JP2016089993A - ベローズ - Google Patents

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Hiroyuki Yaka
広行 屋嘉
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Abstract

【課題】使用温度に影響を受けず、損傷することなく、配管の相対変位によるせん断または曲げ変形時に、発生する応力を平準化することが可能なベローズを提供する。【解決手段】ベローズは、山部11と谷部12を交互に有して蛇腹状をなすベローズ本体10と、金属材料からなる第1補強リング21と、金属材料からなり第1補強リング21よりも剛性の小さい第2補強リング22とを備え、第1補強リング21は、ベローズ本体10の軸方向における端部に位置する谷部13に挿入され、第2補強リング22は、第1補強リング21が装着された谷部13よりも、軸方向において中央側に位置する谷部14に挿入されている。【選択図】図1

Description

本発明は、ベローズに関する。
従来より、配管の変位差を吸収するためにベローズが用いられている。そして、配管の相対変位により、ベローズがせん断または曲げ変形を受けた時に、ベローズに発生する応力を平準化させたベローズが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1では、中実の樹脂製である補強リングを、装着する場所によって硬度を変更することにより、変位の均一化(応力の平準化)を図っている。また、特許文献2では、内管および外管の間に、端部に近い位置ほど穴の密度を粗にした穴開き補強部品を設けることにより、応力集中を防止し、応力の平準化を図っている。
特開2011−179578号公報 特開2002−235538号公報
しかし、特許文献1の補強リングは、樹脂製であるため、高温域および超低温域では材料の特性が大幅に変化する。よって、ベローズをそれらの温度領域で使用することができない。また、特許文献2のベローズは、高振動数で長時間の振動が作用する場合には、補強部品の凹凸によって、内管および外管が摩耗し損傷してしまう。
そこで、本発明は、使用温度に影響を受けず、損傷することなく、配管の相対変位によるせん断または曲げ変形時に、発生する応力を平準化することが可能なベローズを提供することを課題とする。
上記課題を解決すべく、本発明の一態様であるベローズは、山部と谷部とを交互に有して蛇腹状をなすベローズ本体と、金属材料からなる第1補強リングと、金属材料からなり前記第1補強リングよりも剛性の小さい第2補強リングと、を備え、前記第1補強リングは、前記ベローズ本体の軸方向における端部に位置する前記谷部に挿入され、前記第2補強リングは、前記第1補強リングが装着された前記谷部よりも、前記軸方向において中央側に位置する前記谷部に挿入されている。
本発明によれば、使用温度に影響を受けず、損傷することなく、配管の相対変位によるせん断または曲げ変形時に、発生する応力を平準化することが可能なベローズを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るベローズをベローズ本体の軸を含む平面で切断した概略断面図を示す。 第1の実施の形態に係る補強リングの概略図を示す。 本発明の第2の実施の形態に係るベローズの補強リングの概略図を示す。 (a)は、本発明の第3の実施の形態に係るベローズをベローズ本体の軸に直交する平面で切断した概略断面図を示し、(b)は、(a)のIVb−IVb線に沿った概略断面図を示す。
以下、本発明の第1の実施の形態に係るベローズについて、図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施の形態に係るベローズ1をベローズ本体10の軸を含む平面で切断した概略断面図を示し、図2は、補強リング20の概略図を示す。
図1に示すように、ベローズ1は、2本の配管2、2の変位差を吸収するために、当該配管2、2の間に設けられ、輸送機械、建設機械、軽水炉、および免震装置に用いられる。そして、ベローズ1は、ベローズ本体10と複数の補強リング20(21〜23)とを備える。なお、参照番号101、120〜123については第2の実施の形態において、参照番号201、220〜223については第3の実施の形態において使用する。
