JP2016111250A - 車載電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本明細書は、冷却器を備える車載電子機器において冷却器の流路を構成する部材の剛性を高めつつ冷却器から漏れた液体冷媒を安全な箇所へと案内する技術を提供する。【解決手段】本明細書が開示する車載電子機器において、冷却器40は、上下にケース41とカバー42を備える。ケース41のカバー42と対向する面には流路となる溝41cがカバー42の一側面42cの側で閉じるように設けられる。そして、溝41cの周囲に設けられている複数のボルト孔に締結されるボルトによりカバー42がケース41に固定される。また、カバー42の下に固定されている基板80には、一側面42cの直下に端子82が設けられる。カバー42の上面には、溝41cと一側面42cとの間で上面の端から端まで伸びる山型リブ45が設けられる。山型リブ45は、一側面の側から見たときに山型リブ45に最も近い2つのボルト孔B3,B4の間で最も高くなる。【選択図】図2

Description

本明細書が開示する技術は、車載電子機器に関する。
電動車両には、バッテリからの電力を走行用モータに供給するのに適した電力に変換するための電子機器が搭載される。電子機器には大電流が流れる。そのため、電子機器の電子部品は発熱する。発熱する電子部品を冷却するための冷却器を備えた電子機器が例えば、特許文献1に開示されている。
特許文献1における冷却器の冷却水路は、上側の部材と下側の部材を合わせることで構成される。冷却器の上下には電子部品が固定されており、冷却器には上下に配置された電子部品同士を接続するための連通孔が設けられる。連通孔の内側には、電子部品同士を電気的に接続するためのターミナルが位置する。特許文献1における冷却器には、下側の部材に冷却水路を囲むように溝が設けられ、溝の一端は下側の部材の外周面に位置する排水口に接続される。その溝は、冷却水路と連通孔の間に配置される。よって、何らかの原因で冷却水路から冷却水が漏れ出した場合でも、漏れた冷却水が溝に入り込むので、漏れた冷却水が連通孔に伝わることが防止される。
特開2011−019339号公報
例えば、特許文献1のように上側の部材と下側の部材を合わせて冷却器の液体冷媒の流路を構成する場合、その合わせ面に隙間が生じることにより液体冷媒が漏れる虞がある。合わせ面に隙間が生じる原因は、例えば、上側又は下側の部材の剛性が低く、変形することである。そのため、上側と下側の部材が十分な剛性を有することが必要となる。一方で、特許文献1に示すように、漏れた液体冷媒を安全な箇所へと案内する技術も求められる。しかし、特許文献1のように溝を設けると、溝が設けられた下側の部材の剛性が低下し、十分な剛性が確保できない場合がある。本明細書では、冷却器の流路を構成する部材の剛性を高めつつ、漏れた液体冷媒を安全な箇所へと案内する技術を提供する。
車載される電子機器では、小型化が求められる。このとき、効率的なレイアウトのため、電気部品が冷却器の下側に位置する場合がある。この場合、下側に配置された電気部品と他の電気部品を接続するための端子も冷却器の下側に位置する場合がある。漏れた液体冷媒は冷却器の側面を伝って下へと移動する。そのため、端子が冷却器の側面の直下に位置する場合、漏れた冷却水が端子に直接付着する虞がある。
本明細書が開示する一つの態様では、車載電子機器は、冷却器と、電気部品とを備えている。冷却器には、上ケースとその上ケースの下に固定される下ケースとが備えられている。上ケースと下ケースの互いに対向する面の少なくとも一方には液体冷媒の流路となる溝が設けられている。そして、上記の溝の周囲に設けられている複数のボルト孔に締結されるボルトにより下ケースが溝を封止するように上ケースに固定されている。また、電気部品は、下ケースの下に固定されており、電気部品には、下ケースの一側面の直下に端子が設けられている。上記の溝は、上から見たときに一側面から離間した位置に設けられている。下ケースの上面には、溝と一側面との間で一側面と平行に上面の端から端まで伸びる第1リブが設けられている。ここで、複数のボルト孔のうち、第1リブに最も近いボルト孔を第1ボルト孔と称し、その次に近いボルト孔を第2ボルト孔と称する。第1リブは、一側面の側から見たときに第1ボルト孔と第2ボルト孔との間で最も高くなっている。
