JP6331696B2 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
従来、例えば金融機関の合併時など、あるホストコンピュータで管理していた顧客の口座の情報を別のホストコンピュータで管理可能なように変更することが求められている。
例えば、特許文献1には、複数の銀行が合併する際に、旧銀行における顧客の口座情報を項目名毎に複製することにより、新銀行の口座情報を生成する技術が記載されている。
特開2011−18301号公報
ところで、複数の機能を有する既存の口座から、例えば機能ごとに異なる口座を新たに生成する等、複数の口座を生成することも求められている。このような場面に上記の技術を適用することを想定すると、上記の技術は、複数の新口座に関する情報をそれぞれ独立した情報として生成する。このため、生成される複数の新口座に関する情報は、バラバラに管理されることになる。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、一つの口座から生成される複数の新口座に関する情報を纏まりのある情報として管理することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、顧客の、複数の機能を有する第1の口座の登録情報を格納するデータ格納装置と、前記データ格納装置から読み出される前記第1の口座の登録情報に基づいて、前記複数の機能の各々に対応付けて複数の第2の口座の登録情報を生成する情報生成部と、前記複数の第2の口座の登録情報を互いに関連付ける情報関連部、を備え、前記複数の第2の口座のうち少なくともいずれかの口座の口座番号は、前記第1の口座の口座番号と同一であり、前記複数の第2の口座のうち他の口座の口座番号は、前記第1の口座の口座番号と異なり、登録情報が生成された前記複数の第2の口座のうちある機能に対応する口座について、他の口座に前記第1の口座の口座番号と同一の口座番号を持つものがある場合、当該機能の第2の口座に前記異なる口座番号が与えられる、情報処理装置が提供される。
前記複数の第2の口座のうち少なくともいずれかの口座の口座番号は、前記第1の口座の口座番号と同一であり、前記複数の第2の口座のうち他の口座の口座番号は、前記第1の口座の口座番号と異なってもよい。
生成された前記複数の第2の口座のうちある機能に対応する口座について、当該機能の他の口座に前記第1の口座の口座番号と同一の口座番号を持つものがある場合、当該機能の第2の口座に前記異なる口座番号が与えられてもよい。
前記情報関連部は、前記情報生成部により生成された前記複数の第2の口座の登録情報を、前記複数の機能に応じた親子関係で関連付けてもよい。
前記情報関連部は、前記情報生成部により登録情報が生成された前記複数の第2の口座のうち、前記第1の口座の口座番号と異なる口座番号を有する口座を親とし、前記第1の口座の口座番号と同じ口座番号を有する口座を子として関連付けてもよい。
前記第1の口座に関する情報は、前記第1の口座の口座番号、および前記第1の口座に対応する印鑑情報を含み、前記複数の第2の口座に関する情報の各々は、前記複数の第2の口座の各々の口座番号、および前記印鑑情報を含んでもよい。
前記第1の口座に関する情報は、前記第1の口座の口座番号に対応する第1の科目コードをさらに含み、前記複数の第2の口座に関する情報の各々は、第2の科目コードをさらに含んでもよい。
前記情報処理装置は、前記情報生成部により登録情報が生成された前記複数の第2の口座のうち親として関連付けられた口座の印鑑情報が第2の印鑑情報に変更された場合には、子として関連付けられた口座の印鑑情報をそれぞれ前記第2の印鑑情報に変更する情報管理部をさらに備えてもよい。
前記複数の機能は、普通預金口座機能およびカードローン口座機能を含んでもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、顧客の、複数の機能を有する第1の口座の登録情報格納するデータ格納装置と、前記データ格納装置から読み出される前記第1の口座の登録情報に基づいて、前記複数の機能の各々に対応付けて複数の第2の口座の登録情報を生成する情報生成部と、前記複数の第2の口座の登録情報を前記複数の機能の各々に応じて互いに関連付ける情報関連部、を備え、前記複数の第2の口座のうち少なくともいずれかの口座の口座番号は、前記第1の口座の口座番号と同一であり、前記複数の第2の口座のうち他の口座の口座番号は、前記第1の口座の口座番号と異なり、登録情報が生成された前記複数の第2の口座のうちある機能に対応する口座について、他の口座に前記第1の口座の口座番号と同一の口座番号を持つものがある場合、当該機能の第2の口座に前記異なる口座番号が与えられる、情報処理システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、顧客の、複数の機能を有する第1の口座の登録情報データ格納装置が記憶することと、前記データ格納装置から読み出される前記第1の口座の登録情報に基づいて、前記複数の機能の各々に対応付けて複数の第2の口座の登録情報を生成することと、前記複数の第2の口座の登録情報を前記複数の機能の各々に応じて互いに関連付けることと、を備え、前記複数の第2の口座のうち少なくともいずれかの口座の口座番号は、前記第1の口座の口座番号と同一であり、前記複数の第2の口座のうち他の口座の口座番号は、前記第1の口座の口座番号と異なり、登録情