JP5884696B2 - コモンレール及びコモンレール式燃料噴射装置 - Google Patents

コモンレール及びコモンレール式燃料噴射装置 Download PDF

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Description

本発明は、ディーゼルエンジンなどの内燃機関において用いられるコモンレール、及びコモンレール式燃料噴射装置に関する。
ディーゼルエンジンなどの内燃機関において、内燃機関に燃料を噴射するインジェクタと、管状に形成され、高圧の燃料を複数のインジェクタに供給するとともに、高圧の燃料を保持する蓄圧器であるコモンレールと、燃料タンクからインジェクタの要求する所定圧力まで燃料の圧力を昇圧してコモンレールに供給するサプライポンプを有したコモンレール式燃料噴射装置が知られている。
このような燃料噴射装置に用いられるコモンレールにおいては、鋳造等によって製造された一つの一体成形のコモンレールが用いられることが一般的に知られている。その一方で、一つの一体成形によって製造されたコモンレールでは、内燃機関の気筒にインジェクタを取り付ける位置、及び内燃機関のサイズに対し、その都度型から新規設定を行うことで対応せねばならず、内燃機関側の要望に対して完全には対応できないという課題があった。
上記課題を解決すべく、内燃機関に設けられる気筒の数等の仕様に対してコモンレールを分割することによって対応するものが知られている。
このようなコモンレールとして、例えば特許文献1に記載の燃料噴射装置において用いられるコモンレールでは、コモンレールの構成を二つに分けた第1コモンレールと第2コモンレールとを有し、第1コモンレールと第2コモンレールとを、レール接続パイプを介して接続することによって内燃機関の仕様に対応させたコモンレールを提供している。
特開2005−163556号公報
しかし、特許文献1に記載のコモンレールでは、内燃機関の気筒数が多い大排気量内燃機関に用いることを前提としており、内燃機関に設けられた気筒数が1つ乃至3つなどの少ない構成である、いわゆる小排気量の内燃機関には対応しておらず、さらには気筒毎に設けられるインジェクタへ燃料を供給する配管の方向を変更することは困難である。
また、特許文献1に記載のコモンレールでは、第1コモンレール及び第2コモンレールを、レール接続パイプを介して接続することにより、第1コモンレールにおいて燃料噴射によって増減する燃料の圧力と、第2コモンレールにおいて燃料噴射によって増減する燃料の圧力との間において圧力差が生じることとなり、レール接続パイプを用いて間接的にコモンレールを接続する方法では圧力差を抑制することが困難であった。
総じて、特許文献1に記載のコモンレールは、レール接続パイプという部品等を要することで部品点数の増加、及びコストの増加につながる構成となると共に、様々な種類の内燃機関の気筒の方向、サイズに対して柔軟に対応ができるものではない。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、気筒数、あるいは、インジェクタの取付方向等の異なる種々の内燃機関に対して設計的な柔軟性を向上させ、内燃機関へ容易に適用可能であり、また、分割コモンレール間に圧力差が生じにくいコモンレール、及び該コモンレールを備えたコモンレール式燃料噴射装置を提供することである。
本発明は、内燃機関の気筒内に燃料を噴射するコモンレール式燃料噴射装置において用いられるコモンレールであって、前記コモンレール(1)は、複数のコモンレール分割体(100)、連結部材(300)を介在させて連結されて構成されており、前記コモンレール分割体(100)は、前記燃料を保持する空間である内部通路(121)を有した管状の本体部(120)と、外部の配管を接続可能であり、前記本体部(120)に交差して配設された配管接続部(110)と、前記本体部(120)の端部に配設され、前記本体部(120)の内部通路(121)と連通すると共に外部に開口した連結端部(140)と、を有し、連結される二つのコモンレール分割体(100)の前記連結端部(140)は、各々、前記本体部(140)の軸方向、かつ前記外部開口側に向けて外径が小さくなるように形成された略円錐状の凸部(223)を有する雄連結端部(220)であり、前記連結部材(300)は、両端が前記雄連結端部(220)の前記凸部(223)に嵌め合う凹部(321)を有する略円筒状の雌連結部材(320)であり、前記二つのコモンレール分割体(100)は、各々の前記雄連結端部(220)の間に前記雌連結部材(320)嵌め合わされた状態で締結部材(240)により締結されていることを特徴とする。
