JP2016103816A - 画像読み取り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】読み取り手段の主走査方向における位置を調整できない場合に比べ、読み取り手段の主走査方向におけるずれに起因する読み取り不良を低減する。【解決手段】読み取りユニット12には、ユニット本体121の位置を調整する調整機構127が設けられている。この調整機構127には、ねじ部材71、ねじ部材71を支持する支持板金72、ねじ部材71を付勢するねじ付勢部材73、ユニット本体121を付勢するユニット付勢部材74が設けられている。ねじ部材71が、ユニット本体121に向かって進出すると、ユニット本体121は右方向へ移動する。ねじ部材71が、ユニット本体121から退避すると、ユニット付勢部材74によって、ユニット本体121は左方向へ移動する。【選択図】図4

Description

本発明は、画像読み取り装置に関する。
特許文献1には、基準面に、取付部材の対接片を3点対接させて行う簡単な組付けで、最大解像度を得る位置に密着センサが配設され、高精度の画像読取が可能な原稿読取り装置が開示されている。
特開平10−4469号公報
主走査方向に沿って配列された複数の受光素子を有する読み取り手段を副走査方向に移動させて原稿の読み取りを行うに際し、読み取り手段が主走査方向にずれていると、読み取り不良が発生するおそれがある。
本発明の目的は、読み取り手段の主走査方向における位置を調整できない場合に比べ、読み取り手段の主走査方向におけるずれに起因する読み取り不良を低減することにある。
請求項1に記載の発明は、主走査方向に沿って配列された複数の受光素子を用いて原稿の画像を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段を副走査方向に移動させ当該読み取り手段による原稿の読み取り位置を移動させる移動手段と、前記読み取り手段を主走査方向に移動させ、主走査方向における当該読み取り手段の位置を調整する調整手段とを備える画像読み取り装置である。
請求項2に記載の発明は、前記読み取り手段、前記移動手段、および、前記調整手段を内部に収容する第1の収容部をさらに備え、前記第1の収容部には、当該第1の収容部の外部からの前記調整手段の操作を可能にする開口が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像読み取り装置である。
請求項3に記載の発明は、前記開口は、前記第1の収容部の前記画像読み取り装置を操作する際の操作面である前面側に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の画像読み取り装置である。
請求項4に記載の発明は、前記調整手段は、主走査方向に沿って進退するねじを有し、前記進退により前記読み取り手段の位置の調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像読み取り装置である。
請求項5に記載の発明は、前記読み取り手段を収容する第2の収容部と、前記第2の収容部に対し位置が固定され、かつ、前記ねじを支持する支持手段と、を備え、前記ねじが前記支持手段に対して相対的に進退する事で、前記読み取り手段が前記第2の収容部に対して主走査方向に相対移動することを特徴とする請求項4に記載の画像読み取り装置である。
請求項6に記載の発明は、前記第2の収容部は、樹脂部品であり、前記支持手段は、金属により形成されていることを特徴とする請求項5に記載の画像読み取り装置である。
請求項7に記載の発明は、前記支持手段は、前記第2の収容部に対し、前記主走査方向に対して前記ねじが無い状態でも固定されていることを特徴とする請求項5に記載の画像読み取り装置である。
請求項8に記載の発明は、前記読み取り手段を収容する第2の収容部を更に備え、前記移動手段は、前記第2の収容部を副走査方向に移動させることで、前記読み取り手段を副走査方向に移動させ、前記読み取り手段を前記ねじに向けて弾性的に付勢する弾性手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像読み取り装置である。
請求項9に記載の発明は、前記読み取り手段、前記移動手段、および、前記調整手段を内部に収容する第1の収容部と、前記読み取り手段を付勢する付勢部材と、前記第1の収容部で直接または間接的に支持されるプラテンガラスと、を備え、前記調整手段は、前記読み取り手段が前記付勢部材と前記プラテンガラスで挟まれた状態で、調整可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像読み取り装置である。
請求項10に記載の発明は、前記第1の収容部に対して部材が取り付けられ、前記第1の収容部に取り付けられた前記部材の一部が前記開口に入れられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像読み取り装置である。
請求項11に記載の発明は、前記部材のうちの前記開口に入れられる部位は、樹脂材料により形成されていることを特徴とする請求項10に記載の画像読み取り装置である。
本発明の請求項1によれば、読み取り手段の主走査方向における位置を調整できない場合に比べ、読み取り手段の主走査方向におけるずれに起因する読み取り不良を低減できる。
本発明の請求項2によれば、第1の収容部の外部から、読み取り手段の位置の調整を行えるようになる。
本発明の請求項3によれば、操作面である前面側とは反対側に開口が設けられている場合に比べ、読み取り手段の位置の調整を行いやすくなる。
本発明の請求項4によれば、カムなどを用いて読み取り手段の位置の調整を行う場合に比べ、調整手段の占有体積を減らすことができる。
本発明の請求項5によれば、第2の収容部に対してねじが直接取り付けられている場合に比べ、読み取り手段の位置の調整精度を向上させることが可能になる。
本発明の請求項6によれば、成型性と精度の両立を図れる。
本発明の請求項7によれば、画像読み取り装置の組立をより容易なものにできる。