報が生成された前記複数の第2の口座のうちある機能に対応する口座について、他の口座に前記第1の口座の口座番号と同一の口座番号を持つものがある場合、当該機能の第2の口座に前記異なる口座番号が与えられる、情報処理方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、顧客の、複数の機能を有する第1の口座の登録情報を格納するデータ格納装置から読み出される前記第1の口座の登録情報に基づいて、前記複数の機能の各々に対応付けて複数の第2の口座の登録情報を生成し、前記複数の第2の口座の登録情報を前記複数の機能の各々に応じて互いに関連付け、前記複数の第2の口座のうち少なくともいずれかの口座の口座番号は、前記第1の口座の口座番号と同一であり、前記複数の第2の口座のうち他の口座の口座番号は、前記第1の口座の口座番号と異なり、登録情報が生成された前記複数の第2の口座のうちある機能に対応する口座について、他の口座に前記第1の口座の口座番号と同一の口座番号を持つものがある場合、当該機能の第2の口座に前記異なる口座番号が与えられる、演算処理装置、として機能させるための、プログラムが提供され
以上説明したように本発明によれば、一つの口座から生成される複数の新口座に関する情報を纏まりのある情報として管理することができる。
本発明の実施形態による情報処理システムの構成例を示した説明図である。 同実施形態によるホスト移行に伴う口座の生成例を示した説明図である。 同実施形態によるホスト移行に伴う口座の生成例を示した説明図である。 同実施形態によるホスト移行に伴う印鑑DB124の更新例を示した説明図である。 同実施形態による印鑑サーバの構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態による重複口座番号データの構成例を示した説明図である。 同実施形態による印鑑DB124における新口座の登録情報の生成例を示した説明図である。 同実施形態による印鑑DB124における新口座の登録情報の生成例を示した説明図である。 同実施形態による印鑑DB124における新口座の登録情報の生成例を示した説明図である。 同実施形態による生成された複数の新口座の登録情報の関連付けの一例を示した説明図である。 同実施形態による生成された複数の新口座の登録情報の関連付けの一例を示した説明図である。 同実施形態による印鑑DB124の構成例を示した説明図である。 同実施形態による注意メッセージ表示画面の表示例を示した説明図である。 同実施形態による動作例を示したフローチャートである。 同実施形態による印鑑サーバ10のハードウェア構成を示した説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成を、必要に応じて専用網22aおよび専用網22bのように区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。例えば、専用網22aおよび専用網22bを特に区別する必要が無い場合には、単に専用網22と称する。
また、以下に示す項目順序に従って当該「発明を実施するための形態」を説明する。
1.情報処理システムの基本構成
1−1.基本構成
1−2.本発明の比較例
2.実施形態の詳細な説明
2−1.構成
2−2.動作
2−3.効果
3.ハードウェア構成
4.変形例
<<1.情報処理システムの基本構成>>
<1−1.基本構成>
本発明は、一例として「2.実施形態の詳細な説明」において詳細に説明するように、多様な形態で実施され得る。最初に、本発明の実施形態による情報処理システムの基本構成について図1を参照して説明する。
図1に示したように、本実施形態による情報処理システムは、印鑑サーバ10、ホストコンピュータ20、専用網22、集配信サーバ24、ホスト連動PC26、スキャナPC28、スキャナ30、および窓口端末32を含む。
[1−1−1.印鑑サーバ10]
印鑑サーバ10は、本発明における情報処理装置の一例である。この印鑑サーバ10は、印鑑照会システムで用いられる顧客の印鑑情報および印鑑の画像(印影)を管理するための装置である。なお、印鑑照会システムは、例えば、顧客により各種申込書に対して捺印された印影と、顧客により予め届出された印鑑票に捺印された印影とを照合し、同一であるか否かの判定を行うシステムである。
[1−1−2.専用網22]
専用網22は、銀行内の情報の送受信に利用されるネットワークである。専用網22は、例えばIP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)などにより構成される。
[1−1−3.集配信サーバ24]
集配信サーバ24は、集中センタ4に設置され、印鑑照会システムで用いられる情報の送信を制御する装置である。例えば、集配信サーバ24は、後述するスキャナPC28または窓口端末32から印鑑票の読み取り画像を受信し、そして、受信した読み取り画像を印鑑サーバ10へ送信する。また、集配信サーバ24は、印鑑サーバ10から特定の顧客の印鑑情報を受信し、そして、受信した印鑑情報をスキャナPC28または窓口端末32へ送信する。
[1−1−4.ホスト連動PC26]
ホスト連動PC26は、集中センタ4に勤務するオペレータによって、各種装置との間での情報の送受信のために使用される情報処理端末である。詳細については後述するが、例えば、ホスト連動PC26は、オペレータの操作によって、ホスト移行時に別採番された口座番号が一覧化された重複口座番号データをホストコンピュータ20から受信する。また、ホスト連動PC26は、受信された重複口座番号データを、オペレータの操作により印鑑サーバ10へ送信する。
