JP2016110450A - 媒体集積装置および施封装置 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、紙幣を搬送して放出する集積ローラと、放出された紙幣を集積し、集積した紙幣の下側を規制する下側ガイドと、集積した紙幣の一方向を規制する規制部材と、水平方向に移動可能な押圧部材とを備え、押圧部材を水平方向に移動させ集積した紙幣を規制部材に寄せて紙幣束の一方向を整位するようにしている。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、紙葉類を整位する集積部を小型化することを目的とする。
図1において、施封装置1は、紙葉類束を帯体で施封する装置である。この施封装置1は、例えば銀行や信用金庫等の金融機関、ショッピングモールやスーパーマーケット等の流通機関で利用される。ここで、「紙葉類束」とは、束状に整えられた複数枚の紙葉類を意味している。また、「施封」とは、帯体で結束する動作を意味している。
上部ユニット2の正面(前面)側には、アッパパネル2Uとロアパネル2Lとが設けられている。アッパパネル2Uおよびロアパネル2Lは、上部ユニット2の内部空間を閉鎖する可動部材である。アッパパネル2Uは、後斜め上方向に摺動することにより、開く構成となっている。一方、ロアパネル2Lは、上端側が下端付近を中心にして前方に回動することにより、開く構成になっている。
施封装置1は、例えばカードリーダ4でオペレータにより所持されたIDカードからオペレータのID情報を読取ることによりオペレータを特定する。施封装置1は、当該オペレータによる使用が許可されている場合、各種処理を実行する上で必要となる情報を表示部5に表示し、操作部6からオペレータの操作を受付ける。
施封装置1は、放出部7のシャッタを解放した状態にして施封紙幣束の一部分をシャッタの外部に突出させることにより、施封紙幣束を装置の内部から外部に放出することができる。
取込部8は、シャッタ構造になっている。取込部8のシャッタは、通常時に閉鎖されており、紙幣の投入時にのみ解放される。施封装置1は、取込部8のシャッタを解放することにより紙幣の投入を受付ける。
前扉9は、左端および右端のいずれか一方の端部が他端付近を中心にして前方向に回動することにより開く構成になっている。前扉9は、通常時にロック機構により施錠されている。
図2において、施封装置1は、上部ユニット2の内側に、制御部CN、搬送部10、集積部20、施封部30、ロック機構40、およびトレイ50を有している。
制御部CNは、施封装置1の各部の動作を制御する制御手段である。
搬送部10は、紙幣を搬送する紙幣搬送手段である。
媒体集積装置としての集積部20は、紙幣が紙幣束として集積される紙幣集積手段である。
ロック機構40は、施封部30を所定の位置に固定する固定機構である。
トレイ50は、オペレータが集積部20から端数分の紙幣を抜き取る際に、紙幣を誤って落下させてしまったときに、落下した紙幣を受け止める部材である。トレイ50は、上面に、落下した紙幣を収容するための凹部が形成された構成となっている。
また、施封装置1は、下部ユニット3の内側に、金庫部60、搬送部61、鑑別部62、リジェクト部63、および一時集積部64を有している。
搬送部61は、紙幣を搬送する紙幣搬送手段である。
鑑別部62は、紙幣を鑑別する部位である。
リジェクト部63は、鑑別部62により再利用不能なリジェクト紙幣として鑑別された紙幣を収納する部位である。
一時集積部64は、紙幣を一時的に収納する部位である。
本実施例では、集積部20および施封部30は、一体の連結ユニット2CMとして連結された構成になっている。施封装置1は、連結ユニット2CMの周囲に、連結ユニット2CMを摺動可能に保持する機構としてスライドレール2rlを有している。これにより、集積部20および施封部30を上部ユニット2の内部から外部へ引き出すとともに、外部から内部へ押し込むことができる。
また、施封装置1は、上部ユニット2外部へ引き出された集積部20および施封部30がオペレータによって上部ユニット2の内部へ押し込まれる場合に、そのことを検知する第2センサSN2を有している。
図3において、集積部20は、集積下側搬送機構21、および集積上側搬送機構22を有している。また、施封部30は、施封下側搬送機構31、および施封上側搬送機構32を有している。
また、ローラ搬送とベルト搬送とでは、ローラ搬送よりもベルト搬送の方が紙幣束(紙葉類束)を安定して搬送することができる(つまり、束のずれの発生を抑制させた状態で搬送することができる)ため、ベルト搬送の方が好ましい。
