JP2008157512A - 空気調和機 - Google Patents

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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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Abstract

【課題】従来の空気調和機においては、ポンプダウン時間を配管長設定により一義的に設定しており、接続配管及び室内機の冷媒が確実に室外機に回収できたかの判断が困難である。また、圧縮機停止のタイミングが不明確であることから、圧縮機停止後ガス側閉鎖弁を閉めた際、接続配管及び室内機に冷媒が残りそのまま接続配管を外すことで冷媒を大気に放出してしまうという課題を有していた。
【解決手段】低圧圧力スイッチ7を装着し、ポンプダウン時に低圧圧力スイッチ動作後経時的に時間カウント表示を行って、一定時間経過すると圧縮機12の停止を行うことにより、接続配管11及び室内機2の冷媒を確実に回収した後、圧縮機停止までの時間を明確に表示して接続配管及び室内機に冷媒が残ることのないポンプダウンを行うことができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、室外機と室内機を分離して設置し配管で接続する空気調和機に関するものである。
従来、この種の空気調和機は、配管長または室外機馬力の状態に応じてポンプダウン運転の所定時間を変化させるといったものがあった(例えば、特許文献1参照)。
図7のフローチャートは、特許文献1に記載された従来の多室形空気調和機を示すものである。図7に示すように、ポンプダウン開始信号受信(S101)によりポンプダウンを開始し、配管長より所定時間設定(S102)を行い所定時間カウント(S106)を行ってカウント満了となれば圧縮機停止(S109)してポンプダウン運転を終了する。
特開2000−161749号公報
しかしながら、前記従来の構成では、ポンプダウン時間を配管長設定により一義的に設定しており、環境温度条件を考慮できていないことから接続配管及び室内機の冷媒が確実に室外機に回収できたかの判断が困難である。また、圧縮機停止のタイミングが不明確であることから、圧縮機停止後ガス側閉鎖弁を閉めた際、接続配管及び室内機に冷媒が残りそのまま接続配管を外すことで冷媒を大気に放出してしまうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、低圧圧力スイッチを装着しポンプダウン時に低圧圧力スイッチ動作後経時的に時間カウント表示を行って、一定時間経過すると圧縮機停止を行うことにより、接続配管及び室内機の冷媒を確実に回収した後圧縮機停止までの時間を明確に表示して接続配管及び室内機に冷媒が残ることのないポンプダウンが可能な空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、室外機と室内機を分離して設置し配管で接続する空気調和機において、前記室外機に、圧縮機、室外熱交換機、室外ファン、配管接続口に装着した液管閉鎖弁とガス側閉鎖弁、前記圧縮機の吸入配管に装着した大気圧以下で動作する低圧圧力スイッチ、ポンプダウン開始手段、ポンプダウン終了手段、低圧圧力スイッチ動作判定、前記低圧圧力スイッチ動作判定結果を入力としたポンプダウン完了表示手段を備え、前記ポンプダウン開始手段の操作により圧縮機運転を開始し、前記低圧圧力スイッチ動作判定で圧縮機運転を停止することなく前記ポンプダウン完了表示手段を表示して、前記ポンプダウン終了手段の操作により運転停止するように制御してポンプダウンすることを特徴としたものである。
これによって、ポンプダウン開始手段操作で圧縮機運転を開始し、液管閉鎖弁を閉め冷媒回収を開始し、大気圧以下で動作する低圧圧力スイッチが動作した後、圧縮機運転を停止することなくポンプダウン完了表示手段を表示してタイミングを明確に知らせ、そしてガス側閉鎖弁を閉めた後ポンプダウン終了手段操作で圧縮機停止することにより接続配管及び室内機に冷媒が残ることのなくポンプダウンを行うことができる。
