JP2016096226A - バスバー回路体の電子部品実装構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を低減でき且つ接続信頼性を安定して確保できる、新規なバスバー回路体の電子部品実装構造を提供すること。【解決手段】バスバー回路体10に電子部品12を実装するバスバー回路体10の電子部品実装構造であって、バスバー回路体10が、導電路形成部20を有するバスバー16と、バスバー16の導電路形成部20を埋設状態でモールド成形された耐熱性樹脂基板18を含んで構成されている一方、耐熱性樹脂基板18には、バスバー16の導電路形成部20の露呈部40を上下表面22,36に露呈させる一対の貫通孔38,38が設けられており、電子部品12の本体部32から突出するリード部48が、一対の貫通孔38,38の少なくとも一方を挿通して露呈部40に半田付けされているようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、複数のバスバーを含んで構成されたバスバー回路体に対する電子部品の実装構造に関するものである。
従来から、電気接続箱のケースの内部に収容されて内部回路を形成する回路体として、バスバー回路体が用いられている。例えば、特開2010−220365号公報(特許文献1)に記載のものがそれである。このような従来構造のバスバー回路体は、合成樹脂等からなる絶縁板の表面に複数のバスバーが載置されて構成されており、必要に応じて複数の絶縁板が多段に積層配置されることにより、高密度な回路の構成も可能とされている。
ところで、このようなバスバー回路体では、導電路を構成するバスバーが比較的耐熱性の低い絶縁板に載置されていることから、バスバー回路体自体を高温となる半田付け工程で用いることは困難であった。従って、バスバー回路体には、バスバーに設けられた接続端子に接続可能なヒューズ等の電気部品は接続可能であるが、導電路にリード部を直接半田付けする電子部品の実装は不可能であった。それ故、バスバー回路体と電子部品の接続は、電子部品が実装されたプリント基板の導電路に接続された基板端子とバスバーの接続端子を中継端子等で接続する等の構造を採用していた。
しかしながら、このような従来構造では、バスバー回路体と電子部品を接続する場合に、バスバー回路体に加えて、電子部品を実装するプリント基板、更にはバスバーの接続端子とプリント基板の基板端子を接続する中継端子等、多数の部品が必要となる。従って、製品の構造が複雑化し、コストアップが避けられないばかりか、多数の部材を中継することでバスバーと電子部品の接続信頼性を安定して確保できなくなるおそれがあった。
特開2010−220365号公報
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、部品点数を低減でき且つ接続信頼性を安定して確保できる、新規なバスバー回路体の電子部品実装構造を提供することにある。
本発明の第一の態様は、バスバー回路体に電子部品を実装するバスバー回路体の電子部品実装構造であって、前記バスバー回路体が、導電路形成部を有するバスバーと、該バスバーの前記導電路形成部を埋設状態でモールド成形された耐熱性樹脂基板を含んで構成されている一方、前記耐熱性樹脂基板には、前記バスバーの前記導電路形成部の露呈部を上下表面に露呈させる一対の貫通孔が設けられており、前記電子部品の本体部から突出するリード部が、前記一対の貫通孔の少なくとも一方を挿通して前記露呈部に半田付けされていることを特徴とする。
本態様によれば、バスバーの導電路形成部を埋設状態でモールド成形された耐熱性樹脂基板を含んでバスバー回路体が構成されていることから、バスバー回路体を、高温のフロー工程もしくはリフロー工程等に通して半田付けを行うことが可能となる。そして、耐熱性樹脂基板には、貫通孔が設けられバスバーの導電路形成部の露呈部が貫通孔を介して上下表面に露呈されている。従って、電子部品のリード部を貫通孔に挿通させてバスバーの露呈部に近接乃至は当接させて直接半田付けすることにより、バスバー回路体に電子部品を直接実装することができる。これにより、従来必要であったプリント基板や中継端子等の中継部材を無くして部品点数を削減すると共に、電子部品のリード部とバスバーの露呈部を直接半田付けすることで接続信頼性を安定して確保することができる。
