JP2016089530A - 鍵管理装置 - Google Patents

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義一 鈴木
直樹 三瓶
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Abstract

【課題】誰がどこで鍵を交換したかをより明確にすることができ、鍵の交換管理をより確実に行うことができる鍵管理装置を提供する。【解決手段】シリンダ本体101に形成された鍵穴101a及び交換ユニット31に設けられた操作鍵310の配置は、鍵管理装置ごとに異なり、すなわち鍵管理装置ごとに特有の配置となっており、ある鍵管理装置に設けられる鍵ホルダ1の鍵穴101aの配置は、その鍵管理装置の交換ユニット31に設けられた操作鍵310の配置に対応するようになっている。【選択図】図3

Description

この発明は、鍵の利用を管理する鍵管理装置に関する。
従来用いられていたこの種の鍵管理装置としては、例えば下記の特許文献1等に示されている構成を挙げることができる。すなわち、従来装置では、鍵保持パネルに複数のホルダ挿入部が設けられており、鍵が取付けられた鍵ホルダが各ホルダ挿入部に挿入される。そして、各ホルダ挿入部に挿入された鍵ホルダが係合部材に係合されることで、鍵の利用(持ち出し)が制限されている。鍵ホルダには、ホルダ本体と、このホルダ本体に取付けられたリング状の保持部材とが含まれている。鍵に設けられた取付穴に保持部材が通されることで、保持部材が鍵を保持する。
特開平7−18929号公報
保持部材に保持される鍵を交換する方法として、以下の2つの方法が挙げられる。
1つめの方法は、鍵を交換する際に保持部材を破壊して、新たな保持部材により鍵を保持する方法である。この方法を採る場合、第三者により鍵が交換されていないことを確認するために、鍵の交換を管理する管理者が保持部材の在庫数を定期的に確認する必要があり、管理が煩雑になってしまう。
2つめの方法は、鍵管理装置に鍵交換部を設け、この鍵交換部によりホルダ本体に所定の操作を行うことでホルダ本体から保持部材を取り外し、その保持部材に新たな鍵を保持させる方法である。この方法を採ることで、保持部材の在庫数の確認を不要とすることができ、管理を簡略化することができる。しかしながら、この方法を採る場合、ホルダ本体から保持部材を取り外した後にホルダ本体及び保持部材を自由に持ち運べるとともに、他の場所で保持部材をホルダ本体に取付けることができるようにすると、誰がどこで鍵を交換したか不明瞭になり、鍵の交換管理が不十分になる。
この発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、誰がどこで鍵を交換したかをより明確にすることができ、鍵の交換管理をより確実に行うことができる鍵管理装置を提供することである。
この発明に係る鍵管理装置は、ホルダ本体と、ホルダ本体に取付けられるとともに鍵を保持する保持部材と、保持部材が保持する鍵を交換する際にホルダ本体が挿入される交換時挿入開口と、ホルダ本体に対する保持部材の着脱を自在とするための解錠操作及びホルダ本体に対する保持部材の着脱を制限するための施錠操作を、交換時挿入開口に挿入されたホルダ本体に対して行う交換ユニットとを備え、交換ユニットには、交換時挿入開口に挿入されたホルダ本体に係合される係合部材と、係合部材を駆動する駆動手段とが設けられており、駆動手段は、解錠操作が行われた場合に、施錠操作が行われるまで、係合部材をホルダ本体に係合させて交換時挿入開口からホルダ本体が引き抜かれることを規制する鍵管理装置であって、ホルダ本体及び交換ユニットの一方には、鍵管理装置の交換ユニットにおいてのみ解錠操作及び施錠操作を可能とする特定情報を有する特定情報手段が設けられ、交換ユニット及び交換ユニットの他方には、特定情報手段に対応する受動手段が設けられている。
特定情報手段は、交換ユニットに設けられた操作鍵であり、特定情報は、操作鍵の数又は位置であり、受動手段は、ホルダ本体に設けられた、操作鍵を受け入れる鍵穴であってもよく、操作鍵の数及び位置は、鍵管理装置に特有である。
特定情報手段は、ホルダ本体に形成された識別溝であり、特定情報は、識別溝の数又は位置であり、受動手段は、交換ユニットに設けられた、識別溝に挿入される突起であってもよく、識別溝の数及び位置は、鍵管理装置に特有である。
特定情報は、鍵管理装置を特定するための情報であり、特定情報手段は、ホルダ本体に設けられた、特定情報を記憶したICチップであり、受動手段は、交換ユニットに設けられた、特定情報を読み取る読み取り手段であってもよい。
