JP2016096637A - バスバー回路体およびその製造方法 - Google Patents

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直哉 秋本
勇也 尾賀
Yuya Oga
勇也 尾賀
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武史 野▲崎▼
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【課題】優れた作業効率で多数のバスバーを樹脂基板に対して位置決め固定することができる、新規な構造のバスバー回路体およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】導電路形成部18をそれぞれ有する複数のバスバー16と、複数のバスバー16の導電路形成部18が埋設状態でモールド成形された樹脂基板14とを備え、樹脂基板14には、隣接配置されたバスバー16の導電路形成部18を相互に連結する連結部60を上下面20,30に露呈させる一対の貫通孔32,32が設けられており、一対の貫通孔32,32から露呈された連結部60が切断されているようにした。
【選択図】図6

Description

本発明は、複数のバスバーを含んで構成されたバスバー回路体およびその製造方法に関するものである。
従来から、電気接続箱のケースの内部に収容されて内部回路を形成する回路体として、バスバー回路体が用いられている。例えば、特開2010−220365号公報(特許文献1)に記載のものがそれである。このような従来構造のバスバー回路体は、合成樹脂等からなる樹脂基板の表面に複数のバスバーが載置されて構成されており、必要に応じて複数の樹脂基板が多段に積層配置されることにより、高密度な回路の構成も可能とされている。
ところで、このような従来構造のバスバー回路体においては、各樹脂基板の表面に載置されたバスバーを位置決め固定することにより、その取扱い性や組み付け作業性の向上を図っている。例えば、樹脂基板の表面には、バスバー収容溝が形成されており、各バスバーが対応する収容溝に収容配置されるようになっている。さらに、各収容溝の適所には、潰しリブが突設されており、バスバーの対応箇所に貫設した貫通孔に潰しリブを挿通させ、かかる潰しリブの頭部を熱圧縮等により潰して各バスバーを樹脂基板に固定的に取り付けることが行われている。
ところが、多数のバスバーをそれぞれ収容溝に収容配置したり、さらに潰しリブを潰して樹脂基板に位置決め固定する作業は極めて煩雑であることから、作業が長時間に及ぶことで作業性が悪化し、コストアップにつながるという問題があった。
特開2010−220365号公報
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、優れた作業効率で多数のバスバーを樹脂基板に対して位置決め固定することができる、新規な構造のバスバー回路体およびその製造方法を提供することにある。
バスバー回路体に関する本発明の第一の態様は、導電路形成部をそれぞれ有する複数のバスバーと、前記複数のバスバーの前記導電路形成部が埋設状態でモールド成形された樹脂基板とを備え、前記樹脂基板には、隣接配置された前記バスバーの前記導電路形成部を相互に連結する連結部を上下面に露呈させる一対の貫通孔が設けられており、前記一対の貫通孔から露呈された前記連結部が切断されていることを特徴とする。
本態様によれば、複数のバスバーを樹脂基板にインサート品として埋設されていることから、絶縁体である樹脂基板に対して各バスバーを、バスバー収容溝や潰しリブを用いて各別に位置決め固定する必要が無い。しかも、複数のバスバーをプレス打ち抜き加工にて形成する際に、隣接配置されたバスバーの導電路形成部間を相互に連結する連結部が形成されるようになっている。これにより、樹脂基板をモールド成形する際には、複数のバスバーが連結されたバスバー連結体をインサート品として、一括で成形金型に対して位置決めすることが可能となる。それ故、複数のバスバーを格別に位置決めする従来構造に比して、優れた作業効率で樹脂基板に対して位置決め固定することができるのである。