本実施例では、集積下側搬送機構21および集積上側搬送機構22、並びに施封下側搬送機構31および施封上側搬送機構32は、ベルト搬送により紙幣束(紙葉類束)を搬送するものとして説明する。
集積上側搬送機構22は、集積下側搬送機構21の上方に、上下方向に移動可能に配設されている。施封上側搬送機構32は、施封下側搬送機構31の上方に、施封上側搬送機構32の前後方向の任意の場所を中心にして回動可能に配設されている。また、施封上側搬送機構32は、回転中心を上下方向に移動可能に構成されている。
図3に示すように、集積下側搬送機構21は、複数個のローラ211、および複数本のベルト212を有している。例えば、集積下側搬送機構21は、前後方向および上下方向に直交する左右方向に配置された4本のベルト212と、1本のベルト212につき3個ずつ、合計12個のローラ211とを有している。ローラ211は、回転軸に支持され、同じ高さの所定の位置に回転可能に取り付けられている。
ベルト212は、それぞれ前後方向に配置された駆動ローラとして機能する1個のローラ211と、従動ローラとして機能する2個のローラ211とにより走行自在に張架されている。
図3に示すように、集積上側搬送機構22は、集積下側搬送機構21と同様に、複数個のローラ221、および複数本のベルト222を有している。例えば、集積上側搬送機構22は、前後方向および上下方向に直交する左右方向に配置された4本のベルト222と、1本のベルト222につき3個ずつ、合計12個のローラ221とを有している。
ベルト222は、それぞれ前後方向に配置された3個のローラ221により走行自在に張架されている。
また、集積部20は、摺動案内部材223、摺動部材224、連結部材225、リンク機構226、および上下動機構227を備えている。
摺動部材224は、摺動案内部材223の延在方向に沿って、上下方向に摺動する部材である。
連結部材225は、ローラ221を支持している回転軸と摺動部材224とを連結する部材である。
リンク機構226は、集積上側搬送機構22の上下方向の移動に合わせて作動する機構である。
摺動案内部材223は、長尺な板状の部材として構成されており、上下方向に延在するように、集積部20の所定の位置に固定して設けられている。摺動案内部材223は、摺動部材224を摺動させるレールとして機能する溝が長手方向に沿って設けられている。
摺動部材224は、長尺な板状の部材として構成されており、摺動案内部材223に形成された溝に嵌め込まれている。
集積上側搬送機構22は、連結部材225と摺動部材224とが直交した状態で連結されることにより、ベルト222の搬送面(紙幣束(紙葉類束)との当接面)が水平方向に一致した状態で、上下方向に移動する。
上下動機構227は、例えばモータ227aと、モータ227aとリンク部材226aの回転支点とに連結されたギヤ列227bとを有しており、モータ227aを回転駆動させることによりリンク部材226aを作動させる構成になっている。ただし、上下動機構227は、例えばラックアンドピニオン機構により構成することもできる。
なお、オペレータは、上下動機構227が作動していない状態において、落下している集積上側搬送機構22を上方向に移動させる場合、リンク部材226aの後端側を手で持ち上げることにより、集積上側搬送機構22を上方向に移動させることができる。
ステージ26は、媒体放出手段としての舌片ローラ13によって放出された紙幣(紙葉類)が上に集積される部材である。本実施例では、紙幣(紙葉類)は、短手方向がステージ26の前後方向、長手方向がステージ26の前後方向および上下方向に直交する左右方向になるようにステージ26の上に集積される。
案内板27は、図2に示す搬送部10の舌片ローラ13によって搬送部10から集積部20の内部に放出された紙幣(紙葉類)の上面と当接することによって紙幣(紙葉類)をステージ26の上に案内する部材である。
ストッパ29は、舌片ローラ13によって放出された紙幣(紙葉類)を停止させる部材である。
ストッパ29は、シャッタ28の図2に示す搬送部10と対向する側(後側)の壁面に設けられている。ストッパ29は、例えばプラスチックによって構成されている。ストッパ29は、側面視において例えば三角状の突起が多数並設されている。
検知手段としての放出センサ13aは、舌片ローラ13によって集積部20の内部に放出される紙幣(紙葉類)Pの短手方向における後端を検知し、紙幣(紙葉類)Pが集積部20の内部に放出されたことを検知する光学式センサ等である。
