JP2016106836A - 収納スツール - Google Patents

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正義 唐木
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Abstract

【課題】簡易な構造で、使用性の向上を図った収納スツールを提供する。【解決手段】内部に空間Sを画成するスツール本体2と、剛性を有して空間S内に配置される底板3と、剛性を有し、空間Sの開口部OPを覆うとともに座面15aが形成された折りたたみ不能な蓋体5と、スツール本体2に着脱可能に設置されるインナーボックス4と、を備え、インナーボックス4は、空間S内に配置されるボックス本体20と、ボックス本体20設けられて、ボックス本体20をスツール本体2の側面部11Bにおける端縁11aによって支持可能とする支持部23と、を有している。【選択図】図2

Description

本発明は、物品を収納可能なスツールに関する。
従来から、例えば布材で形成されて折りたたみ可能となっており、内側に物品を収納でき、かつ、スツール(椅子)としても機能する収納スツールが知られている。このような収納スツールは、折りたたむことで体積を小さくできるため、不使用時の収納スペースの省スペースが可能となり、また、使用時には、内部に物品を収容することができるため、非常に利便性が高い。
このような収納スツールは、例えば特許文献1に開示されているように、本体部(箱体)及び蓋体が、折線によって平板状に折りたたみ可能となっている。
実用新案登録第3121096号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来の収納スツールでは、本体部に形成された収納空間が大きいため、小物の収納や整理には適しておらず、収納空間の有効利用が難しい。また、収納空間が深くなってしまい、収納された物品を取り出すのにも不便である。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、簡易な構造で、使用性の向上を図った収納スツールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下の手段を採用している。
即ち、本発明の第一の態様に係る収納スツールは、四角形板状をなして折りたたみ可能なシート状をなす底面部と、剛性を有するとともに前記底面部の各辺に立設され、対向する二面に立設方向に延びる折曲線が形成されて平板状に折りたたみ可能な側面部とを備え、内部に空間を画成するスツール本体と、剛性を有して前記底面部に対応する四角形板状をなし、該底面部に沿って前記空間内に配置される底板と、剛性を有し、前記空間の開口部を覆うとともに座面が形成された折りたたみ不能な蓋体と、前記スツール本体に着脱可能に設置されるインナーボックスと、を備え、前記インナーボックスは、四角形板状をなして折りたたみ可能なシート状をなすボックス底面部と、剛性を有するとともに前記ボックス底面部の各辺に立設され、対向する二面に立設方向に延びる折曲線が形成されて平板状に折りたたみ可能なボックス側面部とを備えて前記空間内に配置されるボックス本体と、前記ボックス本体に設けられて、該ボックス本体を前記スツール本体の前記側面部における端縁によって支持可能とする支持部と、を有し、前記蓋体は、四角形板状をなして前記座面が形成された頂面部と、前記頂面部の各辺に立設された立設面部とを備え、前記底板と、折りたたまれた前記スツール本体と、折りたたまれた前記インナーボックスとは、前記蓋体の内側に収容可能となっており、前記支持部は、前記端縁に対向して該端縁に支持される端縁対向部と、前記端縁対向部から屈曲し、前記側面部に沿って延びる側面対向部と、を有している。
このような収納スツールによれば、スツール本体の内部に画成された空間に、インナーボックスが配置される。即ち、インナーボックスによって、スツール本体の空間よりも小さな空間をスツール本体の内部に設けることができる。このため、小物を収納、整理することが可能となる。さらに、このインナーボックスは、支持部によってスツール本体にインナーボックスのボックス本体を支持するため、スツール本体に対して、立設方向の一方側からインナーボックスを載置するのみでインナーボックスを設置することができる。
