JP2016103675A - 通信装置、通信システム、通信方法および通信プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、互いに通信可能な複数のホストコンピュータによって構成されるコンピュータシステムにおいて発生した通信障害の発生個所の特定および通信障害の診断を迅速に行う通信装置等を提供する。
【解決手段】ホスト間通信装置100aは、複数のホストコンピュータによって構成されるコンピュータシステムにおいて、自装置が通信を司るホストコンピュータに通信可能に接続され、当該自装置の通信相手先である、当該自装置とは異なる第1の通信装置との間に発生した通信障害を検出すると、コンピュータシステムを構成する他のホストコンピュータの通信を司る、当該自装置とは異なる第2の通信装置に、通信障害の状況の報告を依頼する自通信診断部6gと、通信状況の調査結果を基に、通信障害に関する通知を、自装置が通信を担うホストコンピュータに通知する障害通知部6hとを備える。
【選択図】 図6
【解決手段】ホスト間通信装置100aは、複数のホストコンピュータによって構成されるコンピュータシステムにおいて、自装置が通信を司るホストコンピュータに通信可能に接続され、当該自装置の通信相手先である、当該自装置とは異なる第1の通信装置との間に発生した通信障害を検出すると、コンピュータシステムを構成する他のホストコンピュータの通信を司る、当該自装置とは異なる第2の通信装置に、通信障害の状況の報告を依頼する自通信診断部6gと、通信状況の調査結果を基に、通信障害に関する通知を、自装置が通信を担うホストコンピュータに通知する障害通知部6hとを備える。
【選択図】 図6
Description
本発明は、互いに通信可能な複数のホストコンピュータによって構成されるコンピュータシステムにおいて通信を担う通信装置が、通信障害を診断する技術に関する。
ホストコンピュータ(以下、本願では「ホスト」と記載)を複数備え、それらのホストを並列的に動作可能な並列コンピュータシステムにおいては、通信相手側の接続不可能やフレーム破壊など、通信路で障害が発生することがある。この場合、ホストは、障害情報として通信障害の内容しか分からず、その通信障害がどの箇所で発生したかを特定することができない。故障箇所を特定するには、保守員が各ホストから障害情報の採取を行い、採取した情報を元に、疑わしい通信路の診断を行う必要がある。この診断は、並列コンピュータシステムの規模によっては、膨大な時間を要することもある。また、通信路の診断を行うためには、運用中のホストにおいて診断プログラムを実行する必要があるので、通信障害の回復まで、ユーザは運用を一時中断せねばならない。
この問題を解決するために、特許文献1は、通信障害の発生時におけるハブ装置内部の診断において、診断用信号をフレームに付加して、当該信号を用いて診断を行う技術を開示する。
特許文献2は、通信障害の発生時にネットワーク内における仮想計算機の追加および削除を可能にする技術を開示する。
特許文献3は、通信障害の発生に備え、ゲートウェイ装置のセキュリティを確保する技術を開示する。
特許文献4は、通信ネットワークに大きな負荷を掛けず、中継装置に特別な機能要求をすること無く、該通信ネットワーク内における故障箇所を特定する技術を開示する。
特許文献1の技術は、ハブ装置内部の診断に関する技術であり、ネットワーク内に存在する他のホストから通信障害を通知される仕組みは開示していない。
特許文献2および3の技術は、ネットワークセキュリティの担保や、通信障害が発生したホストの切り離し等の技術を開示しているが、どのようにして、通信路の故障箇所を検出するかについては開示していない。
特許文献4の技術は、端末装置間における、全ての通信経路の組み合わせについてパケット送受信が可能か否かの判定を行うので、確認に時間を要する。
本発明は、上記の問題点を解決するべくなされた。本発明は、互いに通信可能な複数のホストコンピュータによって構成されるコンピュータシステムにおいて発生した通信障害の発生個所の特定および通信障害の診断を迅速に行うことを主たる目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点は、