[1−1−5.スキャナPC28]
スキャナPC28は、集中センタ4において顧客の印鑑登録や改印登録を行うために使用される情報処理端末である。例えば、スキャナPC28は、オペレータの操作によって、後述するスキャナ30で読み取られた印鑑票に含まれる印鑑の画像を顧客の情報とともに印鑑サーバ10へ送信する。
[1−1−6.スキャナ30]
スキャナ30は、印鑑票などの帳票を光学的に読み取り、デジタル静止画像として記録するための装置である。このスキャナ30は、スキャナ30に配置された帳票に光を当て、その反射光を撮像素子で電気信号に変換することにより、帳票をデジタル画像として記録する。また、スキャナ30は、OCR(Optical Charcter Recognition)機能を有することにより、読み取った帳票から文字を認識することも可能である。
[1−1−7.窓口端末32]
窓口端末32は、営業店2に勤務する職員により印鑑照会システムに接続するために使用される情報処理端末である。また、窓口端末32は、スキャナ30と同様に、印鑑票などの帳票を光学的に読み取り、デジタル静止画像として記録する機能を有する。
[1−1−8.ホストコンピュータ20]
ホストコンピュータ20は、入出金や振込などの各種の金銭取引(勘定の取引処理)を処理するための装置である。また、ホストコンピュータ20は、例えば口座情報などの顧客情報を管理する。また、ホストコンピュータ20は、以下で述べる「口座情報の移行処理」を行うためのCPUやプログラムからなる処理部を有する。
(1−1−8−1.口座情報の移行処理)
なお、例えば銀行の合併時などには、既存のホストコンピュータ20を新しいコンピュータへ移行させることが必要となる。そして、移行後のホストコンピュータ20は、旧ホストで管理されていた顧客の口座情報を自己が管理可能なように移行させる処理を行う。ここで、移行後のホストコンピュータ20による口座情報の移行処理の内容について、図2〜図3を参照して説明する。
‐移行例1‐
図2は、顧客の口座情報の移行の一例を示した説明図である。図2では、例えば旧ホストの方が新ホストよりも性能が高い等の理由により、移行前の口座(旧口座)の方が移行後の口座(新口座)よりも多くの機能を有することを前提としている。具体的には、図2では、例えば取引機能及び貸越機能の両方を有するカードローン科目の旧口座90が、取引機能を有する普通預金科目の新口座92と、貸越機能を有するカードローン科目の新口座94とに分割されて移行される例を示している。なお、旧口座は、本発明における第1の口座の一例であり、また、新口座は、本発明における第2の口座の一例である。
図2に示したように、移行後のホストコンピュータ20は、普通預金科目の新口座92の口座番号およびカードローン科目の新口座94の口座番号に、原則として、旧口座90と同じ口座番号(つまり「1111111」)を設定する。これにより、顧客は、旧口座90と同じ口座番号を移行後にも利用することができる。
なお、図2では、カードローン科目の科目コードが移行前(「35」)と移行後(「48」)とで異なる番号が設定される例を示しているが、かかる例に限定されず、移行前と移行後とで同じ番号が設定されてもよい。どのような番号が設定されるかは移行後のホストコンピュータの科目のコード体系に依存するため、コード体系が同じであれば同じ番号が設定される。
‐移行例2‐
また、図3は、カードローン科目の旧口座90が、普通預金の新口座92と、カードローン科目の新口座94とに分割されて移行される別の例を示した説明図である。図3に示した例では、ホスト移行前において、顧客Aのカードローン科目の旧口座90aの口座番号が、同じ営業店2に設けられている顧客Bの普通預金科目の旧口座90bの口座番号と等しい(ともに「1111111」)状況を前提としている。また、図3では、普通預金科目に関しては、カードローン科目とは異なり、ホストの移行前後で機能が変化しないことを前提としている。
図3に示した例では、仮に、顧客Aの普通預金科目の新口座92aの口座番号に旧口座90aの口座番号が設定されると、普通預金科目の口座番号が顧客Aと顧客Bとの間で重複してしまう。このような口座番号の重複を避けるため、図3に示したように、移行後のホストコンピュータ20は、旧口座90aの口座番号とは異なる番号(例えば「1111112」)を新たに採番し、そして、採番した番号を顧客Aの普通預金科目の新口座92aの口座番号に設定する。なお、顧客Aの普通預金科目の新口座92aはもともとはカードローン口座の一部機能から生成されるものであるため、もともと普通預金口座であった顧客Bの普通預金口座92bが優先され、旧口座90aと同じ口座番号が与えられる。
<1−2.本発明の比較例>
ところで、本実施形態では、顧客の口座情報は、ホストコンピュータ20により管理されるが、顧客の印鑑情報は、印鑑照会システムにより管理される。このため、口座情報の移行と整合性を確保するために、印鑑照会システムにおいても登録情報を移行させることが必要となる。
後述するように、本実施形態の主要な特徴は、印鑑照会システムにおける登録情報の移行処理に関する。ここで、本発明の特徴を明確に示すために、本発明の比較例による、印鑑照会システムの登録情報の移行処理の内容について説明する。
