JP2016089790A - ガソリン直噴エンジン用燃料レール - Google Patents

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Abstract

【課題】 分岐接続体の部品交換を簡易化したガソリン直噴エンジン用燃料レールを提供。
【解決手段】 管体からなる主管に、枝管を連設する外方への開口する受圧座面を形成した分岐接続体を設けるガソリン直噴エンジン用燃料レールにおいて、主管に凹形接続部材を介して分岐接続体を取着する方式であって、前記凹形接続部材は主管にろう付け又は溶接により固着され、該凹形接続部材に分岐接続体が凹凸嵌合しかつねじ締結方式もしくはボルト締結方式により着脱可能に締結されるとともに、分岐接続体の締め付けにより発生する軸力により、前記凹形接続部材と分岐接続体との間に介在させたOリングが締付けられて凹形接続部材と分岐接続体間がシールされる構造となし、前記分岐接続体の硬度を対向する前記枝管よりも低くしたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子燃料噴射式自動車エンジン等の燃料加圧ポンプから送給された高圧燃料をエンジンのシリンダー内に直接噴射する燃料インジェクター(噴射ノズル)を介して供給するための燃料レールに係り、より詳しくは主管に分岐接続体(接続ニップル又はインレット)を取付ける方式のガソリン直噴エンジン用燃料レールに関する。
従来、この種のガソリン直噴エンジン用燃料レールとして、主管と分岐接続体(接続ニップル又はインレット)が鍛造工法により一体に作られたもの、あるいは主管に分岐接続体を溶接又はろう付けにて接続したものが知られている。このうち、主管に分岐接続体を溶接又はろう付けにて固着する方式のガソリン直噴エンジン用燃料レールとしては、例えば図7に示すように鋼製又はステンレス製の管体からなる主管21の軸方向の周壁部に、当該主管21の流通路21−1に通じる貫孔21−2が形成され、この貫孔21−2に通じる通孔22−1が形成された分岐接続体22をろう付けにて固着し、該分岐接続体の通孔22−1の先端に設けられた外方に開口する受圧座面22−2に、各気筒の噴射ノズル(図示せず)に燃料を供給する枝管23の接続頭部23−1のなす押圧座面23−2を当接接合せしめ、予め枝管23側に組込んだ締結用ナット24を前記分岐接続体22に螺合することにより前記接続頭部23−1首下での押圧に伴って締結して接続構成したものが一般的である。このような構成に類似したものとして、特許文献1に開示されているディーゼルエンジン用コモンレールがある。このディーゼルエンジン用コモンレールは、厚肉鋼管等からなるコモンレール本体に、各気筒の噴射ノズルに燃料を供給する枝管をナットにて締結する分岐接続体を摩擦溶接にて固着した構成となしたものである。
特開2006−233964号公報(図22、図23参照)
しかしながら、鋼製又はステンレス製の管体からなる主管21に分岐接続体22を直接ろう付け又は溶接する方式の前記従来のガソリン直噴エンジン用燃料レールにおいては、分岐接続体22側の受圧座面22−2と枝管23側の接続頭部23−1のなす押圧座面23−2のシール部は、分岐接続体22と枝管23のどちらか一方に硬度差を持たせてシールをしているため、例えば枝管23よりも分岐接続体22側の硬度が低い(柔らかい)場合、分岐接続体22側の受圧座面22−2は経年による塑性変形が生じる。このため、経年によるシール部の漏洩を防止するために部品交換を必要とするが、従来構造の場合、分岐接続体22側を交換する場合には主管21に分岐接続体22が固着されているため分岐接続体22が固着された状態で燃料レール一式を交換する必要があり、部品交換に多くの手間と時間がかかると共に、交換部品として燃料レール一式を手配しなければならないため部品交換に要する費用も高くつくという問題がある。又、分岐接続体22側よりも枝管23の硬度が低い(柔らかい)場合には、経年による部品交換の際に、交換部品として枝管一式を手配しなければならないため前記と同様に部品交換に要する費用が高くつくという問題がある。
本発明は、前記した従来の燃料レールの有する問題を解消するためになされたものであり、特に分岐接続体の部品交換を簡易化したガソリン直噴エンジン用燃料レールを提供することを目的とするものである。
