JP2016103129A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動取引装置の保守員の作業効率を向上することが可能な、情報処理装置を提供する。【解決手段】自動取引装置における障害の発生を示す障害発生情報を受信する通信部と、受信された障害発生情報が示す自動取引装置に対応づけられた予防保守情報を取得する予防保守情報取得部と、受信された障害発生情報に応じた情報、および取得された予防保守情報に応じた情報を、保守員が操作する情報処理端末へ前記通信部に送信させる送信制御部と、を備える、情報処理装置。【選択図】図9

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
従来、金融機関の自動取引装置において障害が発生した際に、障害を適切に復旧させるための技術が各種提案されている。例えば、特許文献1には、障害が発生した自動取引装置から障害情報を受信し、そして、受信した障害情報に含まれる障害の内容に応じて障害情報の通知先を選択する技術が記載されている。
また、従来、自動取引装置の正常な稼働を継続させるために、例えば保守会社の保守員により、自動取引装置の予防保守作業が定期的に行われている。
特開2003−178352号公報
ところで、保守員が自動取引装置の障害の対応および予防保守作業を担当する場面に特許文献1に記載の技術を適用することを想定すると、上記の技術では、作業効率が低い。例えば、上記の技術では、自動取引装置の障害発生時に、自動取引装置の予防保守に関する情報を保守員に通知することができない。このため、障害発生時に、自動取引装置の予防保守に関する情報を保守員が確認することが容易でなかった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、自動取引装置の保守員の作業効率を向上することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、自動取引装置における障害の発生を示す障害発生情報を受信する通信部と、受信された障害発生情報が示す自動取引装置に対応づけられた予防保守情報を取得する予防保守情報取得部と、受信された障害発生情報に応じた情報、および取得された予防保守情報に応じた情報を、保守員が操作する情報処理端末へ前記通信部に送信させる送信制御部と、を備える、情報処理装置が提供される。
前記予防保守情報取得部は、前記自動取引装置が設置されている施設における他の自動取引装置に対応づけられた第2の予防保守情報をさらに取得し、前記送信制御部は、取得された第2の予防保守情報に応じた情報を前記情報処理端末へ前記通信部にさらに送信させてもよい。
前記予防保守情報取得部は、自動取引装置および予防保守情報が対応づけて記録されたデータベースから、受信された障害発生情報が示す自動取引装置に対応する予防保守情報を取得してもよい。
前記予防保守情報取得部は、受信された障害発生情報が示す自動取引装置から前記予防保守情報を取得してもよい。
前記予防保守情報取得部は、前記自動取引装置に対して前記予防保守情報の提供を要求することにより、前記自動取引装置から前記予防保守情報を取得してもよい。
前記予防保守情報は、前記自動取引装置に含まれる複数の部材の予防保守に関する情報であってもよい。
前記予防保守情報は、前記複数の部材の各々に関して予防保守の必要性を判断するための情報を含んでもよい。
前記予防保守の必要性を判断するための情報は、部材の使用の程度を示す値、および当該部材に対応づけられた閾値を含んでもよい。
以上説明したように本発明によれば、自動取引装置の保守員の作業効率を向上することができる。
本発明の実施形態による情報処理システムの構成例を示した説明図である。 同実施形態による障害発生情報の構成例を示した説明図である。 同実施形態による監視装置10の構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態による予防保守情報DB124の構成例を示した説明図である。 同実施形態による通知用予防保守情報の生成例を示した説明図である。 同実施形態による障害情報通知メールの表示例を示した説明図である。 同実施形態による障害情報通知メールの別の表示例を示した説明図である。 同実施形態による予防保守情報の更新時の動作を示したシーケンス図である。 同実施形態による障害情報通知メールの送信時の動作を示したシーケンス図である。 同実施形態による監視装置10のハードウェア構成を示した説明図である。 本発明の変形例による障害情報通知メールの送信時の動作を示したシーケンス図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成を、必要に応じて自動取引装置20aおよび自動取引装置20bのように区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。例えば、自動取引装置20aおよび自動取引装置20bを特に区別する必要が無い場合には、単に自動取引装置20と称する。
また、以下に示す項目順序に従って当該「発明を実施するための形態」を説明する。
1.背景
2.実施形態の詳細な説明