図4は、本発明の比較例による印鑑照会システムの登録情報の移行例を示した説明図である。図4に示したように、本発明の比較例による印鑑照会システムでは、印鑑の登録情報は、口座番号と対応づけて印鑑DBに記録されているものとする。本発明の比較例は、カードローン科目の旧口座90aに対応する印鑑の登録情報40に関して、科目コードを移行前の科目コードから移行後の科目コードに置き換えることにより新登録情報42に移行する。
また、図4に示したように、本発明の比較例による印鑑照会システムは、ホスト移行後において、移行前に発行された通帳(旧通帳)に記載されている科目コードを用いて印鑑照会された場合には、移行後の科目コードに自動的に変換して印鑑照会を処理する。例えば、図4に示した例では、旧科目コード「35」を用いて印鑑照会された場合には、印鑑照会システムは、科目コードを(「35」から)「48」に変換して印鑑DBへ問い合わせする。このため、顧客Aの旧通帳に記載されている科目コードおよび口座番号から、旧口座90aに対応する印鑑の新登録情報42を照会することが可能となる。
[1−2−1.課題の整理]
1−1−8−1節で述べたように、顧客Aの旧口座90aの口座番号が、顧客Bの普通預金口座90bの口座番号と重複する場合には、ホストコンピュータ20は、顧客Aの普通預金科目の新口座92aの口座番号に、別採番した口座番号を設定する。このため、図4に示したように、ホスト移行後において顧客が通帳を繰り越した際やカードの再発行を依頼した際には、普通預金科目の新通帳または新カードに、旧口座90aの口座番号とは異なる口座番号920(つまり、「1111112」)が記載されることになる。
しかしながら、本発明の比較例では、別採番された口座番号に対応する登録情報が印鑑DBに作成されない。従って、例えば顧客が新通帳または新カードのみを所持して営業店2に訪れた場合など、新通帳または新カードに記載されている新口座92aの口座番号を用いて印鑑照会が行われた場合には、顧客の印鑑情報、つまり旧口座90aの口座番号に対応づけて登録されている印鑑情報を取得できない場合が生じ得る。
そこで、上記事情を一着眼点にして本実施形態による印鑑サーバ10を創作するに至った。本実施形態による印鑑サーバ10は、一つの旧口座から生成される複数の新口座に関する情報を纏まりのある情報として管理することが可能である。
<<2.実施形態の詳細な説明>>
<2−1.構成>
次に、本実施形態による構成について詳細に説明する。図5は、本実施形態による印鑑サーバ10の構成を示した機能ブロック図である。図5に示したように、印鑑サーバ10は、制御部100、通信部120、および記憶部122を有する。
[2−1−1.制御部100]
制御部100は、印鑑サーバ10に内蔵される、後述するCPU(Central Processing Unit)150、RAM(Random Access Memory)154などのハードウェアを用いて、印鑑サーバ10の動作を全般的に制御する。また、図5に示したように、制御部100は、情報生成部102、情報関連部104、情報管理部106、および表示制御部108を有する。
[2−1−2.情報生成部102]
情報生成部102は、例えば、後述する印鑑DB124に登録されている旧口座の登録情報に基づいて、複数の新口座の登録情報を生成する。ここで、旧口座の登録情報は、本発明における第1の口座に関する情報の一例であり、また、新口座の登録情報は、本発明における第2の口座に関する情報の一例である。
より具体的には、情報生成部102は、複数の新口座の登録情報のうち少なくともいずれかに関して、旧口座の口座番号が口座番号に設定された新口座の登録情報を生成することが可能である。また、情報生成部102は、他の新口座の登録情報の各々に関して、旧口座の口座番号とは異なる番号が口座番号にそれぞれ設定されるように、新口座の登録情報を生成することが可能である。
例えば、情報生成部102は、他の新口座の登録情報の各々に関して、ホスト連動PC26から受信される重複口座番号データに含まれる1以上の新口座番号の各々が口座番号にそれぞれ設定されるように、新口座の登録情報を生成する。
図6は、重複口座番号データの一例を示した説明図である。図6に示したように、重複口座番号データは、例えば、科目コード500、旧口座番号502、および新口座番号504を含む。ここで、科目コード500には、旧口座に対応する科目の新科目コードが記録される。また、旧口座番号502には、旧口座の口座番号が記録される。また、新口座番号504には、ホストコンピュータ20により別採番された口座番号が記録される。例えば、図6の1レコード目に示したデータは、新科目コードが「48」である科目の口座に関するデータであり、旧口座番号が「1111111」であり、別採番された口座番号が「1111112」であることを示している。
(2−1−2−1.生成例1)
ここで、図7〜図9を参照して、上記の情報生成部102の機能についてより詳細に説明する。図7は、複数の新口座の登録情報が生成される一例を示した説明図である。なお、図7では、ホストコンピュータ20により旧口座から2個の新口座が生成された状況を前提としている。また、図7に示したように、旧口座の登録情報60、および新口座の登録情報62はそれぞれ、科目コード、口座番号、および印鑑情報を有する。
図7に示したように、例えば、情報生成部102は、印鑑DB124に記録されている旧口座の登録情報60aを、科目コードを旧科目コードから新科目コードに置き換えて、新口座の登録情報62aに変換する。なお、旧科目コードは、本発明における第1の科目コードの一例であり、また、新科目コードは、本発明における第2の科目コードの一例である。