しかも、モールド成形後の樹脂基板には、連結部を上下面に露呈させる一対の貫通孔が設けられていることから、かかる貫通孔を通じて連結部を切断するだけで、隣接配置されたバスバーが分断されて、樹脂基板に対して複数のバスバーが所望の回路形状に位置決め固定されたバスバー回路体を、少ない作業工程で容易に得ることができるのである。
バスバー回路体の製造方法に関する本発明の第一の態様は、導電路形成部をそれぞれ有する複数のバスバーを、隣接配置された前記バスバー同士が連結部を介して相互に連結されたバスバー連結体として形成するバスバープレス打ち抜き工程と、前記バスバー連結体の前記連結部を、成形金型の上下一対の押えピンによって上下方向から支持した状態で、前記バスバー連結体をインサート品として各前記バスバーの前記導電路形成部が埋設されるように樹脂基板をモールド成形するモールド成形工程と、前記一対の押えピンにより前記樹脂基板に形成された一対の貫通孔を通じて前記樹脂基板の上下面に露呈された前記連結部を、前記一対の貫通孔を通じて切断する連結部切断工程とを含むことを特徴とする。
本態様によれば、バスバープレス打ち抜き工程において、複数のバスバーが連結部を介して相互に連結されたバスバー連結体を得て、続くモールド成形工程において、かかるバスバー連結体をインサート品として、樹脂基板をモールド成形することができる。それ故、モールド成形工程において、バスバー連結体を一括で成形金型に位置決めするだけで、樹脂基板に対する複数のバスバーの位置決めが完了する。従って、複数のバスバーを各別に樹脂基板のバスバー収容溝に配設して潰しリブで位置決め固定する従来構造に比して、優れた作業効率で複数のバスバーを樹脂基板に対して位置決め固定することができるのである。
しかも、成形金型の上下一対の押えピンを利用して、かかる押えピンで連結部を支持するようにするだけで、樹脂基板に一対の貫通孔を形成して連結部を樹脂基板の上下面に露呈させることができる。それ故、樹脂基板が成形されて複数のバスバーが樹脂基板の所定位置に埋設状態で位置決め固定された後に、一対の貫通孔を通じて連結部を容易に切断して隣接配置されたバスバーを分断することができる。それ故、樹脂基板に対して複数のバスバーが所望の回路形状に位置決め固定されたバスバー回路体を、少ない作業工程で容易に得ることができるのである。
本発明においては、複数のバスバーが樹脂基板にインサート品として埋設されていることから、各バスバーを樹脂基板に対して位置決め固定する必要が無い。しかも、複数のバスバーをプレス打ち抜き加工にて形成する際に、隣接配置されたバスバーを相互に連結する連結部が形成されている。これにより、モールド成形の際に、複数のバスバーが連結されたバスバー連結体をインサート品として、一括で成形金型に対して位置決めすることができる。それ故、複数のバスバーを格別に位置決めする従来構造に比して、優れた作業効率で樹脂基板に対して位置決め固定できる。しかも、モールド成形後の樹脂基板には、連結部を上下面に露呈させる一対の貫通孔が設けられていることから、かかる貫通孔を通じて連結部を切断するだけで、樹脂基板に対して複数のバスバーが所望の回路形状に位置決め固定されたバスバー回路体を、少ない作業工程で容易に得ることができる。
本発明の一実施形態としてのバスバー回路体を示す分解斜視図。 図1に示すバスバー回路体の組付状態の平面図(但し、電気部品を除く)。 図2に示すバスバー回路体の底面図。 図2におけるIV−IV断面の要部拡大図。 本発明のバスバー回路体に用いられる載置バスバーと埋設バスバーの半田付けの他の態様を示す図であって、図4に相当する要部拡大断面図。 図1に示したバスバー回路体の製造方法を説明するための斜視図((a)バスバープレス打ち抜き工程後、(b)モールド成形工程および連結部切断工程後)。 図6におけるVII−VII断面の要部拡大図。 図6におけるVIII−VIII断面の要部拡大図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1〜4に、本発明の一実施形態としてのバスバー回路体10を示す。図1及び図2に示されているように、バスバー回路体10は、載置バスバー12と、複数のバスバー16をインサート品とした樹脂基板14を含んで構成されている。すなわち、樹脂基板14は、複数のバスバー16の各導電路形成部18を埋設した状態でモールド成形されている。そして、載置バスバー12が、樹脂基板14の上側表面20に載置されると共に樹脂基板14に埋設されたバスバー16の導電路形成部18に半田付けされることにより、バスバー12,16が積層配置されてなるバスバー回路体10が構成されるようになっている。なお、以下の説明において、特に断りのない場合には、上方とは、図1中の上方、下方とは、図1中の下方をいうものとする。