また、蓋体にすべての構成物品を収容することが可能となるため、折りたたみ時の収納スペースを小さくすることができる。また蓋体は剛性を有するため、構成物品を収容する際に変形することなく、形状を保持することが可能である。従って、構成物品の収容が容易である。
また、インナーボックスの支持部が、端縁対向部と側面対向部とを有していることで、スツール本体の側面部に引っ掛かるようにしてボックス本体を支持することができる。従って、インナーボックスのスツール本体からの脱落を抑制できる。
また、本発明の第二の態様に係る収納スツールでは、上記第一の態様に係る前記支持部は、前記側面対向部と前記側面部との間に介在された面ファスナーをさらに有していてもよい。
このように面ファスナーが設けられていることで、インナーボックスを、さらにしっかりとスツール本体に支持することができ、インナーボックスのスツール本体からの脱落を抑制でき、使用性の向上が可能となる。さらに、面ファスナーをスツール本体の側面部の端縁に沿って配置することで、支持部のスツール本体に対する固定位置を適宜選択することが可能となり、使用性をさらに向上することができる。
また、本発明の第三の態様に係る収納スツールでは、上記第一又は二の態様での前記ボックス本体は、直方体形状をなし、前記支持部は、前記ボックス側面部のうちの面積が小さい二面のみに設けられ、前記ボックス側面部における前記折曲線は、前記ボックス側面部のうちの面積が大きい二面のみに形成されていてもよい。
このような位置に折曲線が形成されていることで、インナーボックスを折りたたむ際に、より小さく折りたたむことができる。従って、折りたたみ時の収納スペースを小さくすることができ、省スペース化が可能である。
また、支持部が、折曲線の形成されていない二面のボックス側面のみに設けられていることになるため、インナーボックスの折りたたみ時に、支持部が邪魔になりにくく、折りたたみ作業を容易に行うことができる。
上記の収納スツールによると、スツール本体の側面部における端縁によって支持されるインナーボックスを備えることで、簡易な構造で、使用性の向上を図ることができる。
本発明の実施形態に係る収納スツールの組み立て後の様子を示す全体斜視図である。 本発明の実施形態に係る収納スツールの組み立て前の様子を示す全体斜視図である。 本発明の実施形態に係る収納スツールにおける蓋体を取り外した様子を示す全体斜視図である。 本発明の実施形態に係る収納スツールを折りたたんで、蓋体に収容する様子を示す全体斜視図である。 本発明の実施形態の変形例に係る収納スツールにおける蓋体を取り外した様子を示す全体斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係る収納スツール1について説明する。
図1に示すように、収納スツール1は、全体として略立方体形状をなし、物品を収納可能としつつスツール(椅子)としての使用が可能である。
図2に示すように、収納スツール1は、内部に物品を収納可能な空間Sを画成するスツール本体2と、スツール本体2の空間S内に配置される底板3と、スツール本体2に着脱可能に設けられるインナーボックス4と、スツール本体2に取り付けられて空間Sの開口部OPを覆うとともに(図3参照)、座面15aが形成された蓋体5とを備えている。
スツール本体2は、例えば布材で形成されており、四角形板状をなして折りたたみ可能なシート状をなす底面部10と、剛性を有するとともに底面部10の各辺に立設された側面部11とを備えている。
底面部10は、自在に折りたたみが可能なやわらかい布によって形成されていることで、軟性を有し、本実施形態では、折りたたまれていない状態で略正方形の板状をなしている。
側面部11は、底面部10の各辺から立設されるとともに、各々が正方形の板状をなし、四つの側面部11は一体に形成され、底面部10が折りたたまれていない状態で底面部10とともに上記空間Sを画成する箱状をなしている。
以下、側面部11が立設される立設方向を上下方向D1とする。
側面部11には、対向する二面のみに上下方向D1全域にわたって延びる折曲線11bが形成されており、詳細を後述するように、この折曲線11bを中心に側面部11を折り曲げることで、スツール本体2を平板状に折りたたみ可能となっている(図4参照)。ここで、側面部11が折りたたまれた状態では、底面部10も小さくなるように折りたたまれる。
以下、折曲線11bが形成された側面部11を側面部11Aとし、折曲線11bが形成されていない側面部11を側面部11Bとする。