さらに、情報生成部102は、ホスト連動PC26から受信される重複口座番号データに含まれる新口座番号が口座番号に設定された新口座の登録情報62bを生成する。なお、図7に示したように、情報生成部102は、新口座の登録情報62a、62bともに、旧口座の登録情報60aに含まれる印鑑情報(「現印鑑情報A」)を含むように生成する。
(2−1−2−2.生成例2)
また、図8は、複数の新口座の登録情報が生成される二つ目の例を示した説明図である。図8では、旧口座の登録情報60aに現印鑑情報だけでなく、旧印鑑情報も一緒に登録されている状況を前提としている。
図8に示したように、旧口座の登録情報60に現印鑑情報および旧印鑑情報が含まれる場合には、情報生成部102は、現印鑑情報および旧印鑑情報の両方を含めるように、複数の新口座の登録情報62a、62bを生成する。
なお、上記の生成例1および生成例2では、情報生成部102が、新口座番号が口座番号に設定された、新口座の登録情報62を1個だけ生成する例を示したが、かかる例に限定されない。例えば、重複口座番号データにおいて1つの旧口座番号に対応づけて複数の新口座番号が記録されている場合には、情報生成部102は、当該旧口座番号に対応づけて記録されている新口座番号の個数だけ、それぞれ異なる新口座番号が口座番号に設定された、新口座の登録情報62を生成することが可能である。
(2−1−2−3.生成例3)
また、図9は、複数の新口座の登録情報が生成される三つ目の例を示した説明図である。図9では、旧口座の登録情報60が共通印鑑として登録されている状況を前提としている。また、図9では、旧口座の登録情報60aが代表の登録情報であり、そして、代表の登録情報の科目コードには、共通印鑑を示すコードである「01」、また、口座番号にはCIF(Customer Information File)番号がそれぞれ記録される状況を前提としている。なお、図9に示した旧口座の登録情報60bは、代表の登録情報60aと印鑑情報を共有する登録情報である。
図9に示したように、旧口座の登録情報60が共通印鑑として登録されている場合には、情報生成部102は、旧口座の登録情報60のうち代表でない登録情報60bを、科目コードを旧科目コードから新科目コードに置き換えて、新口座の登録情報62bに変換する。また、情報生成部102は、図8と同様に、ホスト連動PC26から受信される重複口座番号データに含まれる新口座番号が口座番号に設定された、新口座の登録情報62cをさらに生成する。なお、図9に示したように、情報生成部102は、代表の登録情報60aについては(ホスト移行前後で)変更しない。
[2−1−3.情報関連部104]
情報関連部104は、情報生成部102により生成された複数の新口座の登録情報を複数の機能の各々に応じて互いに関連付ける。例えば、情報関連部104は、生成された複数の新口座の登録情報を複数の機能に応じた親子関係で関連付ける。さらに、情報関連部104は、生成された複数の新口座の登録情報のうち、旧口座の口座番号と異なる口座番号を有する口座を親とし、旧口座の口座番号と同じ口座番号を有する口座を子として関連付けることが可能である。
(2−1−3−1.関連付け例1)
ここで、図10〜図11を参照して、上記の機能についてより詳細に説明する。図10は、生成された複数の新口座の登録情報が親子関係で関連付けられた一例を示した説明図である。なお、図10における新口座の登録情報62aおよび62bは、図8に示した新口座の登録情報62aまたは62bとそれぞれ同一である。
図10に示したように、例えば、情報関連部104は、新口座の登録情報62のうち、重複口座番号データに含まれる新口座番号が口座番号に設定された登録情報62aを親とし、旧口座番号が口座番号に設定された登録情報62bを子として関連付ける。なお、図10に示したように、現印鑑情報および旧印鑑情報にそれぞれ対応する印影は、親の登録情報62aのみが保持するように定められる。
(2−1−3−2.関連付け例2)
また、図11は、生成された複数の新口座の登録情報が親子関係で関連付けられた別の例を示した説明図である。なお、図11における新口座の登録情報62a〜62cは、図9に示した新口座の登録情報62a〜62cとそれぞれ同一である。
図11に示したように、新口座の登録情報62が共通印鑑として登録されている場合には、情報関連部104は、新口座の登録情報62のうち代表の登録情報62aを親とし、重複口座番号データに含まれる新口座番号が口座番号に設定された登録情報62bを子として関連づける。さらに、情報関連部104は、旧口座番号が口座番号に設定された登録情報62cを子の子、つまり孫として関連づける。なお、印鑑情報に対応する印影は、代表の登録情報62aのみが保持するように定められる。
[2−1−4.情報管理部106]
情報管理部106は、情報生成部102により生成された複数の新口座の登録情報を印鑑DB124に記録する。また、情報管理部106は、情報関連部104による関連付けの結果を印鑑DB124に記録する。
さらに、親として関連付けられた口座に対する変更の要求が例えば窓口端末32から受信された場合には、情報管理部106は、受信された登録要求に基づいて、印鑑DB124における当該口座の登録情報、および子(または孫)として関連付けられた口座の登録情報をそれぞれ同様に変更する。