円管状のベローズ本体10は、金属製であり、弾性を有する薄肉の板材により構成され、環状の山部11と環状の谷部12(13〜15)とを交互に有する蛇腹状をなしている。ベローズ本体10の両端に蒸気等が通過する配管2、2が溶接等により固定されている。
各補強リング20は、真円環状をなし、一対の半円環状の半円部材20Aを有する。各補強リング20は、一対の半円部材20Aを、ベローズ本体10の谷部12に外側から挿入して、端部をボルト3により互いに締結することにより、ベローズ本体10に装着されている。よって、一対の半円部材20Aの各端部は、結合部4となる。各補強リング20は、同一の金属材料からなり、弾性を有する薄肉の板材を曲げ加工することにより形成されている。また、各補強リング20を、ベローズ本体10の軸を含む平面で切った断面形状は、略U字状をなしている。
複数の補強リング20は、第1補強リング21と、第2補強リング22と、第3補強リング23とを有する。第1補強リング21の板厚は、第2補強リングの板厚および第3補強リング23の板厚よりも厚く、第2補強リングの板厚は、第3補強リング23の板厚よりも厚く構成されている。各補強リング21〜23は、同一の金属材料により構成されているので、それらの剛性は、第1補強リング21が最も大きく、第3補強リングが最も小さく、第2補強リング22がそれらの間となる。
そして、第1補強リング21は、ベローズ本体10の軸方向における最も端部側に位置する谷部13に挿入されている。第2補強リング22は、第1補強リング21が挿入された谷部13に対し軸方向において中央側に位置する谷部14に挿入されている。第3補強リング23は、第2補強リング22が挿入された谷部14に対し軸方向において中央側に位置する谷部15に挿入されている。このように、ベローズ本体10の端部側に装着された補強リング20ほど、剛性が大きくなる(板厚が厚くなる)ように構成されている。
以上のように、本実施形態のベローズ1によれば、第1補強リング21は、ベローズ本体10の軸方向における端部に位置する谷部13に挿入され、第2補強リング22は、第1補強リング21が装着された谷部12よりも、ベローズ本体10の軸方向において中央側に位置する谷部14に挿入され、第3補強リング23は、第2補強リング22が挿入された谷部14よりも、ベローズ本体10の軸方向において中央側に位置する谷部15に挿入されている。
かかる構成によれば、配管2が相対変位をしてベローズ1がせん断または曲げ変形した時に、最も大きな応力が作用する谷部13に、最も剛性の大きい第1補強リング21を設けている。これにより、ベローズ本体10の端部の変形量は 第1補強リング21の弾性力によって、補強リングを設けていない場合に比べて小さくなる。すなわち、ベローズ本体10の端部に発生する応力は 補強リングを設けていない場合に比べて小さくなる。そして、谷部13よりも内側の谷部14において、補強リングを設けていない場合よりも変形量が大きくなる。
そして、第2補強リング22の剛性を、第1補強リング21の剛性よりも小さく(板厚を薄く)しているので、第1補強リング21と第2補強リング22との剛性が同じ(板厚が同じ)場合と比較して、谷部13と谷部14との変形量の差を小さくすることができる。さらに、第1補強リング21および第2補強リング22の剛性を調整(板厚を調整)することにより、谷部13および谷部14の変形量を同程度にすることができる。
また、上記と同様に、谷部14よりも内側の谷部15において、補強リングを設けていない場合よりも変形量が大きくなるが、第3補強リング23の剛性を、第2補強リング22の剛性よりも小さく剛性を小さく(板厚を薄く)しているので、第2補強リング22と第3補強リング23との剛性が同じ(板厚が同じ)場合と比較して、谷部14と谷部15との変形量の差を小さくすることができる。さらに、第2補強リング22および第3補強リング23の剛性を調整(板厚を調整)することにより、谷部14および谷部15の変形量を同程度にすることができる。
このように、谷部13〜15における変形量を等しくすることができ、ベローズ本体10に発生する応力を平準化することができる。よって、ベローズ本体10を全体として平等強さの梁に近づけることができる。
また、補強リングが無い場合や剛性が一様な補強リングが装着されている従来のベローズ本体と比較すると、本実施の形態のベローズ本体10が同量の相対変位を吸収した場合に発生する最大応力は従来のベローズ本体に発生する最大応力よりも低減する。よって、長期間にわたって相対変位を吸収し続けたとしてもベローズ1が損傷 、ベローズ1の疲労寿命を向上させることができる。さらに、本実施の形態のベローズ1と従来のベローズとに同量の最大応力が生じる相対変位をそれぞれ吸収させた場合、本実施の形態のベローズ1は従来のベローズより大きな相対変位を吸収することが可能となる。
