JP2016097471A - ロボットアーム、およびそれを用いた配線作業ロボット - Google Patents

ロボットアーム、およびそれを用いた配線作業ロボット Download PDF

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Ryuji Babazono
龍史 馬場園
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Abstract

【課題】端子台に配設されたネジを締めるためのドライバを回転させながら昇降させることが可能で、かつ、コンパクトな構成のロボットアームを提供する。
【解決手段】ロボットアーム14を、端子台Tに配設されたネジSを締めるドライバ20と、ドライバ20が取り付けられる下側ドライバ軸44と、下側ドライバ軸44の上端部に取り付けられる上側ドライバ軸42と、上側ドライバ軸42を回転させるドライバ回転手段22とで構成する。そして、上側ドライバ軸42の下端部に下側ドライバ軸44の上端部を嵌め込む筒状部43を形成し、筒状部43に上下方向に延びる長孔66を形成し、下側ドライバ軸44の上端部の側面に長孔66に嵌まる突部68を形成することにより、上記課題を解決できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、制御盤内に配設される配線の端子台への固定を自動的に行うことのできるロボットアーム、およびそれを用いた配線作業ロボットに関する。
近年、産業用等に用いられる各種機械には多種多様な制御方式が求められるようになっており、これに伴い、当該機械を制御するための制御盤内に収められる配線の本数も増加の一途をたどっている。
通常、各配線の先端には、当該配線の接続を容易にするための端子が取り付けられており、当該端子の端子台への固定には、ネジ止めが採用されている。
各配線の先端に取り付けられた端子を端子台へ取り付けるには、ドライバを用いてネジを締めていく作業が必要になるが、当該作業は結構な重労働であり、万一、ネジの締めが足りなかった場合、端子が端子台から外れて機械が誤動作し、事故につながりかねないというリスクを有している。
このため、このような配線作業を産業用のロボットを用いて行う取り組みが従前より進められている(例えば、特許文献1)。
特開2010−172169号公報
しかしながら、特許文献1にはネジを締める電動ドライバが昇降する機構について明確に記載されておらず、かつ、特許文献1の電動ドライバはロボットアームの大きさに比して高さ方向寸法が大きすぎる(特許文献1の図3)という問題があった。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、端子台に配設されたネジを締めるためのドライバを回転させながら昇降させることが可能で、かつ、コンパクトな構成のロボットアームを提供することにある。
この発明のある局面に従うと、
端子台に配設されたネジを締めるドライバと、
前記ドライバが取り付けられる下側ドライバ軸と、
前記下側ドライバ軸の上端部に取り付けられる上側ドライバ軸と、
前記上側ドライバ軸を回転させるドライバ回転手段とを備えており、
前記上側ドライバ軸の下端部には、前記下側ドライバ軸の上端部を嵌め込む筒状部が形成されており、
前記筒状部には、上下方向に延びる長孔が形成されており、
前記下側ドライバ軸の上端部の側面には、前記長孔に嵌まる突部が形成されているロボットアームが提供される。
この発明の別の局面に従うと
端子台に配設されたネジを締めるドライバと、
前記ドライバが取り付けられる下側ドライバ軸と、
前記下側ドライバ軸の上端部に取り付けられる上側ドライバ軸と、
前記上側ドライバ軸を回転させるドライバ回転手段とを備えており、
前記下側ドライバ軸の上端部には、前記上側ドライバ軸の下端部を嵌め込む筒状部が形成されており、
前記筒状部には、上下方向に延びる長孔が形成されており、
前記下側ドライバ軸の上端部の側面には、前記長孔に嵌まる突部が形成されているロボットアームが提供される。
