JP2017022869A - ステータ、モータおよびポンプ装置 - Google Patents

ステータ、モータおよびポンプ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】駆動用コイルが巻回される絶縁部材の鍔部の厚さが薄くかつ絶縁部材に巻回される駆動用コイルの巻回数が多い場合であっても、鍔部の変形を抑制して、ステータが組み込まれる装置の組立を適切に行うことが可能なステータを提供する。【解決手段】このステータでは、ステータコア24の突極部24bに、絶縁部材31を介して駆動用コイルが巻回されている。絶縁部材31は、筒部31cと、筒部31cの一端から広がるように形成される鍔部31bと、筒部31cの他端から広がるように形成される鍔部31eとを備えており、鍔部31eは、補強用のリブ31hが形成されるリブ形成面31fを備えている。ステータコア24は、リブ形成面31fが当接する当接面24fを備えており、当接面24fには、リブ31hが配置される配置溝24gが形成されている。リブ31hの表面と配置溝24gの表面との間の少なくとも一部には隙間が形成されている。【選択図】図6

Description

本発明は、モータ等で使用されるステータに関する。また、本発明は、このステータを備えるモータ、および、このモータを備えるポンプ装置に関する。
従来、羽根車およびロータが配置されるポンプ室とステータおよび回路基板の配置箇所との間に流体の流入を防止する隔壁が配置されたポンプ装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のポンプ装置では、ロータは、円筒状に形成されるステータの内周側に配置されており、ロータとステータとの間には、隔壁の一部を構成する環状壁部が配置されている。
また、特許文献1に記載のポンプ装置では、ステータは、駆動用コイルとボビンとステータコアとを備えている。ステータコアは、円環部と、円環部から径方向の内側へ突出する複数の突極とを備えており、複数の突極のそれぞれにボビンを介して駆動用コイルが巻回されている。ボビンは、筒部と、筒部の両端のそれぞれから広がる2個の鍔部とから構成されている。このポンプ装置では、予め駆動用コイルが巻回された状態のボビンが径方向の内側から突極に挿入されて固定されることで、駆動用コイルおよびボビンがステータコアに取り付けられている。
特開2013−207824号公報
特許文献1に記載のポンプ装置において、ポンプ装置の外形を大きくせずにポンプ装置の出力をさらに高めようとした場合、ボビンの鍔部の厚さを薄くしてボビンに巻回される駆動用コイルの巻回数を増やせば良い。しかしながら、鍔部が薄くなったボビンに対する駆動用コイルの巻回数が増えると、ボビンの鍔部が駆動用コイルに押されてボビンの軸方向の外側へ広がるように反るおそれがある。また、駆動用コイルが巻回されたボビンの鍔部がボビンの軸方向の外側へ広がると、駆動用コイルが巻回されたボビンをステータコアの突極に挿入したときの、ステータの内周側の寸法が設計上の寸法よりも小さくなって、隔壁の環状壁部の外周側にステータを配置できなくなるおそれがある。
そこで、本発明の課題は、駆動用コイルが巻回される絶縁部材の鍔部の厚さが薄くかつ絶縁部材に巻回される駆動用コイルの巻回数が多い場合であっても、鍔部の変形を抑制して、ステータが組み込まれる装置の組立を適切に行うことが可能なステータを提供することにある。また、本発明の課題は、かかるステータを備えるモータを提供することにある。さらに、本発明の課題は、かかるモータを備えるポンプ装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明のステータは、駆動用コイルと、絶縁部材と、絶縁部材を介して駆動用コイルが巻回される複数の突極部を有するステータコアとを備え、絶縁部材は、筒状に形成される筒部と、筒部の一端から広がるように形成される第1鍔部と、筒部の他端から広がるように形成される第2鍔部とを備え、第1鍔部および第2鍔部の少なくともいずれか一方は、補強用のリブが形成されるリブ形成面を備え、ステータコアは、リブ形成面が当接する当接面を備え、当接面には、リブが配置される配置溝が形成され、リブの表面と配置溝の表面との間の少なくとも一部には、リブ形成面と当接面とが当接してリブ形成面と当接面との間に隙間が形成されないように隙間が形成されていることを特徴とする。
本発明のステータでは、絶縁部材に形成される第1鍔部および第2鍔部の少なくともいずれか一方は、補強用のリブが形成されるリブ形成面を備えている。そのため、本発明では、第1鍔部や第2鍔部の厚さが薄くかつ絶縁部材に巻回される駆動用コイルの巻回数が多い場合であっても、補強用のリブによって第1鍔部および/または第2鍔部の変形を抑制することが可能になる。したがって、本発明では、第1鍔部や第2鍔部の厚さが薄くかつ絶縁部材に巻回される駆動用コイルの巻回数が多い場合であっても、ステータを設計寸法通りに組み立てることが可能になり、その結果、ステータが組み込まれる装置の組立を適切に行うことが可能になる。
また、本発明では、リブ形成面が当接するステータコアの当接面に、リブが配置される配置溝が形成され、リブ形成面と当接面とが当接してリブ形成面と当接面との間に隙間が形成されないように、リブの表面と配置溝の表面との間の少なくとも一部に隙間が形成されている。そのため、本発明では、絶縁部材のリブ形成面にリブが形成されていても、駆動用コイルが巻回された状態の絶縁部材をステータコアの突極部に取り付ける場合に、リブ形成面と当接面との間に隙間が形成されないようにリブ形成面と当接面とを確実に当接させて、ステータを設計寸法通りに組み立てることが可能になる。したがって、本発明では、ステータが組み込まれる装置の組立を適切に行うことが可能になる。
また、本発明では、リブ形成面と当接面とが当接してリブ形成面と当接面との間に隙間が形成されないようにリブの表面と配置溝の表面との間の少なくとも一部に隙間が形成されているため、絶縁部材のリブ形成面にリブが形成されていても、突極部に取り付けられた絶縁部材に駆動用コイルを巻回する場合に、駆動用コイルがリブ形成面と当接面との間に入り込むのを防止することが可能になる。したがって、本発明では、絶縁部材を介して突極部に駆動用コイルを適切に巻回することが可能になる。また、本発明では、リブ形成面と当接面とを当接させた状態で、絶縁部材を介して突極部に駆動用コイルを適切に巻回することが可能になるため、ステータを設計寸法通りに組み立てることが可能になる。したがって、本発明では、ステータが組み込まれる装置の組立を適切に行うことが可能になる。