本発明の請求項8によれば、第2の収容部に対して読み取り手段が自由に動ける構成に比して、読み取りにより得られる画像の質を向上させることができる。
本発明の請求項9によれば、読み取り手段の位置の調整後の読み取り手段の変動が抑制できる。
本発明の請求項10によれば、第1の収容部に設けられた開口を塞ぐための専用の部材を用意せずに、第1の収容部の開口を塞ぐことができる。
本発明の請求項11によれば、第1の収容部に取り付けられた部材のうちの開口に入れられる部位が金属材料により形成されている場合に比べ、静電気に起因する不具合を低減できる。
画像読み取り装置の全体構成を示す図である。 上部カバーが取り付けられていない状態の収容筐体を示した図である。 図2における矢印III方向から、読み取りユニット、支持シャフトを眺めた場合の図である。 (A)、(B)は、読み取りユニットを説明するための図である。 付勢部材を説明する図である。 支持板金が取り付けられる前のフロント側側壁の内面を示した図である。 ねじ付勢部材の他の構成例を示した図である。 ユニット本体を上方へ付勢する付勢部材の変形例を示した図である。 フロント側側面側からスキャナ装置を眺めた場合の図である。 スキャナ装置の上面図である。 画像読み取り装置の他の構成例を示した図である。 UIを取り外した状態の画像読み取り装置を示した図である。 主走査方向に沿う面であって収容筐体に形成された開口を通る面における、画像読み取り装置の断面図である。 (A)、(B)は、UIの内部構造を説明する図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、画像読み取り装置1の全体構成を示す図である。
同図に示す画像読み取り装置1は、原稿を走査(スキャン)することによって画像を読み込むスキャナ装置10と、積載された原稿束から原稿を順次搬送する原稿送り装置20とを備えている。
原稿送り装置20には、複数枚の原稿からなる原稿束を積載する原稿積載部21、この原稿積載部21の下方に設けられ、読み取りが終了した原稿を積載する排紙積載部22が設けられている。さらに、原稿積載部21の原稿を送りだす送り出しロール23、用紙を一枚ずつに捌く捌き機構24が設けられている。
さらに、原稿が搬送される搬送路25には、一枚ずつに捌かれた原稿を下流側のロールに向けて搬送する搬送ロール26、スキャナ装置10に対してレジストレーション調整を施しながら原稿を供給するレジロール27が設けられている。
また、スキャナ装置10にて読み込み中の原稿の搬送を助けるシュート28、読み込まれた原稿をさらに下流へ搬送するアウトロール29が設けられている。更に、原稿を排紙積載部22に排出する排出ロール30が設けられている。
スキャナ装置10には、収容筐体13と、上部カバー14とが設けられている。
上部カバー14には、原稿が静止させた状態で載せられる第1プラテンガラス11A、原稿送り装置20によって搬送される原稿を読み取るための光を透過させる第2プラテンガラス11Bが取り付けられている。なお、第1プラテンガラス11A、第2プラテンガラス11Bは、上部カバー14で直接支持するようにしてもよいし、他の部材を介し、間接的に支持するようにしてもよい。
また、収容筐体13の内部には、第1プラテンガラス11Aに載せられた原稿や、原稿送り装置20によって搬送される原稿の読み取りを行う読み取りユニット12が設けられている。さらに、収容筐体13の内部には、読み取りユニット12を図中左右方向に移動させる移動機構が設けられている。
読み取りユニット12は、第1プラテンガラス11Aに載せられた原稿の画像を読み取る際には、第1プラテンガラス11Aの下方を、例えば図中左から右へ移動する。また、原稿送り装置20により搬送される原稿の読み取りが行われる際には、読み取りユニット12は、第2プラテンガラス11Bの下方に、静止した状態で配置される。
読み取りユニット12の内部には、LEDなどにより構成される光源、原稿からの反射光を集光するロッドレンズアレイ、ロッドレンズアレイにより集光された光を受光し画像データを生成するイメージセンサが設けられている。
図2は、上部カバー14が取り付けられていない状態の収容筐体13を示した図である。
第1の収容部の一例としての収容筐体13は、箱状に形成され、底部131を備えている。さらに、収容筐体13は、フロント側側面132と、フロント側側面132の反対側に位置するリア側側面133とを備えている。また、収容筐体13は、フロント側側面132とリア側側面133と接続する第1サイド側面134、第2サイド側面135を備えている。
スキャナ装置10のリア側には、原稿送り装置20(図1参照)の開閉のためのヒンジ(不図示)が設けられ、本実施形態では、スキャナ装置10のリア側へ、原稿送り装置20が回転するようになっている。このため、リア側からは、第1プラテンガラス11A(図1参照)への原稿の設置を行いにくく、画像読み取り装置1を使用する使用者は、通常、フロント側から画像読み取り装置1を使用(操作)する。
ここで、本実施形態では、使用者が画像読み取り装置1を使用する際、フロント側側面132が、使用者側に位置する形(使用者に対峙する形)となり、本実施形態のフロント側側面132は、使用者側に位置する使用者側側面として捉えることができる。
図2に示すように、収容筐体13の内部には、読み取りユニット12が設けられている。読み取りユニット12は、読み取り手段として機能するユニット本体121と、このユニット本体121を収容する第2の収容部の一例としてのユニット収容容器122とから構成されている。光源、ロッドレンズアレイ、および、イメージセンサは、ユニット本体121に収容されている。
ユニット本体121の底部と、ユニット収容容器122の底部との間には、上方へユニット本体121を付勢する付勢部材125(図4(B)参照)が設けられている。
本実施形態では、この付勢部材125によって、ユニット本体121が、第1プラテンガラス11A(図1参照)、第2プラテンガラス11Bに押し付けられる。これにより、ユニット本体121内のイメージセンサと、プラテンガラス上の原稿との距離の変動が生じにくくなる。ここで、本実施形態では、ユニット本体121が付勢部材125と第1プラテンガラス11Aで挟まれた状態で、ユニット本体121の位置の調整を行えるようになっている(詳細は後述)。