この構成によれば、流路から漏れた液体冷媒は第1リブに遮られるため、冷却器の一側面まで伝わることは無い。よって、一側面の直下に位置する端子に漏れた液体冷媒が伝わることが防止される。また、下ケースに、第1リブを設けることにより、下ケースの剛性を高めることができる。また、下ケースの剛性は、隣接するボルト孔の間で低くなる傾向にある。本態様では、第1リブは、一側面の側から見たときに隣接するボルト孔の間で最も高くなっているので、第1リブの最も高くなっている箇所によりボルト孔の間の剛性を補強することができる。したがって、本態様では、流路を構成する下ケースの剛性を高めつつ、漏れた液体冷媒を端子とは異なる箇所へと案内することができる。なお、隣接するボルト孔の間の剛性を補強するには、その間により近い位置で剛性を高めることが効果的である。第1リブは、第1ボルト孔(最も近くに位置するボルト孔)と第2ボルト孔(次に近くに位置するボルト孔)の間で最も高くなっている。即ち、第1リブは、最も近くに位置する2つのボルト孔の間の剛性を高めるのに有用である。
本明細書が開示するもう一つの態様では、車載電子機器は、冷却器と、電気部品とを備えている。冷却器には、上ケースとその上ケースの下に固定される下ケースとが備えられている。上ケースと下ケースの互いに対向する面の少なくとも一方には液体冷媒の流路となる溝が設けられている。そして、下ケースが上記の溝を封止するように上ケースに固定されている。また、電気部品は、下ケースの下に固定されており、電気部品には、上記の一側面の直下に端子が設けられている。下ケースの下面には、上記の一側面に沿って下面の端から端まで延びており、一側面と面一である第2リブが設けられている。そして、第2リブの下縁の形状は、上記の一側面の側から見たときにV字形状であり、V字形状の角が、上から見たときに上記の端子と重ならないように位置している。
この構成によれば、流路から漏れた液体冷媒は冷却器の一側面から第2リブへと伝わる。本態様では、第2リブの下縁の形状は、一側面の側から見たときにV字形状である。第2リブの一側面の側における側面に伝わった液体冷媒は、V字形状の角に集まることが期待される。また、その角は上から見たときに端子と重ならないように位置しているので、その角に集まった液体冷媒は、端子を避けるように滴下する。したがって、漏れた液体冷媒が端子へと伝わることを防止することが期待できる。また、第2リブにより、下ケースの剛性が高められる。したがって、本態様においても、流路を構成する下ケースの剛性を高めつつ、漏れた液体冷媒を端子とは異なる箇所へと案内することができる。
本明細書が開示する技術によれば、冷却器の流路を構成する部材の剛性を高めつつ、冷却器から漏れた液体冷媒を冷却器の下に位置する電気部品の端子の位置とは異なる位置へと案内することができる。本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
第1実施例の車載電子機器(電力変換器)の電力系のブロック図である。 第1実施例の電力変換器の分解斜視図である。 第1実施例の電力変換器の側面断面図である。 第1実施例の冷却器ケースを下から見たときの平面図である。 第1実施例の冷却器カバーを上から見たときの平面図である。 第1実施例の冷却器カバーを後からみたときの側面図である。 第1実施例において漏れた冷媒の流れを示す図である。 第1実施例において漏れた冷媒の冷却器カバー上面での流れを示す図である。 第2実施例の電力変換器の分解斜視図である。 第2実施例の電力変換器の側面断面図である。 第2実施例の冷却器カバーを上から見たときの平面図である。 第2実施例の冷却器カバーを後からみたときの側面図である。 第2実施例において漏れた冷媒の流れを示す図である。 第2実施例において漏れた冷媒の冷却器カバー側面での流れを示す図である。
(第1実施例)
図面を参照して第1実施例の車載電子機器を説明する。第1実施例の車載電子機器は、ハイブリッド車900に搭載される電力変換器20である。図1に、ハイブリッド車900の電力系のブロック図を示す。ハイブリッド車900は、走行用に三相交流モータ(以下、モータ4)とエンジン5とを備えている。モータ4の出力とエンジン5の出力は動力分配機構6によって合成されて車軸7へと伝達される。なお、動力分配機構6は、エンジン5の出力を車軸7とモータ4に分配する場合もある。その場合、ハイブリッド車900は、エンジン5の動力で走行しつつ、モータ4で発電する。発電された電力は、後述するメインバッテリ2に充電される。