また、子として関連付けられた口座に対する変更の要求が受信された場合には、情報管理部106は、受信された登録要求に基づいて、印鑑DB124における当該口座の登録情報のみを変更する。
(2−1−4−1.印鑑DB124)
ここで、図12を参照して、印鑑DB124の構成例について説明する。図12に示したように、印鑑DB124では、例えば、No1240、店番1242、科目コード1244、口座番号1246、親データ1248、印鑑情報1250、および印鑑画像1252が対応づけて記録される。ここで、No1240には、口座の登録情報を識別するための番号(以下、Noと称する)が記録される。また、親データ1248には、該当の登録情報に対して関連付けられた親の登録情報のNoが記録される。
なお、図12におけるNoが「01」および「02」のデータは、図10に示した新口座の登録情報62a〜62b、および当該登録情報に対する関連付けの結果が記録されたものである。また、図12におけるNoが「03」〜「05」のデータは、図11に示した新口座の登録情報62a〜62c、および当該登録情報に対する関連付けの結果が記録されたものである。
[2−1−5.表示制御部108]
表示制御部108は、印鑑照会システムに含まれる各種情報の表示指示を例えばホスト連動PC26や窓口端末32などへ通信部120に送信させる。
例えば、表示制御部108は、窓口端末32における印鑑照会時において、図13に示したような注意メッセージ表示画面70を窓口端末32に表示させる。なお、照会された一つの印鑑情報に対応づけて複数の口座番号が印鑑DB124に登録されている場合には、図13に示したように、表示制御部108は、注意メッセージ欄700に例えば「重複口座有り注意」のようなメッセージを表示させる。このため、照会された口座番号とは異なる口座番号(旧口座番号または新口座番号)が印鑑DB124に登録されていることをユーザに知らせることができ、注意喚起することができる。
[2−1−6.通信部120]
通信部120は、例えば集中センタ4に設けられたLAN(Local Area Network)や専用網22を介して、印鑑サーバ10に接続される各装置との間で情報を送受信する。例えば、通信部120は、重複口座番号データをホスト連動PC26から受信する。また、通信部120は、表示制御部108の制御により、注意メッセージ表示画面70の表示指示を窓口端末32に送信する。
[2−1−7.記憶部122]
記憶部122は、例えば印鑑DB124などの各種データやソフトウェアを記憶する。
なお、本実施形態による印鑑サーバ10の構成は、上述した構成に限定されない。例えば、印鑑DB124は、印鑑サーバ10に記憶される代わりに、印鑑サーバ10と通信可能な他の装置に記憶されてもよい。
<2−2.動作>
以上、本実施形態による構成について説明した。続いて、本実施形態による動作について説明を行う。なお、以下では、カードローン科目の旧口座90が、普通預金の新口座92と、カードローン科目の新口座94とに分割された後に、印鑑照会システムにおける登録情報を移行する場面における動作の例について説明する。
図14は、本実施形態による印鑑サーバ10の動作を示したフローチャートである。図14に示したように、まず、情報生成部102は、印鑑DB124に記録されている全てのカードローン科目の登録情報を印鑑DB124から抽出し、抽出した登録情報の科目コードを旧科目コード(例えば「35」)から新科目コード(例えば「48」)へ変換する。そして、情報管理部106は、変換された全ての登録情報を印鑑DB124に記録し直す(S101)。
その後、通信部120は、(ホストコンピュータ20から受信された)重複口座番号データをホスト連動PC26から受信する(S102)。
その後、制御部100は、S102で受信された重複口座番号データに含まれる各々の旧口座番号に関して、以下のS104〜S106の処理を行う(S103)。
まず、情報生成部102は、該当の旧口座番号に対応づけて印鑑DB124に記録されている、(S101で記録された)口座の登録情報を抽出する。そして、情報生成部102は、抽出された口座の登録情報に含まれる口座番号を、重複口座番号データに含まれる新口座番号に置き換えることにより、新口座の登録情報を生成する(S104)。
続いて、情報管理部106は、生成された新口座の登録情報を印鑑DB124に追加登録する(S105)。
続いて、情報関連部104は、S105で登録された新口座の登録情報を親とし、S104で抽出された、口座の登録情報を子として関連付ける。そして、情報管理部106は、関連付けの結果を印鑑DB124にさらに記録する(S106)。
<2−3.効果>
以上、例えば図5、および図14等を参照して説明したように、本実施形態による印鑑サーバ10は、印鑑DB124に記録されている旧口座の登録情報から生成される複数の新口座の登録情報を互いに関連付け、そして、印鑑DB124に記録する。このため、生成された複数の新口座の登録情報の各々が相互に参照可能となるので、複数の新口座の登録情報を纏まりのある情報として管理することができる。
また、印鑑サーバ10は、生成された複数の新口座の登録情報のうち、新口座番号を有する口座を親とし、旧口座番号を有する口座を子として、複数の新口座の登録情報を互いに関連付ける。このため、例えば改印、住所変更、氏名変更などの登録を行う際に、親として関連づけられた新口座の登録情報にのみ変更の登録を行えば十分となり、他の口座に対して登録する手間を省くことができる。この理由は、仮に、窓口端末32において、子(や孫)として関連づけられている口座の口座番号により印鑑照会されたとしても、印鑑サーバ10は、親の口座の登録情報を参照することにより変更後の内容を特定することができ、そして、変更後の内容をユーザに知らせることができるためである。
