JP2016109045A - 密閉型電動圧縮機及び空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、密閉容器から吐出される冷媒の油含有率を充分に低減することができる密閉型電動圧縮機を提供する。【解決手段】本発明の密閉型電動圧縮機(スクロール圧縮機S)は、インシュレータカバー28が回転子の軸側に形成される内周縁26cを有するとともに、内周縁26cより固定子から離れる方向に立ち上がり、内周縁26cの全周にわたって形成される内壁27と、内壁27の立ち上がる方向とは逆の方向に内周縁26cから立ち上がるように形成される複数の突出片28と、内壁27の内周面27aから突出片28の内周面28aにわたって設けられるリブ29と、を有することを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、密閉型電動圧縮機及びこれを備える空気調和機に関する。
従来、電動機部の回転力を圧縮機構部に伝達するクランクシャフトに設けた貫通孔を通じて、密閉容器の底部に貯留した油を軸受部等に供給する密閉型電動圧縮機が知られている。圧縮機構部で圧縮された冷媒は、電動機部の固定子と回転子との間に形成されるエアギャップ等を通り、吐出パイプから密閉容器外に吐出される。軸受部等に供給された油は、流下して密閉容器の底部に再び貯留される。
ところが、このような密閉型電動圧縮機を使用する冷凍サイクルには、微細化(ミスト化)した油が冷媒とともに持ち込まれる。この冷凍サイクルは、持ち込まれた油によって、配管内での圧力損失や凝縮器、蒸発器等での熱交換率の低下を生じるおそれがある。
そこで、電動機部の固定子の巻線が掛けられるインシュレータに、吐出ガスに衝突可能なように外壁と内壁とを設けた密閉型電動圧縮機が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この密閉型電動圧縮機は、吐出ガスを前記の外壁及び内壁に衝突させることによって吐出ガスの流速を低下させ、冷媒と油とを分離するようになっている。
特開2009−144581号公報
しかしながら、従来の密閉型電動圧縮機(例えば、特許文献1参照)では、外壁と内壁とによって分離された油の流速が速いため、外壁と内壁にこの油を充分に保持することができない。また油は、回転子の半径方向外側に向かって流れる冷媒によって巻き上げられる。そのため一旦冷媒から分離された油も冷媒とともに冷凍サイクル側に吐出されることとなる。
したがって、従来の密閉型電動圧縮機では、密閉容器から吐出される冷媒の油含有率を充分に低減することができない問題がある。
そこで、本発明の課題は、密閉容器から吐出される冷媒の油含有率を充分に低減することができる密閉型電動圧縮機及びこれを備える空気調和機を提供することにある。
前記課題を解決した本発明の密閉型電動圧縮機は、吸入した冷媒を圧縮して冷凍サイクルに吐出する圧縮機構と、前記圧縮機構を駆動する電動機とを密閉容器内に収容するとともに、潤滑油を前記密閉容器内に貯留する密閉型電動圧縮機であって、前記電動機は、回転子と、前記回転子の周囲に配置される固定子と、前記固定子のコイルエンドを覆うように配置されるインシュレータカバーと、を備え、前記インシュレータカバーは、前記回転子の軸側に形成される内周縁を有するとともに、前記内周縁より前記固定子から離れる方向に立ち上がり、前記内周縁の全周にわたって形成される内壁と、前記内壁の立ち上がる方向とは逆の方向に前記内周縁から立ち上がるように形成される複数の突出片と、前記内壁の内周面から前記突出片の内周面にわたって設けられるリブと、を有することを特徴とする。
また、前記課題を解決した空気調和機は、前記密閉型電動圧縮機と、凝縮器と、膨張器と、蒸発器と、が環状に順次接続され、冷媒が流れる冷媒回路を備えることを特徴とする。
本発明によれば、密閉容器から吐出される冷媒の油含有率を充分に低減することができる密閉型電動圧縮機及びこれを備える空気調和機を提供することができる。