底板3は、例えば布材で形成されており、スツール本体2の底面部10に対応する正方形状をなし、かつ、剛性を有している。そして、スツール本体2の空間S内で、底面部10に載置されて底面部10に沿って配置されることで、底面部10が折りたたまれずに、底面部10に対して、展開した状態を維持させる。
蓋体5は、例えば布材で形成されており、蓋体5は剛性を有しており、折りたたみは不能になっている。そして蓋体5は、四角形板状をなす頂面部15と、頂面部15の各辺に立設された立設面部16とを備えている。
頂面部15は、底板3よりも若干寸法が大きな正方形板状をなし、蓋体5がスツール本体2に取り付けられた状態で、上方を向く面が座面15aとなる。
立設面部16は、頂面部15の各辺に立設されるとともに、各々が長方形の略板状をなし、四つの立設面部16は一体に形成され、蓋体5がスツール本体2に取り付けられた状態で下方に延びている。そして、立設面部16は、頂面部15とともに内側に収容空間S1を画成する箱状をなしている。
立設面部16の上下の長さ寸法は、スツール本体2の上下方向D1の長さ寸法よりも小さくなっている。そして、蓋体5が、スツール本体2に取り付けられた状態では、スツール本体2の側面部11を立設面部16が外側から覆うように配置される。
インナーボックス4は、スツール本体2の空間S内に配置されるボックス本体20と、ボックス本体20をスツール本体2に支持可能とする支持部23とを有している。
ボックス本体20は例えば布材で形成されており、長方形の板状をなして折りたたみ可能なシート状をなすボックス底面部22と、剛性を有するとともにボックス底面部22の各辺に立設されたボックス側面部21とを備えて、略直方体の箱状をなしている。ボックス底面部22及びボックス側面部21によって囲まれる部分が、物品等を収納可能な空間S2となっている。
本実施形態では、ボックス本体20は、スツール本体2の空間Sの開口部OPの略半分を覆う程度の寸法になっている。また、ボックス本体20は、上下方向D1の寸法が、スツール本体2に比べて十分に小さくなっている。
ボックス底面部22は、自在に折りたたみが可能な柔らかい布材等によって形成されていることで軟性を有し、本実施形態では折りたたまれていない状態で略長方形の板状をなしている。
ボックス側面部21には、対向する二面のみに上下方向D1全域にわたって延びる折曲線21aが形成されている。本実施形態では、折曲線21aは、四つ(二対)のボックス側面部21のうち、面積が大きい方の二つ(一対)のボックス側面部21Aに形成されている。
また詳細を後述するように、この折曲線21aを中心にボックス側面部21を折り曲げることで、ボックス本体20を平板状に折りたたみ可能となっている(図4参照)。ここで、ボックス側面部21Aが折りたたまれた状態では、ボックス底面部22も小さくなるように折りたたまれる。
さらに本実施形態では、折曲線21aは、ボックス側面部21Aの幅方向D2中央部から一方に寄った位置に形成されている。
より詳しくは、対向する一対のボックス側面部21Aの一方における折曲線21aと、他方における折曲線21aとは、互いに幅方向D2に異なる側に寄った位置に形成されている。これによりボックス側面部21Aは、折曲線21aを挟んで幅方向D2に小さい部分21bと幅方向D2に大きい部分21cとに領域が分断されている。
また、インナーボックス4がスツール本体2に設置された状態(図3参照)では、面積の小さい方の一対のボックス側面部21Bの上端縁21Baは、側面部11Bの端縁11aと上下方向D1に略同じ位置に配置されるとともに、ボックス側面部21Bがスツール本体2の側面部11Bの内面に接触する。
即ち、面積の大きい方の一対のボックス側面部21Aの幅方向D2の寸法は、側面部11(11A)の幅方向D2の寸法より若干小さくなっている。また、面積の小さい方の一対のボックス側面部21Bの幅方向D3の寸法は、スツール本体2の側面部11(11B)の幅方向D3の寸法の略半分となっている。
ボックス側面部21(21A、21B)の上下方向D1の寸法は、側面部11の上下方向D1の寸法よりも十分に小さくなっており(本実施形態では、側面部11の3分の1程度の寸法)、ボックス本体20が空間S内に配置された際には、底面部10が側面部11の上下方向D1の中途位置に配置されるようになっている。
