JP2016097153A - 防災テーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】 一般的な木製テーブルの外観を備えつつ、地震時の一時避難場所として好適な防災テーブルを提供することを目的とする。【解決手段】 本発明の防災テーブル10は、天板11と、金属製枠体12と、木製脚部13とを含んで構成され、金属製枠体12が、一対の金属製桁部材20,20と、一対の金属製桁部材20,20間に配設された複数の金属製梁部材21,21・・と、一対の金属製桁部材20,20の各々の両端部から下方に延設された金属製柱部材22とを含んで構成され、一対の金属製桁部材20,20と複数の金属製梁部材21,21・・と金属製柱部材13とが剛接合されてラーメン構造が形成され、木製脚部13の長手方向に沿って形成された縦溝30に、金属製柱部材22が挿入されていることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、地震発生時の一時避難場所として好適な防災テーブルに関する。
従来から、地震が発生した際にはテーブルの下に一時的に避難し、上方からの落下物から身を守る方法がとられる。しかし、通常のテーブルは木製であり、重量物が落下してきた場合にはテーブルが損壊するおそれがある。
そこで、金属部材等で補強された防災用のテーブルが種々開示されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。特許文献1に開示された地震用テーブルは、金属製のパイプで構成した枠体と、この枠体の内側に中央部で交叉するように差し渡した同じく金属製のパイプから成る複数の補強部材と、前記枠体の内側に張設した同じく金属製のパンチプレートと、前記枠体の下面に着脱可能に取り付けた複数の金属製パイプから成る脚部と、前記補強部材の中央部下面に着脱可能に取り付けたつかまり棒と、下面に前記枠体を嵌入固定させる取付枠体を設け、前記枠体の上面に着脱可能に設置されたテーブル板と、で構成したことを特徴とする。簡単な構造でも充分な強度を備えつつ、輸送及び現場での組立や移動の容易化を図っている。
また、特許文献2に開示された耐震組立机は、脚部取付具と、脚部と、脚部固定用ボルトと、天板とで構成される耐震組立机であって、該脚部取付具は断面正方形の金属角パイプにより平面視矩形状に形成され、該脚部取付具の4角に上記脚部を挿入して固定するための断面形状が該脚部と同一の金属角パイプからなる係止部を備え、上記係止部は外壁面に上記脚部固定用ボルトを螺合するためのナットが溶接により配設され、該ナットに螺合された上記脚部固定用ボルトが上記壁面を貫通する貫通孔が設けられ、該脚部は断面正方形の金属性角パイプよりなり、該脚部は上記係止部に挿入可能であり、該脚部の壁面には上記固定用ボルトが貫通する貫通孔が設けられていることを特徴とする。組立が容易であって、震度の大きい地震が発生した場合であっても、倒壊した建造物により損壊することがなく、内部に避難可能な剛性構造を備えている旨、記載されている。
特開2006−239124号 実用新案登録第3151313号
特許文献1に開示された地震用テーブルや特許文献2に開示された耐震組立机は、金属製部材を一部に使用してテーブル自体の強度を高めることによって、常時はテーブルとして使用しつつ、地震時には身近な一時避難場所として活用できるように構成されている。
しかしながら、これらの地震用テーブルや耐震組立机は、何れも金属製の脚部が天板の下面側において着脱式に構成されている。このように構成することによって輸送コストの削減は図られるが、地震時に天板上に重量物等が落下してきた場合、脚部の取付箇所において損壊するおそれがある。
また、地震時の一時避難場所としての使用はごく稀であり、常時は食卓や学習机、作業台等として使用されるものである。従って、強度を備えつつ、よりデザイン性の高い防災用のテーブルが求められていた。
そこで本願発明者は、上記の問題点に鑑み、一般的な木製テーブルの外観を備えつつ、地震時の一時避難場所として好適な防災テーブルを提供するべく鋭意検討を重ねた結果、本発明に至ったのである。
