JP2016100598A - マグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法 - Google Patents

マグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】センシング領域をアナログ及びデジタル回路の下端領域にセンシング領域またはセンシングエレメントを配置するマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法は、P型シリコン単結晶基板の上に、絶縁層、SOI層を順に形成したSOIウェハを準備するステップと、前記P型シリコン単結晶基板に第1導電型のセンシング領域を形成するステップと、前記SOI層に回路部を形成するステップとを有することを特徴とする。
【選択図】図14

Description

本発明は、マグネティックセンサーに関し、さらに詳しくは、マグネティックセンサー(または、ホールセンサー)のセンシング領域がアナログ及びデジタル回路の下端に配置するマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法に関する。
既知のように、マグネティックフィールドセンシング素子は、電流が流れる導体に磁場をかけると電流と磁場に垂直方向に電圧が発生するホール効果(Hall effect)を利用して磁場の方向と大きさを調べる素子である。即ち、マグネティックフィールドセンシング素子は、マグネティック磁場(magnetic field)がかかっている状態で、4個の電極のうち2個の向かい合う電極は、電流の流れを提供し、残りの2個の向かい合う電極は、電流の流れと垂直方向に発生するホール電圧を感知することで、ホール電圧を感知して磁場の方向と大きさを感知する。
そして、このようなマグネティックフィールドセンシング素子は、地球の磁場を感知して方向情報を提供するデジタル羅針盤(Digital Compass)や電子羅針盤(eCompass)のようなマグネティックセンサー(または、ホールセンサー)に適用される。
このようなマグネティックセンサーは、マグネティックフィールドセンシング素子のホール効果を適用して、地球の北と南、東と西の方角を知らせる機能を提供し、最近では、スマートフォンなどの携帯用デジタル機器に搭載して使用されている。携帯用デジタル機器に活用する場合、モバイルアプリケーション(App)を利用して、地球の方角だけでなく、位置情報を活用する用途として地図アプリケーションで有用に使用されている。
ここで、マグネティックセンサーには、マグネティックフィールドセンシング素子の感知結果を処理するために、必ずアナログ及びデジタル回路が共に使用されている。アナログ及びデジタル回路は、マグネティックフィールドセンシング素子が感知した信号を処理するための各種の回路をいう。
このように、マグネティックセンサーは、センサーから出力するシグナルを処理するためのアナログ及びデジタル回路と共に使用されるが、アナログ及びデジタル回路は、マグネティックフィールドセンシング素子と水平方向に隣接して設計されてきた。例えば、マグネティックフィールドセンシング素子が構成され、マグネティックフィールドセンシング素子の側面方向にアナログ及びデジタル回路が位置した。なぜなら、半導体基板上において、マグネティックセンサー用センシング領域とアナログ及びデジタル回路を形成するための活性領域をそれぞれ分離して構成する必要があるためである。
その結果、マグネティックセンサー自体のサイズを減らせないという問題があり、これは、結局、マグネティックセンサーを構成するICチップ(chip)の全体の大きさも共に減らせないという問題をもたらした。
これは、最近、各種の携帯用デジタル機器のサイズをさらに小さくしようとする製品開発を難しくしている。即ち、マグネティックセンサー及び各種の回路の大きさを自体的に減らさない限り、上述したように、マグネティックフィールドセンシング素子とアナログ/デジタル回路の設計配置により、携帯用デジタル機器に入るマグネティックセンサーチップの大きさを減らすことに限界がある。また、マグネティックセンサーの大きさを減らせば、地球磁場または磁気力に対する感度(sensitivity)が落ちるため、ある程度以上に大きさを減らすことは困難である。
これにより、マグネティックフィールドセンシング素子及び各種の回路の位置変更を通じて、マグネティックセンサーの面積を最大限確保しながらも、高いセンシング能力を備えたマグネティックセンサーの構造を有する半導体素子の製造方法が必要である。
米国登録特許US4,965,517号明細書 米国登録特許US6,278,271号明細書 米国登録特許US6,545,462号明細書
