JP2016092612A - 高周波スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】不要な高調波の通過を抑圧することができるとともに、小型化を図ることができる高周波スイッチを得ることを目的とする。【解決手段】 抑圧対象の高調波が2次の高調波(周波数2f0)であれば、オープンスタブ14の電気長が、2次の高調波でλ/4の長さであり、伝送線路11,12の電気長が、基本波(周波数f0)でλ/4未満の長さであり、かつ、切替手段15,16のうち、一方の切替手段が短絡の状態、他方の切替手段が開放の状態に切り替えると、伝送線路11又は伝送線路12がオープンスタブ14と並列共振回路を形成する長さであるように構成する。【選択図】図1

Description

この発明は、高周波信号の信号伝送経路を切り替えることが可能な高周波スイッチに関するものである。
以下の特許文献1には、高周波信号の信号伝送経路を切り替えることが可能な高周波スイッチが開示されている。
図13は特許文献1に開示されている高周波スイッチを示す構成図である。
この高周波スイッチは、3つの入出力端子101〜103を備えており、伝送線路104は、一端が入出力端子101と接続され、他端が入出力端子103と接続されている。
また、伝送線路105は、一端が入出力端子102と接続され、他端が入出力端子103と接続されている。
さらに、この高周波スイッチは、伝送線路104の一端とグランド間を短絡の状態又は開放の状態に切り替えるダイオード106と、伝送線路105の一端とグランド間を短絡の状態又は開放の状態に切り替えるダイオード107とを備えている。
次に、特許文献1に開示されている高周波スイッチの動作を簡単に説明する。
入出力端子101から高周波信号が入力されるとき、ダイオード106がOFF状態(開放)、ダイオード107がON状態(短絡)に切り替えると、入出力端子103から見た伝送線路105の入力インピーダンスが開放になり、入出力端子102側が見えなくなる。
このため、入出力端子101から入力された高周波信号は、入出力端子103から出力されるようになる。
一方、入出力端子102から高周波信号が入力されるとき、ダイオード106がON状態(短絡)、ダイオード107がOFF状態(開放)に切り替えると、入出力端子103から見た伝送線路104の入力インピーダンスが開放になり、入出力端子101側が見えなくなる。
このため、入出力端子102から入力された高周波信号は、入出力端子103から出力されるようになる。
したがって、ダイオード106,107のON状態(短絡)/OFF状態(開放)を適宜切り替えることで、3つの入出力端子101〜103間での信号の伝送経路を切り替えることができる。
特開2000−151202号公報(図1)
従来の高周波スイッチは以上のように構成されているので、ダイオード106,107のON状態(短絡)/OFF状態(開放)を切り替えれば、3つの入出力端子101〜103間での信号の伝送経路を切り替えることができる。しかし、切替素子であるダイオード106,107が抵抗成分を有しているため、本来高周波信号の偶数次の高調波で短絡となる伝送線路104と伝送線路105の接続点である分岐点108においては十分な低インピーダンスが得られず、奇数次の高調波に対しては高周波信号と同様に動作するため、偶数次および奇数次ともに入出力端子101〜103間を通過してしまう。このため、ダイオード106,107で発生する不要な高調波や、入出力端子101〜103に接続される外部機器等で発生する不要な高調波の通過を十分に抑圧することができないという問題があった。
また、高周波信号の基本波で4分の1波長の電気長を有する伝送線路104,105を備えているため、サイズが大きくなってしまうという問題があった。
この発明は上記のような問題を解決するためになされたもので、不要な高調波の通過を抑圧することができるとともに、小型化を図ることができる高周波スイッチを得ることを目的(課題)とする。
