JP3168552U - 収納スツール - Google Patents

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Abstract

【課題】不使用時における保管性を向上することができる収納スツールを提供する。【解決手段】収納スツール1では、蓋体3の第1及び第2の側板部の間隔L1は、箱体2の第1及び第2の側壁部の上下方向の長さL2よりも長くなっているので、折りたたまれた箱体2は、第1及び第2の側壁部が蓋体3内に嵌まるようにして、底板4と一緒に蓋体3内に収容される。よって、収納スツール1の不使用時においては、箱体2および底板4は蓋体3と一体になり、これら部品がばらばらになり難くなっている。したがって、不使用時における保管性が向上する。【選択図】図5

Description

本考案は、折りたたみ可能な収納スツールに関するものである。
従来、このような分野の技術として、下記特許文献に示されるように、箱体と、箱体の底面上に載置される底板と、蓋体とからなり、不使用時に蓋体および箱体を扁平状に折りたたむことができる収納スツール(座椅子となる収納箱)が知られている。
この収納スツールでは、箱体の底面は軟性を有しており、この箱体において相対する一対の側壁は折り曲がらず、もう1つの相対する一対の側壁は、その中央で上下に設けられた折線で折れるようになっている。また、蓋体は、天板から下方に延びると共に天板側に折りたたみ可能な4つの延伸壁を有しており、これら延伸壁のうち相対する一対の延伸壁は、傾斜折線により折れるようになっている。このような構成により、箱体および蓋体のそれぞれが、扁平状に折りたたみ可能となっている。
実用新案登録第3121096号公報
しかしながら、上述した従来の収納スツールでは、収納スツールの不使用時において、折りたたんだ箱体および蓋体、さらには底板を重ね合わせて保管することとなる。その場合、箱体、蓋体、及び底板が保管中にばらばらになるおそれがあり、例えば、いずれかを紛失してしまうこともある。このように、不使用時における保管性に問題があった。
そこで本考案は、不使用時における保管性を向上することができる収納スツールを提供することを目的とする。
本考案に係る収納スツールは、収納空間を包囲する第1〜第4の側壁部および底面部を有し、第1〜第4の側壁部同士が、それぞれの稜線に沿って形成された第1〜第4の折曲部で折り曲げ可能な箱体と、底面部上に載置されて箱体を支承する底板と、箱体の上部に形成された開口を覆うと共に座面部をなす蓋体と、を備えた収納スツールであって、箱体は、互いに対向する第1及び第2の側壁部と、互いに対向する第3及び第4の側壁部と、第1〜第4の側壁部の下端同士を連結する軟性の底面部と、を有し、蓋体は、開口を覆うと共に座面部をなす天板部と、天板部に連設されて第1〜第4の側壁部のそれぞれの外壁面に沿って延在する第1〜第4の側板部と、を有し、第1〜第4の側壁部のうち一対の側壁部は、幅方向における中央部で上下方向に延在する第5及び第6の折曲部により折り曲げ可能であり、一対の側壁部とは異なる他の側壁部の外壁面に沿って延在する蓋体の一対の側板部の間隔は、他の側壁部の上下方向の長さよりも長くなっていることを特徴とする。
この収納スツールによれば、箱体内の収納空間に収納物を入れることができる。また、底面部上に載置される底板により箱体が支えられ、箱体を覆う蓋体の天板部が座面部となって、スツールとしても利用することができる。ここで、箱体の第1〜第4の側壁部のうち一対の側壁部は、幅方向における中央部で上下方向に延在する第5及び第6の折曲部により折り曲げ可能になっている。一対の側壁部が第5及び第6の折曲部により折り曲げられると、第1〜第4の側壁部同士も第1〜第4の折曲部で折り曲げられ、これによって箱体を折りたたむことができる。そして、一対の側壁部とは異なる他の側壁部の外壁面に沿って延在する蓋体の一対の側板部の間隔は、他の側壁部の上下方向の長さよりも長くなっているので、折りたたまれた箱体は、当該他の側壁部が蓋体内に嵌まるようにして、底板と一緒に蓋体内に収容可能となる。よって、収納スツールの不使用時においては、箱体および底板は蓋体と一体になっており、これら部品がばらばらになり難い。したがって、不使用時における保管性を向上することができる。