本発明は、上記従来のマグネティックセンサーにおける問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、マグネティックセンサーの面積を最大限確保するために、SOIウェハを利用し、センシング領域をアナログ及びデジタル回路の下端領域にセンシング領域またはセンシングエレメントを配置するマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成するためになされた本発明によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法は、P型シリコン単結晶基板の上に、絶縁層、SOI層を順に形成したSOIウェハを準備するステップと、前記P型シリコン単結晶基板に第1導電型のセンシング領域を形成するステップと、前記SOI層に回路部を形成するステップとを有することを特徴とする。
前記SOI層、前記絶縁層を貫通して前記センシング領域と接続するセンサーコンタクトを形成するステップをさらに有することが好ましい。
前記センシング領域の下に第2導電型の半導体層を形成するステップをさらに有することが好ましい。
前記センサーコンタクトを形成するステップは、前記SOI層に層間絶縁膜を形成するステップと、前記センシング領域を露出させるトレンチを形成するステップと、前記露出したセンシング領域に第1導電型の高濃度ドーピング領域を形成するステップと、前記トレンチに導電性物質を充填するステップとを含むことが好ましい。
前記回路部と接続するコンタクトプラグを形成するステップと、前記コンタクトプラグを接続する金属配線を形成するステップとをさらに有することが好ましい。
前記センシング領域の上に第2導電型の半導体層をさらに形成することが好ましい。
磁気収束板(IMC)を形成するステップをさらに有することが好ましい。
前記回路部は、前記センシング領域によって発生した電圧を認知し、出力シグナルを出す低雑音増幅器(LNA)と、前記出力シグナルを増幅する自動利得制御器(AGC)ブロックと、前記増幅した出力シグナルをデジタルドメインに変換させるアナログデジタル変換器(ADC)とを含むことが好ましい。
前記センシング領域は、前記回路部の下に形成されることが好ましい。
上記の目的を達成するためになされた本発明の他のマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法は、半導体基板にセンシング領域を形成するステップと、前記センシング領域上にエピ層を形成するステップと、前記エピ層に前記センシング領域と接続する複数個のセンサーコンタクトを形成するステップと、前記エピ層にセンサー回路部を形成するステップと、前記エピ層の上面に層間絶縁膜を形成するステップと、前記層間絶縁膜に前記センサー回路部と電気的に接続するコンタクトプラグを形成するステップと、前記コンタクトプラグと前記センサーコンタクトとを接続する金属配線を形成するステップと、前記半導体基板の上面または背面に磁気収束板を形成するステップとを有することを特徴とする。
前記センシング領域は、前記センサー回路部の下に形成されることが好ましい。
前記半導体基板にセンシング領域を形成するステップは、前記センシング領域の上と下に半導体層を形成するステップを含むことが好ましい。
前記センシング領域の上と下の半導体層は、前記センシング領域の導電型と異なることが好ましい。
上記のように構成された本発明に係るマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法によると、以下のような効果がある。
先ず、本発明は、ハンドルウェハ、絶縁層、SOI層を有するSOIウェハを利用して絶縁層の下にあるハンドルウェハ領域にセンシング領域を形成し、形成したセンシング領域の上部のSOI層にアナログ及びデジタル回路を配置することで、独立してマグネティックセンサー面積を最適化することができる。
また、回路部に影響を与えることなくセンシング領域に最適化されたドーピングプロファイルを具現することができ、従来技術よりセンシング能力が向上したマグネティックセンサーを有する半導体素子を製造することができる。
また、回路部と重畳しないため、センシング面積を最大化することができるという長所がある。
また、マグネティックセンサーの上だけでなく、SOIウェハの背面にも磁気収束板(Magnetic Concentrator)を配置することができ、デザインの側面で有利である。
また、本発明は、半導体基板のN型ドーピング領域にP型上部ドーピング領域とP型下部ドーピング領域を形成し、半導体基板の表面と平行でかつ狭い電流経路を提供している。従って、その分電流拡散を防止することができ、電流検出の感度を向上させる。そして、P型上部ドーピング領域によって半導体基板の表面に生成された各種の欠陥に関係なく、電極間に流れる電流の流れを向上させることができる。