この発明に係る高周波スイッチは、高周波信号を入出力する第1から第3の入出力端子と、一端が第1の入出力端子と接続され、他端が第3の入出力端子と接続されている第1の伝送線路と、一端が第2の入出力端子と接続され、他端が第3の入出力端子と接続されている第2の伝送線路と、一端が第1及び第2の伝送線路の他端と接続され、抑圧対象の高調波が高周波信号におけるn次(nは2以上の自然数)の高調波であれば、n次の高調波で4分の1波長の電気長を有するオープンスタブと、第1の伝送線路の一端とグランド間を短絡の状態又は開放の状態に切り替える第1の切替手段と、第2の伝送線路の一端とグランド間を短絡の状態又は開放の状態に切り替える第2の切替手段とを備え、第1及び第2の伝送線路の電気長が、高周波信号の基本波で4分の1波長未満の長さであり、かつ、第1の切替手段又は第2の切替手段の一方が開放の状態、他方が短絡の状態に切り替えると、第1の伝送線路又は第2の伝送線路がオープンスタブと並列共振回路を形成する長さであるようにしたものである。
この発明によれば、抑圧対象の高調波が高周波信号におけるn次(nは2以上の自然数)の高調波であれば、オープンスタブの電気長がn次の高調波で4分の1波長の長さであり、第1及び第2の伝送線路の電気長が、高周波信号の基本波で4分の1波長未満の長さであり、かつ、第1の切替手段又は第2の切替手段の一方が開放の状態、他方が短絡の状態に切り替えると、第1の伝送線路又は第2の伝送線路がオープンスタブと並列共振回路を形成する長さであるように構成したので、不要なn次の高調波の通過を抑圧することができるとともに、小型化を図ることができる効果がある。
この発明の実施の形態1による高周波スイッチを示す構成図である。 この発明の実施の形態1による高周波スイッチを示す構成図である。 抑圧対象の高調波が3次の高調波(周波数3f)である場合の高周波スイッチを示す構成図である。 切替手段15,16がダイオード31,32で構成される場合の高周波スイッチを示す構成図である。 切替手段15,16がダイオード31,32で構成される場合の高周波スイッチを示す構成図である。 切替手段15,16がトランジスタ41,42で構成される場合の高周波スイッチを示す構成図である。 入出力端子1〜3に整合回路51〜53が接続されている場合の高周波スイッチを示す構成図である。 この発明の実施の形態2による高周波スイッチを示す構成図である。 この発明の実施の形態2による高周波スイッチを示す構成図である。 この発明の実施の形態2による高周波スイッチを示す構成図である。 この発明の実施の形態3による高周波スイッチを示す構成図である。 この発明の実施の形態3による高周波スイッチを示す構成図である。 特許文献1に開示されている高周波スイッチを示す構成図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面にしたがって説明する。
実施の形態1.
図1及び図2はこの発明の実施の形態1による高周波スイッチを示す構成図である。
図1は第1の入出力端子である入出力端子1から入力された高周波信号を第3の入出力端子である入出力端子3に出力する場合を示し、図2は第2の入出力端子である入出力端子2から入力された高周波信号を入出力端子3に出力する場合を示している。
伝送線路11は一端が入出力端子1と接続され、他端が入出力端子3と接続されており、その高周波信号における基本波(周波数f)で8分の1波長(以下、「λ/8」のように表記する)の電気長を有している第1の伝送線路である。
伝送線路12は一端が入出力端子2と接続され、他端が入出力端子3及び伝送線路11の他端と接続されており、その高周波信号における基本波(周波数f)でλ/8の電気長を有している第2の伝送線路である。
以下、伝送線路11と伝送線路12の他端間の接続点を分岐点13と称する。
この実施の形態1では、詳細は後述するが、伝送線路11,12の電気長が、基本波(周波数f)でλ/4未満の長さであるとする条件(特許文献1に開示されている高周波スイッチより小型にするための条件)と、切替手段15,16のうち、一方の切替手段が短絡の状態、他方の切替手段が開放の状態に切り替えると、伝送線路11又は伝送線路12がオープンスタブ14と並列共振回路を形成する長さであるとする条件とを満足させるために、伝送線路11,12の電気長を、高周波信号の基本波(周波数f)でλ/8の長さにしている。
