JP2016102824A - カートリッジ再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリンタへ装着した際に上面に露出する面にメーカー、プリンタ種、収納色により形状を異ならせた識別体が形成された系統のカートリッジを出荷ラインにおいて作業者が効率よくかつ確実に識別してカートリッジを適確に再生する方法を提供する。【解決手段】カートリッジ11に識別治具1を当接し、識別治具に形成された形状と、カートリッジ種毎に固有に形成された識別体Pと、が合致するか否かによりカートリッジ種を識別して、再生可否を判別する。【選択図】図1

Description

本発明は、カートリッジを再生する工程において、工程中にあるカートリッジ種が目的とする(再生すべき)カートリッジ種であるか否かを迅速かつ適確に識別して誤出荷を抑制するカートリッジ再生方法に関する。
いわゆる再生カートリッジは、回収又は提供されたカートリッジに対して、再生工場において、そのカートリッジが使用される、プリンタのメーカー、プリンタ種、収納するインク又はトナー(以下、インクを含め総称してトナーという)の色、毎に定められたカートリッジ種に対し、適正色のインク又はトナーを収納し、その後、さらに、メーカー、プリンタ種、収納色、の基準で確認作業を行い、出荷される。
例えば、トナーを収納した後の出荷ラインでは、オーダーされているプリンタメーカーにおけるプリンタ種のカートリッジに正しい色のトナーが収納されているかを、テスト印刷ではなく、カートリッジの識別可能な形状や表示を目視で確認して誤出荷の防止に努めている。
ここで、トナーの色については、トナー収納工程でトナーの供給設備からその色だけを供給するので、例えば現状黒色のトナーがオーダーされている際に、カートリッジに対して他の色のトナーが収納されることはない。しかし、トナーを収納するカートリッジは、稀に、プリンタメーカー、プリンタ種、色のいずれかが誤ったものがトナーの供給設備へ搬送されることがある。
つまり、正しいオーダーが「A社のa種のプリンタに用いる黒色のトナー」を収納すべき「カートリッジA」に「黒色」のトナーを収納するところ、「B社のb種のプリンタに用いるシアン色のトナー」を収納する「カートリッジB」がトナーの供給設備に搬送されて、このカートリッジBに「黒色」のトナーが収納された状態で出荷ラインへ到達することがあり、結果的には収納色は適正だが、トナーを収納するカートリッジが誤っている場合がある。
再生トナーは、プリンタメーカーのプリンタ種に当該カートリッジが装着できること、そして、装着後、テスト印刷によりそのトナーの色で印刷できたかを逐一確認すれば信頼性が向上する。
しかしながら、昨今のカートリッジは様々な状況を記憶する機能を備えており、テスト印刷を行うと、そのテスト印刷も使用したこととしてカウント(記憶)するようになっていて、こうした実試用テストを行うこともできない。
よって、上記のとおり、出荷ラインでは、出荷直前で、収納色は正しいがメーカー、プリンタ種の一方又は両方が誤ったカートリッジが紛れていないかを目視によって確認しているのが現状である。
ところが、最近では、コストダウンに伴うカートリッジの共用化が図られて、全体形状はほとんど同じで、プリンタへ装着した際にプリンタ側とは反対側に露出する部位に、メーカー、プリンタ種、カートリッジの収納色により分けられるカートリッジ種毎に形状を僅かに異ならせた(固有の)識別体が形成された系統のカートリッジが多数存在してきており、よって、僅かに異なる識別体の形状だけで見分けなければならず、目視だけによる識別作業も限界がある。
特許文献1には、プリンタへの誤装着を防止する点が示されているが、プリンタまで到達する前で、出荷ラインにおける作業者の目視以外により識別形状を分別するものではなく、現状、出荷ラインにおいてはやはり作業者の目視によって見分けるしかないという問題がある。
特開平7−168430号公報
解決しようとする問題点は、特許文献を含めた従来では、再生工程においてカートリッジが多数流れてきた場合に、目視によって見分けるとしても形状の相違が僅かしかない識別体を瞬時に識別することが困難であると共に、仮に識別体の形状に頼らないとしても、再生工程を流れるカートリッジ個々のラベルや刻印から、メーカー、プリンタ種、収納される(すべき)色、を目視により同時かつ瞬時に見分けることは効率が悪いと共に、いずれにしてもこの識別作業が作業者の習熟度や集中力に左右される可能性が高い点である。