2−1.情報処理システムの基本構成
2−2.構成
2−3.動作
2−4.効果
3.ハードウェア構成
4.変形例
<<1.背景>>
本発明は、一例として「2.実施形態の詳細な説明」において詳細に説明するように、多様な形態で実施され得る。最初に、本発明の特徴を明確に示すために、本発明による情報処理装置を創作するに至った背景について説明する。
従来、金融機関の自動取引装置は、例えば保守会社の保守員により、定期的に予防保守作業が行われている。この予防保守作業では、例えば、障害とみなすほどではないが、近いうちに障害が発生しそうな部材や、交換時期が迫っている部材の交換や、汚れている部材の清掃などが行われる。
ところで、自動取引装置で発生した障害の復旧作業と自動取引装置の予防保守作業とは、同じ保守会社の保守員が担当する場合が多い。このため、自動取引装置の障害発生時において、保守員が自動取引装置の設置場所に赴いた際に、障害の復旧作業とともに、該当の自動取引装置の予防保守作業も同時に行うことが可能であれば、保守員の作業効率が向上する。
しかしながら、公知の技術では、自動取引装置の障害発生時に、該当の自動取引装置の予防保守に関する情報を保守員に通知することができない。このため、障害発生時に、保守員が該当の自動取引装置の予防保守作業を行うことは難しかった。なお、仮に保守員が該当の自動取引装置の予防保守に関する情報を知ろうとする場合には、例えば、保守員が専用の装置で人的作業により調査しなければならないなど、作業に長時間がかかる。また、保守員の作業負荷も大きい。
そこで、上記事情を一着眼点にして、本発明による情報処理装置を創作するに至った。本発明による情報処理装置は、自動取引装置の障害復旧作業および予防保守作業を担当する保守員の作業効率を向上することが可能である。以下、このような本発明の実施形態について順次詳細に説明する。
<<2.実施形態の詳細な説明>>
<2−1.情報処理システムの基本構成>
まず、本実施形態による情報処理システムの基本構成について図1を参照して説明する。図1に示したように、本実施形態による情報処理システムは、監視装置10、自動取引装置20、専用網22、および保守員端末30を含む。
[2−1−1.監視装置10]
監視装置10は、本発明における情報処理装置の一例である。監視装置10は、専用網22に接続されている各自動取引装置20の、予防保守の必要性に関する情報である予防保守情報を管理する装置である。ここで、予防保守情報は、対応する自動取引装置20に含まれる複数の部材の予防保守の必要性に関する情報を含む。例えば、予防保守情報は、各部材の使用の程度を示す値、および各部材に対応づけられた閾値など、各部材に関して予防保守の必要性を判断するための情報を含んでもよい。なお、部材は、例えば、紙幣の搬送ローラー、ベルト、紙幣の鑑別用センサなどである。
また、監視装置10は、例えば専用網22を介して、自動取引装置20および保守員端末30と通信することが可能である。例えば、監視装置10は、障害が発生した自動取引装置20から、障害の発生を示す障害発生情報を受信する。また、監視装置10は、障害が発生した自動取引装置20の障害の内容、および当該自動取引装置20の予防保守情報に基いた障害情報通知メールを保守員端末30に送信する。なお、詳細な内容については後述する。
[2−1−2.自動取引装置20]
自動取引装置20は、例えば金融機関の顧客による操作に基づいて現金の入出金の取引を実行する顧客操作型端末である。なお、図1では自動取引装置20が金融機関の支店2に設置される例を示しているが、かかる例に限定されない。例えば、自動取引装置20は、コンビニエンスストア、駅構内、ホテル、病院、アミューズメントパーク、飲食店、オフィスビルディングなどに設置されてもよい。
また、自動取引装置20は、障害の発生を検知すると、検知した内容に基づいて障害発生情報を生成し、そして、生成した障害発生情報を監視装置10へ送信する。
ここで、図2を参照して、障害発生情報の構成例(障害発生情報40)について説明する。図2に示したように、障害発生情報40は、例えば、ATM番号400、障害発生日時402、障害コード404、および障害内容406を含む。ここで、ATM番号400には、該当の自動取引装置20の識別番号が記録される。また、障害発生日時402には、障害が発生した日時が記録される。また、障害コード404には、発生した障害の種類を示す障害コードが記録される。また、障害内容406には、発生した障害に関する詳細な情報が記録される。
また、自動取引装置20は、例えば監視装置10から予防保守情報の提供が要求された場合には、自装置内の各部材の使用度を確認し、そして、確認結果に基づいて生成した予防保守情報を監視装置10へ送信する。
[2−1−3.専用網22]
専用網22は、金融機関のネットワークであり、例えばIP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)により構成される。例えば、自動取引装置20は、この専用網22を介して監視装置10と通信することができる。
[2−1−4.保守員端末30]