本発明において、ステータコアは、環状に形成される外周環部と、筒状に形成されるステータの径方向の内側に向かって外周環部から突出する複数の突極部とを備え、第1鍔部は、ステータの径方向の内側に配置され、第2鍔部は、ステータの径方向の外側に配置されるとともに、ステータの軸方向の両側のそれぞれから外周環部を覆う2個の軸方向覆部と、ステータの径方向における外周環部の内側を覆う径方向覆部とを備え、ステータの径方向における軸方向覆部の内側面と、ステータの径方向における径方向覆部の内側面とは、同一面上に配置され、ステータの径方向における軸方向覆部の厚さは、ステータの径方向における径方向覆部の厚さよりも厚くなっており、ステータの径方向における径方向覆部の外側面は、リブが形成されるリブ形成面となっており、リブは、ステータの軸方向へ伸びるようにかつ軸方向覆部に繋がるように形成されていることが好ましい。このように構成すると、突極部に取り付けられた絶縁部材に駆動用コイルを巻回する場合に、応力が集中する軸方向覆部と径方向覆部との境界部分の強度をリブによって高めることが可能になる。したがって、突極部に取り付けられた絶縁部材に駆動用コイルを巻回する場合に、第2鍔部の変形を効果的に抑制することが可能になる。
本発明において、絶縁部材は、軸方向覆部を有しステータの軸方向に分割可能な第1絶縁部材と第2絶縁部材とによって構成されていることが好ましい。このように構成すると、ステータの径方向において径方向覆部よりも厚い軸方向覆部がステータの軸方向における径方向覆部の両側のそれぞれに形成されていても、また、ステータの軸方向へ伸びるようにリブが形成されていても、金型成形によって絶縁部材を容易に製造することが可能になる。
本発明において、ステータコアは、環状に形成される外周環部と、筒状に形成されるステータの径方向の内側に向かって外周環部から突出する複数の突極部とを備え、突極部は、突極部の先端部である突極先端部と、突極先端部と外周環部とを繋ぐ直線状の連結部とから構成され、突極先端部は、ステータの径方向における連結部の内側端からステータの周方向の両側に広がるように形成され、配置溝は、外周環部に形成され、ステータの軸方向から見たときに、外周環部の配置溝が形成されている部分の厚さは、連結部の厚さの1/2以上となっていることが好ましい。このように構成すると、外周環部に配置溝が形成されていても、外周環部での磁気飽和を抑制することが可能になる。
また、本発明において、ステータコアは、環状に形成される外周環部と、筒状に形成されるステータの径方向の内側に向かって外周環部から突出する直線状の複数の突極部とを備え、配置溝は、外周環部に形成され、ステータの軸方向から見たときに、外周環部の配置溝が形成されている部分の厚さは、突極部の厚さの1/2以上となっていても良い。この場合であっても、外周環部に配置溝が形成されていても、外周環部での磁気飽和を抑制することが可能になる。
本発明のステータは、駆動用磁石を有しステータの内周側に配置されるロータを備えるモータに用いることができる。また、このモータは、ロータに取り付けられる羽根車と、羽根車およびロータが配置され流体が通過するポンプ室と、ステータとポンプ室との間に配置されステータの配置箇所へのポンプ室内の流体の流入を防止する隔壁を有する隔壁部材と、ステータを覆うように形成される樹脂製の樹脂部材とを備えるポンプ装置に用いることができる。このモータおよびポンプ装置では、第1鍔部や第2鍔部の厚さが薄くかつ絶縁部材に巻回される駆動用コイルの巻回数が多い場合であっても、第1鍔部および/または第2鍔部の変形を抑制して、ステータが組み込まれるモータやポンプ装置の組立を適切に行うことが可能になる。
以上のように、本発明では、駆動用コイルが巻回される絶縁部材の鍔部の厚さが薄くかつ絶縁部材に巻回される駆動用コイルの巻回数が多い場合であっても、鍔部の変形を抑制して、ステータが組み込まれる装置の組立を適切に行うことが可能になる。
本発明の実施の形態にかかるポンプ装置の断面図である。 図1に示すステータの斜視図である。 図1に示すステータコアの平面図である。 図2に示すステータコアの一部およびインシュレータの分解斜視図である。 図4に示すステータコアの一部およびインシュレータを別の角度から示す分解斜視図である。 図2に示すステータコアの一部およびインシュレータの断面図である。 図6のE部の拡大図である。 本発明の他の実施の形態にかかるステータの構成を説明するための斜視図である。 図8に示すボビンの斜視図である。 図8に示すステータコアの一部およびボビンの断面図である。 図10のF部の拡大図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(ポンプ装置の概略構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかるポンプ装置1の断面図である。なお、以下の説明では、図1の上側(Z1方向側)を「上」側とし、図1の下側(Z2方向側)を「下」側とする。
本形態のポンプ装置1は、キャンドポンプと呼ばれるタイプのポンプであり、羽根車2と、羽根車2を回転させるDCブラシレスモータ3(以下、「モータ3」とする)と、回路基板4とを備えている。モータ3は、ロータ5とステータ6とによって構成されている。羽根車2、モータ3および回路基板4は、ハウジング7と、ハウジング7の上部を覆う上ケース8とによって構成されるケース体の内部に配置されている。ハウジング7と上ケース8とは、図示を省略するネジによって互いに固定されている。
上ケース8には、流体の吸入部8aと、流体の吐出部8bとが形成されている。ハウジング7と上ケース8との間には、吸入部8aから吸入された流体が吐出部8bに向かって通過するポンプ室9が形成されている。また、ハウジング7と上ケース8との接合部分には、ポンプ室9の密閉性を確保するためのシール部材(Oリング)10が配置されている。ハウジング7は、ポンプ室9とステータ6とを隔てるようにポンプ室9とステータ6との間に配置される隔壁11aを有する隔壁部材11と、隔壁部材11の下面および側面を覆う樹脂製の樹脂封止部材12とを備えている。
ロータ5は、駆動用磁石14と、円筒状のスリーブ15と、駆動用磁石14およびスリーブ15を保持する保持部材16とを備えている。保持部材16は、鍔付きの略円筒状に形成されている。駆動用磁石14は、保持部材16の外周側に固定され、スリーブ15は、保持部材16の内周側に固定されている。上側に配置される保持部材16の鍔部16aには、羽根車2が固定されている。羽根車2およびロータ5は、ポンプ室9の内部に配置されている。
ロータ5は、固定軸17に回転可能に支持されている。固定軸17は、固定軸17の軸方向と上下方向とが一致するように配置されている。すなわち、上下方向は、ロータ5の軸方向である。固定軸17の上端は、上ケース8に保持され、固定軸17の下端は、ハウジング7に保持されている。固定軸17は、スリーブ15の内周側に挿通されている。また、固定軸17には、スリーブ15の上端面に当接するスラスト軸受部材18が取り付けられている。本形態では、スリーブ15がロータ5のラジアル軸受として機能し、スリーブ15およびスラスト軸受部材18がロータ5のスラスト軸受として機能している。
