JP2016098895A - 圧力緩衝装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧力緩衝装置を構成する部品点数の削減と圧力緩衝装置の軽量化を図る。【解決手段】圧力緩衝装置には、液体を収容するシリンダ11、シリンダ11内の空間を区画するピストン部が設けられている。また、圧力緩衝装置には、ピストン部に接続されシリンダ11の軸方向に移動するロッド21、ロッド21の案内を行うロッドガイドケース15が設けられている。さらに、圧力緩衝装置には、シリンダ11の軸方向と直交する面Sにおける、シリンダ11の断面積を絞る断面積絞り部16が設けられている。ロッドガイドケース15と断面積絞り部16とは、樹脂材料により形成され且つ一体で形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、圧力緩衝装置に関する。
自動車等の車両の懸架装置は、走行中に路面から車体へ伝達される振動を適切に緩和して、乗心地や操縦安定性を向上させるために減衰力発生機構を用いた圧力緩衝装置を備えている。そして、圧力緩衝装置では、例えばロッド部材の一方側および他方側の移動に伴って生じる流体の流れを制御して減衰力を発生させている。
また、シリンダに対するピストンおよびロッドの位置に応じて発生する減衰力が変化する位置依存機能を備えた圧力緩衝装置が知られている。例えば、公報記載の従来技術として、シリンダと、このシリンダに設けた伸び切り規制部材と、シリンダ内にピストンを介して移動自在に挿入したピストンロッドと、このピストンロッドに設けられてピストンロッドの伸び切り時に上記伸び切り規制部材に当接するストッパ部材とを備え、上記ストッパ部材の一部又は全部が油圧による減衰作用を発生させながら挿入される挿入凹部を上記伸び切り規制部材に設けた圧力緩衝装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−263132号公報
ここで、ピストンの軸方向の位置に応じて減衰力が変化する、いわゆる圧力緩衝装置の位置依存機能は、例えば、シリンダの断面積を絞る断面積絞り部材をシリンダの内側に設け、シリンダ内における液体の流路を絞ることで実現できる。ところで、このように断面積絞り部材を設けると、部品点数が増加し、また、圧力緩衝装置の重量が増加する。
本発明の目的は、圧力緩衝装置を構成する部品点数の削減と圧力緩衝装置の軽量化を図ることにある。
かかる目的のもと、本発明は、液体を収容するシリンダと、シリンダの軸方向に移動可能に設けられ、シリンダ内の空間を区画する区画部材と、区画部材に接続され、シリンダの軸方向に移動するロッドと、シリンダの軸方向に移動するロッドの案内を行うロッドガイド部と、ロッドの外周面とシリンダの内周面との間に配置され、シリンダの軸方向へのロッドの移動に伴い、予め定められた到達箇所へ到達する到達部材と、シリンダ内であって予め定められた到達箇所に配置されるとともに、シリンダとは別部材により構成され、シリンダの軸方向に直交する面における、シリンダの断面積を絞る断面積絞り部と、を備え、ロッドガイド部と断面積絞り部とは、樹脂材料により形成され且つ一体で形成されていることを特徴とする圧力緩衝装置である。
ここで、「予め定められた到達箇所」とは、シリンダの軸方向へのロッドの移動に伴い、到達部材が達する箇所であって、シリンダの軸方向において予め設定されている箇所をいう。また、「一体」とは、例えば、射出成形等により形成された部材が有する構造のように、破壊を行わないと分離できない構造を指す。
このような構成とすることにより、圧力緩衝装置を構成する部品点数の削減と圧力緩衝装置の軽量化を図ることができる。
本発明によれば、圧力緩衝装置を構成する部品点数の削減と圧力緩衝装置の軽量化を図ることができる。
実施形態の油圧緩衝装置の全体構成図である。 図1に示す矢印II部の拡大図である。 油圧緩衝装置の位置依存機能を説明するための図である。 樹脂部材の他の構成例を示した図である。 (A)〜(D)は、樹脂部材の他の構成例を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態にかかる油圧緩衝装置1の全体構成図である。
図2は、図1に示す矢印II部の拡大図である。
〔油圧緩衝装置1の構成・機能〕
図1に示すように、油圧緩衝装置1は、シリンダ部10と、他方側がシリンダ部10の外部に突出して設けられるとともに一方側がシリンダ部10の内部に摺動可能に挿入されるロッド部20と、ロッド部20の一方側の端部に設けられるピストン部30と、シリンダ部10の一方側の端部に配置されるボトムバルブ部40とを備えている。