上記課題を解決するために、本発明は、プリンタに用いられるインク又はトナーを収納し、該インク又はトナーを使用した後のカートリッジを再生する方法であって、カートリッジに識別治具を当接し、該識別治具に形成された形状と、カートリッジ種毎に固有に形成された識別体と、が合致するか否かによりカートリッジ種を識別して、再生可否を判別することを主要な特徴とした。
本発明は、目視に代えて、カートリッジ種毎に固有に形成された識別体を識別治具を用いて、具体的には、識別体に識別治具を当接し、識別治具に形成された形状と識別体とが合致するか否かにより再生すべきカートリッジ種を識別することで、迅速かつ確実でしかも容易に、再生可否の判別が可能となる。
本発明のカートリッジ再生方法に用いる識別治具と、これにより識別しようとするカートリッジを示す斜視図である。 本発明のカートリッジ再生方法に用いる識別治具を示す正面図である。 識別しようとするカートリッジの識別体構成を示し、(a)はブラック、(b)はシアン、(c)はマゼンタ、(d)はイエロー、の各色のカートリッジの平面図である。 本発明のカートリッジ再生方法において識別治具を用いてカートリッジを識別する状況を示し、(a)はブラック、(b)はシアン、(c)はマゼンタ、(d)はイエロー、の各色のカートリッジの識別体に識別治具を当接させた平面図である。 本発明の他の例による識別治具を示す正面図である。 発明のカートリッジ再生方法における他の例による識別治具を用いて識別しようとするカートリッジの識別体構成を示し、(a)はマゼンタ、(b)はイエロー、(c)はブラック、(d)はシアン、の各色のカートリッジの平面図である。 本発明のカートリッジ再生方法においてさらに他の例による識別治具によりカートリッジを識別する状況を示し、(a)はマゼンタ、(b)はイエロー、(c)はブラック、(d)はシアン、の各色のカートリッジの識別体に識別治具を当接させた平面図である。 発明のカートリッジ再生方法におけるさらに他の例による識別治具を示し、(a)は斜視図、(b)はある辺の一部を拡大した斜視図、である。
本発明は、相違が僅かしかない識別体を瞬時に識別することが目視では困難であると共に、仮に再生工程を流れるカートリッジ個々のラベルや刻印の目視によって同時かつ瞬時に見分けることが困難で、かつ作業者の習熟度や集中力に左右される可能性が高い点を、カートリッジに識別治具を当接し、該識別治具に形成された形状と、カートリッジ種毎に固有に形成された識別体と、が合致するか否かによりカートリッジ種を識別して、再生可否を判別することで改善することとしている。
すなわち、本発明方法は、市場に出回る全てのカートリッジ種を識別するものではなく、プリンタへ装着した際に該プリンタ側から露出する部位にメーカー、プリンタ種、インク又はトナーの収納色により形状を異ならせた識別体が形成された系統、つまりメーカー、プリンタ種、収納色で分けられるカートリッジ種について、それがどのメーカーのどのプリンタ種に用いられる何色のカートリッジであるかを識別治具を用いて識別する。
例えば、再生工程において、出荷ラインへ搬送されてきているカートリッジの識別体に、識別治具を当接させて、識別治具に形成された形状と、識別体と、が合致すれば、再生すべき適正なカートリッジであり、合致しなければ誤搬送されてきた再生すべきではないカートリッジであると判別できる。
つまり、本発明方法は、識別治具を用い、この識別治具をカートリッジの識別体に当接させることで、例えば識別体に頼らずにカートリッジ種を目視により見分けるとした場合のメーカー、プリンタ種、収納色、を一度に全て識別することができるのである。
したがって、僅かに異なる形状で固有の識別体が設けられたカートリッジ種が、多数種存在し、かつ混合状態で工程を搬送されてきたとしても、物理的かつ把握容易に識別できるので、作業者の習熟度や集中力に左右されることなく目的とする再生すべきカートリッジを誤って出荷するといったことを確実に防止することができる。