読み取りユニット12は、収容筐体13の短手方向(一方向)に延びるように配置されている。読み取りユニット12は、第1プラテンガラス11Aに載せられた原稿を読み取る際、収容筐体13の長手方向(一方向と交差(直交)する方向)に移動して、原稿の読み取りを行う。
さらに、読み取りユニット12は、図中奥側に一端部(以下、「奥側端部123」と称する)を有し、図中手前側に他端部(以下、「手前側端部124」と称する)を有している。
なお、以下、本明細書においては、読み取りユニット12が延びる方向である上記一方向を主走査方向と称し、上記交差する方向を副走査方向と称することがある。
収容筐体13の内部には、読み取りユニット12を副走査方向に移動させる移動手段の一例としての移動機構150が設けられている。この移動機構150には、循環移動が可能に設けられ、ユニット収容容器122に取り付けられたベルト151が設けられている。
さらに、移動機構150には、このベルト151を駆動するモータ(不図示)が設けられている。本実施形態では、ユニット収容容器122が移動機構150によって副走査方向へ移動し、これにより、ユニット収容容器122の内部のユニット本体121も、副走査方向へ移動する。
さらに、収容筐体13の内部には、読み取りユニット12を下方から支持する支持シャフト160が設けられている。支持シャフト160は、副走査方向に沿って配置されている。
図3は、図2における矢印III方向から、読み取りユニット12、支持シャフト160を眺めた場合の図である。
読み取りユニット12に設けられたユニット収容容器122(図2参照)の底部には、図3に示すように、下方に向かって突出する突出部122Xが設けられ、さらに、この突出部122Xの下面には、半円状の凹部122Yが形成されている。
本実施形態では、支持シャフト160の上に読み取りユニット12が載せられ、さらに、凹部122Y内に、支持シャフト160が収容される。なお、図中、支持シャフト160の下方には、支持シャフト160を下方から支持するシャフト用リブ180が設けられている。このシャフト用リブ180は、収容筐体13(図3では不図示)の底部131から上方に延びるように形成されている。
なお、支持シャフト160の上に読み取りユニット12が載せられ、読み取りユニット12が下方から支持される構成は一例であり、読み取りユニット12を貫通した支持シャフト160によって、読み取りユニット12が支持されるようにしてもよい。
図4(A)、(B)は、読み取りユニット12を説明するための図である。
図4(A)は、読み取りユニット12の上面図であり、図4(B)は、図4(A)のIVB−IVB線における断面図である。なお、図4(B)では、ユニット本体121の内部の図示は省略している。
読み取りユニット12には、上記のとおり、ユニット本体121、このユニット本体121を収容するユニット収容容器122が設けられている。
図4(A)、(B)に示すように、ユニット本体121は、直方体状に形成されている。
また、図4(A)に示すように、ユニット本体121の上面121Aには、矩形状の開口121Bが形成されている。さらに、ユニット本体121の内部には、イメージセンサ121Cが設けられている。
イメージセンサ121Cは、ユニット本体121の長手方向(主走査方向)に沿うように配置されている。イメージセンサ121Cには、フォトダイオード(PD)などにより構成される複数の受光素子(光電変換素子)121Dが配列されている。この複数の受光素子121Dは、ユニット本体121の長手方向(主走査方向)に並んでいる。
また、ユニット本体121には、光源(不図示)が設けられるとともに、ユニット本体121の開口121B内には、ロッドレンズアレイ(不図示)が設けられている。
図4(A)、(B)に示すように、ユニット収容容器122は、直方体状に形成され、さらに、上部が開放されている。ユニット本体121は、ユニット収容容器122の上部の開放部から、ユニット収容容器122内に収容される。
ユニット収容容器122は、4つの側壁を有し、図4(A)に示すように、フロント側側壁122A、リア側側壁122B、フロント側側壁122Aとリア側側壁122Bとを接続する第1接続側壁122C、第1接続側壁122Cとは反対側に位置する第2接続側壁122Dを備えている。さらに、図4(B)に示すように、ユニット収容容器122は、ユニット本体121を下方から支持する底部122Eを備えている。
さらに、図4(B)に示すように、読み取りユニット12には、上方へ(第1プラテンガラス11A、第2プラテンガラス11Bへ)、ユニット本体121を付勢する付勢部材125が設けられている。
付勢部材125は、ユニット本体121の長手方向おける両端部に設けられ、本実施形態では、この付勢部材125によって、ユニット本体121の長手方向における一端部および他端部のそれぞれが、上方へ付勢される。これにより、ユニット本体121が、第1プラテンガラス11A、第2プラテンガラス11Bに押し付けられる。
図5は、付勢部材125を説明する図である。
付勢部材125の各々は、コイルスプリングにより構成された弾性部材125Aと、この弾性部材125Aにより上方に向けて付勢されユニット本体121を下方から押圧する押圧部材125Bとから構成されている。
押圧部材125Bは、筒状に形成された筒状体51と、この筒状体51の図中上端を塞ぐ端面52とを備えている。押圧部材125Bの下端は開放されており、この下端を通じて、押圧部材125Bの内部に、弾性部材125Aが入り込んでいる。
押圧部材125Bの端面52は、ドーム状に形成され、図中上方に向かって膨らんでいる。さらに、押圧部材125Bは、ポリアセタール(POM)など、摺動性を有する材料により形成されている。
後述するように、本実施形態では、ユニット本体121が主走査方向に移動するが、この際、ユニット本体121が円滑に移動する。
具体的には、本実施形態では、端面52がドーム状に形成され、端面52とユニット本体121との接触面積が小さくなっているため、例えば、端面52が平坦である場合に比べ、ユニット本体121が円滑に移動する。