本発明の実施形態に係る空気調和機の構成説明図である。 本発明の実施形態に係る密閉型電動圧縮機の縦断面図である。 図1の密閉型電動圧縮機における電動機の横断面図である。 回転子を除いた電動機の様子を示す斜視図である。 図4の電動機におけるインシュレータカバーの部分拡大斜視図である。 インシュレータカバーに設けられる突出片及びリブの正面図である。 図6の突出片の第1変形例を示す正面図である。 図6のリブの第1変形例を示す正面図である。 図6のリブの第2変形例を示す正面図である。 図6のリブの第3変形例を示す正面図である。 図6のリブの第4変形例を示す正面図である。
以下、本発明を実施形態について適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態に係る密閉型電動圧縮機は、電動機のインシュレータカバーに、後に詳しく説明する内壁と、突出片と、リブとを有することを主な特徴点としている。
以下では、密閉型電動圧縮機としてのスクロール圧縮機を備える空気調和機の全体構成について説明した後にスクロール圧縮機について説明する。
<空気調和機の全体構成>
図1は、本実施形態に係る空気調和機101の構成説明図である。
図1に示すように、空気調和機101は、スクロール圧縮機S(密閉型電動圧縮機)、四方弁102、膨張器等の冷暖房絞り装置103、室内熱交換器104、及び室外熱交換器105が所定の配管106で環状に接続されている。
この空気調和機101は、四方弁102を切替えることで室内熱交換器104を蒸発器、室外熱交換器105を凝縮器として使用する冷房運転と、室内熱交換器104を凝縮器、室外熱交換器105を蒸発器として使用する暖房運転とを行うヒートポンプ式のものである。なお、図1中、実線矢印Xは冷房運転時における冷媒の循環方向を示し、破線矢印Yは暖房運転時における冷媒の循環方向を示している。
例えば、冷房運転時の空気調和機101においては、スクロール圧縮機Sで圧縮された高温高圧の冷媒は、四方弁102を通過して室外熱交換器105に流入し、空気との熱交換により放熱して凝縮する。その後、冷媒は、冷暖房絞り装置103により等エンタルピ膨張し、低温低圧でガス冷媒と液冷媒とが混在した気液二相流となって室内熱交換器104へ流入する。そして、室内熱交換器104での液冷媒は、空気からの吸熱作用によりガス冷媒に気化する。つまり、液冷媒が気化する際に室内熱交換器104が周囲の空気を冷却することで空気調和機101は、冷房機能を発揮する。次いで、室内熱交換器104を出た冷媒は、スクロール圧縮機Sへ戻って高温高圧に圧縮されると共に、再び四方弁102、室外熱交換器105、冷暖房絞り装置103及び室内熱交換器104を循環する。つまり、この循環が繰り返されることで冷凍サイクルが構成される。
<スクロール圧縮機>
図2は、本実施形態に係るスクロール圧縮機Sの縦断面図である。なお、以下のスクロール圧縮機Sの説明における上下の方向は、このスクロール圧縮機Sを空気調和機101(図1参照)に配置した際の鉛直方向の上下に一致させた図2に示す上下方向を基準とする。
図2に示すように、スクロール圧縮機Sは、縦型スクロール圧縮機であり、冷媒(作動流体)として例えばR32冷媒を使用するものである。
スクロール圧縮機Sは、密閉容器(チャンバともいう)1と、この密閉容器1内に収容され、吸入した冷媒を圧縮して前記した冷凍サイクルに吐出するスクロール圧縮機構3と、クランクシャフト6を介してこのスクロール圧縮機構3を駆動する電動機2と、を備えている。スクロール圧縮機構3は、特許請求の範囲にいう「圧縮機構」に相当する。
密閉容器1は、円筒状の筒チャンバ1aと、筒チャンバ1aの上部に溶接される蓋チャンバ1bと、筒チャンバ1aの下部に溶接される底チャンバ1cと、で構成され、その内部に密閉されたチャンバ内空間(吐出圧力空間ともいう)54を形成している。
また、蓋チャンバ1bには、スクロール圧縮機構3の吸込口4に取り付けられる吸込パイプ7が溶接又はロウ付けされて固定配置されている。また、スクロール圧縮機構3の吐出口5は、チャンバ内空間(吐出圧力空間)54と連通しており、筒チャンバ1aの側面にチャンバ内空間54と外部とを連通する吐出パイプ8が溶接又はロウ付けされて固定配置されている。このスクロール圧縮機Sは、チャンバ内空間54が高圧雰囲気となる、いわゆる高圧チャンバタイプの圧縮機である。
