JPH0527576U - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0527576U
JPH0527576U JP7650291U JP7650291U JPH0527576U JP H0527576 U JPH0527576 U JP H0527576U JP 7650291 U JP7650291 U JP 7650291U JP 7650291 U JP7650291 U JP 7650291U JP H0527576 U JPH0527576 U JP H0527576U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
indoor
unit
refrigerant
control unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP7650291U
Other languages
English (en)
Inventor
義和 細野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
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Publication of JPH0527576U publication Critical patent/JPH0527576U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機の冷媒不足を速やかに検知して、
圧縮機を保護する。 【構成】 圧縮機12の吐出側(高圧側)の配管に吐出
温度センサ14を設けて吐出冷媒の温度を(間接的に)
検出する。この吐出冷媒温度が室内制御部7の記憶部
(図示せず)に予め記憶している上限値120℃に連続
して例えば3回達したら、室内制御部7は冷媒回路の冷
媒が不足していると判断して、報知部6によりガスリー
クであることを報知する。さらに、室内制御部7は室外
制御部13に圧縮機12の停止信号を送信して圧縮機1
2の運転を停止するよう制御する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は空気調和機に係わり、さらに詳しくは、その冷媒回路の冷媒不足の検 出と、冷媒不足検出後の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
空気調和機には、圧縮機、四方弁、室外側熱交換器、キャピラリチューブ、室 内側熱交換器等を順に接続してなる冷媒回路があり、この冷媒回路には所定量の 冷媒が封入されている。もし、この冷媒量が不足していると空気調和機はその本 来の能力を十分に発揮することができないばかりか、圧縮機の吐出冷媒温度が異 常上昇し、圧縮機自体が損傷することさえある。したがって、このような事故防 止のために、圧縮機には温度が所定値に達すると作動し、その圧縮機の入力電源 回路をオフすることのできるサーモスイッチ等を設けて、圧縮機を保護するよう にしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような保護手段が設けられていても、圧縮機はスイッチ の動作に伴ってオン・オフを繰り返すだけである。しかも、冷媒量が不足すれば するほど圧縮機のオン・オフ動作は頻繁になり、これに伴って空調能力は低下し 、圧縮機自体も悪影響を被ることになるが、従来の空気調和機においては、この 冷媒不足を利用者に知らせるための手段が設けられてないため、利用者は冷媒不 足による空調能力の低下に気付かず、運転を継続し、機器を損傷させることもあ った。したがって、本考案においては、圧縮機の損傷等を引き起こす冷媒量の不 足を早期に検出し、機器を保護すると共に、利用者に知らせることのできる機能 を備えた空気調和機を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の課題を解決するためになされたものであり、室内温度を検出す る室内温度センサ、運転中の異常を知らせる報知部等を備え、リモコン等からの 操作信号に基づいて室内ファン等を駆動制御する室内制御部と、同室内制御部か らの制御信号に基づいて室外ファン、四方弁、圧縮機等を駆動制御すると共に室 外機側の運転に係わる検出信号を前記室内制御部に送信するようにしてなる室外 制御部とを備えてなる空気調和機において、前記圧縮機の高圧側に吐出冷媒温度 を検出する温度センサを設け、同温度センサにより検出された吐出冷媒温度が予 め設定されている上限値に複数回達したらガスリークであることを前記報知部に より報知すると共に、前記圧縮機への電力供給を停止するよう制御することにし た。
【0005】
【作用】
上記の構成であれば、圧縮機の吐出冷媒温度の異常上昇を早期に、かつ、より 正確に検知することができると共に、吐出冷媒温度の異常上昇が認められると、 室内機側に設けられている報知部によりガスリークであることを報知するので、 利用者は空気調和機の異常を早く知ることができる。また、報知部からの報知だ けでなく、圧縮機への電力供給を停止するようにしているので、圧縮機の損傷を 防止することができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図3に基づいて説明する。図1は空気調和機 の制御系の概略を表すブロック図である。室内機ユニット1には、室内温度を検 出する室内温度センサ2と、リモコン3からの信号を受信する受光部4と、室内 に冷風あるいは温風を循環させる室内ファン5と、機器の異常を報知する報知部 6と、室内制御部(CPU)7等があり、この室内制御部7は、図示はされてな いが、制御プログラムや上記センサによる検出値およびリモコン信号等のデータ が記憶される記憶部(RAMとROMより構成)、センサによる検出値を予め記 憶部に記憶している基準値と比較する比較部等を備えている。一方、室外機ユニ ット8には室外温度を検出する室外温度センサ9と、熱交換器(図示せず)等を 空冷するための室外ファン10と、冷暖房時に切り換えられる四方弁11と、圧縮機 12と、これらを上記室内機ユニット1からの制御信号に基づいて駆動する室外制 御部13と、前記圧縮機12の吐出冷媒温度を検出するための吐出温度センサ14等が 設けられている。
【0007】 そして、リモコン3からのリモコン信号あるいは操作パネル(図示せず)の操 作信号が室内制御部7に入力されると、室内制御部7はその運転要求を判断し、 室内ファン5の運転を開始させると共に、室内温度センサ2により室内温度を検 出し、この室内温度等の周囲環境に合った運転条件を算出し、室外機ユニット8 に対して電源と共にその算出した運転条件の制御信号を出力する。また、室外機 ユニット8では、その制御信号により冷暖房運転、その他の指令を解読し、室外 ファン部10の駆動、四方弁部11の切り換え制御を行うと共に、圧縮機12を駆動す るようになっている。