本発明では、雄連結端部と雄連結端部との間に連結部材として雌連結部材を介し、分割されたコモンレールであるコモンレール分割体同士直接連結されてコモンレールを構成する構造とすることにより、異なる気筒数や異なる方向にインジェクタを有する内燃機関に対しコモンレール分割体同士の組み合わせで対応が可能になることに加え、分割コモンレール同士実質的に直接連結されるようにしているので、分割コモンレール間に圧力差を生じ難くすることが可能となる。
なお、特許請求の範囲、及び上記課題を解決するための手段に記載した括弧内の符号は、
一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、
本発明の技術的範囲を限定するものではない。
第1の実施形態における、コモンレール式燃料噴射装置の全体説明図。 第1の実施形態における、コモンレールの全体断面図。 第1の実施形態における、コモンレールの連結部を示した要部断面図。 (A)は第1の実施形態における、コモンレールの連結部に用いられる締結部材の正面図、(B)は同締結部材の側面断面図。 第2の実施形態における、コモンレールの全体を示した模式断面図。 第3の実施形態における、コモンレールの全体を示した模式断面図。 第4の実施形態における、コモンレールの全体を示した模式断面図。 第5の実施形態における、コモンレールの連結部を示した要部断面図。 第6の実施形態における、コモンレールの連結部を示した要部断面図。 第6の実施形態における、コモンレールの全体を示した模式断面図。 第7の実施形態における、コモンレールの連結部を示した要部断面図。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図1〜図4を用いて説明する。
図1は第1の実施形態におけるコモンレール式燃料噴射装置の全体図である。
図1に示すコモンレール燃料噴射装置は、内燃機関の各気筒に燃料噴射を行う装置であり、コモンレール1、インジェクタ3、サプライポンプ2、ECU4等から構成されている。
コモンレール1はインジェクタ3に供給する高圧燃料を保持する蓄圧容器であり、燃料噴射圧に相当する圧力が蓄圧される。また、ポンプ配管7を介して高圧燃料を圧送するサプライポンプ2の吐出口と接続されるとともに、各インジェクタ3へ高圧燃料を供給する複数のインジェクタ配管6が接続されている。
コモンレール1には減圧弁8、および燃圧センサ9が配設されている。減圧弁8は、コモンレール1内の圧力が所定圧以上となった際に、コモンレール1内の燃料圧力を調整すべくECU4から与えられる指示信号に沿って開弁し、リリーフ配管10を介してコモンレール1内の圧力を急速に減圧するものである。このようにコモンレール1に減圧弁8を搭載することによってECU4はコモンレール1内の圧力を車両走行状態に応じた圧力へ素早く低減制御する。また、燃圧センサ9は、サプライポンプ2から供給される燃料の圧送量を調整するべく、コモンレール1内の圧力を測定し、測定した圧力値をECU4に伝えることで、ECU4がサプライポンプ2に制御信号を送信し、サプライポンプ2から供給される燃料の圧送量を調整する。
インジェクタ3は内燃機関の各気筒毎に搭載されて燃料を各気筒内に噴射供給するものであり、コモンレール1より分岐する複数のインジェクタ配管6の下端が接続されている。また、インジェクタ3にもリリーフ配管10が接続されており、インジェクタ3でリークした燃料をインジェクタ3から排出する。
サプライポンプ2は、燃料を高圧にするとともにコモンレール1に高圧燃料を送る高圧燃料ポンプであり、燃料タンク5から燃料を導くフィードポンプと、フィードポンプから導かれた燃料量を調整する燃料調量弁と、燃料を高圧に圧縮する加圧室を有する高圧ポンプ等からなる。上記燃料調量弁はECU4からの駆動信号によって制御され、高圧ポンプの加圧室内へ流入する燃料の量を調整する。この燃料調量弁によって、高圧ポンプによって圧縮する燃料の量を調整することで、コモンレール1へ吐出される燃料の圧力が調整されている。
ECU4は、入出力回路と、演算処理を行うCPUと、ROM等の記憶装置とからなる周知構造のマイクロコンピュータ、及び、インジェクタ、サプライポンプ等の駆動回路を有するものであり、車両走行状態に応じて回転数センサ、水温センサなどのセンサ類から受けた信号を基に演算するとともに各種制御を行う。
即ち、ECU4は、各インジェクタ3、サプライポンプ2、減圧弁8、及び燃圧センサ9と接続されており、燃圧センサ9からコモンレール1内の圧力値を取得し、サプライポンプ2の燃料圧力制御、減圧弁8の動作制御を行う。また、ECU4は各インジェクタ3において燃料噴射タイミングや燃料噴射量を制御する。
このようなコモンレール式燃料噴射装置に用いられる本実施形態のコモンレール1の構成について図2に示す。図2はコモンレール1の全体断面図である。なお、減圧弁8、及び燃圧センサ9については模式的な外観を示しており、周知の減圧弁8、及び燃圧センサ9を適用することが可能である。