保守員端末30は、本発明における情報処理端末の一例である。保守員端末30は、自動取引装置20の障害の復旧および予防保守を担当する保守員により使用される端末である。例えば、保守員端末30は、監視装置10から障害情報通知メールが受信された場合に、受信された障害情報通知メールを表示する。
なお、保守員端末30は、例えば、表示画面を表示するためのディスプレイ、専用網22等に接続するためのネットワークインターフェース、および、ユーザが入力を行うための入力装置などを有する。この保守員端末30は、例えば、PC(Personal Computer)、タブレット端末、または、スマートフォンなどの携帯電話であってもよい。
<2−2.構成>
以上、本実施形態による情報処理システムの基本構成について説明した。次に、本実施形態の構成について詳細に説明する。図3は、監視装置10の構成を示した機能ブロック図である。図3に示したように、監視装置10は、制御部100、通信部120、および記憶部122を有する。
[2−2−1.制御部100]
制御部100は、監視装置10に内蔵される、後述するCPU(Central Processing Unit)150、RAM(Random Access Memory)154などのハードウェアを用いて、監視装置10の動作を全般的に制御する。また、図3に示したように、制御部100は、予防保守情報取得部102、メール生成部104、および送信制御部106を有する。
[2−2−2.予防保守情報取得部102]
(2−2−2−1.取得例1)
予防保守情報取得部102は、自動取引装置20から障害発生情報が受信された場合に、受信された障害発生情報が示す自動取引装置20に対応づけて記録されている予防保守情報を予防保守情報DB124から取得する。また、変形例として、予防保守情報取得部102は、上記の場合に、該当の自動取引装置20が設置されている施設における他の複数の自動取引装置20の各々に対応づけられた別の予防保守情報をさらに取得することも可能である。なお、上記の「別の予防保守情報」は、本発明における第2の予防保守情報の一例である。
‐予防保守情報DB124
予防保守情報DB124は、自動取引装置20に対応づけて予防保守情報が記録されるデータベースである。ここで、図4を参照して、予防保守情報DB124の構成例について説明する。図4に示したように、予防保守情報DB124では、例えば、ATM番号1240、設置場所1242、および各部材1244が対応づけて記録される。また、各部材1244は、例えば使用度1246、および閾値1248を含む。
ここで、ATM番号1240には、金融機関に設置されている自動取引装置20の識別番号が記録される。また、設置場所1242には、対応する自動取引装置20が設置されている施設の例えば住所などの位置情報が記録される。また、使用度1246には、対応する部材の例えば使用回数、使用量、またはエラー率などの、使用の程度を示す値が記録される。また、閾値1248には、対応する部材に関して予め定められている使用度の閾値が記録される。なお、使用度の閾値は、例えばローラーに関しては使用回数の閾値であってもよいし、また、紙幣の鑑別用センサに関しては紙幣のリジェクト率の閾値であってもよい。
(2−2−2−2.通知用予防保守情報の生成)
また、予防保守情報取得部102は、予防保守情報DB124から取得された予防保守情報を分析することにより、保守員に通知するための通知用予防保守情報を生成することが可能である。
ここで、図5を参照して、上記の機能についてより詳細に説明する。例えば、監視装置10が、ATM番号が「101」である自動取引装置20から障害発生情報を受信したとする。この場合、予防保守情報取得部102は、まず、該当の自動取引装置20と対応づけて予防保守情報DB124に記録されている予防保守情報50を予防保守情報DB124から取得する。次に、予防保守情報取得部102は、図5に示したように、取得された予防保守情報50から、使用度が閾値を超えている部材を特定し、そして、特定した部材名を含む通知用予防保守情報52を生成する。
(2−2−2−3.取得例2)
また、予防保守情報取得部102は、例えば所定の期間ごとに、専用網22に接続されている全ての自動取引装置20に対して、予防保守情報の提供要求を通信部120に送信させることが可能である。さらに、予防保守情報取得部102は、自動取引装置20から予防保守情報が受信された場合には、受信された予防保守情報を送信元の自動取引装置20と対応づけて予防保守情報DB124に記録することが可能である。
[2−2−3.メール生成部104]
メール生成部104は、自動取引装置20から受信された障害発生情報、および予防保守情報取得部102により取得された予防保守情報に基いて、障害情報通知メールを生成する。例えば、メール生成部104は、自動取引装置20から受信された障害発生情報、および予防保守情報取得部102により生成された通知用予防保守情報を含む障害情報通知メールを生成する。
図6は、障害情報通知メールの表示例(障害情報通知メール60a)を示した説明図である。図6に示したように、障害情報通知メール60aは、例えば、障害発生情報の記載欄600、および通知用予防保守情報の記載欄602を含む。ここで、障害発生情報の記載欄600には、自動取引装置20から受信された障害発生情報(の内容)が記載される。また、通知用予防保守情報の記載欄602には、予防保守情報取得部102により生成された通知用予防保守情報(の内容)が記載される。