シャッタ28は、回転軸281に取り付けられ、回転軸281の回転とともに回動可能に構成されている。回転軸281は、図3に示す集積下側搬送機構21側に配置され、ギヤ等の駆動伝達手段を介して駆動源(駆動手段)としてのモータに接続され、モータを駆動することにより、回転可能になっている。
シャッタ28は、制御部の制御により回動し、前方に倒れて集積部を解放することができるようになっている。本実施例では、図2に示す制御部CNが、放出センサ13aの検知結果に基づいて、モータを駆動することによりシャッタ28を回動させる。
このように、シャッタ28は、回動することにより、ステージ26上に集積された紙幣(紙葉類)の短手方向の一端部に当接し、紙幣(紙葉類)の他端部を短手ガイド25に押し当てて整位する。
図3に示すように、施封下側搬送機構31は、複数個のローラ311、および複数本のベルト312を有している。本実施例では、施封下側搬送機構31のベルト312が集積下側搬送機構21のベルト212と前後方向に直列に配置されているものとして説明する。また、施封下側搬送機構31は、4本のベルト312と、1本のベルト312につき4個ずつ、合計16個のローラ311とを有しているものとして説明する。
ローラ311は、回転軸に支持され、同じ高さの所定の位置に回転可能に取り付けられている。
ベルト312は、それぞれ前後方向に配置された駆動ローラとして機能する1個のローラ311と、従動ローラとして機能する3個のローラ311とにより走行自在に張架されている。ベルト312の搬送面は、集積下側搬送機構21のベルト212の搬送面と略同一の水平面の位置に配置されている。
図3に示すように、施封上側搬送機構32は、複数個のローラ321、および複数本のベルト322を有している。
本実施例では、施封上側搬送機構32のベルト322が集積上側搬送機構22のベルト222と前後方向に直列に配置されているものとして説明する。また、施封上側搬送機構32は、ベルト322の長手方向の長さが施封下側搬送機構31のベルト312の長手方向の長さよりも短く形成されており、さらに前端部の前後方向の位置が施封下側搬送機構31の前端部の前後方向の位置と略同じになるように、配置されているものとして説明する。また、施封上側搬送機構32は、4本のベルト322と、1本のベルト322につき3個ずつ、合計12個のローラ321とを有しているものとして説明する。
ベルト322は、それぞれ前後方向に配置された3個のローラ321により走行自在に張架されている。
施封上側搬送機構32は、回動機構323によって回動自在に支持されている。回動機構323は、施封上側搬送機構32の前後方向における任意の場所に設けられた回転軸を中心にして、施封上側搬送機構32を回動させる機構である。本実施例では、回転軸が最前列のローラ321の回転軸と同一に構成されているものとして説明する。
回動機構323は、紙幣束(紙葉類束)が集積部20から施封部30に受け渡される前の段階では、ベルト322の搬送面の後端側が前端側よりも高い位置になるように、施封上側搬送機構32(特に、ベルト322)を傾斜した姿勢の状態にする。
これにより、施封部30は、施封上側搬送機構32のベルト322と施封下側搬送機構31のベルト312とで紙幣束(紙葉類束)を挟み込む。このとき、回動機構323は、施封する紙幣束(紙葉類束)の厚さに応じて、施封上側搬送機構32を上下方向に微細に移動させて、施封上側搬送機構32のベルト322の搬送面の高さを調整する。
まず、施封装置が行う紙幣の投入処理を図1および図2を参照しながら説明する。
施封装置1は、オペレータが操作部6を操作して紙幣の投入処理の実行を指示することにより、紙幣の投入処理を開始する。
施封装置1は、紙幣の投入処理を開始すると、取込部8のシャッタを開いて、オペレータに紙幣の投入を促す。オペレータが紙幣を取込部8に投入すると、施封装置1は、投入された紙幣を内部に取り込み、取り込んだ紙幣を搬送部61により搬送しながら鑑別部62で鑑別し、真券として鑑別された紙幣を一時集積部64に一時的に収納すると共に、真券として鑑別されなかった紙幣を取込部8に戻して、オペレータに紙幣の再投入を促す。
このようにして、施封装置1は紙幣の投入処理を実行する。
施封装置1は、オペレータが操作部6を操作して紙幣の投入処理の実行を指示することにより、紙幣の施封処理を開始する。本実施例では、オペレータが、施封する紙幣の金種として「万円券」を指定し、施封枚数(一束に施封する紙幣の枚数)として「100枚」を指定して紙幣の施封処理の実行を指示したものとして説明する。
搬送部10は、内部に、搬送路11と、ローラやベルト等により構成された搬送機構12とを有している。搬送部10は、搬送部61から紙幣を受け取ると、紙幣を集積部20に向けて搬送する。