この2つの条件は、抑圧対象の高調波が高周波信号におけるn次の高調波であれば、伝送線路11,12が、高周波信号の基本波(周波数f)で4n分の(n−1)波長の電気長を有していれば満足する。
この実施の形態1では、抑圧対象の高調波が2次の高調波(周波数2f)であるため、伝送線路11,12が、基本波(周波数f)でλ/8(=(2−1)/4×2)の電気長を有している。
オープンスタブ14は一端が分岐点13と接続されており、抑圧対象の高調波が高周波信号における2次の高調波(周波数2f)であれば、2次の高調波で4分の1波長(以下、「λ/4」のように表記する)の電気長を有している。
切替手段15は例えばスイッチなどから構成されており、伝送線路11の一端とグランドとの間を短絡の状態(ON状態)又は開放の状態(OFF状態)に切り替える第1の切替手段である。
切替手段16は例えばスイッチなどから構成されており、伝送線路12の一端とグランドとの間を短絡の状態(ON状態)又は開放の状態(OFF状態)に切り替える第2の切替手段である。
次に動作について説明する。
入出力端子1から高周波信号が入力されるとき、図1に示すように、切替手段15がOFF状態(開放)、切替手段16がON状態(短絡)に切り替えると、高周波信号の基本波(周波数f)でλ/8の電気長を有する伝送線路12の一端がグランドと接続される短絡状態になる。
このため、伝送線路12は、基本波にとって等価的に誘導性となり、2次の高調波でλ/4の電気長を有するオープンスタブ14は、基本波にとって等価的に容量性となる。
したがって、伝送線路12とオープンスタブ14の並列回路は、基本波で並列共振回路とみなすことができ、入出力端子3から入出力端子2側が見えなくなる。
このため、入出力端子1から入力された高周波信号は、入出力端子3から出力されるようになる。
以下、入出力端子3から入出力端子2側が見えなくなることについて、具体的に説明する。
まず、伝送線路12のアドミッタンスをY12、オープンスタブ14のアドミッタンスをY14とすると、伝送線路12とオープンスタブ14の並列回路のアドミッタンスYinは、下記の式(3)のように表わされる。
ただし、下記の式(1)〜(3)におけるYは特性アドミッタンス、λは基本波の波長、λは2次の高調波の波長、l12は伝送線路12の線路長、l14はオープンスタブ14の線路長である。
伝送線路12のアドミッタンスY12
Figure 2016092612
オープンスタブ14のアドミッタンスY14
Figure 2016092612
並列回路のアドミッタンスYin
Figure 2016092612
式(3)より、伝送線路12とオープンスタブ14の並列回路は、下記の式(4)の共振条件を満足すれば、並列共振回路となり、入出力端子3から見て入出力端子2側が開放になる。
Figure 2016092612
ここで、オープンスタブ14の線路長l14は、抑圧したい周波数の波長λによって決定されるものであり、この実施の形態1では、抑圧したい周波数が2次の高調波(周波数2f)であるため、オープンスタブ14の線路長l14がλ/4になっている。
オープンスタブ14の線路長l14がλ/4であれば、式(4)の左辺第2項が1となり、また、伝送線路12の線路長l12がλ/8であるため、式(4)の左辺第1項が1となり、式(4)の共振条件を満足する。
このとき、入出力端子1側は、伝送線路11のみが接続されているのと等価な状態になる。
一方、入出力端子2から高周波信号が入力されるとき、図2に示すように、切替手段15がON状態(短絡)、切替手段16がOFF状態(開放)に切り替えると、高周波信号の基本波(周波数f)でλ/8の電気長を有する伝送線路11の一端がグランドと接続される短絡状態になる。
伝送線路11とオープンスタブ14の並列回路は、図1の場合と同様の理由で、基本波で並列共振回路とみなすことができ、入出力端子3から入出力端子1側が見えなくなる。
このとき、入出力端子2側は、伝送線路12のみが接続されているのと等価な状態になる。
このため、入出力端子2から入力された高周波信号は、入出力端子3から出力されるようになる。
