JP2016090223A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポンプダウン運転時の空気混入による圧縮機の損傷を防止する。【解決手段】空気調和機は、冷媒回路と、室内熱交換器(4)の温度を検出する室内熱交換器温度センサ(T3)と、室内温度を検出する室内温度センサ(T4)と、ポンプダウン運転を行うポンプダウン運転制御部と、上記ポンプダウン運転中に、上記室内温度センサ(T4)で検出された室内温度と上記室内熱交換器温度センサ(T3)で検出された室内熱交換器温度との差の値が、予め設定された設定温度を下回った場合に、上記圧縮機(6)の運転周波数の上限値に制限を加える運転周波数制限部とを備えている。【選択図】図1

Description

この発明は、ポンプダウン運転を行うことが可能な空気調和機に関する。
空気調和機の室内機で冷媒漏れが生じた場合や、空気調和機の移設や修理等を行う場合に、冷媒を回収するポンプダウン運転を行う。ポンプダウン運転を行うことが可能な空気調和機として、特開2013‐122364号公報(特許文献1)に開示された冷凍空調装置がある。
上記特許文献1に開示された従来の冷凍空調装置においては、室外熱交換器と液ライン側開閉弁との間の液ラインから分岐してアキュムレータの吸入側に接続されると共に、均圧側開閉弁が介設された均圧回路を設けている。そして、ポンプダウン運転開始時には、高圧圧力検知装置によって検知された高圧圧力が予め設定された設定圧力以上の場合に、ポンプダウン運転に先立って、圧縮機を停止すると共に、室内熱交換を全開状態に、液ライン側開閉弁を開状態にしたまま、上記均圧回路に介設された均圧側開閉弁を開いて、高圧液ラインを低圧ガスラインに連通させる均圧回収運転を行う。
こうして、上記液ラインの高密度・高圧液冷媒を、上記均圧回路を介して上記アキュムレータに回収する。その後、上記高圧圧力が上記設定圧力よりも低くなると、ポンプダウン運転に移行し、液ライン側開閉弁を閉鎖し、膨張弁を全開し、均圧側開閉弁は開いたままにして圧縮機を起動する。こうして、室内機側の冷媒を、ガスラインを介して室外機側に回収するようにしている。
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来の冷凍空調装置においては、以下のような問題がある。
すなわち、上述のようにしてポンプダウン運転を行うに際して、配管の亀裂や手順の間違い等の何らかの理由によって、上記ガスライン側に空気が混入する場合がある。その場合に、ポンプダウン運転を続けると大量の空気を吸い込み、そのまま圧縮機の運転を続けることで圧縮機内部の温度が上昇する。そして、圧縮機内部にある潤滑油の発火温度以上となると、圧縮機が破裂する所謂ディーゼル爆発に繋がる可能性がある。
特開2013‐122364号公報
そこで、この発明の課題は、ポンプダウン運転時の空気混入による圧縮機の損傷を防止できる空気調和機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の空気調和機は、
圧縮機,四路切換弁,室外熱交換器,減圧機構,液側閉鎖弁,室内熱交換器およびガス側閉鎖弁を、この順序で冷媒管によって接続されている冷媒回路と、
上記室内熱交換器に設置されて、室内熱交換器の温度を検出する室内熱交換器温度センサと、
室内機に配置されて、室内温度を検出する室内温度センサと、
上記冷媒回路における少なくとも上記圧縮機および上記四路切換弁を制御してポンプダウン運転を行うポンプダウン運転制御部と、
上記ポンプダウン運転制御部による上記ポンプダウン運転中に、上記室内温度センサで検出された室内温度と上記室内熱交換器温度センサで検出された室内熱交換器温度との差の値が、予め設定されている設定温度を下回った場合に、上記圧縮機の運転周波数の上限値に制限を加える運転周波数制限部と
を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、上記運転周波数制限部によって、上記ポンプダウン運転中に、上記室内温度と上記室内熱交換器温度との差の値が予め設定された設定温度を下回った場合、つまり上記室内熱交換器が熱交換を行っておらず、上記ポンプダウン運転は実質的に終了している場合に、上記圧縮機の運転周波数の上限値に制限を加えるようにしている。
したがって、上記ポンプダウン運転が実質的に終了した後もポンプダウン運転が継続された場合に、上記圧縮機の吸込量が減少されて、冷媒中に空気が混入している場合であっても、上記圧縮機の内部温度の上昇を抑制することができる。すなわち、この発明によれば、ポンプダウン運転時の空気混入による上記圧縮機の損傷を防止できるのである。
また、一実施の形態の空気調和機では、
上記運転周波数制限部は、
上記室内温度と上記室内熱交換器温度との差の値が上記設定温度を下回る状態が、予め設定された設定時間以上継続した場合に、上記ポンプダウン運転が終了したと判定して、上記圧縮機の運転周波数の上限値に制限を加えるようになっている。
この実施の形態によれば、室内温度と室内熱交換器温度との差の値が設定温度を下回る状態、つまり上記室内熱交換器が熱交換を行っていない状態が設定時間以上継続した場合に、上記ポンプダウン運転が実質的に終了したと判定するようにしている。したがって、ポンプダウン運転が実質的に終了していることを確実に且つ正しく判断することができ、信頼性を向上させることができる。
また、一実施の形態の空気調和機では、
上記運転周波数制限部は、
上記圧縮機の運転周波数の上限値に制限を加えた後に、上記室内温度と上記室内熱交換器温度との差の値が上記設定温度以上となっても、上記圧縮機の運転周波数の上限値に対する上記制限を継続するようになっている。
この実施の形態によれば、上記圧縮機の運転周波数の上限値に制限を加えた後に、室内温度と室内熱交換器温度との差の値が上記設定温度以上となっても、上記圧縮機の運転周波数の上限値に対する上記制限を継続するようにしている。したがって、何らかの理由で一時的に回収済の冷媒が上記室内熱交換内に戻ったり、上記各温度センサの何れかが故障したりした場合でも、上記圧縮機の吸込量を減少させて内部温度の上昇を抑制して、より信頼性を向上させることができる。
また、この発明の空気調和機は、
圧縮機,四路切換弁,室外熱交換器,減圧機構,液側閉鎖弁,室内熱交換器およびガス側閉鎖弁を、この順序で冷媒管によって接続されている冷媒回路と、