コモンレール1は連結部200においてコモンレール分割体100を連結して構成されており、本実施形態では第1コモンレール分割体101と、第2コモンレール分割体102とを締結部材240によって締結している。
以下に図2、及び図3を用いて、コモンレール分割体100について詳細を述べる。
コモンレール分割体100は、管状の本体部120と、本体部120に直交して配設された配管接続部110と、本体部120の端部に形成された連結端部140からなる。
本体部120は、強度の高い材料である鉄鋼材料からなり、管状に形成されるとともにサプライポンプ2から昇圧された燃料を保持する内部通路121を有している。
内部通路121は、一方の端部において形成された連結端部140から他方の端部に形成された連結端部140まで連通して設けられており、内部通路121は連結端部140にて開口している。
配管接続部110は本体部120と同等の強度を有する鉄鋼材料から構成されている。また、配管接続部110の内部には本体部120の内部通路121と連通する通路が形成されており、配管接続部110において本体部120と接続されていない端部は内部通路121が開口している。
配管接続部110には、インジェクタ3に燃料を供給するインジェクタ配管6、またはサプライポンプ2から燃料をコモンレール1の内部通路121に導入するポンプ配管7等の外部の配管が取り付けられ、この配管を差し込まれた配管接続部110の外周を固定ナット130によって固定することによって、上記のインジェクタ配管6及びポンプ配管7などの外部の配管は配管接続部110に接続される。
この固定ナット130は一方の端部の径が小さく形成された径小部を有する略円筒状のナットであり、径小部に外部の配管を係止し、配管接続部110の外周に設けられた螺子部にナットを螺合させることで外部の配管を配管接続部110に固定している。
このようなコモンレール分割体100において、第1コモンレール分割体101は、本体部120に配管接続部110が3つ形成されており、本体部120の両端には連結端部140が形成されている。この連結端部140には、一方にアタッチメント取付部150、他方には雌連結端部210が形成されている。なお、本実施形態においては第1コモンレール分割体101の3つの配管接続部110のうち、2つはインジェクタ側接続部111、1つはポンプ側接続部112として用いられる。
第2コモンレール分割体102は、本体部120に配管接続部110が2つ形成されており、本体部120の両端には連結端部140が形成されており、一方の連結端部140には雄連結端部220、他方の連結端部140にはアタッチメント取付部150が形成されている。また、2つの配管接続部110はインジェクタ側接続部111としてインジェクタ配管6が取り付けられる。
アタッチメント取付部150には、コモンレール1の内部通路121の燃料圧力を測定する燃圧センサ9や、燃料圧力を減圧することが可能な減圧弁8、及びコモンレール1内の燃料圧力が適宜設定される限界圧力を上回った場合に機械的にコモンレール1内の燃料圧力を減圧することを目的としたプレッシャリミッタ等を取り付けることが可能であり、本実施形態においては第1コモンレール分割体101のアタッチメント取付部150には燃圧センサ9、第2コモンレール分割体102のアタッチメント取付部150には減圧弁8が取り付けられている。
このように第1コモンレール分割体101と第2コモンレール分割体102によって構成された本実施形態のコモンレール1は、ポンプ側接続部112を1つ有し、4つのインジェクタ側接続部111を有した4気筒の内燃機関において用いられるコモンレールである。
本実施形態のコモンレール1は、前述のように第1コモンレール分割体101と第2コモンレール分割体102が連結されて構成されており、一方のコモンレール分割体100の雄連結端部220と他方のコモンレール分割体100の雌連結端部210が嵌め合わされ、締結部材240によって締結されることによって、コモンレール分割体100同士は連結される。
次に、図3を用いて雄連結端部220と雌連結端部210との連結部200について説明する。図3は本実施形態における連結部200の要部断面図である。
コモンレール分割体100の連結部200は、本体部120の軸方向、かつ外部開口側に向けて外径が小さくなるように形成された略円錐状の凸部223を有する雄連結端部220と、この雄連結端部220の凸部223に嵌め合わされるように、本体部120の軸方向、かつ外部開口側へ向けて内径が大きくなるように形成された略円錐状の凹部213を有する雌連結端部210とを嵌合させ、外周を締結部材240によって固定することによって構成される。