また、この発明に係る鍵管理装置システムは、1つの第1鍵管理装置と、少なくとも1つの第2鍵管理装置とを備え、第1鍵管理装置及び第2鍵管理装置はそれぞれ、ホルダ本体と、ホルダ本体に取付けられるとともに鍵を保持する保持部材と、保持部材が保持する鍵を交換する際にホルダ本体が挿入される交換時挿入開口と、ホルダ本体に対する保持部材の着脱を自在とするための解錠操作及びホルダ本体に対する保持部材の着脱を制限するための施錠操作を、交換時挿入開口に挿入されたホルダ本体に対して行う交換ユニットと、交換ユニットの動作を制御する制御装置とを備え、第2鍵管理装置の制御装置は、第1鍵管理装置の制御装置と通信可能であり、第1鍵管理装置及び第2鍵管理装置のいずれかの交換ユニットで解錠操作及び施錠操作を行っているときに、第1鍵管理装置の制御装置は、解錠操作及び施錠操作を行うことを禁止する指令を各第2鍵管理装置の各制御装置に送り、第2鍵管理装置のいずれかの交換ユニットで解錠操作及び施錠操作を行っているときは、第1鍵管理装置の制御装置は、第1鍵管理装置の交換ユニットでも解錠操作及び施錠操作を行うことを禁止する。
この発明によれば、ホルダ本体及び交換ユニットの一方には、鍵管理装置の交換ユニットにおいてのみ解錠操作及び施錠操作を可能とする特定情報を有する特定情報手段が設けられ、交換ユニット及び交換ユニットの他方には、特定情報手段に対応する受動手段が設けられていることにより、特定の鍵管理装置の交換ユニットでしか解錠操作及び施錠操作ができないので、誰がどこで鍵を交換したかをより明確にすることができ、鍵の交換管理をより確実に行うことができる。
この発明の実施の形態1による鍵管理装置を示す斜視図である。 図1の鍵ホルダを示す斜視図である。 図2の鍵ホルダを示す背面図及び操作鍵の正面図である。 各鍵管理装置の鍵ホルダを示す背面図及び操作鍵の正面図である。 図1のシリンダ体が回動された状態を示す斜視図である。 図1の交換ユニットを示す斜視図である。 図6の交換ユニットの要部を示す側面図である。 図6の交換ユニットを示す背面図である。 図7の挿入検出手段を示す側面図である。 図9の挿入検出手段を示す正面図である。 図7のホルダ本体が挿入位置まで挿入されたときの交換ユニットを示す説明図である。 図11のホルダ本体が押込み位置まで押し込まれるとともに解錠操作が行われた状態を示す説明図である。 図12の交換ユニットを示す背面図である。 図8の駆動モータの駆動軸が時計回りに駆動された状態を示す説明図である。 図14のように駆動モータの駆動軸が駆動されたときの係合部材を示す説明図である。 図1の交換ユニットの動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る鍵管理装置システムの構成模式図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による鍵管理装置を示す斜視図である。図1において、鍵管理装置には、複数の鍵ホルダ1と、鍵保持パネル2と、鍵交換部3と、入力手段4とが設けられている。鍵ホルダ1は、この実施の形態1の鍵管理装置によって利用が管理される鍵(図示せず)をそれぞれ保持するものである。
鍵保持パネル2には、鍵ホルダ1がそれぞれ挿入される複数のホルダ挿入部20が設けられている。本実施の形態では、鍵管理装置の高さ方向(鍵管理装置の載置面に垂直な方向)に沿って3段に分れてホルダ挿入部20が設けられており、各段には鍵管理装置の幅方向に互いに間隔を置いて10個のホルダ挿入部20が設けられている。図示はしないが、ホルダ挿入部20に挿入された鍵ホルダ1は係合部材に係合されており、ホルダ挿入部20から鍵ホルダ1を自由に引き抜くことができないようにされている。すなわち、鍵ホルダ1が係合部材に係合されることで、鍵の利用(持ち出し)が制限されている。
鍵交換部3は、鍵ホルダ1に保持されている鍵を交換する際に用いられるものである。鍵交換部3には、鍵保持パネル2の下部に配置された交換時挿入開口30と、鍵管理装置に内蔵された交換ユニット31とが含まれている。交換時挿入開口30は、鍵を交換する際に鍵ホルダ1が挿入される開口である。交換ユニット31は、交換時挿入開口30に挿入された鍵ホルダ1に対して所定の操作を行うことで鍵ホルダ1のロックを解除して、ホルダアーム11(保持部材)を着脱自在にするためのものである。鍵は、その鍵に設けられた取付穴にホルダアーム11が通されることでホルダアーム11に保持される。