そして、油圧緩衝装置1は、四輪自動車や二輪自動車等において車体と車軸との間に設けられて、シリンダ部10に対するロッド部20の振動の減衰を行う。
なお、以下の説明においては、図1に示す油圧緩衝装置1の軸方向における図中下側を「一方側」と称し、図中上側を「他方側」と称する。
本実施形態にかかる油圧緩衝装置1は、以下の概略構成を有する。
油圧緩衝装置1(圧力緩衝装置)は、図1および図2に示すように、液体を収容するシリンダ11と、シリンダ11の軸方向に移動可能に設けられ、シリンダ11内の空間を区画するピストン部30(区画部材)と、ピストン部30に接続され、シリンダ11の軸方向に移動するロッド21と、シリンダ11の軸方向に移動するロッド21の案内を行うロッドガイドケース15(ロッドガイド部)と、ロッド21の外周面21Aとシリンダ11の内周面110との間に配置され、シリンダ11の軸方向へのロッド21の移動に伴い、シリンダ11の他端部11B(予め定められた到達箇所)へ到達するリバウンドシート23(到達部材)と、シリンダ11内であってシリンダ11の他端部11B(予め定められた到達箇所)に配置されるとともに、シリンダ11とは別部材により構成され、シリンダ11の軸方向と直交する面Sにおける、シリンダ11の断面積を絞る断面積絞り部16と、を備え、ロッドガイドケース15と断面積絞り部16とは、樹脂材料により形成され且つ一体で形成されていることを特徴とする油圧緩衝装置1(圧力緩衝装置)である。
以下で、各々の構成について詳述する。
シリンダ部10は、図1に示すように、シリンダ11と、シリンダ11の外側に設けられる外筒体12と、軸方向の一方側の端部に設けられる底部13とを備えている。
また、図2に示すように、シリンダ部10には、シリンダ部10とは別部材により構成され、略円筒状に形成された樹脂部材90が設けられている。図1に示すように、シリンダ11は、一端部11Aおよび他端部11Bを有しているが、図2にて示す樹脂部材90は、シリンダ11の他端部11Bに取り付けられている。
[シリンダ11の他端部11B側の構成]
図2に示すように、樹脂部材90の他方側には、ロッド21の外周面21Aに密着し、シリンダ11の内部から外部へのオイルの漏れを抑えるシール部材の一例としてのオイルシール14が設けられている。
また、図2に示すように、外筒体12の他方側の端部である他端部12Bには、曲げ加工が施され、この他端部12Bには、外筒体12の径方向における内側方向へ曲がる曲げ加工部12Cが設けられている。この曲げ加工部12Cは、ロッド21の周囲に形成され、且つ、環状に形成されている。
さらに、曲げ加工部12Cとオイルシール14との間には、ロッド21を通す中心孔19Aを有した円盤状部材19が設けられている。この円盤状部材19によって、図中上方への、オイルシール14、樹脂部材90、シリンダ11の移動が規制されている。
図2に示すように、樹脂部材90には、軸方向に移動するロッド21の案内を行うロッドガイド部として機能するロッドガイドケース15が設けられている。
ロッドガイドケース15は、略円筒状に形成されている。ロッドガイドケース15の内側には、ガイドブッシュ17が設けられ、ロッドガイドケース15は、ガイドブッシュ17を介してロッド21の案内を行う。
また、樹脂部材90には、シリンダ11の断面積を絞る断面積絞り部16が設けられている。断面積絞り部16は、シリンダ11の軸方向と直交する面(図2にて符号Sで示す面)における、シリンダ11の断面積を絞る。具体的には、断面積絞り部16は、円筒状に形成され、シリンダ11の内側に配置されることで、シリンダ11の断面積を絞る。
ロッドガイドケース15と断面積絞り部16とは、樹脂材料により形成されるとともに一体で形成されている。これにより、本実施形態では、一つの樹脂部材90に、ロッドガイドケース15と断面積絞り部16とが設けられた構成となっている。
なお、本実施形態において、「一体」とは、例えば、射出成形等により形成された部材が有する構造のように、破壊を行わないと分離できない構造を指す。
樹脂部材90は、略円筒状に形成され、軸方向における一方の端部である一端部90Aを先頭として、シリンダ11の他端部11Bに位置する開口11Cから、シリンダ11の内部に挿入される。そして、本実施形態では、樹脂部材90のうちのシリンダ11に挿入されている部分が、断面積絞り部16として機能している。
