JP2016100465A - チョークコイル - Google Patents

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貴裕 清水
Takahiro Shimizu
貴裕 清水
友基 竹内
Tomoki Takeuchi
友基 竹内
佐野 哲也
Tetsuya Sano
哲也 佐野
大田 智嗣
Tomotsugu Ota
智嗣 大田
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Abstract

【課題】コアとコイルとの沿面距離を確保したうえで、コアを小型して設置面積の低減化を実現することができるチョークコイルを提供する。
【解決手段】エッジワイズ巻きコイル11の両端面側に対向配置されて外足14b、15bがコイル11の外周を囲繞するとともに中足14a、15a−がコイルの中心部に挿入された一対のコア14、15と、これらコアとコイルとの間に介装された絶縁部材とを備え、上記絶縁部材は、中足を囲繞してコイルの内周との間に介装された内筒2a、3aの両端部にコイルの端面とコアとの間に介装されるリング板状のフランジ部2c、3cが一体化されたボビン2、3と、コイルの外周を囲繞してコアの外足との間に介装される外筒4の両端部にフランジ部と上記コアとの間に介装されるリング板状の重ねフランジ部5が一体化されたカバー1とを有してなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、大電流仕様に対応すべくコイルとコアとの間に所定の沿面距離を形成したチョークコイルに関するものである。
例えば、電気自動車等のスイッチング電源に使用されるチョークコイルにおいては、コイルに大電流が流れることから、通常当該コイルとして、抵抗値を小さくして発熱や損失を低減させるために平角線をエッジワイズ巻きしたコイルが用いられるとともに、上記コイルとコアとの沿面距離を確保するために、上記コイルを絶縁性の樹脂カバー内に収納する構成が採用されている。
図3および図4は、従来のこの種のチョークコイルを示すもので、このチョークコイル10は、平角線をエッジワイズ巻きしたコイル11と、このコイル11の軸線方向の端面に各々設けられた絶縁性樹脂からなる上側カバー12および下側カバー13と、これら上側カバー12および下側カバー13を間に挟んで閉磁路を形成するE型の上側コア14および下側コア15とから概略構成されたものである。
ここで、上側カバー12は、コイル11の図中上端面と上側コア14との間に介装されるリング板状の天板16と、この天板16の内周縁に一体化されて上側コア14および下側コア15の中足14a、15aとコイル11との間に介装される内筒17と、天板16の外周縁に一体化されて上側コア14および下側コア15の外足14b、15bとコイル11との間に介装される外筒18とを備えたものである。
また、下側カバー13は、コイル11の図中下端面と下側コア15との間に介装されるリング板状の底板19と、この底板19の内周縁に一体化されてコイル11と上側カバー12の内筒16との間に介装される内筒20と、底板19の外周縁に一体化されてコイル11と上側カバー12の外筒18との間に介装される外筒21とを備えたものである。
そして、このチョークコイル10は、下側カバー13内にコイル11が収納され、この下側カバー13の外周に上側カバー12が被せられて、これら上側カバー12および下側カバー13の外周に一対の上側コア14および下側コア15が対向配置され、互いの中足14a、15aが上側カバー12の内筒17内に挿入されるとともに、外足14b、15bが外筒18に沿って配置された状態で図示されない絶縁テープによって一体化されることにより組み立てられている。
上記構成からなるチョークコイルによれば、大電流仕様に対してもコイル11の発熱を低減させ、かつ上側カバー12および下側カバーの重ねあわされた内筒17、20および外筒18、21によって、コイル11と上側コア14および下側コア15との間の沿面距離を確保することができるという利点がある。
なお、下記特許文献1においても、本出願人が先に提案した同様の構成を備えたチョークコイルが開示されている。
特開2010−219473号公報
