JP2016101787A5 - - Google Patents

Description

上記目的を達成するため、請求項１に記載の発明では、熱交換器（１１）を通過する空気流が流通する空気通路（１１ｆ）を開閉する車両用シャッタであって、
空気通路内の空気流れ方向に対して交差する交差方向にスライド移動が可能な遮風部材（４２、５２、６２）を備え、
熱交換器は、交差方向に並べられた複数のチューブ（１１ａ）を有して構成されており、
空気通路内の空気流が複数のチューブの間を通過するように空気通路が形成されており、
遮風部材は、複数のチューブの間のそれぞれに対応して設けられる複数の遮風部材の１つであり、
複数の遮風部材は、交差方向の一方側に位置するとき複数のチューブのうち対応するチューブに対して空気流れ方向に配置されることにより空気通路を開け、
複数の遮風部材は、交差方向の他方側に位置するとき互いに交差方向にオフセットして配置されることにより空気通路を閉じる。

Claims (13)

1. 熱交換器（１１）を通過する空気流が流通する空気通路（１１ｆ）を開閉する車両用シャッタであって、
   前記空気通路内の空気流れ方向に対して交差する交差方向にスライド移動が可能な遮風部材（４２、５２、６２）を備え、
   前記熱交換器は、前記交差方向に並べられた複数のチューブ（１１ａ）を有して構成されており、
   前記空気通路内の空気流が前記複数のチューブの間を通過するように前記空気通路が形成されており、
   前記遮風部材は、前記複数のチューブの間のそれぞれに対応して設けられる複数の遮風部材の１つであり、
   前記複数の遮風部材は、前記交差方向の一方側に位置するとき前記複数のチューブのうち対応するチューブに対して前記空気流れ方向に配置されることにより前記空気通路を開け、
   前記複数の遮風部材は、前記交差方向の他方側に位置するとき互いに前記交差方向にオフセットして配置されることにより前記空気通路を閉じる車両用シャッタ。
2. 前記複数の遮風部材は、前記熱交換器のうち前記空気流が入る空気流入面（１７ａ）、および前記空気流が出る空気流出面（１７ｂ）のうち一方の面に沿うようにスライド移動が可能に構成されている請求項１に記載の車両用シャッタ。
3. 前記複数の遮風部材は、前記空気流れ方向に対して直交する方向にスライド移動が可能に構成されている請求項１または２に記載の車両用シャッタ。
4. 前記複数の遮風部材を前記交差方向の一方側、或いは前記交差方向の他方側に移動させる駆動部（７０、８０）を備える請求項１ないし３のいずれか１つに記載の車両用シャッタ。
5. 前記複数の遮風部材が前記交差方向の一方側に位置するとき、前記複数の遮風部材が前記対応するチューブに対して前記空気流れ方向に並ぶように配置されることにより、前記複数の遮風部材が前記空気通路を開ける請求項１ないし４のいずれか１つに記載の車両用シャッタ。
6. 前記複数の遮風部材のそれぞれの前記交差方向の寸法は、前記対応するチューブにおける前記交差方向の寸法以下になっている請求項１ないし５のいずれか１つに記載の車両用シャッタ。
7. 前記複数の遮風部材が前記交差方向の他方側に位置するとき、前記複数の遮風部材が前記複数のチューブのうち隣り合う２本のチューブの間に亘って前記空気通路を閉じる請求項１ないし６のいずれか１つに記載の車両用シャッタ。
8. 前記複数の遮風部材は、前記熱交換器に対して前記空気流れ方向の上流側に配置されている請求項１ないし７のいずれか１つに記載の車両用シャッタ。
9. 前記複数の遮風部材は、３つ以上の遮風部材である請求項１ないし８のいずれか１つに記載の車両用シャッタ。
10. 請求項１ないし９のいずれか１つに記載の車両用シャッタ（１５）と、
    走行用エンジンの冷却水を車室外空気により冷却するラジエータとしての前記熱交換器（１１）と、
    を備える熱交換器モジュール。
11. 熱交換器（１１）を通過する空気流が流通する空気通路（１１ｆ）を開閉する車両用シャッタであって、
    前記空気通路内の空気流れ方向に対して交差する交差方向にスライド移動が可能な遮風部材（４２、５２、６２）を備え、
    前記熱交換器は、前記交差方向に並べられた複数のチューブ（１１ａ）を有して構成されており、
    前記空気通路内の空気流が前記複数のチューブの間を通過するように前記空気通路が形成されており、
    前記遮風部材は、前記複数のチューブの間のそれぞれに対応して設けられる複数の遮風部材の１つであり、
    前記複数の遮風部材は、前記交差方向の一方側に位置するとき前記複数のチューブのうち対応するチューブに対して前記空気流れ方向に配置されることにより前記空気通路を開け、
    前記複数の遮風部材は、前記交差方向の他方側に位置するとき互いに前記交差方向にオフセットして配置されることにより、前記交差方向の一方側に位置する場合よりも前記空気通路の開度を減少する車両用シャッタ。
12. 前記複数の遮風部材が前記交差方向の他方側に位置するとき、前記複数の遮風部材が前記交差方向において前記複数のチューブのうち隣り合う２本のチューブの間に亘って前記空気通路を閉じる請求項１１に記載の車両用シャッタ。
13. 前記複数の遮風部材は、走行用エンジンの冷却水を車室外空気により冷却するラジエータとしての前記熱交換器（１１）と、冷凍サイクルを構成して冷媒を車室外空気により冷却するコンデンサ（１２）との間に設けられている請求項１１または１２に記載の車両用シャッタ。