複数のホストコンピュータによって構成されるコンピュータシステムにおいて、自装置が通信を司るホストコンピュータに通信可能に接続され、当該自装置の通信相手先である、当該自装置とは異なる第1の通信装置との間に発生した通信障害を検出すると、コンピュータシステムを構成する他のホストコンピュータの通信を司る、当該自装置とは異なる第2の通信装置に、通信障害の状況の報告を依頼する自通信診断部と、
通信状況の調査結果を基に、通信障害に関する通知を、自装置が通信を担うホストコンピュータに通知する障害通知部、
とを備える通信装置である。
複数のホストコンピュータによって構成されるコンピュータシステムにおいて、自装置が通信を司るホストコンピュータに通信可能に接続され、当該自装置の通信相手先である、当該自装置とは異なる第1の通信装置との間に発生した通信障害を検出すると、コンピュータシステムを構成する他のホストコンピュータの通信を司る、当該自装置とは異なる第2の通信装置に、通信障害の状況の報告を依頼する自通信診断部と、
通信状況の調査結果を基に、通信障害に関する通知を、自装置が通信を担うホストコンピュータに通知する障害通知部、
とを備える通信装置である。
本発明の第2の観点は、
上記に記載の通信装置と、その通信装置が通信を担うホストコンピュータとから成るセットを複数備えると共に、
複数のホストコンピュータ同士を通信可能に接続する中継装置を備える、
通信システムである。
上記に記載の通信装置と、その通信装置が通信を担うホストコンピュータとから成るセットを複数備えると共に、
複数のホストコンピュータ同士を通信可能に接続する中継装置を備える、
通信システムである。
本発明の第3の観点は、
複数のホストコンピュータによって構成されるコンピュータシステムにおいて、自装置が通信を司るホストコンピュータに通信可能に接続され、当該自装置の通信相手先である、当該自装置とは異なる第1の通信装置との間に発生した通信障害を検出すると、コンピュータシステムを構成する他のホストコンピュータの通信を司る、当該自装置とは異なる第2の通信装置に、通信障害の状況の報告を依頼し、
通信状況の調査結果を基に、通信障害に関する通知を、自装置が通信を担うホストコンピュータに通知する、
通信方法である。
複数のホストコンピュータによって構成されるコンピュータシステムにおいて、自装置が通信を司るホストコンピュータに通信可能に接続され、当該自装置の通信相手先である、当該自装置とは異なる第1の通信装置との間に発生した通信障害を検出すると、コンピュータシステムを構成する他のホストコンピュータの通信を司る、当該自装置とは異なる第2の通信装置に、通信障害の状況の報告を依頼し、
通信状況の調査結果を基に、通信障害に関する通知を、自装置が通信を担うホストコンピュータに通知する、
通信方法である。
本発明の第4の観点は、
複数のホストコンピュータによって構成されるコンピュータシステムにおいて、自装置が通信を司るホストコンピュータに通信可能に接続され、当該自装置の通信相手先である、当該自装置とは異なる第1の通信装置との間に発生した通信障害を検出すると、コンピュータシステムを構成する他のホストコンピュータの通信を司る、当該自装置とは異なる第2の通信装置に、通信障害の状況の報告を依頼する機能と、
通信状況の調査結果を基に、通信障害に関する通知を、自装置が通信を担うホストコンピュータに通知する機能、
とをコンピュータに実行させる通信プログラムである。
複数のホストコンピュータによって構成されるコンピュータシステムにおいて、自装置が通信を司るホストコンピュータに通信可能に接続され、当該自装置の通信相手先である、当該自装置とは異なる第1の通信装置との間に発生した通信障害を検出すると、コンピュータシステムを構成する他のホストコンピュータの通信を司る、当該自装置とは異なる第2の通信装置に、通信障害の状況の報告を依頼する機能と、
通信状況の調査結果を基に、通信障害に関する通知を、自装置が通信を担うホストコンピュータに通知する機能、
とをコンピュータに実行させる通信プログラムである。
本発明によれば、本発明は、互いに通信可能な複数のホストコンピュータによって構成されるコンピュータシステムにおいて発生した通信障害の発生個所の特定および通信障害の診断を迅速に行うことができる。
次に図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は本発明の実施形態における構成を模式的に表している。更に以下に記載される本発明の実施形態は一例であり、その本質を同一とする範囲において適宜変更可能である。
