JP2016098632A - 便器装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】可動トラップの下流端とハウジングの内面との間に汚物が挟まり難い便器装置を提供する。【解決手段】可動トラップ3の下流端31は、ボウル部2内への溜水を可能とする上位置60および排水を可能とする下位置64と、その間の所定の軌跡6上を移動可能である。可動トラップ3を収容するハウジング4の内面40は、所定の軌跡6のうちの上位置60を含む第一軌跡範囲61と対向する第一内面範囲41において、第一隙間71を有し、第一軌跡範囲61と連続する第二軌跡範囲62に沿って第二軌跡範囲62と対向する第二内面範囲42において、第二隙間72を有する。第二距離範囲は、ボウル部2内の所定の大きさ以上の汚物の通過を抑制する上限値を有する。【選択図】図6
Description
本発明は、可動トラップを備えた便器装置に関する。
従来より、可動トラップを備えた便器装置が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に示される便器装置は、上流端にてボウル部内と連通し、排出口が設けられる下流端が上下移動可能となる可動トラップと、可動トラップを収容するハウジングと、を備えている。
可動トラップの下流端は、所定の軌跡上を移動可能となっており、上位置に位置する状態でボウル部内への溜水が可能であり、下位置に位置する状態でボウル部内からの排水が可能である。
このような特許文献1に示される便器装置は、当初、可動トラップの下流端に設けられた排出口からの水や汚物の排出が妨げられないように、可動トラップの下流端が描く所定の軌跡とハウジングの内面との間の隙間の大きさが充分にとられていた。
便器装置は、設置スペースの制約を受けることから、小型化が望まれている。そこで、上記便器装置に対して、可動トラップの下流端が描く所定の軌跡とハウジングの内面との間の隙間が小さくされたものが開発された。
しかしながら、この場合、新たな問題が生じた。すなわち、可動トラップの下流端が描く所定の軌跡とハウジングの内面との間の隙間が小さくなると、可動トラップの下流端とハウジングの内面との間に汚物が挟まってしまう惧れがある。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、可動トラップの下流端とハウジングの内面との間に汚物が挟まり難い便器装置を提供することにある。
本発明に係る便器装置は、ボウル部と、排出口が設けられる下流端が上下移動可能となり上流端にて前記ボウル部内と連通する可動トラップと、前記可動トラップを収容するハウジングと、を備え、前記可動トラップの前記下流端は、前記ボウル部内への溜水を可能とする上位置と、前記ボウル部内からの排水を可能とする下位置と、前記上位置と前記下位置との間で連続する中間位置と、に亘る所定の軌跡上を移動可能であり、前記ハウジングの内面は、前記所定の軌跡のうちの前記上位置を含む第一軌跡範囲と対向する第一内面範囲において、前記第一軌跡範囲との距離が第一距離範囲内となる第一隙間を有し、前記ハウジングの内面は、前記所定の軌跡のうちの前記第一軌跡範囲と連続する第二軌跡範囲に沿って前記第二軌跡範囲と対向する第二内面範囲において、前記第二軌跡範囲との距離が第二距離範囲内となる第二隙間を有し、前記第二距離範囲は、前記ボウル部内の所定の大きさ以上の汚物の通過を抑制する上限値を有することを特徴とする。
また、前記第一距離範囲は、前記第二距離範囲の上限値よりも大きい範囲であることが好ましい。
本発明にあっては、ハウジングの内面により所定の大きさ以上の汚物の通過が抑制されて、可動トラップの下流端とハウジングの内面との間に汚物が挟まり難い。
以下、本発明の第一実施形態について、添付図面に基いて説明する。まず、便器装置の基本的な構成について説明する。
便器装置1は、図1に示すように、ボウル部2と、可動トラップ3と、ハウジング4と、を備える。
ボウル部2は、平面視楕円形状や円形状等、洗浄水が環状に流れ易い形状に形成されるのが好ましいが、形状は限定されない。また、ボウル部2は、合成樹脂や陶器をはじめとする様々な材質で形成可能であり、材質は特に限定されない。ボウル部2の上部には、ボウル部2内に向けて洗浄水を吐出する洗浄水吐出口(不図示)が設けられる。第一実施形態では、ボウル部2の上部の後部の左右のいずれかに片寄った位置に洗浄水吐出口が設けられている。ここで、前方Fとは、図1に示すように、ボウル部2上に載置される便座(不図示)に着座した使用者が向く方向をいい、その反対方向を後方Bとする。また、左方Lおよび右方Rは、前方Fを向いたときの左右をそれぞれいうものとする(図4参照)。