図示はしないが、鍵保持パネル2及び鍵交換部3は、外カバーにより覆い隠すことができるように構成されている。外カバーは、鍵管理装置の幅方向に沿う鍵保持パネル2の一端側に設けられたヒンジ5に回動可能に取付けられるものであり、鍵保持パネル2及び鍵交換部3を覆い隠している状態でロック可能に設けられている。外カバーのロックは、鍵の利用又は交換の権限を有する利用者が入力手段4にて所定の操作を行った際に解除される。
入力手段4は、鍵保持パネル2の側方に配置されており、表示パネル40、接触式カードリーダ41及び非接触式カードリーダ42を含んでいる。表示パネル40は、タッチパネル等により構成されており、例えば利用者が行うことができる操作の種類(鍵を利用するための利用操作及び鍵を交換するための交換操作等)、操作手順及び操作結果等の情報を利用者に表示するとともに、例えば利用者が行う操作種類等の情報の入力を行うものである。
接触式カードリーダ41は、上端から下端に向かうにつれて手前側に位置するように鍵管理装置の高さ方向に対して傾斜されて延在されたカード挿通溝41aと、カード挿通溝41aを通されたカードの情報を読取る読取手段(図示せず)を含んでいる。カード挿通溝41aの上端及び下端は開放されており、カード挿通溝41aの上端からカードを挿入し、カード挿通溝41aの下端からカードを引き抜くことができるようにされている。
非接触式カードリーダ42は、上端から下端に向かうにつれて手前側に位置するように鍵管理装置の高さ方向に対して傾斜して設けられた読取手段42aと、読取手段42aの下部に設けられた支持部42bとを含んでいる。読取手段42aは、読取手段42aに重ねられたカードの情報を読取る。支持部42bは、読取手段42aに重ねられたカードを支持する。
接触式カードリーダ41又は非接触式カードリーダ42にて読取られたカードの情報に基づいて、そのカードを有する利用者に与えられている権限が確認される。鍵を利用できる権限が利用者に与えられている場合、上述した外カバーのロックが解除されるとともに、利用可能な鍵が取付けられている鍵ホルダ1と係合部材との係合が解除される。また、鍵の交換に係る権限が利用者に与えられている場合、鍵交換部3による鍵の交換が可能とされる。
図2に示されるように、鍵ホルダ1は、ホルダ本体10及びホルダアーム11を含んでいる。ホルダ本体10は、外装体100及びシリンダ体101を含んでいる。外装体100は、断面多角形の外形を有するケースである。外装体100の後部外周面には、鍵ホルダ1の長手方向1aに沿って延在された複数の識別溝100aが形成されている。識別溝100aの数及び識別溝100aの形成位置は、鍵ホルダ1毎に異なるようにされている。上述の各ホルダ挿入部20(図1参照)には、そのホルダ挿入部20に挿入されるべき鍵ホルダ1の識別溝100aに対応する突起が設けられており、各ホルダ挿入部20は対応する鍵ホルダ1のみが最奥まで挿入できるように構成されている。本実施の形態の外装体100は、30個の鍵ホルダ1を識別できる数の識別溝100aを形成するために八角形の外形を有している。しかしながら、外装体100の外形が有する角数は、識別すべき鍵ホルダ1の数や識別溝100aの大きさに応じて任意に変更できる。
鍵ホルダ1の長手方向1aに沿う外装体100の中間位置の外周面には凹部100bが設けられている。凹部100bには、ホルダ挿入部20又は交換時挿入開口30(図1参照)にホルダ本体10(鍵ホルダ1)が挿入された際に係合部材が係合される。凹部100bに係合部材が係合されることで、ホルダ挿入部20又は交換時挿入開口30からのホルダ本体10の引抜きが規制される。
シリンダ体101は、外装体100の内部に設けられた筒状体である。図3に示されるように、シリンダ体101の後端には3つの鍵穴101aが形成されている。交換ユニット31(図1参照)には、シリンダ体101の鍵穴101aに対応する3つの操作鍵310が設けられている。操作鍵310が鍵穴101aに挿入された場合、シリンダ体101が外装体100の内部で回動可能とされる。すなわち、対応する操作鍵310が鍵穴101aに挿入されていない時には、シリンダ体101は外装体100の内部で回動できないようにロックされている。
図4(a)〜(f)に例示的に示されるように、シリンダ本体101に形成された鍵穴101a及び交換ユニット31(図1参照)に設けられた操作鍵310の配置は、鍵管理装置ごとに異なり、すなわち鍵管理装置ごとに特有の配置となっており、ある鍵管理装置に設けられる鍵ホルダ1の鍵穴101aの配置は、その鍵管理装置の交換ユニット31に設けられた操作鍵310の配置に対応するようになっている。したがって、ある鍵管理装置に設けられる鍵ホルダ1を他の鍵管理装置の交換ユニット31の交換時挿入開口30(図1参照)に挿入しようとしても、鍵穴101aの配置と操作鍵310の配置とが合わないので、シリンダ体101が外装体100の内部で回動することができない(図3参照)。