しかしながら、上記従来のチョークコイルにあっては、上側カバー12および下側カバーの重ねあわされた内筒17、20および外筒18、21によって、コイル11と上側コア14および下側コア15との間の沿面距離を確保する構造であるために、それまでのチョークコイルと比較して、上側コア14および下側コア15における外足14b、15b間の寸法が増加して上側コア14および下側コア15が大型化し、この結果下側コア15の設置面積も増加してしまうという問題点があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、コアとコイルとの沿面距離を確保したうえで、コアを小型して設置面積の低減化を実現することができるチョークコイルを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明に係る発明は、エッジワイズ巻きコイルと、このコイルの両端面側に対向配置されて外足が上記コイルの外周を囲繞するとともに中足が上記コイルの中心部に挿入された一対のコアと、これらコアと上記コイルとの間に介装された絶縁部材とを備えたチョークコイルにおいて、上記絶縁部材は、上記中足を囲繞して上記コイルの内周との間に介装された内筒の両端部に上記コイルの端面と上記コアとの間に介装されるリング板状のフランジ部が一体化されたボビンと、上記コイルの外周を囲繞して上記コアの外足との間に介装される外筒の両端部に上記フランジ部と上記コアとの間または上記コイルの端面と上記フランジ部との間に介装されるリング板状の重ねフランジ部が一体化されたカバーとを有してなることを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記コアは、E型コアであり、かつ上記ボビンは、上記内筒が一方の上記E型コアの中足を囲繞する第1の内筒と、他方の上記E型コアの中足を囲繞する第2の内筒に分割されるとともに、上記第1の内筒の分割端部には、上記一方のE型コアの上記中足の端面を覆う第1の壁部が一体に形成され、上記第2の内筒の分割端部には、上記他方のE型コアの上記中足の端面を覆う第2の壁部が一体に形成されていることを特徴とするものである。
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、上記カバーは、周方向に2分割されていることを特徴とするものである。
請求項1〜3のいずれかに記載の発明によれば、コイルの外周を、ボビンの内筒およびフランジ部並びにカバーの外筒および重ねフランジ部によって覆うとともに、ボビンのフランジ部とカバーの重ねフランジ部とを重ね合わせているために、コアとコイルとの間に所望とする沿面距離を確保することができる。
この際に、コイルの内周とコアの中足との間には、ボビンの内筒のみが介装され、かつコイルの外周とコアの外足との間には、カバーの外筒のみが介装されているために、コアの外足間の寸法を小さくすることができ、よってコアを小型して設置面積の低減化を実現することもできる。
加えて、上記コアとしてE型コアを用いた場合に、請求項2に記載の発明によれば、ボビンの内筒を上下のE型コアの中足が対向する位置で第1および第2の内筒に分割し、各々の分割端部にE型コアの中足の端面を覆う第1および第2の壁部を一体に形成しているので、一方のE型コアの中足に第1の内筒および第1の壁部を被せ、他方のE型コアの中足に第2の内筒および第2の壁部を被せることにより、容易に組み立てることができる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、上記カバーについても、その外筒および両端部に一体形成されたリング板状の重ねフランジ部を周方向に2分割しているために、コアの外周側から内部にコアを収納するように組み立てることが可能になる。
本発明の一実施形態を示す分解斜視図である。 図1の組み立て後の縦断面図である。 従来のチョークコイルを示す分解斜視図である。 図3の組み立て後の縦断面図である。
図1および図2は、本発明に係るチョークコイルの一実施形態を示すもので、コイルとしてエッジワイズ巻きコイルを用い、かつコアとしてE型コアを用いた構成については、図3および図4に示したものと同一であるために、以下同一符号を付してその説明を簡略化する。
このチョークコイルにおいては、上下側コア14、15とコイル11との間に、ボビンとカバー1とからなる絶縁部材が介装されている。そして、ボビンは、さらに上側ボビン2と下側ボビン3とから構成されている。
上側ボビン2は、上側コア14の中足14aを囲繞する円筒状の第1の内筒2aと、この第1の内筒2aの一端部を塞いで上側コア14の中足14aの先端面を覆う円板状の第1の壁部2bと、第1の内筒2aの他端部から径方向に延出してコイル11の上端面と上側コア14との間に介装されるリング板状のフランジ部2cとが一体成形されたものである。
また、下側ボビン3は、下側コア15の中足15aを囲繞する円筒状の第2の内筒3aと、この第2の内筒3aの一端部を塞いで下側コア15の中足15aの先端面を覆う円板状の第2の壁部3bと、第2の内筒3aの他端部から径方向に延出してコイル11の下端面と下側コア15との間に介装されるリング板状のフランジ部3cとが一体成形されたものである。
そして、上側ボビン2は、第1の内筒2aおよび第1の壁部2bによって形成される有底筒状部分が、コイル11の上端面側からその中心孔に挿入されるとともに、下側ボビン3は、第2の内筒3aおよび第2の壁部3bによって形成される有底筒状部分が、コイル11の下端面側からその中心孔に挿入されて装着されている。