ハイブリッド車900は、電力変換器20とシステムメインリレー3とメインバッテリ2と補機バッテリ9と補機12a,12bとを備えている。メインバッテリ2に蓄えられた直流電力は、電力変換器20によりモータ4に適した交流電力に変換され、モータ4に供給される。メインバッテリ2には、システムメインリレー3が接続されており、システムメインリレー3には電力変換器20が接続されている。電力変換器20のシステムメインリレー3に対する反対側にはモータ4が接続されている。補機バッテリ9は、メインバッテリ2より出力電圧の小さいバッテリである。メインバッテリ2の出力電圧は100V以上であり、補機バッテリ9の出力電圧は12Vである。補機バッテリ9には、補機12a、12bが接続されている。ハイブリッド車900には、補機バッテリ9から電力の供給を受ける複数の補機が搭載されている。図1では、複数の補機の一部が描かれている。補機12a、12bは、例えば、エアコン、カーステレオ、ルームランプ等である。
電力変換器20は、双方向コンバータ回路15とインバータ回路16とDCDCコンバータ回路8を備えている。双方向コンバータ回路15は、システムメインリレー3を介してメインバッテリ2に接続されている。インバータ回路16は、双方向コンバータ回路15とモータ4の間に接続されている。また、DCDCコンバータ回路8はシステムメインリレー3を介してメインバッテリ2に接続されており、DCDCコンバータ回路8と双方向コンバータ回路15は並列に接続されている。DCDCコンバータ回路8と双方向コンバータ回路15を並列に接続する接続点JP1は、システムメインリレー3と双方向コンバータ回路15の間に位置する。DCDCコンバータ回路8のメインバッテリ2とは反対側には補機バッテリ9が接続されている。接続点JP1と双方向コンバータ回路15は、双方向コンバータ側バスバ13a,13bにより接続されており、接続点JP1とDCDCコンバータ回路8は、DCDCコンバータ側バスバ14a,14bにより接続されている。そして、DCDCコンバータ側バスバ14a,14bとDCDCコンバータ回路8は接続点JP2により接続される。また、双方向コンバータ回路15とインバータ回路16の間には平滑コンデンサC2が接続されている。
双方向コンバータ回路15は、図1に示すように2つのトランジスタT1,T2とリアクトルL1とフィルタコンデンサC1を備えている。各トランジスタT1,T2には逆並列にダイオードが接続されている。双方向コンバータ回路15により、メインバッテリ2の電力が昇圧され、インバータ回路16を介してモータ4に供給される。また、モータ4により発電された電力は、インバータ回路16により交流から直流に変換された後、双方向コンバータ回路15によりメインバッテリ2の電圧まで降圧される。その電力により、メインバッテリ2が充電される。双方向コンバータ回路15は、よく知られた技術であるので、詳細は省略する。
インバータ回路16は、図1に示すように、2個のトランジスタの直列回路を3セット(即ち、T3とT6,T4とT7,T5とT8の3セット)含んでおり、その3セットの直列回路が並列に接続された構成を有している。各トランジスタT3−T8にはダイオードが逆並列に接続されている。3セットの直列回路の各中点が、モータ4の各相(即ち、U相,V相,W相)に接続されている。インバータ回路16は、双方向コンバータ回路15により昇圧されたメインバッテリ2の直流電力を交流電力に変換し、モータ4に供給する。また、インバータ回路16は、モータ4により発電された交流電力を直流電力に変換する場合もある。インバータ回路16はよく知られた技術であるので、詳細は省略する。
DCDCコンバータ回路8は、トランジスタやトランス等を備えた回路である。図1では、回路の詳細は省略して描いている。DCDCコンバータ回路8は、メインバッテリ2からの出力電圧を100Vから補機バッテリ9に適した出力電圧12Vまで降圧し、降圧後のメインバッテリ2の電力を補機バッテリ9に供給する。DCDCコンバータ回路8は、よく知られた技術であるので、詳細は省略する。
図2、図3を参照して、電力変換器20の構成について説明する。図2は、電力変換器20の分解斜視図である。図中には、XYZ座標系が描かれており、以下では、この座標系を適宜使用して説明をする。X軸が電力変換器20の前後方向を示す。X軸正方向が前側を示し、X軸負方向が後側を示す。Y軸が電力変換器20の幅方向を示す。Z軸が電力変換器20の上下方向を示す。X軸の正方向とZ軸の正方向が夫々車両前方と上方に一致するように、電力変換器20がハイブリッド車900に搭載される。図2では、後述する電力変換器20のケース(即ち、ケース本体21,上カバー22,下カバー23)の図示が省略されている。図3は、電力変換器20をY軸方向からみた側面断面図である。図3では、電力変換器20のケースが断面で描かれており、電力変換器20に内蔵される各部品は側面図で描かれている。また、図3では、後述する冷却器ケース41と冷却器カバー42の一部が断面で描かれている。