さらに、本実施形態では、ポリアセタール(POM)などの摺動性を有する材料により押圧部材125Bが形成されているため、摺動性が小さい材料で押圧部材125Bが形成されている場合に比べ、ユニット本体121が円滑に移動する。
なお、本実施形態では、付勢部材125を設置することで、ユニット本体121の上方への付勢を行ったが、例えば、ユニット収容容器122の底部122E(図4(B)参照)を部分的に切り起こして弾性片を形成し、この弾性片で、ユニット本体121を上方へ付勢してもよい。
図4を再び参照し、読み取りユニット12についてさらに説明する。
図4(A)、(B)に示すように、ユニット本体121の上面121A且つユニット本体121の長手方向における両端部には、ユニット本体121と、第1プラテンガラス11A、第2プラテンガラス11Bとの間に位置する間隙の大きさを定めるスペーサー126が設けられている。付勢部材125によって付勢されたユニット本体121は、このスペーサー126を介して、第1プラテンガラス11A、第2プラテンガラス11Bに押し付けられる。
図4(B)に示すように、読み取りユニット12には、ユニット本体121の位置を調整する調整手段の一例としての調整機構127が設けられている。この調整機構127は、ユニット本体121を主走査方向に移動させ、主走査方向におけるユニット本体121の位置を調整する。
図4(B)に示すように、調整機構127には、ねじ部材71、ねじ部材71を支持する支持板金72、ねじ部材71を付勢するねじ付勢部材73、ユニット本体121を付勢するユニット付勢部材74が設けられている。なお、ユニット付勢部材74については、図4(B)における右方に配置されている。
図4(A)、(B)に示すように、ねじ部材71は、ユニット本体121の調整方向である主走査方向に沿って配置されている。また、ねじ部材71は、図4(B)に示すように、円柱状に形成され外周面にねじ山を備えた雄ねじ部71A、円盤状に形成され調整者(ユニット本体121の位置調整を行う調整者)による操作により周方向に回転するねじ頭部71Bを備えている。雄ねじ部71Aは、ユニット本体121側に配置され、ねじ頭部71Bは、雄ねじ部71Aを挟みユニット本体121とは反対側に配置されている。
ねじ部材71は、調整者による操作されるドライバ等の工具で周方向に回転し、これにより、主走査方向(ねじ部材71の軸方向)に沿って進退する。
ねじ部材71が、ユニット本体121に向かって進出すると、ねじ部材71の先端がユニット本体121を押圧する。これにより、ユニット本体121は、ユニット収容容器122に対する相対移動を行い、図4における右方向へ移動する。一方で、ねじ部材71が、ユニット本体121から退避すると、ユニット付勢部材74によって、ユニット本体121は、図4における左方向へ移動する。
ユニット付勢部材74は、コイルスプリングや板ばねなどにより構成されている。ユニット付勢部材74は、ユニット収容容器122のリア側側壁122Bと、ユニット本体121のリア側に位置するリア側端面121Eとの間に配置され、画像読み取り装置1のフロント側に向けてユニット本体121を押圧する。付言すると、本実施形態では、読み取り手段であるユニット本体121をねじ部材71に向けて弾性的に付勢する弾性手段の一例としてのユニット付勢部材74が設けられている。
なお、本実施形態では、ユニット付勢部材74の副走査方向における位置と、読み取りユニット12を上方へ付勢する上記2つの付勢部材125の副走査方向における位置とが揃っている。言い換えると、本実施形態では、主走査方向に沿った1つの直線上に、ユニット付勢部材74、2つの付勢部材125が配置されている。
本実施形態では、このように、主走査方向におけるユニット本体121の位置が調整可能になっており、これにより、読み取り不良の発生が抑制される。
例えば、ユニット本体121の長さ(主走査方向におけるイメージセンサ121Cの長さ)が小さく、ユニット本体121の長さと原稿の幅とが近い場合、読み取り不良が起きやすくなる。具体的には、原稿の縁部(副走査方向に沿った縁部)に形成されている画像を読み取れないなどの不具合が生じうる。
本実施形態では、ユニット本体121の主走査方向における位置が調整でき、ユニット本体121の位置の調整を行うことで、原稿の縁部の画像が読み取れないなどの不具合の発生が抑制される。
また、本実施形態のように、主走査方向におけるユニット本体121の位置が調整可能な場合、市販されている汎用のイメージセンサ121Cを使用できる可能性が高まり、画像読み取り装置1のコストの低減を図れる。
ここで、市販されている汎用のイメージセンサ121Cは、基本的に、原稿の幅が考慮されて長さ寸法が設定されているわけではないため、原稿の幅と、イメージセンサ121Cの幅とが近くなることが起こりうる。
このような場合に、イメージセンサ121Cの位置の調整が行えないと、上記のように、原稿の縁部の画像が読み取れないなどの不具合が発生しうる。かかる場合、原稿の幅を考慮した専用のイメージセンサ121C(イメージセンサ121Cの主走査方向におけるずれを加味した長さのイメージセンサ121C)を用意する必要が生じ、画像読み取り装置1のコストが増加しやすくなる。
これに対し、本実施形態の構成では、イメージセンサ121Cの位置調整が行えるために、原稿の幅に近い長さの汎用のイメージセンサ121Cを使用できる。そして、この場合、画像読み取り装置1のコストの低減を図れる。
ねじ部材71は、ユニット収容容器122に取り付けられているが、このユニット収容容器122に直接取り付けられているのではなく、支持板金72を介してユニット収容容器122に取り付けられている。
より具体的には、ねじ部材71は、ユニット収容容器122とは異なる材質により形成された支持板金72を介してユニット収容容器122に取り付けられている。付言すると、本実施形態では、第2の収容部の一例としてのユニット収容容器122に対し位置が固定され、かつ、ねじ部材71を支持する支持手段の一例としての支持板金72が設けられている。そして、本実施形態では、ねじ部材71が支持板金72に対して相対的に進退する事で、ユニット本体121がユニット収容容器122に対して主走査方向に相対移動する。