[ロッド部20の構成]
ロッド部20は、図1に示すように、軸方向に延びて形成されるロッド21と、ロッド21に取り付けられるリバウンドラバー22と、リバウンドラバー22の一方側に設けられるリバウンドシート23とを備えている。
[シリンダ部10の構成・機能]
シリンダ11は、図1に示すように、薄肉円筒状の部材であり、一端部11Aがボトムバルブ部40によって閉じられ、他端部11Bが樹脂部材90によって閉じられている。そして、シリンダ11は、内部に液体の一例としてのオイルを収容する。
シリンダ11内には、ピストン部30が設けられている。ピストン部30は、シリンダ11の軸方向に移動可能に設けられている。そして、ピストン部30は、シリンダ内の空間を第1油室Y1と第2油室Y2とに区画する。本実施形態では、ピストン部30の一方側に第1油室Y1が形成され、ピストン部30の他方側に第2油室Y2が形成される。
外筒体12は、シリンダ11の外側に設けられ、シリンダ11との間にリザーバ室Rを形成する。リザーバ室Rは、ロッド21の軸方向における移動に応じて、シリンダ11内のオイルを吸収したりシリンダ11にオイルを供給したりする。
底部13は、外筒体12の一端部に設けられて、外筒体12の一端部を塞ぐ。また、底部13は、ボトムバルブ部40を支持する。さらに、底部13は、ボトムバルブ部40を介して、シリンダ11を支持する。
図2に示すように、オイルシール14は、ロッド21の外周面21Aに密着し、シリンダ11の内部から外部へのオイルの漏れを抑える。さらに、オイルシール14は、シリンダ11内への異物の混入を防ぐ。
図2に示すように、樹脂部材90は、シリンダ11の他端部11Bに取り付けられている。具体的には、シリンダ11の他端部11Bに形成された開口11Cを通じて、シリンダ11の内部に挿入されている。
樹脂部材90に設けられたロッドガイドケース15は、ロッド21を通す貫通孔151を内側に有する。さらに、ロッドガイドケース15は、円筒状の基体15Aと、基体15Aの外周面15Bから突出しフランジ状に形成された被押圧部15Cと備える。
基体15Aは、円筒状に形成され、一端部15Xおよび他端部15Yを有している。また、基体15Aは、一端部15X側が、シリンダ11の内部に入り込んでいる。さらに、基体15Aの他端部15Y側に、被押圧部15Cが設けられている。
被押圧部15Cは、外周面15Zを備え、この外周面15Zの径は、シリンダ11の内径よりも大きくなっている。このため、樹脂部材90をシリンダ11に挿入しても、被押圧部15Cは、シリンダ11内に入らず、シリンダ11の他端部11Bに突き当たる。
被押圧部15Cは、シリンダ11の他端部11Bと、他の部材の一例であるオイルシール14とにより挟まれ、他端部11Bとオイルシール14とにより両側から押圧される。
この結果、被押圧部15Cは、シリンダ11の軸方向に作用する荷重を、シリンダ11およびオイルシール14から受ける。
ロッドガイドケース15の内周面152は、ガイドブッシュ17を保持するガイドブッシュ保持部153として機能し、このガイドブッシュ保持部153には、圧入によって、円筒状のガイドブッシュ17が取り付けられる。
ガイドブッシュ保持部153よりも他方側には且つ内周面152には、ロッドガイドケース15の径方向における内側に向かって突出し且つ環状に形成された環状突出部154が設けられている。環状突出部154と、ガイドブッシュ17との間には、リング部材18が設けられている。
リング部材18の外径は、ロッドガイドケース15の内周面152の径よりも小さくなっており、リング部材18の外周面と、ロッドガイドケース15の内周面152との間には、間隙が形成されている。この間隙は、オイルを流す流路となる。
また、環状突出部154と、ガイドブッシュ17の他方側の端部である他端部17Yとの離間距離(軸方向における離間距離)は、リング部材18の厚みよりも大きくなっている。従って、リング部材18は、シリンダ11の軸方向へ移動可能になっている。
断面積絞り部16は、円筒状に形成されている。また、断面積絞り部16は、他方側の端部である他端部16Yがロッドガイドケース15に接続されている。また、断面積絞り部16は、ロッドガイドケース15と一体で形成されている。
さらに、断面積絞り部16は、外周面16Cおよび内周面16Dを有している。内周面16Dのうち、断面積絞り部16の一端部16X側に位置する部位16Fには、テーパが付与され、この部位16Fは、一端部16Xに進むに従い径が大きくなる。