バスバー16は、例えば銅板等の表面に錫等のめっきが施された金属板がプレス打ち抜きおよび屈曲加工されて形成されており、具体的には、バスバー16の一方の端部が、樹脂基板14の側縁部19から突出すると共にクランク形状に屈曲されて形成されている。これにより、例えば図示しないコネクタハウジング内に挿入されてコネクタの端子金具として機能するコネクタ接続端子部22が構成されている。各バスバー16は、樹脂基板14の側縁部19から突出する一方の端部以外の部分が導電路形成部18として樹脂基板14の内部に埋設されており、図3に破線で示す所望の回路形状で延出している。
一方、樹脂基板14は略矩形の板形状とされており、例えばポリイミド樹脂(PI)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリアミドイミド(PAI)、アリル樹脂(PDAP)等の耐熱性樹脂により射出成形等によって一体的に形成されている。なお、かかる耐熱性樹脂の耐熱温度は、260℃以上とされていることから、耐熱性樹脂からなる樹脂基板14は、鉛フリー半田用等の高温のフロー工程(240℃)もしくはリフロー工程(260℃)等に通して半田付けを行うことが可能とされている。
図1に示されているように、樹脂基板14の側縁部19には、側縁部19の略全長に亘って上側表面20から上方に向かって突出する縦壁部24が設けられており、コネクタ接続端子部22の基端部が樹脂基板14の縦壁部24に埋設状態で保持されている。また、図1及び図2に示されているように、樹脂基板14の上側表面20には、載置される載置バスバー12の形状に部分的に対応したバスバー収容溝26が形成されている一方、バスバー収容溝26には潰しリブ28が突設されている。さらに、図2及び図3に示されているように、樹脂基板14の上側表面20と下側表面30には、一対の貫通孔32,32が、平面視で同じ位置に設けられている。このような一対の貫通孔32,32を介して、樹脂基板14に埋設されたバスバー16のうち、隣接配置されたバスバー16,16の導電路形成部18,18間を相互に連結する後述する連結部60が切断された状態で、樹脂基板14の上側表面20と下側表面30に露呈されている(図1〜3,7,8参照)。同様に、かかる一対の貫通孔32,32を介して、バスバー16の露呈部位34が、樹脂基板14の上側表面20と下側表面30に露呈されている(図1〜5参照)。加えて、バスバー16の露呈部位34には貫通穴36が設けられている。
図1に示されているように、複数本の載置バスバー12は、例えば銅板等の表面に錫等のめっきが施された金属板がプレス打ち抜きおよび屈曲加工されて形成されている。より詳細には、載置バスバー12の一方の端部がクランク形状に屈曲されて形成されることにより、上述のコネクタ接続端子部22の一部が構成されている一方、載置バスバー12の他方の端部が鉛直方向下方に向かって屈曲されてリード部38が形成されている。そして、コネクタ接続端子部22とリード部38の間に位置する載置バスバー12の平坦な部位には、潰しリブ挿通孔40が板厚方向に貫設されている。
そして、このような構成とされた載置バスバー12が、樹脂基板14のバスバー収容溝26に収容配置される。この際、バスバー収容溝26に設けられた潰しリブ28に対して載置バスバー12の潰しリブ挿通孔40が挿通され、潰しリブ28の先端部が潰されることにより、載置バスバー12が樹脂基板14の上側表面20上に位置決め保持されている。図4に示されているように、かかる位置決め保持状態において、載置バスバー12に設けられたリード部38が、樹脂基板14に設けられた一対の貫通孔32,32およびバスバー16に設けられた貫通穴36に挿通配置されている。さらに、図1に示されているように、かかる位置決め保持状態において、樹脂基板14に実装されるリレー42や抵抗素子44に対しても同じように、それらのリード部46が、樹脂基板14に設けられた一対の貫通孔32,32およびバスバー16に設けられた貫通穴36に挿通配置されるようになっている。