<第一の実施形態>
(ホスト間通信システム)
本発明の第1の実施形態に係るホスト間通信システム100の構成の一例について、図1を参照して説明する。本実施形態に係るホスト間通信システム100は、少なくとも3つ以上のホスト間通信装置を備える並列コンピュータシステムであり、複数のホスト11、12、13、14、複数のホスト間通信装置41、42、43、44およびハブ装置51を備える。
<第一の実施形態>
(ホスト間通信システム)
本発明の第1の実施形態に係るホスト間通信システム100の構成の一例について、図1を参照して説明する。本実施形態に係るホスト間通信システム100は、少なくとも3つ以上のホスト間通信装置を備える並列コンピュータシステムであり、複数のホスト11、12、13、14、複数のホスト間通信装置41、42、43、44およびハブ装置51を備える。
複数のホスト11〜14の各々は、通信路9A、9B、9C、9Dによってハブ装置51に接続されている。ハブ装置51は、複数のホスト11〜14の間を通信可能に接続し、適宜データの転送を行う。各ホスト11〜14とハブ装置51との間には、各々、ホスト間通信装置41、42、43、44が配置されている。ホスト11〜14は、ホスト間通信装置41〜44を介して、制御情報等を通信する。この通信が、通信路9A〜9Dを介して行われることで、ホスト間通信システム100は、1つの自律したコンピュータシステムとして機能する。
(ホスト間通信装置)
本発明の第1の実施形態に係るホスト間通信装置41〜44は、図2に示すように、上位インタフェース制御部5、プロセッサ6、通信部7および上位インタフェース8を備える。
(ホスト間通信装置)
本発明の第1の実施形態に係るホスト間通信装置41〜44は、図2に示すように、上位インタフェース制御部5、プロセッサ6、通信部7および上位インタフェース8を備える。
上位インタフェース制御部5は、各ホスト11〜14からの指令を、上位インタフェース8を介して受け取り、プロセッサ6に送る。また、上位インタフェース制御部5は、プロセッサ6から当該指令の実行結果を受け取り、ホスト11〜14に返す。
通信部7は、自端末以外のホスト11〜14に接続されているホスト間通信装置41〜44との間の通信を制御する。
上位インタフェース8は、各ホスト間通信装置41〜44と各ホスト11〜14とを接続するインタフェースである。
プロセッサ6は、CPU(Central Processing Unit)等である。プロセッサ6は、搭載されるファームウェアの働きにより、上位インタフェース制御部5および通信部7を制御し、ホスト11〜14間の通常の通信処理を行う。
更に、プロセッサ6は、図3に示すように、通信制御部6a、自通信診断部6b、障害通知部6c、インタフェース制御部6d、他通信診断部6eおよび診断情報記憶部6fとしての機能を実現する。即ち、これらの各部は図示しないROM(Read Only Memory)や図示しないRAM(Random Access Memory)などにプログラムとして格納されていてもよい。プロセッサ6がこれらのプログラムを適宜演算処理することでこれらの機能は実行される。尚、これらの各部が別々の場所に存在していてもよいし、一部又は全部を電子回路等の専用ハードウェアで構成しても構わない。以下、プロセッサ6が実行(実現)する当該各部の機能について説明する。
通信制御部6aは、通信路9A〜9Dにおける通信の制御を行う。
自通信診断部6bは、自装置(ホスト間通信装置41〜44)に、通信障害が発生した場合に、その通信障害の内容を診断するための診断フレームや、診断の結果が含まれている診断結果フレームを基に、当該自装置と通信相手である他のホスト間通信装置との間に発生した、通信障害の種類や障害箇所の特定等を診断する。
障害通知部6cは、診断部6bにより当該自装置に通信障害有りと判断された場合に、障害を特定するための情報(例えば障害ログ)を、当該自装置が接続されているホスト11〜14に通知する。
インタフェース制御部6dは、上位インタフェース8における通信制御を行う。
他通信診断部6eは、当該自装置およびその通信相手とは異なる他のホスト間通信装置41〜44に通信障害が発生し、通信確認を依頼された際に、依頼に基づき通信の診断を行い、診断の結果を依頼元のホスト間通信装置41〜44に返す。