本発明の第1実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。 図1ないし15に示す方法で製造されたマグネティックセンサーの平面図である。 本発明の第2実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第2実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第3実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第3実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第3実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第3実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第3実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第3実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第3実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。
以下、本発明に係るマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を実施する形態の具体例を図面を参照しながら説明する。
本発明は、センシング領域及びマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を開示し、マグネティックセンサーは、シリコン・オン・インシュレーター(SOI:Silicon on insulator)基板構造、SOIと磁気収束板(IMC:Integrated magnetic concentrator)の併行構造、エピ層(Epi)と埋め込み層(NBL)の併行構造、エピ層(Epi)、埋め込み層(NBL)及び深いトレンチ絶縁(DTI:Deep Trench Isolation)構造が共に使用された構造、エピ層(Epi)、埋め込み層(NBL)及び磁気収束板(IMC)が共にある構造をそれぞれ基盤としてマグネティックセンサーを構成し、センシング領域の上方にアナログ/デジタル回路を配置して製造する。
つまり、アナログ/デジタル回路の下にセンシングエレメント(sensing element)を形成することができる。アナログ/デジタル回路が必要とする活性領域とセンシングエレメントが占める活性領域が上と下に分離されている。従来は、同じ平面上に位置したため、その分広い活性領域を占めたが、本発明のようにSOIウェハを使用して絶縁層(ボックス層)を挟んで回路部とセンシング領域とを分けて形成すれば、活性領域の面積が従来に比べて半分に減るという利点がある。
本実施形態では、上記の構造のうち、SOIウェハを利用した製造方法と、Non−SOIウェハにエピ層を成長させて製造したマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法について説明する。
図1ないし15は、本発明の第1実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図であり、特に厚いSOI層を利用したSOIウェハを基盤としてマグネティックセンサーを製造する工程を示した断面図である。断面図を参照して製造方法を説明する。
図1に示すように、マグネティックセンサーが構成されるSOIウェハ100が提供される。SOIウェハ100は、ハンドルウェハ(handle wafer)として使用されるP型シリコン単結晶基板(以下、「ハンドルウェハ」という)101と、ハンドルウェハ101上に所定厚さで形成された埋め込み絶縁層(Buried Oxide)102と、埋め込み絶縁層102上に他のシリコン単結晶で形成されたSOI層104とで構成される。ここで、SOI層は、SOI層上にさらにシリコンエピ層が形成された層まで含んでもよい。そして、埋め込み絶縁層(ボックス層(Box layer))102は、0.1μm〜1μmの厚さであり、また、SOI層104は、0.1μm〜0.5μmの厚さを有する。
図2に示すように、SOI層104上にマスクパターン10を形成する。マスクパターン10は、SOI層104内にセンシング領域を形成するためのものである。そのため、マスクパターン10は、マグネティックセンシング素子が形成される領域を除いた残りの領域に設けられる。
図3において、イオン注入工程が行われる。イオン注入は、先ず、SOI層104の上側方向からN型導電型を有する不純物を注入する。SOI層104及び埋め込み絶縁層102を貫通してハンドルウェハ101に到逹するように高いイオン注入エネルギーで注入する必要がある。すると、ハンドルウェハ101の表面には、電流経路のためにN型イオンが注入された領域としてN型ドーピング領域、即ち、N型センシング領域106が形成される。N型センシング領域106は、ハンドルウェハ101の表面から所定深さで形成される。そして、N型センシング領域106の下部にP型導電型を有する不純物をイオン注入して、N型センシング領域106よりさらに深い領域にP型ドーピング領域(「P型下部ドーピング領域」という)108を形成する。P型下部ドーピング領域108の長さは、N型センシング領域106の長さと略同様である。ここで、N型センシング領域106及びP型下部ドーピング領域108は、その領域が確定された状態ではない。熱処理及び拡散工程が行われる前であるためである。