次に、載置バスバー12のリード部38が一対の貫通孔32,32および貫通穴36に挿通配置された状態で、フロー工程もしくはリフロー工程等に通すことにより半田付けが行われる。この結果、載置バスバー12が樹脂基板14に埋設されたバスバー16に半田付けされることから、載置バスバー12が樹脂基板14の上側表面20に対して位置決め固定されるのである。かかる半田付けは、図4に示されているように、リード部38と貫通穴36の隙間やリード部38と一対の貫通孔32,32の隙間が半田48で充填されることにより行われる。なお、今回の半田付けは載置バスバー12とバスバー16を接続するためであることから、少なくともリード部38と貫通穴36の隙間が半田48で充填されていればよい。また、図4では、理解を容易とするために、半田48は仮想線で記載されている。
なお、このような半田付けは、樹脂基板14に実装されるリレー42や抵抗素子44に対しても同じように適用することができる。すなわち、リレー42や抵抗素子44のリード部46を一対の貫通孔32,32および貫通穴36に挿通配置した状態で、フロー工程もしくはリフロー工程等を通すことにより、リード部46を所望のバスバー16に半田付けを行うことができるのである。
次に、図5を用いて、本発明のバスバー回路体10に用いられる載置バスバー12とバスバー16の半田付けの他の態様について詳述するが、上記実施形態と同様な構造とされた部材および部位については、図中に、上記実施形態と同一の符号を付することにより、それらの詳細な説明を省略する。すなわち、かかるバスバー回路体50は、載置バスバー12において、貫通孔32上に載置される載置部位52に貫通穴54が設けられており、貫通穴36,54や一対の貫通孔32,32が半田56で充填されることにより載置バスバー12がバスバー16に半田付けがされている点に関して、上記実施形態と異なる実施形態を示すものである。なお、今回の半田付けは載置バスバー12とバスバー16を接続するためであることから、少なくともバスバー16の貫通穴36と載置バスバー12の貫通穴54およびそれらの間が半田56で充填されていればよい。なお、図5では、理解を容易とするために、半田56は仮想線で記載されている。
次に、図6〜8を用いて、バスバー回路体10の製造方法に関する本発明の一実施形態について説明する。はじめに、図6(a)に示されているようなバスバー連結体58を準備する。バスバー連結体58は、隣接配置されたバスバー16同士が連結部60を介して相互に連結されて構成されている一方、コネクタ接続端子部22を構成するバスバー16の先端部が捨て板部59によって連結されている。より詳細には、バスバー連結体58は、例えば銅板等の表面に錫等のめっきが施された金属板がプレス打ち抜きおよび屈曲加工されて形成されており、バスバー連結体58には上述の貫通穴36も貫設されている。このような構成のバスバー連結体58が、バスバープレス打ち抜き工程において準備される。
続いて、図7〜8に示されているように、バスバー連結体58の連結部60及び貫通穴36を、成形金型62の上下一対の押えピン64,64によって上下方向から支持した状態で、バスバー連結体58をインサート品として各バスバー16の導電路形成部18が埋設されるように樹脂基板14をモールド成形する。この結果、樹脂基板14には、バスバー連結体58の連結部60及び貫通穴54を上下面20,30に露呈させる一対の貫通孔32,32が形成されるようになっている。このような一連の作業が、モールド成形工程において実行されるのである。なお、図7〜8では、理解を容易とするために、一対の押えピン64,64や連結部60は仮想線で記載されている。
モールド成形工程の後、例えば公知の切断装置を用いて、連結部60を一対の貫通孔32,32を通じて切断する連結部切断工程が実行される。また、連結部切断工程において、捨て板部59も切り取られてる。これにより、隣接配置されたバスバー16が分断されて、所望の回路形状にバスバー16が配索された図6(b)に示されているような樹脂基板14が完成する。そして、載置バスバー12が、樹脂基板14の上側表面20に載置されると共に樹脂基板14に埋設されたバスバー16の導電路形成部18に半田付けされることにより、バスバー12,16が積層配置されてなるバスバー回路体10が構成されるようになっている。
