JP2016106533A - 脱骨装置および脱骨刃具 - Google Patents

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【課題】家禽の手羽中に関し、機械化された骨除去技術を提供する。【解決手段】脱骨装置は、テーブル(11)と、テーブルに支持される手羽中(M)をテーブル表面から立つよう立姿勢にする支持具(21)と、テーブルおよび支持具に支持される手羽先(S)および手羽中間の関節(J)を挟んで保持する関節保持具(31)と、受口に受け入れられた手羽先を挟んで保持する手羽先保持具(41)と、手羽中の横断面形状よりも小さな骨通過孔および骨通過孔に設けられた刃を有し、該刃を手羽中の骨(B)表面に押し当てて骨から肉を剥がす脱骨刃具(51)と、第1動作機構(61)と、第2動作機構(22)と、骨通過孔に通されて肉を剥がされた2本の骨を把持する骨把持具(72)と、骨把持具を手羽先保持具から離れるように変位させて骨を手羽中から除去する第3動作機構(78)とを備える。【選択図】図11

Description

本発明は、家禽の手羽中から骨を取り除く刃具、およびこの刃具を備える装置に関する。
鶏肉料理において手羽元から切り離された手羽中は、手羽先が付いた状態ではいわゆる手羽先肉と称されて、骨付きのまま焼く、煮る等の加熱調理を施されて食卓に供される。かかる骨付き肉は、食事の際に肉を骨から除去しなければならず煩雑である。そこで調理の際に手羽中から予め骨を除去しておくことが考えられる。また手羽中の商品価値を上げるために、特許文献1に記載のように手羽中から骨を除去し、筒状の手羽中肉に詰め物をして加熱調理する方法が知られている。
特開2003−24013号公報
特許文献1の調理方法にあっては、手作業で手羽中から骨を抜き取るため、時間と手間と熟練を要するという問題がある。この理由として、手羽中の骨は複数の軟骨や腱と結合し、火が通っていない生肉の状態でこれらの結合を切断することは大変であるためである。本発明は、上述の実情に鑑み、家禽の手羽中に関し、機械化された骨除去技術を提供することを目的とする。
この目的のため本発明による脱骨装置は、手羽先付の手羽中から骨を除去する装置であって、手羽先を受け入れる受口をテーブル表面に有し手羽中をテーブル表面に露出させるテーブルと、テーブルに支持される手羽中をテーブル表面から立つよう立姿勢にする支持具と、テーブルおよび支持具に支持される手羽先および手羽中間の関節を挟んで保持する関節保持具と、受口に受け入れられた手羽先を挟んで保持する手羽先保持具と、手羽中の横断面形状よりも小さな骨通過孔および骨通過孔に設けられた刃を有し、該刃を手羽中の骨表面に押し当てて骨から肉を剥がす脱骨刃具と、脱骨刃具を関節保持具に近づけるよう変位させて立姿勢にされる手羽中の端部を骨通過孔に通し手羽中の端部から関節保持具に保持される関節までの肉を骨から剥がす第1動作機構と、脱骨刃具が関節保持具に近づく際に支持具を関節保持具に近づける第2動作機構と、骨通過孔に通されて肉を剥がされた2本の骨を把持する骨把持具と、骨把持具を手羽先保持具から離れるように変位させて2本の骨を手羽中から除去する第3動作機構とを備える。
かかる本発明によれば、人間の手で作業する場合と比較して数倍の速さで、手羽中から骨を除去することができ、作業が飛躍的に高速化されて、人件費を低減することができる。なお各保持具は、人力で開閉されるのではなく、流体圧や電力で作動する開閉駆動部と連結することが好ましい。また第1〜第3動作機構は、流体圧や電力で作動し、例えばピストンとシリンダである。あるいは第2動作機構は、自然状態で延び、力が加わると縮むばね機構であってもよい。
受口に受け入れる手羽先は、予め所定の姿勢に仮保持されることで、手羽先保持具で確実に挟むことができる。本発明の一実施形態として受口は、手羽中の横断面形状よりも小さな長孔であってテーブルを貫通し、テーブルの裏面には受口に受け入れられてテーブル裏面から突出する手羽先の姿勢を保持するステーが設けられる。かかる実施形態によれば、ステーによって手羽先の姿勢を保持することから、手羽先保持具で手羽先を確実に挟むことができる。
本発明の好ましい実施形態として、手羽先保持具はテーブルに対向配置された1対の押さえ具と、押さえ具に設けられる複数の針と、押さえ具を手羽先に向けて進動させて針を手羽先に突き刺す保持位置、および押さえ具を手羽先から退動させて針を手羽先から離隔させる解放位置に選択的に変位させる第4動作機構とを含む。かかる実施形態によれば、手羽先が滑らないよう確りと保持することができる。