また、密閉容器1の内部には、組み立ての適当な段階で油(潤滑油)が封入される。これにより密閉容器1の底部には、貯油部9が形成される。
スクロール圧縮機構3は、旋回スクロール11と、固定スクロール12と、フレーム13と、オルダムリング14と、を備えている。
旋回スクロール11は、渦巻状の旋回スクロールラップ11aと、旋回端板11bと、クランクシャフト6の偏心部であるピン部6cが挿入される旋回軸受部11cと、を有している。
固定スクロール12は、渦巻状の固定スクロールラップ12aと、固定端板12bと、を有している。また、固定スクロールラップ12aの外周部に吸込口4が配置され、固定スクロールラップ12aの中央部に吐出口5が配置されている。
旋回スクロール11は、固定スクロール12と相対向して旋回自在に配置されており、旋回スクロールラップ11aと固定スクロールラップ12aとの噛み合いによって、吸込口4と連通する圧縮室51が形成されている。
フレーム13は、その外周側が溶接によって密閉容器1の内壁面に固定されており、クランクシャフト6の主軸6dを回転自在に支持する主軸受13aを備えている。固定スクロール12は、ボルトによりフレーム13と締結され固定される。また、旋回スクロール11とフレーム13との間には、背圧室53が形成されている。
オルダムリング14は、旋回スクロール11とフレーム13の間に配置されており、オルダムリング14のキー部(図示せず)が、旋回スクロール11に形成された旋回オルダム溝(図示せず)と、フレーム13に形成されたフレームオルダム溝(図示せず)に挿入されている。オルダムリング14は、旋回スクロール11を固定スクロール12に対して、自転させずに旋回運動をさせる働きをする自転規制部材である。
クランクシャフト6は、主軸6dと、偏心部であるピン部6cと、を備えている。クランクシャフト6の主軸は、上側がフレーム13に設けた主軸受13aに支持され、下側が下軸受10で支持されている。
クランクシャフト6の主軸6dは、特許請求の範囲にいう「軸」に相当する。
後記する電動機2を駆動してクランクシャフト6を回転させると、ピン部6cは主軸に対して偏心回転運動するようになっている。また、クランクシャフト6には、主軸受13a、下軸受10及び後記の旋回軸受部11cへ貯油部9の油を給油するための給油縦穴6a及び給油横穴6bが設けられている。
次に、電動機2について説明する。
図2に示すように、電動機2は、回転子2bと、固定子2aと、を備えている。
回転子2bは、円筒形状を呈しており、クランクシャフト6の主軸6d周りに回転するように主軸6dに取り付けられている。
回転子2bの上部には、上バランスウェイト15aが配置され、回転子2bの下部には、下バランスウェイト15bが配置されている。これら上バランスウェイト15a及び下バランスウェイト15bは、回転子2bのスクロール圧縮機構3との回転バランスを保つものである。
図2中、符号18a,18bは、それぞれ後記の吐出ガス流路であり、符号16は、後記のエアギャップであり、符号17は、後記のリード線であり、符号22は、後記の固定子鉄心であり、符号23は、後記の固定子コイルであり、符号24は、後記のインシュレータであり、符号25は、後記のコイルエンドであり、符号26は、後記のインシュレータカバーである。
図3は、図2の密閉型電動圧縮機Sにおける電動機2の横断面図である。
図3に示すように、回転子2bは、回転子鉄心21と、この回転子鉄心21内にクランクシャフト6と並行するように形成される図示しない6つの磁石溝内に装着される図示しない永久磁石等により構成されている。これら永久磁石の装着により、回転子鉄心21には6つの磁極(図示省略)が形成される。
固定子2aは、円筒形状を呈している。固定子2aの内側には、エアギャップ16を介して回転子2bが配置される。固定子2aは、密閉容器1内に圧入、溶接等により固定されている。
固定子2aは、固定子鉄心22と、固定子コイル23とを備えて構成されている。
固定子鉄心22は、その内径側で周方向に9つ等間隔で並ぶように形成される固定子スロット22aと、各固定子スロット22a間に形成される9つのティース部22bと、これらのティース部22bの外周側を一体に連結したコアバック22cと、を備えて構成されている。