また、図1に示すように、ボウル部2の下部には、排出口21が設けられる。第一実施形態では、ボウル部2の排出口21に排出筒22が接続されており、この排出筒22の下流端31の開口23が、ボウル部2の実質的な排出口となっている。なお、このような排出筒22は特に設けられなくてもよい。
可動トラップ3は、図1に示すように、筒状をしたもので、上流端がボウル部2の排出口(すなわち排出筒22の開口23)に接続されている。これにより、可動トラップ3の上流端に設けられる流入口を介して、可動トラップ3内とボウル部2内とが連通する。可動トラップ3の下流端31に、排出口30が設けられる。可動トラップ3は、下流端31(排出口30)が上下移動可能となるように設けられる。
可動トラップ3は、変形性を有し且つ通水性を有しない材料にて、伸縮可能に形成されてもよく、このような材料により蛇腹状に形成されてもよいし、蛇腹状に形成されなくてもよい。また、可動トラップ3が伸縮し難い材料により形成されてもよく、形状や材質は特に限定されない。
ハウジング4は、可動トラップ3を収容する。第一実施形態では、ハウジング4は、図1〜図3に示すように、ボウル部2側の側壁に、可動トラップ3の上流端が挿通される上流開口4aが設けられる。ハウジング4は、図1、図2に示すように、下方に向けて開口する下流開口4bが設けられる。
第一実施形態では、可動トラップ3の下流端31は、駆動部5により上下移動される。駆動部5は、図2、図3に示すように、モータをはじめとする動力を発生させる駆動源51と、駆動源51で生じる動力により可動トラップ3の下流端31を上下移動させる動力伝達部52と、を備える。駆動部5は、駆動源51としてのモータの出力軸に、動力伝達部52としてのアーム(不図示)が連結され、アームの回転により、可動トラップ3の下流端31が上下移動する。また、図2、図3に示すように、駆動源51への給電が行われない時に手動で可動トラップ3の下流端31が上下移動可能なように、手動操作部53と、切替部(不図示)とを備えている。切替部は、駆動源51からの動力を可動トラップ3の下流端31に伝達して手動操作部53からの動力の伝達を遮断するモードと、手動操作部53からの動力を可動トラップ3の下流端31に伝達して駆動源51からの動力の伝達を遮断するモードと、を切り替える。なお、駆動部5はこのような構成に限定されない。
第一実施形態では、駆動部5は、制御部(不図示)により駆動が制御される。制御部は、マイクロコンピュータを備え、ROM(Read Only Memory)等の記憶部に記憶された制御プログラムを実行することで、駆動部5の制御を行うもので、後述する。
第一実施形態では、便器装置1はさらに、ボウル部2へ洗浄水を供給する洗浄水供給部を備えている。洗浄水供給部は、図示しないが、管等からなる給水路と、給水路の途中に設けられる開閉弁と備える。給水路は、上流端が水源に接続され、下流端31に設けられるノズルがボウル部2の洗浄水吐出口に配置される。開閉弁は、電磁弁等からなるが、特に電磁弁でなくてもよく限定されない。水源としては、水道が好適に利用されるが、タンクのような貯水部(ポンプの有無は不問)であってもよい。洗浄水供給部は、制御部により制御されて、洗浄水の供給の開始、停止を行う。
第一実施形態では、便器装置1はさらに、図示しないが、給水路の途中に機能部を備えている。機能部として、給水路を流れる洗浄水に、吸気管を介して空気を混入させて微細気泡を発生させる微細気泡発生部が設けられている。また、機能部として、給水路を流れる洗浄水に洗剤を混入させる洗剤供給部が設けられている。微細気泡発生部および洗剤供給部により、マイクロメータサイズの微細気泡を含む洗剤入りの洗浄水が吐出可能となる。なお、微細気泡発生部や洗剤供給部の代わりに別の機能部が設けられてもよいし、また機能部が設けられなくてもよい。
第一実施形態では、便器装置1は、図4に示すように、外殻となるケーシング10を備えている。ケーシング10の下部の前部をなすスカート部11内に、ボウル部2が設けられている。また、ケーシング10の下部の後部をなすサイドカバー12およびリアカバー(不図示)内に、可動トラップ3のハウジング4が設けられている。また、ケーシング10の上部の前部をなす便蓋13内に、ボウル部2上に起倒可能に載置される便座(不図示)が収容されている。また、ケーシング10の上部の後部をなす機器ケース14内に、制御部や、各種設定を行う設定部等(不図示)が収容されている。