本発明のさらに好ましい実施形態として手羽先保持具は、押さえ具に設けられて手羽先をステーに付勢するばね部をさらに含む。かかる実施形態によれば、ステーによって手羽先を画一的な姿勢に保持することから、手羽先保持具で手羽先を一層確実に挟むことができる。画一的な姿勢は例えば立姿勢である。手羽先を立姿勢としておけば手羽中も立姿勢にしたときに手羽先付手羽中が全体的に真っ直ぐに延びる。したがって後工程になる骨から肉を剥がす作業が容易になる。
本発明の一実施形態として骨把持具は、骨通過孔から突き出た2本の骨のうち一方の骨を把持する第1骨把持具と、他方の骨を把持する第2骨把持具とを含む。かかる実施形態によれば、2対の骨把持具で各骨を確実に保持することができ、後工程になる関節から骨を外す作業を確実に実行できる。本発明の他の実施形態として、並列する2本の骨を1対の骨把持具でまとめて把持してもよい。
本発明の好ましい実施形態として、手羽中から除去された骨を装置外方へ排出する排出機構をさらに備える。かかる実施形態によれば骨を効率良く片付けることができる。
本発明の脱骨刃具は、手羽中の骨表面から肉を剥がす刃具であって、弾性的に曲げ変形可能な弾性板に形成される長孔であって手羽中の横断面形状よりも小さな骨通過孔と、弾性板に形成されて骨通過孔と接続する複数の切れ込みとを有する。かかる本発明の脱骨刃具によれば、個々に大きさの異なる手羽中において、孔縁を骨表面に押し当てて、骨から肉を残さず剥がすことができる。
骨貫通孔の形状は特に限定されないが、本発明の好ましい実施形態として、長孔である骨通過孔の一方端部の幅が、他方端部の幅よりも大きい。かかる実施形態によれば、太さの異なる2本の並列な骨にそれぞれ孔通過孔の孔縁を各骨の骨表面に押し当てることができる。
弾性板は1枚であってもよいが、本発明の好ましい実施形態として、弾性板を2枚備え、これら弾性板は間隔を空けて互いに平行となるよう配置され、各弾性板に形成された骨通過孔は、互いに重なるよう配列され、一方の骨通過孔が他方の骨通過孔よりも大きい。かかる実施形態によれば、2枚の弾性板および2個の骨通過孔によって、骨表面から肉を残さず剥がすことができる。また、小さな骨通過孔を手前にし、大きな骨通過孔を後ろにして手羽中を押し当てる際、手前の骨通過孔が後ろへ後退して後ろの弾性板に当接する。これにより2枚の弾性板の強力な弾性力によって、骨表面から骨を残さず剥がすことができる。
弾性板は手羽中の端部と直接対向するものであってもよいが、好ましくは手羽中の端部を弾性板の骨通過孔に案内するガイドを介在させるとよい。本発明の好ましい実施形態として、弾性板と対面して配置される部材であって手羽中の端部が通される案内孔を有する案内部材をさらに備え、案内孔は骨通過孔と重なる位置に配列され骨通過孔に向かって細くなるテーパ孔である。かかる実施形態によれば、仮に手羽中が傾いていたとしても、案内孔を通過する際に手羽中は真っ直ぐな姿勢に戻され、手羽中の端部を骨通過孔に導くことができる。
このように本発明によれば、家禽の手羽中に関し、機械化された骨除去技術を提供することができる。そして手羽中の骨から肉を剥がす作業を高速化することができる。
本発明の一実施形態になる脱骨装置を示す正面図である。 同実施形態になる脱骨装置を示す側面図である。 テーブルおよび関節保持具を示す平面図である。 手羽先肉をテーブルに載せた状態を示す正面図である。 図3に対応する断面図である。 手羽先をクランプした状態を示す正面図である。 手羽先肉を装置内部に搬送した状態を示す断面図である。 手羽中を立姿勢に支持し、関節をチャックした状態を示す正面図である。 図8に対応する側面図である。 図8に対応する平面図である。 脱骨刃具を下降させて骨から肉を剥がした状態を示す正面図である。 図11に対応する側面図である。 骨をチャックした状態を示す正面図である。 図13に対応する側面図である。 骨を手羽先肉から除去した状態を示す正面図である。 図15に対応する側面図である。 骨排出機構のトングを骨に近づけた状態を示す正面図である。 図17に対応する側面図である。 骨把持具によるチャックを解放してトングで骨を挟持した状態を示す正面図である。 図19に対応する側面図である。 骨を装置外方へ搬送した状態を示す側面図である。 脱骨刃具を示す平面図である。 