そして、これら上側ボビン2および下側ボビン3が装着されたコイル11が、上記カバー1内に収納されている。
このカバー1は、コイル11の外周を囲繞して、少なくともコイル11と上側コア14および下側コア15の外足14b、15bとの間に介装される外筒4と、この外筒4の上下端部から内方に延出して各々上側ボビン2および下側ボビン3のフランジ部2c、3cに外面を覆うリング板状の重ねフランジ部5とが一体成形されたものである。
ここで、コイル11の両端部11aは、上側コア14および下側コア15の外足14b、15b間において外部に引き出されており、カバー1の外筒4の当該箇所には、上記コイル11の両端部11aを外部に引き出すための開口部6が形成されている。そして、このカバー1は、開口部6の中央部を境にして円周方向に2等分割されている。
これにより、上側ボビン2および下側ボビン3が装着されたコイル11は、その外周側から外装されたカバー1の分割体が互いに一体化されることにより、カバー1の内部に収納されている。
そして、このチョークコイルは、上記カバー1の上下に対向配置された上側コア14および下側コア14の互いの中足14a、15aが、カバー1の重ねフランジ部5の中央開口から上側ボビン2および下側ボビン3の内筒2a、3a内に挿入されるとともに、外足14b、15bがカバー1に沿って配置され、外周に絶縁テープが巻回されて上側コア14および下側コア15が一体化されることにより組み立てられている。
以上の構成からなるチョークコイルによれば、コイル11の外周を、上側ボビン2および下側ボビン3の内筒2a、3aおよびフランジ部2c、3c、並びにカバー1の外筒4および重ねフランジ部5によって覆うとともに、上側ボビン2および下側ボビン3のフランジ部2c、3cとカバー1の重ねフランジ部5とを重ね合わせているために、上側コア14および下側コア15とコイル11との間に、要求される沿面距離を確保することができる。
しかも、コイル11の内周と上側コア14および下側コア15の中足14a、15aとの間には、上側ボビン2および下側ボビン3の内筒2a、3aのみが介装され、かつコイル11の外周と上側コア14および下側コア15の外足14a、15bとの間には、カバー1の外筒4のみが介装されているために、コア11の外足14b、15b間の寸法を図4に示した従来のものよりも小さくすることができ、よって上側コア14および下側コア15を小型して設置面積の低減化を実現することもできる。
加えて、上側コア14の中足4a外周および先端面を覆う上側ボビン2と、下側コア15の中足15aの外周および先端面を覆う下側ボビン3とに分割するとともに、カバー1についても、その外筒4および両端部に一体形成されたリング板状の重ねフランジ部5を周方向に2分割しているために、予めエッジワイズ巻き加工されたコイル11に対しても容易に組み立てることができる。
1 カバー
2 上側ボビン
2a 第1の内筒
2b 第1の壁部
2c、3c フランジ部
3 下側ボビン
3a 第2の内筒
3b 第2の壁部
4 外筒
5 重ねフランジ部
11 コイル
14 上側コア
15 下側コア
14a、15a 中足
14b、15b 外足

Claims (3)

  1. エッジワイズ巻きコイルと、このコイルの両端面側に対向配置されて外足が上記コイルの外周を囲繞するとともに中足が上記コイルの中心部に挿入された一対のコアと、これらコアと上記コイルとの間に介装された絶縁部材とを備えたチョークコイルにおいて、
    上記絶縁部材は、上記中足を囲繞して上記コイルの内周との間に介装された内筒の両端部に上記コイルの端面と上記コアとの間に介装されるリング板状のフランジ部が一体化されたボビンと、上記コイルの外周を囲繞して上記コアの外足との間に介装される外筒の両端部に上記フランジ部と上記コアとの間または上記コイルの端面と上記フランジ部との間に介装されるリング板状の重ねフランジ部が一体化されたカバーとを有してなることを特徴とするチョークコイル。
  2. 上記コアは、E型コアであり、かつ上記ボビンは、上記内筒が一方の上記E型コアの中足を囲繞する第1の内筒と、他方の上記E型コアの中足を囲繞する第2の内筒に分割されるとともに、上記第1の内筒の分割端部には、上記一方のE型コアの上記中足の端面を覆う第1の壁部が一体に形成され、上記第2の内筒の分割端部には、上記他方のE型コアの上記中足の端面を覆う第2の壁部が一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のチョークコイル。
  3. 上記カバーは、周方向に2分割されていることを特徴とする請求項1または2に記載のチョークコイル。
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