集積部20は、搬送部10により搬送された紙幣を内部に集積し、施封枚数分の紙幣(100枚の紙幣)が集積紙幣束として集積されると、集積紙幣束を施封部30に渡す。
施封装置1は、放出部7のシャッタを解放した状態にし、施封紙幣束の一部分をシャッタの外部に突出させることにより、施封紙幣束を装置の内部から外部に放出する。
このようにして施封装置1は、紙幣の施封処理を実行する。
まず、集積部20および施封部30の集積時の動作を図3を参照しながら説明する。
図3に示すように、紙幣の集積時において、集積部20は、上下動機構227によって集積上側搬送機構22が略水平な姿勢で上方向に移動させられた状態になっている。また、施封部30は、回動機構323によって施封上側搬送機構32(特に、ベルト322)が傾斜した姿勢の状態になっている。
舌片ローラ13は、紙幣Pが搬送されてくる度に、紙幣Pを集積部20の内部(図中矢印A11が示す方向)に放出する。放出された紙幣Pは、案内板27に当接することにより、ステージ26の上に案内される。そして、紙幣Pは、ストッパ29に当接することにより、集積部20の内部の前後方向の所定の位置で停止する。その結果、紙幣Pが集積紙幣束Paとしてステージ26の上に集積される。
S1:制御部CNは、放出センサ13aにより紙幣Pの通過を検知し、施封枚数分の紙幣(100枚の紙幣)が放出され、集積紙幣束として紙幣Pの集積が終了したか否かを判定する。制御部CNは、集積が終了したと判定すると本処理を終了し、集積が終了していないと判定すると処理をS2へ移行する。
S3:放出センサ13aにより通過が検知された紙幣Pの枚数が所定枚数に達したと判定した制御部CNは、モータ等を駆動し、略鉛直方向に立位の状態のシャッタ28を、図4に示すように図中矢印Bが示す前方向に所定の角度αだけ回動させる。
このように、制御部CNは、放出センサ13aで所定枚数の紙幣Pを検知すると、モータを駆動することによりシャッタ28をステージ26側に回動させてステージ26に集積された媒体を整位し、紙幣束を生成する。すなわち、制御部CNは、所定枚数の紙幣Pを集積する毎に、図4に示すようにシャッタ28を図中矢印Bが示す前方向に所定の角度αだけ回動した後、図中矢印Cが示す後方向に所定の角度αだけ回動させることにより、ステージ26の上に集積された集積紙幣束Paの短手方向の前端部をシャッタ28で叩いて短手方向の後端部を短手ガイド25に押し当て、集積紙幣束Paの短手方向を揃えて整位し、集積紙幣束Paを生成する。
本実施例では、制御部CNが集積部20のシャッタ28を回動させ、そのシャッタ28でステージ26の上に集積された紙幣(紙葉類)Pの短手方向の一端部を叩いて他端部を短手ガイド25に押し当て、集積紙幣束Paの短手方向を揃えて整位するようにしたことにより、紙幣(紙葉類)Pを整位する集積部20を小型化することができる。
図5に示すように、集積部20は、まず、集積上側搬送機構22を略水平な姿勢で下方向(図中矢印A21が示す方向)に移動させた状態にする。この動作は、例えば上下動機構227により集積上側搬送機構22を下方向に向けて移動させたり、上下動機構227の作動を停止させたりすることにより行うことができる。
次に、図6に示すように、集積部20は、シャッタ28を施封部30側(図中矢印A31が示す方向)に倒して、シャッタ28を集積紙幣束Paの搬送路から退避させる。
これと同時に、施封部30は、施封下側搬送機構31のベルト312を放出部7(図2参照)の方向(図中矢印A42が示す前方向)に走行させる。これにより、集積下側搬送機構21と施封下側搬送機構31との間で、集積紙幣束Paの受け渡しが開始される。
この後、施封部30は、集積紙幣束Paを前後方向(図中矢印A52および矢印A53が示す方向)に繰り返し搬送しながら、巻付機構で紙帯wrを集積紙幣束Paに巻き付ける。これにより、図9に示すように、施封部30は、紙帯wrで施封された施封紙幣束Pbを作成する。
これにより、施封時の動作が完了する。
また、集積部の部品点数を減らすことができ、製造コストを削減することができるという効果が得られる。
図12において、シャッタ282は、図3および図4に示すシャッタ28と同様に、短手ガイド25と対向するように配置され、集積部20の内部の空間を前側(施封部30側)の空間と、後側(図2に示す搬送部10側)の空間とに区分する部材である。
規制部材283は、樹脂等の可撓性の部材で構成され、上端部および下端部に屈曲した係合部283aが形成されている。係合部283aは、シャッタ282の上端部および下端部に形成された係合孔282aに所定の遊びを保持して嵌め込まれ、シャッタ282と係合するように構成されている。