P型下部ドーピング領域108は、以下で説明するP型上部ドーピング領域と組み合わせて、ハンドルウェハ101の表面と平行に電流が流れるように電流経路を形成し、特に電流経路がさらに狭く形成されるようにして、電流の流れをさらによくする。つまり、ハンドルウェハ101にN型センシング領域106のみが形成された場合、N型センシング領域106からハンドルウェハ101の下方向にも電流の流れが発生し得る。その場合、全体領域を通じて拡散(diffusion)して電流の量が減り、磁場の強さを測定する感度が低下し得る。一方、N型センシング領域106にP型上部ドーピング領域とP型下部ドーピング領域108とを組み合わせて形成すると、その領域間に電流が流れ、その分ハンドルウェハ101で電流損失が減り、電流検出能力を増大させることができる。従って、マグネティックセンサーの性能向上を期待することができる。
N型センシング領域106の上部には、上記のP型ドーピング領域(「P型上部ドーピング領域」という)(図示せず)をさらに形成してもよい。P型上部ドーピング領域は、P型下部ドーピング領域108よりイオン注入エネルギーを弱くすればよい。P型上部ドーピング領域は、ハンドルウェハ101の表面で所定深さに形成されるが、N型センシング領域106より浅くドーピングして形成される。
P型上部ドーピング領域は、ハンドルウェハ101の表面の不均一性、または製造工程で発生し得る各種の欠陷(defect)を相殺させる。そのため、電流経路をハンドルウェハ101の表面からさらに奥側に流れるように誘導する。即ち、二つのP型ドーピング領域間にあるセンシング領域は、酸化膜とシリコン境界面またはハンドルウェハ表面から離れて形成され、界面から発生する問題点が除去されて、センシング能力が向上する。
マスクパターン10を除去し、SOI層104に対して一連の条件で熱処理工程を行う。すると、SOIウェハ100内に位置しているN型センシング領域106及びP型下部ドーピング領域108が拡散して図4のような状態になる。即ち、N型センシング領域106及びP型下部ドーピング領域108がそれぞれ図面符号110及び112のようになり、SOIウェハ100のハンドルウェハ101内にN型センシング領域110が形成される。
次は、図5に示すように、SOI層104上にシリコンエピ層(Epitaxial Layer)130を形成する。そのため、第1実施形態は、厚いSOI層を利用するものといえる。
次いで、図6のように、シリコンエピ層130及びSOI層104を貫通するトレンチアイソレーション132を形成する。トレンチアイソレーション132は、シリコンエピ層130及びSOI層104をエッチングして形成されたトレンチ内部に絶縁物を充填して形成される。このようなトレンチアイソレーション132は、その周りに存在する回路部140と後述するセンサーコンタクト(161、162(図11参照))が物理的に互いに接触することを防止するためのものである。
図7に示すように、トレンチアイソレーション132を形成した後は、アナログ−デジタル回路部(以下、「回路部」という)140を形成する工程が行われる。回路部140は、N型センシング領域110の上方に位置する。回路部140は、N型センシング領域110が感知した値を処理し、実質的にN型センシング領域110と回路部140とが組み合わせられてマグネティックセンサーとなる。回路部140は、埋め込み絶縁層(Buried Oxide)102を挟んでSOI層104またはシリコンエピ層130に形成される。このような回路部140には、センサーによって発生した電圧を認知し、出力シグナルを出す低雑音増幅器(LNA)、出力シグナルを増幅する自動利得制御器(AGC)ブロック、増幅した出力シグナルをデジタルドメインに変換させるアナログデジタル変換器(ADC)とコントローラー(controller)などの構成要素が含まれる。
図8に示すように、回路部140を形成した後は、シリコンエピ層130の上面に第1層間絶縁膜(ILD:Inter layer dielectric)150を蒸着する。
次いで、N型センシング領域110と回路部140を電気的に接続する工程が行われる。これは図9に示した。図9を参照すると、第1層間絶縁膜150上にマスクパターン20を形成する。マスクパターン20は、コンタクト領域を除いた領域に提供される。その状態で、第1層間絶縁膜150、シリコンエピ層130、SOI層104及び埋め込み絶縁層102を貫通する複数のトレンチ(151、152、153)を形成する。この中で2個のトレンチ(151、152)は、N型センシング領域110と接続するセンサーコンタクト(161、162)のためのトレンチとなる。トレンチ形成によりN型センシング領域110が露出される。そして、N型センシング領域110とセンサーコンタクト(161、162、165)との間に、オーミックコンタクト(ohmic contact)のために高濃度N型ドーピング領域113をトレンチ(151、152、153)の底面に形成する。高濃度N型ドーピング領域113は、露出したN型センシング領域110にN型のドーパントをイオン注入して形成する。