上記室外熱交換器に設置されて、室外熱交換器の温度を検出する室外熱交換器温度センサと、
室外機に配置されて、室外温度を検出する室外温度センサと、
上記冷媒回路における少なくとも上記圧縮機および上記四路切換弁を制御してポンプダウン運転を行うポンプダウン運転制御部と、
上記ポンプダウン運転制御部による上記ポンプダウン運転中に、上記室外温度センサで検出された室外温度と上記室外熱交換器温度センサで検出された室外熱交換器温度との差の値が、予め設定されている設定温度を下回った場合に、上記圧縮機の運転周波数の上限値に制限を加える運転周波数制限部と
を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、上記運転周波数制限部によって、上記ポンプダウン運転中に、上記室外温度と上記室外熱交換器温度との差の値が予め設定された設定温度を下回った場合、つまり上記室外熱交換器が熱交換を行っておらず、上記ポンプダウン運転は実質的に終了している場合に、上記圧縮機の運転周波数の上限値に制限を加えるようにしている。
したがって、上記ポンプダウン運転が実質的に終了した後もポンプダウン運転が継続された場合に、上記圧縮機の吸込量が減少されて、冷媒中に空気が混入している場合であっても、上記圧縮機の内部温度の上昇を抑制することができる。すなわち、この発明によれば、ポンプダウン運転時の空気混入による上記圧縮機の損傷を防止できるのである。
また、一実施の形態の空気調和機では、
上記運転周波数制限部は、
上記室外温度と上記室外熱交換器温度との差の値が上記設定温度を下回る状態が、予め設定された設定時間以上継続した場合に、上記ポンプダウン運転が終了したと判定して、上記圧縮機の運転周波数の上限値に制限を加えるようになっている。
この実施の形態によれば、室外温度と室外熱交換器温度との差の値が設定温度を下回る状態、つまり上記室外熱交換器が熱交換を行っていない状態が設定時間以上継続した場合に、上記ポンプダウン運転が実質的に終了したと判定するようにしている。したがって、ポンプダウン運転が実質的に終了していることを確実に且つ正しく判断することができ、信頼性を向上させることができる。
また、一実施の形態の空気調和機では、
上記運転周波数制限部は、
上記圧縮機の運転周波数の上限値に制限を加えた後に、上記室外温度と上記室外熱交換器温度との差の値が上記設定温度以上となっても、上記圧縮機の運転周波数の上限値に対する上記制限を継続するようになっている。
この実施の形態によれば、上記圧縮機の運転周波数の上限値に制限を加えた後に、室外温度と室外熱交換器温度との差の値が上記設定温度以上となっても、上記圧縮機の運転周波数の上限値に対する上記制限を継続するようにしている。したがって、何らかの理由で一時的に回収済の冷媒が上記室内熱交換内に戻ったり、上記各温度センサの何れかが故障したりした場合でも、上記圧縮機の吸込量を減少させて内部温度の上昇を抑制して、より信頼性を向上させることができる。
また、一実施の形態の空気調和機では、
上記運転周波数制限部は、
上記ポンプダウン運転制御部によって上記ポンプダウン運転が開始されてからの時間が予め設定された設定時間以上経過した後に、上記圧縮機の運転周波数の上限値に制限を加えるようになっている。
この実施の形態によれば、上記ポンプダウン運転が開始されてからの時間が設定時間以上経過した後に、上記圧縮機の運転周波数の上限値に制限を加えるようにしている。したがって、上記ポンプダウン運転時における冷房サイクルが安定していることを的確に判断して、ポンプダウン運転が実質的に終了していることを確実に且つ正しく判断することができる。
また、一実施の形態の空気調和機では、
上記ポンプダウン運転制御部は、
上記圧縮機の運転開始からの経過時間が強制停止時間に至ると、ポンプダウン運転を終了するようになっている。
この実施の形態によれば、経過時間が強制停止時間に至るとポンプダウン運転を終了するので、上記ポンプダウン運転が実質的に終了した後もポンプダウン運転が継続されている場合であっても、強制的に上記ポンプダウン運転を終了させることができる。
また、この発明の空気調和機は、
圧縮機,四路切換弁,室外熱交換器,減圧機構,液側閉鎖弁,室内熱交換器およびガス側鎖弁が、この順序で冷媒管によって接続されている冷媒回路と、
上記圧縮機の吸入圧力を検出する圧力センサと、
上記冷媒回路における少なくとも上記圧縮機および四路切換弁を制御してポンプダウン運転を行うポンプダウン運転制御部と、
上記ポンプダウン運転制御部によるポンプダウン運転中に、上記圧力センサで検出された吸入圧力に基づいて、上記ポンプダウン運転の完了条件を満たしたと判定した場合に、上記圧縮機の運転周波数の上限値に制限を加える運転周波数制限部と
を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、上記運転周波数制限部によって、圧力センサで検出された吸入圧力に基づいて、ポンプダウン運転の完了条件を満たしたと判定した場合、つまり、ポンプダウン運転は実質的に終了している場合に、圧縮機の運転周波数の上限値に制限を加えるようにしている。
したがって、上記ポンプダウン運転が実質的に終了した後もポンプダウン運転が継続された場合に、圧縮機の吸込量が減少されて、冷媒中に空気が混入している場合であっても、圧縮機の内部温度の上昇を抑制することができる。すなわち、この発明によれば、ポンプダウン運転時の空気混入による上記圧縮機の損傷を防止できるのである。
また、一実施の形態の空気調和機では、
上記運転周波数制限部は、上記圧力センサで検出された吸入圧力が大気圧以下になった状態が、予め設定された設定時間以上継続したとき、上記ポンプダウン運転の完了条件を満たしたと判定する。
この実施の形態によれば、上記圧力センサで検出された吸入圧力が大気圧以下になった状態、つまり圧縮機の冷媒の吸込量が減少した状態が、予め設定された設定時間以上継続したとき、ポンプダウン運転が実質的に終了したと判定するようにしている。したがって、上記ポンプダウン運転が実質的に終了していることを確実に且つ正しく判断することができ、信頼性を向上させることができる。
また、一実施の形態の空気調和機では、
上記室内熱交換器に設置されて、上記室内熱交換器の温度を検出する室内熱交換器温度センサを備え、