図2に示すように、電力変換器20は、複数の部材を上下方向に積層して構成される。上段には、コンデンサユニット31とトランジスタユニット32とリアクトルL1とが配置される。コンデンサユニット31は、フィルタコンデンサC1と平滑コンデンサC2を一つにまとめたユニットである。トランジスタユニット32は、双方向コンバータ回路15とインバータ回路16に含まれるトランジスタT1−T8を一つにまとめたユニットである。リアクトルL1は、双方向コンバータ回路15に含まれるリアクトルである。コンデンサユニット31とトランジスタユニット32とリアクトルL1はバスバ(不図示)により互いに接続され、図1に示す双方向コンバータ回路15とインバータ回路16が構成されている。また、トランジスタユニット32の上側には、トランジスタT1−T8を制御するための制御基板(不図示)が配置される。なお、図中では、コンデンサユニット31とトランジスタユニット32とリアクトルL1の形状は、直方体に簡略化して描かれている。
コンデンサユニット31とトランジスタユニット32とリアクトルL1の下側には、冷却器40が配置される。冷却器40は水冷式の冷却器である。冷却器40は、上側に位置する冷却器ケース41と、下側に位置する冷却器カバー42とに分割されている。コンデンサユニット31とトランジスタユニット32とリアクトルL1は、冷却器ケース41の上面に固定されている。冷却器ケース41の下にはシール部材43を介して冷却器カバー42が固定されている。冷却器ケース41と冷却器カバー42の詳細な説明は後述する。
冷却器カバー42の下側には、DCDCコンバータ回路8を構成する基板80が配置されている。冷却器カバー42の下面には、下方に突出している4本の支持脚が設けられている。4本の支持脚は、後方に位置する2本の支持脚42aと、前方に位置する2本の支持脚42bである。基板80は、支持脚42a,42bに固定される。なお、図中では、基板80は、平板に簡略化して描かれているが、DCDCコンバータ回路8の部品(例えば、トランス等)は、冷却器カバー42の側に突出している。その部品は、冷却器カバー42に接触している。冷却器40は、DCDCコンバータ回路8の部品を冷却する。また、基板80の後端(即ち、X軸負方向側の端)には、後述するDCDCコンバータ側バスバ14と接続するための端子82が設けられている。
電力変換器20は、双方向コンバータ回路15とDCDCコンバータ回路8を並列に接続するために、双方向コンバータ側バスバ13a、13bとDCDCコンバータ側バスバ14a,14bを備えている。双方向コンバータ側バスバ13a,13bは、平行に伸びており、途中が絶縁部材51で覆われている。以下では、2本のバスバ13a,13bを双方向コンバータ側バスバ13と総称する。双方向コンバータ側バスバ13の一方の端部52は絶縁部材51から露出しており、他の部材と連結するための孔が設けられている。双方向コンバータ側バスバ13の他方の端部53も絶縁部材51から露出しており、他の部材と連結するための孔が設けられている。双方向コンバータ側バスバ13は、複数箇所で屈曲している。一方の端部52の付近では、2本のバスバ13a,13bがZ軸方向に並んでおり、その2本のバスバ13a,13bはX軸方向に伸びている。トランジスタユニット32のY軸方向の側面には、端子32aが配置されている。端子32aには、不図示の別のバスバにより双方向コンバータ回路15のバッテリ側の端部が接続される。一方の端部52は、端子32aに接続される。この接続は、一方の端部52に設けられている孔にボルトを通し、端子32aにそのボルトを締結することで実現される。他方の端部53の付近では、2本のバスバ13a,13bがY軸方向に並んでおり、その2本のバスバ13a,13bはX軸方向に伸びている。双方向コンバータ側バスバ13は途中で下方に向かって屈曲しており、他方の端部53は、後述するDCDCコンバータ側バスバ14の他方の端部63に接続される。