また、補強リング20は、金属材料により構成されているので、使用温度に影響を受けず、その機能および効果を発揮することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係るベローズ101について、図1、3を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同一の部材については同一の参照番号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明を行う。第1の実施の形態のベローズ1と本実施の形態に係るベローズ101とでは、補強リングの構成が異なるので、補強リングについて説明する。
図3は、第2の実施の形態に係る補強リング120の概略図を示している。
図3に示すように、補強リング120は、楕円環状をなしている。楕円環状のリング部材を、長径に沿って切断し、一対の補強部に相当する一対の半楕円部材120Aを、その短半径部分をベローズ本体10の谷部12に外側から挿入して、端部をボルト3により互いに締結することにより、ベローズ本体10に装着される。一対の半楕円部材120Aの各端部は、結合部4となる。なお、補強リング120を、ベローズ本体10の軸を含む平面で切った断面形状は、第1の実施の形態の補強リング120と同様に略U字状をなしている。
そして、補強リング120の各結合部4の内側エッジ4Aは、ベローズ本体10に接触しないように構成されている。すなわち、各結合部4の内側エッジ4Aが、ベローズ本体10の軸方向において山部11に対し対向する位置、またはその位置よりもベローズ本体10の径方向において外側に位置するように構成されている。本実施の形態では、補強リング120の楕円孔120bの長半径が、楕円孔120bの短半径とベローズ本体10の山高さとの合計から、ピッチの25%を引いた値よりも大きくなるように構成されている。なお、補強リング120の楕円孔120bの短半径は、ベローズ本体10の谷部12における半径よりもわずかに大きく構成される。よって、一対の半楕円環部材120Aは、ベローズ本体10の全周のうちの一部を補強する。
また、図1に示すように、第1の実施の形態の第1〜3補強リング21〜23と同様に、本実施の形態の第1〜3補強リング121〜123でも、板厚が、第1補強リング121が最も厚く、第2補強リング122、第3補強リング123の順に板厚が薄くなるように構成されている。すなわち、ベローズ本体10の端部側に位置する補強リング120ほど、剛性が大きくなるように構成されている。
そして、第1補強リング121の長半径が、第2補強リング122の長半径および第3補強リング123の長半径よりも長く、第2補強リングの長半径は、第3補強リング123の長半径よりも長く構成されている。すなわち、ベローズ本体10の中央部よりも端部側の補強リング120が、その楕円率が小さくなるように構成している。これにより、ベローズ本体10の中央側に位置する補強リング120ほど、ベローズ本体10に接触可能な面積が増加し、補強する範囲が広くなるようにしている。
本実施の形態に係るベローズ101によれば、補強リング120は、谷部12に挿入されベローズ本体10の全周のうちの一部を補強する一対の半楕円部材120Aと、一対の半楕円部材120Aが結合される一対の結合部4とを備え、一対の結合部4は、ベローズ本体10の軸方向において山部12と対向する位置、または山部12と対向する位置よりもベローズ本体10の径方向における外側に位置する。
かかる構成によれば、各結合部4の内側エッジ4Aと、ベローズ本体10とが接触するのを抑制することができ、ベローズ本体10が傷つくのを防止することができる。