ここでは、入出力端子1又は入出力端子2から入力された高周波信号が、入出力端子3から出力される例を示しているが、入出力端子3から入力された高周波信号が、入出力端子1又は入出力端子2から出力されるようにしてもよい。
したがって、切替手段15,切替手段16のON状態(短絡)/OFF状態(開放)を切り替えることで、伝送線路11とオープンスタブ14による並列共振回路と、伝送線路12とオープンスタブ14による並列共振回路とを切り替えることができるため、適宜、3つの入出力端子1〜3間での信号の伝送経路を切り替えることができる。
また、2次の高調波(周波数2f)でλ/4の電気長を有するオープンスタブ14は、分岐点13において、2次の高調波を短絡するため、2次の高調波の通過を抑圧する効果がある。なお、オープンスタブ14の抵抗成分は、非常に小さいため、その抑圧量は大きい。
上記の特許文献1に開示されている高周波スイッチでは、基本波(周波数f)でλ/4の電気長を有している2本の伝送線路を備えているが、この実施の形態1の高周波スイッチが備えている伝送線路11,12の電気長は、基本波(周波数f)でλ/8の長さであり、上記の特許文献1に開示されている高周波スイッチの伝送線路より長さが短くなっている。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、抑圧対象の高調波が2次の高調波(周波数2f)であれば、オープンスタブ14の電気長が、2次の高調波でλ/4の長さであり、伝送線路11,12の電気長が、基本波(周波数f)でλ/4未満の長さであり、かつ、切替手段15,16のうち、一方の切替手段が短絡の状態、他方の切替手段が開放の状態に切り替えると、伝送線路11又は伝送線路12がオープンスタブ14と並列共振回路を形成する長さであるように構成したので、不要な2次高調波の通過を抑圧することができるとともに、小型化を図ることができる効果を奏する。
この実施の形態1では、抑圧対象の高調波が2次の高調波(周波数2f)である例を示したが(n=2の場合の例)、nは2以上の自然数であればよく、例えば、n=3、n=4やn=5などであってもよい。
図3は抑圧対象の高調波が3次の高調波(周波数3f)である場合の高周波スイッチの構成例を示している(n=3の場合の例)。
n=3の場合、上記の2つの条件を満足するため、図1及び図2の伝送線路11,12に相当する伝送線路21,22が、基本波(周波数f)でλ/6(=(3−1)/4×3)の電気長を有している。
また、図1及び図2のオープンスタブ14に相当するオープンスタブ23は、3次の高調波(周波数3f)でλ/4の電気長を有している。
この場合も、切替手段15,切替手段16のON状態(短絡)/OFF状態(開放)を図1及び図2の場合と同様に切り替えることで、3つの入出力端子1〜3間での信号の伝送経路を切り替えることができる。
また、3次の高調波(周波数3f)でλ/4の電気長を有するオープンスタブ23は、分岐点13において3次の高調波を短絡するため、3次の高調波の通過を抑圧する効果が得られる。
また、伝送線路21,22の電気長が、基本波(周波数f)でλ/6の長さであり、上記の特許文献1に開示されている高周波スイッチの伝送線路より長さが短くなっている。
したがって、この場合も、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
この実施の形態1では、切替手段15,16がスイッチで構成されているものを示したが、ON状態(短絡)とOFF状態(開放)が切り替えられるものであればよく、スイッチで構成されるものに限るものではない。
したがって、図4に示すように、切替手段15,16がダイオード31,32で構成され、ダイオード31,32によってON状態(短絡)とOFF状態(開放)が切り替えられるようにしても、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、図5に示すように、切替手段15,16の中に、キャパシタ33,34、高抵抗又は高リアクタンス等からなる高インピーダンス素子35,36及びバイアス端子37,38が実装されているようにしてもよい。