断面積絞り部16の内周面16D(内周面16Dのうち、部位16Fよりも他方側に位置する部分)は、リバウンドラバー22およびリバウンドシート23(図1参照)の外径よりも若干大きく形成される。具体的には、内周面16Dの径は、径D1となっているが(図2参照)、この径D1は、リバウンドラバー22の外径D2(図1参照)、リバウンドシート23の外径D3よりも大きくなっている。
図2に示すように、断面積絞り部16は、内側空間162Iを有する。リバウンドラバー22およびリバウンドシート23が、軸方向の他方側に移動した際、このリバウンドラバー22およびリバウンドシート23は、内側空間162Iに進入する。そして、後述するように、内側空間162Iにリバウンドシート23が進入した状態では、シリンダ11の径方向において、断面積絞り部16の内周面16Dと、リバウンドシート23の外周縁との間に隙間が形成される。
ガイドブッシュ17は、径方向における中央部にロッド21を通す貫通孔17Hを有する厚肉円筒状の部材である。本実施形態では、ガイドブッシュ17は、ゴム等の樹脂によって形成されるとともに、内周に金属等の円筒部を有する。そして、ガイドブッシュ17は、ロッドガイドケース15のガイドブッシュ保持部153に取り付けられる。
ガイドブッシュ17は、ロッド21を移動可能に支持する。また、ガイドブッシュ17の内径は、ロッド21の外径よりも大きくなっている。従って、ガイドブッシュ17とロッド21との間には、オイルが流れる流路が形成される。
リング部材18は、円盤状の部材である。リング部材18の径方向における中央部には、ロッド21を通す貫通孔が形成されている。リング部材18は、少なくとも表面にフッ素加工が施される。そして、リング部材18は、ロッドガイドケース15に設けられた環状突出部154とガイドブッシュ17との間において、シリンダ11の軸方向に移動可能に設けられている。
[ロッド部20の構成・機能]
図1に示すように、ロッド21は、軸方向に長く延びる棒状の部材である。ロッド21の一方側取付部21aには、ボルトが形成され、ピストン部30が取り付けられる。これに対し、ロッド21の他方側取付部21bには、ボルトが形成され、油圧緩衝装置1を自動車などの車体などに連結するための連結部材(不図示)が取り付けられる。
リバウンドラバー22は、油圧緩衝装置1の伸張行程におけるロッド21の最大ストローク時に、リバウンドシート23と、ロッドガイドケース15に設けられた基体15Aの一端部15X(図2参照)とにより挟まれて弾性変形する。また、リバウンドラバー22は、リバウンドシート23と、ガイドブッシュ17の端部17X(図2参照)とによっても挟まれ、弾性変形する。すなわち、リバウンドラバー22は、リバウンドシート23と、ロッドガイドケース15およびガイドブッシュ17とが直接衝突することを防止し、衝撃を緩和(吸収)する。
図1に示すように、到達部材の一例としてのリバウンドシート23は、本実施形態では、ロッド21の軸方向における略中央部に固定される。また、リバウンドシート23は、ロッド21の半径方向に突出して形成される。さらに、リバウンドシート23は、リバウンドシート23の一部が、ロッド21の外周面21Aとシリンダ11の内周面110との間に位置するように配置されている。
リバウンドシート23は、後述するように、ロッド21の伸張行程における伸び切り時において、ロッド21の他方側に向けた移動を制限する。
本実施形態においては、リバウンドシート23は、シリンダ11の軸方向へのロッド21の移動(シリンダ11の他端部11Bに向かってのロッド21の移動)に伴い、予め定められた到達箇所である、シリンダ11の他端部11Bに到達する。
しかしながら、リバウンドシート23と断面積絞り部16の内周面16Dとの間の隙間がない場合(もしくは、隙間が極めて小さい場合)、リバウンドシート23は、シリンダ11の(他端部11Bに向かっての移動に伴い)シリンダ11の他端部11Bに到達せずに、シリンダ11の他端部11Bとの間に所定の空間を有する位置(予め定められた到達箇所)に到達する。
即ち、本実施形態において「予め定められた到達箇所」とは、シリンダ11の軸方向へのロッド21の移動に伴い、リバウンドシート23が達する箇所であって、シリンダ11の軸方向において予め設定されている箇所を指す。
[ピストン部30の構成・機能]
区画部材の一例としてのピストン部30は、図1に示すように、ピストン31と、ピストン31の一方側に設けられる伸側減衰バルブ32と、ピストン31の他方側に設けられる圧側減衰バルブ33と、を有する。