本発明の空気調和機は、ポンプダウン開始手段操作で圧縮機運転を開始し、液管閉鎖弁
を閉め冷媒回収を開始し、大気圧以下で動作する低圧圧力スイッチが動作した後、圧縮機運転を停止することなくポンプダウンが完了したことの表示を行い、ガス側閉鎖弁を閉めて圧縮機を停止することにより、ガス側閉鎖弁を閉めるタイミング及び圧縮機停止タイミングを明確にユーザーに示すことができ接続配管及び室内機に冷媒が残ることがなくポンプダウンを行うことができる。
第1の発明は、室外機と室内機を分離して設置し配管で接続する空気調和機において、前記室外機に、圧縮機、室外熱交換機、室外ファン、配管接続口に装着した液管閉鎖弁とガス側閉鎖弁、前記圧縮機の吸入配管に装着した大気圧以下で動作する低圧圧力スイッチ、ポンプダウン開始手段、ポンプダウン終了手段、低圧圧力スイッチ動作判定、前記低圧圧力スイッチ動作判定結果を入力としたポンプダウン完了表示手段を備え、前記ポンプダウン開始手段の操作により圧縮機運転を開始し、前記低圧圧力スイッチ動作判定で圧縮機運転を停止することなく前記ポンプダウン完了表示手段を表示して、前記ポンプダウン終了手段の操作により運転停止するように制御してポンプダウンすることを特徴としたものである。
これによって、ポンプダウン開始手段操作で圧縮機運転を開始し、液管閉鎖弁を閉め冷媒回収を開始し、大気圧以下で動作する低圧圧力スイッチが動作した後、圧縮機運転を停止することなくポンプダウン完了表示手段を表示してタイミングを明確に知らせ、そしてガス側閉鎖弁を閉めた後ポンプダウン終了手段操作で圧縮機停止することにより接続配管及び室内機に冷媒が残ることのなくポンプダウンを行うことができる。
第2の発明は、空気調和機において、低圧圧力スイッチ動作後時間カウント手段、低圧圧力スイッチ動作後時間カウント表示手段、前記低圧圧力スイッチ動作後時間しきい値を備え、前記低圧圧力スイッチ動作判定結果を入力として低圧圧力スイッチ動作後時間カウントを開始し、低圧圧力スイッチ動作後時間カウント表示を行い、低圧圧力スイッチ動作後時間しきい値以上経過すると圧縮機を自動停止するように制御してポンプダウンすることを特徴としたものである。
これによって、ポンプダウン開始手段操作で圧縮機運転を開始し、液管閉鎖弁を閉め冷媒回収を開始し、大気圧以下で動作する低圧圧力スイッチが動作した後、圧縮機運転を停止することなく低圧圧力スイッチ動作後時間カウントを開始して低圧圧力スイッチ動作後時間カウント表示を行い、ガス側閉鎖弁を閉めて低圧圧力スイッチ動作後時間しきい値以上経過すると圧縮機を自動停止することにより、ガス側閉鎖弁を閉めるタイミング及び圧縮機停止タイミングを明確にユーザーに示すことができ、接続配管及び室内機に冷媒が残ることのなくポンプダウンを行うことができる。
第3の発明は、空気調和機において、圧縮機の吸入配管に装着した吸入圧力センサー、吸入圧力表示手段、ポンプダウン吸入圧力しきい値、ポンプダウン吸入圧力しきい値後時間カウント手段、ポンプダウン吸入圧力しきい値後時間カウント表示手段、ポンプダウン吸入圧力しきい値後時間しきい値を備え、ポンプダウン開始手段の操作により圧縮機運転を開始して吸入圧力を表示し、吸入圧力がポンプダウン吸入圧力しきい値以下になれば、ポンプダウン吸入圧力しきい値後時間カウントを開始し、吸入圧力しきい値後時間カウント表示を行い、ポンプダウン吸入圧力しきい値後時間しきい値以上経過すると圧縮機を自動停止してポンプダウンすることを特徴したものである。
これによって、ポンプダウン開始手段操作で圧縮機運転を開始し、液管閉鎖弁を閉め冷媒回収を開始して吸入圧力を表示し、吸入圧力がポンプダウン吸入圧力しきい値以下になれば、時間カウントを開始して表示を行い、ガス側閉鎖弁を閉めて、ポンプダウン吸入圧