この場合、バイアス端子37に印加する電圧の値と、バイアス端子38に印加する電圧の値とが異なるようにすれば、一方の切替手段がON状態(短絡)で、他方の切替手段がOFF状態(開放)となる制御を簡単に実現することができる。
また、この実施の形態1では、切替手段15,16がスイッチで構成されているものを示したが、図6に示すように、切替手段15,16がトランジスタ41,42で構成され、トランジスタ41,42によってON状態(短絡)とOFF状態(開放)が切り替えられるようにしても、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、図7に示すように、入出力端子1〜3に整合回路51〜53を接続するようにして、高周波信号が入出力端子1〜3を通過する際の整合をとるようにしてもよい。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、高周波スイッチが、3個の入出力端子1〜3と、2個の伝送線路11,12(または伝送線路21,22)と、2個の切替手段15,16と、1個のオープンスタブ14とを備えている例を示したが、高周波スイッチが、M個(Mは3以上の自然数)の入出力端子と、(M−1)個の伝送線路と、(M−1)個の切替手段と、1個のオープンスタブ14とを備えるものであってもよい。
この場合、(M−1)個の伝送線路の電気長が、高周波信号の基本波で4分の1波長未満の長さであり、かつ、(M−1)個の切替手段のうち、いずれか1つの切替手段だけが開放の状態に切り替えると、(M−1)個の伝送線路のうち、(M−2)個の伝送線路がオープンスタブ14と並列共振回路を形成する長さである必要がある。
なお、上記実施の形態1は、M=3の場合に対応しており、この実施の形態2では、一例として、M=4の場合について説明する。
図8から図10はこの発明の実施の形態2による高周波スイッチを示す構成図であり、図8において、図1及び図2と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
図8は入出力端子1から入力された高周波信号を入出力端子3に出力する場合を示し、図9は入出力端子2から入力された高周波信号を入出力端子3に出力する場合を示している。また、図10は入出力端子4から入力された高周波信号を入出力端子3に出力する場合を示している。
伝送線路61は一端が入出力端子1と接続され、他端が分岐点13と接続されており、高周波信号における基本波(周波数f)でLの電気長を有している。
伝送線路62は一端が入出力端子2と接続され、他端が分岐点13と接続されており、高周波信号における基本波(周波数f)でLの電気長を有している。
伝送線路63は一端が入出力端子4と接続され、他端が分岐点13と接続されており、高周波信号における基本波(周波数f)でLの電気長を有している。
切替手段64は例えばスイッチ、ダイオード又はトランジスタなどから構成されており、伝送線路61の一端とグランドとの間を短絡の状態(ON状態)又は開放の状態(OFF状態)に切り替える。
切替手段65は例えばスイッチ、ダイオード又はトランジスタなどから構成されており、伝送線路62の一端とグランドとの間を短絡の状態(ON状態)又は開放の状態(OFF状態)に切り替える。
切替手段66は例えばスイッチ、ダイオード又はトランジスタなどから構成されており、伝送線路63の一端とグランドとの間を短絡の状態(ON状態)又は開放の状態(OFF状態)に切り替える。
次に動作について説明する。
入出力端子1から高周波信号が入力されるとき、図8に示すように、切替手段64がOFF状態(開放)、切替手段65,66がON状態(短絡)に切り替えると、高周波信号の基本波(周波数f)でLの電気長を有する伝送線路62,63の一端がグランドと接続される短絡状態になる。
このため、伝送線路62,63は、基本波にとって等価的に誘導性となり、2次の高調波でλ/4の電気長を有するオープンスタブ14は、基本波にとって等価的に容量性となる。
伝送線路62,63とオープンスタブ14の並列回路が、基本波で並列共振回路となる共振条件は、下記の式(5)の通りであり、この共振条件を満足すれば、入出力端子3から入出力端子2,4側が見えなくなる。
Figure 2016092612