また、図7は、障害情報通知メールの別の表示例(障害情報通知メール60b)を示した説明図である。この障害情報通知メール60bは、障害が発生した自動取引装置20aと同じ施設に設置されている他の自動取引装置20bに関する予防保守情報が、自動取引装置20aに関する予防保守情報と一緒に(予防保守情報取得部102により)取得される変形例における障害情報通知メールの表示例である。図7に示したように、障害発生情報の記載欄600bには、自動取引装置20aから受信された障害発生情報(の内容)が記載される。また、通知用予防保守情報の記載欄602bには、自動取引装置20aおよび自動取引装置20bに関する予防保守情報(の内容)がそれぞれ記載される。
[2−2−4.送信制御部106]
送信制御部106は、メール生成部104により生成された障害情報通知メールを保守員端末30へ通信部120に送信させる。
[2−2−5.通信部120]
通信部120は、例えば専用網22等を介して、他の装置との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部120は、障害が発生した自動取引装置20から障害発生情報を受信する。また、通信部120は、送信制御部106の制御により、障害情報通知メールを保守員端末30へ送信する。
[2−2−6.記憶部122]
記憶部122は、例えば、予防保守情報DB124などの、各種のデータを記憶することが可能である。
なお、本実施形態による監視装置10の構成は、上述した構成に限定されない。例えば、予防保守情報DB124は、記憶部122に記憶される代わりに、監視装置10と通信可能な他の装置(図示省略)に記憶されることも可能である。
<2−3.動作>
以上、本実施形態の構成について説明した。続いて、本実施形態による動作について、「2−3−1.予防保守情報の更新時の動作」〜「2−3−2.障害情報通知メールの送信時の動作」において説明する。なお、「予防保守情報の更新時の動作」と「障害情報通知メールの送信時の動作」とは、並行して実行される。
[2−3−1.予防保守情報の更新時の動作]
まず、予防保守情報の更新時の動作について、図8を参照して説明する。図8に示したように、まず、監視装置10の予防保守情報取得部102は、所定のタイミングで、専用網22に接続されている全ての自動取引装置20に対して予防保守情報の提供要求を通信部120に送信させる(S101)。
その後、各自動取引装置20は、自装置内の各部材の使用度を確認することにより、予防保守情報を生成する。そして、各自動取引装置20は、生成した予防保守情報を監視装置10へ送信する(S103)。
その後、監視装置10の予防保守情報取得部102は、S103で受信された予防保守情報を、送信元の自動取引装置20と対応づけて予防保守情報DB124に記録することにより、予防保守情報DB124の登録内容を更新する(S105)。
その後、監視装置10は、例えば1週間など、所定の期間が経過するまで待機する(S107)。そして、所定の期間が経過した場合には(S107:Yes)、監視装置10は、再びS101以降の動作を繰り返す。
[2−3−2.障害情報通知メールの送信時の動作]
以上、予防保守情報の更新時の動作について説明した。次に、障害情報通知メールの送信時の動作について、図9を参照して説明する。なお、ここでは、専用網22に接続されている、ある自動取引装置20において障害が発生した場面における動作例について説明する。
図9に示したように、まず、ある自動取引装置20において障害が発生した場合、該当の自動取引装置20は、障害の発生を検知する(S151)。次に、該当の自動取引装置20は、検知した内容に基づいて障害発生情報を生成し、そして、生成した障害発生情報を監視装置10へ送信する(S153)。
その後、監視装置10の予防保守情報取得部102は、S153で受信された障害発生情報が示す自動取引装置20に対応づけて記録されている予防保守情報を予防保守情報DB124から取得する(S155)。
続いて、予防保守情報取得部102は、S155で取得された予防保守情報を分析することにより、通知用予防保守情報を生成する(S157)。
続いて、メール生成部104は、S155で受信された障害発生情報、およびS157で生成された通知用予防保守情報を含む障害情報通知メールを生成する(S159)。
その後、送信制御部106は、S159で生成された障害情報通知メールを保守員端末30へ通信部120に送信させる(S161)。
<2−4.効果>
以上、例えば図3、図9等を参照して説明したように、本実施形態による監視装置10は、自動取引装置20から障害発生情報が受信された場合に、該当の自動取引装置20に対応づけられた予防保守情報を予防保守情報DB124から取得し、そして、受信された障害発生情報および取得された予防保守情報に基いた障害情報通知メールを保守員端末30へ送信させる。このため、保守員端末30を操作する保守員は、自動取引装置20において発生している障害の情報とともに、当該自動取引装置20に関する予防保守の情報を確認することができるので、保守員の作業効率が向上する。
[2−4−1.効果1]