ステータ6は、駆動用コイル23と、ステータコア24と、絶縁部材としてのインシュレータ25とを備えており、全体として筒状に形成されている。具体的には、ステータ6は、略円筒状に形成されている。ステータ6は、隔壁11aを介して、ロータ5の外周側に配置されており(すなわち、ロータ5は、ステータ6の内周側に配置されており)、ステータ6は、ステータ6の軸方向と上下方向とが一致するように配置されている。また、ステータ6は、駆動用コイル23の端部が絡げられて電気的に接続される端子ピン26を備えている。ステータ6の具体的な構成については後述する。なお、以下の説明では、ロータ5およびステータ6の径方向を「径方向」とし、ロータ5およびステータ6の周方向(円周方向)を「周方向」とする。
上述のように、隔壁部材11は、隔壁11aを備えている。隔壁11aは、鍔付きの略有底円筒状に形成されており、円筒部11bと底部11cと鍔部11dとを備えている。円筒部11bは、円筒状に形成されており、駆動用磁石14の外周面を覆うように配置されている。また、円筒部11bは、円筒部11bの軸方向と上下方向とが略一致するように配置されている。底部11cは、円筒部11bの下端を塞ぐ円板状に形成されている。鍔部11dは、円筒部11bの上端から径方向の外側へ広がるように形成されている。
底部11cの上面には、固定軸17の下端側を保持する軸保持部11hが上側へ突出するように形成されている。底部11cの下面には、回路基板4を隔壁部材11に固定するための固定用突起11jと、回路基板4を位置決めするための位置決め用突起11kとが下側へ突出するように形成されている。図1に示すように、隔壁11aの内側および上側がポンプ室9となっており、羽根車2およびロータ5は、隔壁11aの内側および上側に配置されている。隔壁11aは、ステータ6の配置箇所へのポンプ室9内の流体の流入を防止する機能を果たしている。
回路基板4は、回路基板4の厚さ方向と上下方向とが一致するように、底部11cの下面側に固定されている。具体的には、回路基板4は、固定用突起11jと位置決め用突起11kとによって位置決めされた状態で、固定用突起11jにねじ込まれるネジ34によって、底部11cの下面側に固定されている。この回路基板4は、隔壁11aの円筒部11bにステータ6が固定された後に、隔壁部材11に固定される。また、回路基板4には、端子ピン26の下端側部分が半田付けされて固定されている。
樹脂封止部材12は、回路基板4および駆動用コイル23等を完全に覆って、回路基板4および駆動用コイル23等を流体から保護するために設けられている。この樹脂封止部材12は、回路基板4およびステータ6が固定された状態の隔壁部材11に対して、樹脂材料を射出することで形成されている。具体的には、回路基板4およびステータ6が固定された隔壁部材11を金型内に配置し、この金型内に樹脂材料を注入して硬化させることで樹脂封止部材12が形成されている。樹脂封止部材12は、全体として略有底円筒状に形成されており、回路基板4、ステータ6、円筒部11bおよび底部11cを完全に覆っている。また、樹脂封止部材12は、鍔部11dの下面を覆っている。
(ステータの構成)
図2は、図1に示すステータ6の斜視図である。図3は、図1に示すステータコア24の平面図である。図4は、図2に示すステータコア24の一部およびインシュレータ25の分解斜視図である。図5は、図4に示すステータコア24の一部およびインシュレータ25を別の角度から示す分解斜視図である。図6は、図2に示すステータコア24の一部および第2インシュレータ31の断面図である。図7は、図6のE部の拡大図である。
上述のように、ステータ6は、駆動用コイル23とステータコア24とインシュレータ25と端子ピン26とを備えている。ステータコア24は、磁性材料からなる薄い磁性板が積層されて形成された積層コアである。このステータコア24は、図3に示すように、環状に形成される外周環部24aと、外周環部24aから径方向の内側に向かって突出する複数の突極部24bとを備えている。外周環部24aは、上下方向から見たときの形状が略六角となる環状に形成されており、外周環部24aの外周面は、ステータコア24の外周面を構成している。また、本形態のステータコア24は、6個の突極部24bを備えている。6個の突極部24bは、等角度ピッチで形成されている。なお、ステータコア24が有する突極部24bの数は、6個以外の数であっても良い。また、ステータコア24は、積層コアでなくても良い。
突極部24bは、突極部24bの先端部である突極先端部24cと、突極先端部24cと外周環部24aとを繋ぐ連結部24dとから構成されている。上下方向から見たときに、突極先端部24cは、直線状に形成される連結部24dの先端(径方向内側端)から周方向の両側に向かって伸びる略円弧状に形成されており、上下方向から見たときの突極部24bの形状は、略T形状となっている。すなわち、突極先端部24cは、径方向における連結部24dの内側端から周方向の両側に広がるように形成されている。
径方向における突極先端部24cの内側面は、上下方向から見たときに、ステータ6の軸中心を曲率中心とする円弧状に形成されている。また、径方向における突極先端部24cの内側面は、上下方向から見たときの形状が略円形状となるステータ6の内周面の一部を構成しており、径方向における突極先端部24cの内側面と駆動用磁石14の外周面との間に円筒部11bを挟んだ状態で、駆動用磁石14の外周面と対向している。
図3に示すように、外周環部24aの内周面(径方向における外周環部24aの内側面)には、上下方向から見たときに6個の連結部24dのそれぞれに直交する平面状の6個の直交面24fが形成されている。直交面24fは、上下方向における外周環部24aの全域に形成されている。上下方向から見たときに、突極部24bは、直交面24fの中心から径方向の内側に向かって突出している。直交面24fには、インシュレータ25に形成される後述のリブ30h、31hが配置される配置溝24gが形成されている。すなわち、外周環部24aには、配置溝24gが形成されている。
配置溝24gは、突極部24bの突出方向と反対側(すなわち、径方向の外側)へ窪むように形成されている。また、配置溝24gは、上下方向における直交面24fの全域に形成されており、上下方向へ伸びるように直線状に形成されている。さらに、配置溝24gは、直交面24fの、周方向における突極部24bの両側のそれぞれに、所定の間隔をあけた状態で2個ずつ形成されている。すなわち、周方向において1個の突極部24bを間に挟むように4個の配置溝24gが直交面24fに形成されている。
本形態の配置溝24gは、上下方向から見たときの形状が角部に丸みを有する略長方形状となるように形成されている。図3に示すように、上下方向から見たときに、外周環部24aの、配置溝24gが形成されている部分の厚さ(径方向の厚さ)t1は、連結部24dの厚さ(周方向の厚さ)t2の1/2以上となっている。本形態では、厚さt1は、厚さt2よりも若干薄くなっている。