上記運転周波数制限部は、上記室内熱交換器温度センサで検出された室内熱交換器温度と上記圧力センサで検出された吸入圧力に対応する飽和温度との差の値が予め設定された設定値以上になった状態が、予め設定された設定時間以上継続したとき、上記ポンプダウン運転の完了条件を満たしたと判定する。
この実施の形態によれば、上記室内熱交換器温度センサで検出された室内熱交換器温度と圧力センサで検出された吸入圧力に対応する飽和温度との差の値が予め設定された設定値以上になった状態、つまり、圧縮機の冷媒の吸込量が減少した状態が、予め設定された設定時間以上継続したとき、ポンプダウン運転が実質的に終了したと判定するようにしている。したがって、上記ポンプダウン運転が実質的に終了していることを確実に且つ正しく判断することができ、信頼性を向上させることができる。
また、一実施の形態の空気調和機では、
上記運転周波数制限部は、上記圧力センサで検出された吸入圧力の時間変化の傾きの絶対値が予め設定された設定値以下になった状態が、予め設定された設定時間以上継続したとき、上記ポンプダウン運転の完了条件を満たしたと判定する。
この実施の形態によれば、上記圧力センサで検出された吸入圧力の時間変化の傾きの絶対値が予め設定された設定値以下になった状態、つまり、圧縮機の吸込量が減少した状態が、予め設定された設定時間以上継続したとき、ポンプダウン運転が実質的に終了したと判定するようにしている。したがって、上記ポンプダウン運転が実質的に終了していることを確実に且つ正しく判断することができ、信頼性を向上させることができる。
以上より明らかなように、第1の発明の空気調和機は、上記運転周波数制限部によって、上記ポンプダウン運転中に、上記室内温度と上記室内熱交換器温度との差の値が、予め設定された設定温度を下回った場合、つまり上記室内熱交換器が熱交換を行っておらず、上記ポンプダウン運転は実質的に終了している場合に、上記圧縮機の運転周波数の上限値に制限を加えるようにしている。
また、第2の発明の空気調和機は、上記運転周波数制限部によって、上記ポンプダウン運転中に、上記室外温度と上記室外熱交換器温度との差の値が、予め設定された設定温度を下回った場合、つまり上記室外熱交換器が熱交換を行っておらず、上記ポンプダウン運転は実質的に終了している場合に、上記圧縮機の運転周波数の上限値に制限を加えるようにしている。
また、第3の発明の空気調和機は、上記運転周波数制限部によって、上記ポンプダウン運転中に、上記圧力センサで検出された吸入圧力に基づいて、上記ポンプダウン運転の完了条件を満たしたと判定した場合に、上記圧縮機の運転周波数の上限値に制限を加えるようにしている。
したがって、上記第1〜第3の発明においては、上記ポンプダウン運転が実質的に終了した後もポンプダウン運転が継続された場合に、上記圧縮機の吸込量が減少されて、冷媒中に空気が混入している場合であっても、上記圧縮機の内部温度の上昇を抑制することができる。
すなわち、上述した発明によれば、ポンプダウン運転時の空気混入による上記圧縮機の損傷を防止できるのである。
この発明の第1実施形態の空気調和機における冷媒回路図である。 上記第1実施形態の制御装置に接続される周辺機器を示す図である。 上記第1実施形態の圧縮機の運転周波数制限処理動作のフローチャートである。 この発明の第2実施形態における制御装置に接続される周辺機器を示す図である。 上記第2実施形態の圧縮機の運転周波数制限処理動作のフローチャートである。 この発明の第3実施形態における制御装置に接続される周辺機器を示す図である。 上記第3実施形態の圧縮機の運転周波数制限処理動作のフローチャートである。 この発明の第4実施形態における制御装置に接続される周辺機器を示す図である。 上記第4実施形態の圧縮機の運転周波数制限処理動作のフローチャートである。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、この発明の第1実施形態の空気調和機における冷媒回路図である。
上記空気調和機1は、図1に示すように、室内に設置される室内機2と、室外に設置される室外機3とが、連絡配管L1,L2によって接続されて構成されている。本空気調和機1は、室内機2と室外機3とが一対一のペア型の空気調和機である。そして、室内機2には、室内熱交換器4および室内ファン5が搭載されている。また、室外機3には、圧縮機6,四路切換弁7,室外熱交換器8,室外ファン9,上記減圧機構の一例としての電動膨張弁(以下、単に膨張弁と言う)10およびアキュムレータ11が搭載されている。さらに、室外機3には、液側閉鎖弁12およびガス側閉鎖弁13が配置されている。
そして、上記圧縮機6と、四路切換弁7と、室外熱交換器8と、膨張弁10と、室内熱交換器4と、上記四路切換弁7と、アキュムレータ11と、上記圧縮機6とが、この順序で冷媒管および連絡配管L1,L2によって接続されて冷媒回路を構成している。また、膨張弁10と連絡配管L1との間には液側閉鎖弁12が介設される一方、四路切換弁7と連絡配管L2との間にはガス側閉鎖弁13が介設されている。
上記冷媒回路において、上記圧縮機6の吐出口に、四路切換弁7を介して室外熱交換器8が接続される一方、室内熱交換器4には四路切換弁7およびアキュムレータ11を介して圧縮機6の吸込口が接続されている。
上記構成の空気調和機1は、運転モードとして、冷房運転モードおよび暖房運転モードが、リモコン(図示せず)によって設定可能になっている。さらに、上記リモコンは、上記運転モードの切換や運転停止や室内温度設定や室内ファンの回転数設定等を行うことができる。
上記冷房運転モードにおいては、実線の矢印で示すように、上記圧縮機6から吐出された冷媒が、四路切換弁7から室外熱交換器8,膨張弁10および室内熱交換器4に順次に流れ、四路切換弁7およびアキュムレータ11を通って圧縮機6に戻る冷房サイクルが実行される。すなわち、室外熱交換器8が凝縮器として機能する一方、室内熱交換器4が蒸発器として機能するのである。
これに対し、上記暖房運転モードにおいては、四路切換弁7が切換わって、破線の矢印で示すように、圧縮機6から吐出された冷媒が、四路切換弁7から室内熱交換器4,膨張弁10および室外熱交換器8へと順に流れ、四路切換弁7およびアキュムレータ11を通って圧縮機6に戻る暖房サイクルが実行される。すなわち、室内熱交換器4が凝縮器として機能する一方、室外熱交換器8が蒸発器として機能するのである。