ユニット収容容器122は、樹脂材料により形成され、支持板金72は、金属材料により形成されている。支持板金72には、貫通孔721(図4(B)参照)が形成され、また、この貫通孔721の内周面には、ねじ部材71の雄ねじ部71Aに噛み合う雌ねじ部が形成されている。
ここで、ユニット収容容器122に雌ねじ部を形成し、ユニット収容容器122に対してねじ部材71を直接取り付ける態様も考えられるが、樹脂材料により形成されたユニット収容容器122に雌ねじ部を形成すると、雌ねじ部の精度を確保しにくくなる。かかる場合、ユニット本体121の位置の調整精度が低下するおそれがある。
これに対し、金属製の支持板金72に雌ねじ部を形成した場合は、樹脂材料により形成されたユニット収容容器122に雌ねじ部を形成する場合に比べ、雌ねじ部の精度を確保しやすくなる。
なお、ユニット収容容器122の全てを金属材料により形成しても、雌ねじ部の精度を確保できる。ただし、本実施形態のように、樹脂材料により形成されたユニット収容容器122に対して金属製の支持板金72を設けた方が、画像読み取り装置1が軽量となる。
支持板金72には、図4(B)に示すように、ユニット収容容器122のフロント側側壁122Aの内面に対向配置される内面対向片72A、フロント側側壁122Aの外面に対向配置される外面対向片72B、フロント側側壁122Aを跨ぐように設けられ内面対向片72Aと外面対向片72Bとを接続する接続片72Cが設けられている。
本実施形態では、内面対向片72Aと外面対向片72Bとの間にフロント側側壁122Aが入り込んだ状態で、ユニット収容容器122に対し、支持板金72が取り付けられている。このため、支持手段の一例としての支持板金72は、ユニット収容容器122に対し、主走査方向に対してねじ部材71が無い状態でも固定されている。
また、本実施形態では、図4(A)、(B)に示すように、ユニット収容容器122の底部122Eから突出する突出片122Fが設けられている。この突出片122Fは、フロント側側壁122Aの内面に対向するように配置されている。また、突出片122Fは、フロント側側壁122Aの内面に近づくように形成されている。
本実施形態では、この突出片122Fによって、支持板金72がフロント側側壁122Aに付勢され、支持板金72は、フロント側側壁122Aの内面に押し当てられる。
図6は、支持板金72が取り付けられる前のフロント側側壁122Aの内面を示した図である。
フロント側側壁122Aの内面には、副走査方向における位置が互いに異なる2つの突起122Gが設けられている。支持板金72の内面対向片72Aには、この突起122Gを収容する収容部72Dが形成されている。なお、この収容部72Dは、貫通孔により形成されている。
フロント側側壁122Aに対して支持板金72を取り付けると、収容部72D内に突起122Gが入り込む。これにより、上下方向および副走査方向への支持板金72の移動が規制される。なお、フロント側側壁122Aには、2つの突起122Gの間に、ねじ部材71を通すためのねじ用貫通孔122Hが形成されている。
また、支持板金72の内面対向片72Aには、2つの収容部72Dの間に貫通孔721が形成されている。この貫通孔721の内周面には、ねじ部材71の雄ねじ部71Aに噛み合う雌ねじ部が形成されている。
次に、ねじ付勢部材73について説明する。
図4(B)にて示す、ねじ付勢部材73は、ねじ部材71を軸方向に付勢する。具体的には、ユニット本体121から離れる方向へねじ部材71を付勢する。これにより、支持板金72に対してねじ部材71が押し付けられ、ねじ部材71の意図しない回転が抑制される。
ねじ付勢部材73は、例えば、スプリングワッシャにより形成される。また、例えば、図7(ねじ付勢部材73の他の構成例を示した図)に示すように、挿入方向における先端の厚みが小さく、挿入方向における後端の厚みが大きいくさび状の部材300を、ねじ部材71のねじ頭部71Bと、フロント側側壁122Aの外面との間に挿入することでも、ねじ部材71の付勢を行える。
ユニット収容容器122についてさらに説明する。
図4(A)に示すように、ユニット収容容器122の内面には、4つの突出部122Tが設けられている。
4つの突出部122Tのうちの2つの突出部122Tは、ユニット収容容器122の長手方向における一端部(読み取りユニット12の奥側端部123)に設けられ、さらに、この2つの突出部122Tは、ユニット本体121を挟み互いに対峙している。
また、他の2つの突出部122Tは、ユニット収容容器122の長手方向における他端部(読み取りユニット12の手前側端部124)に設けられ、さらに、この2つの突出部122Tも、ユニット本体121を挟み互いに対峙している。
本実施形態では、この4つの突出部122Tによって、ユニット本体121の外面とユニット収容容器122の内面との間に位置する間隙が小さくなり、ユニット収容容器122に対するユニット本体121の変位が起きにくくなる。具体的には、副走査方向におけるユニット本体121の変位が起きにくくなる。
また、ユニット本体121の外面とユニット収容容器122の内面との間に位置する間隙が小さいと、主走査方向に対してユニット本体121が傾くことが抑制され、ユニット本体121が主走査方向に沿って移動する際の直進安定性が高まる。
さらに、本実施形態では、4つの突出部122Tのうちの1つの突出部122T(フロント側に位置する1つの突出部122T、符号4Aで示す突出部122T)は、弾性変形可能に設けられ(弾性片状に形成され)、さらに、ユニット本体121の側面(ユニット本体121の長手方向に沿った側面)に押し当てられている。
これにより、本実施形態では、この1つの突出部122Tが設けられている側とは反対側に位置する2つの突出部122Tに対して、ユニット本体121が押し当てられ、ユニット収容容器122に対するユニット本体121の変位がさらに低減する。ここで、上記1つの突出部122T(符号4Aで示す突出部122T)は、ユニット本体121を副走査方向に向けて付勢し、ユニット収容容器122に対してユニット本体121を押し当てる押し当て手段として捉えることができる。