固定子コイル23は、ティース部22bを取り囲むように巻回された集中巻き方式となっており、3相の巻線を備えている。
なお、図3中、符号Rは、回転子2bの回転方向であり、符号Axは、回転子2bの軸であり、符号26は、仮想線(二点鎖線)で表す後記のインシュレータカバーであり、符号27は、仮想線(二点鎖線)で表す後記の内壁であり、符号28は、仮想線(二点鎖線)で表す後記の突出片である。
図2に戻って、固定子コイル23は、固定子鉄心22の上下両端部に設けられた略円環形状のインシュレータ24を介して固定子鉄心22に巻回されている。符号25は、固定子スロット22a(図3参照)から固定子鉄心22の上下両端の外側にそれぞれ延出したコイルエンドである。
なお、固定子鉄心22の上下両端の外側にそれぞれ延出したコイルエンド25のうち、上端側のコイルエンド25は、特許請求の範囲にいう「固定子のコイルエンド」に相当する。
図2に示すように、上端側のコイルエンド25の上方には、このコイルエンド25を覆うようにインシュレータカバー26が配置されている。このインシュレータカバー26は、インシュレータ24の上側で、固定子コイル23の中性点やリード線17との結線が行われる場合に、リード線17がばらついて他の部品と干渉するのを防止するものである。ちなみに、このインシュレータカバー26は、図示しないがインシュレータ24と嵌合するように配置されている。
図4は、回転子2b(図2参照)を除いた電動機2の様子を示す斜視図である。
図4に示すように、略円環形状のインシュレータカバー26は、円筒形状の固定子2a上に配置されている。そして、インシュレータカバー26には、その外周縁に沿って複数の嵌合孔26a(本実施形態では3つ)が形成されている。
この嵌合孔26aには、インシュレータ24に形成された係合爪24aが嵌合するようになっている。これによりインシュレータカバー26は、インシュレータ24を介して固定子2a上に支持されるようになっている。
また、インシュレータカバー26には、周方向に沿って複数の貫通孔26dが形成されている。この貫通孔26dは、後記するようにインシュレータカバー26の上面に潤滑油が溜まった場合にこれを下方に流下させるものである。
また、インシュレータカバー26には、リード線17を電動機2外に延出させるリード線17の挿通孔26bが形成されている。
インシュレータカバー26は、前記したように、内壁26と、突出片28と、リブ29とを備えている。
内壁27は、インシュレータカバー26の内周縁26cから立ち上がるように形成されている。具体的には、内壁27は、固定子2aから離れる方向に、つまり本実施形態では内周縁26cから上方に向かって立ち上がっている。
そして、この内壁27は、内周縁26cの全周にわたって延在するように形成されて、高さの低い円筒形状を呈している。
図5は、図4の電動機2におけるインシュレータカバー26の部分拡大斜視図である。
図5に示すように、インシュレータカバー26には、内周縁26cに突出片28が形成されている。ちなみに、本実施形態では、図3において仮想線(二点鎖線)で示すように、インシュレータカバー26の内径は、固定子2aの内径よりも大きく設定されている。そして、9つの固定子スロット22aに対応して9つの突出片28が設けられている。
この突出片28は、図5に示すように、内壁27の立ち上がる方向とは逆の方向に内周縁26cから立ち上がるように形成されている。つまり、本実施形態での突出片28は、内周縁26cから下方に向かって突出するように形成されている。
突出片28は、内壁27の内周面27aと面一となる内周面28aを有する板状に形成されている。
図5中、符号29は、後記のリブであり、符号23は、固定子コイルである。
図6は、インシュレータカバー26に設けられる突出片28及びリブ29の正面図であり、回転子2b(図3参照)の軸Ax(図3参照)側から突出片28及びリブ29を見た様子を示す図である。
図6に示すように、突出片28は、隣り合う異相の固定子コイル23,23同士の隙間Dに対応するように配置されている。