本発明の第二の態様は、前記第一の態様に記載のものにおいて、前記耐熱性樹脂基板には、前記電子部品の前記本体部を、前記耐熱性樹脂基板の前記表面から上方に離隔して支持する台座部が、一体的に形成されているものである。
本態様によれば、耐熱性樹脂基板の表面に一体形成された台座部により、電子部品の本体部を耐熱性樹脂基板の表面から上方に離隔して支持することができる。それ故、フローやリフロー等の半田付け工程時に高温となるバスバーが配設された耐熱性樹脂基板の表面から、電子部品の本体部を台座部を介して上方に離隔させることで、電子部品の本体部に対するバスバーからの熱の影響を緩和することができる。特に、バスバー回路体が電子部品の本体部の直下に露出状態で配設されるバスバーを備えている場合には、一層有効である。
本発明の第三の態様は、前記第二の態様に記載のものにおいて、前記バスバー回路体が、前記耐熱性樹脂基板の前記表面に載置される載置バスバーを含んで構成されており、該載置バスバーが前記台座部に支持された前記電子部品の前記本体部の下方に配設されているものである。
本態様によれば、台座部により電子部品の本体部を耐熱性樹脂基板の表面の上方に離隔して支持して熱対策が図られている。それ故、電子部品の本体部の下方の空きスペースをバスバーの配索スペースに利用しても、電子部品へのバスバーからの熱影響を緩和することができる。これにより、バスバーからの熱影響の問題を解消しつつ高密度化が可能で、さらに、電子部品が直接実装可能な新しい構造のバスバー回路体を有利に提供することができるのである。
本発明の第四の態様は、前記第一乃至第三の何れか一つの態様に記載のものにおいて、前記バスバーの前記露呈部には、透孔が貫設されており、前記電子部品の前記リード部が、前記透孔と前記一対の貫通孔を挿通して配設されていると共に、それらの間に充填される半田により半田付けされているものである。
本態様によれば、バスバー露呈部に設けられた透孔および一対の貫通孔を挿通して電子部品のリード部を配設することができる。それ故、フロー工程による半田付けを有利に行うことが可能となる。
本発明の第五の態様は、前記第一乃至第三の何れか一つの態様に記載のものにおいて、前記電子部品の前記リード部が、前記一対の貫通孔の一方を挿通して前記バスバーの前記露呈部に載置されており、前記露呈部と前記リード部の当接面間に配設された半田により半田付けされているものである。
本態様によれば、バスバー露呈部に一対の貫通孔の一方を挿通して電子部品のリード部を載置することができる。それ故、リフロー工程による半田付けを有利に行うことが可能となる。
本発明においては、バスバーの導電路形成部を埋設状態でモールド成形された耐熱性樹脂基板を含んでバスバー回路体が構成されていることから、高温のフロー工程もしくはリフロー工程等に通して半田付けを行うことが可能となる。耐熱性樹脂基板には、バスバーの導電路形成部の露呈部が貫通孔を介して上下表面に露呈されていることから、電子部品のリード部を貫通孔に挿通させて直接半田付けすることで、バスバー回路体に電子部品を直接実装できる。これにより、従来必要であったプリント基板や中継端子等を無くして部品点数を削減すると共に、直接半田付けすることで接続信頼性を安定して確保できる。
本発明の一実施形態としてのバスバー回路体を示す平面図(但し、電子部品を除く)。 図1に示すバスバー回路体の底面図。 図1におけるIII−III断面の要部拡大図。 図1におけるIV−IV断面の要部拡大図。 図1におけるV−V断面の要部拡大図。 本発明のバスバー回路体に用いられるバスバーと電子部品の半田付けの他の態様を示す図であって、図4に相当する要部拡大断面図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1〜5に、本発明の一実施形態に従うバスバー回路体10の電子部品実装構造を用いて、バスバー回路体10に電子部品である抵抗素子12を実装する構造が示されている。なお、以下の説明において、特に断りのない場合には、上方とは、図3中の上方、下方とは、図3中の下方をいうものとする。