なお、この例では、ユニット本体121の付勢を行う上記1つの突出部122T(以下、「付勢用突出部122T」と称する)を、ねじ部材71側(フロント側)に設けたが、この付勢用突出部122Tは、ねじ部材71の設置側とは反対側(リア側)に設けてもよい。
また、付勢用突出部122Tは、ねじ部材71側および反対側の両者に設けてもよい。
また、本実施形態では、付勢用突出部122Tを利用して、ユニット収容容器122に対してユニット本体121を付勢したが、バネ部材を別途設け、このバネ部材で、ユニット収容容器122に対してユニット本体121を付勢するようにしてもよい。
また、上記のように、付勢用突出部122Tを1つだけ設ける場合には、ねじ部材71側(フロント側)および反対側(リア側)のうちの、ねじ部材71側に設けることが好ましい。かかる場合、付勢用突出部122Tを、ねじ部材71側とは反対側(リア側)に設ける場合に比べ、ユニット本体121の直進安定性が高まる。
ここで、付勢用突出部122Tをねじ部材71側に設ける場合、ユニット本体121のフロント側に位置する端部の変位を抑えられるようになる。かかる場合、ユニット本体121のフロント側端面121F(図4(A)参照)(ねじ部材71により押圧される被押圧面)と、ねじ部材71が延びる方向とが直交する関係となりやすく、ユニット本体121の直進安定性が高まる。
図8は、ユニット本体121を上方へ付勢する付勢部材125の変形例を示した図である。
上記では、コイルスプリングを用いてユニット本体121の付勢を行ったが、図8に示すように、板ばねで、ユニット本体121の付勢を行ってもよい。
板ばねの設置にあたっては、各板ばねが延びる方向を揃えることが好ましい。より具体的には、図8では、各板ばねは、主走査方向(ユニット本体121の長手方向)に向かって延びているが、主走査方向において延びる方向を、各板ばねにおいて、揃えることが好ましい。具体的には、この構成例では、各板ばねは、ねじ部材71(図8では不図示)の進出方向であるリア側に向かって延びている。
各板ばねが延びる方向が揃っている場合、延びる方向が揃っていない構成に比して、主走査方向におけるユニット本体121の進退がより安定的に行われるようになる。より具体的には、各板ばねが延びる方向が揃っている場合、延びる方向が揃っていない構成に比して、ユニット本体121に対する板ばねの姿勢が、板ばね毎において揃うようになり、主走査方向におけるユニット本体121の進退がより安定的に行われるようになる。
図9は、フロント側側面132側からスキャナ装置10を眺めた場合の図である。
スキャナ装置10のフロント側側面132には、調整者による調整機構127の操作を可能にする開口110(貫通孔)が形成されている。操作者は、この開口110を通じて、スキャナ装置10の内部にドライバを挿入し、ねじ部材71を回転させる。これにより、ユニット本体121が主走査方向に移動する。
なお、主走査方向におけるユニット本体121の位置の調整は、例えば、スキャナ装置10の組み立て段階(製造段階)にて行われる。具体的には、上記のとおり、フロント側側面132に形成された開口110を通じドライバを挿入し、ねじ部材71を回転させる。
なお、本実施形態では、ねじ部材71の操作は、収容筐体13に対して上部カバー14(第1プラテンガラス11A、第2プラテンガラス11Bを装着済みの上部カバー14)を取り付けた後に行う。これにより、ねじ部材71の操作後に(ユニット本体121の位置調整後に)、収容筐体13に対して上部カバー14を取り付ける場合に比べ、位置調整の精度を高められる。ねじ部材71の操作後に、上部カバー14を取り付ける場合、調整済みのユニット本体121が、上部カバー14から力を受け、主走査方向に移動するおそれがある。
なお、ユニット本体121の位置調整は、スキャナ装置10の組み立て段階(製造段階)に限らず、画像読み取り装置1の使用開始後にも行える。この場合も、開口110を通じて、調整を行う。本実施形態では、上部カバー14等を外さずに、スキャナ装置10の外部からユニット本体121の位置の調整を行えるため、画像読み取り装置1の使用開始後であっても、簡易にユニット本体121の位置調整を行える。付言すると、本実施形態では、ユニット本体121が付勢部材125と第1プラテンガラス11Aで挟まれた状態でも、ユニット本体121の位置の調整を行えるようになっており、画像読み取り装置1の使用開始後にも、ユニット本体121の位置調整を行える。
なお、本実施形態では、開口110(貫通孔)は、1つの部材に1つの穴が形成されることで形成されているのではなく、図9に示すように、収容筐体13側に半円状の切り欠き139が形成され(図2も参照)、上部カバー14側にも半円状の切り欠き149が形成され、この2つの切り欠き139,149の開放側が互いに対峙することで、開口110が形成される。
また、図9では、開口110が露出しているが、ユニット本体121の位置調整が終わると、不図示の外装カバーが取り付けられ、開口110は隠れるようになる。
さらに、本実施形態では、画像読み取り装置1のフロント側に、調整機構127が設けられ、フロント側側面132に、開口110が形成されている。これにより、調整者は、画像読み取り装置1のフロント側から、ユニット本体121の位置調整を行う。
付言すると、本実施形態では、使用者側側面の一例としてのフロント側側面132に開口110が設けられ、調整者は、この開口110を通じ、ユニット本体121の位置調整を行う。さらに説明すると、本実施形態では、収容筐体13の、画像読み取り装置1を操作する際の操作面である前面側(フロント側側面132側)に、開口110が設けられ、調整者は、この開口110を通じ、ユニット本体121の位置調整を行う。
これにより、例えば、画像読み取り装置1のリア側に開口110が形成され、リア側からユニット本体121の位置調整を行う場合に比べ、ユニット本体121の位置調整を行いやすくなる。
ここで、本実施形態では、画像読み取り装置1の組み立て時(製造時)、画像読み取り装置1のフロント側から部材の組み付けを行うようになっており、フロント側からユニット本体121の位置調整を行えると、画像読み取り装置1の向きを変えるなどの作業が省略され、作業効率が上がる。