脱骨刃具を示す分解斜視図である。 案内板を示す平面図である。 脱骨刃具を手羽中の端部に近づける初期状態を示す断面図である。 脱骨刃具に手羽中の骨を通す途中状態を示す断面図である。 脱骨刃具に手羽中の骨を通した終期状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態になる脱骨装置を示す正面図であり、装置前方からみた状態を表す。図2は、同実施形態の脱骨装置を装置右方からみた側面図であり、理解を容易にするためテーブルを断面にして表す。図3は脱骨装置のテーブルおよび関節保持具を示す平面図である。脱骨装置10は手羽中から骨を除去する装置であり、骨付きの生肉であって手羽先の付いた手羽中(以下、手羽先肉ともいう)を搬送するテーブル11と、テーブル11に支持される手羽中をテーブル表面から立つよう立姿勢にする支持具21と、支持具21を変位させる第2動作機構22と、手羽先の骨と手羽中の骨を連結する関節を挟んで保持する関節保持具31と、手羽先を挟んで保持する手羽先保持具41と、脱骨刃具51と、脱骨刃具51を手羽中に押し当てて手羽中の骨から肉を剥がす第1動作機構61と、肉を剥がされた骨を把持する骨把持具71,72と、骨把持具71,72を手羽中から遠ざけるように変位させて骨のみを手羽中から除去する第3動作機構77,78と、除去した骨を装置外方へ搬送する骨排出機構81とを備える。
脱骨装置10は、まず加工対象である手羽先肉をテーブル11で装置内部へ搬送する工程を実行し、次に手羽中の骨から肉を剥がす工程を実行し、次に肉を剥がされた骨を関節から外し手羽中から除去する工程を実行し、次に骨を除去された手羽中をテーブル11で装置外方へ搬送する工程と、除去した骨を骨排出機構81で装置外方へ搬送する工程を同時あるいは前後して実行する。
骨から肉を剥がす工程は、テーブル11に支持された手羽中を関節保持具31でチャックし、手羽先と反対側になる手羽中の端部を支持具21で脱骨刃具51へ指向させ、この端部に脱骨刃具51を押し当て、手羽中の骨から肉を剥がすことにより実行する。骨を関節から外して手羽中から除去する工程は、肉を剥がされた骨を骨把持具71,72でチャックし、手羽先保持具41で手羽先をクランプしながら骨把持具71,72を引き上げることにより実行する。なおここでいうチャックとは、1対の部材で対象を挟んで保持することをいう。またクランプとは、1対の部材に滑り止めを設け、かかる滑り止め部分で対象を挟んで保持し、挟み方向と直角方向の力が対象に加わっても対象がずれないよう固定することをいう。以下に、脱骨装置10が実行するこれら工程を、順次詳細に説明する。
手羽先肉を搬送するテーブル11は、テーブルプレート12と、テーブルプレート12を支持するテーブルベース13と、テーブルベース13の左右両側に設けられる内側レール14および外側レール15と、脱骨装置10の装置ベース24に設けられて内側レール14を支持する1対のレールブラケット16と、装置ベース24に設けられてテーブルベース13を脱骨装置10の前後方向(以下、単に前後方向ともいう)に進退動させる駆動部17と、テーブルベース13に取付固定されるブラケット19と、駆動部17とブラケット19を連結するロッド18を有する。駆動部17は例えばシリンダおよびピストンである。
テーブルプレート12は、金属板をコの字状に折り曲げ形成され、中央部の水平なテーブル表面12aと、テーブル表面12aの左右両縁から下方へ突出する1対の脚板12bを有する。脚板12bの下縁はテーブルベース13に取付固定される。1対の脚板12b間には第2動作機構22が配置される。また1対の脚板12bには、脱骨装置10の左右方向(以下、単に左右方向ともいう)に貫通する窓12cが形成される。左右の窓12cには、後述する手羽先保持具41の押さえ具42が出入りする。テーブル表面12aとは反対側にあるテーブル裏面にはステー12sが立設される。ステー12sは1対の脚板12b間に配置されて受口12hよりも前方で下方へ突出する。そしてステー12sは後述のように手羽先Sが傾かないように押さえる。
1対の外側レール15は、テーブルベース13の左右両側に取付固定されて前後方向に延び、前後方向に延びる内側レール14を内部に収容したり、外部へ繰り出したりする。このように内側レール14および外側レール15は入れ子式であり。テーブルベース13を脱骨装置10の前後方向に案内する。