便器装置1は、使用されない時には、図1に示すように、可動トラップ3の下流端31が上位置60(図6参照)に位置して、排出口30が上を向く状態となり、ボウル部2内および可動トラップ3内に溜水が形成される封水状態となる。なお、可動トラップ3の下流端31の位置とは、下流端31の排出口30の中央部の位置をいうものとする。
便器装置1は、使用されてボウル部2内の汚物を排出する時には、図5に示すように、後述する排出工程中に、可動トラップ3の下流端31が下位置64(図6参照)に位置し、排出口30が下を向く状態となる。これにより、ボウル部2内の水および汚物がボウル部2外に排出される。
排出工程は、下降工程、下保持工程、上昇工程を有している。
下降工程は、図1に示す状態において、洗浄水供給部による洗浄水の供給が開始される。下降工程では、可動トラップ3の下流端31の排出口30が図1に示す上位置60から図5に示す下位置64にかけて移動する。なお、上位置60および下位置64は、所定の範囲内に収まればよく、実用上支障ない程度の誤差を生じてもよい。また、洗浄水の供給の開始は、可動トラップ3の下流端31の下降の開始よりも前に行われてもよいし、可動トラップ3の下流端31の下降の開始よりも後または下降の開始と同時に行われてもよい。
下保持工程では、図5に示すように、可動トラップ3の下流端31の排出口30が所定の持続時間、下位置64に保持される。これにより、汚物の排出が行われる。
上昇工程では、可動トラップ3の下流端31の排出口30が図5に示す下位置64から図1に示す上位置60にかけて移動する。上昇工程では、洗浄水供給部による洗浄水の供給が停止される。なお、洗浄水の供給の停止は、可動トラップ3の下流端31の上昇の停止の前に行われてもよいし、可動トラップ3の下流端31の上昇の停止よりも後または上昇の停止と同時に行われてもよい。
また、第一実施形態では、ボウル部2へ供給する洗浄水の単位時間当たりの供給流量を計測する流量計測部(不図示)を備えている。流量計測部としては、既存の様々な形態のものが適宜利用可能である。さらに第一実施形態では、洗浄水供給部による洗浄水の供給時間を計測するタイマー(不図示)が設けられる。タイマーは、第一実施形態では制御部が一機能として内蔵するが、既存の様々な形態のものが適宜利用可能であり、限定されない。流量計測部により計測される供給流量と、タイマーにより計測される供給時間とから、ボウル部2に供給される積算流量が算出される。これにより、ボウル部2に所定量の溜水が形成される。なお、このような流量計測部およびタイマーは、設けられなくてもよい。
次に、可動トラップ3とハウジング4の位置関係について説明する。
可動トラップ3の下流端31は、図6に示すように、上位置60と下位置64との間で連続する中間位置と、に亘る所定の軌跡6上を移動可能である。
第一実施形態では、所定の軌跡6(経路)は、図6に示すように、側方視において後方Bに凸となる形状をしている。側方視において後方Bに凸となる形状は、滑らかな曲線からなるものが好ましく、円弧状が特に好ましいが、形状は特に限定されない。第一実施形態では、所定の軌跡6は、後方Bに凸となる概ね円弧状をしている。そして、可動トラップ3が水平をなすときの下端部の位置を水平位置63とする。
所定の軌跡6のうち、上位置60を含む部分を第一軌跡範囲61とし、第一軌跡範囲61と連続する部分を第二軌跡範囲62とする。
第一実施形態では、図6に示すように、上位置60は、所定の軌跡6の水平方向(所定の軌跡6の中心65から水平位置63を向く方向)に対して、所定の軌跡6における中心角で45°〜90°(特に第一実施形態では概ね60°)上側の所定の角度(または角度範囲)の位置をいうものとする。また、第一軌跡範囲61は、上位置60から、所定の軌跡6における中心角で30°〜40°(特に第一実施形態では概ね40°)水平より上側の所定の角度までの範囲をいうものとする。また、第二軌跡範囲62は、所定の軌跡6における中心角で30°〜40°(特に第一実施形態では概ね40°)水平より上側の所定の角度から、中心角で0°〜45°(特に第一実施形態では概ね20°)水平より下側の所定の角度までの範囲をいうものとする。なお、上記角度数値は第一実施形態におけるものであるが、このような数値に限定されない。
ハウジング4は、図6に示すように、上流開口4aおよび下流開口4bが設けられる部分を除いて内面を有する。以下、ハウジング4の内面については、所定の軌跡6に対向する内面40をいうものとする。
図6に示すように、ハウジング4の内面40において、第一軌跡範囲61と対向する部分を第一内面範囲41とし、第二軌跡範囲62に沿って第二軌跡範囲62と対向する部分を第二内面範囲42とする。
第一内面範囲41は、第一軌跡範囲61との距離が第一距離範囲内となる第一隙間71を有する。第二内面範囲42は、第二軌跡範囲62との距離が第二距離範囲内となる第二隙間72を有する。