診断情報記憶部6fは、通信障害の種類や障害箇所を特定するための障害診断テーブルを格納する。障害診断テーブルは診断情報記憶部6fに予め格納されてあり、適宜、システムの設定者により更新される。障害診断テーブルは、図4に示すように、通信路の種類および障害発生の被疑箇所等の項目を備える。ここで「HA」はホスト間通信装置を意味し、「HA41−HA43、44間」とは、ホスト間通信装置41から、ホスト間通信装置43、44に対し通信障害の診断が依頼されたことを意味する。「OK」は通信診断の回答が得られたことを意味する。「NG」は通信診断の回答が得られなかったことを意味する。障害診断テーブル(図4)の利用(参照)の仕方の詳細については後述する。
ホスト間通信装置41〜44は、この他にもキーボード、タッチパネル等の入力装置、ディスプレー等の出力装置、他装置との通信インタフェース等の通信制御装置、および、作業領域やデータの保存場所としての記憶装置等を備えていてもよい(いずれも不図示)。
(ホスト間通信システムの動作)
本発明の第1の実施形態におけるホスト間通信システム100の動作について図5のフローチャートを参照して説明する。以下の説明においては、一例として、ホスト41が、通信相手であるホスト42との通信中に通信障害を発見し、第三者であるホスト43、44に通信障害を診断するための情報を依頼する動作について説明する。
(ホスト間通信システムの動作)
本発明の第1の実施形態におけるホスト間通信システム100の動作について図5のフローチャートを参照して説明する。以下の説明においては、一例として、ホスト41が、通信相手であるホスト42との通信中に通信障害を発見し、第三者であるホスト43、44に通信障害を診断するための情報を依頼する動作について説明する。
ステップS101において、ホスト間通信装置41の通信部7は、ホスト42との通信中に通信障害を検出する。
ステップS102において、通信部7は、プロセッサ6に対して通信障害が検出されたことを通知する。
ステップS103において、図3に示すプロセッサ6の通信制御部6aが、通信障害を受信する。すると、自通信診断部6bは、通信部7を介して、第三者のホスト間通信装置43、44に診断フレームを送信し、自装置41とホスト間通信装置42との間の通信障害を診断するための情報を依頼する。この場合の診断フレームは、ホスト11〜14間における通常の通信フレームと異なり、ホスト間通信装置41〜44間のみの制御用フレームであるため、ホスト11〜14には転送されない。
ステップS104において、診断フレームを受け取ったホスト間通信装置43、44の通信部7は、これをプロセッサ6に通知する。
ステップS105において、診断フレームを通知されたプロセッサ6の他通信診断部6eは、通信部7を介して、自装置(この場合はホスト間通信装置43、44)から、ホスト間通信装置42に疎通確認フレームを送信することにより、当該両装置(42―43,42−44)間の通信の疎通状態を確認する。
ステップS106において、他通信診断部6e(ホスト間通信装置43、44)は、通信路9C、9Dを介して、疎通状態の確認結果を受信する。
ステップS107において、他通信診断部6eは、受信した疎通状態の確認結果を付加した診断結果フレームを、依頼元であるホスト間通信装置41に送信する。
ステップS108において、ホスト間通信装置41の通信部7は、診断結果フレームを受信する。
ステップS109において、ホスト間通信装置41の自通信診断部6bは、受信した診断結果フレームに含まれる疎通状態の確認結果と、診断情報記憶部6fに格納される障害診断テーブル(図4参照)を基に、通信路9A〜9Dにおける通信障害箇所を判断する。
例えば、ホスト間通信装置41が、ホスト間通信装置42との通信中に通信が途絶えたとする。ホスト間通信装置41は、ホスト間通信装置43、44に対して、通信相手であるホスト間通信装置42へ対する診断フレームを送信する。この場合、被疑箇所の可能性としては、1)通信路A又はハブ装置(図4の行a参照)、2)通信路9B(図4の行b参照)、3)間歇障害等(図4の行c参照)がある。
1)の場合について考える。ホスト間通信装置43、44とホスト間通信装置42との間に通信障害が発生し(図4の行aにおける「−」を示す)、ホスト間通信装置41からの診断フレームに対して、ホスト間通信装置43、44が無応答であった(図4の行aにおける「NG」を示す)とする。この場合、自通信診断部6bは、図4に示す障害診断テーブルにおける行aの被疑箇所を参照し、図1の通信路9Aまたは、ハブ装置5の障害と判断する。