図1及び図2に示されているように、バスバー回路体10は、載置バスバー14と、バスバー16をインサート品とした耐熱性樹脂基板18を含んで構成されている。すなわち、耐熱性樹脂基板18は、バスバー16の導電路形成部20を埋設した状態でモールド成形されている。そして、載置バスバー14が、耐熱性樹脂基板18の上側表面22に載置されると共に耐熱性樹脂基板18に埋設されたバスバー16の導電路形成部20に半田付けされることにより、バスバー14,18が積層配置されてなるバスバー回路体10が構成されるようになっている。
図1及び図2に示されているように、バスバー16は、導電性金属板がプレス打ち抜きおよび屈曲加工されて形成されており、具体的には、バスバー16の一方の端部が、耐熱性樹脂基板18の側縁部19から突出すると共にクランク形状に屈曲されて形成されている。これにより、例えば図示しないコネクタハウジング内に挿入されてコネクタの端子金具として機能するコネクタ接続端子部24が構成されている。各バスバー16は、耐熱性樹脂基板18の側縁部19から突出する一方の端部以外の部分が、耐熱性樹脂基板18の内部に埋設されており、図2に破線で示す所望の回路形状で延出している。
一方、耐熱性樹脂基板18は略矩形の板形状とされており、例えばポリイミド樹脂(PI)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリアミドイミド(PAI)、アリル樹脂(PDAP)等の耐熱性樹脂により射出成形等によって一体的に形成されている。なお、かかる耐熱性樹脂の耐熱温度は、260℃以上とされていることから、耐熱性樹脂からなる耐熱性樹脂基板18は、鉛フリー半田用等の高温のフロー工程(240℃)もしくはリフロー工程(260℃)等に通して半田付けを行うことが可能とされている。
図1に示されているように、耐熱性樹脂基板18の側縁部19には、側縁部19の略全長に亘って上側表面22から上方に向かって突出する縦壁部26が設けられており、コネクタ接続端子部24の基端部が耐熱性樹脂基板18の縦壁部26に埋設状態で保持されている。また、図1及び図2に示されているように、耐熱性樹脂基板18の上側表面22には、載置される載置バスバー14の形状に部分的に対応したバスバー収容溝28が形成されている一方、バスバー収容溝28には潰しリブ30が突設されている。加えて、図1及び図4〜5に示されているように、耐熱性樹脂基板18には、抵抗素子12の本体部32の長さ方向の両端部を、耐熱性樹脂基板18の上側表面22から上方に離隔して支持する一対の台座部34,34が、一体的に形成されている。一対の台座部34,34は抵抗素子12の本体部32の長さ方向で相互に離隔して、長さ方向に直交する方向に延出する長手凸条形状を有している。これら一対の台座部34,34によって支持された抵抗素子12(12a,12b)の本体部32のうち、一方の抵抗素子12aの本体部32の下方には、載置バスバー14が配設されている(図4参照)。一方、他方の抵抗素子12bの本体部32の下方には、後述する貫通孔38によって耐熱性樹脂基板18の上側表面22に露呈されたバスバー16が配設されている(図5参照)。なお、図4及び図5では、理解を容易とするために、抵抗素子12(12a,12b)や後述する半田50は仮想線で記載されている。
さらに、図1〜5に示されているように、耐熱性樹脂基板18の上側表面22と下側表面36には、一対の貫通孔38,38が、平面視で同じ位置に設けられている。そして、図4及び図5に示されているように、かかる一対の貫通孔38,38を介して、バスバー16の導電路形成部20の露呈部40が、耐熱性樹脂基板18の上側表面22と下側表面36に露呈されている。加えて、バスバー16の露呈部40には透孔42が貫設されている。
図1に示されているように、複数本の載置バスバー14は、例えば導電性金属板がプレス打ち抜きおよび屈曲加工されて形成されている。より詳細には、載置バスバー14の一方の端部がクランク形状に屈曲されて形成されることにより、上述のコネクタ接続端子部24の一部が構成されている一方、載置バスバー14の他方の端部が鉛直方向下方に向って屈曲されてリード部44が形成されている。また、コネクタ接続端子部24とリード部44の間に位置する載置バスバー14の平坦な部位には、潰しリブ挿通孔46が板厚方向に貫設されている。