図1に示すように、上記室外機3には、空気調和機1の各種動作を制御する制御装置14が搭載されている。図2に示すように、制御装置14には、圧縮機6,四路切換弁7,膨張弁10,室内ファン5および室外ファン9が接続されている。但し、実際には、その駆動部が接続されている。さらに、制御装置14には、室外熱交換器温度センサT1,外気温度センサT2,室内熱交換器温度センサT3および室内温度センサT4が接続されている。
そして、上記制御装置14は、マイクロコンピュータや入出力回路等を含んでおり、リモコン15からの指令(運転開始指令や室内温度設定指令等)や、室外熱交換器温度センサT1で検知された室外熱交換器温度や、外気温度センサT2で検知された外気温度や、室内熱交換器温度センサT3で検知された室内熱交換器温度や、室内温度センサT4で検知された室内温度に基づいて、演算処理や判断処理等を行って空気調和機1の運転を制御する。
すなわち、この第1実施形態においては、上記制御装置14は、上記ポンプダウン運転制御部14a,上記運転周波数制限部14bおよび計時部14cとして機能するのである。
ここで、上記室外熱交換器温度センサT1は、室外熱交換器8に設置されて、室外熱交換器8の温度を検出する。外気温度センサT2は、室外機3内に設置されて、室外温度を検知する。室内熱交換器温度センサT3は、室内熱交換器4に設置されて、室内熱交換器4の温度を検出する。室内温度センサT4は、室内機2内に設置されて、室内温度を検知する。
上記構成において、上記室内機2で冷媒漏れが生じた場合や、空気調和機1の移設や修理等を行う場合には、ポンプダウン運転が行われて冷媒が回収される。その際に、配管の亀裂や手順の間違い等の何らかの理由によって、ガス側閉鎖弁13が介設されたガスライン側に空気が混入することがある。その状態で、ポンプダウン運転を続けると大量の空気を吸い込んで圧縮することで圧縮機6の内部温度が上昇する。そして、圧縮機6内部にある潤滑油の発火温度以上となると、圧縮機6が損傷する可能性がある。
この第1実施形態においては、以下のようにして、上記ポンプダウン運転が実質的に終了した後の圧縮機6の運転周波数(以下、単に周波数と言う)に制限を加えて、ポンプダウン運転の長時間継続による圧縮機6の内部温度上昇を防止するようにする。
上述したように、上記室内機2で冷媒漏れが生じた場合や、空気調和機1の移設や修理等を行う場合には、例えば、室内機2の本体に設けられた運転/停止ボタン16(図2を参照)が長押しされて、制御装置14に対して強制運転の開始が指令される。そして、液側閉鎖弁12を閉鎖する一方、ガス側閉鎖弁13を開放する。そうすると、制御装置14のポンプダウン運転制御部14aによって、膨張弁10が全開にされ、四路切換弁7が冷房運転側に切り換えられる。その後、圧縮機6が所定の周波数(例えば50Hz)で駆動されて、室内機2側の冷媒を上記ガスラインを介して室外機3側に回収するポンプダウン運転が行われる。
それと同時に、上記制御装置14の運転周波数制限部14bによって、以下に詳述するような圧縮機の運転周波数制限処理動作が行われる。
図3は、上記運転周波数制限部14bの制御の下に実行される圧縮機の運転周波数制限処理動作のフローチャートである。以下、図3に従って、圧縮機の運転周波数制限処理動作について説明する。上述したごとく、運転/停止ボタン16が長押しされて強制運転の開始が指令された後、液側閉鎖弁12が閉鎖される一方、ガス側閉鎖弁13が開放されると、圧縮機の運転周波数制限処理動作がスタートする。
ステップS1で、上記四路切換弁7が正しく冷房運転側に切り換えられて、運転モードが冷房運転モードに設定されているか否かが判別される。その結果、運転モードが冷房運転モードであればステップS2に進む。ステップS2で、例えばポンプダウン運転フラグ等を参照することによって、ポンプダウン運転中か否かが判別される。その結果、ポンプダウン運転中であればステップS3に進む一方、そうでなければ上記ステップS1にリターンする。ステップS3で、圧縮機6が駆動されてから(強制運転が開始されてから)の経過時間tが、予め設定された設定時間t0(例えば150秒)以上になったか否かが判別される。その結果、設定時間t0以上であればステップS4に進む一方、そうでなければ上記ステップS1にリターンする。
こうして、上記冷房運転モードでの圧縮機6の運転が、設定時間t0以上継続して実行されていることを検知することにより、上記冷房サイクルが安定しているか否かを判断する。そして、上記冷房サイクルが安定していると判断すると、次の段階に移行する。
ステップS4で、上記室内温度センサT4からの検知信号および室内熱交換器温度センサT3からの検知信号に基づいて、室内温度Tから室内熱交換器温度TEVを差し引いた値が、予め設定されている設定温度T0(例えば4℃)よりも低下したか否かが判別される。その結果、設定温度T0よりも低くなればステップS5に進む。ステップS5で、計時部14cが起動されて、「T−TEV<T0」となってからの経過時間tT0の計時が開始される。ステップS6で、経過時間tT0が予め設定された設定時間t1(例えば240秒)以上になったか否かが判別される。その結果、設定時間t1以上になると、ステップS7に進む。
こうして、上記室内温度Tと室内熱交換器温度TEVとの差が上記設定温度T0を下回った状態が上記設定時間t1以上継続していることを検知することによって、室内熱交換器4が熱交換を行っておらず、上記ポンプダウン運転は実質的に終了していると判断する。そして、次の段階に移行する。
ステップS7で、上記圧縮機6の上限周波数Fmaxが、予め設定された設定周波数F1(例えば14Hz)に制限される。そうした後、ポンプダウン運転が終了したことを作業者に知らせるためのランプが点灯される。
このように、上記ポンプダウン運転が実質的に終了していると判断してからの圧縮機6の上限周波数Fmaxを、設定周波数F1に制限している。したがって、設定周波数F1を、ポンプダウン運転時の周波数(例えば50Hz)よりも低い周波数(例えば14Hz)に設定すれば、上記ポンプダウン運転が実質的に終了した後にポンプダウン運転が継続された場合には、圧縮機6の周波数が低減されて圧縮機6の吸込量が減少される。そのために、冷媒中に空気が混入している場合であっても、圧縮機6の内部温度の上昇が抑制されるのである。