ピストン31は、ロッド21を通すボルト孔を有する略円柱状の部材である。そして、ピストン31は、ボルト孔よりも半径方向の外側にて軸方向に形成された第1油路311と、第1油路311よりも半径方向のさらに外側にて軸方向に形成された第2油路312とを有する。
伸側減衰バルブ32は、ロッド21を通すボルト孔を有する円盤状の金属板材により構成される。伸側減衰バルブ32は、ピストン31の一方側の端部に向けて押さえつけられて保持される。そして、伸側減衰バルブ32は、ピストン31の第1油路311の一方側を開閉可能にするとともに、第2油路312の一方側を常に開放する。
圧側減衰バルブ33は、ロッド21を通すボルト孔を有する円盤状の金属板材により構成される。また、圧側減衰バルブ33は、ボルト孔よりも半径方向の外側であって、ピストン31の第1油路311に対応する位置に油孔331を有する。そして、圧側減衰バルブ33は、ピストン31の第2油路312の他方側を開閉可能にするとともに、油孔331によって第1油路311の他方側を常に開放する。
[ボトムバルブ部40の構成・機能]
ボトムバルブ部40は、図1に示すように、複数の油路を有するバルブボディ41と、バルブボディ41の一方側に設けられる圧側バルブ421と、バルブボディ41の他方側に設けられる伸側バルブ422とを備える。そして、ボトムバルブ部40は、油圧緩衝装置1の一方側の端部に設けられて、リザーバ室Rと第1油室Y1とを区分する。
〔油圧緩衝装置1の動作〕
続いて、油圧緩衝装置1の動作について詳細に説明する。
まず、油圧緩衝装置1の圧縮行程時のオイルの流れを説明する。
図1に示す油圧緩衝装置1において、ロッド21は、シリンダ部10に対して軸方向における一方側へ移動する。そうすると、ピストン部30によって第1油室Y1内のオイルが押される。そして、第1油室Y1内の圧力が上昇する。
そして、第1油室Y1のオイルは、ピストン部30における第2油路312を流れる。さらに、第2油路312において高まったオイルの圧力によって圧側減衰バルブ33が撓む。そして、第2油路312内のオイルは、圧側減衰バルブ33を押し開きながら第2油室Y2に流れる。この第2油路312および圧側減衰バルブ33をオイルが流れる際に生じる抵抗によって減衰力が発生する。
また、ボトムバルブ部40において、第1油室Y1のオイルの圧力の高まりによって、オイルは、圧側バルブ421を押し開きながら第1油室Y1からリザーバ室Rに流れる。また、このボトムバルブ部40におけるオイルの流れによっても減衰力が発生する。
次に、油圧緩衝装置1の伸張行程時のオイルの流れを説明する。
図1に示す油圧緩衝装置1において、ロッド21は、シリンダ部10に対して軸方向における他方側へ移動する。そうすると、ピストン部30によって第2油室Y2内のオイルが押される。そして、第2油室Y2内の圧力が上昇する。
そして、第2油室Y2のオイルは、ピストン部30における油孔331を通って第1油路311に流れる。さらに、第1油路311において高まったオイルの圧力によって伸側減衰バルブ32が撓む。そして、第1油路311内のオイルは、伸側減衰バルブ32を押し開きながら第1油室Y1に流れ出る。そして、この第1油路311および伸側減衰バルブ32をオイルが流れる際に生じる抵抗によって減衰力が発生する。
また、ボトムバルブ部40において、第1油室Y1における負圧の発生によって、オイルは、伸側バルブ422を押し開きながらリザーバ室Rから第1油室Y1に流れる。また、このボトムバルブ部40におけるオイルの流れにおいても減衰力が発生する。
図3は、油圧緩衝装置1の位置依存機能を説明するための図である。
ロッド21の伸び切り時(伸張行程におけるロッド21の最大ストローク時)における位置依存機能について詳述する。
ロッド21が他方側において最も突出しようとする際、図3に示すように、リバウンドシート23は、断面積絞り部16の内側空間162Iに進入する。このとき、本実施形態では、リング部材18が、ロッドガイドケース15の環状突出部154に接触する。そうすると、図中上方に向かうオイルの流れが規制され、内側空間162I内のオイルの圧力が高まる。
これにより、リバウンドシート23が移動しにくくなり、これに伴い、ロッド21が移動しにくくなる。この結果、油圧緩衝装置1では、減衰力が高まるようになる。
なお、本実施形態では、上記のとおり、断面積絞り部16の内周面16Dのうちの、一端部16X側に位置する部位16Fには、テーパが付与され、この部位16Fは、一端部16Xに進むに従い径が大きくなる。