支持部23は、ボックス本体20に設けられ、スツール本体2の側面部11(11B)における上側の端縁11aによって、ボックス本体20を下方から支持可能とする。
より具体的には、本実施形態では、支持部23は柔らかい布材等によって形成されて軟性を有しており、四つのボックス側面部21のうち、折曲線21aが形成されていない一対のボックス側面部21、即ち、面積が小さい方のボックス側面部21Bに取り付けられている。
そして支持部23は、端縁11aに対向して端縁11aに支持される端縁対向部24と、端縁対向部24から屈曲し、スツール本体2の側面部11に沿って延びる側面対向部25とを有している。
端縁対向部24は、ボックス本体20がスツール本体2に設置された状態で、ボックス側面部21Bの上端縁21Baから幅方向D2の外側に突出するように延びて、側面部11(11B)の端縁11aに接触するシート状をなしている。また、実際には、この端縁対向部24は、ボックス側面部21Bの内側の面に巻き込まれるようにして、ボックス側面部21Bに固定されている。
側面対向部25は、端縁対向部24に一体に設けられ、側面部11(11B)の外側を向く面上に沿って配置可能なシート状をなしている。
また、本実施形態では、支持部23は、側面対向部25と、スツール本体2の側面部11(11B)との間に介在される面ファスナー27をさらに有している。
面ファスナー27としては、側面部11(11B)の端縁11aに略平行に、側面部11(11B)における幅方向D3全域にわたってフック側(又はループ側)が設けられており、また、側面対向部25にはループ側(又はフック側)が設けられている。
次に、図4を参照して、収納スツール1を折りたたんで、蓋体5以外の他の収納スツール1の構成物品を蓋体5に収容する場合の一例を説明する。
まず、蓋体5の収容空間S1の開口が上方を向くように載置する。
その後、蓋体5の収容空間S1内に底板3を挿入し、頂面部15に底板3を載置する。その上から底板3に積層するようにして、折りたたむことで平板状をなしているスツール本体2を、蓋体5の収容空間S1内に挿入する。
スツール本体2を折りたたむ際には、折曲線11bを中心として、折曲線11bが形成されている側面部11Aにおける折曲線11bを挟む幅方向D2両側の部分(図1〜3参照)を、折曲線11bの形成されていない一対の側面部11Bに挟み込むようにして、内側に折り込む。これにより、スツール本体2を折りたたんだ後の寸法は、折曲線11bの形成されていない側面部11Bと略同一の寸法となる。
さらに、その上から折りたたんだスツール本体2に積層するようにして、折りたたむことで平板状をなしているインナーボックス4を、蓋体5の収容空間S1内に挿入する。
例えば、インナーボックス4を折りたたむ際には、折曲線21aを中心として、ボックス側面部21Aにおける折曲線21aを挟む一方側の部分(小さい部分21b)が、ボックス側面部21Aにおける折曲線21aを挟む他方側の部分(大きい部分21c)に重なるようにして内側に折り込まれる。
これにより、インナーボックス4を折りたたんだ後の寸法は、折曲線21aの形成されているボックス側面部21Aにおける上記他方側の部分(大きい部分21c)の寸法程度になる。
インナーボックス4が折りたたまれた状態では、支持部23は、例えば折曲線21aの形成されていないボックス側面部21Bと、折曲線21aの形成されているボックス側面部21Aのうちの上記一方側の部分(小さい部分21b)に挟まれるようにして配置される。
このように、底板3と、折りたたまれたスツール本体2と、折りたたまれたインナーボックス4とが、蓋体5の収容空間S1に収容可能となっている。底板3、スツール本体2、及びインナーボックス4が蓋体5に収容された状態では、蓋体5の立設面部16の上下方向D1の高さ寸法以内に、これら底板3、スツール本体2、及びインナーボックス4が収まるようになっている。
なお、上述した図4に基づく説明は一例であって、底板3、スツール本体2、及びインナーボックス4を蓋体5に収容する順序は限定されない。
以上説明した本実施形態の収納スツール1によれば、スツール本体2の内部に画成された空間Sに、インナーボックス4が配置される。即ち、インナーボックス4によって、スツール本体2の空間Sよりも小さな空間S2を、スツール本体2の内部に設けることができる。このため、小物を収納、整理することが可能となる。
