JP2016096314A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷却器に鎖交する漏れ磁束を低減すること。【解決手段】冷却器12の対向面12a側のギャップ25に隣り合う第1コア21の一部及び対向面12a側のギャップ25に隣り合う第2コア22の一部が冷却器12に接触していない。これによれば、ギャップ25の周囲において冷却器12寄りに発生する漏れ磁束M1が、冷却器12に鎖交し難くなる。【選択図】図1
Description
本発明は、磁性コアと、磁性コアに捲回されたコイルとを有する誘導機器が、冷却器と熱的に結合されている電子機器に関する。
電子機器は、磁性コアと、磁性コアに捲回されたコイルとを有するリアクトルやトランス等の誘導機器を備えている。誘導機器は、例えば、冷却器と熱的に結合されている。これにより、誘導機器が冷却器によって冷却され、誘導機器の温度上昇が抑制される。
また、誘導機器は、一般的に、磁性コアに捲回されたコイルに流れる電流が大きくなり、コイルに流れる電流により発生する磁束が、磁性コアをなす磁性体の種類及び磁性コアの形状、大きさ等によって決まるある一定の量を越えると、磁性コアは磁気飽和し、リアクトルやトランスとしての性能が低下してしまう。そのため、磁性コアの磁束経路(磁路)中にギャップを設けることで、磁性コアが磁気飽和してしまうことを抑制している(例えば特許文献1参照)。
ところが、ギャップが存在すると、磁性コアからギャップの周囲に漏れ磁束が発生する。このとき、ギャップが冷却器の近傍に位置していると、漏れ磁束が冷却器に鎖交する虞がある。漏れ磁束が冷却器に鎖交すると、冷却器を鎖交する漏れ磁束により冷却器に渦電流が発生するためジュール損が生じ、リアクトルやトランスとしての性能が低下してしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、冷却器に鎖交する漏れ磁束を低減することができる電子機器を提供することにある。
上記課題を解決する電子機器は、捲回されたコイルに流れる電流によって磁路を形成する第1コア及び第2コアを有し、前記第1コアと前記第2コアとの間に介在するギャップを有する誘導機器と、前記第1コア及び前記第2コアと熱的に結合された冷却器とを有する電子機器であって、前記ギャップに隣り合う前記第1コアの一部及び前記ギャップに隣り合う前記第2コアの一部のうち少なくとも一方と前記冷却器とは、接触していない。
これによれば、ギャップの周囲において冷却器寄りに発生する漏れ磁束が、冷却器に鎖交し難くなる。よって、冷却器に鎖交する漏れ磁束を低減することができる。
上記電子機器において、前記冷却器は、前記第1コア及び前記第2コアに対向する対向面を有し、前記対向面には凹部が形成され、前記対向面側の前記ギャップに隣り合う前記第1コアの一部及び前記対向面側の前記ギャップに隣り合う前記第2コアの一部のうち少なくとも一方は前記凹部に接触していないことが好ましい。
上記電子機器において、前記冷却器は、前記第1コア及び前記第2コアに対向する対向面を有し、前記対向面には凹部が形成され、前記対向面側の前記ギャップに隣り合う前記第1コアの一部及び前記対向面側の前記ギャップに隣り合う前記第2コアの一部のうち少なくとも一方は前記凹部に接触していないことが好ましい。
これによれば、冷却器の対向面に凹部を形成するだけで、ギャップの周囲において冷却器寄りに発生する漏れ磁束が、冷却器に鎖交し難くなる。よって、漏れ磁束が冷却器に鎖交してしまうことを容易に低減することができる。
上記電子機器において、前記冷却器は、前記第1コア及び前記第2コアに対向する対向面を有し、前記対向面には凸部が形成され、前記対向面側の前記ギャップに隣り合う前記第1コアの一部及び前記対向面側の前記ギャップに隣り合う前記第2コアの一部のうち少なくとも一方は前記凸部に接触していないことが好ましい。
これによれば、冷却器の対向面に凸部を形成するだけで、ギャップの周囲において冷却器寄りに発生する漏れ磁束が、冷却器に鎖交し難くなる。よって、漏れ磁束が冷却器に鎖交してしまうことを容易に低減することができる。