このため、内側空間162Iにリバウンドシート23が入った最初の段階では、減衰力は小さく、内側空間162I内をリバウンドシート23が進むに従い、減衰力が大きくなる。そして、部位16Fをリバウンドシート23が通過すると、減衰力が一定となる。
また、本実施形態では、内側空間162Iにリバウンドシート23が入ると、内側空間162I内のオイルは、図3の矢印3Aで示すように、断面積絞り部16の内周面16Dと、リバウンドシート23の外周縁23Aとの間の隙間Gから流出する。
本実施形態の構成では、シリンダ11を絞らずに、位置依存機能を得ることができ、シリンダ11の絞りに起因する制約を受けることがない。
この利点を説明する前提として、参考例として、シリンダを途中から絞ることにより位置依存機能を得た場合の制約について以下に言及する。
シリンダを途中から絞ることにより位置依存機能を得る場合、例えば、ロッドの最大ストローク時にリバウンドシートが位置している部分で、シリンダの内径を絞る構成となる。
このように、シリンダを絞って位置依存機能を得ようとすると、油圧緩衝装置の組み立て工程に制約が生じるようになる。
具体的には、ピストン部の設置は、シリンダの何れか一端部から行う必要があるが、シリンダを絞ってしまうと、シリンダの両端部のうち、内径を絞った側からはピストン部を設置できず、組み立て工程に制約が生じる。
また、シリンダを絞って位置依存機能を得ようとすると、シリンダや、シリンダに取り付けられるロッドガイドなどが専用部品となり、オイルロック機構を有していない油圧緩衝装置との間で、シリンダ、ロッドガイドなどの共用が出来なくなる。
これに対し、本実施形態の構成では、シリンダの絞りを行わずにすみ、シリンダの何れの端部からも、ピストン部を設置できる。
また、本実施形態の構成では、シリンダを専用部品とする必要がなくなり、オイルロック機構を有していない油圧緩衝装置との間で、シリンダの共用が可能になる。
さらに、シリンダを絞るとシリンダの剛性が低下し、シリンダの肉厚を増加させる必要が生じる。かかる場合、シリンダの重量が増加する。本実施形態の構成では、シリンダを絞らずに済み、シリンダの絞りに起因するシリンダの重量増加を抑制できる。
さらに、本実施形態の構成では、ロッドガイドケース15と断面積絞り部16とが一体となっており、部品点数を削減できる。仮に、ロッドガイドケースと断面積絞り部とを別体とした場合には、ロッドガイドケースの他に、断面積絞り部材を用意する必要が生じ、本実施形態の構成に比べ、部品点数が増加する。
また、本実施形態では、ロッドガイドケース15および断面積絞り部16の各々を樹脂材料により形成している。これにより、ロッドガイドケース15および断面積絞り部16が、例えば金属材料や焼結体などにより形成されている場合に比べ、油圧緩衝装置1の軽量化を図れる。
<樹脂部材の他の構成例1>
図4は、樹脂部材90の他の構成例を示した図である。
上記のとおり、本実施形態のロッドガイドケース15は、シリンダ11の他端部11B(端部)と、オイルシール14(他の部材)とにより挟まれ、他端部11Bとオイルシール14とにより押圧される被押圧部15Cを有している。そして、図4に示す構成例では、この被押圧部15Cに、他端部11Bおよびオイルシール14からこの被押圧部15Cに作用する荷重を受ける金属製の環状部材28(金属材料)が設けられている。
環状部材28は、インサート成形によって、被押圧部15C内に設けられている。
具体的には、本実施形態では、樹脂部材90を、射出成形によって形成するが、この射出成形時に、インサート成形を行って、被押圧部15Cの内部に、環状部材28を埋め込込む。さらに具体的には、樹脂部材90を成形する金型内に樹脂を射出する前に、金型内に、環状部材28を設置し、その後、金型内に樹脂を射出する。これにより、金属製の環状部材28が埋め込まれた樹脂部材90が形成される。
環状部材28は、略円筒状に形成されている。また、環状部材28の軸心G1と、樹脂部材90の軸心G2とが一致するように、環状部材28は設けられている。
また、被押圧部15Cは、一方側端面C1および他方側端面C2を有しているが、環状部材28は、この一方側端面C1から他方側端面C2にかけて設けられている。また、環状部材28のうち、他方側端面C2に位置する他端部28Yには、曲げ加工が施されており、環状部材28のこの他端部28Yは、径方向における外側方向へ拡がっている。