さらに、このインナーボックス4では、支持部23によってスツール本体2にボックス本体20を支持するようになっていることで、上方からインナーボックス4をスツール本体2に載置するようにして設置するのみでインナーボックス4を取り付けることができる。このため、インナーボックス4の着脱構造が簡易であり、使い勝手がよく、使用性の向上を図ることができる。
また、蓋体5に、底板3、スツール本体2、インナーボックス4のすべての収納スツール1の構成物品を収容することが可能となるため、折りたたみ時の収納スペースを小さくすることができる。
また、蓋体5は剛性を有するため、上記の構成物品を収容する際に蓋体5が変形してしまうことがなく、形状を保持することが可能であり、構成物品の収容が容易である。
また、支持部23が、端縁対向部24と側面対向部25とを有していることで、スツール本体2の側面部11(11B)に引っ掛かるようにして、ボックス本体20を支持することができる。従って、インナーボックス4のスツール本体2からの脱落を抑制でき、使用性の向上が可能となる。
また、支持部23は柔らかい布材等によって形成されているため、インナーボックス4を折りたたむ際に、支持部23も、ボックス本体20ともに折りたたむことが可能となり、折りたたみ時の寸法をさらに小さく抑えることができる。
また、面ファスナー27が設けられていることで、インナーボックス4を、しっかりとスツール本体2に支持することができ、インナーボックス4のスツール本体2からの脱落を抑制でき、使用性の向上が可能となる。
さらに、面ファスナー27のループ側(又はフック側)を、スツール本体2の側面部11(11B)の端縁11aに沿って、幅方向D3の全域にわたって配置することで、支持部23のスツール本体2に対する固定位置を適宜選択することが可能となる。よって、インナーボックス4とスツール本体2との相対位置関係を適宜選択することができ、使用性をさらに向上することができる。
また、インナーボックス4の折曲線21aが、ボックス側面部21のうちの面積が大きいボックス側面部21Aに形成されていることで、インナーボックス4を折りたたむ際に、より小さく折りたたむことができる。
例えば、折曲線21aが幅方向D2の中央に寄って形成され、ボックス側面部21Aにおける小さい部分21bと、面積の小さい方のボックス側面部21Bとが、略同じ面積となっている場合、インナーボックス4の折りたたみ時の寸法を、面積が大きい方のボックス側面部21Aにおける大きい部分21cと同等の寸法に抑えることができる。
この結果、面積が大きい方のボックス側面部21A全体の折りたたみ前の寸法よりも、インナーボックス4の折りたたみ時の寸法を小さくすることができ、折りたたみ時の収納スペースを小さくすることができ、省スペース化が可能である。
また、インナーボックス4の折曲線21aが、支持部23が設けられていないボックス側面部21Aのみに形成されていることで、インナーボックス4の折りたたみ時に、支持部23が邪魔になりにくくなり、折りたたみをさらに容易に行うことができる。
さらに、インナーボックス4は、スツール本体2の空間Sの開口部OPの略半分を覆う寸法に形成されていることで、インナーボックス4の空間S2を使用しつつも、スツール本体2の空間Sのうちインナーボックス4が占有する以外の部分も同時に使用することができる。即ち、スツール本体2の底面部10に収納して載置された物品へのアクセスや、これら物品の視認が容易になる。
以上、本発明の実施形態について詳細を説明したが、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内において、多少の設計変更も可能である。
例えば、インナーボックス4の面ファスナー27は、スツール本体2における折曲線11bが形成されている側面部11Aにも設けられていてもよいし、この側面部11Aのみ面ファスナー27が設けられていてもよい。
また、インナーボックス4の支持部23は、布製ではなく、例えば剛性を有する金属製や樹脂製のフックのような部材であってもよい。即ち、少なくとも、スツール本体2の側面部11の端縁11aに上方から載置、取付可能になっていればよい。
特に、支持部23を、剛性を有するフックとすることで、面ファスナー27を設けなくとも、しっかりとボックス本体20を側面部11に支持することができる。また、この場合、側面部11の端縁11a上で支持部23をスライド移動させることで、インナーボックス4とスツール本体2との相対位置関係を容易に変更することも可能である。