このような構造とされた本実施形態のバスバー回路体10によれば、モールド成形工程において、複数のバスバー16が連結部60を介して相互に連結されたバスバー連結体58をインサート品として、樹脂基板14をモールド成形することができる。それ故、モールド成形工程において、バスバー連結体58を一括で成形金型62に対して位置決めするだけで、樹脂基板14に対する複数のバスバー16の位置決めを行うことができる。これにより、樹脂基板14に埋設されるバスバー16に関し、従来の如き絶縁板に対するバスバーの個別の位置決め固定に必要とされた潰しリブ28やバスバー収容溝26を必要とすることなく、構造の簡素化や作業工程の削減を有利に実現し得るのである。
しかも、成形金型62の上下一対の押えピン64,64を利用して、かかる押えピン64,64で連結部60を支持するようにするだけで、樹脂基板14に一対の貫通孔32,32を形成して連結部60を樹脂基板14の上下面20,30に露呈させることができる。それ故、複数のバスバー16が樹脂基板14の所定位置に埋設状態で位置決め固定されたモールド成形後に、一対の貫通孔32,32を通じて連結部60を容易に切断して隣接配置されたバスバー16を分断することができる。従って、樹脂基板14に対して複数のバスバー16が所望の回路形状に位置決め固定されたバスバー回路体10を、少ない作業工程で容易に得ることができるのである。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はその具体的な記載によって限定されない。例えば、バスバー16の回路形状やコネクタ接続端子部22の突出方向等は任意に設定可能であり、樹脂基板14の上下方向に突出する接続端子部を有するバスバー16を樹脂基板14に埋設してもよい。また、例示の実施形態は半田付け工程に供される樹脂基板14を例に説明したが、半田付け工程に供されない場合でも本発明は適用可能である。その場合、樹脂基板14の材料が耐熱性樹脂以外を含んでいてもよい。
また、前述の実施形態では、バスバー回路体10は載置バスバー12を含んで構成されていたが、載置バスバー12は必ずしも設ける必要はない。また、載置バスバー12として樹脂基板14の上側表面20に載置されたものについて記載したが、載置バスバー12は樹脂基板14の下側表面30やその両方20,30に載置されていてもよい。
10:バスバー回路体、14:樹脂基板、16:バスバー、18:導電路形成部、20:上側表面(上面)、30:下側表面(下面)、32:貫通孔、58:バスバー連結体、60:連結部、62:成形金型、64:押えピン

Claims (2)

  1. 導電路形成部をそれぞれ有する複数のバスバーと、
    前記複数のバスバーの前記導電路形成部が埋設状態でモールド成形された樹脂基板とを備え、
    前記樹脂基板には、隣接配置された前記バスバーの前記導電路形成部を相互に連結する連結部を上下面に露呈させる一対の貫通孔が設けられており、
    前記一対の貫通孔から露呈された前記連結部が切断されている
    ことを特徴とするバスバー回路体。
  2. 導電路形成部をそれぞれ有する複数のバスバーを、隣接配置された前記バスバー同士が連結部を介して相互に連結されたバスバー連結体として形成するバスバープレス打ち抜き工程と、
    前記バスバー連結体の前記連結部を、成形金型の上下一対の押えピンによって上下方向から支持した状態で、前記バスバー連結体をインサート品として各前記バスバーの前記導電路形成部が埋設されるように樹脂基板をモールド成形するモールド成形工程と、
    前記一対の押えピンにより前記樹脂基板に形成された一対の貫通孔を通じて前記樹脂基板の上下面に露呈された前記連結部を、前記一対の貫通孔を通じて切断する連結部切断工程とを含む
    ことを特徴とするバスバー回路体の製造方法。
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