また、DCDCコンバータ側バスバ14a,14bも、平行に伸びており、途中が絶縁部材61で覆われている。以下では、2本のバスバ14a,14bを双方向コンバータ側バスバ14と総称する。DCDCコンバータ側バスバ14の一方の端部62は絶縁部材61から露出している。DCDCコンバータ側バスバ14の他方の端部63は絶縁部材61から露出しており、他の部材と連結するための孔が設けられている。一方の端部62の付近では、2本のバスバ14a,14bはY軸方向に並んでおり、2本のバスバ14a,14bは、X軸方向に伸びている。一方の端部62は、基板80の後端に位置する端子82に接続される。この接続は、端部62と端子82に設けられている孔にボルトを通し固定することで実現される。端部62と端子82の接続部位は、図1の接続点JP2に相当する。以下、この接続部位も接続点JP2と称する。他方の端部63の付近では、2本のバスバ14a、14bはY軸方向に並んでおり、その2本のバスバ14、14bはX軸方向に伸びている。他方の端部63は、双方向コンバータ側バスバ13の他方の端部53に接続される。この接続は、両端部53、63に設けられている孔にボルトを通し固定することで実現される。両端部53、63の接続部位は、図1の接続点JP1に相当する。以下、この接続部位も接続点JP1と称する。図3に示すように、接続点JP2は、冷却器カバー42の後側に(X軸負方向側に)位置する後側面42cの直下に位置する。
図3に示すように、電力変換器20の各部品(例えば、コンデンサユニット31、トランジスタユニット32、リアクトルL1、基板80等)は、ケース本体21に収容されている。冷却器ケース41がケース本体21に固定されることで、電力変換器20の各部品がケース本体21に支持される。ケース本体21の上下面は開口しており、ケース本体21の上面の開口は、上カバー22により塞がれており、ケース本体21に下面の開口は、下カバー23により塞がれている。冷却器ケース41の流入口41a、流出口41bは、ケース本体21の側面を貫通して、ケース本体21の外へと伸びている。なお、ケース本体21や上カバーには、モータ4と電力変換器20を接続するための端子、メインバッテリ2と電力変換器20を接続するための端子、補機バッテリ9と電力変換器20を接続するための端子が設けられる。図3では、それらの端子の図示が省略されている。
図3,図4を参照して冷却器ケース41について説明する。図4は、冷却器ケース41を下側からみたとき(即ち、Z軸方向から見たとき)の平面図である。図4では、ケース本体21,上カバー22,双方向コンバータ側バスバ13の図示が省略されている。冷却器ケース41には、冷媒が通る溝である冷媒流路41cが設けられている。冷却器ケース41の前側面には、冷媒の流入口41aと冷媒の流出口41bが設けられている。図4に示すように、冷媒流路41cは、冷却器ケース41を下側から見たときU字形状をしている。冷媒流路41cの一端は、流入口41aに繋がっており、冷媒流路41cの他端は、流出口41bに繋がっている。即ち、冷媒流路41cは、上から見たときに、流入口41a、流出口41bが位置する前側面とは反対側の後側面41eから離間した位置に設けられている。後側面41eは、冷却器カバー42の後側面42cの側に位置する側面である。図3に示すように、冷媒流路41cは、冷却器ケース41の下面で開口している。なお、図4に示すように、冷媒流路41cは、リアクトルL1の下側に配置されている。冷却器40は、リアクトルL1からの熱を冷却する。
また、冷媒流路41cの周囲には、複数のボルト孔が設けられている。冷却器カバー42の複数のボルト孔に、このボルト孔に一対一に対応する後述する冷却器カバー42の複数のボルト孔を介してボルトを締結することで、冷却器カバー42が冷却器ケース41に固定される。図4では、複数のボルト孔の中で、後側面41eに最も近いボルト孔に符号B1を付し、その次に近いボルト孔に符号B2を付している。他のボルト孔の符号は省略する。ボルト孔B1,B2が夫々後述する冷却器カバー42のボルト孔B3,B4に対応する。また、冷却器ケース41の下面には、冷却器カバー42を冷却器ケース41に組む付けたときに、後述する山型リブ45を収容するための溝41dが設けられている。
図3,図5,図6を参照して冷却器カバー42について説明する。図3に示すように、冷却器カバー42は、冷媒流路41cの冷却器ケース41の下面における開口(以下、冷媒流路41cの開口)を覆うように冷却器ケース41の下面に固定される。図5は、冷却器カバー42を上から見た平面図である。図5では、基板80以外の部品の図示が省略されている。冷却器カバー42には、冷媒流路41cの開口を囲むように溝44が設けられている。溝44にはシール部材43が配置され、シール部材43により冷却器ケース41と冷却器カバー42の間が封止される。即ち、冷媒流路41cの開口は、冷却器カバー42とシール部材43により封止される。また、図5に示すように、基板80の端子82は、後側面42cの直下に位置している。