次に、マスクパターン20を除去し、N型ドーパントの拡散のために熱処理工程を行う。その後、図10に示すように、トレンチ(151、152、153)をさらにエッチングして、図9に示したトレンチの深さよりさらに深いトレンチ(154、155、156)を形成する。さらに深いトレンチ(154、155、156)は、高濃度N型ドーピング領域113を貫通しながら形成される。そして、第1トレンチ154〜第3トレンチ156の終端部にP型ドーパントをイオン注入して高濃度P型ドーピング領域114を形成する。図10に形成された高濃度P型ドーピング領域114は、側面方向に電流経路が形成されるように誘導するためのものである。
次いで、図11のように、さらに深いトレンチ(154、155、156)内に導電性物質である導電体を充填して、第1センサーコンタクト161、第2センサーコンタクト162、第3センサーコンタクト165を形成する。充填材料としては、タングステン(W)、チタン(Ti)金属または窒化チタン膜(TiN)、または高濃度ドーピングされたポリシリコンなどが使用される。
第1センサーコンタクト161及び第2センサーコンタクト162は、N型センシング領域110と回路部140を接続する役割をし、第3センサーコンタクト165は、P型ハンドルウェハとコンタクトするように形成し、P型ハンドルウェハの接地(ground)のために使用される。そのため、第3センサーコンタクト165は、接地コンタクトとなる。上記センサーコンタクトは、埋め込み絶縁層102を貫通して形成され、後述する第2層間絶縁膜に位置した金属配線と接続され、N型センシング領域110に到逹する。ここで上記の構成、即ち、第2層間絶縁膜、金属配線、高濃度N型ドーピング領域については、以下で説明する。
図12では、金属配線を媒介として回路部140と電気的に接続するためのコンタクトプラグ166を形成する。コンタクトプラグ166も、内部にタングステン(W)、銅(Cu)などの金属物質を充填させて金属化したものである。
次に、図13に示すように、第1層間絶縁膜150上に第2層間絶縁膜170を形成する。第2層間絶縁膜170を形成する工程では、第2層間絶縁膜170に金属配線172を形成する工程も共に行われる。金属配線172は、回路部140とコンタクトプラグ166を電気的に接続させる機能をする。ここで、第2層間絶縁膜170は、一つの層だけで示したが、これに限らず、複数の層間絶縁膜が順に蒸着した絶縁膜で形成されてもよい。また、各層間絶縁膜ごとに複数の金属配線が形成される。
そして、図14に示すように、第2層間絶縁膜170をエッチングしてビア(VIA)を形成し、ビアと接続されたボンディングパッド182を形成する。ボンディングパッド182上にパッシベーション膜(passivation layer)180を形成する。
そして、図15に示すように、パッシベーション膜(passivation layer)180の上面に磁気収束板(IMC)400がさらに形成される。または、P型基板の背面に磁気収束板(Integrated Magnetic Concentrator、IMC)400を配置する。背面に位置する場合、N型センシング領域110と非常に近くなり、ノイズはさらに小さく、シグナルの大きさはさらに大きくなる感度の高い出力シグナルが得られる。ここで、磁気収束板400は、水平磁場を曲がらせ、センシング領域に垂直に入る垂直成分を誘導する。これにより、センシング領域では、水平磁場の垂直成分を検出する。また、マグネティックセンサー(または、ホールセンサー)が存在する領域の磁場を増幅する効果を提供する。
磁気収束板400のパターンは、平板状(planar−type)パターン、非平板状(non−planar)パターン、折れ曲ったパターン、コンフォーマル(conformal)なパターンなど、多様な形態のパターンを有した磁気収束板が配置される。ここで、コンフォーマルなパターンは、磁気収束板の下にある絶縁層またはパッシベーション膜のパターンと同様のパターンで形成されるということである。
このようにすると、ハンドルウェハ101内にマグネティックフィールドセンシングエレメント(sensing elements)120を形成しながら、その上方に回路部140を離隔して提供することができる。従って、最適の面積を有するマグネティックセンサーを独立して具現可能である。つまり、最適化されたセンサー面積を独立して具現可能である。それだけでなく、N型センシング領域110と回路部140は、互いに異なる活性領域、即ち、N型センシング領域110は、ハンドルウェハ101内にある活性領域に形成され、回路部140は、SOI層104またはシリコンエピ層130の活性領域に形成される。従って、N型センシング領域110と回路部140は、それぞれドーピングプロファイルを独立して最適化させることができるという利点がある。