【0008】 ところで、本実施例においては、圧縮機12が冷媒不足のまま運転されるのを防 止するために次に説明するような制御がなされる。以下、この制御方法を図2, 図3に基づいて説明する。図2は運転開始後の圧縮機12の吐出冷媒温度の変化を 概略的に示したもので、横軸が運転時間、縦軸が吐出温度になっている。吐出冷 媒温度の上限値(圧縮機12の運転を停止させるときの温度)は約120℃、下限 値(圧縮機12の運転を再開させるときの温度)は105℃に設定されている。こ のような条件下で空気調和機が運転されたとき、冷媒回路の冷媒量が適量であれ ば、運転開始後の吐出冷媒温度は実線で示されているように上昇した後、ほぼ平 行に推移するので上限値に達することは稀である。しかし、冷媒量がガスリーク (冷媒洩れ)等により不足していると、吐出冷媒温度は破線で示されているよう に急上昇して上限値に達する。
【0009】 吐出温度センサ14はこの吐出冷媒温度をより正確に検出することができ、検出 された吐出冷媒温度は室外制御部13で0,1の信号に変換され、室内制御部7に 送信される。すると、室内制御部7の比較部(図示せず)はそのデータを予め設 定されている上限値と比較し、上限値を越えていたら室外制御部13に圧縮機12の 停止信号を送信する。圧縮機12が動作停止すれば吐出冷媒温度は低下し、下限値 に達する。すると、室内制御部7は室外制御部13に圧縮機12の駆動信号を送信す る。そして、圧縮機12が再起動すると吐出冷媒温度は再び上昇し、以上説明した ようなオン・オフ動作を繰り返すことになる。本実施例ではこのようなオン・オ フ動作が繰り返されるならば、冷媒回路の冷媒量が不足しているものと判定し、 ガスリークであることを報知部6により報知すると共に、圧縮機12の運転を停止 するようにしたものである。なお、圧縮機12のオン・オフは従来は圧縮機12への 電力供給回路に設けられているサーモスイッチ(図示せず)の動作に任せられて いたが、正確な温度制御を行うには不向きであるので、本実施例においては上述 の吐出温度センサ14を利用している。
【0010】 図3は制御方法を表しており、ステップST1で室内温度等の運転条件を設定 するとステップST2に進行して圧縮機12等の運転が開始される。すると、ステ ップST3では吐出温度センサ14により吐出冷媒温度を検出する。この検出値は 次のステップST4で、図2に示されている上限値に達しているかどうかの判定 を下し、上限値に達していなければステップST2に戻してステップST2〜ス テップST4の作業を繰り返し実行する。そして、吐出温度が上限値に達すると ステップST5に進行させて圧縮機12の動作を停止する。
【0011】 ステップST6ではこの圧縮機12の停止回数を室内制御部7の記憶部(図示せ ず)に記憶させる作業を行い、次のステップST7では記憶部に記憶された圧縮 機12の停止回数が例えば3回目に達したかどうかの判定を行い、3回目に達して いなければステップST8に進行させる。このステップST8は吐出冷媒温度が 図2に示される下限値に達したかどうかの判定を繰り返しながら時間待ちをし、 吐出冷媒温度が下限値に達するとステップST2に戻して圧縮機12の運転を再開 させる。
【0012】 そして、以上説明した一連の動作を繰り返し実行し、ステップST7での判定 で、圧縮機12の停止回数が3回目に達すると、ステップST9に進行させ、室内 機ユニット1側に設けられている報知部6によりガスリークであることを報知す ると共に、ステップST10に進行させて圧縮機12への電力供給を停止させ、ステ ップST11で一連の動作を終了させる。なお、ガスリークの報知は空気調和機の 電源がオフされない限り、継続するよう制御される。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したような空気調和機であるならば、冷媒不足のまま運転されても、 その冷媒不足が早期に検知され、報知部によりガスリークであることが報知され るので使用者やサービスマンの故障判断が容易になり、サービス性が向上すると 共に、冷媒不足が検知されると圧縮機の運転も停止されたままになるので、圧縮 機の保護にも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す空気調和機の制御系の
概略ブロック図である。
【図2】本考案の制御方法を説明するためのタイムチャ
ートである。
【図3】本考案の制御方法を表すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 室内機ユニット 2 室内温度センサ 3 リモコン 4 受光部 5 室内ファン 6 報知部 7 室内制御部 8 メモリ部 9 室外温度センサ 10 室外ファン 11 四方弁 12 圧縮機 13 室外制御部 14 吐出温度センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内温度を検出する室内温度センサ、運
    転中の異常を知らせる報知部等を備え、リモコン等から
    の操作信号に基づいて室内ファン等を駆動制御する室内
    制御部と、同室内制御部からの制御信号に基づいて室外
    ファン、四方弁、圧縮機等を駆動制御すると共に室外機
    側の運転に係わる検出信号を前記室内制御部に送信する
    ようにしてなる室外制御部とを備えてなる空気調和機に
    おいて、前記圧縮機の高圧側に吐出冷媒温度を検出する
    温度センサを設け、同温度センサにより検出された吐出
    冷媒温度が予め設定されている上限値に複数回達したら
    ガスリークであることを前記報知部により報知すると共
    に、前記圧縮機への電力供給を停止するよう制御してな
    ることを特徴とする空気調和機。
JP7650291U 1991-09-24 1991-09-24 空気調和機 Pending JPH0527576U (ja)

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JP7650291U JPH0527576U (ja) 1991-09-24 1991-09-24 空気調和機

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JP (1) JPH0527576U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003222449A (ja) * 2002-01-30 2003-08-08 Daikin Ind Ltd ヒートポンプ装置
JP2016090223A (ja) * 2014-10-30 2016-05-23 ダイキン工業株式会社 空気調和機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003222449A (ja) * 2002-01-30 2003-08-08 Daikin Ind Ltd ヒートポンプ装置
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