シール部材43には、ゴム製のOリングやFIPGが選択される。なお、図4に示すように、冷媒流路41cにはU字形状の上流側と下流側を隔てる壁41fが設けられている。壁41fの冷却器カバー42側の面と冷却器カバー42の間にも他のシール部材(不図示)が配置される。
また、冷却器カバー42の上面には、山型リブ45が設けられている。山型リブ45は、溝44と後側面42cとの間に後側面42cと平行に位置している。そして、山型リブ45は、冷却器カバー42の上面の端から端まで伸びている。図6は、冷却器カバー42を後から、即ち、後側面42cの側から見たときの側面図である。図6では、基板80以外の部品の図示は省略している。図6に示すように、山型リブ45の形状は、上に(Z軸正方向)に尖った頂上を有する山形状である。一方、図5に示すように、溝44の周囲には、複数のボルト孔が設けられている。この複数のボルト孔は、先述した冷却器ケース41の複数のボルト孔と一対一に対応する。図5では、山型リブ45に最も近いボルト孔に符号B3を付し、その次に近いボルト孔に符号B4を付している。他のボルト孔の符号は省略する。ここで、山形状における山型リブ45の頂上45aは、後側面42cの側から見たときにボルト孔B3,B4の間に位置している。即ち、山型リブ45は、後側面42cの側から見たときにボルト孔B3,B4の間で最も高くなっている。
山型リブ45の頂上45aについて、さらに説明する。図5に示すように、上から見た場合に、頂上45aは、ボルト孔B3,B4を結ぶ直線SLの垂直二等分線PB上に位置している。つまり、直線SLの伸びる方向においてボルト孔B3と頂上45aとの距離D1は、ボルト孔B4と頂上45aとの距離D2に等しい。即ち、山型リブ45の頂上45aはボルト孔B3,B4の間の中央から最短の距離に位置している。
第1実施例の効果について説明する。図8は、図3の接続点JP2の周囲における拡大図である。シール部材43が何等かの原因で破損した場合、冷却器40の冷媒流路41cを流れる冷媒は冷媒流路41cから漏れる場合がある。図7に示す実線矢印が、漏れた冷媒の流れを示す。図7に示すように、漏れた冷媒は、冷媒流路41cからシール部材43を超えて、山型リブ45にまで到達する。しかし、漏れた冷媒は、山型リブ45に遮られ、冷却器カバー42の後側面42cまで到達することは無い。図8は、図5と同じ、冷却器カバー42を上から見た平面図である。図8に示す実線矢印も、図7と同様に、漏れた冷媒の流れを示す。山型リブ45に到達した冷媒は、山型リブ45の延設方向(即ち、Y軸方向)に沿って、冷却器カバー42の外へと流れ、冷却器カバー42の幅方向(即ち、Y軸方向)の側面を伝って冷却器40の下へと流れる。ここで、図7に示す破線矢印が、山型リブ45が無い場合の漏れた冷媒の流れを示す、山型リブ45が無い場合、漏れた冷媒は、後側面42cを伝って、基板80の端子82に付着する。付着した冷媒により端子82が短絡する虞がある。山型リブ45が有る場合、漏れた冷媒は後側面42cに到達することなく、冷却器40の下へと流れため、基板80の端子82に漏れた冷媒が付着することが防止される。
上述したように、電力変換器20はハイブリッド車900に搭載される。電力変換器20の後側(即ち、X軸負方向側)が、ハイブリッド車900の後側に相当する。第1実施例の構成は、ハイブリッド車900が登坂走行する場合にも有効である。ハイブリッド車900が登坂走行する場合、電力変換器20は、後側が前側より下なるように傾斜する。この場合、冷却器40から漏れた冷媒は、冷媒流路41cから冷却器カバー42の後側面42cに向かって流れる。山型リブ45が有ることにより、ハイブリッド車900が登坂走行する場合でも、基板80の端子82に漏れた冷媒が付着することが防止される。