一方、図16は、上記の図1ないし15に示す方法で製造されたマグネティックセンサーの平面図を示している。
図16を参照すると、4個のセンサーコンタクト(160、161、162、163)が形成され、センサーコンタクト(160、161、162、163)を取り囲むトレンチアイソレーション領域132が存在する。4個のセンサーコンタクト(160、161、162、163)は、回路部140と電気的に接続され、図13で説明したように、金属配線172とも接続される。4個のセンサーコンタクトのうち2個は、ホール効果による電圧変化を感知し、残りの2個は、電流を印加することに使用する。そして、4個のセンサーコンタクト(160、161、162、163)は、N型ドーピング領域106のコーナーに配置されたが、センシング領域190のN型センシング領域110と電気的にコンタクトしている。残りの接地コンタクト165は、P型ハンドルウェハの接地(ground)または他のバイアス(Bias)電圧をかけるために使用される。
ここで、回路部140には、上記で言及したセンサー回路部だけでなく、アクティブ素子、受動素子など、例えば、ロジック回路、アナログ回路、パワー、混成回路、入出力回路、メモリー回路、DPS、プロセッサなどがセンシング領域の上部に形成されてもよい。
図17、18は、本発明の第2実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。
第2実施形態のマグネティックセンサーは、第1実施形態で説明した厚いSOI層ではなく、薄いSOI層を利用して製造する。
第2実施形態の製造工程を簡単に説明すると、SOIウェハ200内にN型センシング領域210及びP型下部ドーピング領域212を形成して、SOIウェハ200のハンドルウェハ201内にN型センシング領域210が形成されるようにすることは、前述した第1実施形態で説明した図4の工程までと同一である。但し、図17に示すように、SOI層203上にシリコンエピ層(Epitaxial Layer)を形成しない点が第1実施形態と異なる。
トレンチアイソレーション220は、SOI層203をエッチングして形成したトレンチ内部に絶縁物を充填して形成する。トレンチ工程によるアイソレーション220の他にもロコス(LOCOS)を形成することも可能である。以後の工程は、第1実施形態の図7の工程以後の順序と同一に行う。このように、第2実施形態は、第1実施形態と比べると、SOIウェハ200を構成するSOI層203上にシリコンエピ層を形成しないことに差があり、従って、SOI層203のみを形成しているので、相対的に厚くなく形成される。以後の工程において、センシングエレメント領域214と離隔形成される回路部230は、SOI層203に形成される。第2実施形態の製造工程によって完成されたマグネティックセンサーの断面図は、図18に示す。
SOI層203にアイソレーション220を形成した後、第1センサーコンタクト240及び第2センサーコンタクト241を形成する。そのため、図18に示すように、アイソレーション220は、第1実施形態とは異なり、第1センサーコンタクト240と第2センサーコンタクト241の外面と接する形状で形成される。
このように、第2実施形態は、SOI MCD(203)にロコス(LOCOS)工程、または薄いトレンチ絶縁(STI)工程を利用したアイソレーション領域220を形成するため、工程数を前記第1実施例に比べてさらに減らすことができる。
図19ないし25は、本発明の第3実施形態によるマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。第3実施形態は、SOIウェハを使用しないNon−SOIウェハを利用する構造である。
図19のように、P型基板300が提供される。そして、P型基板上にスクリーン酸化膜を形成し、その上にマスクパターン30を形成する。マスクパターン30は、P型基板内にセンシング領域を形成するために提供される。そのため、マスクパターン30は、マグネティックセンシング素子が形成される領域を除いた残りの領域に設けられる。マスクパターン30の形成後イオン注入工程が行われる。イオン注入工程は、N型導電型を有する不純物を注入してN型センシング領域(N−conduction layer)310と、N型センシング領域310の下部、即ち、N型センシング領域310よりさらに深い領域にP型導電型を有する不純物をイオン注入してP型ドーピング領域(「P型下部ドーピング領域」という)312を形成する工程である。ここで、N型センシング領域310の上部にP型ドーピング領域(「P型上部ドーピング領域」という)を形成してもよい。
次にマスクパターン30を除去し、図20のようにP型エピ層320を形成する。P型エピ層320は、P型基板300の厚さと略同様の厚さになるように成長して形成される。すると、P型基板300とP型エピ層320との間にN型センシング領域310が形成される。