好ましくは、前記下側ドライバ軸を昇降させるドライバ軸昇降手段を更に備えており、
前記ドライバ軸昇降手段は、
前記下側ドライバ軸に取り付けられた鍔部材と、
前記鍔部材を下方向に押し下げる第1押さえ部材と、
前記鍔部材を上方向に押し上げる第2押さえ部材とを有している。
好ましくは、前記第1押さえ部材の下面には、前記鍔部材の硬度よりも低い硬度の材料で形成されており、前記鍔部材に当接する当て板が取り付けられている。
好ましくは、前記ドライバ回転手段にはサーボモータが使用されており、
前記サーボモータに供給される電流値に基づいて前記ドライバによる前記ネジの締めきり状態を判断する。
好ましくは、配線を把持するチャックを更に備えており、
前記チャックは、一対のチャック片と、チャック開閉手段とを有しており、
前記チャック片は、前記チャック開閉手段に対して着脱自在になっている。
好ましくは、上述したようなロボットアームを備える配線作業ロボットが提供される。
本発明によれば、端子台に配設されたネジを締めるためのドライバを回転させながら昇降させることが可能で、かつ、コンパクトな構成のロボットアームを提供できる。
本実施の形態にかかる配線用ロボット10の全体構成を示す斜視図である。 本実施の形態にかかるロボットアーム14の全体構成を示す分解斜視図である。 本実施の形態にかかるロボットアーム14の全体構成を示す分解斜視図である。 本実施の形態にかかるロボットアーム14における、チャック16とドライバ20との位置関係を示す(a)側面図、および、(b)底面図である。 本実施の形態にかかるロボットアーム14におけるドライバ20を上昇させた状態を示す斜視図である。 本実施の形態にかかるロボットアーム14におけるドライバ20を降下させた状態を示す斜視図である。 本実施の形態にかかるロボットアーム14を用いた配線作業について説明する図である。 本実施の形態にかかるロボットアーム14におけるチャック16を開き、かつ、ドライバ20を上昇させた状態を示す斜視図である。 本実施の形態にかかるロボットアーム14におけるチャック16で電線Lを把持し、かつ、ドライバ20を上昇させた状態を示す斜視図である。 本実施の形態にかかるロボットアーム14を用いた配線作業について説明する図である。 本実施の形態にかかるロボットアーム14を用いた配線作業について説明する図である。 本実施の形態にかかるロボットアーム14を用いた配線作業について説明する図である。 本実施の形態にかかるロボットアーム14におけるチャック16で電線Lを把持し、かつ、ドライバ20を降下させた状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。また、以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<配線作業ロボット10の全体構成>
まず、本実施の形態にかかる配線作業ロボット10の全体構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかる配線作業ロボット10の全体構成を示す斜視図である。
図1を参照して、本実施の形態にかかる配線作業ロボット10は、大きく分けて、ロボット本体12と、ロボットアーム14と、制御部15とで構成されている。
本実施例において、ロボット本体12には、汎用の6軸ロボットが使用されている。もちろん、配線作業に要する動きが可能であればどのようなタイプのロボット本体12を用いてもよい。
ロボットアーム14は、配線される電線Lを把持し、電線Lを端子台Tに固定する動作を行うものであり、ロボット本体12の先端部12aに取り付けられている、
<ロボットアーム14の全体構成>
次に、本実施の形態にかかるロボットアーム14の構成について説明する。図2および図3は、本実施例の形態にかかるロボットアーム14の全体構成を示す分解斜視図である。
本実施の形態にかかるロボットアーム14は、チャック16と、チャック開閉手段18と、ドライバ20と、ドライバ回転手段22と、ドライバ昇降手段24とを備えている。