また、冷却器カバー42が変形すると、冷却器カバー42と冷却器ケース41の間の合わせ面に隙間が生じ、シール部材43のシール性能が十分に発揮されない場合がある。上述の構成によれば、冷却器カバー42は山型リブ45により補強され、その剛性が高められている。剛性が高められることにより冷却器カバー42の変形が防止され、冷却器カバー42と冷却器ケース41の合わせ面に隙間が生じることが防止される。また、冷却器カバー42の剛性は、隣接するボルト孔の間で低くなる傾向にある。上述の構成によれば、山型リブ45は、山型リブ45の頂上45aに近いほど剛性が高くなる。第1リブの頂上45aが、後側面42cの側から見たときに隣接するボルト孔B3,B4の間に位置しているので、頂上45aによりボルト孔B3,B4の間の剛性を補強することができる。さらに、ボルト孔B3,B4の間では、その間の中央に近いほど剛性が低くなる傾向にある。上述の構成によれば、山型リブ45の頂上45aが、剛性が低くなるボルト孔B3,B4の間の中央から最短の距離に位置している。よって、山型リブ45により、ボルト孔B3,B4の間で剛性が低くなる箇所を効果的に補強することができる。なお、隣接するボルト孔の間の剛性を補強するには、その間により近い位置で剛性を高めることが効果的である。ボルト孔B3は山型リブ45に最も近いボルト孔であり、ボルト孔B4はボルト孔B3の次に山型リブ45に近いボルト孔である。山型リブ45は、ボルト孔B3,B4の間の剛性を高めるのに有用である。
したがって、第1実施例の構成によれば、冷却器カバー42の剛性を高めつつ、冷却器40から漏れた冷媒を基板80の端子82が位置する箇所とは異なる箇所へと案内することができる。
(第2実施例)
図面を参照して第2実施例の車載電子機器を説明する。第2実施例の車載電子機器は、第1実施例と同様にハイブリッド車900に搭載される電力変換器200である。電力変換器200を搭載したハイブリッド車900の電力系にブロック図は、図1と同様である。図9は、電力変換器200の図2と同様の分解斜視図である。図10は、電力変換器200の図3と同様の側面断面図である。電力変換器200は、冷却器カバー242が異なる以外は、第1実施例の電力変換器20と同じ構成である。以下では、主に第1実施例とは異なる構成である冷却器カバー242について説明する。図中では、冷却器カバー242において、第1実施例と同じ構成には同一の符号を付している。図9、図10に示すように、冷却器カバー242には、山型リブ45とは異なるV字リブ245が設けられている。図11は、冷却器カバー242を上から見たときの図5と同様の平面図である。図12は、冷却器カバー242を後から見たときの図6と同様の側面図である。図10、図11に示すように、V字リブ245は冷却器カバー242の下面に設けられている。V字リブ245は、冷却器カバー242の後側面242cに沿って、冷却器カバー242の下面の端から端まで伸びている。そして、V字リブ245は、後側面242cと面一である。また、図12に示すように、V字リブ245の下縁は、後側面242cの側から見たときに、下側に向かって尖ったV字形状である。また、冷却器カバー242の下には、第1実施例と同様にDCDCコンバータ回路8の基板80が位置している。V字形状の角に相当するV字リブ245の角245aは、上から見たときに基板80の後端に位置する端子82と重ならないように位置している。別言すれば、V字リブ245の角245aと基板80の端子82は、幅方向(即ち、Y軸方向)で互いにずれて位置している。
さらに、V字リブ245の角245aは、後側面242cの側から見たときにボルト孔B3,B4の間に位置している。そして、図11に示すように、V字リブ245の角245aは、上から見たときに、ボルト孔B3,B4を結ぶ直線SLの垂直二等分線PB上に位置している。即ち、V字リブ245の角245aは、第1実施例の山型リブ45の頂上45aと同様のボルト孔B3,B4との位置関係を有している。
第2実施例の効果について説明する。図13は、図10の接続点JP2の周囲における拡大図である。図13に示す実線矢印が、冷媒流路41cから漏れた冷媒の流れを示す。図13に示すように、漏れた冷媒は、冷媒流路41cからシール部材43を超えて、後側面242cにまで到達する。図14は、図12と同じ、冷却器カバー242を後から見た側面図である。図14に示す実線矢印も、図13と同様に、漏れた冷媒の流れを示す。後側面242cに到達した冷媒は、後側面242c上を伝って下へと流れ、後側面242cと面一に位置するV字リブ245の側面に伝わる。そして、V字リブ245に伝った冷媒は、V字リブ245の下縁に沿ってV字リブ245の角245aへと集まる。上述したように、V字リブ245の角245aは、上から見たときに端子82と重ならないように位置している。したがって、角245aに集まった冷媒は、端子82を避けるように滴下し、漏れた冷媒が端子82に伝わることが防止される。なお、ハイブリッド車900が登坂走行する場合でも同様の効果が得られる。
