JP2016109038A - オイルセパレータ - Google Patents
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Abstract
Description
以下、図1〜図4を参照して、第1実施形態について説明する。
図1及び図3に示すように、オイルセパレータ10は、内燃機関のクランク室内のブローバイガスを吸気通路に還流する還流通路に設けられるものであり、例えばナイロン66などの電気絶縁性の硬質樹脂材料によって形成されたケース11を有している。
ガス流入口23を通じてケース11内に導入されたブローバイガスは、ガス流出口24に向けて移動する。
(1)オイルセパレータ10のケース11の内部には、複数の電極板40が上下方向に沿うとともに互いに間隔をおいて対向配置されている。各電極板40の間には、誘電材料によって形成されたフィルタ50が介設され、且つ電位差を付与することが可能とされている。こうした構成によれば、前述した作用によって、オイルの捕捉効率を適切に向上させることができる。
こうした構成によれば、ケース本体20の側壁21と突出部26との間や、互いに隣り合う突出部26の間に電極板40の下端部を挿入することによってケース本体20に対して電極板40を容易に組み付けることができる。
次に、図5及び図6を参照して、第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は対応する構成については同一の符号を付すことにより重複する説明を省略する。
図5及び図6に示すように、ケース本体20は、下側底壁122と、下側底壁122の上方に位置するとともに第1実施形態と同様な複数の突出部126が上面に形成された上側底壁123とを有している。
以上説明した本実施形態に係るオイルセパレータによれば、第1実施形態の効果(1)〜(3)に加えて、新たに以下に示す作用効果が得られるようになる。
次に、図7及び図8を参照して、第3実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は対応する構成については同一の符号を付すことにより重複する説明を省略する。
図7に示すように、ケース本体20の底壁22の上面には、突条227が長手方向に沿って形成されている。突条227は長手方向において電極板40及びフィルタ50の配設位置に対応した位置に形成されている。図8に示すように、突条227は幅方向に間隔をおいて2つ形成されている。
(5)通電抑制構造は、各電極板40の下端がフィルタ50の下端よりも上方に位置することにより構成されている。こうした構成によれば、凝縮水はフィルタ50の下部に溜まるものの、各電極板40の間に溜まることが抑制される。したがって、凝縮水を介して各電極板40の間で通電が生じることを抑制することができる。
次に、図9及び図10を参照して、第4実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は対応する構成については同一の符号を付すことにより重複する説明を省略する。
図9及び図10に示すように、幅方向内側に配置された一対の電極板40の下端部には、長手方向に間隔をおいて複数の切欠部41が形成されており、互いに隣り合う切欠部41の間には、底壁22の上面に当接する脚部42が形成されている。なお、幅方向外側の一対の電極板40の下端部には、切欠部41が形成されていない。
以上説明した本実施形態に係るオイルセパレータによれば、第1実施形態の効果(1)〜(3)に加えて、以下に示す作用効果が得られるようになる。
次に、図11及び図12を参照して、第5実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は対応する構成については同一の符号を付すことにより重複する説明を省略する。
図11に示すように、各突出部426は、長手方向において、電極板40の配設位置に対応して形成されることに加え、ガス流入口23が形成された側壁21の内面まで延びている。
図11及び図12(a)〜(c)に示すように、フィルタ50は、前記突出部426の上面に載置されている。
(7)突出部426の上面にフィルタ50が載置され、突出部426の上面には排出溝427が形成されている。
次に、図13及び図14を参照して、第6実施形態について説明する。なお、第2実施形態と同一又は対応する構成については同一の符号を付すことにより重複する説明を省略する。
図13及び図14に示すように、ケース本体20は、下側底壁522と、下側底壁522の上方に位置する上側底壁523とを有している。ただし、上側底壁523の上面には、第2実施形態において例示した突出部126が形成されていない。
フィルタ50の直下に位置する上側底壁523には、同上側底壁523と下側底壁522との間に形成される排水通路525に連通する複数の連通孔524が形成されている。複数の連通孔524は、長手方向に間隔をおいて形成されている。
<第7実施形態>
次に、図15を参照して、第7実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は対応する構成については同一の符号を付すことにより重複する説明を省略する。
以上説明した本実施形態に係るオイルセパレータによれば、以下に示す作用効果が得られるようになる。
・ガス流入口23及びガス流出口24の少なくとも一方をリッド30に形成することもできる。
・例えば図4において、フィルタ50の下端面が底壁22の上面に当接されないようにすることもできる。
Claims (7)
- 内燃機関のブローバイガスをケース内に導入してオイルと分離し、その分離されたオイルを同ケース外に排出するオイルセパレータにおいて、
前記ケースの内部には、複数の電極板が上下方向に沿うとともに互いに間隔をおいて対向配置され、
前記電極板の各々の間には、誘電材料によって形成されたフィルタが介設され、且つ電位差を付与することが可能とされ、
前記ケース内には、前記フィルタの下部に滞留する凝縮水を介して前記電極板の各々の間で通電が生じることを抑制する通電抑制構造が設けられている、
オイルセパレータ。 - 前記通電抑制構造は、互いに隣り合う前記電極板の各々の間に位置するとともに、前記ケースの底面から上方に向けて突出する突出部を含む、
請求項1に記載のオイルセパレータ。 - 前記突出部は、互いに隣り合う前記電極板の各々の間に一対設けられ、
前記突出部の各々は、前記電極板の下端部の側面に当接されている、
請求項2に記載のオイルセパレータ。 - 前記ケースは、下側底壁と、同下側底壁の上方に位置するとともに前記底面を有する上側底壁とを有し、
前記上側底壁には、前記上側底壁と前記下側底壁との間に形成される排水通路に連通する連通孔が形成されている、
請求項3に記載のオイルセパレータ。 - 前記通電抑制構造は、前記電極板の各々の下端が前記フィルタの下端よりも上方に位置することにより構成されている、
請求項1に記載のオイルセパレータ。 - 前記ケースは、下側底壁と、同下側底壁の上方に位置する上側底壁とを有し、
前記電極板の各々及び前記フィルタは前記上側底壁の上面に載置され、
前記上側底壁には前記上側底壁と前記下側底壁との間に形成される排水通路に連通する連通孔が形成されており、
前記通電抑制構造は、前記連通孔と前記排水通路とを含む、
請求項1に記載のオイルセパレータ。 - 前記通電抑制構造は、前記フィルタにおけるブローバイガスの流れ方向の下流側の端を、前記電極板におけるブローバイガスの流れ方向の下流側の端よりも下流側まで延ばすことにより構成されている、
請求項1に記載のオイルセパレータ。
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CN108187912B (zh) * | 2018-01-24 | 2024-06-04 | 佛山市科蓝环保科技股份有限公司 | 一种新型蜂巢电场及含该电场的工业净化设备 |
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