JPH05187727A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH05187727A
JPH05187727A JP4002269A JP226992A JPH05187727A JP H05187727 A JPH05187727 A JP H05187727A JP 4002269 A JP4002269 A JP 4002269A JP 226992 A JP226992 A JP 226992A JP H05187727 A JPH05187727 A JP H05187727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge pipe
inverter
temperature
frequency
air conditioner
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4002269A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Ito
昇 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP4002269A priority Critical patent/JPH05187727A/ja
Publication of JPH05187727A publication Critical patent/JPH05187727A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 漏れ等による冷媒量の多少の不足が発生して
も、直ちに保護停止することなく、運転可能とした空気
調和機を得る。 【構成】 インバータ式ヒートポンプ空調機において、
圧縮機の吐出管に設けられ吐出管温度を検出する温度セ
ンサ7a,同温度センサの出力を受け、予め設定され
た、設定吐出管温度を越えたとき、インバータ9の周波
数を所定の値だけ下げた制御信号を出力するとともに、
インバータの周波数が所定の停止周波数になったとき、
停止する信号を出力するインバータの制御手段(温度設
定器11,比較器10,制御器8a等)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインバータ式ヒートポン
プ式の空調機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスプリット形エアコン(インバー
タ式ヒートポンプ空調機)は室内側と室外側を2本の冷
媒配管をフレア方式で接続されている。しかし、種々の
条件(工事不良・振動によるゆるみ)等により、冷媒の
減少(漏洩)を生じたときは圧縮機が過熱し破損する。
これを防ぐため、保護装置として吐出管に取付けたリー
ドスイッチ(所定温度でON/OFFする)で冷凍サイ
クル(冷/暖房運転)を停止させている。
【0003】図4に従来のエアコンの冷媒回路例を示
す。
【0004】冷房運転の場合、圧縮機1から吐出された
高圧高温の冷媒ガスは四方弁2(図示実線側)を通り、
室外熱交換器3で図示しない送風機により放熱され凝縮
液化する。さらに膨張弁4で断熱膨張し、低圧低温の二
相流冷媒となり室内熱交換器5で吸熱され蒸発ガス化す
る。その後、冷媒は四方弁2(図示実線)からアッキム
レータ6を通り圧縮機1に吸入される。
【0005】暖房運転の場合、上記サイクルの反転サイ
クルで四方弁2が図示破線側を通り同様の作用を行うサ
イクルである。
【0006】図5,図6にそれぞれブロック図と冷媒封
入量対吐出管温度特性図を示す。
【0007】リードスイッチ7の出力は制御器8に送ら
れる。制御器8はインバータ9を制御する出力をインバ
ータ9へ送る。
【0008】図6にて、たて軸に吐出管温度(℃)、よ
こ軸にインバータ周波数(HZ )をとると、エアコンの
冷媒封入量が正規量(100%)に対し減少するに従
い、吐出管温度は上昇する特性を有す。
【0009】冷媒量減少時の圧縮機1の過熱保護装置と
して、吐出管にリードスイッチ7が設けられ、その出力
がインバータ制御器8に送られる。そしてリードスイッ
チ7のOFF設定値を、最大インバータ周波数f1 、最
大負荷(過負荷条件)時、約80%の冷媒量での吐出管
温度t1 にしておく。すると吐出管温度がOFF設定値
になったとき、リードスイッチ7が作動して、インバー
タ制御器8を経て圧縮機1が停止される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来装置は次のような問題点があった。 (1) エアコンの冷媒量減少時(漏洩)、冷/暖房感
が充分得られているにもかかわらず、吐出管温度がOF
F設定値になると、運転が停止する。 (2) 吐出管温度が上昇し、リードスイッチ7が作動
して圧縮機1が停止すると、冷媒系の漏れ等を十分点検
しないとピストン焼きつきの恐れがあるため,安心して
再運転できない。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため次の手段を講ずる。
【0012】すなわち、インバータ式ヒートポンプ空調
機において、圧縮機の吐出管に設けられ吐出管温度を検
出する温度センサと,同温度センサの出力を受け、予め
設定された、設定吐出管温度を越えたとき、上記インバ
ータの周波数を所定の値だけ下げた制御信号を出力する
とともに、同制御信号が所定の停止周波数になったと
き、停止する信号を出力する上記インバータの制御手段
とを設ける。
【0013】
【作用】上記手段において、次のように諸量を設定す
る。圧縮機の回転、すなわちインバータ周波数に対する
吸込・吹出温度差特性において、例えば、冷媒封入量
(冷媒量)が約50%のときの最低必要吸込・吹出温度
差になるインバータ周波数f 0 を停止周波数と設定して
おく。また約80%のときの最大負荷、最大インバータ
周波数での吐出管温度を設定吐出管温度としておく。
【0014】以上の設定条件で運転中、例えば、冷媒が
漏洩して、約80%のとき、最大負荷になり、インバー
タ周波数f1 で、吐出管温度センサの出力が、設定吐出
管温度を越ると、制御手段はf1 −Δfの制御信号を出
力する。すると、インバータはこのインバータ周波数を
出力する。従って、圧縮機の回転数が減少するので、吐