雄連結端部220は、本体部120から連続して略円筒状に形成されており、内周に本体部120の内部通路121が延長されている。また、雄連結端部220の外周には第1螺子部として雄側螺子部221が形成されており、右螺子方向にねじ切りがされている。さらに、雄連結端部220の開口側と軸方向において反対側の雄連結端部220外周には、本体部120、及び雄連結端部220の外周よりも径が大きい締結支持部230が形成されている。
締結支持部230は外周が六角形に形成されており、締結部材240を雌連結端部210及び雄連結端部220に螺合する際に、コモンレール分割体100が締結部材240の回転に応じて回転することを防止するべく、治具等で固定する。
雌連結端部210は、本体部120から連続して略円筒状に形成されており、内周に本体部120の内部通路121が延長されている。また、雌連結端部210の外周には第2螺子部として雌側螺子部211が形成されており、左螺子方向にねじ切りがされている。前述したように、第1螺子部である雄側螺子部221は右螺子方向であるため、第2螺子部である雌側螺子部211は雄連結端部220の第1螺子部とは逆螺子方向にあたる。なお、雌連結端部210にも雄連結端部220と同様に、雌連結端部の開口側と軸方向において反対側の雌連結端部210外周には締結支持部230が形成されている。
雌連結端部210において、略円錐状の凹部213が形成されていることからも分かるように、凹部213の開口側から内部通路121の壁面までテーパ面が形成されており、本体部120の内部通路121の軸方向中心線からテーパ面の角度が鋭角に形成されている。また、雄連結端部220においても、本体部120の外周から先端である内部通路121の開口側にはテーパ面が形成されており、本体部120の内部通路121の軸方向中心線からテーパ面の角度が鋭角に形成されている。
このテーパ面において、雌連結端部210のテーパである雌側テーパ212は雄連結端部220のテーパである雄側テーパ222と比較して同じか、もしくは若干大きく形成されており、例えば本実施形態における雌側テーパ212のテーパの角度Xは60°であり、雄側テーパ222のテーパの角度Yは59°である。
次に締結部材240について図4を用いて説明する。図4の(a)は本実施形態における、コモンレール1の連結部200に用いられる締結部材240の正面図、図4の(b)は同図(a)のA方向から見た同締結部材240の断面図である。
本実施形態において、締結部材240には内周に螺子部が形成されたナット状の締結体を使用している。締結体には内周に正方向螺子山部241と逆方向螺子山部242とが形成されており、その二つの間には間隙部243が設けられている。この間隙部243は正方向螺子山部241と逆方向螺子山部242とを区画している。
次に、コモンレール分割体100同士の連結行程について説明する。
まず、雄連結端部220の外周に形成された雄側螺子部211に締結部材240の正方向螺子山部241を螺合させ、締結部材240を軸方向における雄連結端部220の先端と反対側に移動させる。次に、締結部材240の逆方向螺子部を雌連結端部210の外周に形成された雌側螺子部211をかみ合わせ、雄連結端部220、及び雌連結端部210の締結支持部230を冶具等で固定しながら締結部材240を回転させて螺合する。
雄連結端部220と雌連結端部210の外周に形成された螺子部は互いに逆方向にねじ切りされているため、締結部材240を回転させることで、雄連結端部220は雌連結端部210側へ、雌連結端部210は雄連結側へと、互いに軸方向において対向する方向に向けて進み、雌連結端部210の凹部213に雄連結端部220の凸部223が当接し、さらに締結部材240を回転させることによって雌連結端部210と雄連結端部220が強固に嵌め合わされ、コモンレール分割体100同士の連結が完了する。
嵌め合わされた後、雌連結端部210の凹部213のテーパ角度Xが雄連結端部220の凸部223のテーパ角度Yよりも大きく形成されていることにより、雄連結端部220の凸部223の先端は凹部213と内部通路121との合流部をさらに軸方向雌連結端部210側に進み、雌連結端部210の内部通路121と雄連結端部220の内部通路121が合流し、間隙が形成されることなくコモンレール連結体の内部通路121が連通する。
次に、本実施形態における発明の効果を述べる。
本実施形態では、雄連結端部220と雌連結端部210とからなる連結部200において、分割されたコモンレールであるコモンレール分割体100同士を直接連結してコモンレール1を構成する構造としている。従って、異なる気筒数の内燃機関に対してコモンレール分割体100同士の組み合わせで対応が可能となる。
また、内燃機関の気筒などの配設方向に対しても、連結部200の締結部材240の固定位置を操作することによって、本体部120から突出した配管接続部110の方向を変更することができる。