ホルダアーム11は、全体としてU字状に形成された部材である。図5に示されるようにホルダアーム11の後端部には係合爪11aが形成されている。図2に示されるようにホルダアーム11がホルダ本体10に取付けられている状態では、外装体100の内部で係合爪11aがシリンダ体101の係合溝に係合されており、ホルダアーム11がシリンダ体101及び外装体100から取り外すことができないようにされている。上述のように操作鍵310が鍵穴101aに挿入されて、図5に示されるようにシリンダ体101が回動された場合に、鍵ホルダ1の長手方向1aに沿ってホルダアーム11をホルダ本体10から引き抜くことが可能となる。
具体的には、鍵ホルダ1の長手方向1aに沿って延在された長手状の溝部100cが外装体100の先端部に形成されており、溝部100cにはホルダアーム11が挿通されている。シリンダ体101が回動されてシリンダ体101の係合溝と外装体100の溝部100cとが連通された場合に、ホルダ本体10に対するホルダアーム11の着脱が自在とされる。以下、操作鍵310が鍵穴101aに挿入されているときに図2の状態から図5の状態にシリンダ体101を回動させる操作を解錠操作と呼ぶ。また、操作鍵310が鍵穴101aに挿入されているときに図5の状態から図2の状態にシリンダ体101を回動させる操作を施錠操作と呼ぶ。施錠操作が行われると、シリンダ体101の係合溝と外装体100の溝部100cとが非連通状態となり、ホルダ本体10に対するホルダアーム11の着脱が制限される。すなわち、施錠操作が行われると、ホルダ本体10からホルダアーム11を引き抜くことが制限されるのみならず、ホルダ本体10にホルダアーム11を挿入する(取付ける)ことも制限される。
図6に示すように、交換ユニット31は、受入枠300、操作鍵310、係合手段320、駆動手段330、挿入検出手段340及び係合解除部材350を含んでいる。受入枠300は、断面多角形の外形を有する枠体である。受入枠300の形状はホルダ本体10の外装体100の外形に対応しており、ホルダ本体10の後端は受入枠300内に挿入される。操作鍵310は受入枠300の内部に配置されており、駆動手段330の駆動力により回動される。ホルダ本体10及び受入枠300の外形が断面多角形とされていることで、シリンダ体101及び操作鍵310とともに外装体100が回動することが防がれている。
図7に示されるように、係合手段320は、支軸321、係合部材322、係合付勢手段323を含んでいる。係合部材322は、支軸321を中心に回動可能に設けられた部材である。係合部材322の後端は、巻きバネからなる係合付勢手段323により上方に付勢されている。この係合付勢手段323の付勢により係合部材322の先端は常時下方に付勢されている。係合部材322の先端322aは、交換時挿入開口30に挿入されたホルダ本体10により一時的に上方に持ち上げられ、下方に外装体100の凹部100bが位置した際にその凹部100bに係合される。このように凹部100bに係合部材322が係合されることで、交換時挿入開口30からホルダ本体10が引き抜かれることが規制される。
駆動手段330は、制御部(図示せず)、駆動モータ331(図6参照)、リンク機構332(図8参照)、鍵駆動軸333(図7及び図8参照)、並びに第1角度位置検出センサ334及び第2角度位置検出センサ335(図8参照)を含んでいる。駆動モータ331は、制御部により動作が制御されるものであり、駆動モータ331の駆動軸331aは交換ユニット31の背面板360から突出されている(図8参照)。
図8に示されるように、リンク機構332は、第1リンク体332a、第2リンク体332b及び連結ピン332cを含んでいる。第1リンク体332aは駆動モータ331の駆動軸331aに固定されており、第2リンク体332bは鍵駆動軸333に固定されている。鍵駆動軸333は、駆動モータ331の駆動軸331aと平行に延びる軸体であり、図7に示されるように一端に操作鍵310が接続されている。連結ピン332cは、第1リンク体332aの先端に固定されているとともに、第2リンク体332bに設けられた長孔332dに挿通されている。駆動モータ331の駆動力は、これらの第1リンク体332a、連結ピン332c及び第2リンク体332bを介して鍵駆動軸333に伝えられる。すなわち、リンク機構332は、駆動モータ331の駆動軸331aを鍵駆動軸333に連結しており、駆動モータ331の駆動力により操作鍵310を回動させるためのものである。