この発明によれば、冷却器に鎖交する漏れ磁束を低減することができる。
以下、電子機器を具体化した一実施形態を図1にしたがって説明する。本実施形態の電子機器は、車載用のリアクトル装置である。
図1(a)に示すように、リアクトル装置10は、磁路を形成する磁性コア20と、磁性コア20に捲回されるコイル30とを有する誘導機器11を備えている。また、リアクトル装置10は、誘導機器11と熱的に結合される冷却器12を備えている。本実施形態において、冷却器12は、例えばアルミダイカスト製であるとともに、内部に冷却水が流れる水冷式のものである。
図1(a)に示すように、リアクトル装置10は、磁路を形成する磁性コア20と、磁性コア20に捲回されるコイル30とを有する誘導機器11を備えている。また、リアクトル装置10は、誘導機器11と熱的に結合される冷却器12を備えている。本実施形態において、冷却器12は、例えばアルミダイカスト製であるとともに、内部に冷却水が流れる水冷式のものである。
磁性コア20は、捲回されたコイル30に流れる電流によって磁路を形成する第1コア21及び第2コア22を有する。第1コア21はU型コアであるとともに、第2コア22はI型コアである。第1コア21及び第2コア22は磁性体であるとともに、圧粉磁芯により形成されている。
第1コア21は、略矩形平板状をなす平板部21aと、平板部21aの長手方向の両端から平板部21aに対して直交する方向に延びる四角柱状の一対の脚部21bとから形成されている。一方の脚部21bの周囲には、コイル30を構成する第1コイル要素31が環状に捲回されるとともに、他方の脚部21bの周囲には、コイル30を構成する第2コイル要素32が環状に捲回されている。
第1コイル要素31及び第2コイル要素32は、それらの捲回中心軸線Lが互いに平行に配置されて隣り合っている。第1コイル要素31及び第2コイル要素32は、一本の導電板をエッジワイズ曲げして形成されている。そして、第1コイル要素31及び第2コイル要素32が隣り合って形成される空隙33に設けられる連結部34によって、第1コイル要素31と第2コイル要素32とが連結されている。第1コイル要素31及び第2コイル要素32の捲回方向はそれぞれ異なっている。
各脚部21bにおける延設方向の長さは、第1コイル要素31及び第2コイル要素32における捲回中心軸線Lに沿った長さよりも長くなっている。そして、各脚部21bにおける延設方向の先端部21eは、捲回中心軸線Lに沿った方向において、第1コイル要素31及び第2コイル要素32における平板部21aとは反対側の端部よりも外側に突出している。
第2コア22は、一対の脚部21bの先端部21eの間に配置されている。そして、第2コア22は、第1コイル要素31及び第2コイル要素32の捲回中心軸線Lに沿った方向において、第1コイル要素31及び第2コイル要素32における平板部21aとは反対側の端部よりも外側で、脚部21bの延設方向に対して直交する方向に延びている。第2コア22は、平板部21aと平行に延びる平板状である。
一対の脚部21bにおける互いに対向する側面21dと、第2コア22の延設方向の両端面22eとは互いに向き合っている。そして、各脚部21bの側面21dと第2コア22の両端面22eとの間には、ギャップ25が介在されている。なお、ギャップ25は、空気層であるエアギャップや、非磁性体(例えばセラミック)のギャップ板等である。
冷却器12は、磁性コア20に対向する平坦面状の対向面12aを有する。そして、誘導機器11は、各脚部21bの先端面21gと、第2コア22の平坦面22gとが、図示しない放熱グリースを介して冷却器12の対向面12aに面接触して密着した状態で、冷却器12に対して配置されている。ギャップ25は、冷却器12の近傍に位置している。