また、支持部23のボックス本体20への設置位置は上述の実施形態の場合に限定されず、少なくともスツール本体2の側面部11の端縁11aに上方から載置可能な位置に設けられていればよい。例えば、ボックス本体20及び支持部23の寸法を適宜調整するとともに、折曲線21aが形成されているボックス側面部21Aに支持部23を設けてもよい。
また、インナーボックス4の折曲線21aは、上述したように、ボックス側面部21Aにおける小さい部分21bと、面積の小さい方のボックス側面部21Bとが、略同じ面積となるような位置に形成することが好ましい。
しかしながら、少なくとも、ボックス側面部21Aにおける小さい部分21bが、面積の小さい方のボックス側面部21Bの半分以上の面積となるような位置に折曲線21aを形成すれば、インナーボックス4の折りたたみ時の寸法を小さく抑えることが可能である。
なお、折曲線21aを、面積の小さい方の一対のボックス側面部21Bに形成してもよい。
さらに、インナーボックス4の寸法は上述した実施形態の場合に限定されない。例えば、スツール本体2の空間Sの開口部OP全体を覆うようにしてもよい。また、インナーボックス4は複数であってもよい。
さらに、上述の実施形態では、収納スツール1は、全体として略立方体形状をなしているが、直方体形状をなしていてもよい。
即ち、図5に示すように、収納スツール1Aは、収納スツール1を幅方向D3に二つ並べた程度の外形寸法を有している。また、インナーボックス4Aもインナーボックス4を幅方向D3に二つ並べた程度の外形寸法を有している。インナーボックス4Aには、ボックス側面部21Bの各々に、幅方向D3に離間して二つずつの支持部23が設けられている。
1、1A…収納スツール
2…スツール本体
3…底板
4、4A…インナーボックス
5…蓋体
10…底面部
11、11A、11B…側面部
11a…端縁
11b…折曲線
15…頂面部
15a…座面
16…立設面部
20…ボックス本体
21、21A、21B…ボックス側面部
21a…折曲線
21b…小さい部分
21c…大きい部分
21Ba…上端縁
22…ボックス底面部
23…支持部
24…端縁対向部
25…側面対向部
27…面ファスナー
S…空間
S1…収容空間
S2…空間
OP…開口部
D1…上下方向
D2…幅方向
D3…奥行方向

Claims (3)

  1. 四角形板状をなして折りたたみ可能なシート状をなす底面部と、剛性を有するとともに前記底面部の各辺に立設され、対向する二面に立設方向に延びる折曲線が形成されて平板状に折りたたみ可能な側面部とを備え、内部に空間を画成するスツール本体と、
    剛性を有して前記底面部に対応する四角形板状をなし、該底面部に沿って前記空間内に配置される底板と、
    剛性を有し、前記空間の開口部を覆うとともに座面が形成された折りたたみ不能な蓋体と、
    前記スツール本体に着脱可能に設置されるインナーボックスと、
    を備え、
    前記インナーボックスは、
    四角形板状をなして折りたたみ可能なシート状をなすボックス底面部と、剛性を有するとともに前記ボックス底面部の各辺に立設され、対向する二面に立設方向に延びる折曲線が形成されて平板状に折りたたみ可能なボックス側面部とを備えて前記空間内に配置されるボックス本体と、前記ボックス本体に設けられて、該ボックス本体を前記スツール本体の前記側面部における端縁によって支持可能とする支持部と、を有し、
    前記蓋体は、四角形板状をなして前記座面が形成された頂面部と、前記頂面部の各辺に立設された立設面部とを備え、
    前記底板と、折りたたまれた前記スツール本体と、折りたたまれた前記インナーボックスとは、前記蓋体の内側に収容可能となっており、
    前記支持部は、前記端縁に対向して該端縁に支持される端縁対向部と、前記端縁対向部から屈曲し、前記側面部に沿って延びる側面対向部と、を有する収納スツール。
  2. 前記支持部は、前記側面対向部と前記側面部との間に介在された面ファスナーをさらに有する請求項1に記載の収納スツール。
  3. 前記ボックス本体は、直方体形状をなし、
    前記支持部は、前記ボックス側面部のうちの面積が小さい二面のみに設けられ、
    前記ボックス側面部における前記折曲線は、前記ボックス側面部のうちの面積が大きい二面のみに形成されている請求項1又は2に記載の収納スツール。
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