力しきい値後時間しきい値以上経過すると圧縮機を自動停止することにより、接続配管及び室内機の冷媒が回収されるまでは吸入圧力を表示して吸入圧力の経時変化をユーザーに示し、接続配管及び室内機の冷媒が回収された後は、ガス側閉鎖弁を閉めるタイミング及び圧縮機停止タイミングを明確にユーザーに示すことができ、接続配管及び室内機に冷媒が残ることのなくポンプダウンを行うことかできる。
第4の発明は、空気調和機において、低圧圧力スイッチ動作後時間しきい値選択手段を備え、低圧圧力スイッチ動作後時間しきい値を選択してポンプダウンすることを特徴としたものである。
これによって、設置条件により異なるガス側閉鎖弁の作業性によって低圧圧力スイッチ動作後圧縮機停止までの時間を選択可能とし、接続配管及び室内機に冷媒が残ることのなくポンプダウンを行うことができる。
第5の発明は、空気調和機において、ポンプダウン時間カウント手段、ポンプダウン最大時間しきい値、ポンプダウン未完了表示を備え、ポンプダウン開始手段の操作により圧縮機運転を開始してポンプダウン時間カウントを行い、ポンプダウン最大時間しきい値以上低圧圧力スイッチ動作判定が無ければ圧縮機を自動停止して、ポンプダウン未完了表示を行うことを特徴としたものである。
これによって、一定時間冷媒回収運転を行っても低圧圧力スイッチが動作しなければ、圧縮機を自動停止して、ポンプダウンが未完了であることを表示しポンプダウンをするのに不具合箇所があることをユーザーに示すことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態における空気調和機の構成概念図である。図1において、室外機1と室内機2は接続配管11によって接続されている。室外機1には圧縮機12、室外熱交換器3、室外ファン4、液管閉鎖弁5、ガス管閉鎖弁6、低圧圧力スイッチ(以降、低圧圧力スイッチは低圧圧力SWと称する)7を装着している。上記冷凍サイクルにおいて、ポンプダウン運転時圧縮機12を運転後、液管閉鎖弁5を閉めることにより室内機2及び接続配管11内の冷媒は順次室外熱交換器3に回収され、ガス管閉鎖弁6を閉めることによりポンプダウンすることができる。また、室外機1にはポンプダウン開始スイッチ8、ポンプダウン終了スイッチ9、及びLED表示等によるポンプダウン完了表示手段10を装着している。
図2は実施の形態1における空気調和機のポンプダウン制御のフローチャートである。図2により本発明の第1実施の形態における空気調和機の動作、作用について説明する(以降、動作説明ではスイッチをSWと称する)。
ポンプダウンの開始(STEP0)を、ポンプダウン開始SW8操作(STEP1)によって行い、圧縮機12を運転開始(STEP2)する。液管閉鎖弁5を閉め(STEP3)、低圧圧力SW動作判定手段13により低圧圧力SW7の動作判定(STEP4)を行い、低圧圧力SW7動作がない場合(STEP4のNO)は低圧圧力SW7の動作判定(STEP4)を継続する。低圧圧力SW7が動作した場合(STEP4のYes)はポンプダウン完了表示手段10の表示(STEP5)を行いポンプダウンが完了状態であることを知らせる。そして、ガス管閉鎖弁6を閉め(STEP6)た後、ポンプダウン終了SW9操作(STEP7)により圧縮機12は運転停止(STEP8)しポンプダウンを
終了(STEP9)する。
上記のことより、ポンプダウン開始スイッチ8の操作で圧縮機12運転を開始し、液管閉鎖弁5を閉めて冷媒回収を開始し、大気圧以下で動作する低圧圧力スイッチ7が動作した後、圧縮機12運転を停止することなくポンプダウン完了表示手段10を表示してタイミングを明確に知らせ、そしてガス側閉鎖弁6を閉めた後ポンプダウン終了スイッチ9操作で圧縮機12停止することにより、接続配管11及び室内機2に冷媒が残ることのなくポンプダウンを行うことができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態における空気調和機の構成概念図である。図4は同じくポンプダウン制御のフローチャートである。図3、図4において、図1、図2と同じ構成要素については同じ符号を用い説明を省略する。図3、図4により本発明の第2の実施の形態における空気調和機の動作、作用について説明する。