また、ベローズ本体10がせん断または曲げ変形を受ける方向がおおよそ決まっている場合には、補強リング120がベローズ本体10を補強する位置(補強リング120の短半径部の位置)を、せん断または曲げ変形によりベローズ本体10が最も大きく変形する位置に合わせることにより、第1の実施の形態のベローズ1と同様に、谷部13〜15における変形量を等しくすることができ、ベローズ本体10に発生する応力を平準化することができる。さらに、軸圧縮・引張の変形がベローズ本体10に作用した場合には、中央付近に変形が集中することを防止することができる。すなわち、ベローズ本体10の単純な梁における中立面に相当する位置に、補強リング120は当接せず弾性力が作用しないので、軸圧縮のようにベローズ本体10の全体に一様な変位が生じる変形に対しては、補強リング120の作用を低減させることができる。なお、せん断または曲げ変形によりベローズ本体10が最も大きく変形する位置は、ベローズ本体10に軸直角の相対変位が生じる方向とベローズ本体10の軸方向が成す平面上の位置であり、単純な梁であれば最大曲げ応力が発生する位置である。
また、ベローズ本体10の中央部よりも端部側の補強リング120が、その楕円率が小さくなるように構成している。これにより、ベローズ本体10の中央側に位置する補強リング120ほど、ベローズ本体10に接触可能な面積が増加し、補強する範囲が広くなるようにしている。
かかる構成によれば、ベローズ本体10の中央部では補強リング120の剛性は低いが、補強される範囲が広くなるので、軸圧縮・引張時の補強効果を高めることができ、ベローズ本体10の端部に近い位置では補強リング120の剛性は高いが、補強される範囲が狭くなるために軸圧縮・引張時の補強効果を弱めることができる。その結果、せん断または曲げ変形時にベローズ本体10に発生する応力を平準化することができると共に、軸圧縮・引張変形時にベローズ本体10の中央に生じる最大応力を低減し、応力分布を平準化することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態に係るベローズ201について、図1、4を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同一の部材については同一の参照番号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明を行う。
図4(a)は、第3の実施の形態に係るベローズ201をベローズ本体の軸に直交する平面で切断した概略断面図を示し、図4(b)は、図4(a)のIVb−IVb線に沿った概略断面図を示す。なお、図4(b)のI−I線に沿った概略断面図は、図1に示した概略断面図である。
図4(a)に示すように、補強リング220は、一対の補強部220Aと、一対のロングボルト220Bとを備える。一対の補強部220Aは、ベローズ本体10の軸方向に直交する方向に延び、ベローズ本体10の径方向における互いに対向する位置において谷部12に挿入されている。よって、補強部220Aは、ベローズ本体10の全周のうちの一部を補強する。また、各補強部220Aは、第1の実施の形態と補強リング20と同様に断面が略U字状をなしている。そして、一対の補強部220Aの両端が、一対のロングボルト220Bにより結合されている。各ロングボルト220Bは、後述の長穴5aに挿通されており、山部11よりも外側に位置している。ロングボルト220Bは、結合部に相当する。
また、図1に示すように、第1の実施の形態の第1〜3補強リング21〜23と同様に、本実施の形態の第1〜3補強リング221〜223でも、板厚が、第1補強リング221が最も厚く、第2補強リング222、第3補強リング223の順に板厚が薄くなるように構成されている。すなわち、ベローズ本体10の端部側に位置する補強リング220ほど、剛性が大きくなるように構成されている。
また、図4(b)に示すように、一方(左側)の配管2のフランジ部2Aに対し、一対のボルト連結板5が溶接により固定されている。一対のボルト連結板5は、ベローズ本体10の外側に位置し、ベローズ本体10の軸方向に沿って延びている。また、一対の連結板5は、一対の補強部220Aが対向する径方向に対し直交する平面上に設けられている。各ボルト連結板5には、複数の長穴5aが形成されている。また、長穴5aのベローズ本体10の軸方向に沿った長さは、左側の配管2から離れるほど長くなるように構成されている。なお、図4(b)では、各連結板5において、一つの長穴5aおよびロングボルト220Bに対し参照番号を付している。
また、図4(a)に示すように、各ロングボルト220Bに対して、連結板5を挟むように一対のナット220Cが装着され、連結板5を支持している。これにより、各連結板5は位置決めされ、
各ロングボルト220Bは、対応する長穴5aに対し相対的に移動可能に構成される。
