JPH0736809B2 - 電動式床用吸込具 - Google Patents

電動式床用吸込具

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JPH0736809B2
JPH0736809B2 JP3088584A JP8858491A JPH0736809B2 JP H0736809 B2 JPH0736809 B2 JP H0736809B2 JP 3088584 A JP3088584 A JP 3088584A JP 8858491 A JP8858491 A JP 8858491A JP H0736809 B2 JPH0736809 B2 JP H0736809B2
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篤 奥田
昭彦 栗岡
秀一 樋口
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機に使用する
電動式床用吸込具に関する。
【0002】
【従来の技術】電動式床用吸込具は、電動機によって回
転ブラシを回転駆動し、塵埃をかき上げるように構成さ
れており、電動機と電動機を駆動制御する回路部品の過
熱を防止するために、電動機と回路部品の冷却が必要と
なる。このため、実開昭56-9349号公報には、回転ブラ
シを有した回転ブラシ室の後壁または側壁にバネ等によ
って付勢した開閉弁を配置し、回転ブラシ室内の負圧
が高くなれば、開閉弁が開放して、電動機や回路部品を
収納する収納室から冷却風を吸引するように構成した電
動式床用吸込具が開示されている。
【0003】しかしながら、この従来技術によれば、開
閉弁は回転ブラシ室の後壁または側壁に配置されている
ので、回転ブラシの回転により砂塵のような細塵が開か
れた開閉弁を介して収納室側に入り込むことがあり、回
路部品が故障する危険があると共に、開閉弁が負圧のと
きに開くようにする構成が必要で、使用部品点数が増え
て製造費用を増大させる欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑み成されたもので、簡単な構成で回転ブラシでかき上
げられた細塵の回路部品側への侵入を防止して回路部品
の十分な冷却を行うことのできる電動式床用吸込具を得
ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、下面に吸込口
を有するブラシ室を前部に形成した本体ケースと、該本
体ケースの後中央部に形成された接続筒枢支部と、前記
本体ケースの後部一側に前記接続筒枢着部に隣接して形
成された電動機室と、前記本体ケースの後部他側に前記
接続筒枢着部に隣接して形成され、前記電動機を駆動制
御する回路部品を収納する基板室と、前記本体ケースに
形成され、前記基板室に空気を吸入する空気孔と、前記
接続筒枢着部と基板室とを区画する側壁に中空軸を貫通
して前記本体ケースに対して回動自在に支持され、一端
が前記吸込口に連通し、他端が電気掃除機に連通する接
続筒と、前記ブラシ室に収納されて前記電動機室に収納
された電動機により回転駆動される回転ブラシとを備
え、前記中空軸を介して基板室と接続筒とを連通させた
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成によれば、電動機の回転により回転ブ
ラシが回転して床面の塵埃をかき上げる。かき上げられ
た塵埃は、吸込口から吸い込まれ、接続筒を介して電気
掃除機に吸引される。
【0007】吸込口から電気掃除機への吸込気流により
接続筒内の負圧が大きくなるので、接続筒の中空軸から
基板室の空気が接続筒に流出し、それに伴って空気穴か
ら基板室に空気が流入して回路部品を冷却する。
【0008】基板室と接続筒とを接続筒の中空軸を介し
て連通させており、中空軸が吸込口に対向していないの
で、回転ブラシの回転により飛散した砂塵のような細塵
が基板室に侵入することがない。また、基板室が吸込口
より下流側で接続筒に連通するので、床用吸込具を掃除
床面に付けた状態か、床用吸込具を持ち上げた状態かに
係わりなく、接続筒内の負圧によって、冷却風が基板室
から中空軸を介して確実に掃除機本体へ排気される。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を第1図乃至第4図に基づ
き以下に詳述する。
【0010】1は上ケース2と下ケース3とからなる横
長筐体状の本体ケースで、該本体ケース1の前部には下
面に横長の吸込口4を有し、且つ回転ブラシ5を回転自
在に軸支収納したブラシ室6を形成し、後部には整流子
型の電動機7を収納する電動機室8と、前記電動機7を
制御する抵抗9a等の回路部品を載置したプリント基板
9を収納する基板室10とを左右両側に振り分けて形成す
ると共に、前記電動機室8の右側には電動機7の回転を
回転ブラシ5に伝達するベルト11を収納したベルト室12
を形成している。13は前記本体ケース1の後中央部の電
動機室8を基板室10との間に電動機室8と基板室10に隣
接して形成された接続筒枢着部で、該接続筒枢着部13両
側に形成した枢着用側壁14により電動機室8及び基板室
10と区画されている。 15は電気掃除機の吸込ホース
(図示せず)に接続する接続筒で、前部に形成した開口
16を前記吸込口4に連通した半円筒状枢着体17とこの枢
着体17に対し左右方向に回動自在に軸着したベント管18
とからなり、前記枢着体17の左右両側面19a、19bの中
央の回動軸心には左右の回動用中空軸20a、20bを突出
形成し、該右側及び左側の回動用中空軸20a、20bの中
空部を第1排気孔21a及び第2排気孔21bとしている。
そして前記左右の中空軸20a、20bを枢着用側壁14の軸
受孔22に回動自在に遊挿軸支することにより接続筒15が
本体ケース1に対して上下方向に回動自在に枢着されて
おり、前記接続筒15は第1排気孔21aを介して電動機室
8と連通していると共に、第2排気孔21bを介して基板
室10と連通している。
【0011】24aは前記下ケース3の電動機室7後部側
壁にスリット状に穿設した第1空気孔、24bは前記下ケ
ース3の基板室10後部側壁にスリット状に穿設した第2
空気孔で、前記第1、第2空気孔24a、24bは電動機室