ポンプダウンの開始(STEP0)を、ポンプダウン開始SW8操作(STEP1)によって行い、圧縮機12を運転開始(STEP2)する。液管閉鎖弁5を閉め(STEP3)、低圧圧力SW動作判定手段13により低圧圧力SW7の動作判定(STEP4)を行い、低圧圧力SW7動作がない場合(STEP4のNo)は低圧圧力SW7の動作判定(STEP4)を継続する。低圧圧力SW7が動作した場合(STEP4のYes)は、低圧圧力SW動作後時間カウント手段14で時間をカウントし(STEP11)、低圧圧力SW動作後時間カウント表示手段15で低圧圧力SW7が動作した後の時間経過を表示する(STEP12)。この時ガス管閉鎖弁閉6の閉操作(STEP13)を行う。低圧圧力SW動作後時間しきい値判定手段16により時間カウント(STEP11)が、しきい値T1以下の場合(STEP14のNo)は時間カウント(STEP11)、時間カウント表示(STEP12)を継続して行い、しきい値T1を超えた場合(STEP14のYes)は圧縮機12の運転を停止(STEP8)してポンプダウンを終了(STEP9)する。
上記のことより、ポンプダウン開始スイッチ8の操作で圧縮機12の運転を開始し、液管閉鎖弁5を閉めて冷媒回収を開始し、大気圧以下で動作する低圧圧力スイッチ7が動作した後、圧縮機12の運転を停止することなく低圧圧力スイッチ動作後時間カウントを開始して低圧圧力スイッチ動作後時間カウント表示を行い、ガス側閉鎖弁6を閉めて低圧圧力スイッチ動作後時間しきい値T1以上経過すると圧縮機12を自動停止することにより、ガス側閉鎖弁6を閉めるタイミング及び圧縮機12の停止タイミングを明確にユーザーに示すことができ、接続配管及び室内機2に冷媒が残ることなくポンプダウンを行うことができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の第3の実施の形態における空気調和機の構成概念図である。図6は同じくポンプダウン制御のフローチャートである。図5、図6において、図1〜図4と同じ構成要素については同じ符号を用い説明を省略する。図5、図6により本発明の第3の実施の形態における空気調和機の動作、作用について説明する。
ポンプダウンの開始(STEP0)を、ポンプダウン開始SW8操作(STEP1)によって行い、圧縮機12を運転開始(STEP2)する。また、圧縮機12を運転開始(STEP2)と同時に吸入圧力検出手段17で吸入圧力を検出し(STEP20)、吸入圧力表示手段18で吸入圧力を表示する(STEP21)。液管閉鎖弁5を閉め(STEP3)、吸入圧力しきい値判定手段19で吸入圧力しきい値判定(STEP22)を行い、吸入圧力がしきい値P1を超えた場合(STEP22のNo)は吸入圧力しきい値判定
(STEP22)を継続する。吸入圧力がしきい値P1以下の場合(STEP22のYes)は、吸入圧力しきい値後時間カウント手段20で時間をカウントし(STEP23)、吸入圧力しきい値後時間カウント表示手段21で吸入圧力しきい値後の時間経過を表示する(STEP24)。この時、ガス管閉鎖弁6の閉操作(STEP13)を行う。吸入圧力しきい値後時間しきい値判定手段22により時間カウント(STEP23)が、しきい値T2以下の場合(STEP25のNo)は時間カウント(STEP23)、時間カウント表示(STEP24)を継続して行い、しきい値T2を超えた場合(STEP25のYes)は圧縮機12の運転を停止(STEP8)してポンプダウンを終了(STEP9)する。
上記のことより、ポンプダウン開始スイッチ操作で圧縮機運転を開始し、液管閉鎖弁を閉め冷媒回収を開始して吸入圧力を表示し、吸入圧力がポンプダウン吸入圧力しきい値以下になれば、時間カウントを開始して表示を行い、ガス側閉鎖弁を閉めて、ポンプダウン吸入圧力しきい値後時間しきい値以上経過すると圧縮機を自動停止することにより、接続配管及び室内機の冷媒が回収されるまでは吸入圧力を表示して吸入圧力の経時変化をユーザーに示し、接続配管及び室内機の冷媒が回収された後は、ガス側閉鎖弁を閉めるタイミング及び圧縮機停止タイミングを明確にユーザーに示すことができ接続配管及び室内機に冷媒が残ることのなくポンプダウンを行うことができる。