次いで、図21のように、P型エピ層320にセンシング領域との接触のために、所定間隔離隔するセンサーコンタクト330を形成する。ここで、センサーコンタクト330は、N型シンカー(sinker)と呼ぶこともある。センサーコンタクト330は、イオン注入方式によって高濃度N型領域で形成する。または、高濃度N型ドーピングポリシリコンを使用して形成する。その場合は、トレンチを形成し、トレンチの内部にN型にドーピングされたポリシリコンを満たして形成する。高濃度N型ドーピングポリシリコンを満たす前にLPCVD(low pressure CVD)方式のシリコン酸化膜を先に蒸着する。これはトレンチ幅が広い場合、ポリシリコンのみを満たす際、中心部分にシーム(seam)現象が発生し得るためである。または、タングステンなどの金属層を満たして形成してもよい。
その後、センサーコンタクト330の間のP型エピ層320に回路部340を形成する。
このような回路部340には、センサーによって発生した電圧を認知し、出力シグナルを出す低雑音増幅器(LNA)、出力シグナルを増幅する自動利得制御器(AGC)ブロック、増幅した出力シグナルをデジタルドメインに変換させるアナログデジタル変換器(ADC)とコントローラー(controller)などの構成要素が含まれてもよい。回路部340が形成されれば、図22のように、P型エピ層330上に第1層間絶縁膜(ILD:Interlayer dielectric)350を形成する。
そして、図23に示すように、第1層間絶縁膜350にコンタクトプラグ360を形成する。コンタクトプラグ360は、N型センシング領域310と回路部340を接続するためのもので、コンタクトプラグ360は、パターン化されたマスクパターンを利用して形成される。ここで、コンタクトプラグ360は、回路部340と電気的に接続するように形成される。
第1層間絶縁膜350にコンタクトプラグ360が形成された後は、図24に示すように、第1実施形態で説明したのと同様に第2層間絶縁膜370及びパッシベーション膜(passivation layer)380を形成しながら、金属配線365、ボンディングパッド375などを形成する過程が行われる。そして、図25のように、パッシベーション膜(passivation layer)380の上面に磁気収束板(IMC)900がさらに形成される。または、P型基板の背面に磁気収束板(IMC)900を配置する。背面に位置する場合、N型センシング領域310と非常に近くなり、ノイズはさらに小さく、シグナルの大きさはさらに大きくなる感度の高いシグナルが得られる。ここで、磁気収束板900は、水平磁場を曲がらせ、センシング領域に垂直に入る垂直成分を誘導する。これにより、センシング領域では、水平磁場の垂直成分を検出する。また、マグネティックセンサー(または、ホールセンサー)が存在する領域の磁場を増幅する効果を提供する。
このように、第3実施形態は、P型基板300とP型エピ層320との間にセンシング領域を形成する。
以上で説明したように、本発明は、半導体基板の内部にマグネティックフィールドセンシング領域を形成し、センシング領域の上方にアナログ−デジタル回路を位置させるように構造を改善して、センシング面積を最大限確保しながら、磁場の検出が可能なマグネティックセンサーを製造する方法を提供することを基本的な技術的要旨としていることが分かる。
従って、センサー面積が最適化されて半導体チップまたは半導体ダイ(die)の大きさを増大させない効果がある。また、マグネティックセンサーに使用される半導体層のドーピングプロファイルを独立して調節可能である。なぜなら、回路部と別個で形成されるためである。また、基板の上または下に流れる地球磁場をさらに敏感に感知することができる。
以上のように、本発明の実施形態を参考にして説明したが、これは、例示的なものに過ぎず、本発明が属する技術分野の通常の知識を持った者なら、本発明の要旨及び範囲に逸脱せずとも多様な変形、変更及び均等な他の実施例が可能であるということが明らかに分かる。従って、本発明の真正な技術的保護範囲は、添付の請求の範囲の技術的な思想によって定められるべきである。
100 SOIウェハ
101 P型シリコン単結晶基板(ハンドルウェハ)
102 埋め込み絶縁層(ボックス層(BOX layer))
104、203 SOI層
106、110、210、310 N型センシング領域またはN型ドーピングエリア
108、112 P型下部ドーピング領域
113 高濃度N型ドーピング領域
114 高濃度P型ドーピング領域
130 シリコンエピ層
132 トレンチアイソレーション
140、230、340 回路部
150、350 第1層間絶縁膜
151、152、153、154、155、156 トレンチ
160、161、162、163、165 センサーコンタクト
166、360 コンタクトプラグ
170、370 第2層間絶縁膜