ここで、第1〜第4の側板部によって形成される蓋体の開口面積は、他の側壁部の面積よりも僅かに大きいことが好ましい。この場合、箱体は蓋体内にちょうど収まるので、蓋体内のスペースが無駄なく生かされる。また、蓋体に箱体がフィットすることで、蓋体からの箱体の抜け落ちが確実に防止され、保管性がより一層高められる。
また、第3及び第4の側壁部は、第1及び第2の側壁部よりも幅が広く、幅方向における中央部で上下方向に延在する第5及び第6の折曲部により折り曲げ可能であり、第3及び第4の側壁部が第5及び第6の折曲部により折り曲げられることにより、第1及び第2の側壁部の間で当該中央部同士が重なることが好ましい。この場合、第3及び第4の側壁部の中央部同士が第1及び第2の側壁部の間で重なるので、折りたたまれた箱体は非常にコンパクトなサイズとなる。よって、収納スツールの保管に要するスペースを最小限に抑えることができる。
本考案に係る収納スツールによれば、不使用時における保管性を向上することができる。
本考案に係る収納スツールの第1実施形態を示す斜視図である。 図1の収納スツールの分解斜視図である。 図2中の蓋体を裏面側から見た斜視図である。 図2中の箱体の側壁部を折りたたんだ状態を示す斜視図である。 底板および箱体が蓋体に収容される前の状態を示す斜視図である。 底板および箱体が蓋体に収容された状態を示す斜視図である。 本考案に係る収納スツールの第2実施形態を示す斜視図である。 底板および箱体が蓋体に収容される前の状態を示す斜視図である。 他の実施形態における箱体および底板を示す斜視図である。 (a)は、さらに他の実施形態における蓋体を裏面側から見た斜視図であり、(b)は、(a)の蓋体に底板および箱体が収容された状態を示す斜視図である。
以下、本考案の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1及び図2に示すように、収納スツール1は、上部に長方形の開口17を有すると共に、内部に収納空間Sを形成する直方体状の箱体2と、箱体2の底面部15上に載置されて箱体2を支承する長方形状の硬質の底板4と、箱体2の開口17を覆う蓋体3とを備えている。収納スツール1は、収納空間Sに収納物を収納可能であると共に、蓋体3を取り付けた状態では、蓋体3の天板部20が座面部となり、充分な強度を有するスツール(椅子)としても利用可能なものである。
箱体2は、収納空間Sを包囲する第1〜第4の側壁部11〜14と、第1〜第4の側壁部11〜14の下端同士を連結する軟性の底面部15とを有している。第1〜第4の側壁部11〜14は、互いに対向する第1及び第2の側壁部11,12と、互いに対向すると共に、第1及び第2の側壁部11,12よりも幅が広い第3及び第4の側壁部13,14と、からなる。
第1〜第4の側壁部11〜14同士は、それぞれの稜線に沿って形成された第1〜第4の折曲部A〜Dで折り曲げ可能になっている。また、第3及び第4の側壁部(一対の側壁部)13,14は、幅方向における中央部13d,14dで上下方向に延在する第5及び第6の折曲部13b,14bにより折り曲げ可能になっている。これらの第1〜第4の折曲部A〜Dおよび第5及び第6の折曲部13b,14bは、箱体2を折りたたむために形成される。第3及び第4の側壁部13,14は、折曲部13b,14bを境界として両側に板部13a,13cおよび板部14a,14cをそれぞれ有している。
第1〜第4の側壁部11〜14についてより詳しく説明すると、第1及び第2の側壁部11,12は、芯材として、各1枚の中密度繊維板(medium density fiberboard;以下、MDF板という)を有している。板部13a,13cおよび板部14a,14cは、芯材として、第5及び第6の折曲部13b,14bの両側に配置された各1枚のMDF板を有している。第1〜第4の側壁部11〜14は、各MDF板の表面および裏面が帆布などの布材で被覆されてなると共に、この布材によって互いに連結されている。MDF板同士間に形成された隙間と、MDF板同士を覆って連結する布材とによって、MDF板同士間に折曲部が形成される。
第1及び第2の側壁部11,12の中央部のやや上方位置には、紐状の取手16が設けられている。この取手16は、収納スツール1が組み立てられた状態(図1に示す状態)において、収納スツール1の持ち運びに利用されると共に、収納スツール1が折りたたまれた状態(図6に示す状態)において、箱体2の取り出しに利用される。