この実施の形態2では、オープンスタブ14の線路長l14がλ/4であるため、式(5)の左辺第2項が1となる。したがって、tan(2πL/λ)が0.5になれば、式(5)の共振条件を満足する。つまり、伝送線路61〜63が有する電気長Lが、基本波(周波数f)で約0.0738λであれば、式(5)の共振条件を満足する。このため、この実施の形態2では、伝送線路61〜63が有する電気長Lが基本波(周波数f)で約0.0738λであるとする。
このとき、入出力端子1側は、伝送線路61のみが接続されているのと等価な状態になる。
このため、入出力端子1から入力された高周波信号は、入出力端子3から出力されるようになる。
また、入出力端子2から高周波信号が入力されるとき、図9に示すように、切替手段65がOFF状態(開放)、切替手段64,66がON状態(短絡)に切り替えると、高周波信号の基本波(周波数f)でLの電気長を有する伝送線路61,63の一端がグランドと接続される短絡状態になる。
伝送線路61,63とオープンスタブ14の並列回路は、式(5)の共振条件を満足するため、基本波で並列共振回路とみなすことができ、入出力端子3から入出力端子1,4側が見えなくなる。
このとき、入出力端子2側は、伝送線路62のみが接続されているのと等価な状態になる。
このため、入出力端子2から入力された高周波信号は、入出力端子3から出力されるようになる。
また、入出力端子4から高周波信号が入力されるとき、図10に示すように、切替手段66がOFF状態(開放)、切替手段64,65がON状態(短絡)に切り替えると、高周波信号の基本波(周波数f)でLの電気長を有する伝送線路61,62の一端がグランドと接続される短絡状態になる。
伝送線路61,62とオープンスタブ14の並列回路は、式(5)の共振条件を満足するため、基本波で並列共振回路とみなすことができ、入出力端子3から入出力端子1,2側が見えなくなる。
このとき、入出力端子4側は、伝送線路63のみが接続されているのと等価な状態になる。
このため、入出力端子4から入力された高周波信号は、入出力端子3から出力されるようになる。
ここでは、入出力端子1、入出力端子2又は入出力端子4から入力された高周波信号が、入出力端子3から出力される例を示しているが、入出力端子3から入力された高周波信号が、入出力端子1、入出力端子2又は入出力端子4から出力されるようにしてもよい。
したがって、切替手段64〜66のON状態(短絡)/OFF状態(開放)を切り替えることで、4つの入出力端子1〜4間での信号の伝送経路を切り替えることができる。
また、2次の高調波(周波数2f)でλ/4の電気長を有するオープンスタブ14は、分岐点13において、2次の高調波を短絡するため、2次の高調波の通過を抑圧する効果がある。なお、オープンスタブ14の抵抗成分は、非常に小さいため、その抑圧量は大きい。
上記の特許文献1に開示されている高周波スイッチでは、基本波(周波数f)でλ/4の電気長を有している2本の伝送線路を備えているが、この実施の形態2の高周波スイッチが備えている伝送線路61〜63の電気長が、基本波(周波数f)で約0.0738λの長さであり、上記の特許文献1に開示されている高周波スイッチの伝送線路より長さが短くなっている。
以上で明らかなように、この実施の形態2によれば、抑圧対象の高調波が2次の高調波(周波数2f)であれば、オープンスタブ14の電気長が、2次の高調波でλ/4の長さであり、(M−1)個の伝送線路の電気長が、高周波信号の基本波で4分の1波長未満の長さであり、かつ、(M−1)個の切替手段のうち、いずれか1つの切替手段だけが開放の状態に切り替えると、(M−1)個の伝送線路のうち、(M−2)個の伝送線路がオープンスタブ14と並列共振回路を形成する長さであるように構成したので、上記実施の形態1と同様に、不要な2次高調波の通過を抑圧することができるとともに、小型化を図ることができる効果を奏する。
この実施の形態2では、抑圧対象の高調波が2次の高調波(周波数2f)である例を示したが(n=2の場合の例)、上記実施の形態1と同様に、nは2以上の自然数であればよく、例えば、n=3、n=4やn=5などであってもよい。
実施の形態3.