180、380 パッシベーション膜(passivation layer)
400、900 磁気収束板(IMC)

Claims (13)

  1. P型シリコン単結晶基板の上に、絶縁層、SOI層を順に形成したSOIウェハを準備するステップと、
    前記P型シリコン単結晶基板に第1導電型のセンシング領域を形成するステップと、
    前記SOI層に回路部を形成するステップと、
    を有することを特徴とするマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法。
  2. 前記SOI層、前記絶縁層を貫通して前記センシング領域と接続するセンサーコンタクトを形成するステップをさらに有することを特徴とする請求項1に記載のマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法。
  3. 前記センシング領域の下に第2導電型の半導体層を形成するステップをさらに有することを特徴とする請求項2に記載のマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法。
  4. 前記センサーコンタクトを形成するステップは、
    前記SOI層に層間絶縁膜を形成するステップと、
    前記センシング領域を露出させるトレンチを形成するステップと、
    前記露出したセンシング領域に第1導電型の高濃度ドーピング領域を形成するステップと、
    前記トレンチに導電性物質を充填するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項2に記載のマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法。
  5. 前記回路部と接続するコンタクトプラグを形成するステップと、
    前記コンタクトプラグを接続する金属配線を形成するステップと、
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法。
  6. 前記センシング領域の上に第2導電型の半導体層をさらに形成することを特徴とする請求項3に記載のマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法。
  7. 磁気収束板(IMC)を形成するステップをさらに有することを特徴とする請求項1に記載のマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法。
  8. 前記回路部は、前記センシング領域によって発生した電圧を認知し、出力シグナルを出す低雑音増幅器(LNA)と、
    前記出力シグナルを増幅する自動利得制御器(AGC)ブロックと、
    前記増幅した出力シグナルをデジタルドメインに変換させるアナログデジタル変換器(ADC)と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法。
  9. 前記センシング領域は、前記回路部の下に形成されることを特徴とする請求項1に記載のマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法。
  10. 半導体基板にセンシング領域を形成するステップと、
    前記センシング領域上にエピ層を形成するステップと、
    前記エピ層に前記センシング領域と接続する複数個のセンサーコンタクトを形成するステップと、
    前記エピ層にセンサー回路部を形成するステップと、
    前記エピ層の上面に層間絶縁膜を形成するステップと、
    前記層間絶縁膜に前記センサー回路部と電気的に接続するコンタクトプラグを形成するステップと、
    前記コンタクトプラグと前記センサーコンタクトとを接続する金属配線を形成するステップと、
    前記半導体基板の上面または背面に磁気収束板を形成するステップと、
    を有することを特徴とするマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法。
  11. 前記センシング領域は、前記センサー回路部の下に形成されることを特徴とする請求項10に記載のマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法。
  12. 前記半導体基板にセンシング領域を形成するステップは、
    前記センシング領域の上と下に半導体層を形成するステップを含むことを特徴とする請求項10に記載のマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法。
  13. 前記センシング領域の上と下の半導体層は、前記センシング領域の導電型と異なることを特徴とする請求項12に記載のマグネティックセンサーを有する半導体素子の製造方法。
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