チャック16は、互いにほぼ対称に形成された一対のチャック片26で構成されており、これら一対のチャック片26を互いに近づけたり遠ざけたりするチャック開閉手段18の底面に取り付けられている。本実施の形態の場合、一対のチャック片26における互いに対向する内面には、チャック16が電線Lを把持する際に、当該電線Lの一部が嵌まり込む溝27が形成されている。
本実施の形態では、チャック開閉手段18には、底面に一対のチャック片取付部28を有する第1アクチュエータ30が使用されている。また、制御部15と第1アクチュエータ30との間には、制御部15と第1アクチュエータ30との間で信号をやりとりする信号線(図示せず)が電気的に接続されている。この第1アクチュエータ30に対して、制御部15から、一対のチャック片26を順方向へ移動させる旨の信号(チャック片順方向移動信号S1)が送られてきたとき、一対のチャック片取付部28は互いに近づく方向へ移動する。逆に、第1アクチュエータ30に対して、制御部15から、一対のチャック片26を逆方向へ移動させる旨の信号(チャック片逆方向移動信号S2)が送られてきたとき、一対のチャック片取付部28は互いに離間する方向へ移動する。したがって、チャック片取付部28にそれぞれチャック片26を取り付けることにより、上述のように、一対のチャック片26を互いに近づけたり遠ざけたりすることができる。
ドライバ20は、電線Lの先端に取り付けられた端子Aを端子台Tに固定する際、予め端子台T側に用意されたネジSを回転させる役割を有しており、その先端形状は、ネジSの頭に刻設された凹所(プラス形状、マイナス形状、六角星形形状等)に嵌め込むことができるようになっている。ドライバ20がネジSを順方向に回転させることによってネジSは端子台Tに対して締まっていき、逆方向に回転させることによってネジSは端子台Tに対して緩むようになる。また、ドライバ20は、公知の取り付け機構により、ドライバ軸32の下端に取り付けられている。なお、本実施の形態におけるドライバ軸32は、上側ドライバ軸42と、下側ドライバ軸44とに分割されている。
また、チャック16とドライバ20との位置関係は図4に示すように設定されている。すなわち、チャック16が電線Lを把持したとき、当該電線Lの先端に取り付けられた端子Aにおけるネジ嵌入凹所Hがドライバ20の中心軸CLに位置するようにチャック16とドライバ20との間の水平離間距離D1が設定されている。もちろん、使用する端子Aの形状に合わせて、ネジ嵌入凹所Hがドライバ20の中心軸CLに位置するように、水平面におけるチャック16とドライバ20との位置関係も設定されている。
図2および図3に戻って、ドライバ回転手段22は、制御部15からの指示により、ドライバ20を所定の回転方向に回転させる手段であり、本実施例ではサーボモータ34と、ギア36とで構成されている。また、制御部15とサーボモータ34との間には、制御部15とサーボモータ34との間で信号をやりとりする信号線(図示せず)が電気的に接続されている。
サーボモータ34は、例えば、位置検出器や速度検出器を備えており、必要に応じて回転位置や回転速度に関する信号を外部に発信できるようになっている。本実施の形態では、これに加えて制御部15がサーボモータ34に供給される電流値を常時監視するようになっている。もちろん、本明細書に記載したような動作を行うことができるものであれば、サーボモータに限らず、他の種類のモータや動力源を使用してもよい。
ギア36は、サーボモータ34からの回転力をドライバ軸32に伝達するためのものであり、本実施の形態では、サーボモータ34の出力軸に取り付けられた第1ギア38と、ドライバ軸32におけるドライバ20が取り付けられる端とは反対側の端に取り付けられた第2ギア40とで構成されている。第1ギア38の外周側面に形成された歯車部と、第2ギア40の外周側面に形成された歯車部とが常時噛み合うように、第1ギア38と第2ギア40との位置(すなわち、サーボモータ34とドライバ軸32との位置)が設定されている。なお、本実施の形態では、第1ギア38に形成された歯の数は、第2ギア40に形成された歯の数と同数に設定されているが、これら歯の数が互いに異なるように設定してもよい。