テーブルプレート12の中央領域を占める水平なテーブル表面12aには、図3に示すように手羽先肉の手羽先を受け入れる受口12hが形成される。受口12hは前後方向に延びる長孔であり、手羽先の横断面に対応する形状にされ、図2に示すようにテーブルプレート12を上下方向に貫通する。
また受口12hよりも前方には支持具21が配置される。支持具21は逆L字状のプレートであり、水平な上端領域および鉛直な下端領域を有する。そのうち水平な上端領域の後縁には受口12hに対応するよう切り欠かれた切り欠き21cが形成される。支持具21は上下方向に変位可能であり、下方の原位置でテーブル表面12aに面接触する。このように支持具21は、原位置でテーブル表面12aと略同じ高さにされる。
テーブルベース13は、中央部でテーブルプレート12を支持する他、前部で第2動作機構22を支持し、左右両側部で1対の手羽先保持具41を支持する。手羽先保持具41は、テーブル11に対向配置された1対の押さえ具42と、各押さえ具42に設けられる複数の針43と、各押さえ具42の後部に設けられて、手羽先Sをステー12sに向けて付勢するばね部46と、押さえ具42を手羽先に向けて進動させて針を手羽先に突き刺す保持位置(後述する図6)、および押さえ具42を手羽先から退動させて針を手羽先から離隔させる解放位置(図1および後述する図5)に選択的に変位させる1対の第4動作機構44と、押さえ具42と第4動作機構44を連結するロッド45とを含む。各第4動作機構44はテーブルベース13に支持され、脱骨装置10の左右両側に対向配置される。また各第4動作機構44はシリンダおよびピストンを有し、空気圧でピストンを動作させて押さえ具42を左右方向に進退動させる。
図4は手羽先肉をテーブル11に載せた状態を示す正面図であり、図5は図4に対応する断面図であって脱骨装置10の右側からみた状態を表す。まずテーブルプレート12およびテーブルベース13が脱骨装置10の前方に引き出された状態で、テーブルプレート12の受口12hには上方から手羽先肉Wの手羽先Sが差し込まれる。受口12hは手羽中Mの横断面形状よりも小さい。したがって手羽先肉Wの手羽先Sを上方から受口12hに差し込むと、手羽先Sが切り欠き21c(図3)および受口12hを通過してテーブルプレート12の下向き裏面から突出し、手羽中Mがテーブルプレート12の上向き表面に露出する。手羽先肉Wの手羽先Sが直立姿勢で受口12hに受け入れられると、手羽先Sの小骨と手羽中Mの2本の大きな骨を互いに連結する関節Jが自然な姿勢で略直角に折れ曲がり、手羽中Mが前後方向に横たわって支持具21の上端領域に載置される。そして手羽先Sとは反対側にある手羽中Mの端部Kが脱骨装置10の前方に指向する。
図6は手羽先保持具41で手羽先Sをクランプした状態を示す正面図である。受口12hに受け入れられてテーブルプレート12のテーブル裏面から突出する手羽先Sは、次に図6に示すように手羽先保持具41に左右両側からクランプされる。1対の押さえ具42がお互い近づくように変位すると、まずばね部46が手羽先Sの後縁部に当接し、手羽先Sを前方のステー12sに付勢する。これにより手羽先Sは、ばね部46およびステー12sによって前後から挟まれ、上下方向に直立するよう仮保持される。1対の押さえ具42がお互い近づくようにさらに変位すると、次に複数の針43が手羽先Sの両面に突き刺さる。手羽先Sの皮は滑りやすいが、針43が手羽先Sに突き刺さることによって、手羽先Sは1対の押さえ具42に強固に保持固定される。
図7は手羽先肉を装置内部に搬送した状態を示す断面図である。次に手羽先肉Wは、矢印で示すようにテーブル11によって脱骨装置10の前方から内部に搬送される。このとき手羽中Mは未だ横姿勢のままであり、端部Kは前方へ指向する。
図8は手羽中を立姿勢に支持し、関節をチャックした状態を示す正面図である。図9は図8に対応する側面図であり、理解を容易にするためテーブルを断面で表す。図10は図8に対応する平面図であり、図面が煩雑になるのを避けるため手羽先肉を省略して表す。次に手羽先肉Wの手羽中Mは、支持具21によって立姿勢にされる。支持具21は、側面視において逆L字状のプレートであり、水平に広がる上端領域がテーブルプレート12のテーブル表面12a側に位置し、鉛直に広がる下端領域がロッド23を介して第2動作機構22と連結する。第2動作機構22は例えばピストンおよびシリンダであって、空気圧の増減によってロッド23を上下に進退動させる。支持具21は図4および図5に示すように下方の原位置で、テーブルプレート12の表面と接触する。