2)の場合について考える。ホスト間通信装置41とホスト間通信装置43、44との診断フレームの通信は成功した(図4の行bにおける「OK」を示す)が、ホスト間通信装置43、44とホスト間通信装置42との間の疎通状態の確認応答(診断結果フレーム)については回答が無かった(図4の行bにおける「NG」を示す)とする。この場合、自通信診断部6bは、図4に示す障害診断テーブルの行bの被疑箇所を参照し、診断結果フレーム(ホスト間通信装置43、44とホスト間通信装置42との疎通確認で通信異常を検出)に基づき、通信路9Bの通信障害と判断する。
3)の場合について考える。ホスト間通信装置41とホスト間通信装置43、44との診断フレームの通信は成功(図4の行cにおける左端の「OK」を示す)し、かつ、ホスト間通信装置43、44とホスト間通信装置42との疎通状態の確認応答でも異常が検出されなかった(図4の行cにおける中央の「OK」を示す)とする。この場合、自通信診断部6bは、図4に示す障害診断テーブルの行cの被疑箇所を参照し、通信路9A〜9Dのいずれかの間歇障害または、ネットワーク設定などのソフトウェア的な要因が通信障害の原因と判断する。
尚、図4に示す障害診断テーブルは、ホスト間通信装置41についての通信状態を表示しているが、他のホスト間通信装置42〜44も、各々、同様に自装置の通信状態を調査する為のテーブルを備えているものとする。
ステップS110において、通信障害の判断が完了すると、ホスト間通信装置41の障害通知部6cは、診断結果および故障箇所の判断結果を、障害ログとしてホスト11へ通知する。ホスト11は、障害ログを保守員に通知する。保守員は、通知された情報から故障箇所を判断し、部品交換等の通信復旧活動を行う。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態によると、通信障害を検出したホスト間通信装置が自装置において検出した障害情報だけでなく、他装置から得られた障害情報(診断結果)を利用することによって、障害が発生した箇所を高精度に特定することができる。従って、本実施形態によれば、障害ログの収集および解析に要する時間、更には障害診断の実行時間を大幅に削減することができる。
また、本発明の第1の実施形態では、障害を検出した通信装置が、他の通信装置に通信路の診断を依頼し、障害情報の収集を行うので、特別な診断用装置を必要とせず、障害診断のコストを削減することができる。
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態に係るホスト間通信装置100aは、複数のホストを備えるコンピュータシステムにおいて、複数のホストの各々に通信可能に接続される。第2の実施形態に係るホスト間通信装置100aは、図6に示すように、自通信診断部6gおよび障害通知部6hを備える。
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態に係るホスト間通信装置100aは、複数のホストを備えるコンピュータシステムにおいて、複数のホストの各々に通信可能に接続される。第2の実施形態に係るホスト間通信装置100aは、図6に示すように、自通信診断部6gおよび障害通知部6hを備える。
自通信診断部6gは、自装置が通信を司るホストコンピュータに通信可能に接続され、当該自装置の通信相手先である当該自装置とは異なる通信装置との間に発生した通信障害を検出すると、コンピュータシステムを構成する他のホストコンピュータの通信を司る当該自装置とは異なる通信装置に、通信障害の通信状況の報告を依頼する。
障害通知部6hは、通信状況の報告を基に、通信障害に関する通知を、自装置が通信を担うホストコンピュータに通知する。
本発明の第2の実施形態によると、互いに通信可能な複数のホストコンピュータによって構成されるコンピュータシステムにおいて発生した通信障害の発生個所の特定および通信障害の診断を迅速に行うことができる。
5 上位インタフェース制御部
6 プロセッサ
7 通信部
8 上位インタフェース
9A、9B、9C、9D 通信路
11 ホスト
12 ホスト
13 ホスト
14 ホスト
41 ホスト間通信装置
42 ホスト間通信装置
43 ホスト間通信装置