突出片28の平面形状は、軸Ax(図3参照)側から見た正面視で、突出方向(図6の下方向)に交差する方向(図6の紙面横方向)に規定される幅(横幅)が当該突出方向(図6の下方向)に徐々に狭まる形状の突起で形成されている。
本実施形態での突出片28の平面形状は、逆台形であり、インシュレータカバー26側に長い下辺が位置し、突出側に短い上辺が位置している。
そして、この逆台形の上辺の長さW2は、隣り合う異相の固定子コイル23,23同士の隙間Dの幅W1よりも狭くなるように設定されている。
また、この逆台形の2つの斜辺の交差角θは鋭角を形成している。
図6に示すように、内壁27の内周面27aには、突出片28に対応する位置で、円筒形状の内壁27の中心側、言い換えれば回転子2bの軸Ax(図3参照)側に向けて突出するとともに軸Ax方向(図5の上下方向)に延在するように設けられるリブ29が形成されている。
本実施形態でのリブ29は、突出片28の内周面28aから内壁27の内周面27aにわたって延在している。
次に、スクロール圧縮機Sの冷媒圧縮動作について主に図2を参照しながら説明する。
電動機2が駆動してクランクシャフト6が回転すると、クランクシャフト6のピン部6cが偏心回転する。旋回軸受部11cにピン部6cが挿入された旋回スクロール11は、オルダムリング14に規制されながら旋回駆動する。この一連の動作により、吸込パイプ7(吸込口4)から吸い込まれた冷媒ガスは、旋回スクロール11と固定スクロール12との圧縮室51で圧縮されて、吐出口5から吐出圧力空間であるチャンバ内空間54に吐出される。チャンバ内空間54の冷媒は、後に詳しく説明するように、吐出パイプ8から空気調和機101(図1参照)の前記冷凍サイクル内を循環して、吸込パイプ7から再びスクロール圧縮機Sへ戻される。
次に、スクロール圧縮機Sの給油動作について主に図2を参照しながら説明する。
背圧室53の圧力は、図示しない背圧制御弁により、吐出圧力と吸込圧力の中間の圧力である背圧に保持されている。このため、貯油部9と背圧室53との間に差圧が発生する。この差圧で貯油部9の油が、クランクシャフト6の下端部に固定配置された給油ピースから給油縦穴6aを通り、クランクシャフト6に設けられた給油横穴6b及びスリット部(図示せず)を経て、旋回軸受部11c及び主軸受13aを潤滑しながら、背圧室53へ流入する。
背圧室53へ流入した油は、背圧室53と圧縮室51との差圧により、途中に前記の背圧制御弁(図示省略)を設けた背圧弁連通路(図示省略)を通って、圧縮室51へ流入する。そして、圧縮室51へ流入した油は、圧縮室51のシール性を高めながら、冷媒と共に吐出口5からチャンバ内空間54に吐出される。そのため、吐出口5から吐出される冷媒には、ミスト化した潤滑油が多く含まれている。
この潤滑油を多く含む冷媒は、スクロール圧縮機構3の外周部に設けられた吐出ガス流路18aを通って、このスクロール圧縮機構3と電動機2との間に区画される空間20aに導かれる。この際、冷媒に含まれる一部の潤滑油は、吐出ガス流路18aを通る際に分離されて貯油部9に流下する。
その後、潤滑油を含む冷媒は、電動機2の外周部に設けられた吐出ガス流路18bを通って、電動機2の下方に区画される空間20bに導かれる。この際、冷媒に含まれる一部の潤滑油は、吐出ガス流路18bを通る際に分離されて貯油部9に流下する。
そして、冷媒は、流れる方向を上方に反転させてエアギャップ16等を通り、空間20aから吐出パイプ8を介して吐出される。
ちなみに、エアギャップ16等を通って空間20aに導かれる冷媒には、空間20bに導かれるまでに分離できなかった潤滑油に加えて、貯油部9付近でのクランクシャフト6の回転や回転子2bの回転によって、ミスト化した潤滑油を更に含んでしまう。
また、エアギャップ16等を通って空間20aに導かれる冷媒は、回転子2bの回転方向に沿う流れを生じるとともに、上バランスウェイト15aの回転により遠心方向に向かう流れを生じる。ミスト化した潤滑油は、このような冷媒の流れに伴って吐出パイプ8を介して吐出される。
そして、例えば特許文献1で開示されたスクロール圧縮機(密閉型電動圧縮機)では、前記したように、吐出パイプ8を介して吐出される冷媒に含まれる潤滑油の量が多いと、冷凍サイクルの効率(成績効率COP)が低下する問題があった。