また支持具21は原位置で、関節Jで折れ曲がって略水平に延びる手羽中Mを下方から支持する。手羽先肉Wの手羽先Sをクランプしたまま支持具21を上方に変位させると、手羽先肉Wの手羽中Mが立ち上がって立姿勢にされ、関節Jが上下方向に真っ直ぐにされる。これにより手羽中Mは直立し、手羽先肉W全体が上下方向に延びる姿勢にされる。また端部Kは上方へ指向し、脱骨刃具51と対面する。
次に手羽先肉Wの関節Jは関節保持具31によってチャックされる。関節保持具31は1対の水平なプレートであって、左右方向に対向配置される。1対の関節保持具31よりも左右外側には、1対の駆動部32が配置される。各駆動部32はロッド33を介して関節保持具31と連結し、1対の関節保持具31を互いに近づいたり遠ざかったりするよう変位させる。各プレートには関節Jを受け入れる切欠き31cが形成される。各切欠き31cは関節Jの左側部および右側部に当接する。これにより関節保持具31は関節Jを挟むようにして移動不能に固定し、後述するように手羽中Mが上方の脱骨刃具51から軸力を受けても滑り落ちないよう保持する。なお関節保持具31は硬質な金属製であり、左右方向の圧縮力および上方からの曲げ応力を受けても曲げ変形しない。各駆動部32は前後方向に延びる支持プレート27(図3)に支持される。支持プレート27も左右方向に対向配置され、各支持プレート27の前端部および後端部は支柱25の下端領域にそれぞれ取付固定される。各支柱25は平坦な装置ベース24に立設される。
次に手羽中は、脱骨刃具51に通されて、手羽中の2本の骨から肉が剥がされる。図11は脱骨刃具を下降させて骨から肉を剥がした状態を示す正面図である。図12は図11に対応する側面図であり、理解を容易にするためテーブルを断面で表す。図22は脱骨刃具の平面図であり、図23は脱骨刃具の各部品を上下方向に分解して示す分解断面図であり、図24は案内板の平面図であり、図25は脱骨刃具が下降して手羽中の端部に近づく初期状態を示す断面図であり、図26は脱骨刃具で手羽中の骨から肉を剥がす途中状態を示す断面図であり、図22〜図26は紙面左右方向が脱骨装置の前後方向を表す。また図27は脱骨刃具を完全に下降させて骨から肉を剥がした終期状態を示す断面図であり、紙面左右方向が脱骨装置の左右方向を表す。
脱骨刃具51の中央部には、図22の平面図に示すように骨通過孔54,55が設けられる。骨通過孔55は、骨通過孔54よりも大きく、図23の断面図に示すように骨通過孔54よりも上方に配置される。また骨通過孔54よりも下方には、案内板36に形成されて下から上に向かって細くなるテーパ孔である案内孔37が配置される。第1動作機構61は、後述するロッド63を進動させることにより、脱骨刃具51を、図8に示す上方位置から図11に示す下方位置まで下降させる。脱骨刃具51が下降して手羽中Mの端部Kに接近すると、図25に示すように端部Kがまず案内孔37に受け入れられ、端部Kは案内孔37によって骨通過孔54に導かれる。次に端部Kは骨通過孔54に進入する。仮に端部Kが仮想線で示すように傾いていたとしても、端部Kは案内孔37によって骨通過孔54と合致するように導かれる。
骨通過孔54,55は、手羽中Mの横断面形状よりも小さく、手羽中Mの肉は骨通過孔54,55を通過できず、手羽中Mの骨Bのみが骨通過孔54,55を通過できる。したがって骨通過孔54,55の孔縁(刃)が骨Bの表面に押し当てられ、骨Bの表面から肉を剥がす。
ここで附言すると骨通過孔54,55は前後方向に延びる長孔であり、長孔の孔縁が楕円のように丸みを帯びて周方向に延びる。かかる孔縁は、骨の表面に当接する刃になる。骨通過孔54,55に手羽中Mの端部Kを押し込むと、並列して延びる2本の骨が同時に骨通過孔54,55を通過する。そして骨通過孔54,55(長孔)の前端縁が2本の骨Bのうちの前方の骨の表面と当接し、骨通過孔54,55(長孔)の後端縁が2本の骨Bのうちの後方の骨の表面と当接する。下降する脱骨刃具51は図26に示すように、肉を下方へ押しやるようにして骨から肉を剥がす。また下降する脱骨刃具51に追従して支持具21も下降する。そして2本の骨Bは図11および図12に示すように下端部を除き、脱骨刃具51の骨通過孔54を通過する。なお脱骨刃具51については後で詳細に説明する。