ステップS8で、上記圧縮機6が駆動されてから(強制運転が開始されてから)の経過時間tが、予め設定された設定時間t2(>t0)(例えば15分)以上になったか否かが判別される。その結果、設定時間t2以上になると、圧縮機の運転周波数制限処理動作が終了される。
そして、作業者によって、上記圧縮機6が上限周波数F1で運転されている状態で、ガス側閉鎖弁13が閉鎖され、室内機2の本体に設けられた運転/停止ボタン16が操作されて圧縮機6が停止されると、または、制御装置14によって、強制運転開始からの経過時間が強制停止時間に至って強制運転が停止されると、ポンプダウン運転が完全に終了する。
ここで、上記ポンプダウン運転が実質的に終了していると判断してからも、圧縮機6の上限周波数Fmaxを設定周波数F1に制限して圧縮機6の運転を継続するのは、以下の理由による。すなわち、上述したように、ポンプダウン運転時には、ガス側閉鎖弁13が開放された状態で圧縮機6が駆動されている。そのため、ポンプダウン運転が実質的に終了していると判断して直ちに圧縮機6を停止すると、回収されていた冷媒が開放されているガス側閉鎖弁13を介して、逆流してしまうからである。
尚、煩雑になるので詳細には説明しないが、上記ステップS8において、圧縮機6が駆動されてからの経過時間tが設定時間t2以上になるのを待つ間に、上記ステップS1〜ステップS3の条件が総て成立しているかを監視し、上記条件のうちの何れかが成立しなくなると、上記圧縮機6の上限周波数Fmaxの設定周波数F1への制限を中断して、上記ステップS1に戻るようになっている。
以上のごとく、この第1実施形態においては、上記制御装置14を、ポンプダウン運転制御部14a,運転周波数制限部14bおよび計時部14cとして機能するように構成している。そして、制御装置14に対してポンプダウン運転の開始が指令されると、ポンプダウン運転制御部14aによって、室内機2側の冷媒が上記ガスラインを介して室外機3側に回収するポンプダウン運転が行われる。
それと同時に、上記制御装置14の運転周波数制限部14bによって、運転周波数制限開始条件の第1段階として、運転モードが冷房運転モードであり、且つポンプダウン運転中であり、且つ圧縮機6オン後の経過時間tが設定時間t0以上である条件が成立する場合には、第2段階に進む。そして、第2段階として、「室内温度T−室内熱交換器温度TEV」の値が設定温度T0よりも低く、且つ「T−TEV<T0」となってからの経過時間tT0が設定時間t1以上になる条件が成立する場合には、室内熱交換器4が熱交換を行っておらず、上記ポンプダウン運転は実質的に終了しているものと判断する。そして、圧縮機6の上限周波数Fmaxを、設定周波数F1(<ポンプダウン運転中の周波数)に制限するようにしている。
したがって、上記ポンプダウン運転が実質的に終了した後にもポンプダウン運転が継続された場合に、圧縮機6の吸込量を減少させて、冷媒中に空気が混入している場合であっても、圧縮機6の内部温度の上昇を抑制することができる。結果的に、ポンプダウン運転時の空気混入による圧縮機6の損傷を防止できるのである。
さらに、上記「T−TEV<T0」となってからの経過時間tT0が設定時間t1以上になった場合、つまり室内熱交換器4が熱交換を行っていない状態が設定時間t1(例えば240秒=4分)以上継続した場合に、ポンプダウン運転は実質的に終了していると判断するようにしている。ここで、通常、ポンプダウン運転時間は2分間程度である。したがって、ポンプダウン運転が実質的に終了していることを、確実に且つ正しく判断することができ、信頼性を向上させることができる。
さらに、一旦、上記第2段階の条件が成立して、圧縮機6の上限周波数Fmaxが設定周波数F1に制限されてから以降、「室内温度T−室内熱交換器温度TEV≧設定温度T0」となっても、圧縮機6が駆動されてからの経過時間tが設定時間t2以上になるまで、圧縮機6の上限周波数Fmaxの設定周波数F1への制限を継続するようにしている。したがって、何らかの理由で一時的に回収済の冷媒が室内熱交換器4内に戻ったり、室内温度センサT4または室内熱交換器温度センサT3が故障したりした場合でも、圧縮機6の吸込量を減少させて内部温度の上昇を抑制して、より信頼性を向上させることができる。
さらに、上記第1段階における「圧縮機6オン後の経過時間tが設定時間t0以上である」条件が成立する場合に、圧縮機6の上限周波数Fmaxを設定周波数F1に制限するようにしている。したがって、ポンプダウン運転時における冷房サイクルが安定していることを的確に判断することができ、ポンプダウン運転が実質的に終了していることを確実に且つ正しく判断することができる。
尚、上記第1実施形態においては、上記ステップS4において「室内温度Tと室内熱交換器温度TEVとの差」の値に基づいて、ポンプダウン運転の実質的な終了を判定している。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、「室内温度Tと室内熱交換器温度TEVとの差」に代えて「外気温度センサT2で検知された外気温度と室外熱交換器温度センサT1で検知された室外熱交換器温度との差」の値に基づいて判定しても差し支えない。
また、上記第1実施形態においては、上記ステップS2において「ポンプダウン運転中か否かが判別」を、ポンプダウン運転制御部14aによってポンプダウン運転が開始された際に「1」が書き込まれる「ポンプダウン運転フラグ」等によって判別するようにしている。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、四路切換弁7の位置と圧縮機6の周波数とによって判別しても良く、ポンプダウン運転中が的確に判定できれば、特定の方法に限定されない。
また、上記第1実施形態においては、上記運転周波数制限開始条件の第1段階として、運転モードが冷房運転モードであり、且つポンプダウン運転中であり、且つ圧縮機6オン後の経過時間tが設定時間t0以上である3つの条件が成立することを、必須要件としている。しかしながら、この発明はそれに限定されるものではなく、ポンプダウン運転が安定して行われていることが判定できればよく、運転モードの判定や圧縮機6オン後の経過時間tの判定は、必ずしも必要ではない。
〔第2実施形態〕
図4は、この発明の第2実施形態の空気調和機が備える制御装置214に接続される周辺機器を示す図である。この図4では、図2の構成部と同一構成部に、図2の構成部の参照番号と同一参照番号を付している。また、以下の説明においても、上記第1実施形態の構成部と同一構成部に、上記第1実施形態の構成部の参照番号と同一参照番号を付している。