図1(b)に示すように、冷却器12の対向面12aにおけるギャップ25と対向する部位には、凹部13が形成されている。凹部13は弧状に湾曲している。脚部21bの側面21dと第2コア22の端面22eとが互いに向き合う方向(図1(b)において矢印X1で示す方向)において、凹部13の長さL1は、ギャップ25のギャップ長L2よりも長くなっている。よって、凹部13は、対向面12aにおける脚部21bの先端面21gと対向する部位から対向面12aにおける第2コア22の平坦面22gと対向する部位にかけて延びている。すなわち、対向面12a側のギャップ25に隣り合う第1コア21の一部及び対向面12a側のギャップ25に隣り合う第2コア22の一部は、冷却器12に接触しておらず、凹部13に接触していない。そして、ギャップ25と凹部13との間には空間26が設けられている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
磁性コア20の磁路中にギャップ25が設けられていると、磁性コア20からギャップ25の周囲に漏れ磁束M1が発生する。ここで、ギャップ25と凹部13との間には空間26が設けられており、対向面12a側のギャップ25に隣り合う第1コア21の一部及び対向面12a側のギャップ25に隣り合う第2コア22の一部が冷却器12に接触していない。このため、ギャップ25の周囲において冷却器12寄りに発生する漏れ磁束M1が空間26を通過し、冷却器12に鎖交し難くなる。よって、ギャップ25と冷却器12との間に空間26が設けられていない場合に比べると、冷却器12に鎖交する漏れ磁束M1が低減される。
磁性コア20の磁路中にギャップ25が設けられていると、磁性コア20からギャップ25の周囲に漏れ磁束M1が発生する。ここで、ギャップ25と凹部13との間には空間26が設けられており、対向面12a側のギャップ25に隣り合う第1コア21の一部及び対向面12a側のギャップ25に隣り合う第2コア22の一部が冷却器12に接触していない。このため、ギャップ25の周囲において冷却器12寄りに発生する漏れ磁束M1が空間26を通過し、冷却器12に鎖交し難くなる。よって、ギャップ25と冷却器12との間に空間26が設けられていない場合に比べると、冷却器12に鎖交する漏れ磁束M1が低減される。
上記実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)冷却器12の対向面12a側のギャップ25に隣り合う第1コア21の一部及び対向面12a側のギャップ25に隣り合う第2コア22の一部が冷却器12に接触していない。これによれば、ギャップ25の周囲において冷却器12寄りに発生する漏れ磁束M1が、冷却器12に鎖交し難くなる。よって、冷却器12に鎖交する漏れ磁束M1を低減することができる。
(1)冷却器12の対向面12a側のギャップ25に隣り合う第1コア21の一部及び対向面12a側のギャップ25に隣り合う第2コア22の一部が冷却器12に接触していない。これによれば、ギャップ25の周囲において冷却器12寄りに発生する漏れ磁束M1が、冷却器12に鎖交し難くなる。よって、冷却器12に鎖交する漏れ磁束M1を低減することができる。
(2)冷却器12の対向面12aにおけるギャップ25と対向する部位に凹部13を形成した。対向面12a側のギャップ25に隣り合う第1コア21の一部及び対向面12a側のギャップ25に隣り合う第2コア22の一部は凹部13に接触していない。これによれば、冷却器12の対向面12aに凹部13を形成するだけで、ギャップ25の周囲において冷却器12寄りに発生する漏れ磁束M1が、冷却器12に鎖交し難くなる。よって、漏れ磁束M1が冷却器12に鎖交してしまうことを容易に低減することができる。
(3)凹部13は弧状に湾曲している。ギャップ25の周囲に発生する漏れ磁束M1は、ギャップ25の周囲を弧状に湾曲するように流れ易い。よって、凹部13の形状を漏れ磁束M1の流れに沿った形状として、冷却器12に対する凹部13の形成領域を最小限にしながらも、冷却器12に鎖交する漏れ磁束M1を低減することができる。