図11、図12および図27に示すように脱骨刃具51が完全に下降すると、支持具21も原位置に復帰し、骨Bから剥がされた手羽中Mの肉は上側の脱骨刃具51と下側の関節保持具31との間に滞留する。このとき骨Bの下端は関節Jと連結したままであるが、骨Bの中間領域および上端部で肉が剥がされ、骨通過孔54,55を貫通して脱骨刃具51よりも上方に突出する。
脱骨刃具51を上下方向に変位させる第1動作機構61は駆動部62と、駆動部62から下方に延びるロッド63と、ロッド63の下端に取り付けられる水平架台64と、水平架台64から下方へ延びる複数の垂直架台65と、各垂直架台65の下端同士を連結する支持架台66とを有し、支持架台66の中央部には脱骨刃具51および案内板36が取付固定される。駆動部62は例えば上下方向に延びるシリンダおよびピストンであり、ロッド63を上下方向に進退動させる。これにより脱骨刃具51は、図8に示すように手羽先肉Wから離れた上方位置と、図11に示すように手羽先肉Wの関節Jまで下降した下方位置との間を変位する。
なお水平架台64の4隅には案内スリーブ67が取り付けられ、各案内スリーブ67には支柱25が通される。水平架台64の中央部がロッド63と連結してロッド63から上下方向の力を付与されても、案内スリーブ67によって水平架台64の4隅は均等に上下方向に変位する。したがって水平架台64が傾くことはない。駆動部62は、支持部材26の中央部に支持される。支持部材26は水平に広がり、その4隅を支柱25でそれぞれ支持され、その中央部をロッド63が貫通して延びる。
図13は肉を剥がされた骨が露出した状態を示す正面図である。図14は図13に対応する側面図であり、理解を容易にするためテーブルを断面で表す。図11、図12および図27に示すように脱骨刃具51が完全に下降して肉を剥がす工程が終了すると、次に図13および図14に示すように、骨把持具71,72が脱骨刃具51よりも上方に露出した骨Bをチャックする。また関節保持具31によるチャックが解除される。骨把持具71は後側に配置され、骨把持具72は前側に配置される。骨把持具71は、トングのように開閉する1対の部材を有し、開閉駆動部73と連結する。そして骨把持具71は、左右方向外側から骨Bを挟んでチャックする。なお骨把持具71にチャックされる骨は、並列する2本の骨のうち後方の骨である。骨把持具72も同様であり、開閉駆動部74と連結して、開閉動作される。なお骨把持具72にチャックされる骨は、並列する2本の骨のうち前方の骨である。
開閉駆動部73は上下方向に延びるロッド75の下端と連結する。ロッド75の上端は第3動作機構77と連結する。開閉駆動部74も同様にロッド76を介して第3動作機構78と連結する。第3動作機構77は例えば上下方向に延びるシリンダおよびピストンであり、その上端が水平架台64の後部に支持され、その下端がロッド75の上端と連結する。これにより第3動作機構77は、開閉駆動部73および骨把持具71を上下方向に変位させる。第3動作機構78も同様であり、その上端が水平架台64の前部に支持固定され、開閉駆動部74および骨把持具72を上下方向に変位させる。
第3動作機構77,78は同じ動作が可能であるし、別々な動作も可能である。これにより並列する2本の骨Bが略同じであれば、骨把持具71,72を図14に示すように略同じ高さ位置にして、骨Bをそれぞれチャックする。あるいは2本の骨Bが異なれば、骨把持具71,72を上下に互い違いにして、骨Bをそれぞれチャックする。
次に2本の骨Bは、図15に示す正面図および図16に示す側面図に示すように、骨把持具71,72にチャックされたまま矢印で示すように引き上げられて、手羽先肉Wから除去される。図14と図16を対比して理解されるように、ロッド63およびロッド75,76の退動によって、骨Bは上方へ大きく変位し、関節Jから外れる。このとき手羽先Sは手羽先保持具41に強固にクランプされているため、骨Bに上方の大きな力を加えても手羽先Sが上方へ滑り出ることがなく、関節Jを上下に破断させることができる。またロッド75,76の退動によって、骨Bは骨通過孔54,55(図26)を完全に抜け出し、脱骨刃具51よりも上方にされる。そして骨把持具71,72を脱骨刃具51から上方へ遠ざけ、これら骨把持具71,72および脱骨刃具51間に、後述する骨排出機構81を受け入れる空間を確保する。