次に、本実施形態に係るスクロール圧縮機Sの奏する作用効果について説明する。
本実施形態に係るスクロール圧縮機Sでは、インシュレータカバー26の内周縁26cの全周にわたって延在するように内壁27を有している。
したがって、遠心方向への冷媒の流れに伴う潤滑油は、内壁27の内周面27aに衝突して冷媒から分離される。そして、分離された潤滑油は、内壁27の内周面27aを伝って流下し、貯油部9に戻される。
また、本実施形態に係るスクロール圧縮機Sでは、内壁27を有していることで、遠心方向への冷媒の流れを遮ることができる。
したがって、インシュレータカバー26の上面に溜まった潤滑油が、この冷媒の流れによって再び巻き上げられることを防止することができる。
また、本実施形態に係るスクロール圧縮機Sでは、インシュレータカバー26に貫通孔26dが設けられているので、インシュレータカバー26の上面に溜まる潤滑油の量を少なくすることができる。また、このスクロール圧縮機Sによれば、インシュレータカバー26の上面に溜まった潤滑油を貫通孔26dを介して流下させることができる。
また、本実施形態に係るスクロール圧縮機Sでは、内壁27の内周面27aに、上下方向(軸Ax方向)に延びるリブ29を有している。
したがって、回転子2bの回転方向に向かう冷媒の流れに伴う潤滑油は、リブ29に衝突して冷媒から分離される。そして、分離された潤滑油は、内壁27の内周面27aを伝って流下し、貯油部9に戻される。
また、本実施形態に係るスクロール圧縮機Sでは、インシュレータカバー26の内周縁26cに突出片28を有している。この突出片28は、リブ29に対応する位置に設けられている。
したがって、内壁27の内周面27a及びリブ29で分離された潤滑油は、この突出片28を伝うことで流下し易くなっている。
また、本実施形態に係るスクロール圧縮機Sでは、突出片28の内周面28aは、内壁27の内周面27aと面一となっている。
したがって、内壁27の内周面27a及びリブ29で分離された潤滑油は、この突出片28を伝うことで、より流下し易くなっている。
また、本実施形態に係るスクロール圧縮機Sでは、突出片28は、固定子2aの隣り合う異相の固定子コイル23間の隙間Dに対応する位置に形成されている(図6参照)。
したがって、内壁27の内周面27a及びリブ29で分離された潤滑油は、この突出片28を伝うことで、固定子コイル23間を流下する。よって、潤滑油は、更に流下し易くなっている。
また、本実施形態に係るスクロール圧縮機Sでは、突出片28の平面形状は、突出方向に交差する方向に規定される幅が当該突出方向に徐々に狭まる形状の突起で形成されている。
したがって、内壁27の内周面27a及びリブ29で分離された潤滑油は、この突出片28を効率よく流下することができる。
また、本実施形態に係るスクロール圧縮機Sでは、突出片28の平面形状が逆台形を呈し、上辺の長さW2は、固定子コイル23間の隙間Dの幅W1よりも狭くなっている。
したがって、内壁27の内周面27a及びリブ29で分離された潤滑油は、より確実に固定子コイル23間を流下する。よって、潤滑油は、更に流下し易くなっている。また、逆台形の2つの斜辺の交差角θが鋭角となっていることで、潤滑油は、より一層流下し易くなっている。
また、本実施形態に係るスクロール圧縮機Sでは、リブ29は、突出片28の内周面28aから内壁27の内周面27aにわたって延在している。つまり、このスクロール圧縮機Sでは、リブ29の長さをより長く設定することができる。
したがって、回転子2bの回転方向に向かう冷媒の流れに伴う潤滑油は、効率よく冷媒から分離される。
また、本実施形態に係るスクロール圧縮機Sでは、インシュレータカバー26の内径を、固定子2aの内径よりも大きく設定している。つまり、回転子2bと内壁27との距離が長くなって、回転子2bの回転によって生じる冷媒の旋回流の流路が広くなる。
したがって、回転子2bの回転によって生じる冷媒の旋回流の流速が遅くなって、ミスト化した潤滑油の凝集を促して粗大化することができる。これにより冷媒からの潤滑油の分離が促進される。