以下、図1〜図8を参照して本発明の具体的実施形態について説明する。本発明のカートリッジ再生方法は、識別治具1を用いて行うことが主要な特徴であるが、本発明の再生方法における識別治具1が適用できる(識別可能な)カートリッジ11は、図1及び図3に示すように、不図示の本例では電子画像形成装置(以下、プリンタという)内に装脱可能とされ、(電子画像形成装置としているので本例では)トナーが収納される収納部が内部に形成された筐体11Aと、この筐体11Aをプリンタへ装着した際に上面に露出する面にメーカー、プリンタ種、カートリッジの収納色により形状を異ならせた識別体Pが形成された系統のものが対象となる。
識別体Pは、本例では1〜3個の識別凸部P1,P2又はP3からなり、これら識別凸部P1〜P3の上面に凹部Dが形成されているものもある。そして識別体Pは、識別凸部P1〜P3の、数、形成位置、形状、互いの間隔によって、メーカー、プリンタ種、収納色が設定されている。図3には、Aメーカーのaプリンタ種のブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色を収納したカートリッジ11の識別体Pをそれぞれ示している。
なお、凹部Dは、前記識別凸部P1〜P3の数、形成位置、形状、互いの間隔と共に、プリンタのカートリッジ11を収納する部位において誤装着を把握させるために、例えば当該部位の蓋を閉めた際に該蓋に形成した凸部が嵌合すると適正、嵌合しない(蓋が閉まらない)と誤装着、といったように判別するために使用される。
例えば図3(a)〜(d)に示すあるメーカーのあるプリンタ種(以下「A社a種」という)のプリンタで使用されるカートリッジ11のブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色(以下、各色のカートリッジ11について、ブラックを「カートリッジ11B」、シアンを「カートリッジ11C」、マゼンタを「カートリッジ11M」、イエローを「カートリッジ11Y」と記す)の識別体Pは、次のように形成されている(凹部Dは説明しない)。
図3(a)に示すA社a種のカートリッジ11Bは、識別体Pの形成領域の中央に、識別体P1,P2,P3が等間隔を空けて形成されている。図3(b)に示すA社a種のカートリッジ11Cは、識別体Pの形成領域の図示左寄位置に幅広の識別体P1が、この識別体P1と所定間隔を空けて識別体P2が、それぞれ形成されている。
図3(c)に示すA社a種のカートリッジ11Mは、識別体Pの形成領域の図示左寄位置にカートリッジ11Cの識別体P1よりもさらに幅広の識別体P1が、この識別体P1と所定間隔を空けてカートリッジ11Cの識別体P2よりも幅細の識別体P2が、それぞれ形成されている。図3(d)に示すA社a種のカートリッジ11Yは、識別体Pの形成領域の図示左寄位置にカートリッジ11Mの識別体P1よりもさらに幅広の識別体P1だけが形成されている。
例えば図3(b)のカートリッジCと図3(c)のカートリッジMが混在して搬送されると、識別体Pの形状差が僅かであるため、目視であると紛らわしく誤識別する可能性が高いので、本発明では、再生カートリッジの出荷段階で誤ったメーカーのプリンタ種用のカートリッジ11が出荷されることを防止するため目視に代えて、識別治具1を該識別体Pに当接させて識別するようにした。
識別治具1は、識別体の全体を囲う枠体2と、この枠体2の各辺2A,2B,2C,2Dの内側縁部にそれぞれ識別すべき収納色の識別体の形状に合致する識別凹凸部2a,2b,2c,2dを形成すると共に、その色が示された表示部3(3A,3B,3C,3D)とが設けられて構成されている。
本例において図示する識別治具1は、図3(a)〜(d)に示すA社a種のプリンタで使用されるカートリッジ11B,11C,11M,11Yの4色の識別体Pが識別できる構成となっている。
識別治具1は、本例の場合、枠体2の辺2Aの内側縁部の識別凹凸部2aが、図4(a)に示すように、図3(a)に示すA社a種のカートリッジ11Bの識別体Pと合致する。以下、同様に、識別治具1は、図4(b)〜(d)に示すように、辺2Bの内側縁部の識別凹凸部2bが図3(b)に示すA社a種のカートリッジ11Cの識別体Pと、図3(c)に示す辺2Cの内側縁部の識別凹凸部2cがA社a種のカートリッジ11Mの識別体Pと、図4(d)に示すように、図3(d)に示す辺2Dの内側縁部の識別凹凸部2dがA社a種のカートリッジ11Yの識別体Pと、各々合致する。