すなわち、内燃機関に応じて配管接続部の方向を設計変更するという作業が不必要となるということから、作業性が向上すると共に、内燃機関にコモンレール1を搭載する現場において、コモンレール分割体100の配管接続部110の方向を選択でき、異なる設計の内燃機関に柔軟に対応することができるコモンレールを提供できる。
また、コモンレール分割体100同士を直接連結することにより、内部通路121が複数のコモンレール分割体100の内部を連通し、従来の一体成形型のコモンレール1と同様の内部通路121となることから、コモンレール分割体100同士の圧力差の影響が少なくなり、部品点数及びコストの削減にもなる。
さらに、コモンレール分割体100同士の連結部200は雄連結端部220の外周に形成された第1螺子部である正方向にねじ切りされた雄側螺子部221と雌連結端部210の外周に形成された第2螺子部である逆方向にねじ切りされた雌側螺子部211とを締結部材240の内周に形成された螺子山部を螺合させることによって、雄連結端部220の凸部223と雌連結端部210の凹部213が嵌合して構成される。従って、部品点数を抑えながらもコモンレール分割体100を強固に嵌合させることができ、コモンレール1内に蓄圧される燃料がコモンレール外へ漏出することを防止することが可能となる。
加えて、雌連結端部210のテーパである雌側テーパ212は雄連結端部220のテーパである雄側テーパ222よりも若干大きく形成されている。これは、雌側テーパ212の角度を雄側テーパ222の角度よりも大きく形成することで雄連結端部220と雌連結端部210との当接面がより雄連結端部220の先端側となり、雄連結端部220が略円錐状であるから、先端側が高圧燃料からの圧力を受ける面積を小さくすることができ、その結果、両連結端部が受ける軸方向の圧力を減少させることできる。従って、雄連結端部220と雌連結端部210が燃料の高圧を受けて軸方向に移動することを抑制し、燃料の外部への漏出を防止することが可能となる。
(第2の実施形態)
本実施形態は、第2コモンレール分割体102を2つ用いてコモンレール1を構成する形態であり、配管接続部110の一つをポンプ側接続部112とし、その他をインジェクタ側接続部111とした、例えば3気筒の内燃機関に用いることが可能なコモンレールである。
図5に本実施形態におけるコモンレール1全体の断面図を示す。なお、図5は全体の構成の概要のみを示した模式断面図である。ここで、連結部200は第1の実施形態と同様の構成である。
一方の第2コモンレール分割体102には、両端の連結端部140のうち一方の連結端部140にアタッチメント取付部150、他方の連結端部140に雌連結端部210が形成されており、さらに他方の第2コモンレール分割体102には両端の連結端部140のうち、一方の連結端部140に雄連結端部220、他方の連結端部140にアタッチメント取付部150が形成されている。
また、一方の第2コモンレール分割体102のアタッチメント取付部150には燃圧センサ9が取り付けられており、他方の第2コモンレール分割体102のアタッチメント取付部150には減圧弁8が取り付けられている。
本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、連結部200は雄連結端部220と雌連結端部210とを締結部材240によって締結され、雄連結端部220と雌連結端部210が嵌合して構成されており、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では配管接続部110の一つをポンプ側接続部112として用いており、本体部120の径方向の一方側に配管を偏らせることが可能となるので全体的に小規模な構成とすることができる。このようなコモンレール1を用いることで、スペースの限られた内燃機関の配置スペースや、小さい排気量の内燃機関の配置スペースに用いる際にコモンレール1の占める空間を抑えることができる。
(第3の実施形態)
本実施形態は、第1コモンレール分割体101、及び第2コモンレール分割体102を2つ用いた合計3つのコモンレール分割体100を連結して構成する形態であり、第1コモンレール分割体101の配管接続部110の一つをポンプ側接続部112とし、その他の配管接続部110をインジェクタ側接続部111とした、例えば6気筒の内燃機関に用いることが可能なコモンレールである。
図6に本実施形態におけるコモンレール1全体の断面図を示す。なお、図6は全体の構成の概要のみを示した模式断面図である。ここで、連結部200は第1の実施形態と同様の構成である。
第1コモンレール分割体101には、両端の連結端部140のうち一方の連結端部140にアタッチメント取付部150、他方の連結端部140に雌連結端部210が形成されている。また、一方の第2コモンレール分割体102には両端の連結端部140のうち、一方の連結端部140に雄連結端部220、他方の連結端部140に雌連結端部210が形成されており、さらに他方の第2コモンレール分割体102の一方の連結端部140には雄連結端部220が、他方の連結端部140にはアタッチメント取付部150が形成されている。