本発明に係るガソリン直噴エンジン用燃料レールは、分岐接続体のみを簡単に取り替え可能な構造となしたもので、その要旨は、第1の発明として、鋼製又はステンレス製の管体からなる主管に、枝管を連設する外方への開口する受圧座面を形成した分岐接続体を設けるガソリン直噴エンジン用燃料レールにおいて、前記主管に当該主管に形成された貫孔に通じる通孔が形成された凹形接続部材を介して分岐接続体を取着する方式であって、前記凹形接続部材は主管にろう付け又は溶接により固着され、該凹形接続部材に分岐接続体の下端部が凹凸嵌合しかつねじ締結方式にて着脱可能に締結されるとともに、分岐接続体の締め付けにより発生する軸力により、前記凹形接続部材と分岐接続体との間に介在させたOリングが締付けられて凹形接続部材と分岐接続体間がシールされる構造となし、前記分岐接続体の硬度を対向する前記枝管よりも低くしたことを特徴とするものである。
又、第2の発明として、鋼製又はステンレス製の管体からなる主管に、枝管を連設する外方への開口する受圧座面を形成した分岐接続体を設けるガソリン直噴エンジン用燃料レールにおいて、前記主管に当該主管に形成された貫孔に通じる通孔が形成された凹形接続部材を介して分岐接続体を取着する方式であって、前記凹形接続部材は主管にろう付け又は溶接により固着され、該凹形接続部材に分岐接続体の下端部が凹凸嵌合しかつボルト締結方式により着脱可能に締結されるとともに、分岐接続体の締め付けにより発生する軸力により、前記凹形接続部材と分岐接続体との間に介在させたOリングが締付けられて凹形接続部材と分岐接続体間がシールされる構造となし、前記分岐接続体の硬度を対向する前記枝管よりも低くしたことを特徴とするものである。
なお、前記ねじ締結方式の凹形接続部材とボルト締結方式の凹形接続部材は、それぞれ主管の外周部を囲繞して装着する方式のリング状(環状)の凹形接続部材としてもよい。
本発明に係るガソリン直噴エンジン用燃料レールは、主管に対する分岐接続体の取着方式として、ねじ締結方式による凹形接続部材、又はボルト締結方式による凹形接続部材を介して分岐接続体を取着する方式を採用するとともに、シール方式にOリングシール方式を採用し、凹形接続部材に螺合して締結される分岐接続体の締め付けにより発生する軸力、又は凹形接続部材にボルト締結される分岐接続体の締め付けにより発生する軸力により、凹形接続部材と分岐接続体間に介在させたOリングが締付けられてシールされる構成となして、分岐接続体を凹形接続部材に着脱可能な構造とし、前記分岐接続体の硬度を対向する枝管よりも低くしたことにより、経年により部品交換時には分岐接続体部の部分的な交換、即ち分岐接続体及びOリングのみで済むため、その交換作業が簡易化されるのみならず、部品交換に要する費用の大幅な低減も可能となる。
本発明に係るガソリン直噴エンジン用燃料レールの第1実施例を示す部分縦断面図である。 本発明に係るガソリン直噴エンジン用燃料レールの第2実施例を示す部分縦断面図である。 本発明に係るガソリン直噴エンジン用燃料レールの第3実施例を示す部分横断面図である。 本発明に係るガソリン直噴エンジン用燃料レールの第4実施例を示す部分横断面図である。 本発明に係るガソリン直噴エンジン用燃料レールの第5実施例を示す部分横断面図である。 本発明に係るガソリン直噴エンジン用燃料レールの第6実施例を示す部分横断面図である。 従来のガソリン直噴エンジン用燃料レールの一例を示す部分縦断面図である。
図1に示す第1実施例のガソリン直噴エンジン用燃料レールは、内部を流通路1−1となした鋼製又はステンレス製の管体からなる主管1の軸方向にわたる周壁部に穿設した貫孔1−2に、中央部に当該貫孔に通じる通孔3−1が形成された凹形接続部材3が相互にろう付け又は溶接により接合され、前記凹形接続部材3に分岐接続体2の下端部が凹凸嵌合されかつねじ締結方式にて着脱可能に締結されるとともに、分岐接続体2の締め付けにより発生する軸力により、前記凹形接続部材3と分岐接続体2との間に介在させたOリング4が締付けられて凹形接続部材3と分岐接続体2間がシールされる構造となしたものである。