このように規制部材283は、付勢部材284の付勢力を受けることにより、係合部283aがシャッタ282と係合してシャッタ282との間で所定の間隔を保持し、シャッタ282と平行する姿勢を保持する。また、規制部材283は、付勢部材284の付勢力に抗する力を受けるとシャッタ282との係合が解除されることにより、シャッタ282に対して可動になるように構成されている。
シャッタ282は、制御部の制御により回動し、前方に倒れて集積部を解放することができるようになっている。また、シャッタ282および規制部材283は、第1の実施例と同様に、制御部の制御により、一体となって前方向に所定の角度αだけ回転した後、後方向に所定の角度αだけ回転してステージ26に集積されている紙幣の短手方向の前方の端部を規制部材283で叩き、紙幣の短手方向の後方の端部を短手ガイド25に押し当てることができるようになっている。すなわち、規制部材283は、シャッタ282の回動に伴って回動し、紙幣の短手方向の前方の端部と当接する。
上述した構成の作用について説明する。なお、施封装置が行う紙幣の投入処理および施封処理、並びに集積部および施封部の施封時の動作は第1の実施例と同様であるため、その説明を省略する。また、集積部および施封部の集積時の動作におけるステージの上に紙幣を集積する集積処理の流れも第1の実施例と同様であるため、その説明を省略する。
なお、第1の実施例および第2の実施例では、紙葉類を紙幣として説明したが、それに限られることなく、紙葉類を乗車券、航空券、チケット、帳票等の媒体としても良い。
2 上部ユニット
3 下部ユニット
4 カードリーダ
5 表示部
6 操作部
7 放出部
8 取込部
10、61 搬送部
11 搬送路
12 搬送機構
13 舌片ローラ
20 集積部
21 集積下側搬送機構
22 施封上側搬送機構
25 短手ガイド
26 ステージ
27 案内板
28、282 シャッタ
283 規制部材
29 ストッパ
30 施封部
31 施封下側搬送機構
32 施封上側搬送機構
60 金庫部
62 鑑別部
63 リジェクト部
64 一時集積部
Claims (7)
- 媒体放出手段によって放出された媒体を集積するステージと、
前記ステージを挟んで前記媒体放出手段と対向する位置に、水平面に対して略垂直に設けられ、回動可能に軸支されたシャッタと、
を有し、
前記シャッタの回動によって前記ステージ上に集積された媒体を整位することを特徴とする媒体集積装置。 - 請求項1に記載の媒体集積装置において、
前記ステージを挟んで前記シャッタと対向する位置に配置されたガイド部材を有し、
前記シャッタの回動によって前記ステージ上に集積された媒体を前記ガイド部材に押し当てることを特徴とする媒体集積装置。 - 請求項1または請求項2に記載の媒体集積装置において、
前記シャッタは、前記ステージ側に、規制部材を有し、
前記規制部材は、前記シャッタの回動に伴って回動し、前記媒体の端部と当接することを特徴とする媒体集積装置。 - 請求項3に記載の媒体集積装置において、
前記規制部材は、前記シャッタと係合する係合部を有し、
前記規制部材は、前記シャッタに形成された係合孔に嵌め込まれて前記シャッタに対して可動に配置され、前記ステージ側に付勢部材で付勢されて前記係合部が前記シャッタと係合したとき、前記シャッタとの間に所定の間隔を保持することを特徴とする媒体集積装置。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の媒体集積装置において、
前記シャッタは、回動して前記ステージに集積された媒体の短手方向の一端部に当接し、前記媒体の他端部を前記ガイド部材に押圧することを特徴とする媒体集積装置。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載の媒体集積装置において、
前記媒体放出手段によって媒体が放出されたことを検知する検知手段と、
前記シャッタを回動させる駆動手段と、
前記検知手段の検知結果に基づいて前記駆動手段で前記シャッタを回動させる制御部とを有し、
前記制御部は、前記検知手段で所定枚数の前記媒体を検知すると、前記駆動手段で前記シャッタを前記ステージ側に回動させて前記ステージに集積された媒体を整位することを特徴とする媒体集積装置。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載の媒体集積装置を備え、
前記媒体集積装置で整位された媒体束を帯体で結束する施封部を有することを特徴とする施封装置。
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