上記実施の形態1,2では、1個のオープンスタブ(電気長が2次の高調波でλ/4の長さであるオープンスタブ14、または、電気長が3次の高調波でλ/4の長さであるオープンスタブ23)が実装されている例を示したが、複数個のオープンスタブが実装されているようにしてもよい。
図11及び図12はこの発明の実施の形態3による高周波スイッチを示す構成図であり、図11及び図12において、図1及び図2と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
図11は入出力端子1から入力された高周波信号を入出力端子3に出力する場合を示し、図12は入出力端子2から入力された高周波信号を入出力端子3に出力する場合を示している。
図11及び図12の例では、電気長が2次の高調波でλ/4の長さであるオープンスタブ14と、電気長が3次の高調波でλ/4の長さであるオープンスタブ23とを実装している。
伝送線路71は一端が入出力端子1と接続され、他端が分岐点13と接続されており、高周波信号における基本波(周波数f)でLの電気長を有している第1の伝送線路である。
伝送線路72は一端が入出力端子2と接続され、他端が分岐点13と接続されており、高周波信号における基本波(周波数f)でLの電気長を有している第2の伝送線路である。
次に動作について説明する。
入出力端子1から高周波信号が入力されるとき、図11に示すように、切替手段15がOFF状態(開放)、切替手段16がON状態(短絡)に切り替えると、高周波信号の基本波(周波数f)でLの電気長を有する伝送線路72の一端がグランドと接続される短絡状態になる。
このため、伝送線路72は、基本波にとって等価的に誘導性となり、2次の高調波でλ/4の電気長を有するオープンスタブ14及び3次の高調波でλ/4の電気長を有するオープンスタブ23は、基本波にとって等価的に容量性となる。
伝送線路72とオープンスタブ14,23の並列回路が、基本波で並列共振回路となる共振条件は、下記の式(6)の通りであり、この共振条件を満足すれば、入出力端子3から入出力端子2側が見えなくなる。
Figure 2016092612
この実施の形態3では、オープンスタブ14の線路長l14がλ/4であるため、式(6)の左辺第2項が1となる。また、オープンスタブ23の線路長l23がλ/4であるため、式(6)の左辺第3項が1/√3となる。
したがって、tan(2πL/λ)が1+1/√3になれば、式(6)の共振条件を満足する。つまり、伝送線路71,72が有する電気長Lが、基本波(周波数f)で約0.1601λであれば、式(6)の共振条件を満足する。このため、この実施の形態3では、伝送線路71,72が有する電気長Lが基本波(周波数f)で約0.1601λであるとする。
このとき、入出力端子1側は、伝送線路71のみが接続されているのと等価な状態になる。
このため、入出力端子1から入力された高周波信号は、入出力端子3から出力されるようになる。
一方、入出力端子2から高周波信号が入力されるとき、図12に示すように、切替手段16がOFF状態(開放)、切替手段15がON状態(短絡)に切り替えると、高周波信号の基本波(周波数f)でLの電気長を有する伝送線路71の一端がグランドと接続される短絡状態になる。
伝送線路71とオープンスタブ14,23の並列回路は、式(6)の共振条件を満足するため、基本波で並列共振回路とみなすことができ、入出力端子3から入出力端子1側が見えなくなる。
このとき、入出力端子2側は、伝送線路72のみが接続されているのと等価な状態になる。
このため、入出力端子2から入力された高周波信号は、入出力端子3から出力されるようになる。
ここでは、入出力端子1又は入出力端子2から入力された高周波信号が、入出力端子3から出力される例を示しているが、入出力端子3から入力された高周波信号が、入出力端子1又は入出力端子2から出力されるようにしてもよい。
したがって、切替手段15,16のON状態(短絡)/OFF状態(開放)を切り替えることで、3つの入出力端子1〜3間での信号の伝送経路を切り替えることができる。
また、2次の高調波(周波数2f)でλ/4の電気長を有するオープンスタブ14は、分岐点13において、2次の高調波を短絡し、3次の高調波(周波数3f)でλ/4の電気長を有するオープンスタブ23は、分岐点13において、3次の高調波を短絡するため、2次の高調波と3次の高調波の通過を抑圧する効果がある。
また、上記の特許文献1に開示されている高周波スイッチでは、基本波(周波数f)でλ/4の電気長を有している2本の伝送線路を備えているが、この実施の形態3の高周波スイッチが備えている伝送線路71,72の電気長が、基本波(周波数f)で約0.1601λの長さであり、上記の特許文献1に開示されている高周波スイッチの伝送線路より長さが短くなっている。
以上で明らかなように、この実施の形態3によれば、各々の抑圧対象の高調波で4分の1波長の電気長を有している複数のオープンスタブを備えるように構成したので、上記実施の形態1,2と同様の効果を奏する他に、複数の不要な高調波の通過を抑圧することができる効果を奏する。