即ち、本発明の防災テーブルは、天板と、金属製枠体と、木製脚部とを含んで構成され、前記金属製枠体が、一対の金属製桁部材と、該一対の金属製桁部材間に配設された複数の金属製梁部材と、該一対の金属製桁部材の各々の両端部から下方に延設された金属製柱部材とを含んで構成され、該一対の金属製桁部材と該複数の金属製梁部材と該金属製柱部材とが剛接合されてラーメン構造が形成され、前記木製脚部の長手方向に沿って形成された縦溝に、前記金属製柱部材が挿入されていることを特徴とする。
また、本発明の防災テーブルにおいて、前記木製脚部が着脱可能に構成され、且つ前記金属製柱部材の長さを前記木製脚部の長さの1/4〜3/4に設定したことを特徴とする。
本発明の防災テーブルによると、外観は一般的な木製テーブルでありながら、通常の木製テーブルに比べて十分な強度を備えているため、地震時における一時避難場所として好適である。特に、金属製柱部材が木製脚部に形成された縦溝に挿入されているために金属製柱部材が目立たず、室内空間に馴染むデザイン性を備えており、食卓や学習机等として使用するために室内に置いた場合であっても、金属製柱部材が露出して違和感を生じさせることがない。
また、本発明の防災テーブルにおいて、木製脚部を着脱式とし、金属製柱部の長さを木製脚部の長さより短くする、特に金属製柱部の長さを木製脚部の長さの1/4〜3/4に設定することによって、輸送コストの削減を図りつつ、一時避難場所としての強度を確保することができる。
本発明の一実施形態に係る防災テーブルの斜視図である。 (a)は図1に示した防災テーブルの平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は底面図である。 図1に示した防災テーブルの分解斜視図である。
以下、本発明の防災テーブルの一実施形態について、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る防災テーブル10を示す斜視図、図2(a)〜(d)は、防災テーブル10の平面図、正面図、側面図及び底面図、図3は、防災テーブル10の分解斜視図である。これら図1〜図3に示すように、本実施形態に係る防災テーブル10は、少なくとも天板10と金属製枠体12と木製脚部13とを含んで構成されている。
本実施形態の防災テーブル10に係る天板11は木製であって、集成材や無垢材が使用される。なお、木材の種類は特に限定されるものではない。
本実施形態の防災テーブル10に係る金属製枠体12は、一対の金属製桁部材20,20と、一対の金属製桁部材20,20間に配設された複数の金属製梁部材21,21・・・と、一対の金属製桁部材20,20の各々の両端部から下方に延設された金属製柱部材22(本実施形態では4本)とを含んで構成されている。そして、一対の金属製桁部材20,20と、複数の金属製梁部材21,21・・・と、金属製柱部材22とが各々剛接合されることによってラーメン構造が形成されている。本実施形態に係る金属製枠体12を構成する金属製桁部材20、金属製梁部材21、金属製柱部材22には何れもアングル鋼が使用されているが、例えばチャンネル鋼やH鋼等が使用されてもよい。
本実施形態の防災テーブル10に係る木製脚部13(本実施形態では4本)は、集成材や無垢材によって製作され、図示した角柱形状に限らず、円柱形状や楕円形状等であってもよい。そして、この木製脚部13の長手方向に沿って、金属製枠体12が備える金属製柱部材22の断面形状に応じた縦溝30が形成されている。本実施形態に係る金属製柱部材22にはアングル鋼が使用されているため、この金属製柱部材22の断面形状に応じたL字形状の縦溝30が各木製脚部13に形成されている。
本実施形態の防災テーブル10は、上記の天板10と、金属製枠体12と、木製脚部13とを組み立てることによって形成される。まず天板10の裏面側に金属製枠体12をビスで固定する。金属製枠体12を構成する金属製桁部材20、金属製梁部材21、金属製柱部材22には適当な箇所に貫通孔23が形成されており、この貫通孔23の形成位置においてビスにより天板12と金属製枠体12とを固定する。