(4)脚部21bの側面21dと第2コア22の端面22eとが互いに向き合う方向において、凹部13の長さL1は、ギャップ25のギャップ長L2よりも長くなっている。これによれば、凹部13の長さL1がギャップ25のギャップ長L2よりも短い場合に比べると、ギャップ25の周囲において冷却器12寄りに発生する漏れ磁束M1が冷却器12に鎖交してしまうことを低減することができる。
(5)各脚部21bの先端面21gと、第2コア22の平坦面22gとが、冷却器12の対向面12aに接している。これによれば、第1コア21から生じる熱は、各脚部21bの先端面21gを介して冷却器12によって放熱されるとともに、第2コア22から生じる熱は、第2コア22の平坦面22gを介して冷却器12によって放熱されるため、磁性コア20全体の放熱性能を向上させることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 図2に示すように、冷却器12の対向面12aに凹部13が形成されておらず、対向面12aに、第2コア22の平坦面22gに接する凸部14が形成されていてもよい。第2コア22の平坦面22gは、脚部21bの先端面21gよりも冷却器12の対向面12aとは反対側に位置している。そして、ギャップ25は、凸部14よりも冷却器12の対向面12aとは反対側に位置している。脚部21bの側面21dと第2コア22の端面22eとが互いに向き合う方向において、凸部14の長さL3は、第2コア22の長さL4よりも短くなっており、凸部14の両端は、第2コア22の端面22eからはみ出していない。すなわち、対向面12a側のギャップ25に隣り合う第1コア21の一部及び対向面12a側のギャップ25に隣り合う第2コア22の一部は凸部14に接触していない。よって、ギャップ25と冷却器12の対向面12aとの間に空間26が形成されている。
○ 図2に示すように、冷却器12の対向面12aに凹部13が形成されておらず、対向面12aに、第2コア22の平坦面22gに接する凸部14が形成されていてもよい。第2コア22の平坦面22gは、脚部21bの先端面21gよりも冷却器12の対向面12aとは反対側に位置している。そして、ギャップ25は、凸部14よりも冷却器12の対向面12aとは反対側に位置している。脚部21bの側面21dと第2コア22の端面22eとが互いに向き合う方向において、凸部14の長さL3は、第2コア22の長さL4よりも短くなっており、凸部14の両端は、第2コア22の端面22eからはみ出していない。すなわち、対向面12a側のギャップ25に隣り合う第1コア21の一部及び対向面12a側のギャップ25に隣り合う第2コア22の一部は凸部14に接触していない。よって、ギャップ25と冷却器12の対向面12aとの間に空間26が形成されている。
これによれば、冷却器12の対向面12aに凸部14を形成するだけで、ギャップ25の周囲において冷却器12寄りに発生する漏れ磁束M1が、冷却器12に鎖交し難くなる。よって、漏れ磁束M1が冷却器12に鎖交してしまうことを容易に低減することができる。
○ 図2に示す実施形態において、冷却器12の対向面12aに、第2コア22の平坦面22gに接する凸部14ではなく、脚部21bの先端面21gに接する凸部14が形成されていてもよい。このような構成であっても、ギャップ25の周囲において冷却器12寄りに発生する漏れ磁束M1が通過する空間26を、ギャップ25と冷却器12との間に設けることができる。
○ 図2に示す実施形態において、冷却器12の対向面12aに凹部13が形成されていてもよい。
○ 図2に示す実施形態において、第2コア22の熱が拡散するように凸部14を断面台形状としてもよい。この場合、第2コア22の熱が拡散する領域に凸部14が形成され、第2コア22の放熱効率を向上させることができる。
○ 図2に示す実施形態において、第2コア22の熱が拡散するように凸部14を断面台形状としてもよい。この場合、第2コア22の熱が拡散する領域に凸部14が形成され、第2コア22の放熱効率を向上させることができる。
○ 図2に示す実施形態において、対向面12a側のギャップ25に隣り合う第1コア21の一部及び対向面12a側のギャップ25に隣り合う第2コア22の一部のうち少なくとも一方が凸部14に接触していなければよい。