(実施の形態4)
図7は、本発明の第4の実施の形態における空気調和機のポンプダウン制御のフローチャートである。図7において、図1〜図6と同じ構成要素については同じ符号を用い説明を省略する。図7及び図3により本発明の第4の実施の形態における空気調和機の動作、作用について説明する。
低圧圧力SW動作後時間選択手段23で低圧圧力SW動作後時間しきい値判定(STEP32)のしきい値T1選択を可能とし(STEP30)、選択した低圧圧力SW動作後時間のしきい値T1を記憶しておき(STEP31)、低圧圧力SW動作後時間しきい値判定(STEP32)を行い、時間カウント(STEP11)がしきい値T1以下の場合(STEP32のNo)は時間カウント(STEP11)、時間カウント表示(STEP12)を継続して行い、しきい値T1を超えた場合(STEP32のYes)は圧縮機12の運転を停止(STEP8)してポンプダウンを終了(STEP9)する。
上記のことより、設置条件により異なるガス側閉鎖弁の作業性によって低圧圧力スイッチ動作後圧縮機停止までの時間を選択可能とし、接続配管及び室内機に冷媒が残ることのなくポンプダウンを行うことができる。
(実施の形態5)
図8は、本発明の第5の実施の形態における空気調和機のポンプダウン制御のフローチャートである。図8において、図1〜図7と同じ構成要素については同じ符号を用い説明を省略する。以下、図8及び図1により本発明の第5の実施の形態における空気調和機の動作、作用について説明する。
ポンプダウン時間カウント手段24で、ポンプダウン開始SW操作(STEP1)からのポンプダウン時間をカウントし(STEP41)、ポンプダウン最大時間しきい値判定手段25でポンプダウン時間カウント(STEP41)を判定する(STEP42)。判定結果が最大しきい値T3未満(STEP42のNo)の場合、低圧圧力SW動作判定(STEP4)を継続して行い、判定結果が最大しきい値T3以上(STEP42のYes)の場合、圧縮機12の運転を停止(STEP43)し、ポンプダウン未完了表示手段26により表示を行う(STEP44)。
上記のことより、一定時間冷媒回収運転を行っても低圧圧力スイッチが動作しなければ、圧縮機を自動停止して、ポンプダウンが未完了であることを表示しポンプダウンをするのに不具合箇所があることをユーザーに示すことができる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、低圧圧力スイッチ装着しポンプダウン時に低圧圧力スイッチ動作後経時的に時間カウント表示を行って、一定時間経過すると圧縮機停止を行うことにより、接続配管及び室内機の冷媒を確実に回収した後圧縮機停止までの時間を明確に表示して接続配管及び室内機に冷媒が残ることのないポンプダウンを可能にすることにより、室内機形態、設置状況、環境温度条件に違いが有っても、確実に冷媒を室外機に回収できるので、多室型空気調和機、蓄熱式多室形空気調和機等にも適用できる。
本発明の実施の形態1,5における空気調和機の構成概念図 本発明の実施の形態1における空気調和機のポンプダウン制御のフローチャート 本発明の実施の形態2,4における空気調和機の構成概念図 本発明の実施の形態2における空気調和機のポンプダウン制御のフローチャート 本発明の実施の形態3における空気調和機の構成概念図 本発明の実施の形態3における空気調和機のポンプダウン制御のフローチャート 本発明の実施の形態4における空気調和機のポンプダウン制御のフローチャート 本発明の実施の形態5における空気調和機のポンプダウン制御のフローチャート 従来の空気調和機のポンプダウン制御のフローチャート
符号の説明
1 室外機
2 室内機
3 室外熱交換器
4 室外ファン
5 液管閉鎖弁
6 ガス管閉鎖弁
7 低圧圧力スイッチ
8 ポンプダウン開始手段(スイッチ)
