバー体で覆って収容
    空間を形成し、この収容空間を介して第一および第二の
    収納室内の部品を導電線で電気的接続する構成としたこ
    とを特徴とする電気掃除機用吸込具。
  3. 【請求項3】 連結管を吸込具本体に対し上下方向に回
    動可能に配設した請求項1または2記載の電気掃除機用
    吸込具。
  4. 【請求項4】 連結管の後部に周方向に回動自在な回動
    管を連結し、前記回動管の吸込通路を形成する壁体の外
    側をカバー体で覆って導電線の収容空間を形成した請求
    項3記載の電気掃除機用吸込具。
  5. 【請求項5】 収容空間内に導電線のたるみ部を設けた
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気掃除機用吸込
    具。
  6. 【請求項6】 第一の収納室および第二の収納室の少な
    くともどちらか一方に導電線のたるみ部を設けた請求項
    1〜5のいずれか1項記載の電気掃除機用吸込具。
  7. 【請求項7】 収容空間内に導電線を保持する保持部を
    設けた請求項1〜6のいずれか1項に記載の電気掃除機
    用吸込具。
  8. 【請求項8】 連結管の吸込通路を形成する壁体であっ
    て回動管との連結部より前方の位置に導電線を保持する
    保持部を形成した請求項4記載の電気掃除機用吸込具。
  9. 【請求項9】 連結管もしくは回動管の接続部には電気
    接続部を設け、この電気接続部と導電線とを電気接続し
    た請求項1〜8のいずれか1項記載の電気掃除機用吸込
    具。
  10. 【請求項10】 内部に塵埃を集塵する集塵室と電動送
    風機を備えた電気掃除機本体に、請求項1〜9のいずれ
    か1項に記載の電気掃除機用吸込具と連通するように接
    続される接続口を備えた電気掃除機。
  11. 【請求項11】 内部に塵埃を集塵する集塵室と電動送
    風機を有する電気掃除機本体と、この電気掃除機本体の
    接続口に一端が接続され、他端に延長管を接続するホー
    スと、延長管の反ホース側端面部に接続部を接続する請
    求項9記載の電気掃除機用吸込具を備え、前記ホースお
    よび延長管には前記掃除機本体側と電気接続する導電線
    を設けるとともに、延長管の吸込具の接続部には前記吸
    込具の電気接続部と電気接続する電気接続部を設け、こ
    の延長管の電気接続部に延長管の導電線を電気接続した
    電気掃除機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011055921A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Sharp Corp 電気掃除機用吸込口体及び電気掃除機
JP2016112283A (ja) * 2014-12-17 2016-06-23 株式会社マキタ 電気掃除機

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