例えば、図6に示したように、保守員は、障害情報通知メールを確認するだけで、該当の自動取引装置20において予防保守が必要な部材を知ることができるので、予防保守が必要な部材を人的作業で調べる必要がない。そして、保守員は、該当の自動取引装置20の予防保守のために必要な部材や道具を準備してから、該当の自動取引装置20の設置場所に赴くことができるので、自動取引装置20の障害復旧作業とともに、自動取引装置20の予防保守作業を同時に行うことができる。従って、例えば自動取引装置20の設置場所に保守員が赴く必要回数を減少できるなど、保守員の作業効率が向上する。
[2−4−2.効果2]
また、監視装置10は、受信された障害発生情報が示す自動取引装置20aの予防保守情報とともに、自動取引装置20aが設置されている施設における他の複数の自動取引装置20bの各々に対応づけられた予防保守情報をさらに取得し、そして、取得された全ての予防保守情報に基いた障害情報通知メールを保守員端末30へ送信させることが可能である。
このため、保守員は、障害情報通知メールを確認することにより、例えば図7に示したように、自動取引装置20aと同じ施設に設置されている他の1以上の自動取引装置20bに関して予防保守が必要な部材を知ることができる。このため、保守員は、自動取引装置20aおよび1以上の自動取引装置20bの予防保守に必要な部材や道具を全て携帯して、自動取引装置20aの設置場所に赴くことができるので、自動取引装置20aおよび1以上の自動取引装置20bの予防保守作業を同時に行うことができる。従って、保守員の作業効率がさらに向上する。
<<3.ハードウェア構成>>
次に、本実施形態による監視装置10のハードウェア構成について、図10を参照して説明する。図10に示したように、監視装置10は、CPU150、ROM(Read Only Memory)152、RAM154、内部バス156、入出力インターフェース158、HDD160、およびネットワークインターフェース162を備える。
<3−1.CPU150>
CPU150は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って監視装置10内の動作全般を制御する。また、CPU150は、監視装置10において制御部100の機能を実現する。なお、CPU150は、マイクロプロセッサなどのプロセッサにより構成される。
<3−2.ROM152>
ROM152は、CPU150が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。
<3−3.RAM154>
RAM154は、CPU150の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。
<3−4.内部バス156>
内部バス156は、CPUバスなどから構成される。この内部バス156は、CPU150、ROM152、およびRAM154を相互に接続する。
<3−5.入出力インターフェース158>
入出力インターフェース158は、HDD160、およびネットワークインターフェース162を、内部バス156と接続する。例えばHDD160は、この入出力インターフェース158および内部バス156を介して、RAM154などとの間でデータをやり取りする。
<3−6.HDD160>
HDD160は、記憶部122として機能する、データ格納用の装置である。このHDD160は、例えば、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置、および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含む。また、HDD160は、CPU150が実行するプログラムや各種データを格納する。
<3−7.ネットワークインターフェース162>
ネットワークインターフェース162は、例えばインターネットなどの通信網に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。このネットワークインターフェース162は、通信部120として機能する。なお、ネットワークインターフェース162は、無線LAN対応通信装置、LTE(Long Term Evolution)対応通信装置、または有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
<<4.変形例>>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
<4−1.変形例1>
例えば、2−3−1節では、予防保守情報取得部102が定期的に自動取引装置20から予防保守情報を取得し、そして予防保守情報DB124に記録する動作例について説明したが、本発明は、かかる例に限定されない。一例として、予防保守情報取得部102は、障害が発生した自動取引装置20から、障害発生直後に予防保守情報を取得することも可能である。
[4−1−1.動作]
ここで、変形例1による「予防保守情報の更新時の動作」について、図11を参照して説明する。なお、図11に示したS201〜S203の動作は、2−3−2節で説明したS151〜S153と同様である。