9 ポンプダウン終了手段(スイッチ)
10 ポンプダウン完了表示手段
11 接続配管
12 圧縮機
13 低圧圧力スイッチ動作判定手段
14 低圧圧力スイッチ動作後時間カウント手段
15 低圧圧力スイッチ動作後時間カウント表示手段
16 低圧圧力スイッチ動作後時間しきい値判定手段
17 吸入圧力検出手段
18 吸入圧力表示手段
19 吸入圧力しきい値判定手段
20 ポンプダウン吸入圧力しきい値後時間カウント手段
21 ポンプダウン吸入圧力しきい値後時間カウント表示手段
22 ポンプダウン吸入圧力しきい値後時間しきい値判定手段
23 低圧圧力スイッチ動作後時間しきい値選択手段
24 ポンプダウン時間カウント手段
T1,T1 時間しきい値
T3 ポンプダウン最大時間しきい値
P1 吸入圧力しきい値
STEP0 ポンプダウン開始
STEP1 ポンプダウン開始SW操作
STEP2 圧縮機運転開始
STEP3 液管閉鎖弁閉操作
STEP4 低圧圧力SW動作判定
STEP5 ポンプダウン完了表示
STEP6 ガス管閉鎖弁閉操作
STEP7 ポンプダウン終了SW操作
STEP8 圧縮機運転停止
STEP9 ポンプダウン終了

Claims (5)

  1. 室外機と室内機を分離して設置し配管で接続する空気調和機において、前記室外機に、圧縮機、室外熱交換機、室外ファン、配管接続口に装着した液管閉鎖弁とガス側閉鎖弁、前記圧縮機の吸入配管に装着した大気圧以下で動作する低圧圧力スイッチ、ポンプダウン開始手段、ポンプダウン終了手段、低圧圧力スイッチ動作判定手段、前記低圧圧力スイッチ動作判定手段の結果を入力としたポンプダウン完了表示手段を備え、前記ポンプダウン開始手段の操作により圧縮機運転を開始し、前記低圧圧力スイッチ動作判定で圧縮機運転を停止することなく前記ポンプダウン完了表示手段を表示して、前記ポンプダウン終了手段の操作により運転停止するように制御してポンプダウンすることを特徴とする空気調和機。
  2. 低圧圧力スイッチ動作後時間カウント手段、低圧圧力スイッチ動作後時間カウント表示手段、低圧圧力スイッチ動作後時間しきい値判定手段を備え、低圧圧力スイッチ動作判定結果を入力として低圧圧力スイッチ動作後時間カウントを開始し、低圧圧力スイッチ動作後時間カウント表示を行い、低圧圧力スイッチ動作後時間しきい値以上経過すると圧縮機を自動停止するように制御してポンプダウンすることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 圧縮機の吸入配管に装着した吸入圧力検出手段、吸入圧力表示手段、ポンプダウン吸入圧力しきい値判定手段、ポンプダウン吸入圧力しきい値後時間カウント手段、ポンプダウン吸入圧力しきい値後時間カウント表示手段、ポンプダウン吸入圧力しきい値後時間しきい値判定手段を備え、ポンプダウン開始手段の操作により圧縮機運転を開始して吸入圧力を表示し、吸入圧力がポンプダウン吸入圧力しきい値以下になれば、ポンプダウン吸入圧力しきい値後時間カウントを開始し、吸入圧力しきい値後時間カウント表示を行い、ポンプダウン吸入圧力しきい値後時間しきい値以上経過すると圧縮機を自動停止するように制御してポンプダウンすることを特徴とする空気調和機。
  4. 低圧圧力スイッチ動作後時間しきい値選択手段を備え、低圧圧力スイッチ動作後時間しきい値を選択してポンプダウンすることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  5. ポンプダウン時間カウント手段、ポンプダウン最大時間しきい値、ポンプダウン未完了表示を備え、ポンプダウン開始手段の操作により圧縮機運転を開始してポンプダウン時間カウントを行い、ポンプダウン最大時間しきい値以上低圧圧力スイッチ動作判定が無ければ圧縮機を自動停止して、ポンプダウン未完了表示を行うことを特徴とする請求項1から4のうちいずれか一項に記載の空気調和機。

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