そして、図1に示されているように、このような構成とされた載置バスバー14が、耐熱性樹脂基板18のバスバー収容溝28に収容配置される。この際、バスバー収容溝28に設けられた潰しリブ30に対して載置バスバー14の潰しリブ挿通孔46が挿通され、潰しリブ30の先端部が潰されることにより、載置バスバー14が耐熱性樹脂基板18の上側表面22上に位置決め保持されている。図3に示されているように、かかる位置決め保持状態において、載置バスバー14に設けられたリード部44が、耐熱性樹脂基板18に設けられた一対の貫通孔38,38およびバスバー16に設けられた透孔42に挿通配置されている。加えて、図4〜5に示されているように、かかる位置決め保持状態において、耐熱性樹脂基板18に実装される抵抗素子12に対しても同様の構成が実現される。すなわち、抵抗素子12の本体部32から突出すると共に鉛直方向下方に向って屈曲された一対のリード部48,48がそれぞれ、耐熱性樹脂基板18に設けられた一対の貫通孔38,38およびバスバー16に設けられた透孔42に挿通配置されているのである。
次に、載置バスバー14のリード部44や抵抗素子12の一対のリード部48,48が一対の貫通孔38,38の両方および透孔42を挿通して配置される。これによりフロー工程による半田付けを有利に行うことができる。すなわち、かかる半田付けは、図3〜5に示されているように、フロー工程において、リード部44,48と透孔42の隙間やリード部44,48と一対の貫通孔38,38の隙間が半田50で充填される。その結果、リード部44,48が、バスバー16の導電路形成部20の露呈部40に強固且つ確実に半田付けされているのである。なお、リード部44,44と透孔42及び貫通孔38,38の隙間をクリーム半田で充填してリフロー工程にて半田付けすることも可能である。
上述の如き本実施形態のバスバー回路体10の電子部品実装構造によれば、耐熱性樹脂基板18を構成する耐熱性樹脂の耐熱温度は260℃以上とされていることから、耐熱性樹脂基板18は、高温のフロー工程(240℃)もしくはリフロー工程(260℃)等に通して半田付けを行うことが可能とされている。そして、耐熱性樹脂基板18には、貫通孔38が設けられバスバー16の導電路形成部20の露呈部40が貫通孔38を介して耐熱性樹脂基板18の上下表面22,36に露呈されている。それ故、載置バスバー14や抵抗素子12のリード部44,48を貫通孔38及び透孔42に挿通させて半田付けすることにより、バスバー回路体10に載置バスバー14や抵抗素子12を直接実装することができる。これにより、従来の如き中継端子等の別部品が不要とされ、部品点数や作業工程の削減が可能となると共に、リード部44,48とバスバー16の露呈部40を直接半田付けすることから、接続信頼性を安定して確保することができる。
また、耐熱性樹脂基板18の上側表面22に一体形成された一対の台座部34,34により、抵抗素子12の本体部32を耐熱性樹脂基板18の上側表面22から上方に離隔して支持することができる。これにより、フローやリフロー等の半田付け工程時に高温となるバスバー14,18が配設された耐熱性樹脂基板18の上側表面22や露呈部40から、抵抗素子12の本体部32を一対の台座部34,34を介して上方に離隔させることができる。それ故、抵抗素子12の本体部32に対するバスバー14,18からの熱の影響を緩和できるのである。
しかも、一対の台座部34,34により抵抗素子12の本体部32が耐熱性樹脂基板18の上側表面22の上方に離隔して支持して熱対策が図られていることから、抵抗素子12の本体部32の下方の空きスペースを載置バスバー14の配索スペースに利用できる。それ故、高密度化が可能で、しかも、抵抗素子12が直接実装可能な新しい構造のバスバー回路体10を有利に提供することができる。