<<3.ハードウェア構成>>
以上、本発明の実施形態について説明した。次に、本実施形態による印鑑サーバ10のハードウェア構成について、図15を参照して説明する。図15に示したように、印鑑サーバ10は、CPU150、ROM(Read Only Memory)152、RAM154、内部バス156、入出力インターフェース158、HDD(Hard Disk Drive)160、およびネットワークインターフェース162を備える。
<3−1.CPU150>
CPU150は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って印鑑サーバ10内の動作全般を制御する。また、CPU150は、印鑑サーバ10において制御部100の機能を実現する。なお、CPU150は、マイクロプロセッサなどのプロセッサにより構成される。
<3−2.ROM152>
ROM152は、CPU150が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。
<3−3.RAM154>
RAM154は、CPU150の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。
<3−4.内部バス156>
内部バス156は、CPUバスなどから構成される。この内部バス156は、CPU150、ROM152、およびRAM154を相互に接続する。
<3−5.入出力インターフェース158>
入出力インターフェース158は、HDD160、およびネットワークインターフェース162を、内部バス156と接続する。例えばHDD160は、この入出力インターフェース158および内部バス156を介して、RAM154などとの間でデータをやり取りする。
<3−6.HDD160>
HDD160は、記憶部122として機能する、データ格納用の装置である。このHDD160は、例えば、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置、および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含む。また、HDD160は、CPU150が実行するプログラムや各種データを格納する。
<3−7.ネットワークインターフェース162>
ネットワークインターフェース162は、例えばインターネットなどの通信網に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。このネットワークインターフェース162は、通信部120として機能する。なお、ネットワークインターフェース162は、無線LAN対応通信装置、LTE(Long Term Evolution)対応通信装置、または有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
<<4.変形例>>
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記の実施形態では、本発明における情報処理装置が印鑑サーバ10である例について説明したが、かかる例に限定されない。例えば、本発明による情報処理装置の構成は、ホストコンピュータ20にも適用可能である。より具体的には、ホストコンピュータ20が顧客の旧口座情報に基づいて複数の新口座情報を生成し、そして、生成した複数の新口座情報を互いに関連付けて管理する場面にも、本発明は適用可能である。
また、最終的に新しいホストコンピュータで口座情報を管理可能な状態になれば、口座の移行処理はホストコンピュータ20とは異なるコンピュータが行ってもよい。
また、上記の実施形態では、旧口座90および新口座94がカードローン科目の口座である例について説明したが、かかる例に限定されない。例えば、旧口座90および新口座94は、定期預金など、カードローン科目以外の科目であってもよい。
また、上記の実施形態では、旧口座90が、2個の科目の新口座に分割されて移行される例について説明したが、かかる例に限定されない。例えば、旧口座90が3個以上の科目の新口座に分割されて移行される場面にも、上記の実施形態は同様に適用可能である。
また、本実施形態によれば、CPU150、ROM152、およびRAM154などのハードウェアを、上述した印鑑サーバ10の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも提供可能である。また、該コンピュータプログラムが記録された記録媒体も提供される。
2 営業店
4 集中センタ
10 印鑑サーバ
20 ホストコンピュータ
22 専用網
24 集配信サーバ
26 ホスト連動PC
28 スキャナPC
30 スキャナ
32 窓口端末
100 制御部
102 情報生成部
104 情報関連部
106 情報管理部
108 表示制御部
120 通信部
122 記憶部
124 印鑑DB
150 CPU
152 RAM
154 ROM
156 内部バス
158 入出力インターフェース
160 HDD
162 ネットワークインターフェース

Claims (10)