このとき、図4(a)〜(d)に示すように、各カートリッジ11B,11C,11M,11Yのそれぞれの識別体Pが、識別治具1の各識別凹部2a,2b,2c,2dのそれぞれと、合致すれば異常無しと、合致しない場合は、A社a種のその色が収納されるべきカートリッジ11ではない別色のカートリッジ11にその色が収納されたか、あるいは、別メーカーか、別タイプか、のいずれかで誤っているカートリッジ11にその色が収納されたか、で誤りがあると、確実かつ明確に識別できる。
さらに、本発明の識別治具1は、図5に示すように、表裏を反転させて使用することができる。なお、図5〜図6ではこの表裏を反転させた識別治具1を「識別治具1’」として説明すると共に識別治具1’は識別治具1と区別するためにハッチングを付して示すこととする。
識別治具1’は、識別治具1の表裏を反転させて使用するが、使用可能な場合は、例えば図5に示すような、例えば「B社b種」のプリンタで使用されるカートリッジ11B,11C,11M,11Yとなる。
ここで、B社b種のプリンタで使用されるカートリッジ11B,11C,11M,11Yの識別体Pの構成について説明する。図6(a)に示すB社b種のカートリッジ11Mは、識別体Pの形成領域の中央に、識別体P1,P2,P3が等間隔を空けて形成されている。図6(b)に示すB社b種のカートリッジ11Yは、識別体Pの形成領域の図示右寄位置に幅広の識別体P2が、この識別体P2と所定間隔を空けて識別体P1が、それぞれ形成されている。
図6(c)に示すB社b種のカートリッジ11Bは、識別体Pの形成領域の図示右寄位置にカートリッジ11Yの識別体P2よりもさらに幅広の識別体P2が、この識別体P1と所定間隔を空けてカートリッジ11Yの識別体P1よりも幅細の識別体P1が、それぞれ形成されている。図6(d)に示すB社b種のカートリッジ11Cは、識別体Pの形成領域の図示右寄位置にカートリッジ11Bの識別体P2よりもさらに幅広の識別体P1だけが形成されている。
図5に示す識別治具1’は、上記のとおり図2に示した識別治具1を表裏反転して使用するが、図6に示したようにB社b種の各色のカートリッジ11の識別体P1を識別できるように、主に表示部3’(3’A〜3’D)に次の構成の変更がなされている。
識別治具1’は、識別治具1でブラックを識別する部位において、表裏反転により「マゼンタ」のカートリッジ11Mを識別可能とすべく、ここを辺2’C、識別凹凸部2’c、表示部3’Cとしている。識別治具1’は、識別治具1でシアンを識別する部位において、表裏反転により「イエロー」のカートリッジ11Yを識別可能とすべく、ここを辺2’D、識別凹凸部2’d、表示部3’Dとしている。
識別治具1’は、識別治具1でマゼンタを識別する部位において、表裏反転により「ブラック」のカートリッジ11Bを識別可能とすべく、ここを辺2’A、識別凹凸部2’a、表示部3’Aとしている。識別治具1’は、識別治具1でイエローを識別する部位において、表裏反転により「シアン」のカートリッジ11Cを識別可能とすべく、ここを辺2’B、識別凹凸部2’b、表示部3’Bとしている。
識別治具1’は、本例の場合、枠体2’の辺2’Cの内側縁部の識別凹凸部2’cが、図7(a)に示すように、図6(a)に示すB社b種のカートリッジ11Mの識別体Pと合致する。以下、同様に、識別治具1’は、図7(b)〜(d)に示すように、辺2’Dの内側縁部の識別凹凸部2’dが図6(b)に示すB社b種のカートリッジ11Yの識別体Pと、図7(c)に示す辺2’Aの内側縁部の識別凹凸部2’aがB社b種のカートリッジ11Bの識別体Pと、図7(d)に示すように、図6(d)に示す辺2’Bの内側縁部の識別凹凸部2’bがB社b種のカートリッジ11Cの識別体Pと、各々合致する。
このとき、図7(a)〜(d)に示すように、各カートリッジ11M,11Y,11B,11Cのそれぞれの識別体Pが、識別治具1’の各識別凹部2’c,2’d,2’a,2’b,のそれぞれと、合致すれば異常無しと、合致しない場合は、B社b種のその色が収納されるべきカートリッジ11ではない別色のカートリッジ11にその色が収納されたか、あるいは、別メーカーか、別タイプか、のいずれかで誤っているカートリッジ11にその色が収納されたか、で誤りがあると、確実かつ明確に識別できる。
また、以上の識別治具1及び識別治具1’は、識別凹凸部2a〜2d及び識別凹凸部2’a〜2’dが固定されていたが、例えば図8に示すように、可動構成であれば、A社a種やB社b種のみならず、幅広く対応できる。