8及び基板室10内に冷却風を供給するようになってい
る。25は前記基板9への給電コード、26は前記ベント管
18に設けられた給電端子である。
【0012】而して、電気掃除機の吸込ホースに電動式
床用吸込具を接続した後、電気掃除機を運転すると、プ
リント基板9を介して電動機7に給電され、回転ブラシ
5が回転して床面の塵埃をかき上げる。このかき上げら
れた塵埃は吸込気流と共に吸込口4から接続筒15を介し
て電気掃除機に吸い込まれ、吸込気流により接続筒15内
の負圧が大きくなる。このため第1空気孔21a及び第2
空気孔21bから電動機室8及び基板室10内に入った冷却
風は電動機7及びプリント基板9を冷却した後、第2排
気孔24a及び第2排気孔24bから接続筒15内に排気さ
れ、吸込気流と共に電気掃除機に吸い込まれる。
【0013】この時、前記第1排気孔21a及び第2排気
孔21bは夫々電動機室8及び基板室10と接続筒15内に連
通しているので、電動機7を冷却した冷却風及びプリン
ト基板9を冷却した冷却風は、間近にある第1排気孔21
a及び第2排気孔21bから直ちに接続筒15内に吸い込ま
れ、夫々短い吸込経路で接続筒15内に確実に吸い込まれ
るので、電動機7及びプリント基板9を効率よく冷却で
き、更に、本体ケース1を掃除床面から持ち上げても電
動機7及びプリント基板9には冷却風が流れるので、電
動機7及びプリント基板9の冷却を常に効率よく行え
る。
【0014】また、第1排気孔21a及び第2排気孔21b
はブラシ室6に対向しておらず、冷却風が前記排気孔21
a、21bから接続筒15内に排気されるので、回転ブラシ
5の回転により飛散した砂塵のような細塵も電動機室8
あるいは基板室10に入り込むことがなく、従って、電動
機7が細塵によって故障することがなく、プリント基板
9が細塵で汚れて冷却効率が低下することもない。
【0015】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、回路部品
の冷却風は空気孔から本体ケースの基板室内に流入した
後、回路部品を冷却して接続筒の中空軸を介して接続筒
内に排気され、吸込口からの吸込気流と共に電気掃除機
に導かれるので、回路部品を確実に冷却でき、過熱事故
を防止できる。
【0016】また、接続筒の中空軸を基板室と接続筒と
に連通しているので、構成を簡素化することができ、使
用部品点数及び製造費用の増大を阻止することができる
と共に、基板室が吸込口より下流側で接続筒に連通する
ので、床用吸込具を掃除床面に付けた状態か、床用吸込
具を持ち上げた状態かに係わりなく、接続筒内の負圧を
利用して常時確実に基板室内の空気を排気することがで
き、回路部品の冷却効率を向上することができる。
【0017】更に、接続筒の中空軸は回転ブラシに対向
していないので、回転ブラシの回転による細塵が基板室
内に入り込むことがなく、細塵による回路部品の故障を
防止することができる。
【0018】従って、長期間にわたって冷却効率に優れ
た、回路部品の故障事故のない、しかも安価に製造する
ことのできる電動式床用吸込具を得ることができる等の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の本体ケースから上ケースを除
いて一部断面した上面図である。
【図2】同図1のA−A断面図である。
【図3】同斜視図である。
【図4】同接続筒の一部断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 4 吸込口 5 回転ブラシ 9 プリント基板 10 基板室 13 接続筒枢着部 14 枢着用側壁 15 接続筒 20b 中空軸 24b 空気孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−176618(JP,A) 特開 昭61−238219(JP,A) 実公 昭54−40661(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面に吸込口を有するブラシ室を前部に
    形成した本体ケースと、該本体ケースの後中央部に形成
    された接続筒枢支部と、前記本体ケースの後部一側に前
    記接続筒枢着部に隣接して形成された電動機室と、前記
    本体ケースの後部他側に前記接続筒枢着部に隣接して形
    成され、前記電動機を駆動制御する回路部品を収納する
    基板室と、前記本体ケースに形成され、前記基板室に空
    気を吸入する空気孔と、前記接続筒枢着部と基板室とを
    区画する側壁に中空軸を貫通して前記本体ケースに対し
    て回動自在に支持され、一端が前記吸込口に連通し、他
    端が電気掃除機に連通する接続筒と、前記ブラシ室に収
    納されて前記電動機室に収納された電動機により回転駆
    動される回転ブラシとを備え、前記中空軸を介して基板
    室と接続筒とを連通させたことを特徴とする電動式床用
    吸込具。
JP3088584A 1991-04-19 1991-04-19 電動式床用吸込具 Expired - Fee Related JPH0736809B2 (ja)

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JP14264587A Division JPS63305832A (ja) 1987-06-08 1987-06-08 電動式床用吸込具

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JPH04218129A JPH04218129A (ja) 1992-08-07
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JPS5440661U (ja) * 1977-08-26 1979-03-17
JPS60176618A (ja) * 1984-02-22 1985-09-10 株式会社日立製作所 パワ−ブラシ
JPS61238219A (ja) * 1985-04-16 1986-10-23 松下電器産業株式会社 電気掃除機用床ノズル

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