また、フロント側側面132に開口110が形成されることで、画像読み取り装置1の使用開始後に行う調整作業もより簡易に行える。一般に、画像読み取り装置1への原稿のセットのため、画像読み取り装置1のフロント側は開放されていることが多い(他の物が置かれていないことが多い)。このため、フロント側側面132に開口110が形成されていると、例えば、リア側に開口110が形成されている場合に比べ、調整作業を行いやすくなる。
図10は、スキャナ装置10の上面図である。
本実施形態では、上部カバー14の裏面であって、読み取りユニット12の奥側端部123に対峙する箇所に、黒色のパッチ148(位置調整の基準に用いる被読み取り部、調整用ターゲット)が設けられている。なお、本実施形態では、パッチ148は、黒色の印刷を上部カバー14の裏面に施すことで形成している。
主走査方向におけるユニット本体121の調整時には、ねじ部材71を回転するとともに、読み取りユニット12からの出力信号を得る。そして、予め定められた出力信号が得られると調整を終了する。
なお、本実施形態では、副走査方向において、黒パッチ148は、第2プラテンガラス11B側に寄せられて配置されている。
本実施形態の第1プラテンガラス11Aは、第2プラテンガラス11B側に位置する第1側辺111と、この第1側辺111とは反側に位置する第2側辺112とを有しているが、黒パッチ148は、この第1側辺111側に位置している。さらに、黒パッチ148は、第1プラテンガラス11Aの副走査方向における中央部よりも、第2プラテンガラス11B側に配置されている。
これにより、黒パッチ148が、第2プラテンガラス11B側とは反対側に位置する場合に比べ、原稿送り装置20により送られる原稿を読み取る際の読み取り品質が向上する。
ここで、本実施形態では、ユニット本体121(読み取りユニット12)は、支持シャフト160によって案内されて副走査方向へ移動する構成となっている。ここで、寸法公差などに起因して、副走査方向に対して支持シャフト160が傾くことがあり、かかる場合、ユニット本体121は、副走査方向へ移動する過程で主走査方向へ移動してしまう。
ここで、主走査方向におけるユニット本体121の位置調整を、第1プラテンガラス11Aの第2側辺112側で行い、且つ、支持シャフト160が傾いている場合、ユニット本体121の位置調整を行った箇所から、第2プラテンガラス11Bの下方へ、ユニット本体121が移動してくると、ユニット本体121が主走査方向に変位する。かかる場合、原稿の縁部(副走査方向に沿った縁部)の画像が読み取れないなどの不具合が生じるおそれがある。
これに対し、ユニット本体121の位置調整を、第1プラテンガラス11Aの第1側辺111側で行う場合、ユニット本体121を、第2プラテンガラス11Bの下方まで移動させた際の、ユニット本体121の主走査方向における変位量が低減する。かかる場合、第1プラテンガラス11Aの第2側辺112側でユニット本体121の位置調整を行う場合に比べ、原稿の縁部の画像が読み取れないなどの不具合が生じにくくなる。
図11は、画像読み取り装置1の他の構成例を示した図である。
この構成例では、第1の収容部の一例としての収容筐体13に対し、ユーザインタフェース50(以下、「UI50」と称する)が取り付けられている。
取り付け部材の一例としてのこのUI50には、外装カバー511が設けられている。また、外装カバー511の上部には、図中、左右方向に延びる操作パネル59が設けられている。
操作パネル59には、操作者により操作される操作ボタン512が設けられている。さらに、操作パネル59には、タッチパネル513が設けられている。タッチパネル513は、操作者による操作を受け付け、また、情報の表示を行う。
図12は、UI50を取り外した状態の画像読み取り装置1を示した図である。また、図13は、主走査方向に沿う面であって収容筐体13に形成された開口110を通る面における、画像読み取り装置1の断面図である。
図13に示すように、UI50の背面側(収容筐体13のフロント側側面132に対峙する箇所)には、円柱状の突起517が設けられている。そして、本実施形態では、この突起517が、収容筐体13に形成された開口110に挿入されている。付言すると、本実施形態では、突起517が、収容筐体13に形成された開口110を通じて、収容筐体13の内部に入り込んでいる。
これにより、本実施形態では、開口110が塞がれ、埃などの異物が収容筐体13の内部へ入りにくくなる。さらに、本実施形態では、開口110に突起517を挿入することで、収容筐体13に対するUI50の位置決めを行っている。
本実施形態では、開口110を塞ぐための専用の部材を用意せずに、開口110が塞がれるようになる。
また、本実施形態では、UI50を収容筐体13に取り付けることで、開口110が塞がれるようになり、開口110を塞ぐための工程を別途設けずに、開口110が塞がれるようになる。
また、本実施形態では、収容筐体13に、UI50の位置決めのため専用の凹部を形成せずに、UI50の位置決めを行える。
なお、収容筐体13の開口110は、その穴公差が、はめあい穴寸法公差となっている。付言すると、本実施形態では、開口110の内径の公差、突起517の外径の公差が、はめあい穴寸法公差となっている。これにより、本実施形態では、開口110の内周面と、突起517の外周面との間の隙間が小さくなり、開口110を通じての、収容筐体13内への異物の進入が起きにくくなっている。
さらに、本実施形態では、UI50に設けられた突起517(UI50のうちの、開口110に入れられる部位)は、樹脂材料により形成されている。これにより、静電気に起因する不具合が生じにくくなっている。
図13に示すように、本実施形態では、開口110の対向位置に読み取りユニット12が位置すると、開口110に挿入された突起517と、読み取りユニット12に設けられたねじ部材71とが互いに対峙する。
この場合に、突起517が金属材料により形成されていると、突起517とねじ部材71との間で、静電気に起因する放電が起こるおそれがある。この場合、読み取りユニット12により得られる読み取り画像に不良が生じたり、UI50における表示が乱れたりする。一方で、本実施形態のように、突起517を樹脂材料で形成すれば、静電気に起因する放電がおきにくくなり、読み取り画像の不良や、UI50における表示の乱れが抑制される。