○ 実施形態において、対向面12a側のギャップ25に隣り合う第1コア21の一部及び対向面12a側のギャップ25に隣り合う第2コア22の一部のうち少なくとも一方が凹部13に接触していなければよい。
○ 実施形態において、凹部13の形状は特に限定されるものではなく、四角形状や三角形状、台形状等であってもよい。また、凹部13は、冷却器12を貫通していてもよい。
○ 実施形態において、例えば、磁性コア20に設けられるボビンの一部を、凹部13に挿入することで、磁性コア20を冷却器12に対して位置決めするようにしてもよい。この場合、凹部13の形状は、凹部13に挿入されるボビンの一部の形状に対応した形状であることが好ましい。
○ 実施形態において、脚部21bの側面21dと第2コア22の端面22eとが互いに向き合う方向における凹部13の長さL1がギャップ25のギャップ長L2よりも短くてもよい。
○ 実施形態において、脚部21bの側面21dと第2コア22の端面22eとが互いに向き合う方向における凹部13の長さL1と、ギャップ25のギャップ長L2とが同じ長さであってもよい。
○ 実施形態において、冷却器12は、内部に冷却用気体が流れる空冷式であってもよい。
○ 実施形態において、第1コア21及び第2コア22の形状は特に限定されるものではない。
○ 実施形態において、第1コア21及び第2コア22の形状は特に限定されるものではない。
○ 実施形態において、コアの数は特に限定されるものではない。
○ 実施形態において、誘導機器11は、三つ以上のコイル要素を有していてもよい。
○ 実施形態において、コイル要素は、丸線を捲回したものであってもよい。
○ 実施形態において、誘導機器11は、三つ以上のコイル要素を有していてもよい。
○ 実施形態において、コイル要素は、丸線を捲回したものであってもよい。
○ 実施形態において、誘導機器11を、リアクトル以外(例えばトランス)に適用してもよい。
○ 実施形態において、リアクトル装置10は、車載用以外のものであってもよい。
○ 実施形態において、リアクトル装置10は、車載用以外のものであってもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記凹部は弧状に湾曲している。
(ロ)前記電子機器はリアクトル装置である。
(イ)前記凹部は弧状に湾曲している。
(ロ)前記電子機器はリアクトル装置である。
10…電子機器としてのリアクトル装置、11…誘導機器、12…冷却器、12a…対向面、13…凹部、14…凸部、21…第1コア、22…第2コア、25…ギャップ、30…コイル。
Claims (3)
- 捲回されたコイルに流れる電流によって磁路を形成する第1コア及び第2コアを有し、前記第1コアと前記第2コアとの間に介在するギャップを有する誘導機器と、前記第1コア及び前記第2コアと熱的に結合された冷却器とを有する電子機器であって、
前記ギャップに隣り合う前記第1コアの一部及び前記ギャップに隣り合う前記第2コアの一部のうち少なくとも一方と前記冷却器とは、接触していないことを特徴とする電子機器。 - 前記冷却器は、前記第1コア及び前記第2コアに対向する対向面を有し、
前記対向面には凹部が形成され、
前記対向面側の前記ギャップに隣り合う前記第1コアの一部及び前記対向面側の前記ギャップに隣り合う前記第2コアの一部のうち少なくとも一方は前記凹部に接触していないことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記冷却器は、前記第1コア及び前記第2コアに対向する対向面を有し、
前記対向面には凸部が形成され、
前記対向面側の前記ギャップに隣り合う前記第1コアの一部及び前記対向面側の前記ギャップに隣り合う前記第2コアの一部のうち少なくとも一方は前記凸部に接触していないことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
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