ドライバ昇降手段24は、ドライバ20の位置を上下方向に昇降させる役割を有しており、本実施の形態では、ドライバ軸昇降手段46と、第2アクチュエータ48と、下側ドライバ軸44の上下方向直進運動を支えるリニアブッシュ49とで構成されている。また、制御部15と第2アクチュエータ48との間には、制御部15と第2アクチュエータ48との間で信号をやりとりする信号線(図示せず)が電気的に接続されている。
ドライバ軸昇降手段46は、下側ドライバ軸44を上下方向に昇降させるものであり、本実施の形態では、鍔部材50と、第1押さえ部材52と、第2押さえ部材54と、スペーサ56と、ベース部材58と、当て板60とを備えている。
鍔部材50は、下側ドライバ軸44に固定された略円板状の部材である。また、当該鍔部材50の略中心を下側ドライバ軸44が貫通するようになっている。
第1押さえ部材52および第2押さえ部材54は、それぞれ矩形状板材における一方の辺から中央部に至る切り欠きが形成されたような略U字状の板材である。また、第1押さえ部材52および第2押さえ部材54は、上記一方の辺に対向する他方の辺の近傍において、スペーサ56を介して互いに一体に組み上げられている。つまり、第1押さえ部材52と第2押さえ部材54との間には、スペーサ56によって所定間隔の空間62が形成されている。なお、本実施の形態では、第1押さえ部材52が第2押さえ部材54よりも上方に位置している。また、当て板60は、第1押さえ部材52の下側面、つまり、第2押さえ部材54に対向する面に取り付けられている真鍮製の板材である。
ベース部材58は、スペーサ56と対向するようにして第2押さえ部材54の他方の辺の近傍に固定されており、かつ、第2アクチュエータ48の被駆動部材64が取り付けられる部材である。また、第2アクチュエータ48は図中下向きに取り付けられており、当該第2アクチュエータ48が作動することにより、被駆動部材64が上下方向に移動する。
したがって、第2アクチュエータ48が作動することにより、上述のように被駆動部材64が上下方向に移動し、これに伴い、第1押さえ部材52、第2押さえ部材54、および、スペーサ56も上下方向に移動する。
ドライバ昇降手段24は、下側ドライバ軸44に固定された鍔部材50が第1押さえ部材52と第2押さえ部材54との間に形成された空間62に収まるように位置決めされる。上述のように、第1押さえ部材52および第2押さえ部材54には切り欠きが設けられているので、上側ドライバ軸42や下側ドライバ軸44と、これら第1押さえ部材52および第2押さえ部材54との干渉を避けることができる。
加えて、上側ドライバ軸42の下端部には、下側ドライバ軸44の上端部を嵌め込むことができる筒状部43が形成されている。また、上側ドライバ軸42の筒状部43には、上下方向に延びる長孔66が形成されている。一方、上側ドライバ軸42に嵌め込まれる下側ドライバ軸44の上端部の側面には、当該嵌め込まれた状態で長孔66に嵌まる突部68が突設されている。つまり、下側ドライバ軸44は、長孔66に嵌まる突部68をガイドにして、上側ドライバ軸42に対して上下方向に移動できるようになっている。
ドライバ20を上昇させる際には、図5に示すように、第2アクチュエータ48を作動させて被駆動部材64を上方向に移動させる。これに伴い、ドライバ昇降手段24における第2押さえ部材54も上方向に移動する。これにより、第2押さえ部材54が下方から鍔部材50に当接し、当該鍔部材50と共に下側ドライバ軸44を上方向に押し上げる。すると、下側ドライバ軸44は、上側ドライバ軸42に形成された長孔66に嵌まる突部68をガイドにして当該長孔66内を上昇する(下側ドライバ軸44の上端部が上側ドライバ軸42の筒部内に収容されていく)。