底面部15は、第1〜第4の側壁部11〜14に用いられる布材と同素材の布材からなってもよく、他の化学繊維などからなってもよい。底面部15は、側壁部11〜14の下辺に対して、例えば縫い付けられている。軟性の底面部15は、上記した第1〜第4の側壁部11〜14同士の折り曲げや第3及び第4の側壁部13,14の折り曲げに追従して、変形自在になっている。
底板4は、芯材として、例えば厚紙を有しており、この厚紙の表面および裏面が不織布等からなる布材で被覆されている。底板4の各辺の長さは、第1〜第4の側壁部11〜14の各幅よりも僅かに小さくなっている。底板4は、底面部15上に載置されることにより、第1〜第4の側壁部11〜14同士の折り曲げや第3及び第4の側壁部13,14の折り曲げを規制する。底板4の表面側には、長辺の中央において、手で摘んで底板4を引っ張り上げるための摘み片5が設けられている。
蓋体3は、箱体2の開口17を覆うと共に、スツールとして使用される際の座面部をなす長方形状の天板部20と、天板部20の各辺に連設されて下方に延びる第1〜第4の側板部21〜24とを有している。第1〜第4の側板部21〜24は、箱体2の第1〜第4の側壁部11〜14の上部の各外壁面に沿って延在している。第1〜第4の側板部21〜24の天板部20からの延出長さは、折りたたまれた箱体2(詳しくは後述)と底板4とを重ね合わせた場合における厚みと同等またはそれ以上となっている。
天板部20は、芯材としてMDF板を有している。第1〜第4の側板部21〜24のそれぞれは、芯材として、例えば厚紙を有している。天板部20及び第1〜第4の側板部21〜24は、MDF板および厚紙の表面および裏面が化学繊維や不織布からなる布材で被覆されてなると共に、この布材によって互いに連結されている。さらに、天板部20のMDF板の表面側と布材との間には、座り心地を向上させるための緩衝材(図示せず)が埋設されている。緩衝材としては、例えばウレタンを用いることができる。
図2及び図3に示すように、蓋体3は、箱体2とは異なり、折り曲げ可能な部分を有していない。蓋体3は、図3に示す直方体形状を保つようになっている。図1に示すように、蓋体3は、箱体2の上部に嵌合されて箱体2の変形を抑制し、収納スツール1の強度を向上させる。
ここで、収納スツール1にあっては、蓋体3において互いに対向する第1及び第2の側板部(一対の側板部)21,22の間隔L1(図3参照)は、箱体2における第1及び第2の側壁部(他の側壁部)11,12の上下方向の長さL2(図2参照)よりも長くなっている。より具体的には、第1及び第2の側板部21,22の間隔L1は、第1及び第2の側壁部11,12の上下方向の長さL2よりも僅かに長くなっている。すなわち、第1〜第4の側板部21〜24によって形成される蓋体3の開口25(図3参照)の面積は、第1及び第2の側壁部11,12(図2参照)の面積よりも僅かに大きくなっている。なお、底板4の長辺の長さL3は、第1及び第2の側壁部11,12の上下方向の長さL2と等しくなっている。
このような構成により、第1及び第2の側壁部11,12のそれぞれは、上辺回りに90度回転させると、蓋体3内にちょうど収まる形状および大きさになっている。
以上説明した本実施形態の収納スツール1によれば、図2に示すように、箱体2内の収納空間Sに収納物を入れることができ、また、底面部15上に載置される底板4により箱体2が支えられ、箱体2を覆う蓋体3の天板部20が座面部となって、充分な強度を有するスツールとしても利用できる。そして、第3及び第4の側壁部13,14が、第5及び第6の折曲部13b,14bにより折り曲げられると、第1〜第4の側壁部11〜14同士も第1〜第4の折曲部A〜Dで折り曲げられ、これによって箱体2が折りたたまれる(図4参照)。さらに、蓋体3の第1及び第2の側板部21,22の間隔L1(図3及び図5参照)は、箱体2の第1及び第2の側壁部11,12の上下方向の長さL2(図2、図4、及び図5参照)よりも長くなっているので、折りたたまれた箱体2は、第1及び第2の側壁部11,12が蓋体3内に嵌まるようにして、底板4と一緒に蓋体3内に収容される(図5及び図6参照)。よって、収納スツール1の不使用時においては、箱体2および底板4は蓋体3と一体になり、これら部品がばらばらになり難くなっている。したがって、不使用時における保管性が向上する。