ロッドガイドケース15の被押圧部15Cは、シリンダ11の他端部11Bと、オイルシール14とにより挟まれ、被押圧部15Cには、シリンダ11の軸方向に作用する圧縮力が作用する。かかる場合、この圧縮力に起因して、被押圧部15Cが破損しやすくなる。これに対し、本実施形態では、この圧縮力を金属製の環状部材28が受ける。このため、本実施形態では、環状部材28が設けられていない構成に比べ、被押圧部15Cの破損が生じにくくなる。
なお、上記では、環状部材28の他端部28Yが径方向における外側方向へ拡がる構成を一例に説明したが、他端部28Yをこのように拡げず、環状部材28は、単なる円筒としてもよい。
また、荷重を受ける部材は、筒状に限れない。例えば、シリンダ11の軸方向に沿う棒状の部材を、被押圧部15C内に設け、この棒状の部材で、被押圧部15Cに作用する荷重を受けるようにしてもよい。
<樹脂部材の他の構成例2>
図5の(A)〜(D)は、樹脂部材90の他の構成例を示した図である。なお、図5では、シリンダ11などの図示を行っていないが、図2等と同様に、樹脂部材90は、シリンダ11の他端部11Bに位置する開口11Cから、シリンダ11内に挿入される。
図5の構成例では、図5(A)に示すように、樹脂部材90のうちのシリンダ11に挿入される部分(断面積絞り部16)に、内周面16D側と外周面16C側とを結ぶ貫通孔16Eが形成されている。
さらに、樹脂部材90の外周面16Cには、樹脂部材90の軸方向に沿った溝16Gが形成されている。外周面16C側において、貫通孔16Eは、溝16Gの内部に露出し、貫通孔16Eは、溝16Gの内部と樹脂部材90の内部とを接続している。
貫通孔16Eは、樹脂部材90の周方向において複数形成されている。
本実施形態では、貫通孔16Eは2つ設けられ、この2つの貫通孔16Eは、樹脂部材90の周方向において180°ずらされた状態で配置されている。
また、複数の貫通孔16Eに応じて、溝16Gも複数設けている。具体的には、2本の溝16Gが設けられている。
図5(A)に示す構成例では、リバウンドシート23が、内側空間162Iに進入すると、内側空間162I内のオイルは、樹脂部材90の内周面16Dと、リバウンドシート23の外周縁23Aとの間の隙間G(図3参照)のみならず、貫通孔16Eを通って、内側空間162Iの外部に流れ出る。
図2〜図4にて示した構成例では、減衰力が、樹脂部材90の内周面16Dと、リバウンドシート23の外周縁23Aとの間の隙間Gの大きさにより主に決定されるが、貫通孔16Eを設ける場合、貫通孔16Eの大きさ、貫通孔16Eの個数も、減衰力に影響を与えるようになる。
なお、樹脂部材90には、次のような貫通孔を設けてもよい。
図5(B)にて示す構成例では、軸方向における位置が互いに異なる、第1貫通孔H11と第2貫通孔H12とを設けている。この場合、リバウンドシート23が内側空間162Iに入り始めたときには、一方側に位置する第1貫通孔H11と他方側に位置する第2貫通孔H12の両方から、内側空間162I内のオイルが内側空間162Iの外部へ流れ出る。この状態では、減衰力が比較的小さくなる。
その後、リバウンドシート23が他方側へ移動し、第1貫通孔H11よりも他方側に、リバウンドシート23が位置する状態になる。そうすると、内側空間162I内のオイルは、第2貫通孔H12からのみ流れ出ようとする。この状態では、減衰力が比較的大きくなる。図5(B)に示す構成例では、軸方向におけるリバウンドシート23の位置に応じて、減衰力が段階的に変化する。
また、図5(C)にて示す構成例では、軸方向に長く伸びる貫通孔H2を設けている。この場合、リバウンドシート23の軸方向における位置に応じて、貫通孔H2から流れ出るオイルの量が変化する。具体的には、リバウンドシート23が他方側に向かうに従って、貫通孔H2から流れ出るオイルが少なくなる。この場合、軸方向における他方側にリバウンドシート23が向かうに従い、減衰力が連続的に変化する。具体的には、減衰力が連続的に大きくなる。
図5(D)に示す構成例では、軸方向に長く伸び、さらに、軸方向に進むに従い幅が変化する貫通孔H3を設けている。この貫通孔H3は、一方側から他方側に向かうに従って、次第に幅が小さくなる。この場合、リバウンドシート23の軸方向における位置に応じて、貫通孔H3から流れ出るオイルの量が変化する。
特に、貫通孔H3は、軸方向に進むに従い幅が変化するため、リバウンドシート23の軸方向における単位あたりの移動量に対して、貫通孔H3から流れ出るオイルの量が変化する。具体的には、リバウンドシート23の軸方向における単位あたりの移動量に対して、貫通孔H3から流れ出るオイルの量が次第に小さくなる。