ここで、第二隙間72の距離のとりうる範囲である第二距離範囲は、ボウル部2内の所定の大きさ以上の汚物の通過を抑制する上限値を有する。ここで、上限値となる、ボウル部2内の所定の大きさ以上の汚物の通過を抑制する距離とは、直径φ10mm以上の汚物の通過を概ね抑制し、直径φ10mm未満の汚物の通過を概ね許容する距離(すなわち概ね10mm)である。なお、前記数値は第一実施形態におけるものであり、このような数値に限定されないが、ボウル部2内の所定の大きさ以上の汚物の通過を抑制する距離は概ね5mm〜15mmに設定される。
第一実施形態では、第二隙間72の距離のとりうる範囲である第二距離範囲は、可動トラップ3とハウジング4との当接を抑制する下限値を有している。ここで、下限値となる、可動トラップ3とハウジング4との当接を抑制する距離とは、可動トラップ3およびハウジング4の製造誤差や組立誤差、洗浄水や汚物の量、洗浄水および汚物の流れ方等により、可動トラップ3の下流端31とハウジング4の内面40との距離がばらついて近接しても、当接しない余裕(遊び)を考慮して設定される。第一実施形態では、下限値は4mmであるが、このような数値に限定されないものであり、概ね3mm〜5mmに設定される。なお、このような第二隙間72の距離の下限値(第二距離範囲の下限値)は、遊びを考慮しないならば特に設定されなくてもよい。また、可動トラップ3の下流端31とハウジング4の内面40との摺動抵抗を低減させることで、第二隙間72の距離を0mmとしてもよい。
また、第一実施形態では、第一隙間71の距離のとりうる範囲である第一距離範囲は、第二距離範囲の上限値よりも大きい範囲としている。すなわち、第一隙間71にあっては、汚物の通過を抑制することは考慮されず、ボウル部2に溜水が形成されている時に可動トラップ3の下流端31から溢れるオーバーフロー水の通路を確保するものである。このため、第一距離範囲は、少なくとも第二距離範囲の上限値よりも大きい範囲に設定される。なお、オーバーフロー水の通路の確保の観点からは、第一距離範囲は大きい方がよいが、便器装置の小型化の観点からは小さい方がよく、両方の観点から最適な範囲が定まる。なお、第一隙間71の距離が第二距離範囲の上限値よりも大きくなくてもよく、隙間(>0mm)があればよい。
図7に示すように、第二隙間72の距離が、所定の大きさ以上の汚物8の通過を抑制できない程大きい場合、排出口30から排出されてしまった汚物8が可動トラップ3の下流端31とハウジング4の内面40との間に挟まってしまう。汚物8が可動トラップ3の下流端31とハウジング4の内面40との間に挟まると、可動トラップ3の移動がロックされてしまい、排水等が不可能となり、駆動部5等の故障の原因となる。
これに対して、第一実施形態の便器装置1にあっては、ハウジング4の第二内面範囲42が、可動トラップ3の下流端31の排出口30から汚物が排出されないようにする汚物押さえ部として機能する。これにより、可動トラップ3の下流端31とハウジング4の内面40との間に汚物が挟まり難く、排水等が不可能となったり、駆動部5等の故障の原因となったりするのが抑制されるものである。
以上のように、便器装置1は、ボウル部2と、排出口30が設けられる下流端31が上下移動可能となり上流端にてボウル部2内と連通する可動トラップ3と、可動トラップ3を収容するハウジング4と、を備える。可動トラップ3の下流端31は、ボウル部2内への溜水を可能とする上位置60と、ボウル部2内からの排水を可能とする下位置64と、上位置60と下位置64との間で連続する中間位置と、に亘る所定の軌跡6上を移動可能である。ハウジング4の内面40は、所定の軌跡6のうちの上位置60を含む第一軌跡範囲61と対向する第一内面範囲41において、第一軌跡範囲61との距離が第一距離範囲内となる第一隙間71を有する。ハウジング4の内面40は、所定の軌跡6のうちの第一軌跡範囲61と連続する第二軌跡範囲62と対向する第二内面範囲42において、第二軌跡範囲62との距離が第二距離範囲内となる第二隙間72を有する。第二距離範囲は、ボウル部2内の所定の大きさ以上の汚物の通過を抑制する上限値と、可動トラップ3とハウジング4との当接を抑制する下限値とを有する。第一距離範囲は、第二距離範囲の上限値よりも大きい範囲である。
これにより、可動トラップ3の下流端31とハウジング4の内面40との間に汚物が挟まり難くなる。
1 便器装置
2 ボウル部
3 可動トラップ
30 排出口
31 下流端
4 ハウジング
40 内面
41 第一内面範囲
42 第二内面範囲
6 所定の軌跡
60 上位置
61 第一軌跡範囲
62 第二軌跡範囲
64 下位置