ここで、前記分岐接続体2は、前記したように経年による部品交換の簡易化をはかるため、枝管6の接続頭部6−1のなす押圧座面6−2及び凹形接続部材3よりも硬度の低いものとする。又、前記凹形接続部材3の凹部は、小径孔部3−2と大径孔部3−3とで構成され、かつ大径孔部3−3の内周に雌ねじ3−3aが形成されている。一方、主管1の貫孔1−2に通じる通孔2−1の先端に外方に開口する受圧座面2−2が形成された分岐接続体2には、その上部に締結用ナット7と螺合する雄ねじ2−5が形成され、当該分岐接続体の下端部を前記凹形接続部材3に凹凸嵌合させるため前記凹形接続部材3の小径孔部3−2と大径孔部3−3に対応する小径筒部2−3と大径筒部2−4が形成され、かつ大径筒部2−4には前記凹形接続部材3の雌ねじ3−3aに螺合する雄ねじ2−4aが形成され、前記小径筒部2−3と大径筒部2−4の境界部にシール用のOリング4を組み込むための環状溝2−6が形成されている。5はろう付け部である。
上記図1に示すガソリン直噴エンジン用燃料レールの製造に際しては、主管1の軸方向にわたる周壁部に穿設した貫孔1−2に対し、例えばろう付け工程において凹形接続部材3のろう付けを行う。その際、凹形接続部材3は前記貫孔1−2に対応させて配置し、主管1の外周面にろう付けにより接合する。そして、その状態で分岐接続体2を前記凹形接続部材3にねじ締結して着脱可能に接続構成する。その際、予め分岐接続体2の下端部の環状溝2−6にOリング4を外嵌した状態で分岐接続体2を凹形接続部材3にねじ込んで接合する。この時、分岐接続体2の締め付けにより発生する軸力により、前記凹形接続部材3と分岐接続体2との間に介在させたOリング4が締付けられて凹形接続部材3と分岐接続体2間がシールされる。前記凹形接続部材3に分岐接続体2を接合すると、分岐接続体の通孔2−1の先端に設けられた外方に開口する受圧座面2−2に、各気筒の噴射ノズル(図示せず)に燃料を供給する枝管6の接続頭部6−1のなす押圧座面6−2を当接接合せしめ、予め枝管6側に組込んだ締結用ナット7を前記分岐接続体2に螺合することにより前記接続頭部6−1首下での押圧に伴って締結して接続構成する。
上記構成の図1に示すガソリン直噴エンジン用燃料レールにおいて、分岐接続体2の受圧座面2−2が経年により塑性変形して部品交換の必要が生じた場合には、凹形接続部材3にねじ締結している旧分岐接続体2を凹形接続部材3より外し、新しい分岐接続体2と交換する。その際、Oリング4は必要に応じて交換する。このように部品の交換に際しては、凹形接続部材3にねじ締結している分岐接続体2部の部分的な交換だけで済むため、部品交換時の作業が簡易迅速に行えるとともに、交換に要する費用も大幅に低減できる。又、分岐接続体2の締め付けにより発生する軸力により、前記凹形接続部材3と分岐接続体2との間に介在させたOリング4が締付けられて凹形接続部材3と分岐接続体2間がシールされるので、シールの安定性、信頼性も確保される。
図2に示す第2実施例のガソリン直噴エンジン用燃料レール、及び、図3に示す第3実施例のガソリン直噴エンジン用燃料レールは、それぞれOリング4によるシール部分の構造のみを変更し、他は前記図1に示すガソリン直噴エンジン用燃料レールと同様の構成を有するもので、このうち図2に示す第2実施例のガソリン直噴エンジン用燃料レールは、主管1にろう付け又は溶接により接合された凹形接続部材3の小径孔部3−2に凹凸嵌合される分岐接続体2の下端部を截頭円錐形に形成した小径筒部2−3aとし、この小径筒部2−3aと凹形接続部材3の小径孔部3−2との隙間にOリング4を介在させた構造となしたものである。従って、この図2に示す第2実施例のガソリン直噴エンジン用燃料レールの場合も、前記図1に示すガソリン直噴エンジン用燃料レールと同様に、分岐接続体2の締め付けにより発生する軸力によりOリング4が締付けられて分岐接続体2と凹形接続部材3間がシールされるので、シールの安定性、信頼性が確保される。
又、図3に示す第3実施例のガソリン直噴エンジン用燃料レールは、主管1にろう付け又は溶接により接合された凹形接続部材3の小径孔部3−2に凹凸嵌合される分岐接続体2の小径筒部2−3の下端面に形成した環状溝2−7にOリング4を装着し、分岐接続体2の締め付けにより発生する軸力によりOリング4が締付けられて分岐接続体2と凹形接続部材3間がシールされる構造となしたもので、このシール構造においても前記図1、図2に示すガソリン直噴エンジン用燃料レールと同様に、シールの安定性、信頼性が確保される。