逆に、ドライバ20を降下させる際には、図6に示すように、第2アクチュエータ48を作動させて被駆動部材64を下方向に移動させる。これに伴い、ドライバ昇降手段24における第1押さえ部材52およびこれに取り付けられている当て板60も下方向に移動する。これにより、当て板60が上方から鍔部材50に当接し、当該鍔部材50と共に下側ドライバ軸44を下方向に押し下げる。すると、下側ドライバ軸44は、長孔66に嵌まる突部68をガイドにして当該長孔66内を降下する(下側ドライバ軸44の上端部が上側ドライバ軸42の筒部から飛び出していく)。
上述したドライバ20の昇降は、ドライバ回転手段22によってドライバ20を回転させるとの同時に行うことができる。すなわち、サーボモータ34からの回転力は、ギア36を介して、上側ドライバ軸42に伝達される。上側ドライバ軸42に伝達された回転力は、上側ドライバ軸42に形成された長孔66の内面が下側ドライバ軸44に形成された突部68を押すことにより、当該下側ドライバ軸44に伝達される。上側ドライバ軸42に対する下側ドライバ軸44の上下方向の位置が変化しても、回転力が長孔66から突部68に伝達される状態は維持される。これにより、上側ドライバ軸42に対する下側ドライバ軸44の位置にかかわらず、常に上側ドライバ軸42からの回転力は下側ドライバ軸44に伝達される。
したがって、本実施の形態に係るロボットアーム14によれば、ドライバ20を正方向(ネジSを締める方向)に回転させつつ降下させることにより、端子台TにネジSを締めることができる。逆に、ドライバ20を逆方向(ネジSを緩める方向)に回転させつつ上昇させることにより、端子台TからネジSを緩めることができる。
<配線作業ロボット10の動作説明>
次に、上述した配線作業ロボット10を用いて、電線Lの先端に取り付けた端子Aを端子台Tに取り付ける際の動作について説明する。先ず、図7に示すように、ロボットアーム14のチャック16が、予め設定した位置に配置された電線Lを把持する。具体的には、ロボット本体12がロボットアーム14を移動させることにより、当該ロボットアーム14におけるチャック16が電線Lの近傍まで移動する。然る後、制御部15からの信号(チャック片逆方向移動信号S2)により、チャック開閉手段18が一対のチャック片26同士を互いに離間させる。この状態で、ロボット本体12は、一対のチャック片26同士の間に電線Lが嵌まる位置(チャック片26に形成された溝27を臨む位置)までロボットアーム14を更に移動させる。この段階で、ロボットアーム14の状態、および、当該ロボットアーム14と電線Lとの位置関係は、図8に示すようになっている。その後、制御部15からの信号(チャック片順方向移動信号S1)により、チャック開閉手段18が一対のチャック片26同士を互いに近接する方向へ移動させる。これにより、チャック16が電線Lを把持する。なお、この段階において、ドライバ20は、チャック16よりも上方で待機している(この段階における、ロボットアーム14の状態、および、当該ロボットアーム14と電線Lとの位置関係は、図9に示すようになっている。)。
チャック16が電線Lを把持した後、ロボット本体12がロボットアーム14を端子台Tの近傍まで移動させる。これにより、図10に示すように、電線Lおよび端子Aが目的の端子台Tの近傍まで導かれる。なお、チャック16が電線Lを把持した位置から目的の端子台Tの近傍までの間に障害物(例えば、制御盤等の中に配置された他の電子部品等)が存在するような場合、予めチャック16を動かすルート(=電線Lを導くルート)を制御部15にインプットしておくとよい。これにより、ロボットアーム14が障害物をかわしながら電線Lを端子台Tの近傍まで導くことができる。
ロボットアーム14を端子台Tの近傍まで移動させた後、ロボット本体12はさらにロボットアーム14を移動させて、図11に示すように、電線Lの先端に取り付けられた端子A(いわゆる「Y型端子」)の先端に形成されたネジ嵌入凹所Hに、端子台Tに取り付けられたネジSを嵌め込ませる。端子Aに嵌め込ませるネジSの位置は予め設定されており、端子AにネジSが嵌め込まれた状態において、当該ネジSの頭中心にドライバ20の中心軸CLが位置するようになっている。また、ネジSは予め端子台Tに対して緩められた状態になっており、ネジSの頭部(あるいはネジSの頭部よりも下方に配置された端子押さえB)と端子台Tとの間には、端子Aの先端部が嵌め込まれる隙間Cが形成されている。