天板11と金属製枠体12とを固定した後、木製脚部13を取り付ける。木製脚部13の取り付けは、木製脚部13に形成された縦溝30に金属製柱部材22を挿入し、木製脚部13の表面側から金属製柱部材22に形成されている貫通孔23に向かってビスを螺入する。
以上の構成からなる本実施形態の防災テーブル10によると、外観は一般的な木製テーブルでありながら、通常の木製テーブルに比べて十分な強度を備えているため、地震時における一時避難場所として好適である。特に、本実施形態に係る金属製枠体12がラーメン構造をなしているため、強度の大幅な向上を図ることができる。
また、本実施形態に係る金属製柱部材22が木製脚部13に形成された縦溝に挿入されているため、金属製柱部材22が殆ど目立たず室内空間に馴染むデザイン性を備えている。従って、食卓や学習机等として使用するために室内に置いた場合であっても、金属製柱部材22が露出して違和感を生じさせることがない。
ここで、本実施形態の防災テーブル10に係る木製脚部13は着脱可能に構成されていることが好ましい。通常、テーブルの搬送時には脚部を取り外し、設置場所において組み立てる構成とすることによって輸送コストの削減が図られている。本実施形態においても木製脚部13を着脱可能に構成することによって、輸送コストの削減が図られる。
更に、本実施形態の防災テーブル10においては、金属製枠体12に係る金属製柱部材22の長さを木製脚部13の長さの1/4〜3/4に設定することが、輸送コストの削減を図る上で特に好ましい。金属製枠体12はラーメン構造をなしているため、防災テーブル10の輸送時に金属製柱部材22を取り外すことはできない。しかしながら、金属製枠体12をラーメン構造にすることによって、金属製柱部材22の長さを防災テーブル10に係る木製脚部13の長さと同一にせずとも一時避難場所としての強度を確保することができるため、金属製柱部材22の長さを多少なりとも短く設定することによって、輸送コストの削減に寄与することができる。
以上、本発明の防災テーブルの実施形態について詳述したが、本発明の技術的思想を実質的に限定するものと解してはならない。例えば、上記実施形態に係る天板11の裏面側には手すりが配設されてもよい。
また、上記実施形態に係る木製脚部13が備える縦溝30に、金属製枠体12に係る金属製柱部材22を挿入した後、縦溝の30の側面を木製脚部13と同質材で目隠し加工されてもよい。縦溝の30の側面を目隠し加工することによって、金属製柱部材22の露出が全くなくなり、デザイン性の更なる向上を図ることができる。本発明はその要旨を逸脱しない範囲で、当業者の創意と工夫により、適宜に改良、変更又は追加をしながら実施できる。
10:防災テーブル
11:天板
12:金属製枠
13:木製脚部
20:金属製桁部材
21:金属製梁部材
22:金属製柱部材
23:貫通孔
30:縦溝

Claims (2)

  1. 天板と、金属製枠体と、木製脚部とを含んで構成され、
    前記金属製枠体が、一対の金属製桁部材と、該一対の金属製桁部材間に配設された複数の金属製梁部材と、該一対の金属製桁部材の各々の両端部から下方に延設された金属製柱部材とを含んで構成され、該一対の金属製桁部材と該複数の金属製梁部材と該金属製柱部材とが剛接合されてラーメン構造が形成され、
    前記木製脚部の長手方向に沿って形成された縦溝に、前記金属製柱部材が挿入されていることを特徴とする防災テーブル。
  2. 前記木製脚部が着脱可能に構成され、且つ前記金属製柱部材の長さを前記木製脚部の長さの1/4〜3/4に設定したことを特徴とする請求項1に記載の防災テーブル。


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KR101916009B1 (ko) * 2017-05-12 2018-11-07 홍경래 테이블 기능을 가진 평상

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