第1コモンレール分割体101のアタッチメント取付部150には燃圧センサ9が取り付けられており、他方の第2コモンレール分割体102のアタッチメント取付部150には減圧弁8が取り付けられている。
本実施形態においても、第1、及び第2の実施形態と同様に、連結部200は雄連結端部220と雌連結端部210とが締結部材240によって締結され、また、雄連結端部220と雌連結端部210が嵌合して構成されており、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では3つのコモンレール分割体100でコモンレール1が構成されており、コモンレール分割体100が連結部200において締結される際に締結の回転位置を操作することで、各コモンレール分割体100の本体部120からの径方向における配管接続部110の位置を変更し、多気筒におけるそれぞれの気筒の位置に合わせて位置を決めるといった設計的な柔軟性が高くなる。
(第4の実施形態)
本実施形態は、第1の実施形態において、第2コモンレール分割体102のアタッチメント取付部150が形成された箇所を雌連結端部210とし、該雌連結端部210に通路封止部材400を取り付けた形態である。図7に本実施形態におけるコモンレール1の模式全体断面図を示す。なお、連結部200は第1の実施形態と同様の構成としている。
本実施形態における通路封止部材400は、雌連結端部210の凹部213に嵌合される封止凸部430と、コモンレール分割体100の外径と同じ径を有した胴体部410と、封止頭部420とを有している。
通路封止部材400の胴体部410には雄連結端部220と同様に正方向螺子部が形成されており、雌連結端部210の凹部213に通路封止部材400の封止凸部430を嵌合させ、第1の実施形態と同様の締結部材240を用いて螺合することで通路封止部材400はコモンレール分割体100に締結される。
なお、コモンレール1には必ずしも減圧弁8、もしくは燃圧センサ9が取り付けられているものではなく、減圧弁8、もしくは燃圧センサ9を廃止してもよい。また、図6に示す第3の実施形態の構成において、第2コモンレール分割体102を一つのみ用い、かつアタッチメント取付部150が必要のない場合もある。
このような場合には、本実施形態のように通路封止部材400を用いることで、開口した雌連結端部210を封止し、内部通路121を外部と隔絶する。また、第1の実施形態と同様の連結部200を通路封止部材400に適用することによって強固に嵌合させることができ、内部通路121に保持される高圧の燃料が外部に漏出することを防止することができる。
(第5の実施形態)
本実施形態は連結部200において、雌連結端部210と雌連結端部210とを連結部材300である雄連結部材310を介し、かつ雌連結端部210の外周を締結部材240によって締結することによって連結する。図8に本実施形態における連結部200の要部断面図を示す。
連結部材300は雄連結端部、もしくは雌連結端部同士の嵌合の際に用いる部材であり、コモンレール分割体100の本体部120と同等の強度を持つ鉄鋼材料からなる。
連結部材300である雄連結部材310は両端が雌連結端部210の凹部213に嵌め合う円錐状の部材凸部312を有した略円筒部材であり、コモンレール分割体100の本体部120と同等の強度を持つ鉄鋼材料からなる。
本実施形態では一方の雌連結端部210の外周に形成された雌側螺子部211には正方向にねじ切りがされており、他方の雌連結端部210の外周に形成された雌側螺子部211には一方の雌側螺子部とは逆方向のねじ切りがされている。
この二つの向き合う雌連結端部210のうち、まず一方の雌側螺子部211に締結部材240の正方向螺子山部241を螺合させるとともに、雄連結部材310の部材凸部312を一方の雌連結端部210の凹部213に嵌め合わせる。その後、雄連結部材310の嵌め合わされた方向とは逆方向側から他方の雌連結端部210の凹部213を嵌め合わせ、締結部材240の逆方向螺子山部242を他方の雌連結端部210の雌側螺子部211にかみ合わせ、互いの雌連結端部210に形成された締結支持部230を治具等で固定しながら締結部材240を螺合し、連結が完了する。
なお、部材凸部312によって形成される雄部材側テーパ313は、第1の実施形態における雄側テーパ222と同様に、雌側テーパ212と同じか、もしくは若干小さく形成されている。
第1の実施形態における連結部200の構成では、雄連結端部220と雌連結端部210の締結の構成を示したが、雌連結端部210と雌連結端部210とでは互いに凹形状を有していることから他部材を用いずに嵌合させることができない。このような場合に本実施形態の雄連結部材310を用いることで雌連結端部210同士の連結を実現させることが可能となり、第1の実施形態における連結部200の置換構造として用いることが可能である。