すなわち図8(a)に示す識別治具10は、識別体Pの全体を囲う枠体20の各辺の内側縁部にそれぞれ識別すべき収納色の識別体Pの形状に合致する識別凹凸部20aを該枠体20の内壁面に沿って隣接辺方向へ移動可能に形成すると共にその収納色の表示部30の表示を変更可能に設けた構成としている。
図8(b)に示すように、枠体20における各辺20Aの内側壁面には、該各辺20Aの内側から外側へ向けて溝20bが形成されており、この溝20bの内部では該溝20bと直交方向(枠体20の表裏方向)に同長で鉤孔20cが形成されている。すなわち、本例においては溝20b及び鉤孔20cにより、断面視、横向きのT字状のレール部20Bが形成され、このレール部20Bに、識別凹凸部20aの辺20Aの内側壁面に突出した部位の背面側に形成された横向きT字状の可動部20Cが嵌合する。
また、表示部30は、図8(b)に示すように、例えば回転により表示を変更するダイヤル部30Aとされ、90°回転した位置毎に、B,C,M,Yが表示されている。この表示部30Aを回転させて、各辺で識別する色を示しておけば、識別を誤ることがない。
識別治具10は、図示においては、図2に示した識別治具1によってA社a種のプリンタで使用する各色のカートリッジ11(図3)の各色を識別できるように、識別凹凸部20aを位置させているが、該識別凹凸部20aを移動させれば、図6に示すB社b種のプリンタで使用する各色のカートリッジ11のみならず、他社他種のものも識別できる。
なお、本発明のカートリッジ再生方法に用いる識別治具1は、上記ではメーカーとプリンタ種を例えばA社a種などと固定して、例えば各辺2A〜2Dの識別凹凸部2a〜2dが収納色(B,C,M,Y)にそれぞれ対応すると共にその収納色を表示部3で示すように構成していたが、これに限らず、例えば収納色を例えば黒などと固定して、例えば各辺2A〜2Dの識別凹凸部2a〜2dがメーカー(A社、B社、C社、D社)やプリンタ種(a種、b種、c種、d種)にそれぞれ対応すると共にそのメーカー名又はプリンタ種を表示部3で示すように構成してもよい。
また、本発明のカートリッジ再生方法が実施される再生工程は、上記ではトナーがカートリッジに収納された後の出荷直前を示したが、これに限らず、トナーを供給する設備にカートリッジが搬送される工程において、供給するトナーに対するカートリッジ種(メーカー、プリンタ種、収納色)の適否を見分けることで、収納後にカートリッジ種が誤っていた場合にトナーが無駄となることがなくなる。
1 識別治具
2 枠体
2A〜2D 辺
2a〜2d 識別凹凸部
3 表示部
3A〜3D 表示部
1’ 識別治具
2’ 枠体
2’A〜2’D 辺
2’a〜2’d 識別凹凸部
3’ 表示部
3’A〜3’D 表示部
10 識別治具
20 枠体
20A 辺
20a 識別凹凸部
20b 溝
20c 鉤孔
20B レール部
20C 可動部
30 表示部
30A ダイヤル部

Claims (2)

  1. プリンタに用いられるインク又はトナーを収納し、該インク又はトナーを使用した後のカートリッジを再生する方法であって、カートリッジに識別治具を当接し、該識別治具に形成された形状と、カートリッジ種毎に固有に形成された識別体と、が合致するか否かによりカートリッジ種を識別して、再生可否を判別することを特徴とするカートリッジ再生方法。
  2. 再生可否を識別するカートリッジは、プリンタへ装着した際に該プリンタ側から露出する部位にメーカー、プリンタ種、インク又はトナーの収納色により形状を異ならせた識別体が形成された系統であって、識別治具は、メーカー、カートリッジが使用されるプリンタ種、収納色、の基準でカートリッジ種を識別するために、前記識別体の全体を囲う枠体と、この枠体の各辺の内側縁部にそれぞれ識別すべき識別体の形状に合致する識別凹凸部をメーカー、プリンタ種、収納色のいずれかをまとめて形成すると共に、該各辺の各々の識別凹凸部に対応した、収納色、メーカー、プリンタ種、のいずれかの表示部が設けられており、この識別治具の前記表示部で表示された前記識別凹凸部と前記識別体とを当接させることを特徴とする請求項1記載のカートリッジ再生方法。
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