出管温度センサの出力も減少して、運転は続行される。
【0015】以上のようにして、冷媒量が50%近傍な
るまでは、空気調和機の運転は続行可能となる。
【0016】50%近傍で、インバータ周波数f(=f
0 +Δf)で運転中、前記と同様の工程が発生すると,
制御手段の演算制御信号がf0 になるので、停止信号を
出力し、圧縮機の運転が停止される。
【0017】以上のようにして、冷媒量の多少の減少が
あっても、運転が直ちに停止されず、冷/暖房感が得ら
れるようになる。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図3により説明す
る。
【0019】なお、従来例で説明した部分は同一の番号
をつけ説明を省略し、この発明に関する部分を主体に説
明する。図1,図2にて、吐出管1aに温度センサ7a
が設けられる。また吐出管温度設定器11が設けられ
る。これらの出力は比較器10を経て制御器8aへ送ら
れる。
【0020】図3にインバータ周波数に対する吐出管温
度と吸込・吹出温度差特性を示す。
【0021】例えば、吐出管温度設定器11の設定温度
を、冷媒量約80%のときの最大負荷、最大インバータ
周波数f1 での吐出管温度t1 にとっておく。また、制
御器8aの停止周波数を、例えば、冷媒量が約50%の
ときの最低必要吸込・吹出温度差(B点温度)になるイ
ンバータ周波数f0 を停止周波数と設定しておく。
【0022】以上の設定条件で運転中、例えば、冷媒が
漏洩して、約80%のとき、最大負荷になり、インバー
タ周波数f1 で、吐出管温度センサ7aの出力が、設定
吐出管温度t1 を越ると、比較器10から信号が制御器
8aへ出力される。制御器8aはその入力を受けインバ
ータ9をf1 −Δf(Δf=5〜6HZ )のインバータ
周波数に落す制御信号を出力する。インバータ9はその
制御信号で、インバータ周波数f1 −Δfを出力する。
すると、圧縮機1の回転数が減少するので吐出管温度セ
ンサ7aの出力も減少して、比較器10の出力はゼロと
なり、運転は続行される。比較器10の出力がゼロとな
らない場合は、所定の時間間隔で上記と同様の工程が繰
り返される。
【0023】以上のようにして、冷媒量が50%近傍な
るまでは、空気調和機の運転は続行可能となる。
【0024】50%近傍で、インバータ周波数f(=f
0 +Δf)で運転中、前記と同様の工程が発生すると、
制御量8aの演算制御信号がf0 になるので、停止信号
を出力し、圧縮機の運転が停止される。
【0025】以上のようにして、冷媒量の多少の減少が
あっても、運転が直ちに停止されず、冷/暖房感が得ら
れるようになる。
【0026】なお、上記で制御手段は、制御器8a,比
較器10,温度設定器11を備えたものを言う。
【0027】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
多少の冷媒洩れ、および延長配管等による多少の冷媒不
足時においても、圧縮機の回転数が多少減少するが運転
可能となる。したがって、運転領域の拡大となるため、
サービスコールの減少および故障診断の適正化が計られ
信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】同実施例の冷媒回路図である。
【図3】同実施例の作用説明図である。
【図4】従来例の冷媒回路図である。
【図5】同従来例のブロック図である。
【図6】同従来例の作用説明図である。
【符号の説明】
1a 吐出管 1 圧縮機 7a 温度センサ 8a 制御器 9 インバータ 10 比較器 11 温度設定器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータ式ヒートポンプ空調機におい
    て、圧縮機の吐出管に設けられ吐出管温度を検出する温
    度センサと,同温度センサの出力を受け、予め設定され
    た、設定吐出管温度を越えたとき、上記インバータの周
    波数を所定の値だけ下げた制御信号を出力するととも
    に、同制御信号が所定の停止周波数になったとき、停止
    する信号を出力する上記インバータの制御手段とを備え
    てなることを特徴とする空気調和機。
JP4002269A 1992-01-09 1992-01-09 空気調和機 Withdrawn JPH05187727A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4002269A JPH05187727A (ja) 1992-01-09 1992-01-09 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4002269A JPH05187727A (ja) 1992-01-09 1992-01-09 空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05187727A true JPH05187727A (ja) 1993-07-27

Family

ID=11524657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4002269A Withdrawn JPH05187727A (ja) 1992-01-09 1992-01-09 空気調和機

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JP (1) JPH05187727A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100451473C (zh) * 2006-10-12 2009-01-14 珠海格力电器股份有限公司 具有制冷剂缺少故障检测功能的空调器及故障检测方法
JP2016090223A (ja) * 2014-10-30 2016-05-23 ダイキン工業株式会社 空気調和機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100451473C (zh) * 2006-10-12 2009-01-14 珠海格力电器股份有限公司 具有制冷剂缺少故障检测功能的空调器及故障检测方法
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990408