(第6の実施形態)
本実施形態では、第5の実施形態において用いた雄連結部材310にオリフィスとしての機能を備えさせたものである。本実施形態について図9及び図10を用いて説明する。図9は本実施形態におけるコモンレール1の要部断面図、図10は本実施形態におけるコモンレール1の模式全体断面図である。
本実施形態の雄連結部材310は円筒内径が内部通路121の内径よりも小さく形成されており、オリフィス通路311を形成している。
このオリフィス通路311を有した雄連結部材310は第5の実施形態における雄連結部材310と同様の方法でコモンレール1の連結部200に用いることが可能である。
本実施形態の雄連結部材310は、図10に示すように、第2コモンレール分割体102にポンプ側接続部112を有する拡張本体部130を連結する際に用いるのが好ましい。
拡張本体部130は、本体部と同等の強度を持つ鉄鋼材料からなり、一方の端部に連結端部140を、他方に配管接続部110を有している。
本実施形態においてはこの拡張本体部130の連結端部140には雌連結端部210が形成されており、第2コモンレール分割体102の雌連結端部210と雄連結部材310を介して締結部材240を締結されることによって、拡張本体部130は第2コモンレール分割体102と連結している。
オリフィス通路311を有した雄連結部材310をポンプ配管7から燃料が流入する流入口付近に配設することによって、サプライポンプ2等で生じた圧力脈動をオリフィス通路311で低減させることができ、雄連結部材310は本体部120の内部通路121への圧力脈動の影響を受けにくくすることが可能となる。
(第7の実施形態)
本実施形態は連結部200において、雄連結端部220と雄連結端部220とを連結部材300である雌連結部材320を介し、かつ雄連結端部220の外周を締結部材240によって締結することによって連結する。図11に本実施形態における連結部200の要部断面図を示す。
連結部材300である雌連結部材320は、両端が雄連結端部220の凸部223に嵌め合う円錐状の部材凹部321を有した略円筒部材であり、コモンレール分割体100の本体部120と同等の強度を持つ鉄鋼材料からなる。
本実施形態では一方の雄連結端部220の外周に形成された雄側螺子部221には正方向にねじ切りがされており、他方の雄連結端部220の外周に形成された雄側螺子部221には一方の雌側螺子部とは逆方向のねじ切りがされている。
この二つの向き合う雄連結端部220のうち、まず一方の雄側螺子部221に締結部材240の正方向螺子山部241を螺合させるとともに、雌連結部材320の部材凹部321を一方の雄連結端部220の凸部223に嵌め合わせる。その後、雌連結部材320の嵌め合わされた方向とは逆方向側から雌連結部材320の部材凹部321に他方の雄連結端部220の凸部223を嵌め合わせ、締結部材240の逆方向螺子山部242を他方の雄連結端部220の雄側螺子部221にかみ合わせ、互いの雄連結端部220に形成された締結支持部230を治具等で固定しながら締結部材240を螺合し、連結が完了する。
なお、部材凹部321によって形成される雌部材側テーパ322は、第1の実施形態における雌側テーパ212と同様に、雄側テーパ212と同じか、もしくは若干大きく形成されている。
第5の実施形態でも示したように、第1の実施形態における連結部200の構成では、雄連結端部220と雄連結端部220とでは互いに凸形状を有していることから他部材を用いずに嵌合させることができない。このような場合に本実施形態の雌連結部材320を用いることで雄連結端部220同士の連結を実現させることが可能となり、第1の実施形態における連結部200の置換構造として用いることが可能であり、設計的な柔軟性の向上につながる。
以上、それぞれ本発明となる実施形態について説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態に適用することが可能である。
例えば、第1乃至第4の実施形態における連結部200の雄連結端部220側当接面、第5又は第6の実施形態における連結部200の雄連結部材310側当接面、及び第7の実施形態における連結部200の雄連結端部220側の当接面においては、球面加工を施すのが望ましい。この場合には、よりシール性に優れた嵌合をすることができる。