前述した従来の技術では、折りたたんだ箱体および蓋体、さらには底板を重ね合わせて保管することとなるため、これら部品の紛失を防止するためには、保管用袋などを別途用意する必要があった。しかしながら、本実施形態の収納スツール1では、そのような袋を省略することができ、また、従来の技術のように、複雑な折線構造を蓋体に設ける必要がなく、その分製造が容易となり、製造コストも低減される。
また、第1〜第4の側板部21〜24によって形成される蓋体3の開口25の面積が第1及び第2の側壁部11,12のそれぞれの面積よりも僅かに大きいので、箱体は蓋体内にちょうど収まり、蓋体3内のスペースが無駄なく生かされる。さらに、蓋体3に箱体2がフィットすることで、蓋体3からの箱体2の抜け落ちが確実に防止され、保管性がより一層高められている。
また、第3及び第4の側壁部13,14は第1及び第2の側壁部11,12よりも幅が広く、第5及び第6の折曲部13b,14bにより折り曲げられることにより、第1及び第2の側壁部11,12の間で第3及び第4の側壁部13,14の中央部13d,14d同士が重なるので、折りたたまれた箱体2は非常にコンパクトなサイズとなる。よって、収納スツール1の保管に要するスペースが最小限に抑えられている。
また、図6に示すように、蓋体3内に箱体2を収容した状態においては、蓋体3の開口25から第1又は第2の側壁部11,12が露出することとなる。第1及び第2の側壁部11,12に取手16が設けられているので、蓋体3内に収容された箱体2の取手16を持って引っ張ることにより、箱体2を蓋体3から取り出し易くなる。
図7及び図8は、収納スツールの第2実施形態を示す斜視図である。図7及び図8に示す収納スツール1Aが図2及び図5等に示した第1実施形態の収納スツール1と違う点は、箱体2に代えて、幅が広い第3及び第4の側壁部13A,14Aには折曲部が設けられず、第1及び第2の側壁部11A,12Aの幅方向における中央部で上下方向に延在する第5及び第6の折曲部11b,12bが設けられた箱体2Aを備えた点と、蓋体3の第3及び第4の側板部23,24の間隔L5が、箱体2Aにおける第3及び第4の側壁部13A,14Aの上下方向の長さL6よりも僅かに長くなっている点である。第1及び第2の側壁部11A,12Aは、折曲部11b,12bを境界として両側に板部11a,11cおよび板部12a,12cをそれぞれ有している。
収納スツール1Aでは、第1及び第2の側壁部11A,12Aが一対の側壁部に相当し、第3及び第4の側壁部13A,14Aが他の側壁部に相当し、蓋体3の第3及び第4の側板部23,24が一対の側板部に相当する。第1〜第4の側板部21〜24によって形成される蓋体3の開口25(図8参照)の面積は、第3及び第4の側壁部13A,14A(図7参照)の面積よりも僅かに大きくなっている。なお、底板4の短辺の長さL7は、第3及び第4の側壁部13A,14Aの上下方向の長さL6と等しくなっている。
上記構成を有する収納スツール1Aにおいても、第3及び第4の側壁部13A,14Aのそれぞれは、上辺回りに90度回転させると、蓋体3内にちょうど収まる形状および大きさになっている。第1及び第2の側壁部11A,12Aが、第5及び第6の折曲部11b,12bにより折り曲げられると、第1〜第4の側壁部11〜14同士も第1〜第4の折曲部A〜Dで折り曲げられ、これによって箱体2Aが折りたたまれる(図8参照)。さらに、蓋体3の第3及び第4の側板部23,24の間隔L5は、箱体2Aの第3及び第4の側壁部13A,14Aの上下方向の長さL6よりも長くなっているので、折りたたまれた箱体2Aは、第3及び第4の側壁部13A,14Aが蓋体3内に嵌まるようにして、底板4と一緒に蓋体3内に収容される。よって、収納スツール1Aの不使用時においては、箱体2Aおよび底板4は蓋体3と一体になり、これら部品がばらばらになり難くなっている。したがって、不使用時における保管性が向上する。
また、第1〜第4の側板部21〜24によって形成される蓋体3の開口25の面積が第3及び第4の側壁部13A,14Aのそれぞれの面積よりも僅かに大きいので、箱体2Aは蓋体3内にちょうど収まり、蓋体3内のスペースが無駄なく生かされる。さらに、蓋体3に箱体2Aがフィットすることで、蓋体3からの箱体2Aの抜け落ちが確実に防止され、保管性がより一層高められている。