図5(D)に示す構成例では、減衰力を連続的に変化させられるようになり、また、リバウンドシート23の単位当たりの移動量に対する減衰力の変化を異ならせることができる。具体的には、リバウンドシート23の単位当たりの移動量に対する減衰力を次第に大きくすることができる。
<その他の構成例>
上記にて説明した構成例では、樹脂部材90とガイドブッシュ17(図2参照)とは別体で構成され、樹脂部材90にガイドブッシュ17が取り付けられた構成であったが、樹脂部材90とガイドブッシュ17とは、インサート成形を用い、一体で形成してもよい。具体的には、樹脂部材90を成形する金型内に樹脂を射出する前に、金型内に、ガイドブッシュ17を設置し、その後、金型内に樹脂を射出する。
このように、樹脂部材90とガイドブッシュ17とを一体で形成すると、部品点数が減り、油圧緩衝装置1の組み立て工程を簡略化できる。
また、オイルシール14(シール部材)(図2参照)についても、樹脂部材90と一体で形成してもよい。具体的には、上記と同様、樹脂部材90を成形する金型内に樹脂を射出する前に、金型内に、オイルシール14を設置し、その後、金型内に樹脂を射出する。
この場合も、部品点数が減り、油圧緩衝装置1の組み立て工程を簡略化できる。
さらに、上記にて説明した各構成は、それぞれ単独で用いることもできるし、各構成を適宜組み合わせることもできる。
1…油圧緩衝装置、11…シリンダ、14…オイルシール、15…ロッドガイドケース、
15C…被押圧部、16…断面積絞り部、16E…貫通孔、17…ガイドブッシュ、21…ロッド、23…リバウンドシート、28…環状部材、30…ピストン部、90…樹脂部材

Claims (5)

  1. 液体を収容するシリンダと、
    前記シリンダの軸方向に移動可能に設けられ、前記シリンダ内の空間を区画する区画部材と、
    前記区画部材に接続され、前記シリンダの軸方向に移動するロッドと、
    前記シリンダの軸方向に移動する前記ロッドの案内を行うロッドガイド部と、
    前記ロッドの外周面と前記シリンダの内周面との間に配置され、前記シリンダの軸方向への前記ロッドの移動に伴い、予め定められた到達箇所へ到達する到達部材と、
    前記シリンダ内であって前記予め定められた到達箇所に配置されるとともに、前記シリンダとは別部材により構成され、前記シリンダの軸方向に直交する面における、前記シリンダの断面積を絞る断面積絞り部と、
    を備え、
    前記ロッドガイド部と前記断面積絞り部とは、樹脂材料により形成され且つ一体で形成されていることを特徴とする圧力緩衝装置。
  2. 前記樹脂部材は、前記シリンダの軸方向における端部に取り付けられるとともに、前記端部と他の部材とにより挟まれ前記端部と前記他の部材とにより押圧される被押圧部を有し、
    前記樹脂部材の前記被押圧部には、前記端部および前記他の部材から前記被押圧部に作用する荷重を受ける金属材料が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の圧力緩衝装置。
  3. 前記樹脂部材は、筒状に形成され、軸方向における一方の端部を先頭として、前記シリンダの軸方向における端部に位置する開口から、前記シリンダの内部に挿入され、
    前記樹脂部材のうちの前記シリンダに挿入されている挿入部分が、前記断面積絞り部として機能し、
    前記挿入部分には、前記樹脂部材の内周面側と外周面側とを結ぶ貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力緩衝装置。
  4. 前記樹脂部材の前記ロッドガイド部には、ガイドブッシュが取り付けられ、前記ロッドガイド部は、前記ガイドブッシュを介して前記ロッドの案内を行い、
    前記樹脂部材と前記ガイドブッシュとは、インサート成形によって、一体で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力緩衝装置。
  5. 前記シリンダの軸方向における端部には、前記ロッドの外周面に密着し前記シリンダの内部から外部への液体の漏れを抑えるシール部材が設けられ、
    前記シール部材は、前記樹脂部材と一体で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力緩衝装置。
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