然る後、ドライバ回転手段22がドライバ20を正方向に回転させるとともに、ドライバ昇降手段24がドライバ20を降下させる。これにより、図12に示すように、ドライバ20によってネジSが締め込まれていき、ネジSと端子台Tとの間で端子Aの先端部が固定される(この段階で、ロボットアーム14の状態、および、当該ロボットアーム14と電線Lとの位置関係は、図13に示すようになっている。)。なお、ネジSの締め込みが完了したことは、ドライバ回転手段22のサーボモータ34に供給される電流値が所定の値を超えたことをもって判断する。サーボモータ34への電流値が所定の値を超えたことを検知した制御部15は、ドライバ回転手段22によるドライバ20の回転を停止させるとともに、ドライバ昇降手段24を動作させてドライバ20を上昇させる。これにより、ロボットアーム14による電線Lの端子台Tへの固定が完了する。
<本実施の形態に係る配線作業ロボットの特徴>
(1)
本実施の形態に係る配線作業ロボットによれば、上述のように、上側ドライバ軸42と下側ドライバ軸44とに分けるとともに、上側ドライバ軸42の下端部に下側ドライバ軸44の上端部を嵌め込んでいる。更に、当該上側ドライバ軸42の下端部(筒状部43)に上下方向に延びる長孔66が形成されているとともに、当該長孔66に嵌まる突部68が下側ドライバ軸44の上端部の側面に突設されている。これにより、上側ドライバ軸42からの回転力を下側ドライバ軸44に与えつつ、下側ドライバ軸44は上側ドライバ軸42に対して昇降自在になる。したがって、ドライバ回転手段22でドライバ20を所望の方向に回転させつつ、ドライバ昇降手段24で上側ドライバ軸42に対するドライバ20の上下位置を変化させることが可能となり、ドライバ20の回転および昇降をコンパクトな構成で実現できる。
(2)
また、ロボット本体12を制御する制御部15がドライバ回転手段22のサーボモータ34を制御するとともに、当該サーボモータ34に供給される電流値を常時監視するようになっているので、サーボモータ34に供給される電流値が所定の値よりも大きくなったことをもってドライバ20が端子台TのネジSを締めきったと判断することが可能となり、シンプルな装置構成で電線Lの固定を確実に行うことができる。
(3)
また、チャック16を構成する一対のチャック片26を、チャック開閉手段18を構成する第1アクチュエータ30におけるチャック片取付部28に対して着脱自在(アタッチメント方式)にしているので、電線Lの大きさや形状、あるいは端子Aの大きさや形状に応じて複数のチャック片26を用意しておき、チャック片取付部28に取り付けるチャック片26を必要に応じて取り替えることにより、配線作業に最適な形状のチャック片26を選択することができる。
(4)
また、ドライバ20でネジSを締めていく際、ドライバ20の先端がネジSの頭に形成された凹所から不所望に外れてしまうのを防止するため、ドライバ軸昇降手段46を構成する第1押さえ部材52は、第2押さえ部材54が鍔部材50を押し上げる力に比べて大きな力で鍔部材50を押し下げる必要がある。上述した実施の形態では、金属としては比較的硬度が低い真鍮製の当て板60が第1押さえ部材52の下側面に取り付けられており、鍔部材50の上面には当て板60が接触するようになっている。これにより、鍔部材50よりも硬度が低い当て板60の方を先に摩耗させることができ、メンテナンスを容易に行うことができるようになっている。
(5)
また、第1アクチュエータ30、サーボモータ34、および第2アクチュエータ48をすべて電動のもので統一しているので、圧縮空気を併用した場合のように、コンプレッサーや圧縮空気配管が不要となる。
<変形例>