また、本形態のステータコア24は、帯状に形成されるコアの端部同士を繋ぐことで形成されるいわゆるカーリングコアである。すなわち、ステータコア24は、外周環部24aとなる帯状コアと、この帯状コアの一方の面から立ち上がる6個の突極部24bとから構成されるコアの端部同士(具体的には、帯状コアの端部同士)を繋ぐことで、環状に形成されている。そのため、図3に示すように、外周環部24aの、周方向で隣り合う突極部24bの間の1箇所には、つなぎ目24eが形成されている。本形態では、つなぎ目24eにおいて、帯状コアの端部同士が溶接されて互いに固定されており、つなぎ目24eには、溶接跡が形成されている。
インシュレータ25は、樹脂等の絶縁性材料で形成されている。このインシュレータ25は、突極部24bごとに取り付けられており、ステータ6は、6個のインシュレータ25を備えている。また、インシュレータ25は、両端に鍔部を有する鍔付きの筒状に形成されており、インシュレータ25の軸方向とステータ6の径方向とが一致するように突極部24bに取り付けられている。
インシュレータ25は、上下方向に分割可能な第1インシュレータ30と第2インシュレータ31とによって構成されており(図4、5参照)、第1インシュレータ30と第2インシュレータ31とを組み合わせることでインシュレータ25が形成される。第1インシュレータ30は下側に配置され、第2インシュレータ31は上側に配置されている。本形態の第1インシュレータ30は、第1絶縁部材であり、第2インシュレータ31は、第2絶縁部材である。
第1インシュレータ30は、突極先端部24cの下端面を覆う第1覆部30aと、突極先端部24cの下端側部分の外周側(径方向の外側)を覆う第2覆部30bと、連結部24dの下端側部分の側面および連結部24dの下面を覆う第3覆部30cと、外周環部24aの一部の下端面を覆う第4覆部30dと、外周環部24aの一部の下端側部分の内周側(径方向の内側)を覆う第5覆部30eとから構成されている。
第1覆部30aは、第2覆部30bの下端に繋がるように形成され、第4覆部30dは、第5覆部30eの下端に繋がるように形成されている。第3覆部30cは、径方向の両端が開口する四角溝状に形成されており、周方向における第2覆部30bの中心位置と周方向における第5覆部30eの中心位置とを繋いでいる。図2に示すように、端子ピン26は、第1覆部30aの下端側または第4覆部30dの下端側に固定されている。この端子ピン26は、第1覆部30aの下端面または第4覆部30dの下端面から下側へ突出するように固定されている。
図5に示すように、径方向における第1覆部30aの外側面と径方向における第2覆部30bの外側面とは、径方向に直交する平面状に形成されている。また、径方向における第1覆部30aの外側面と径方向における第2覆部30bの外側面とは同一平面上に配置されている。図4に示すように、径方向における第1覆部30aの内側面は、上下方向から見たときの形状がステータ6の軸中心を曲率中心とする円弧形状となる曲面となっている。径方向における第2覆部30bの内側面は、第3覆部30cに向かうにしたがって径方向の外側へ向かうように傾斜する傾斜面となっている。第1覆部30aおよび第2覆部30bの径方向の厚さは、周方向において第3覆部30cから離れるにしたがって次第に厚くなっている。
図4に示すように、径方向における第4覆部30dの内側面と径方向における第5覆部30eの内側面とは、径方向に直交する平面状に形成されている。また、径方向における第4覆部30dの内側面と径方向における第5覆部30eの内側面とは同一平面上に配置されている。径方向における第4覆部30dの厚さは、径方向における第5覆部30eの厚さよりも厚くなっており、径方向における第5覆部30eの外側面30fは、径方向における第4覆部30dの外側面30gよりも径方向の内側に配置されている。外側面30f、30gは、径方向に直交する平面状に形成されている。また、外側面30fは、補強用のリブ30hが形成されるリブ形成面となっている。
リブ30hは、径方向の外側へ突出するように形成されている。また、リブ30hは、上下方向における外側面30fの全域に形成されており、上下方向へ伸びるようにかつ第4覆部30dに繋がるように直線状に形成されている。さらに、リブ30hは、外側面30fの、周方向における第3覆部30cの両側のそれぞれに、所定の間隔をあけた状態で2個ずつ形成されている。具体的には、外側面30fの、周方向において第3覆部30cよりも一方側に配置される部分を略三等分するように2個のリブ30hが形成され、外側面30fの、周方向において第3覆部30cよりも他方側に配置される部分を略三等分するように2個のリブ30hが形成されている。すなわち、4個のリブ30hが外側面30fに形成されている。
本形態のリブ30hは、上下方向から見たときの形状が角部に丸みを有する略長方形状となるように形成されている。径方向へのリブ30hの突出量(すなわち、リブ30hの高さ)は、径方向における第5覆部30eの厚さとほぼ等しくなっている。また、周方向におけるリブ30hの幅は、径方向における第5覆部30eの厚さの2倍程度となっている。
第2インシュレータ31は、突極先端部24cの上端面を覆う第1覆部31aと、突極先端部24cの上端側部分の外周側(径方向の外側)を覆う第2覆部31bと、連結部24dの上端側部分の側面および連結部24dの上面を覆う第3覆部31cと、外周環部24aの一部の上端面を覆う第4覆部31dと、外周環部24aの一部の上端側部分の内周側(径方向の内側)を覆う第5覆部31eとから構成されている。第1覆部31aは、第2覆部31bの上端に繋がるように形成され、第4覆部31dは、第5覆部31eの上端に繋がるように形成されている。第3覆部31cは、径方向の両端が開口する四角溝状に形成されており、周方向における第2覆部31bの中心位置と周方向における第5覆部31eの中心位置とを繋いでいる。
図5に示すように、径方向における第1覆部31aの外側面と径方向における第2覆部31bの外側面とは、径方向に直交する平面状に形成されている。また、径方向における第1覆部31aの外側面と径方向における第2覆部31bの外側面とは同一平面上に配置されている。図4に示すように、径方向における第1覆部31aの内側面は、上下方向から見たときの形状がステータ6の軸中心を曲率中心とする円弧形状となる曲面となっている。径方向における第2覆部31bの内側面は、第3覆部31cに向かうにしたがって径方向の外側へ向かうように傾斜する傾斜面となっている。第1覆部31aおよび第2覆部31bの径方向の厚さは、周方向において第3覆部31cから離れるにしたがって次第に厚くなっている。
図4に示すように、径方向における第4覆部31dの内側面と径方向における第5覆部31eの内側面とは、径方向に直交する平面状に形成されている。また、径方向における第4覆部31dの内側面と径方向における第5覆部31eの内側面とは同一平面上に配置されている。径方向における第4覆部31dの厚さは、径方向における第5覆部31eの厚さよりも厚くなっており、径方向における第5覆部31eの外側面31fは、径方向における第4覆部31dの外側面31gよりも径方向の内側に配置されている。外側面31f、31gは、径方向に直交する平面状に形成されている。また、外側面30fと同様に、外側面31fは、補強用のリブ31hが形成されるリブ形成面となっている。なお、径方向における第5覆部31eの厚さは、径方向における第5覆部30eの厚さとほぼ等しくなっている。