上記空気調和機は、制御装置214と、この制御装置214に接続された圧力センサ17とを備えている点が、上記第1実施形態とは異なる。なお、上記空気調和機が、圧縮機6,四路切換弁7,室外熱交換器8,減圧機構10,液側閉鎖弁12,室内熱交換器4およびガス側閉鎖弁13を含む冷媒回路を備えている点は、上記第1実施形態と同じである。
上記制御装置214は、マイクロコンピュータや入出力回路等を含んでおり、リモコン15からの指令(運転開始指令や室内温度設定指令等)や、室外熱交換器温度センサT1で検知された室外熱交換器温度や、外気温度センサT2で検知された外気温度や、室内熱交換器温度センサT3で検知された室内熱交換器温度や、室内温度センサT4で検知された室内温度や、圧力センサ17で検知された圧縮機吸入圧力に基づいて、演算処理や判断処理等を行って空気調和機1の運転を制御する。
すなわち、この第2実施形態においては、制御装置214は、ポンプダウン運転制御部14a,運転周波数制限部214bおよび計時部214cとして機能するのである。
ここで、上記圧力センサ17は、圧縮機6とアキュムレータとの間の吸入管に取り付けられて、圧縮機6の吸入圧力Pを検出する。
上記構成の空気調和機では、制御装置214の運転周波数制限部214bによって、以下に詳述するような圧縮機の運転周波数制限処理動作が行われる。
図5は、上記運転周波数制限部214bの制御の下に実行される圧縮機の運転周波数制限処理動作のフローチャートである。以下、図5に従って、圧縮機の運転周波数制限処理動作について説明する。この圧縮機の運転周波数制限処理動作のスタート条件は上記第1実施形態と同じである。また、図5では、図3のステップと同一ステップに、図3のステップの参照番号と同一参照番号を付している。
上記圧縮機の運転周波数制限処理動作がスタートすると、ステップS1〜S3が行われた後、ステップS24で、圧力センサ17からの検知信号に基づいて、圧縮機6の吸入圧力Pが大気圧P以下になったか否かが判別される。その結果、圧縮機6の吸入圧力Pが大気圧P以下になればステップS25に進む。ステップS25で、計時部214cが起動されて、「P≦P」となってからの経過時間tT20の計時が開始される。ステップS36で、経過時間tT20が予め設定された設定時間t1(例えば240秒)以上になったか否かが判別される。その結果、設定時間t1以上になると、ステップS7に進む。ここで、大気圧Pは、例えば、制御装置214に予め記憶させた固定値であってもよいし、室外機3に取り付けた大気圧センサで検出される変動値であってもよい。
こうして、上記圧縮機6の吸入圧力Pが大気圧P以下になった状態が設定時間t1以上継続していることを検知することによって、圧縮機6の吸込量が減少し、ポンプダウン運転は実質的に終了していると判断する。そして、ステップS7,S8からなる次の段階に移行する。
以上のごとく、この第2実施形態においては、上記制御装置214を、ポンプダウン運転制御部14a,運転周波数制限部214bおよび計時部214cとして機能するように構成している。そして、制御装置214に対してポンプダウン運転の開始が指令されると、ポンプダウン運転制御部14aによって、室内機2側の冷媒がガスラインを介して室外機3側に回収するポンプダウン運転が行われる。
それと同時に、上記制御装置214の運転周波数制限部214bによって、運転周波数制限開始条件の第1段階として、運転モードが冷房運転モードであり、且つポンプダウン運転中であり、且つ圧縮機6オン後の経過時間tが設定時間t0以上である条件が成立する場合には、第2段階に進む。そして、第2段階として、「P≦P」となり、且つ「P≦P」となってからの経過時間tT20が設定時間t1以上になる条件が成立する場合には、圧縮機6の吸込量が減少し、上記ポンプダウン運転は実質的に終了しているものと判断する。そして、圧縮機6の上限周波数Fmaxを、設定周波数F1(<ポンプダウン運転中の周波数)に制限するようにしている。
したがって、上記ポンプダウン運転が実質的に終了した後にもポンプダウン運転が継続された場合に、圧縮機6の吸込量を減少させて、冷媒中に空気が混入している場合であっても、圧縮機6の内部温度の上昇を抑制することができる。結果的に、ポンプダウン運転時の空気混入による圧縮機6の損傷を防止できるのである。
さらに、上記「P≦P」となってからの経過時間tT20が設定時間t1以上になった場合、つまり圧縮機6の冷媒の吸込量が減少した状態が設定時間t1(例えば240秒=4分)以上継続した場合に、ポンプダウン運転は実質的に終了していると判断するようにしている。ここで、通常、ポンプダウン運転時間は2分間程度である。したがって、ポンプダウン運転が実質的に終了していることを、確実に且つ正しく判断することができ、信頼性を向上させることができる。
さらに、一旦、上記第2段階の条件が成立して、圧縮機6の上限周波数Fmaxが設定周波数F1に制限されてから以降、「P>P」となっても、圧縮機6が駆動されてからの経過時間tが設定時間t2以上になるまで、圧縮機6の上限周波数Fmaxの設定周波数F1への制限を継続するようにしている。したがって、何らかの理由で一時的に回収済の冷媒が室内熱交換4内に戻ったり、圧力センサ17が故障したりした場合でも、圧縮機6の吸込量を減少させて内部温度の上昇を抑制して、より信頼性を向上させることができる。
さらに、上記第1段階における「圧縮機6オン後の経過時間tが設定時間t0以上である」条件が成立する場合に、圧縮機6の上限周波数Fmaxを設定周波数F1に制限するようにしている。したがって、ポンプダウン運転時における冷房サイクルが安定していることを的確に判断することができ、ポンプダウン運転が実質的に終了していることを確実に且つ正しく判断することができる。
〔第3実施形態〕
図6は、この発明の第3実施形態の空気調和機が備える制御装置314に接続される周辺機器を示す図である。この図6では、図4の構成部と同一構成部に、図4の構成部の参照番号と同一参照番号を付している。また、以下の説明においても、上記第2実施形態の構成部と同一構成部に、上記第2実施形態の構成部の参照番号と同一参照番号を付している。