(1)
上述した実施例では、上側ドライバ軸42の下端部に下側ドライバ軸44の上端部を嵌め込むようになっていたが、これとは逆であってもよい。すなわち、下側ドライバ軸44の上端部に上側ドライバ軸42の下端部を嵌め込み、更に、当該下側ドライバ軸44の上端部(筒状部)に上下方向に延びる長孔を形成し、当該長孔に対応するようにして上側ドライバ軸42の下端部の側面に突部を突設させるようにしてもよい。
(2)
上述した実施例では、ドライバ回転手段22のサーボモータ34に供給される電流値を制御部15が常時監視することによってネジSの締めきり状態を判断していたが、これに代えて、ドライバ20の回転回数(サーボモータ34の位置検出器を使用)等の別の方法で締めきり状態を判断してもよい。
(3)
上述した実施例では、チャック16を構成する一対のチャック片26の両方を移動させて電線Lを把持するようになっていたが、これに代えて、一対のチャック片26のいずれか一方のみを移動させて電線Lを把持してもよい。
(4)
上述した実施例では、チャック16は電線Lを把持するようになっていたが、これに代えて、チャック16で電線Lの先端に取り付けられた端子Aを直接把持してもよい。この場合、チャック16を構成するチャック片26に形成される溝27も端子Aの形状に応じた形状にするのが好適である。
(5)
上述した実施例では、ドライバ昇降手段24を構成する当て板60に真鍮製の板材が使用されていたが、当て板60の材質はこれに限定されるものではなく、鍔部材50の表面硬度よりも小さい硬度を有する材質であれば、他の材質を使用することができる。さらに言えば、ドライバ軸昇降手段46を構成する第2押さえ部材54(第1押さえ部材52の下方に位置する板)の上面にも当て板60を設けてもよいし、当該第2押さえ部材54の上面にのみ当て板60を設けてもよい。
(6)
上述した実施例では、ドライバ回転手段22の構成要素としてギア36を使用していたが、ベルト等を用いた他の形式でドライバ軸32を駆動してもよい。サーボモータ34の出力軸を上側ドライバ軸42の上端に接続するようにすれば、当該ギア36は不要である。ただし、この場合、ロボットアーム14の高さ方向寸法が大きくなってしまうおそれがある。
(7)
上述した実施例では、ドライバ20を回転させるサーボモータ34に供給される電流値に基づいてネジSの締めきり状態を把握していたが、これに代えて、ドライバ20の降下位置(あるいは、第2アクチュエータ48における被駆動部材64の降下位置)を把握しておき、ネジSを締める方向に回してドライバ20が所定の位置まで降下したことをもってネジSが締まりきったと判断してもよい。もちろん、電流値とドライバ20の降下位置とを両方把握してもよい。これにより、端子Aや端子台TとネジSとの間に異物が噛み込んだ場合や、ネジSそのものに不具合がある場合等において、ネジSがきちんと締まっていないことを知ることができる。
さらに言えば、サーボモータ34に供給される電流値を詳細に把握することで、「ドライバ20の先端がネジSの頭部に嵌まり込んでおらず空回りしているとき」(=電流値小)、「ドライバ20の先端がネジSの頭部に嵌まり込み、ネジSを回しているとき」(=電流値中)、そして、「ネジSが締まりきったとき、あるいは、異物等が噛み込んだとき」(=電流値大)を判断し、かつ、「空回りしているとき」(=電流値小)から「ネジSを回している状態」(=電流値中)になってからネジSを何回回転させたかを把握することにより、ネジSの締まり状態をより正確に判定できる。
また、ドライバ20の降下位置のみでネジSの締まり状態を把握してもよい。すなわち、ドライバ20が所定の位置まで降下したことをもってネジSが端子台Tに対して締まったと判断できる。
(8)