リブ31hは、リブ30hと同様に形成されている。すなわち、リブ31hは、径方向の外側へ突出するように形成されている。また、リブ31hは、上下方向における外側面31fの全域に形成されており、上下方向へ伸びるようにかつ第4覆部31dに繋がるように直線状に形成されている。さらに、リブ31hは、外側面31fの、周方向における第3覆部31cの両側のそれぞれに、所定の間隔をあけた状態で2個ずつ形成されている。具体的には、外側面31fの、周方向において第3覆部31cよりも一方側に配置される部分を略三等分するように2個のリブ31hが形成され、外側面31fの、周方向において第3覆部31cよりも他方側に配置される部分を略三等分するように2個のリブ31hが形成されている。すなわち、4個のリブ31hが外側面31fに形成されている。
また、リブ31hは、上下方向から見たときの形状が角部に丸みを有する略長方形状となるように形成されており、上下方向から見たときのリブ31hの形状は、上下方向から見たときのリブ30hの形状と同形状となっている。径方向へのリブ31hの突出量(すなわち、リブ31hの高さ)は、径方向における第5覆部31eの厚さとほぼ等しくなっている。また、周方向におけるリブ31hの幅は、径方向における第5覆部31eの厚さの2倍程度となっている。
上述のように、第1インシュレータ30と第2インシュレータ31とが組み合わされてインシュレータ25が形成されている。第1インシュレータ30と第2インシュレータ31とが組み合わされた状態では、第2覆部30bの上端面と第2覆部31bの下端面とが当接し、第3覆部30cの上端面と第3覆部31cの下端面とが当接し、第5覆部30eの上端面と第5覆部31eの下端面とが当接している。第2覆部30bの上端面と第2覆部31bの下端面とは同形状に形成され、第3覆部30cの上端面と第3覆部31cの下端面とは同形状に形成され、第5覆部30eの上端面と第5覆部31eの下端面とは同形状に形成されている。
第1インシュレータ30と第2インシュレータ31とが組み合わされた状態では、第2覆部30bの上端面の外形と第2覆部31bの下端面の外形とが一致し、第3覆部30cの上端面の外形と第3覆部31cの下端面の外形とが一致し、第5覆部30eの上端面の外形と第5覆部31eの下端面の外形とが一致している。すなわち、第1インシュレータ30と第2インシュレータ31とが組み合わされた状態では、外側面30fと外側面31fとが同一平面上に配置されている。また、リブ30hとリブ31hとは上下方向で重なっている。
本形態では、第3覆部30cと第3覆部31cとによってインシュレータ25の筒部が構成されている。また、第1覆部30a、31aと第2覆部30b、31bとによって筒部の一端から広がるように形成される第1鍔部が構成され、第4覆部30d、31dと第5覆部30e、31eとによって筒部の他端から広がるように形成される第2鍔部が構成されており、第1鍔部は、径方向の内側に配置され、第2鍔部は、径方向の外側に配置されている。
インシュレータ25が突極部24bに取り付けられた状態では、外側面30f、31fは、直交面24fに当接している。また、リブ30h、31hは、配置溝24gの中に配置されている。図7に示すように、リブ31hの表面と配置溝24gの表面との間には隙間Sが形成されている。また、リブ30hの表面と配置溝24gの表面との間にも、同様に、隙間Sが形成されている。すなわち、外側面30f、31fと直交面24fとが当接して外側面30f、31fと直交面24fとの間に隙間が形成されないように、リブ30h、31hの表面と配置溝24gの表面との間に隙間Sが形成されている。具体的には、リブ30h、31hの表面と配置溝24gの表面との間の全体に隙間Sが形成されている。
本形態の直交面24fは、リブ形成面である外側面30f、31fが当接する当接面であり、第4覆部30d、31dは、上下方向(ステータ6の軸方向)の両側のそれぞれから外周環部24aを覆う軸方向覆部である。また、本形態では、第5覆部30eと第5覆部31eとによって径方向における外周環部24aの内側を覆う径方向覆部が構成されている。なお、インシュレータ25が突極部24bに取り付けられた状態では、図6に示すように、径方向における第2覆部31bの内側面は、径方向における突極先端部24cの外側面に当接している。同様に、径方向における第2覆部30bの内側面は、径方向における突極先端部24cの外側面に当接している。また、インシュレータ25が突極部24bに取り付けられた状態では、第3覆部30c、31cの側面は、連結部24dの側面に当接している。
駆動用コイル23は、アルミニウム合金または銅合金からなる導線によって構成されている。この駆動用コイル23は、インシュレータ25を介して突極部24bに巻回されている。具体的には、駆動用コイル23は、第3覆部30c、31cを介して連結部24dに巻回されている。駆動用コイル23の一端部は、第1インシュレータ30に固定される2本の端子ピン26の一方に絡げられて固定され、駆動用コイル23の他端部は、2本の端子ピン26の他方に絡げられて固定されている。
本形態では、環状のステータコア24になる前の帯状のコアの突極部24bに、インシュレータ25が取り付けられた後に、駆動用コイル23が巻回され、その後、帯状のコアの端部同士が繋がれて、環状のステータコア24が形成される。突極部24bにインシュレータ25が取り付けられるときには、突極部24bの上下の両側から第1インシュレータ30と第2インシュレータ31とが組み合わされる。また、環状のステータコア24が形成されてステータ6が完成すると、ステータ6が隔壁11aの円筒部11bに固定され、その後、回路基板4が隔壁部材11に固定される。また、その後、ステータ6および回路基板4を覆うように樹脂封止部材12が形成される。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、第5覆部30eの外側面30fに補強用のリブ30hが形成され、第5覆部31eの外側面31fに補強用のリブ31hが形成されている。また、本形態では、リブ30hが上下方向へ伸びるようにかつ第4覆部30dに繋がるように形成され、リブ31hが上下方向へ伸びるようにかつ第4覆部31dに繋がるように形成されている。そのため、本形態では、突極部24bに取り付けられた状態のインシュレータ25に駆動用コイル23が巻回されたときに最も応力が集中する第4覆部30dと第5覆部30eとの境界部分および第4覆部31dと第5覆部31eとの境界部分の強度をリブ30h、31hによって高めることが可能になる。
したがって、本形態では、径方向における第5覆部30e、31eの厚さが薄く、かつ、インシュレータ25に巻回される駆動用コイル23の巻回数が多い場合であっても、突極部24bに取り付けられた状態で駆動用コイル23が巻回されるインシュレータ25の第4覆部30d、31dの変形をリブ30h、31hによって抑制することが可能になる。その結果、本形態では、ステータ6を設計寸法通りに組み立てることが可能になり、ステータ6が組み込まれるモータ3の組立を適切に行うことが可能になる。