  1. 顧客の、複数の機能を有する第1の口座の登録情報を格納するデータ格納装置と、
    前記データ格納装置から読み出される前記第1の口座の登録情報に基づいて、前記複数の機能の各々に対応付けて複数の第2の口座の登録情報を生成する情報生成部と、
    前記複数の第2の口座の登録情報を互いに関連付ける情報関連部、
    を備え、
    前記複数の第2の口座のうち少なくともいずれかの口座の口座番号は、前記第1の口座の口座番号と同一であり、
    前記複数の第2の口座のうち他の口座の口座番号は、前記第1の口座の口座番号と異なり、
    登録情報が生成された前記複数の第2の口座のうちある機能に対応する口座について、他の口座に前記第1の口座の口座番号と同一の口座番号を持つものがある場合、当該機能の第2の口座に前記異なる口座番号が与えられる、情報処理装置。
  2. 前記情報関連部は、前記情報生成部により生成された前記複数の第2の口座に関する登録情報を、前記複数の機能に応じた親子関係で関連付ける、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報関連部は、前記情報生成部により登録情報が生成された前記複数の第2の口座のうち、前記第1の口座の口座番号と異なる口座番号を有する口座を親とし、前記第1の口座の口座番号と同じ口座番号を有する口座を子として関連付ける、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の口座の登録情報は、前記第1の口座の口座番号、および前記第1の口座に対応する印鑑情報を含み、
    前記複数の第2の口座の登録情報の各々は、前記複数の第2の口座の各々の口座番号、および前記印鑑情報を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の口座の登録情報は、前記第1の口座の口座番号に対応する第1の科目コードをさらに含み、
    前記複数の第2の口座の登録情報の各々は、第2の科目コードをさらに含む、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置は、前記情報生成部により登録情報が生成された前記複数の第2の口座のうち親として関連付けられた口座の印鑑情報が第2の印鑑情報に変更された場合には、子として関連付けられた口座の印鑑情報をそれぞれ前記第2の印鑑情報に変更する情報管理部をさらに備える、請求項4または5に記載の情報処理装置。
  7. 前記複数の機能は、普通預金口座機能およびカードローン口座機能を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 顧客の、複数の機能を有する第1の口座の登録情報格納するデータ格納装置と、
    前記データ格納装置から読み出される前記第1の口座の登録情報に基づいて、前記複数の機能の各々に対応付けて複数の第2の口座の登録情報を生成する情報生成部と、
    前記複数の第2の口座の登録情報を互いに関連付ける情報関連部、
    を備え、
    前記複数の第2の口座のうち少なくともいずれかの口座の口座番号は、前記第1の口座の口座番号と同一であり、
    前記複数の第2の口座のうち他の口座の口座番号は、前記第1の口座の口座番号と異なり、
    登録情報が生成された前記複数の第2の口座のうちある機能に対応する口座について、他の口座に前記第1の口座の口座番号と同一の口座番号を持つものがある場合、当該機能の第2の口座に前記異なる口座番号が与えられる、情報処理システム。
  9. 顧客の、複数の機能を有する第1の口座の登録情報データ格納装置が記憶することと、
    前記データ格納装置から読み出される前記第1の口座の登録情報に基づいて、前記複数の機能の各々に対応付けて複数の第2の口座の登録情報を生成することと、
    前記複数の第2の口座の登録情報を前記複数の機能の各々に応じて互いに関連付けることと、
    を備え、
    前記複数の第2の口座のうち少なくともいずれかの口座の口座番号は、前記第1の口座の口座番号と同一であり、
    前記複数の第2の口座のうち他の口座の口座番号は、前記第1の口座の口座番号と異なり、
    登録情報が生成された前記複数の第2の口座のうちある機能に対応する口座について、他の口座に前記第1の口座の口座番号と同一の口座番号を持つものがある場合、当該機能の第2の口座に前記異なる口座番号が与えられる、情報処理方法。
  10. コンピュータを、
    顧客の、複数の機能を有する第1の口座の登録情報を格納するデータ格納装置から読み出される前記第1の口座の登録情報に基づいて、前記複数の機能の各々に対応付けて複数の第2の口座の登録情報を生成し、前記複数の第2の口座の登録情報を互いに関連付け、
    前記複数の第2の口座のうち少なくともいずれかの口座の口座番号は、前記第1の口座の口座番号と同一であり、
    前記複数の第2の口座のうち他の口座の口座番号は、前記第1の口座の口座番号と異なり、
    登録情報が生成された前記複数の第2の口座のうちある機能に対応する口座について、他の口座に前記第1の口座の口座番号と同一の口座番号を持つものがある場合、当該機能の第2の口座に前記異なる口座番号が与えられる、演算処理装置
    として機能させるための、プログラム。

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