次に骨Bを除去された手羽先肉Wは、図17に示す正面図に示すように、関節保持具31によるチャックが解除され、図18に示す側面図に示すように、テーブル11によって脱骨装置10の前方へ搬出される。次に手羽先保持具41によるクランプが解除され、手羽先肉Wは矢印および仮想線で示すようにテーブル11から取り出される。また、骨Bに骨排出機構81のトング82が接近する。骨排出機構81は、トング82の他、開閉駆動部83、ロッド84、および駆動部85を有する。トング82は開閉駆動部83と連結し、この開閉駆動部83によって自動開閉される。開閉駆動部83は前後方向に延びるロッド84の前端と結合する。ロッド84の後端は駆動部85と連結する。駆動部85は例えばシリンダおよびピストンであって、支持部材26から後方へ突出するアーム28に支持される。駆動部85はトング82および開閉駆動部83を、図16に示す後退位置と図18に示す前進位置に変位させる。トング82を開いたまま前進位置に変位させて骨把持具71,72の直下に配置することにより、骨Bの下端部が開いたトング82の間に配置される。これにより図17に示すように骨Bを骨把持具72(および71)からトング82に持ち替える準備が完了する。
次に図19の正面図および図20の側面図に示すように、骨把持具71,72のチャックを解放し、トング82を閉じることにより、2本の骨Bはトング82に持ち替えられる。
次に図21の側面図に示すように、トング82は矢印で示すように開閉駆動部83とともに脱骨装置10の後方に退出する。そして骨Bは、所定の場所に廃棄される。例えば退出位置にされたトングの直下にバケツ29を配置したまま、このバケツ29を支柱25に取り付け、トング82を開くと、骨Bはバケツ29内に集積される。
次に図2の側面図に示すように、骨把持具71,72を下方位置へ変位する。これにより脱骨装置10は初期状態に復帰する。以後、脱骨装置10は上述したように手羽先肉Wを繰り返し脱骨処理する。
次に、脱骨刃具51について詳細に説明する。
図22および図23を参照して、脱骨刃具51は、互いに重ねて配置された弾性板52,53を含む。弾性板52,53は弾性的に曲げ変形可能な鋼製の弾性板であり、小さい方の骨通過孔54は、下側の弾性板52の中央部に形成され、大きい方の骨通過孔55は、上側の弾性板53の中央部に形成される。そして上下の骨通過孔54,55は互いに重なるよう同心配置される。
弾性板52には、骨通過孔54から放射状に延びる切れ込み56が複数形成される。各切れ込み56の終端には小孔58が形成される。これにより隣り合う切れ込み56,56間の板片52pが上下に曲げ変形し易くなる。弾性板53にも同様に、放射状に延びる切れ込み57と、小孔59が複数形成される。かくして骨通過孔54,55は個々の骨Bに合わせて孔の大きさを自動調整可能とされる。
図23に示すように支持架台66の中央開口66hには、段差面66sが形成される。段差面66sは支持架台66の上面よりも低い段差面であり、この段差面66sに案内板36が嵌合する。案内板36には上方から枠状のスペーサ35が被せられ、これにより案内板36は支持架台66から脱落しないよう取り付け固定される。スペーサ35の上面には、弾性板52と、スペーサ38と、弾性板53と、留め具39が順次積層される。留め具39およびスペーサ35は、上から下に向かって弾性板53、スペーサ38、および弾性板52を積層した状態を保持して、1つのユニットとしての脱骨刃具51を構成する。この脱骨刃具51は、図示しないボルト等によって支持架台66に着脱可能に取付固定される。脱骨刃具51および案内板36は、手羽先肉Wの大きさに応じて交換可能である。
図25から図27まで時系列的に示すように、手羽中Mは、端部Kから関節Jまでの肉を剥がされる。手羽中Mが骨通過孔54,55に押し込まれると、手前の弾性板52が曲げ変形し、骨通過孔54の孔縁が上方へ後退して後ろの弾性板53に当接する。そして2枚の弾性板が合わさり強力な弾性力を発揮して、骨から肉を取り残し無く剥がす。
以上、図面を参照してこの発明の実施の形態を説明したが、この発明は、図示した実施の形態のものに限定されない。図示した実施の形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明になる脱骨装置および脱骨刃具は、畜産加工において有利に利用される。
10 脱骨装置、 11 テーブル、 12 テーブルプレート、
12a テーブル表面、 12b 脚板、 12h 受口、
12s ステー、 13 テーブルベース、 14 内側レール、
15 外側レール、 16 レールブラケット、 17 駆動部、