なお、本形態では、径方向における第1覆部30a、31aの内側面は、上下方向から見たときの形状がステータ6の軸中心を曲率中心とする円弧形状となる曲面となっており、径方向における第2覆部30b、31bの内側面は、第3覆部30c、31cに向かうにしたがって径方向の外側へ向かうように傾斜する傾斜面となっている。また、第1覆部30a、31aおよび第2覆部30b、31bの径方向の厚さは、周方向において第3覆部30c、31cから離れるにしたがって次第に厚くなっている。そのため、本形態では、第2覆部30b、31bに補強用のリブが形成されていなくても、第1覆部30a、31aの変形を抑制することが可能になる。
本形態では、外側面30f、31fと直交面24fとが当接して外側面30f、31fと直交面24fとの間に隙間が形成されないように、リブ30h、31hの表面と配置溝24gの表面との間に隙間Sが形成されている。そのため、本形態では、外側面30f、31fにリブ30h、31hが形成されていても、外側面30f、31fと直交面24fとを確実に当接させることが可能になる。したがって、本形態では、外側面30f、31fにリブ30h、31hが形成されていても、突極部24bに取り付けられたインシュレータ25に駆動用コイル23を巻回する際に、外側面30f、31fと直交面24fとの間に駆動用コイル23が入り込むのを防止して、インシュレータ25に駆動用コイル23を適切に巻回することが可能になる。
本形態では、インシュレータ25は、上下方向に分割可能な第1インシュレータ30と第2インシュレータ31とによって構成されている。そのため、本形態では、径方向において第2覆部30bよりも厚い第1覆部30aが第2覆部30bの下側に配置され、径方向において第2覆部31bよりも厚い第1覆部31aが第2覆部31bの上側に配置され、径方向において第5覆部30eよりも厚い第4覆部30dが第5覆部30eの下側に配置され、径方向において第5覆部31eよりも厚い第4覆部31dが第5覆部31eの上側に配置されていても、また、上下方向へ伸びるようにリブ30h、31hが形成されていても、金型成形によってインシュレータ25を容易に製造することが可能になる。
本形態では、上下方向から見たときに、外周環部24aの、配置溝24gが形成されている部分の厚さt1は、連結部24dの厚さt2の1/2以上となっている。そのため、本形態では、外周環部24aに配置溝24gが形成されていても、外周環部24aでの磁気飽和を抑制することが可能になる。
(ステータの変形例)
図8は、本発明の他の実施の形態にかかるステータ6の構成を説明するための斜視図である。図9は、図8に示すボビン75の斜視図である。図10は、図8に示すステータコア74の一部およびボビン75の断面図である。図11は、図10のF部の拡大図である。
上述した形態では、ステータコア24の突極部24bにインシュレータ25が取り付けられた後に駆動用コイル23が巻回されている。この他にもたとえば、絶縁部材としてのボビン75に駆動用コイル23が巻回された後、駆動用コイル23が巻回された状態のボビン75がステータコア74の突極部74bに取り付けられても良い。
この場合には、たとえば、図8に示すように、ステータコア74は、円環状に形成される外周環部74aと、外周環部74aから径方向の内側に向かって突出する複数の突極部74bとを備えている。このステータコア74は、たとえば、磁性材料からなる薄い円環状の磁性板が積層されて形成された積層コアである。突極部74bは、上下方向から見たときに径方向の内側へ伸びる直線状に形成されており、径方向における突極部74bの先端面は、径方向における突極部74bの先端面と駆動用磁石14の外周面との間に円筒部11bを挟んだ状態で、駆動用磁石14の外周面と対向している。
外周環部74aの内周面(径方向における外周環部74aの内側面)には、上下方向から見たときに突極部74bのそれぞれに直交する複数の直交面74fが形成されている。直交面74fは、上下方向における外周環部74aの全域に形成されている。上下方向から見たときに、突極部74bは、直交面74fの中心から径方向に向かって突出している。直交面74fには、ボビン75に形成される後述のリブ75hが配置される配置溝74gが形成されている。
配置溝74gは、径方向の外側へ窪むように形成されている。また、配置溝74gは、上下方向における直交面74fの全域に形成されており、上下方向へ伸びるように直線状に形成されている。さらに、配置溝74gは、直交面74fの、周方向における突極部74bの両側のそれぞれに1個ずつ形成されている。すなわち、周方向において1個の突極部74bを間に挟むように2個の配置溝74gが直交面74fに形成されている。
上述した形態と同様に、配置溝74gは、上下方向から見たときの形状が角部に丸みを有する略長方形状となるように形成されている。また、図10に示すように、上下方向から見たときに、外周環部74aの、配置溝74gが形成されている部分の厚さ(径方向の厚さ)t11は、突極部74bの厚さ(周方向の厚さ)t12の1/2以上となっている。具体的には、厚さt11は、厚さt12よりも厚くなっている。
ボビン75は、樹脂等の絶縁性材料で形成されている。このボビン75は、突極部74bごとに取り付けられており、複数のボビン75がステータコア74に取り付けられている。ボビン75は、筒状に形成される筒部75aと、筒部75aの一端から広がるように形成される第1鍔部としての鍔部75bと、筒部75aの他端から広がるように形成される第2鍔部としての鍔部75cとを備える鍔付きの筒状に形成されている。このボビン75は、ボビン75の軸方向とステータ6の径方向とが一致するように突極部74bに取り付けられている。
筒部75aは、両端が開口する四角筒状に形成されている。鍔部75bは、径方向における筒部75aの内側端に繋がっている。鍔部75cは、径方向における筒部75aの外側端に繋がっている。上下方向における鍔部75cの幅は、上下方向における外周環部74aの幅よりも広くなっている。鍔部75cは、外周環部74aよりも下側に配置される第1覆部75dと、外周環部74aの一部の内周側(径方向の内側)を覆う第2覆部75eとから構成されている。第1覆部75dは、第2覆部75eの下端に繋がるように形成されている。第1覆部75dの下端側には、端子ピン26が下側へ突出するように固定されている。
径方向における第1覆部75dの内側面と径方向における第2覆部75eの内側面とは、径方向に直交する平面状に形成されている。また、径方向における第1覆部75dの内側面と径方向における第2覆部75eの内側面とは同一平面上に配置されている。径方向における第1覆部75dの厚さは、径方向における第2覆部75eの厚さよりも厚くなっており、径方向における第2覆部75eの外側面75fは、径方向における第1覆部75dの外側面75gよりも径方向の内側に配置されている。外側面75f、75gは、径方向に直交する平面状に形成されている。また、外側面75fは、補強用のリブ75hが形成されるリブ形成面となっている。