また、旋回流の流速が遅くなることで、旋回流がリブ29に衝突した後に上方に向かう冷媒の流速も遅くなる。したがって、リブ29で捕捉した潤滑油は効率よくリブ29を伝って流下することとなる。
また、本実施形態に係るスクロール圧縮機Sでは、インシュレータカバー26に設けた内壁27、突出片28及びリブ29によって冷媒に随伴する潤滑油を分離することができるので、油分離板、油分離ブロック等の他部材を別途設ける必要がない。
したがって、スクロール圧縮機Sでは、構成を簡素化することで製造時の工数やコストを低減することができる。
以上のようなスクロール圧縮機S及びこれを備える空気調和機101によれば、密閉容器1から吐出される冷媒の油含有率(潤滑油量)を充分に低減することができるので、空気調和機101の成績係数(COP)を向上させることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。
図7は、図6の突出片28の第1変形例を示す正面図である。図8は、図6のリブ29の第1変形例を示す正面図である。図9は、図6のリブ29の第2変形例を示す正面図である。図10は、図6のリブ29の第3変形例を示す正面図である。図11は、図6のリブ29の第4変形例を示す正面図である。なお、図7から図11に示す変形例において前記実施形態と同じ構成要素については同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
前記実施形態では、突出片28として逆台形のものを示したが、横幅が突出方向に徐々に狭まる形状の突出片28としてはこれに限定されるものではない。
図7に示すように、突出片28は、平面形状が半円形である構成とすることもできる。
なお、図7中、符号27aは、内壁27の内周面であり、符号28aは、突出片28の表面であり、符号29は、リブである。これら符号27,27a,28,28a,29は以下の変形例において同じである。
また、前記実施形態では、リブ29は、突出片28の内周面28aから内壁27の内周面27aにわたって形成されるものについて説明したがリブ29としてはこれに限定されるものではない。
図8に示すように、リブ29は、突出片28の内周面28aでのみ延在する構成とすることもできる。
また、前記実施形態では、リブ29は、上下方向に延在するものについて説明したがリブ29としてはこれに限定されるものではない。
図9に示すように、リブ29は、内壁27の内周面27a側の一端から回転子2b(図3参照)の回転方向Rとは逆の方向に屈曲して内壁27の内周面27a上で延びる屈曲リブ29aを更に有する構成とすることもできる。
この屈曲リブ29aを有するスクロール圧縮機S(図2参照)によれば、冷媒の流れFがリブ29に衝突して上方と下方に分かれて流れる際に、上方への冷媒の流れFは、この屈曲リブ29aで横方向(図9の紙面の横方向)に折り返される。
したがって、冷媒の流れFに随伴する潤滑油が上方に飛散することが防止される。よって、リブ29で捕捉した潤滑油は効率よくリブ29を伝って流下することとなる。
また、前記実施形態では、リブ29は、上下方向に延在するものについて説明したがリブ29としてはこれに限定されるものではない。
図10に示すように、リブ29は、突出片28側から内壁27側に向かって回転子2b(図3参照)の回転方向Rとは逆の方向に傾斜角αで傾斜している構成とすることができる。
このリブ29を有するスクロール圧縮機S(図2参照)によれば、冷媒の流れFがリブ29に衝突した際に、冷媒の流れFは下方に向けて誘導される。
したがって、冷媒の流れFに随伴する潤滑油は、下方に向けて誘導することができ、リブ29で捕捉された潤滑油は効率よくリブ29を伝って流下することができる。
なお、傾斜角αは、0度を超え、90度未満の範囲内で設定することができるが、リブ29の基端が突出片28側に設定されている場合には、突出片28の斜片の角度θ(図6参照)に応じて適宜に設定することができる。
また、リブ29は、図11に示すように、回転方向Rとは逆の方向に凹となるように湾曲する構成とすることができる。