なお、図12に示すように、収容筐体13のフロント側側面132には、円柱状突起TKを備えたヒンジH1が二つ設けられている。本実施形態では、この2つのヒンジH1によって、UI50が支持されている。
また、本実施形態では、ヒンジH1を中心としてUI50が回転するようになっており、UI50が回転すると、UI50の操作パネル59(図11参照)が傾斜する。
図14(A)、(B)は、UI50の内部構造を説明する図である。
なお、図14(B)は、UI50を分解した状態の斜視図であり、図14(A)は、組み立てられた状態のUI50の斜視図である。
UI50には、図14(B)に示すように、収容筐体13に対して固定される被固定部材551と、この被固定部材551に対して回転する回転部材552とが設けられている。
本実施形態では、この回転部材552に対して、図11にて示した外装カバー511、操作パネル59が取り付けられている。
図14(B)に示すように、被固定部材551、回転部材552の各々には、2つの貫通孔HL1が形成されている。そして、本実施形態では、一方の貫通孔HL1に対して、収容筐体13に設けられた2つのヒンジH1(図12参照)のうちの一方のヒンジH1が有する円柱状突起TKが挿入され、他方の貫通孔HL1に対して、他方のヒンジH1が有する円柱状突起TKが挿入される。
本実施形態では、回転部材552が、ヒンジH1に設けられた円柱状突起TKを中心として回転することで、操作パネル59(図11参照)が傾斜する。
図14(B)に示すように、被固定部材551には、収容筐体13のフロント側側面132(図12参照)に対向配置される対向板551Aが設けられている。対向板551Aには、複数のねじ穴551Bが設けられ、このねじ穴551Bに通されたねじ(不図示)が、収容筐体13に対して固定されることで、収容筐体13に対し、被固定部材551が固定される。
さらに、図14(B)に示すように、対向板551Aのうちの、フロント側側面132に対峙する側には、上述の突起517が設けられている。本実施形態では、上記のとおり、この突起517が、収容筐体13の開口110(図12参照)に挿入されて、収容筐体13に対するUI50の位置決めが行われる。
1…画像読み取り装置、13…収容筐体、71…ねじ部材、72…支持板金、110…開口、121…ユニット本体、121D…受光素子、122…ユニット収容容器、122T…突出部、127…調整機構、132…フロント側側面、150…移動機構

Claims (11)

  1. 主走査方向に沿って配列された複数の受光素子を用いて原稿の画像を読み取る読み取り手段と、
    前記読み取り手段を副走査方向に移動させ当該読み取り手段による原稿の読み取り位置を移動させる移動手段と、
    前記読み取り手段を主走査方向に移動させ、主走査方向における当該読み取り手段の位置を調整する調整手段と
    を備える画像読み取り装置。
  2. 前記読み取り手段、前記移動手段、および、前記調整手段を内部に収容する第1の収容部をさらに備え、
    前記第1の収容部には、当該第1の収容部の外部からの前記調整手段の操作を可能にする開口が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像読み取り装置。
  3. 前記開口は、前記第1の収容部の前記画像読み取り装置を操作する際の操作面である前面側に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の画像読み取り装置。
  4. 前記調整手段は、主走査方向に沿って進退するねじを有し、前記進退により前記読み取り手段の位置の調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像読み取り装置。
  5. 前記読み取り手段を収容する第2の収容部と、
    前記第2の収容部に対し位置が固定され、かつ、前記ねじを支持する支持手段と、を備え、
    前記ねじが前記支持手段に対して相対的に進退する事で、前記読み取り手段が前記第2の収容部に対して主走査方向に相対移動することを特徴とする請求項4に記載の画像読み取り装置。
  6. 前記第2の収容部は、樹脂部品であり、前記支持手段は、金属により形成されていることを特徴とする請求項5に記載の画像読み取り装置。
  7. 前記支持手段は、前記第2の収容部に対し、前記主走査方向に対して前記ねじが無い状態でも固定されていることを特徴とする請求項5に記載の画像読み取り装置。
  8. 前記読み取り手段を収容する第2の収容部を更に備え、
    前記移動手段は、前記第2の収容部を副走査方向に移動させることで、前記読み取り手段を副走査方向に移動させ、
    前記読み取り手段を前記ねじに向けて弾性的に付勢する弾性手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像読み取り装置。
  9. 前記読み取り手段、前記移動手段、および、前記調整手段を内部に収容する第1の収容部と、
    前記読み取り手段を付勢する付勢部材と、
    前記第1の収容部で直接または間接的に支持されるプラテンガラスと、を備え、
    前記調整手段は、前記読み取り手段が前記付勢部材と前記プラテンガラスで挟まれた状態で、調整可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像読み取り装置。
  10. 前記第1の収容部に対して部材が取り付けられ、
    前記第1の収容部に取り付けられた前記部材の一部が前記開口に入れられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像読み取り装置。
  11. 前記部材のうちの前記開口に入れられる部位は、樹脂材料により形成されていることを特徴とする請求項10に記載の画像読み取り装置。
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