44 ホスト間通信装置
51 ハブ装置
6 プロセッサ
7 通信部
8 上位インタフェース
9A、9B、9C、9D 通信路
11 ホスト
12 ホスト
13 ホスト
14 ホスト
41 ホスト間通信装置
42 ホスト間通信装置
43 ホスト間通信装置
44 ホスト間通信装置
51 ハブ装置
Claims (7)
- 複数のホストコンピュータによって構成されるコンピュータシステムにおいて、自装置が通信を司るホストコンピュータに通信可能に接続され、当該自装置の通信相手先である、当該自装置とは異なる第1の通信装置との間に発生した通信障害を検出すると、前記コンピュータシステムを構成する他のホストコンピュータの通信を司る、当該自装置とは異なる第2の通信装置に、前記通信障害の状況の報告を依頼する自通信診断部と、
前記通信状況の調査結果を基に、前記通信障害に関する通知を、前記自装置が通信を担う前記ホストコンピュータに通知する障害通知部
とを備える通信装置。 - 前記第2の通信装置から前記通信障害の通信状況の報告を依頼されると、前記通信状況を調査し、調査結果を前記第2の通信装置に通知する他通信診断部、
を更に備える請求項1に記載の通信装置。 - 前記通信障害の診断に関する情報を格納する診断情報記憶部を更に備え、
前記通信障害に関する通知と前記障害の診断に関する情報とを基に、前記コンピュータシステムに発生した前記通信障害の発生箇所を特定する、
請求項1又は2に記載の通信装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の通信装置と、その通信装置が通信を担うホストコンピュータとから成るセットを複数備えると共に、
前記複数のホストコンピュータ同士を通信可能に接続する中継装置を備える、
通信システム。 - 前記通信装置は、その通信装置が通信を担う前記ホストコンピュータと、前記中継装置との間に配置される、
請求項4に記載の通信システム。 - 複数のホストコンピュータによって構成されるコンピュータシステムにおいて、自装置が通信を司るホストコンピュータに通信可能に接続され、当該自装置の通信相手先である、当該自装置とは異なる第1の通信装置との間に発生した通信障害を検出すると、前記コンピュータシステムを構成する他のホストコンピュータの通信を司る、当該自装置とは異なる第2の通信装置に、前記通信障害の状況の報告を依頼し、
前記通信状況の調査結果を基に、前記通信障害に関する通知を、前記自装置が通信を担う前記ホストコンピュータに通知する、
通信方法。 - 複数のホストコンピュータによって構成されるコンピュータシステムにおいて、自装置が通信を司るホストコンピュータに通信可能に接続され、当該自装置の通信相手先である、当該自装置とは異なる第1の通信装置との間に発生した通信障害を検出すると、前記コンピュータシステムを構成する他のホストコンピュータの通信を司る、当該自装置とは異なる第2の通信装置に、前記通信障害の状況の報告を依頼する機能と、
前記通信状況の調査結果を基に、前記通信障害に関する通知を、前記自装置が通信を担う前記ホストコンピュータに通知する機能、
とをコンピュータに実行させる通信プログラム。
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WO2018109792A1 (ja) * | 2016-12-12 | 2018-06-21 | 株式会社Fuji | 対基板作業システム |
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WO2018109792A1 (ja) * | 2016-12-12 | 2018-06-21 | 株式会社Fuji | 対基板作業システム |
CN110050443A (zh) * | 2016-12-12 | 2019-07-23 | 株式会社富士 | 对基板作业系统 |
US10979240B2 (en) | 2016-12-12 | 2021-04-13 | Fuji Corporation | Substrate work system |
CN110050443B (zh) * | 2016-12-12 | 2021-06-29 | 株式会社富士 | 对基板作业系统 |
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