S203の後、監視装置10の予防保守情報取得部102は、S203で受信された障害発生情報の送信元の自動取引装置20に対して、予防保守情報の提供要求を通信部120に送信させる(S205)。
その後、該当の自動取引装置20は、自装置内の各部材の使用度を確認することにより、予防保守情報を生成する。そして、該当の自動取引装置20は、生成した予防保守情報を監視装置10へ送信する(S207)。
その後、監視装置10の予防保守情報取得部102は、S207で受信された予防保守情報を分析することにより、通知用予防保守情報を生成する(S209)。
なお、図11に示したS211〜S213の動作は、2−3−2節で説明したS159〜S161と同様である。
[4−1−2.効果]
この変形例1によれば、監視装置10は、障害発生直後における自動取引装置20の予防保守情報を取得することができる。このため、上述した実施形態と比べて、例えば各部材の使用の程度に関するより正確な値など、より正確な予防保守情報を取得することが可能である。
<4−2.変形例2>
また、上記の説明では、予防保守情報が、自動取引装置20に含まれる部材の予防保守の必要性に関する情報である例を中心として説明したが、かかる例に限定されない。例えば、予防保守情報は、自動取引装置20に含まれる、ロール紙やリボンなどの消耗品の予防保守の必要性に関する情報を含んでもよい。または、予防保守情報は、筐体やディスプレイなどの自動取引装置20本体の予防保守の必要性に関する情報を含んでもよい。
<4−3.変形例3>
また、上記の説明では、障害情報通知メールが(標準の)電子メールである例について説明したが、かかる例に限定されない。例えば、障害情報通知メールはショートメッセージであってもよい。
<4−4.変形例4>
また、上述した実施形態では、監視装置10が、自動取引装置20の予防保守情報を管理するシステムに適用される例について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。監視装置10は、様々な機器の修理や点検に関する情報を管理するシステムにも適用可能である。
<4−5.変形例5>
また、本発明の各実施形態によれば、CPU150、ROM152、およびRAM154などのハードウェアを、上述した監視装置10の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも提供可能である。また、該コンピュータプログラムが記録された記録媒体も提供される。
10 監視装置
20 自動取引装置
22 専用網
30 保守員端末
100 制御部
102 予防保守情報取得部
104 メール生成部
106 送信制御部
120 通信部
122 記憶部
124 予防保守情報DB

Claims (8)

  1. 自動取引装置における障害の発生を示す障害発生情報を受信する通信部と、
    受信された障害発生情報が示す自動取引装置に対応づけられた予防保守情報を取得する予防保守情報取得部と、
    受信された障害発生情報に応じた情報、および取得された予防保守情報に応じた情報を、保守員が操作する情報処理端末へ前記通信部に送信させる送信制御部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記予防保守情報取得部は、前記自動取引装置が設置されている施設における他の自動取引装置に対応づけられた第2の予防保守情報をさらに取得し、
    前記送信制御部は、取得された第2の予防保守情報に応じた情報を前記情報処理端末へ前記通信部にさらに送信させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記予防保守情報取得部は、自動取引装置および予防保守情報が対応づけて記録されたデータベースから、受信された障害発生情報が示す自動取引装置に対応する予防保守情報を取得する、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記予防保守情報取得部は、受信された障害発生情報が示す自動取引装置から前記予防保守情報を取得する、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  5. 前記予防保守情報取得部は、前記自動取引装置に対して前記予防保守情報の提供を要求することにより、前記自動取引装置から前記予防保守情報を取得する、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記予防保守情報は、前記自動取引装置に含まれる複数の部材の予防保守に関する情報である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記予防保守情報は、前記複数の部材の各々に関して予防保守の必要性を判断するための情報を含む、請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記予防保守の必要性を判断するための情報は、部材の使用の程度を示す値、および当該部材に対応づけられた閾値を含む、請求項7に記載の情報処理装置。
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