リブ75hは、径方向の外側へ突出するように形成されている。また、リブ75hは、上下方向における外側面75fの全域に形成されており、上下方向へ伸びるようにかつ第1覆部75dに繋がるように直線状に形成されている。さらに、リブ75hは、外側面75fの、周方向における筒部75aの両側のそれぞれに1個ずつ形成されている。具体的には、外周面75fの、周方向において筒部75aよりも一方側に配置される部分の周方向の中心に1個のリブ75hが形成され、外周面75fの、周方向において筒部75aよりも他方側に配置される部分の周方向の中心に1個のリブ75hが形成されている。すなわち、2個のリブ75hが外側面75fに形成されている。上述した形態と同様に、リブ75hは、上下方向から見たときの形状が角部に丸みを有する略長方形状となるように形成されている。
駆動用コイル23が巻回された状態のボビン75が突極部74bに取り付けられた状態では、外側面75fは、直交面74fに当接している。また、リブ75hは、配置溝74gの中に配置されている。上述した形態と同様に、外側面75fと直交面74fとが当接して外側面75fと直交面74fとの間に隙間が形成されないように、リブ75hの表面と配置溝74gの表面との間には隙間Sが形成されている(図11参照)。具体的には、リブ75hの表面と配置溝74gの表面との間の全体に隙間Sが形成されている。この変形例では、直交面74fは、リブ形成面である外側面75fが当接する当接面である。
図8〜図11に示す変形例では、第2覆部75eの外側面75fに補強用のリブ75hが形成されているため、径方向における第2覆部75eの厚さが薄く、かつ、ボビン75に巻回される駆動用コイル23の巻回数が多い場合であっても、突極部74bに取り付けられる前に駆動用コイル23が巻回されるボビン75の、第1覆部75dおよび第2覆部75eの変形をリブ75hによって抑制することが可能になる。
また、この変形例では、外側面75fと直交面74fとが当接して外側面75fと直交面74fとの間に隙間が形成されないように、リブ75hの表面と配置溝74gの表面との間に隙間Sが形成されているため、外側面75fにリブ75hが形成されていても、駆動用コイル23が巻回された状態のボビン75を突極部74bに取り付ける際に、外側面75fと直交面74fとを確実に当接させることが可能になる。したがって、ステータ6を設計寸法通りに組み立てることが可能になり、その結果、ステータ6が組み込まれるモータ3の組立を適切に行うことが可能になる。また、この変形例では、上下方向から見たときに、外周環部74aの、配置溝74gが形成されている部分の厚さt11が突極部74bの厚さt12の1/2以上となっているため、外周環部74aに配置溝74gが形成されていても、外周環部74aでの磁気飽和を抑制することが可能になる。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態では、リブ30h、31hの表面と配置溝24gの表面との間の全体に隙間Sが形成されている。この他にもたとえば、外側面30f、31fと直交面24fとが当接して外側面30f、31fと直交面24fとの間に隙間が形成されないのであれば、リブ30h、31hの表面と配置溝24gの表面との間の一部に隙間が形成されていても良い。すなわち、リブ30h、31hの表面の一部と配置溝24gの表面の一部とが接触していても良い。また、図8〜図11に示す変形例において、外側面75fと直交面74fとが当接して外側面75fと直交面74fとの間に隙間が形成されないのであれば、リブ75hの表面の一部と配置溝74gの表面の一部とが接触していても良い。
上述した形態では、リブ30h、31hは、上下方向から見たときの形状が角部に丸みを有する略長方形状となるように形成されている。この他にもたとえば、リブ30h、31hは、上下方向から見たときの形状が台形状や三角形状等の多角形状となるように形成されても良いし、上下方向から見たときの形状が半円形状となるように形成されても良い。同様に、リブ75hは、上下方向から見たときの形状が台形状や三角形状等の多角形状となるように形成されても良いし、上下方向から見たときの形状が半円形状となるように形成されても良い。
上述した形態では、リブ30h、31hは、上下方向における外側面30f、31fの全域に形成されているが、リブ30h、31hは、上下方向における外側面30f、31fの一部の領域に形成されても良い。この場合には、リブ30h、31hは、第4覆部30d、31dに繋がるように形成されていなくても良いが、第4覆部30d、31dに繋がるように形成されていることが好ましい。また、この場合には、リブ30h、31hは、上下方向における外側面30f、31fの半分以上の領域に亘って形成されていることが好ましい。同様に、リブ75hは、上下方向における外側面75fの一部の領域に形成されても良い。
上述した形態では、外側面30f、31fの、周方向において第3覆部30c、31cよりも一方側に配置される部分を略三等分するように2個のリブ30h、31hが形成され、外側面30f、31fの、周方向において第3覆部30c、31cよりも他方側に配置される部分を略三等分するように2個のリブ30h、31hが形成されている。この他にもたとえば、外側面30f、31fの、周方向において第3覆部30c、31cよりも一方側に配置される部分の周方向の両端側のそれぞれにリブ30h、31hが形成され、外側面30f、31fの、周方向において第3覆部30c、31cよりも他方側に配置される部分の周方向の両端側のそれぞれにリブ30h、31hが形成されても良い。
また、上述した形態では、外側面30f、31fに4個のリブ30h、31hが形成されているが、外側面30f、31fに形成されるリブ30h、31hの数は、2個または3個であっても良いし、5個以上であっても良い。同様に、外側面75fに形成されるリブ75hの数は、3個以上であっても良い。この場合には、リブ30h、31h、75hと同数の配置溝24g、74gが形成される。
上述した形態では、第5覆部30e、31eの外側面30f、31fに補強用のリブ30h、31hが形成されているが、リブ30h、31hに加えて、または、リブ30h、31に代えて、径方向における第2覆部30b、31bの内側面に補強用のリブが形成されても良い。この場合には、径方向における突極先端部24cの外側面に、このリブが配置される配置溝が形成される。また、図8〜図11に示す変形例において、リブ75hに加えて、または、リブ75hに代えて、径方向における鍔部75bの内側面に補強用のリブが形成されても良い。
上述した形態では、外周環部24aの、配置溝24gが形成されている部分の厚さt1は、連結部24dの厚さt2の1/2以上となっているが、厚さt1は、厚さt2の1/2未満であっても良い。同様に、図8〜図11に示す変形例では、外周環部74aの、配置溝74gが形成されている部分の厚さt11は、突極部74bの厚さt12の1/2以上となっているが、厚さt11は、厚さt12の1/2未満であっても良い。