図4に示す第4実施例のガソリン直噴エンジン用燃料レールは、内部を流通路1−1となした鋼製又はステンレス製の管体からなる主管1の軸方向にわたる周壁部に穿設した貫孔1−2に、中央部に当該貫孔に通じる通孔13−1が形成された凹形接続部材13が相互にろう付け又は溶接により接合され、前記凹形接続部材13に分岐接続体12の下端部が凹凸嵌合されかつボルト締結方式により着脱可能に締結されるとともに、分岐接続体12の締め付けにより発生する軸力により、前記凹形接続部材13と分岐接続体12との間に介在させたOリング14が締付けられて凹形接続部材13と分岐接続体12間がシールされる構造となしたものである。
ここで、前記凹形接続部材13は前記のものと同様に中央部に小径孔部13−2と大径孔部13−3からなる凹部が形成され、かつ前記凹部の開口部周囲に分岐接続体12のボルト締結面13−4が形成されている。一方、主管1の貫孔1−2に通じる通孔12−1の先端に外方に開口する受圧座面12−2が形成された分岐接続体12には、その上部に締結用ナット7と螺合する雄ねじ12−9が形成され、当該分岐接続体の下端部を前記凹形接続部材13に凹凸嵌合させるため前記凹形接続部材13の小径孔部13−2と大径孔部13−3に対応する小径筒部12−3と大径筒部12−4が形成され、かつ大径筒部12−4の上方部に前記ボルト締結面13−4と相対向するボルト締結用フランジ12−5が水平に突設され、前記小径筒部12−3と大径筒部12−4の境界部にシール用のOリング14を組み込むための環状溝12−6が形成されている。15はろう付け部である。
上記図4に示すガソリン直噴エンジン用燃料レールの製造に際しては、前記のものと同様に主管1の軸方向にわたる周壁部に穿設した貫孔1−2に対し、例えばろう付け工程において凹形接続部材13のろう付けを行う。しかる後、主管1の外周面にろう付けにより接合された前記凹形接続部材13に前記分岐接続体12をボルト締結して着脱可能に接続構成する。その際、予め分岐接続体12の下端部の環状溝12−6にOリング14を外嵌した状態で当該分岐接続体12を凹形接続部材13に凹凸嵌合するとともに、ボルト締結用フランジ12−5の部分を締結ボルト17にて締付けて分岐接続体12を凹形接続部材13に接合する。この時、締結ボルト17の締め付けにより発生する軸力により、前記環状溝12−6に外嵌したOリング14が締付けられて凹形接続部材13と分岐接続体12間がシールされる。前記凹形接続部材13に分岐接続体12を接合すると、前記のものと同様に分岐接続体の通孔12−1の先端に設けられた外方に開口する受圧座面12−2に、各気筒の噴射ノズル(図示せず)に燃料を供給する枝管6の接続頭部6−1のなす押圧座面6−2を当接接合せしめ、予め枝管6側に組込んだ締結用ナット7を前記分岐接続体12に螺合することにより前記接続頭部6−1首下での押圧に伴って締結して接続構成する。なお、かかる構成においても、経年による部品交換の簡易化を考慮して、分岐接続体12は枝管6の接続頭部6−1のなす押圧座面6−2及び凹形接続部材13よりも硬度の低いものとする。
上記構成の図4に示すガソリン直噴エンジン用燃料レールにおいて、分岐接続体12の受圧座面12−2が経年により塑性変形して部品交換の必要が生じた場合には、凹形接続部材13にボルト締結している旧分岐接続体12を凹形接続部材13より外し、新しい分岐接続体12と交換する。このように本実施例においても部品の交換に際しては、凹形接続部材13にボルト締結している分岐接続体12部の部分的な交換だけで済むため、部品交換時の作業が簡易迅速に行えるとともに、交換費用の低減も可能となる。又、締結ボルト17の締め付けにより発生する軸力により、前記凹形接続部材13と分岐接続体12との間に介在させたOリング14が締付けられて凹形接続部材13と分岐接続体12間がシールされるので、シールの安定性、信頼性も確保される。