このリブ29を有するスクロール圧縮機S(図2参照)によれば、冷媒の流れFがリブ29に衝突した際に、冷媒の流れFは下方に向けて誘導され、リブ29で捕捉された潤滑油は効率よくリブ29を伝って流下することができる。
1 密閉容器
2 電動機
2a 固定子
2b 回転子
3 スクロール圧縮機構
6 クランクシャフト
6a 給油縦穴
6b 給油横穴
6c ピン部
6d 主軸(軸)
7 吸込パイプ
8 吐出パイプ
9 貯油部
11 旋回スクロール
11a 旋回スクロールラップ
12 固定スクロール
12a 固定スクロールラップ
13 フレーム
14 オルダムリング
15a 上バランスウェイト
15b 下バランスウェイト
16 エアギャップ
17 リード線
21 回転子鉄心
22 固定子鉄心
22a 固定子スロット
22b ティース部
22c コアバック
23 固定子コイル
24 インシュレータ
25 コイルエンド
26 インシュレータカバー
26c 内周縁
27 内壁
27a 内壁の内周面
28 突出片
28a 突出片の内周面
29 リブ
29a 屈曲リブ
101 空気調和機
102 四方弁
103 冷暖房絞り装置
104 室内熱交換器
105 室外熱交換器
106 配管
Ax 軸
D 隙間
R 回転方向
S スクロール圧縮機(密閉型電動圧縮機)

Claims (9)

  1. 吸入した冷媒を圧縮して冷凍サイクルに吐出する圧縮機構と、前記圧縮機構を駆動する電動機とを密閉容器内に収容するとともに、潤滑油を前記密閉容器内に貯留する密閉型電動圧縮機であって、
    前記電動機は、回転子と、前記回転子の周囲に配置される固定子と、前記固定子のコイルエンドを覆うように配置されるインシュレータカバーと、を備え、
    前記インシュレータカバーは、前記回転子の軸側に形成される内周縁を有するとともに、前記内周縁より前記固定子から離れる方向に立ち上がり、前記内周縁の全周にわたって形成される内壁と、
    前記内壁の立ち上がる方向とは逆の方向に前記内周縁から立ち上がるように形成される複数の突出片と、
    前記内壁の内周面から前記突出片の内周面にわたって設けられるリブと、
    を有することを特徴とする密閉型電動圧縮機。
  2. 前記突出片は、前記内壁の内周面と面一となる前記内周面を有する板状に形成され、前記インシュレータカバーの前記内周縁に沿って等間隔に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の密閉型電動圧縮機。
  3. 前記突出片は、前記固定子の隣り合う異相のコイル間の隙間に対応する位置に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の密閉型電動圧縮機。
  4. 前記軸側から見た前記突出片の平面形状は、突出方向に交差する方向に規定される幅が当該突出方向に徐々に狭まる形状の突起で形成されていることを特徴とする請求項3に記載の密閉型電動圧縮機。
  5. 前記突出片の前記平面形状は、前記インシュレータカバー側に長い下辺が位置し、突出側に短い上辺が位置する逆台形を呈し、前記上辺の長さは、隣り合う異相のコイル間の前記隙間の幅よりも狭いことを特徴とする請求項4に記載の密閉型電動圧縮機。
  6. 前記逆台形の2つの斜辺の交差角は鋭角であることを特徴とする請求項5に記載の密閉型電動圧縮機。
  7. 前記リブは、前記内壁の内周面側の一端から前記回転子の回転方向とは逆の方向に屈曲して内壁の内周面上で延びる屈曲リブを更に有していることを特徴とする請求項1に記載の密閉型電動圧縮機。
  8. 前記リブは、前記突出片側から前記内壁側に向かって前記回転子の回転方向とは逆の方向に傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の密閉型電動圧縮機。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の密閉型電動圧縮機と、四方弁と、冷暖房絞り装置と、室内熱交換器と、室外熱交換器と、が所定の配管で環状に接続され、冷媒が流れる冷媒回路を備えることを特徴とする空気調和機。
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