次に、図6を用いて、上記実施形態のバスバー回路体10に用いられる抵抗素子12とバスバー16の半田付けの他の態様について詳述するが、上記実施形態と同様な構造とされた部材および部位については、図中に、上記実施形態と同一の符号を付することにより、それらの詳細な説明を省略する。すなわち、かかるバスバー回路体52では、抵抗素子54のリード部56が、耐熱性樹脂基板18の上側表面22に開口する一対の貫通孔38,38の一方を挿通してバスバー16の露呈部58に載置されており、露呈部58とリード部56の当接面間に配設された半田により半田付けされている点に関して、上記実施形態と異なる実施形態を示すものである。すなわち、本実施形態では、バスバー16の露呈部58に透孔42を設ける必要がない。また、抵抗素子54の一対のリード部56,56が本体部32の両端部から突出すると共にクランク形状に屈曲されて形成されている。そして、抵抗素子54の一対のリード部56,56の突出先端部60がバスバー16の露呈部58上に載置されており、露呈部58とリード部56の突出先端部60の当接面間に配設された例えばクリーム半田がリフロー等の半田付け工程により溶融されて半田付けされている。なお、図6では、理解を容易とするために、抵抗素子54とそのリード部56と半田62は仮想線で記載されている。
本実施形態によれば、バスバー16の露呈部58上に、耐熱性樹脂基板18の上側表面22に開口する一対の貫通孔38,38の一方を挿通して抵抗素子54の一対のリード部56,56を載置することができる。それ故、露呈部58とリード部56の当接面間に配設された例えばクリーム半田を用いて、リフロー工程による半田付けを有利に行うことが可能となる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はその具体的な記載によって限定されない。例えば、前述の実施形態では、抵抗素子12の本体部32を一対の台座部34,34で支持していたが、台座部の形状はこれに限定されない。例えば、単一の台座部や3つ以上の台座部で本体部32を支持する形状等、電子部品の本体部32を耐熱性樹脂基板18の上側表面22やそこに載置された載置バスバー14から上方に離隔して支持し得るものであれば、いずれの形状でもよい。
また、載置バスバー14や電子部品たる抵抗素子12として、耐熱性樹脂基板18の上側表面22に載置されたものについて記載したが、載置バスバー14や抵抗素子12は耐熱性樹脂基板18の下側表面36やその両方22,36に載置されていてもよい。
10,52:バスバー回路体、12,12ab,54:抵抗素子(電子部品)、14:載置バスバー、16:バスバー、18:耐熱性樹脂基板、20:導電路形成部、22:上側表面(表面)、32:本体部、34:台座部、36:下側表面(表面)、38:貫通孔、40,58:露呈部、42:透孔、48,56:リード部、50,62:半田、58:露呈部

Claims (5)

  1. バスバー回路体に電子部品を実装するバスバー回路体の電子部品実装構造であって、
    前記バスバー回路体が、導電路形成部を有するバスバーと、該バスバーの前記導電路形成部を埋設状態でモールド成形された耐熱性樹脂基板を含んで構成されている一方、
    前記耐熱性樹脂基板には、前記バスバーの前記導電路形成部の露呈部を上下表面に露呈させる一対の貫通孔が設けられており、
    前記電子部品の本体部から突出するリード部が、前記一対の貫通孔の少なくとも一方を挿通して前記露呈部に半田付けされている
    ことを特徴とするバスバー回路体の電子部品実装構造。
  2. 前記耐熱性樹脂基板には、前記電子部品の前記本体部を、前記耐熱性樹脂基板の前記表面から上方に離隔して支持する台座部が、一体的に形成されている請求項1に記載のバスバー回路体の電子部品実装構造。
  3. 前記バスバー回路体が、前記耐熱性樹脂基板の前記表面に載置される載置バスバーを含んで構成されており、該載置バスバーが前記台座部に支持された前記電子部品の前記本体部の下方に配設されている請求項2に記載のバスバー回路体の電子部品実装構造。
  4. 前記バスバーの前記露呈部には、透孔が貫設されており、前記電子部品の前記リード部が、前記透孔と前記一対の貫通孔を挿通して配設されていると共に、それらの間に充填される半田により半田付けされている請求項1〜3の何れか1項に記載のバスバー回路体の電子部品実装構造。
  5. 前記電子部品の前記リード部が、前記一対の貫通孔の一方を挿通して前記バスバーの前記露呈部に載置されており、前記露呈部と前記リード部の当接面間に配設された半田により半田付けされている請求項1〜3の何れか1項に記載のバスバー回路体の電子部品実装構造。
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