図5に示す第5実施例のガソリン直噴エンジン用燃料レール、及び、図6に示す第6実施例のガソリン直噴エンジン用燃料レールは、それぞれ前記分岐接続体12と凹形接続部材13の凹凸嵌合部を単純化するとともに、Oリング14によるシール部分の構造を前記図2、図3に示すものと同様の構成に変更したもので、このうち図5に示す第5実施例のガソリン直噴エンジン用燃料レールは、主管1にろう付けにより接合された凹形接続部材13の中央部に形成したストレート孔13−5に対応する分岐接続体12の凸部の下端部を截頭円錐形に形成したストレート筒部12−8とし、このストレート筒部12−8と凹形接続部材13のストレート孔13−5との隙間にOリング14を介在させた構造となしたものである。従って、この図5に示す第5実施例のガソリン直噴エンジン用燃料レールの場合も、前記図4に示すガソリン直噴エンジン用燃料レールと同様に、分岐接続体12の締め付けにより発生する軸力によりOリング14が締付けられて分岐接続体12と凹形接続部材13間がシールされるので、シールの安定性、信頼性が確保される。
又、図6に示す第6実施例のガソリン直噴エンジン用燃料レールは、主管1にろう付けにより接合された凹形接続部材13のストレート孔13−5に凹凸嵌合される分岐接続体12のストレート筒部12−8の下端面に形成した環状溝12−7にOリング14を装着し、締結ボルト17の締め付けにより発生する軸力により、前記凹形接続部材13と分岐接続体12との間に介在させたOリング14が締付けられて凹形接続部材13と分岐接続体12間がシールされる構造となしたもので、このシール構造においても前記図4、図5に示すガソリン直噴エンジン用燃料レールと同様に、シールの安定性、信頼性が確保される。
なお、前記ねじ締結方式の凹形接続部材13とボルト締結方式の凹形接続部材13は、それぞれ主管1の外周部を囲繞して装着する方式のリング状(環状)の凹形接続部材(図示せず)としてもよい。
1 主管
1−1 流通路
1−2 貫孔
2−2 12−2 受圧座面
2、12 分岐接続体
2−1、3−1、12−1、13−1 通孔
2−3、2−3a、12−3 小径筒部
2−4、12−4 大径筒部
2−4a、2−5、12−9 雄ねじ
2−6、2−7、12−6、12−7 環状溝
3、13 凹形接続部材
3−2、13−2 小径孔部
3−3、13−3 大径孔部
3−3a 雌ねじ
4、14 Oリング
5、15 ろう付け部
6 枝管
6−1 接続頭部
6−2 押圧座面
7 締結用ナット
12−5 ボルト締結用フランジ
12−8 ストレート筒部
13−4 ボルト締結面
13−5 ストレート孔
17 締結ボルト

Claims (3)

  1. 鋼製又はステンレス製の管体からなる主管に、枝管を連設する外方への開口する受圧座面を形成した分岐接続体を設けるガソリン直噴エンジン用燃料レールにおいて、前記主管に当該主管に形成された貫孔に通じる通孔が形成された凹形接続部材を介して分岐接続体を取着する方式であって、前記凹形接続部材は主管にろう付け又は溶接により固着され、該凹形接続部材に分岐接続体の下端部が凹凸嵌合しかつねじ締結方式にて着脱可能に締結されるとともに、分岐接続体の締め付けにより発生する軸力により、前記凹形接続部材と分岐接続体との間に介在させたOリングが締付けられて凹形接続部材と分岐接続体間がシールされる構造となし、前記分岐接続体の硬度を対向する前記枝管よりも低くしたことを特徴とするガソリン直噴エンジン用燃料レール。
  2. 鋼製又はステンレス製の管体からなる主管に、枝管を連設する外方への開口する受圧座面を形成した分岐接続体を設けるガソリン直噴エンジン用燃料レールにおいて、前記主管に当該主管に形成された貫孔に通じる通孔が形成された凹形接続部材を介して分岐接続体を取着する方式であって、前記凹形接続部材は主管にろう付け又は溶接により固着され、該凹形接続部材に分岐接続体の下端部が凹凸嵌合しかつボルト締結方式により着脱可能に締結されるとともに、分岐接続体の締め付けにより発生する軸力により、前記凹形接続部材と分岐接続体との間に介在させたOリングが締付けられて凹形接続部材と分岐接続体間がシールされる構造となし、前記分岐接続体の硬度を対向する前記枝管よりも低くしたことを特徴とするガソリン直噴エンジン用燃料レール。
  3. 前記ねじ締結方式の凹形接続部材と前記ボルト締結方式の凹形接続部材は、それぞれ主管の外周部を囲繞して装着する方式のリング状(環状)の凹形接続部材とすることを特徴とする請求項1又は2に記載のガソリン直噴エンジン用燃料レール。
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