本実施の形態に係るベローズ201においても、第2の実施の形態に係るベローズ101と同様の効果を奏することができる。また、各補強部220Aは、ベローズ本体10の軸方向に直交する方向に延びる直線状形状であるので、製造が容易となり、ベローズ201の製造コストを低減することができる。また、一対の連結板5により、その幅方向および板厚方向において、ベローズ本体10が曲がりづらくすることができる。なお、軸圧縮・引張の変形がベローズ本体10に作用する場合には、各ロングボルト220Bは、対応する長穴5a内を移動する。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されない。当業者であれば、本発明の範囲内で、種々の追加や変更等を行うことができる。
例えば、上記の第1の実施の形態では、剛性を変化させるために板厚を変更したが、金属材料の縦弾性係数を変更することにより剛性を変化させても良い。すなわち、第1〜3補強リングを、互いに異なる金属材料により構成し、第1補強リングを最も縦弾性係数の大きい金属材料とし、第2補強リングを第3補強リングよりも縦弾性係数の大きい金属材料としても良い。なお、かかる構成においては、異種金属の接触面において錆を生じさせる可能性があるため、接触面(ベローズ本体10の表面および/または補強リングのベローズ本体10側の面)に対し、テフロン(登録商標)、シリコン、またはセラミック等のコーティングを施しても良い。
かかる構成においても、第1の実施の形態のベローズ1と同様の効果を奏することができる。さらに、同一の金属材料では、薄すぎて加工が困難である場合にも対応することができる。これにより、多くの種類のベローズ本体10に対し、補強リングを適用することが可能となる。なお、板厚または金属材料を変更するのみでなく、両者を適宜変更し、ベローズ本体10に発生する応力を平準化しても良い。
また、第3の実施の形態において、各補強部220Aは、ベローズ本体10の軸方向に直交する方向に延びる直線状形状であったが、ベローズ本体10の直径より大きな部分円形形状であっても良い。
1、101、201:ベローズ、2:配管、3:ボルト、4:結合部、10:ベローズ本体、11:山部、12:谷部、20、120、220:補強リング、21、121、221:第2補強リング、22、122、222:第2補強リング、23、123、223:第3補強リング、120A:半楕円部材220A:補強部、220B:ロングボルト

Claims (6)

  1. 山部と谷部とを交互に有して蛇腹状をなすベローズ本体と、
    金属材料からなる第1補強リングと、金属材料からなり前記第1補強リングよりも剛性の小さい第2補強リングと、を備え、
    前記第1補強リングは、前記ベローズ本体の軸方向における端部に位置する前記谷部に挿入され、前記第2補強リングは、前記第1補強リングが装着された前記谷部よりも、前記軸方向において中央側に位置する前記谷部に挿入されたベローズ。
  2. 前記第1補強リングと前記第2補強リングとは、同一の金属材料からなる板材により構成され、
    前記第1補強リングの板厚は、前記第2補強リングの板厚よりも厚い請求項1に記載のベローズ。
  3. 前記第1補強リングと前記第2補強リングとは、互いに異なる金属材料からなる板材により構成され、
    前記第1補強リングを構成する金属材料の縦弾性係数は、前記第2補強リングを構成する金属材料の縦弾性係数よりも大きい請求項1に記載のベローズ。
  4. 前記第1補強リングおよび前記第2補強リングは、それぞれ前記谷部に挿入され前記ベローズ本体の全周のうちの一部を補強する一対の補強部と、前記一対の補強部が結合される一対の結合部とを備え、
    前記一対の結合部は、前記ベローズ本体の軸方向において前記山部と対向する位置、または前記山部と対向する位置よりも前記ベローズ本体の径方向における外側に位置する請求項1から請求項3のいずれかに記載のベローズ。
  5. 前記第1補強リングおよび前記第2補強リングは、それぞれ楕円環状をなし
    前記一対の補強部は、楕円環状のリング部材を長半径に沿って切断した一対の半楕円部材であり、
    前記一対の半楕円部材が、前記一対の結合部により互いに結合されている請求項4に記載のベローズ。
  6. 前記第1補強リングの楕円率は、前記第2補強リングの楕円率よりも小さく構成された請求項5に記載のベローズ。

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