上述した形態では、ステータコア24は、カーリングコアであるが、ステータコア24は、周方向において複数に分割されたコアが組み合わされることで形成されるいわゆる分割コアであっても良い。また、ステータコア24は、環状に形成される薄い磁性板が積層されて形成される一体型の環状コアであっても良い。また、図8〜図11に示す変形例において、ステータコア74は、カーリングコアであっても良いし、分割コアであっても良い。
上述した形態では、6個の第1インシュレータ30および第2インシュレータ31のそれぞれが6個の突極部24bのそれぞれに取り付けられており、第1インシュレータ30および第2インシュレータ31は、突極部24bごとに分割されている。この他にもたとえば、6個の第1インシュレータ30が一体で形成され、6個の第2インシュレータ31が一体で形成されても良い。
上述した形態では、モータ3は、ステータ6の内周側にロータ5が配置されるインナーロータ型のモータであるが、本発明の構成が適用されるモータは、ステータの外周側にロータが配置されるアウターロータ型のモータであっても良い。また、上述した形態では、モータ3は、ポンプ装置1で使用されているが、モータ3は、ポンプ装置1以外の装置で使用されても良い。さらに、上述した形態では、ステータ6は、モータ3で使用されているが、ステータ6は、発電機で使用されても良い。
1 ポンプ装置
2 羽根車
3 モータ
5 ロータ
6 ステータ
9 ポンプ室
11 隔壁部材
11a 隔壁
12 樹脂封止部材
14 駆動用磁石
23 駆動用コイル
24、74 ステータコア
24a、74a 外周環部
24b、74b 突極部
24c 突極先端部
24d 連結部
24f、74f 直交面(当接面)
24g、74g 配置溝
25 インシュレータ(絶縁部材)
30 第1インシュレータ(第1絶縁部材)
30a、31a 第1覆部(第1鍔部の一部)
30b、31b 第2覆部(第1鍔部の一部)
30c、31c 第3覆部(筒部の一部)
30d、31d 第4覆部(第2鍔部の一部、軸方向覆部)
30e、31e 第5覆部(第2鍔部の一部、径方向覆部の一部)
30f、31f 外側面(リブ形成面)
30h、31h リブ
31 第2インシュレータ(第2絶縁部材)
75 ボビン(絶縁部材)
75a 筒部
75b 鍔部(第1鍔部)
75c 鍔部(第2鍔部)
75f 外側面(リブ形成面)
75h リブ
S 隙間
t1、t11 外周環部の配置溝が形成されている部分の厚さ
t2 連結部の厚さ
t12 突極部の厚さ

Claims (7)

  1. 駆動用コイルと、絶縁部材と、前記絶縁部材を介して前記駆動用コイルが巻回される複数の突極部を有するステータコアとを備え、
    前記絶縁部材は、筒状に形成される筒部と、前記筒部の一端から広がるように形成される第1鍔部と、前記筒部の他端から広がるように形成される第2鍔部とを備え、
    前記第1鍔部および前記第2鍔部の少なくともいずれか一方は、補強用のリブが形成されるリブ形成面を備え、
    前記ステータコアは、前記リブ形成面が当接する当接面を備え、
    前記当接面には、前記リブが配置される配置溝が形成され、
    前記リブの表面と前記配置溝の表面との間の少なくとも一部には、前記リブ形成面と前記当接面とが当接して前記リブ形成面と前記当接面との間に隙間が形成されないように隙間が形成されていることを特徴とするステータ。
  2. 前記ステータコアは、環状に形成される外周環部と、筒状に形成される前記ステータの径方向の内側に向かって前記外周環部から突出する複数の前記突極部とを備え、
    前記第1鍔部は、前記ステータの径方向の内側に配置され、
    前記第2鍔部は、前記ステータの径方向の外側に配置されるとともに、前記ステータの軸方向の両側のそれぞれから前記外周環部を覆う2個の軸方向覆部と、前記ステータの径方向における前記外周環部の内側を覆う径方向覆部とを備え、
    前記ステータの径方向における前記軸方向覆部の内側面と、前記ステータの径方向における前記径方向覆部の内側面とは、同一面上に配置され、
    前記ステータの径方向における前記軸方向覆部の厚さは、前記ステータの径方向における前記径方向覆部の厚さよりも厚くなっており、
    前記ステータの径方向における前記径方向覆部の外側面は、前記リブが形成される前記リブ形成面となっており、
    前記リブは、前記ステータの軸方向へ伸びるようにかつ前記軸方向覆部に繋がるように形成されていることを特徴とする請求項1記載のステータ。
  3. 前記絶縁部材は、前記軸方向覆部を有し前記ステータの軸方向に分割可能な第1絶縁部材と第2絶縁部材とによって構成されていることを特徴とする請求項2記載のステータ。
  4. 前記ステータコアは、環状に形成される外周環部と、筒状に形成される前記ステータの径方向の内側に向かって前記外周環部から突出する複数の前記突極部とを備え、
    前記突極部は、前記突極部の先端部である突極先端部と、前記突極先端部と前記外周環部とを繋ぐ直線状の連結部とから構成され、
    前記突極先端部は、前記ステータの径方向における前記連結部の内側端から前記ステータの周方向の両側に広がるように形成され、
    前記配置溝は、前記外周環部に形成され、
    前記ステータの軸方向から見たときに、前記外周環部の前記配置溝が形成されている部分の厚さは、前記連結部の厚さの1/2以上となっていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のステータ。
  5. 前記ステータコアは、環状に形成される外周環部と、筒状に形成される前記ステータの径方向の内側に向かって前記外周環部から突出する直線状の複数の前記突極部とを備え、
    前記配置溝は、前記外周環部に形成され、
    前記ステータの軸方向から見たときに、前記外周環部の前記配置溝が形成されている部分の厚さは、前記突極部の厚さの1/2以上となっていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のステータ。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載のステータと、駆動用磁石を有し前記ステータの内周側に配置されるロータとを備えることを特徴とするモータ。
  7. 請求項6に記載のモータと、前記ロータに取り付けられる羽根車と、前記羽根車および前記ロータが配置され流体が通過するポンプ室と、前記ステータと前記ポンプ室との間に配置され前記ステータの配置箇所への前記ポンプ室内の流体の流入を防止する隔壁を有する隔壁部材と、前記ステータを覆うように形成される樹脂製の樹脂部材とを備えることを特徴とするポンプ装置。
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