上記空気調和機は、制御装置214と一部が異なる制御装置314を備える。この制御装置314は、ポンプダウン運転制御部14a,運転周波数制限部314bおよび計時部314cとして機能する。
図7は、上記運転周波数制限部314bの制御の下に実行される圧縮機の運転周波数制限処理動作のフローチャートである。以下、図7に従って、圧縮機の運転周波数制限処理動作について説明する。この圧縮機の運転周波数制限処理動作のスタート条件は上記第2実施形態と同じである。また、図7では、図5のステップと同一ステップに、図5のステップの参照番号と同一参照番号を付している。
すなわち、この第3実施形態の圧縮機の運転周波数制限処理動作のフローチャートは、上記第2実施形態のステップS24〜S26をステップS34〜S36に換えたものである。
上記ステップS34では、室内熱交換器温度センサT3からの検知信号および圧力センサ17からの検知信号に基づいて、室内熱交換器温度TEVから飽和温度Tを差し引いた値が予め設定された設定値α(例えば4)以上になったか否かが判別される。その結果、室内熱交換器温度TEVから飽和温度Tを差し引いた値が設定値α以上になればステップS35に進む。ステップS35で、計時部314cが起動されて、「TEV−T≧α」となってからの経過時間tT30の計時が開始される。ステップS36で、経過時間tT30が予め設定された設定時間t1(例えば240秒)以上になったか否かが判別される。その結果、経過時間tT30が設定時間t1以上になると、ステップS7に進む。ここで、室内熱交換器温度TEVは、室内熱交換器温度センサT3で検出される。また、飽和温度Tは、圧力センサ17で検出された吸入圧力Pに対応し、例えば、制御装置314に予め記憶させたテーブルなどを使って求められる。
こうして、上記室内熱交換器温度TEVから飽和温度Tを差し引いた値が設定値α以上になった状態が設定時間t1以上継続していることを検知することによって、圧縮機6の吸込量が減少し、ポンプダウン運転は実質的に終了していると判断する。そして、ステップS7,S8からなる次の段階に移行する。
したがって、この第3実施形態の空気調和機は、上記第2実施形態の空気調和機と同様に、圧縮機6の損傷の防止効果、信頼性の向上効果などを奏する。
〔第4実施形態〕
図8は、この発明の第4実施形態の空気調和機が備える制御装置414に接続される周辺機器を示す図である。この図8では、図4の構成部と同一構成部に、図4の構成部の参照番号と同一参照番号を付している。また、以下の説明においても、上記第2実施形態の構成部と同一構成部に、上記第2実施形態の構成部の参照番号と同一参照番号を付している。
上記空気調和機は、制御装置214と一部が異なる制御装置414を備える。この制御装置414は、ポンプダウン運転制御部14a,運転周波数制限部414bおよび計時部414cとして機能するのである。
図9は、上記運転周波数制限部414bの制御の下に実行される圧縮機の運転周波数制限処理動作のフローチャートである。以下、図9に従って、圧縮機の運転周波数制限処理動作について説明する。この圧縮機の運転周波数制限処理動作のスタート条件は上記第2実施形態と同じである。また、図9では、図5のステップと同一ステップに、図5のステップの参照番号と同一参照番号を付している。
すなわち、この第4実施形態の圧縮機の運転周波数制限処理動作のフローチャートは、上記第2実施形態のステップS24〜S26をステップS44〜S46に換えたものである。
上記ステップS44では、圧力センサ17からの検知信号に基づいて、圧力センサ17で検出された吸入圧力Pの時間変化の傾きSLの絶対値が予め設定された設定値β(例えば0.1)以下になったか否かが判別される。その結果、吸入圧力Pの時間変化の傾きSLの絶対値が設定値β以下になればステップS45に進む。ステップS45で、計時部414cが起動されて、吸入圧力Pの時間変化の傾きSLの絶対値が設定値β以下となってからの経過時間tT40の計時が開始される。ステップS46で、経過時間tT40が予め設定された設定時間t1(例えば240秒)以上になったか否かが判別される。その結果、経過時間tT40が設定時間t1以上になると、ステップS7に進む。
こうして、上記吸入圧力Pの時間変化の傾きSLの絶対値が設定値β以下になった状態が設定時間t1以上継続していることを検知することによって、圧縮機6の吸込量が減少し、ポンプダウン運転は実質的に終了していると判断する。そして、ステップS7,S8からなる次の段階に移行する。
したがって、この第4実施形態の空気調和機は、上記第2実施形態の空気調和機と同様に、圧縮機6の損傷の防止効果、信頼性の向上効果などを奏する。
この発明の具体的な実施形態について説明したが、この発明は上記第1〜第4実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上記第1実施形態の一変形例を上記第2〜4実施形態に適用したものを、この発明の一実施形態としてもよい。
1…空気調和機
2…室内機
3…室外機
4…室内熱交換器
5…室内ファン
6…圧縮機
7…四路切換弁
8…室外熱交換器
9…室外ファン
10…膨張弁
11…アキュムレータ
12…液側閉鎖弁
13…ガス側閉鎖弁
14,214,314,414…制御装置
14a…ポンプダウン運転制御部
14b…運転周波数制限部
14c,214c,314c,414c…計時部
15…リモコン
16…運転/停止ボタン
17…圧力センサ
L1,L2…連絡配管
…吸入圧力
SL…傾き
T1…室外熱交換器温度センサ
T2…外気温度センサ
T3…室内熱交換器温度センサ
T4…室内温度センサ
…室内温度
EV…室内熱交換器温度
T0…設定温度
t1…設定時間

Claims (12)

  1. 圧縮機(6),四路切換弁(7),室外熱交換器(8),減圧機構(10),液側閉鎖弁(12),室内熱交換器(4)およびガス側閉鎖弁(13)を、この順序で冷媒管によって接続されている冷媒回路と、
    上記室内熱交換器(4)に設置されて、室内熱交換器(4)の温度を検出する室内熱交換器温度センサ(T3)と、
    室内機(2)に配置されて、室内温度を検出する室内温度センサ(T4)と、
    上記冷媒回路における少なくとも上記圧縮機(6)および上記四路切換弁(7)を制御してポンプダウン運転を行うポンプダウン運転制御部(14a)と、
