JP2016102573A5 - - Google Patents
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Description
本例のキャリパ1aには、使用時に、各種方向及び大きさの力が作用するが、代表的なものとして、前記インナ、アウタ両ボディ2a、3a同士を互いに離す方向に、ピストンの押し付け反力が作用する。この為、この様な反力を支承する前記両連結部4c、4d及び前記センターブリッジ部5aを構成する少なくとも一部の前記各棒状片10、10に就いては、前記インナ、アウタ両ボディ2a、3aを構成する前記各棒状片10、10よりも、断面積を大きくしたり、長さを短くしたり、単位体積当たりの本数(平均値)を多くしたりしている。又、本例の場合、使用時に大きな力が作用する前記センターブリッジ部を構成する前記各棒状片10、10の少なくとも一部に就いて、中空構造としている。
尚、前記キャリパ1aに使用時に加わる応力の大きさは、シミュレーションにより求める事ができる。
尚、前記キャリパ1aに使用時に加わる応力の大きさは、シミュレーションにより求める事ができる。
又、本例の場合には、前述した様な中実部9により、シリンダ部12と、車体取付部13と、トルク受部14と、パッド支持部15と、表示部(ロゴ部)53とを構成している。
このうちのシリンダ部12は、1乃至複数個(図示の例では3個)の有底円筒状のインナシリンダ6a、6aと、1乃至複数個(図示の例では3個)の有底円筒状のアウタシリンダ16、16と、これら各シリンダ6a、16に作動油を供給する為の略円筒状のインレット17と、空気を抜く為の略円筒状のブリーダ18と、これら各部材同士を連通する為の油圧配管19とを備えている。前記各インナシリンダ6a、6a及び前記各アウタシリンダ16、16は、前記トラス構造部8を構成する前記インナ、アウタ両ボディ2a、3aの内側に、これらインナ、アウタ両ボディ2a、3aの互いに対向する面にそれぞれ開口した状態で設けられている。又、前記インレット17は、前記インナボディ2aの径方向外側面から径方向外方に突出する状態で設けられている。又、前記ブリーダ18は、前記トラス構造部8を構成する一方の連結部4cの径方向外側面から径方向外方且つインナ側に突出する状態で設けられている。これに対し、前記油圧配管19は、前記インナ、アウタ両ボディ2a、3a、及び、前記一方の連結部4cの内側に配置されており、外部に露出しない。
このうちのシリンダ部12は、1乃至複数個(図示の例では3個)の有底円筒状のインナシリンダ6a、6aと、1乃至複数個(図示の例では3個)の有底円筒状のアウタシリンダ16、16と、これら各シリンダ6a、16に作動油を供給する為の略円筒状のインレット17と、空気を抜く為の略円筒状のブリーダ18と、これら各部材同士を連通する為の油圧配管19とを備えている。前記各インナシリンダ6a、6a及び前記各アウタシリンダ16、16は、前記トラス構造部8を構成する前記インナ、アウタ両ボディ2a、3aの内側に、これらインナ、アウタ両ボディ2a、3aの互いに対向する面にそれぞれ開口した状態で設けられている。又、前記インレット17は、前記インナボディ2aの径方向外側面から径方向外方に突出する状態で設けられている。又、前記ブリーダ18は、前記トラス構造部8を構成する一方の連結部4cの径方向外側面から径方向外方且つインナ側に突出する状態で設けられている。これに対し、前記油圧配管19は、前記インナ、アウタ両ボディ2a、3a、及び、前記一方の連結部4cの内側に配置されており、外部に露出しない。
[実施の形態の第2例]
本発明の実施の形態の第2例に就いて、図12〜19を参照しつつ説明する。本例の場合にも、上述した実施の形態の第1例の場合と同様に、本発明を、対向ピストン型ディスクブレーキ用のキャリパに適用した場合に就いて示している。特に本例のキャリパ1bの場合には、中実部9aにより構成された表層部28により、トラス構造部8(キャリパ1b)の表面全体を覆っている。この為、本例のキャリパ1bは、外観上は、従来構造のキャリパと同じであるが、前記表層部28の内側に前記トラス構造部8を有している為、従来構造のキャリパに比べて十分な軽量化が図られている。又、前記表層部28を設けた事で、前記トラス構造部8の内部に外部からゴミ等の異物が侵入する事を有効に防止できる。
その他の構成及び作用効果に就いては、前記実施の形態の第1例の場合と同様である。
本発明の実施の形態の第2例に就いて、図12〜19を参照しつつ説明する。本例の場合にも、上述した実施の形態の第1例の場合と同様に、本発明を、対向ピストン型ディスクブレーキ用のキャリパに適用した場合に就いて示している。特に本例のキャリパ1bの場合には、中実部9aにより構成された表層部28により、トラス構造部8(キャリパ1b)の表面全体を覆っている。この為、本例のキャリパ1bは、外観上は、従来構造のキャリパと同じであるが、前記表層部28の内側に前記トラス構造部8を有している為、従来構造のキャリパに比べて十分な軽量化が図られている。又、前記表層部28を設けた事で、前記トラス構造部8の内部に外部からゴミ等の異物が侵入する事を有効に防止できる。
その他の構成及び作用効果に就いては、前記実施の形態の第1例の場合と同様である。