71 第一隙間
72 第二隙間
2 ボウル部
3 可動トラップ
30 排出口
31 下流端
4 ハウジング
40 内面
41 第一内面範囲
42 第二内面範囲
6 所定の軌跡
60 上位置
61 第一軌跡範囲
62 第二軌跡範囲
64 下位置
71 第一隙間
72 第二隙間
Claims (2)
- ボウル部と、
排出口が設けられる下流端が上下移動可能となり上流端にて前記ボウル部内と連通する可動トラップと、
前記可動トラップを収容するハウジングと、を備え、
前記可動トラップの前記下流端は、前記ボウル部内への溜水を可能とする上位置と、前記ボウル部内からの排水を可能とする下位置と、前記上位置と前記下位置との間で連続する中間位置と、に亘る所定の軌跡上を移動可能であり、
前記ハウジングの内面は、前記所定の軌跡のうちの前記上位置を含む第一軌跡範囲と対向する第一内面範囲において、前記第一軌跡範囲との距離が第一距離範囲内となる第一隙間を有し、
前記ハウジングの内面は、前記所定の軌跡のうちの前記第一軌跡範囲と連続する第二軌跡範囲に沿って前記第二軌跡範囲と対向する第二内面範囲において、前記第二軌跡範囲との距離が第二距離範囲内となる第二隙間を有し、
前記第二距離範囲は、前記ボウル部内の所定の大きさ以上の汚物の通過を抑制する上限値を有することを特徴とする便器装置。 - 前記第一距離範囲は、前記第二距離範囲の上限値よりも大きい範囲であることを特徴とする請求項1記載の便器装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014239075A JP2016098632A (ja) | 2014-11-26 | 2014-11-26 | 便器装置 |
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JP2014239075A JP2016098632A (ja) | 2014-11-26 | 2014-11-26 | 便器装置 |
Publications (1)
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---|---|
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Family Applications (1)
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JP2014239075A Pending JP2016098632A (ja) | 2014-11-26 | 2014-11-26 | 便器装置 |
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JP (1) | JP2016098632A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102017208062A1 (de) | 2016-05-17 | 2017-11-23 | Yazaki Corporation | Leitungspfad-Schutzaufbau |
JP2019039267A (ja) * | 2017-08-29 | 2019-03-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 便器洗浄システム |
-
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- 2014-11-26 JP JP2014239075A patent/JP2016098632A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102017208062A1 (de) | 2016-05-17 | 2017-11-23 | Yazaki Corporation | Leitungspfad-Schutzaufbau |
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CN110998037A (zh) * | 2017-08-29 | 2020-04-10 | 松下知识产权经营株式会社 | 便器清洗系统 |
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RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
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