    上記ポンプダウン運転制御部(14a)による上記ポンプダウン運転中に、上記室内温度センサ(T4)で検出された室内温度(T)と上記室内熱交換器温度センサ(T3)で検出された室内熱交換器温度(TEV)との差の値が、予め設定された設定温度(T0)を下回った場合に、上記圧縮機(6)の運転周波数の上限値に制限を加える運転周波数制限部(14b)と
    を備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1に記載の空気調和機において、
    上記運転周波数制限部(14b)は、
    上記室内温度(T)と上記室内熱交換器温度(TEV)との差の値が上記設定温度(T0)を下回る状態が、予め設定された設定時間(t1)以上継続した場合に、上記ポンプダウン運転が終了したと判定して、上記圧縮機(6)の運転周波数の上限値に制限を加えるようになっている
    ことを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の空気調和機において、
    上記運転周波数制限部(14b)は、
    上記圧縮機(6)の運転周波数の上限値に制限を加えた後に、上記室内温度(T)と上記室内熱交換器温度(TEV)との差の値が上記設定温度(T0)以上となっても、上記圧縮機(6)の運転周波数の上限値に対する上記制限を継続するようになっている
    ことを特徴とする空気調和機。
  4. 圧縮機(6),四路切換弁(7),室外熱交換器(8),減圧機構(10),液側閉鎖弁(12),室内熱交換器(4)およびガス側閉鎖弁(13)を、この順序で冷媒管によって接続されている冷媒回路と、
    上記室外熱交換器(8)に設置されて、室外熱交換器(8)の温度を検出する室外熱交換器温度センサ(T1)と、
    室外機(3)に配置されて、室外温度を検出する室外温度センサ(T2)と、
    上記冷媒回路における少なくとも上記圧縮機(6)および上記四路切換弁(7)を制御してポンプダウン運転を行うポンプダウン運転制御部(14a)と、
    上記ポンプダウン運転制御部(14a)による上記ポンプダウン運転中に、上記室外温度センサ(T2)で検出された室外温度と上記室外熱交換器温度センサ(T1)で検出された室外熱交換器温度との差の値が、予め設定された設定温度(T0)を下回った場合に、上記圧縮機(6)の運転周波数の上限値に制限を加える運転周波数制限部(14b)と
    を備えたことを特徴とする空気調和機。
  5. 請求項4に記載の空気調和機において、
    上記運転周波数制限部(14b)は、
    上記室外温度と上記室外熱交換器温度との差の値が上記設定温度(T0)を下回る状態が、予め設定された設定時間(t1)以上継続した場合に、上記ポンプダウン運転が終了したと判定して、上記圧縮機(6)の運転周波数の上限値に制限を加えるようになっている
    ことを特徴とする空気調和機。
  6. 請求項4または請求項5に記載の空気調和機において、
    上記運転周波数制限部(14b)は、
    上記圧縮機(6)の運転周波数の上限値に制限を加えた後に、上記室外温度と上記室外熱交換器温度との差の値が上記設定温度(T0)以上となっても、上記圧縮機(6)の運転周波数の上限値に対する上記制限を継続するようになっている
    ことを特徴とする空気調和機。
  7. 請求項1から請求項6までの何れか一つに記載の空気調和機において、
    上記運転周波数制限部(14b)は、
    上記ポンプダウン運転制御部(14a)によって上記ポンプダウン運転が開始されてからの時間が予め設定された設定時間(t0)以上経過した後に、上記圧縮機(6)の運転周波数の上限値に制限を加えるようになっている
    ことを特徴とする空気調和機。
  8. 請求項1から請求項7までの何れか一つに記載の空気調和機において、
    上記ポンプダウン運転制御部(14a)は、
    上記圧縮機(6)の運転開始からの経過時間が強制停止時間に至ると、ポンプダウン運転を終了するようになっている
    ことを特徴とする空気調和機。
  9. 圧縮機(6),四路切換弁(7),室外熱交換器(8),減圧機構(10),液側閉鎖弁(12),室内熱交換器(4)およびガス側閉鎖弁(13)を、この順序で冷媒管によって接続されている冷媒回路と、
    上記圧縮機(6)の吸入圧力(P)を検出する圧力センサ(17)と、
    上記冷媒回路における少なくとも上記圧縮機(6)および四路切換弁(7)を制御してポンプダウン運転を行うポンプダウン運転制御部(14a)と、
    上記ポンプダウン運転制御部(14a)によるポンプダウン運転中に、上記圧力センサ(17)で検出された吸入圧力(P)に基づいて、上記ポンプダウン運転の完了条件を満たしたと判定した場合に、上記圧縮機(6)の運転周波数の上限値に制限を加える運転周波数制限部(214b,314b,414b)と
    を備えたことを特徴とする空気調和機。
  10. 請求項9に記載の空気調和機において、
    上記運転周波数制限部(214b)は、上記圧力センサ(17)で検出された吸入圧力(P)が大気圧(P)以下になった状態が、予め設定された設定時間(t1)以上継続したとき、上記ポンプダウン運転の完了条件を満たしたと判定することを特徴とする空気調和機。
  11. 請求項9に記載の空気調和機において、
    上記室内熱交換器(4)に設置されて、上記室内熱交換器(4)の温度を検出する室内熱交換器温度センサ(T3)を備え、
    上記運転周波数制限部(314b)は、上記室内熱交換器温度センサ(T3)で検出された室内熱交換器温度(TEV)と上記圧力センサ(17)で検出された吸入圧力(P)に対応する飽和温度(T)との差の値が予め設定された設定値(α)以上になった状態が、予め設定された設定時間(t1)以上継続したとき、上記ポンプダウン運転の完了条件を満たしたと判定することを特徴とする空気調和機。
  12. 請求項9に記載の空気調和機において、
    上記運転周波数制限部(414b)は、上記圧力センサ(17)で検出された吸入圧力(P)の時間変化の傾き(SL)の絶対値が予め設定された設定値(β)以下になった状態が、予め設定された設定時間(t1)以上継続したとき、上記ポンプダウン運転の完了条件を満たしたと判定することを特徴とする空気調和機。
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