前記サポート29は、周方向に離隔すると共に前記ロータを跨ぐ状態で設けられた1対のロータパス部35、35と、これら両ロータパス部35、35の径方向内端部のうち、インナ側部分及びアウタ側部分からそれぞれ径方向内方に延出する状態で設けられた、1対のインナ側トルク受部36、36と、1対のアウタ側トルク受部37、37と、これら両インナ側トルク受部36、36の下端部同士を連結するインナブリッジ部38と、前記両アウタ側トルク受部37、37の下端部同士を連結するアウタブリッジ部39とを備えている。この様なサポート29は、前記インナブリッジ部38の周方向両端部に設けられた略円筒状の取付部47、47を利用して、ボルトにより車体に取り付けられる。前記各案内孔33、33は、前記ロータパス部35、35の.内側に形成されている。そして、前記サポート29のうち、前記各インナ側、アウタ側各トルク受部36、37に、パッド40a、40bを構成するプレッシャプレート41bの周方向両端部を、軸方向に摺動可能に係合させている。
1、1a キャリパ
2、2a インナボディ
3、3a アウタボディ
4a、4b、4c、4d 連結部
5、5a センターブリッジ部
6 インナシリンダ
7、7a 開口部
8、8a、8b トラス構造部
9、9a、9b、9c 中実部
10、10a 棒状片
11、11a トラス部
12 シリンダ部
13 車体取付部
14 トルク受部
15 パッド支持部
16 アウタシリンダ
17 インレット
18 ブリーダ
19 油圧配管
20 取付筒部
21a、21b トルク受片
22 ピストン
23 造形ステージ
24a、24b 粉末供給部
25 ローラ
26 レーザー照射装置
27 スキャナ
28 表層部
29 サポート
30 フローティング型ディスクブレーキ
31 キャリパ
32 案内ピン
33 案内孔
34 防塵ブーツ
35 ロータパス部
36 インナ側トルク受部
37 アウタ側トルク受部
38 インナブリッジ部
39 アウタブリッジ部
40a、40b パッド
41b プレッシャプレート
42 シリンダ部
43 爪部
44 ピストン
45a、45b ライニング
46 パッドクリップ
47 取付部
48 レバー
49 通孔
50 通孔
51 表層部
52 円筒状部分
53 表示部
2、2a インナボディ
3、3a アウタボディ
4a、4b、4c、4d 連結部
5、5a センターブリッジ部
6 インナシリンダ
7、7a 開口部
8、8a、8b トラス構造部
9、9a、9b、9c 中実部
10、10a 棒状片
11、11a トラス部
12 シリンダ部
13 車体取付部
14 トルク受部
15 パッド支持部
16 アウタシリンダ
17 インレット
18 ブリーダ
19 油圧配管
20 取付筒部
21a、21b トルク受片
22 ピストン
23 造形ステージ
24a、24b 粉末供給部
25 ローラ
26 レーザー照射装置
27 スキャナ
28 表層部
29 サポート
30 フローティング型ディスクブレーキ
31 キャリパ
32 案内ピン
33 案内孔
34 防塵ブーツ
35 ロータパス部
36 インナ側トルク受部
37 アウタ側トルク受部
38 インナブリッジ部
39 アウタブリッジ部
40a、40b パッド
41b プレッシャプレート
42 シリンダ部
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45a、45b ライニング
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Family Applications (1)
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JP2014241935A Active JP6367099B2 (ja) | 2014-11-28 | 2014-11-28 | 車両用ブレーキ部品 |
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DE102016220398A1 (de) * | 2016-10-18 | 2018-04-19 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Bremssattel eines Bremssystems |
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DE102017210834A1 (de) * | 2017-06-27 | 2018-12-27 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Teilbelag-Scheibenbremse für ein Kraftfahrzeug |
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JP5429294B2 (ja) * | 2011-01-28 | 2014-02-26 | トヨタ自動車株式会社 | 消失模型と、消失模型の製造方法と、消失模型を用いた金型の製造方法 |
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2014
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