また、連結部200において雄連結端部220、又は雌連結端部210の外周に形成されているねじ切りの方向については、一方の雄連結端部220、又は雌連結端部210の外周に形成されている螺子部と、他方の雄連結端部220、又は雌連結端部210の外周に形成されている螺子部とが互いに逆方向のねじ切りがされていれば足りる。すなわち、雄側螺子部221、及び雌側螺子部211の方向は、その連結部200を形成する締結部材240、及び連結部材300の選択によって連結部200を形成する一方の第1螺子部と他方の第2螺子部とが逆方向のねじ切り形成となるように適宜選択すればよい。
1 コモンレール、2 サプライポンプ、3 インジェクタ、100 コモンレール分割体、101 第1コモンレール分割体、102 第2コモンレール分割体、110 配管接続部、120 本体部、121 内部通路、140 連結端部、150 アタッチメント取付部、200 連結部、210 雌連結端部、211 雌側螺子部、213 凹部、220 雄連結端部、221 雄側螺子部、223 凸部、230 締結支持部、240 締結部材、300 連結部材、310 雄連結部材、311 オリフィス通路、312 部材凸部、313 雄部材側テーパ、320 雌連結部材、400 通路封止部材

Claims (6)

  1. 内燃機関の気筒内に燃料を噴射するコモンレール式燃料噴射装置において用いられるコモンレールであって、
    前記コモンレール(1)は、複数のコモンレール分割体(100)、連結部材(300)を介在させて連結されて構成されており、
    前記コモンレール分割体(100)は、
    前記燃料を保持する空間である内部通路(121)を有した管状の本体部(120)と、
    外部の配管を接続可能であり、前記本体部(120)に交差して配設された配管接続部(110)と、
    前記本体部(120)の端部に配設され、前記本体部(120)の内部通路(121)と連通すると共に外部に開口した連結端部(140)と、を有し、
    連結される二つのコモンレール分割体(100)の前記連結端部(140)は、各々、前記本体部(140)の軸方向、かつ前記外部開口側に向けて外径が小さくなるように形成された略円錐状の凸部(223)を有する雄連結端部(220)であり、
    前記連結部材(300)は、両端が前記雄連結端部(220)の前記凸部(223)に嵌め合う凹部(321)を有する略円筒状の雌連結部材(320)であり、
    前記二つのコモンレール分割体(100)は、各々の前記雄連結端部(220)の間に前記雌連結部材(320)嵌め合わされた状態で締結部材(240)により締結されていることを特徴とするコモンレール。
  2. 請求項1に記載のコモンレールにおいて、
    前記締結部材(240)は、内周に螺子部が形成されたナット状の締結体であり、
    前記一方の連結端部(140)の外周には第1螺子部が形成されており、
    前記他方の連結端部(140)の外周には第2螺子部が形成されており、
    前記第1螺子部及び前記第2螺子部は、互いに逆方向に螺子切りされており、
    前記締結部材(240)前記第1螺子部及び前記第2螺子部に螺合された状態で二つの前記コモンレール分割体(100)締結されていることを特徴とするコモンレール。
  3. 請求項1または2に記載のコモンレールにおいて、
    前記コモンレール分割体(100)に形成された複数の前記配管接続部(110)は、
    前記燃料を昇圧するサプライポンプ(2)に接続される少なくとも一つのポンプ側接続部(112)と、
    前記本体部(120)の内部通路(121)に保持された燃料を前記内燃機関の気筒内に噴射するインジェクタ(3)に接続される複数のインジェクタ側接続部(111)と、
    からなることを特徴とするコモンレール。
  4. 請求項1乃至3の何れか1つに記載のコモンレールにおいて、
    前記コモンレール分割体(100)は、
    他の前記コモンレール分割体(100)連結されていない前記連結端部(140)に、アタッチメント取付部(150)を少なくとも一つ有し、
    前記アタッチメント取付部(150)には前記本体部(120)の内部通路(121)に保持された燃料の圧力を測定する燃圧センサ(9)が取り付けられていることを特徴とするコモンレール。
  5. 請求項1乃至4の何れか1つに記載のコモンレールにおいて、
    前記コモンレール分割体(100)は、
    他の前記コモンレール分割体(100)連結されていない前記連結端部(140)に、アタッチメント取付部(150)を少なくとも一つ有し、
    前記アタッチメント取付部(150)には前記本体部(120)の内部通路(121)に保持された燃料の圧力を低減させる減圧弁(8)が取り付けられていることを特徴とするコモンレール。
  6. 請求項1乃至5の何れか1つに記載されたコモンレール(1)を備え、前記内燃機関の気筒内に燃料を噴射することを特徴とするコモンレール式燃料噴射装置。
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