上記実施の形態1〜3では、伝送線路とオープンスタブの具体例を示していないが、伝送線路とオープンスタブは、例えば、マイクロストリップ線路、ストリップ線路、コプレナー線路、導波管などの高周波を伝搬するものが該当し、これらを組み合わせたものであってもよい。
また、伝送線路及びオープンスタブの特性インピーダンスを調整することや、線路形状をステップ型として小型化することなどは設計事項であり、本発明に含まれる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 入出力端子(第1の入出力端子)、2 入出力端子(第2の入出力端子)、3 入出力端子(入出力端子)、11 伝送線路(第1の伝送線路)、12 伝送線路(第2の伝送線路)、13 分岐点、14 オープンスタブ、15 切替手段(第1の切替手段)、16 切替手段(第2の切替手段)、21 伝送線路(第1の伝送線路)、22 伝送線路(第2の伝送線路)、23 オープンスタブ、31,32 ダイオード、33,34 キャパシタ、35,36 高インピーダンス素子、37,38 バイアス端子、41,42 トランジスタ、51〜53 整合回路、61〜63 伝送線路、64〜66 切替手段、71 伝送線路(第1の伝送線路)、72 伝送線路(第2の伝送線路)、101〜103 入出力端子、104,105 伝送線路、106,107 ダイオード、108 分岐点。

Claims (6)

  1. 高周波信号を入出力する第1から第3の入出力端子と、
    一端が前記第1の入出力端子と接続され、他端が前記第3の入出力端子と接続されている第1の伝送線路と、
    一端が前記第2の入出力端子と接続され、他端が前記第3の入出力端子と接続されている第2の伝送線路と、
    一端が前記第1及び第2の伝送線路の他端と接続され、抑圧対象の高調波が前記高周波信号におけるn次(nは2以上の自然数)の高調波であれば、前記n次の高調波で4分の1波長の電気長を有するオープンスタブと、
    前記第1の伝送線路の一端とグランド間を短絡の状態又は開放の状態に切り替える第1の切替手段と、
    前記第2の伝送線路の一端と前記グランド間を短絡の状態又は開放の状態に切り替える第2の切替手段とを備え、
    前記第1及び第2の伝送線路の電気長が、前記高周波信号の基本波で4分の1波長未満の長さであり、かつ、前記第1の切替手段又は前記第2の切替手段の一方が開放の状態、他方が短絡の状態に切り替えると、前記第1の伝送線路又は前記第2の伝送線路が前記オープンスタブと並列共振回路を形成する長さであることを特徴とする高周波スイッチ。
  2. 前記第1及び第2の伝送線路は、前記基本波で4n分の(n−1)波長の電気長を有していることを特徴とする請求項1記載の高周波スイッチ。
  3. 前記第1及び第2の切替手段はダイオードで構成されており、前記ダイオードによって短絡の状態又は開放の状態が切り替えられることを特徴とする請求項1または請求項2記載の高周波スイッチ。
  4. 前記第1及び第2の切替手段はトランジスタで構成されており、前記トランジスタによって短絡の状態又は開放の状態が切り替えられることを特徴とする請求項1または請求項2記載の高周波スイッチ。
  5. 高周波信号を入出力するM個(Mは3以上の自然数)の入出力端子と、
    一端が前記M個の入出力端子の中のいずれか1つの入出力端子と接続されている(M−1)個の伝送線路と、
    一端が前記(M−1)個の伝送線路の他端が互いに接続されている分岐点と接続され、抑圧対象の高調波が前記高周波信号におけるn次(nは2以上の自然数)の高調波であれば、前記n次の高調波で4分の1波長の電気長を有するオープンスタブと、
    前記(M−1)個の伝送線路の中のいずれか1つの伝送線路の一端とグランド間を短絡の状態又は開放の状態に切り替える(M−1)個の切替手段とを備え、
    前記M個の入出力端子のうち、前記伝送線路の一端と接続されていない入出力端子は前記分岐点と接続されており、
    前記(M−1)個の伝送線路の電気長が、前記高周波信号の基本波で4分の1波長未満の長さであり、かつ、前記(M−1)個の切替手段のうち、いずれか1つの切替手段が開放の状態に切り替えると、前記(M−1)個の伝送線路のうち、(M−2)個の伝送線路が前記オープンスタブと並列共振回路を形成する長さであることを特徴とする高周波スイッチ。
  6. 抑圧対象の高調波が複数ある場合、前記抑圧対象の高調波の数分の前記オープンスタブが備えられ、
    前記抑圧対象の高調波の数分のオープンスタブは、各々の抑圧対象の高調波で4分の1波長の電気長を有していることを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の高周波スイッチ。
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