また、上述の構成によれば、冷却器カバー242はV字リブ245により補強され、その剛性が高められている。また、V字リブ245は、V字形状におけるV字リブ245の角245aに近いほど剛性が高くなる。上述したように、V字リブ245の角245aのボルト孔B3,B4との位置関係は、第1実施例の山型リブ45の頂上45aのボルト孔B3,B4との位置関係と同様である。したがって、V字リブ245は、第1実施例の山型リブ45と同様に、剛性が低下しやすいボルト孔B3,B4の間の剛性も高めることができる。
したがって、第2実施例の構成によれば、冷却器カバー242の剛性を高めつつ、冷却器240から漏れた冷媒を基板80の端子82が位置する箇所とは異なる箇所へと案内することができる。
「冷却器ケース41」が「上ケース」の一例であり、「冷却器カバー42」が「下ケース」の一例である。「基板80」が「電気部品」の一例である。第1実施例の「山型リブ45」が「第1リブ」の一例であり、第2実施例の「V字リブ」が「第2リブ」の一例である。ボルト孔B3が「第1ボルト孔」の一例であり、ボルト孔B4が「第2ボルト孔」の一例である。
以下、実施例で示した技術に関する留意点を述べる。実施例の電力変換器が搭載される対象となる車両は、モータのみで走行する電気自動車であってもよい。
冷媒流路41cは、冷却器カバー42に設けられても良いし、冷却器ケース41と冷却器カバー42の両方に設けられても良い。
山型リブ45の形状は、後側面42cの側から見たときに湾曲した頂上を有する山形状でもよい。即ち、山型リブ45の最も高い箇所が、後側面42cの側から見たときにボルト孔B3,B4の間に位置していればよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:メインバッテリ
3:システムメインリレー
4:モータ
5:エンジン
6:動力分配機構
7:車軸
8:DCDCコンバータ回路
9:補機バッテリ
12a,12b:補機
13:双方向コンバータ側バスバ
15:双方向コンバータ回路
16:インバータ回路
20,200:電力変換器
31:コンデンサユニット
32:トランジスタユニット
40,240:冷却器
41:冷却器ケース
41c:冷媒流路
42,242:冷却器カバー
42c,242c:後側面
43:シール部材
45:山型リブ
45a:山型リブの頂上
80:基板
82:端子
245:V字リブ
245a:V字リブの角
900:ハイブリッド車
B1,B2,B3,B4:ボルト孔
C1:フィルタコンデンサ
C2:平滑コンデンサ
L1:リアクトル

Claims (2)

  1. 車載電子機器であって、
    上ケースと前記上ケースの下に固定される下ケースとが備えられており、前記上ケースと前記下ケースの互いに対向する面の少なくとも一方には液体冷媒の流路となる溝が設けられており、前記溝の周囲に設けられている複数のボルト孔に締結されるボルトにより前記下ケースが前記溝を封止するように前記上ケースに固定されている冷却器と、
    前記下ケースの下に固定されており、前記下ケースの一側面の直下に端子が設けられている電気部品と、
    を備えており、
    前記溝は、上から見たときに前記一側面から離間した位置に設けられており、
    前記下ケースの上面には、前記溝と前記一側面との間で前記一側面と平行に前記上面の端から端まで伸びる第1リブが設けられており、
    前記複数のボルト孔のうち前記第1リブに最も近い第1ボルト孔とその次に近い第2ボルト孔に対して、前記第1リブは、前記一側面の側から見たときに前記第1ボルト孔と前記第2ボルト孔との間で最も高くなっている、
    ことを特徴とする車載電子機器。
  2. 車載電子機器であって、
    上ケースと前記上ケースの下に固定される下ケースとが備えられており、前記上ケースと前記下ケースの互いに対向する面の少なくとも一方には液体冷媒の流路となる溝が設けられており、前記下ケースが前記溝を封止するように前記上ケースに固定されている冷却器と、
    前記下ケースの下に固定されており、前記下ケースの一側面の直下に端子が設けられている電気部品と、
    を備えており、
    前記下ケースの下面には、前記一側面に沿って前記下面の端から端まで延びており、前記一側面と面一である第2リブが設けられており、
    前記第2リブの下縁の形状は、前記一側面の側から見たときにV字形状であり、
    前記V字形状の角が、上から見たときに前記端子と重ならないように位置している、
    ことを特徴とする車載電子機器。
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