19 ブラケット、 21 支持具、 22 第2動作機構、
24 装置ベース、 25 支柱、 26 支持部材、
27 支持プレート、 28 アーム、 29 バケツ、
31 関節保持具、 35 スペーサ、 36 案内板、
37 案内孔、 38 スペーサ、 39 留め具、
41 手羽先保持具、 42 押さえ具、 43 針、
44 第4動作機構、 46 ばね部、 51 脱骨刃具、
52,53 弾性板、 54,55 骨通過孔、
56,57 切れ込み、 58,59 小孔、
61 第1動作機構、 66 支持架台、 67 案内スリーブ、
71,72 骨把持具、 73,74,83 開閉駆動部、
77,78 第3動作機構、 81 骨排出機構、 82 トング、
B 骨、 J 手羽先と手羽中の間の関節、
K 手羽中の端部(手羽先とは反対側の端部)、
M 手羽中、 S 手羽先、 W 手羽先肉。

Claims (10)

  1. 手羽先付の手羽中から骨を除去する装置であって、
    手羽先を受け入れる受口をテーブル表面に有し手羽中を前記テーブル表面に露出させるテーブルと、
    前記テーブルに支持される手羽中を前記テーブル表面から立つよう立姿勢にする支持具と、
    前記テーブルおよび前記支持具に支持される手羽先および手羽中間の関節を挟んで保持する関節保持具と、
    前記受口に受け入れられた手羽先を挟んで保持する手羽先保持具と、
    手羽中の横断面形状よりも小さな骨通過孔と、前記骨通過孔に設けられた刃を有し、前記刃を手羽中の骨表面に押し当てて骨から肉を剥がす脱骨刃具と、
    前記脱骨刃具を前記関節保持具に近づけるよう変位させて、前記立姿勢にされる手羽中の端部を前記骨通過孔に通し、手羽中の端部から前記関節保持具に保持される関節までの肉を骨から剥がす第1動作機構と、
    前記脱骨刃具が前記関節保持具に近づく際に、前記支持具を前記関節保持具に近づける第2動作機構と、
    前記骨通過孔に通されて肉を剥がされた2本の骨を把持する骨把持具と、
    前記骨把持具を前記手羽先保持具から離れるように変位させて、2本の骨を手羽中から除去する第3動作機構とを備える、脱骨装置。
  2. 前記受口は、手羽中の横断面形状よりも小さな長孔であってテーブルを貫通し、前記テーブルの裏面には前記受口に受け入れられてテーブル裏面から突出する手羽先の姿勢を保持するステーが設けられる、請求項1に記載の脱骨装置。
  3. 前記手羽先保持具は、前記テーブルに対向配置された1対の押さえ具と、前記押さえ具に設けられる複数の針と、前記押さえ具を手羽先に向けて進動させて前記針を手羽先に突き刺す保持位置、および前記押さえ具を手羽先から退動させて前記針を手羽先から離隔させる解放位置に選択的に変位させる第4動作機構とを含む、請求項1または2に記載の脱骨装置。
  4. 前記手羽先保持具は、前記押さえ具に設けられて手羽先を前記ステーに付勢するばね部をさらに含む、請求項3に記載の脱骨装置。
  5. 前記骨把持具は、前記骨通過孔から突き出た2本の骨のうち一方の骨を把持する第1骨把持具と、他方の骨を把持する第2骨把持具とを含む、請求項1〜4のいずれかに記載の脱骨装置。
  6. 手羽中から除去された骨を装置外方へ排出する排出機構をさらに備える、請求項1〜5のいずれかに記載の脱骨装置。
  7. 手羽中の骨表面から肉を剥がす刃具であって、
    弾性的に曲げ変形可能な弾性板に形成される長孔であって、前記手羽中の横断面形状よりも小さな骨通過孔と、
    前記弾性板に形成されて、前記骨通過孔と接続する複数の切れ込みとを有する、脱骨刃具。
  8. 長孔である前記骨通過孔の一方端部の幅が、他方端部の幅よりも大きい、請求項7に記載の脱骨刃具。
  9. 前記弾性板を2枚備え、これら弾性板は間隔を空けて互いに平行となるよう配置され、
    各弾性板に形成された前記骨通過孔は、互いに重なるよう配列され、
    一方の前記骨通過孔が他方の前記骨通過孔よりも大きい、請求項7または8に記載の脱骨刃具。
  10. 前記弾性板と対面して配置される部材であって、手羽中の端部が通される案内孔を有する案内部材をさらに備え、
    前記案内孔は、前記骨通過孔と重なる位置に配列され、前記骨通過孔に向かって細くなるテーパ孔である、請求項7〜9のいずれかに記載の脱骨刃具。
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