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案は、上記実施形態に限られるものではない。例えば、上記各実施形態では、底板4が箱体2とは別体である場合について説明したが、図9に示すように、底板30が第1の側壁部11の下辺に連結された箱体2Bとすることもできる。この場合、底板30の表面側には、第2の側壁部12側の短辺の中央において、底板30を引っ張り上げるための摘み片31が設けられる。このような構成により、底板30が箱体2Bに一体化されて、不使用時における保管性が一層向上すると共に、収納スツールの組立て時においても、底板30を底面部15上に嵌め込み易くなる。
さらに、図10(a),(b)に示すように、蓋体3内において底板4及び箱体2をより確実に保持するため、蓋体3に抑えベルト40を設けた収納スツール1Cとすることもできる。この場合、第3の側板部23にベルト41の基端が固定されると共に、第4の側板部24にベルト42の基端が固定される。ベルト41及びベルト42は、収納スツール1の不使用時に箱体2上で他端同士が重ねられて、面ファスナの雌部47及び雄部48の係合によって互いに連結される。また、収納スツール1の使用時には、ベルト41,42に設けられた面ファスナの雄部44,46が、第3及び第4の側板部23,24の裏面側と天板部20の裏面側とに設けられた雌部43,45に係合されて、ベルト41,42の遊びが防止される。
また、上記実施形態では芯材としてMDF板を用いる場合について説明したが、軽量であると共に所定の強度を有する板材であれば、これに限られず、例えば炭素繊維強化樹脂板などを用いてもよい。
また、上記実施形態では第1〜第4の側壁部のうち一対の側壁部のみが中央部で折り曲げ可能であり、他の側壁部は折り曲げ可能ではない場合について説明したが、第1〜第4の側壁部のいずれもが、各中央部で上下方向に延在する折曲部により折り曲げ可能であってもよい。
1,1A,1C…収納スツール、2,2A,2B…箱体、3…蓋体、4…底板、11〜14…第1〜第4の側壁部、11A〜14A…第1〜第4の側壁部、11b,12b…折曲部、13b,14b…折曲部、15…底面部、16…取手、17…箱体の開口、20…天板部、21〜24…第1〜第4の側板部、25…蓋体の開口、30…底板、A〜D…折曲部、L1…第1及び第2の側板部(一対の側板部)の間隔、L2…第1及び第2の側壁部(他の側壁部)の上下方向の長さ、L5…第3及び第4の側板部(一対の側板部)の間隔、L6…第3及び第4の側壁部(他の側壁部)の上下方向の長さ。

Claims (3)

  1. 収納空間を包囲する第1〜第4の側壁部および底面部を有し、前記第1〜第4の側壁部同士が、それぞれの稜線に沿って形成された第1〜第4の折曲部で折り曲げ可能な箱体と、前記底面部上に載置されて前記箱体を支承する底板と、前記箱体の上部に形成された開口を覆うと共に座面部をなす蓋体と、を備えた収納スツールであって、
    前記箱体は、互いに対向する前記第1及び第2の側壁部と、互いに対向する第3及び第4の側壁部と、前記第1〜第4の側壁部の下端同士を連結する軟性の前記底面部と、を有し、
    前記蓋体は、前記開口を覆うと共に座面部をなす天板部と、前記天板部に連設されて前記第1〜第4の側壁部のそれぞれの外壁面に沿って延在する第1〜第4の側板部と、を有し、
    前記第1〜第4の側壁部のうち一対の側壁部は、幅方向における中央部で上下方向に延在する第5及び第6の折曲部により折り曲げ可能であり、
    前記一対の側壁部とは異なる他の側壁部の外壁面に沿って延在する前記蓋体の一対の側板部の間隔は、前記他の側壁部の上下方向の長さよりも長くなっていることを特徴とする収納スツール。
  2. 前記第1〜第4の側板部によって形成される前記蓋体の開口面積は、前記他の側壁部の面積よりも僅かに大きいことを特徴とする請求項1記載の収納スツール。
  3. 前記第3及び第4の側壁部は、前記第1及び第2の側壁部よりも幅が広く、幅方向における中央部で上下方向に延在する前記第5及び第6の折曲部により折り曲げ可能であり、
    前記第3及び第4の側壁部が前記第5及び第6の折曲部により折り曲げられることにより、前記第1及び第2の側壁部の間で当該中央部同士が重なることを特徴とする請求項1又は2記載の収納スツール。
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