また、ドライバ20がネジSを締めきったと判断したとき、ドライバ軸昇降手段46がドライバ20を上昇させる前に、サーボモータ34がドライバ20を少しだけ(バックラッシュ分だけ)逆回転させるようにしてもよい。このように、ドライバ20を少しだけ逆回転させることにより、ネジSに対してドライバ20の先端がフリーになり、ドライバ軸昇降手段46がドライバ20を上昇させたときにネジSを含めた端子台Tまで一緒に上昇してしまうのを防止できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10…配線作業ロボット、12…ロボット本体、14…ロボットアーム、15…制御部、16…チャック、18…チャック開閉手段、20…ドライバ、22…ドライバ回転手段、24…ドライバ昇降手段、26…チャック片、27…溝、28…チャック片取付部、30…第1アクチュエータ、32…ドライバ軸、34…サーボモータ、36…ギア、38…第1ギア、40…第2ギア、42…上側ドライバ軸、43…筒状部、44…下側ドライバ軸、46…ドライバ軸昇降手段、48…第2アクチュエータ、49…リニアブッシュ、50…鍔部材、52…第1押さえ部材、54…第2押さえ部材、56…スペーサ、58…ベース部材、60…当て板、62…空間、64…(第2アクチュエータの)被駆動部材、66…長孔、68…突部、L…電線、T…端子台、A…端子、S…ネジ、H…ネジ嵌入凹所、CL…ドライバの中心軸、B…端子押さえ、C…隙間

Claims (7)

  1. 端子台に配設されたネジを締めるドライバと、
    前記ドライバが取り付けられる下側ドライバ軸と、
    前記下側ドライバ軸の上端部に取り付けられる上側ドライバ軸と、
    前記上側ドライバ軸を回転させるドライバ回転手段とを備えており、
    前記上側ドライバ軸の下端部には、前記下側ドライバ軸の上端部を嵌め込む筒状部が形成されており、
    前記筒状部には、上下方向に延びる長孔が形成されており、
    前記下側ドライバ軸の上端部の側面には、前記長孔に嵌まる突部が形成されている
    ロボットアーム。
  2. 端子台に配設されたネジを締めるドライバと、
    前記ドライバが取り付けられる下側ドライバ軸と、
    前記下側ドライバ軸の上端部に取り付けられる上側ドライバ軸と、
    前記上側ドライバ軸を回転させるドライバ回転手段とを備えており、
    前記下側ドライバ軸の上端部には、前記上側ドライバ軸の下端部を嵌め込む筒状部が形成されており、
    前記筒状部には、上下方向に延びる長孔が形成されており、
    前記下側ドライバ軸の上端部の側面には、前記長孔に嵌まる突部が形成されている
    ロボットアーム。
  3. 前記下側ドライバ軸を昇降させるドライバ軸昇降手段を更に備えており、
    前記ドライバ軸昇降手段は、
    前記下側ドライバ軸に取り付けられた鍔部材と、
    前記鍔部材を下方向に押し下げる第1押さえ部材と、
    前記鍔部材を上方向に押し上げる第2押さえ部材とを有していることを特徴とする、請求項1または2に記載のロボットアーム。
  4. 前記第1押さえ部材の下面には、前記鍔部材の硬度よりも低い硬度の材料で形成されており、前記鍔部材に当接する当て板が取り付けられている、請求項3に記載のロボットアーム。
  5. 前記ドライバ回転手段にはサーボモータが使用されており、
    前記サーボモータに供給される電流値に基づいて前記ドライバによる前記ネジの締めきり状態を判断することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のロボットアーム。
  6. 配線を把持するチャックを更に備えており、
    前記チャックは、一対のチャック片と、チャック開閉手段とを有しており、
    前記チャック片は、前記チャック開閉手段に対して着脱自在になっていることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載のロボットアーム。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載のロボットアームを備える配線作業ロボット。
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