図8に示されるように、鍵駆動軸333の他端には舌片体333aが取付けられており、舌片体333aは鍵駆動軸333とともに回動される。第1角度位置検出センサ334及び第2角度位置検出センサ335は、舌片体333aの回動軌跡を挟んで配置された発光部及び受光部をそれぞれ有しており、それら第1角度位置検出センサ334及び第2角度位置検出センサ335が配置されている位置に舌片体333aが存在するか否かを検出する。すなわち、第1角度位置検出センサ334及び第2角度位置検出センサ335は、駆動軸331a及び操作鍵310の回動の角度位置を検出するためのものである。第1角度位置検出センサ334及び第2角度位置検出センサ335の出力は、駆動手段330の制御部に入力される。
係合解除部材350は、図8に示される支持軸350aを中心に回動可能に背面板360に取付けられた部材である。係合解除部材350は、ホルダ本体10の挿入方向10aに沿って延在された前板部351と、前板部351の後端から垂直に折り曲げられて背面板360と平行に延在する後板部352とを有している。図7及び図8に示されるように前板部351は、背面板360に形成された開口360aを通して係合部材322の後端上方まで延出されている。後板部352の下端には連結ピン332cの軌道と交わる位置まで突出された突出片352aが設けられている(突出片352aは後述の図12によく現れている)。後に図を用いて説明するが、連結ピン332cが突出片352aに押し当てられた場合、支持軸350aを中心に前板部351が下方に回動される。この前板部351の回動により係合部材322の後端が押し下げられて、係合部材322の先端322aが上方に回動される。係合部材322の先端が凹部100bに係合されている場合、係合部材322の先端が上方に回動されることで、ホルダ本体10に対する係合部材322の係合が解除される。すなわち、駆動手段330は、係合解除部材350を介して係合部材322を駆動する機能も有している。
図9に示されるように、挿入検出手段340は、挿入検出プレート341、第1挿入検出センサ342、第2挿入検出センサ343及び付勢手段344を有している。挿入検出プレート341は、垂直壁341a、第1遮蔽部341b及び第2遮蔽部341cを有している。垂直壁341aは、ホルダ本体10の挿入方向10aに沿ってホルダ本体10及び挿入検出プレート341を見たときに、ホルダ本体10の下部と重なるように立設された壁であり、交換時挿入開口30に挿入されるホルダ本体10の後部下端によって挿入方向10aに押圧されるものである。第1遮蔽部341b及び第2遮蔽部341cは、垂直壁341aと一体に形成されたものであり、互いに間隔を置いて設けられている。
図10に示されるように、第1挿入検出センサ342は、挿入方向10aに沿って挿入検出プレート341及び第1挿入検出センサ342を見たときに第1遮蔽部341bを挟むように配置された発光部342a及び受光部342bを含んでいる。詳しくは示さないが、第2挿入検出センサ343は、第1挿入検出センサ342と同様の構成を有しており、挿入方向10aに沿って挿入検出プレート341及び第2挿入検出センサ342を見たときに第2遮蔽部341cを挟むように配置された発光部及び受光部を含んでいる。
ここで、本実施の形態の交換ユニット31では、ホルダ本体10の挿入方向10aに沿う交換時挿入開口30内におけるホルダ本体10の位置には、挿入位置と、この挿入位置よりも奥に位置する押込位置とが設けられている。第1挿入検出センサ342及び第1遮蔽部341bは、ホルダ本体10が挿入位置まで挿入されたことを検出するためのものであり、第2挿入検出センサ343及び第2遮蔽部341cは、ホルダ本体10が押込位置までさらに挿入された(押し込まれた)ことを検出するためのものである。
具体的には、図9に示されるように、交換時挿入開口30にホルダ本体10が挿入されていない状態での第1挿入検出センサ342と第1遮蔽部341bとの間の第1間隔345は、交換時挿入開口30にホルダ本体10が挿入されていない状態での第2挿入検出センサ343と第2遮蔽部341cとの間の第2間隔346よりも狭くされている。ホルダ本体10が交換時挿入開口30に挿入された場合、まず第1挿入検出センサ342によって第1遮蔽部341bが検出されて、ホルダ本体10が挿入位置まで挿入されたことが検出される。その次に、ホルダ本体10がさらに挿入された場合に第2挿入検出センサ343によって第2遮蔽部341cが検出されて、ホルダ本体10が押込位置まで押し込まれたことが検出される。なお、図9では第1間隔345が十分に確保されているように示しているが、第1間隔345は実質的に無くてもよい(側方から見たときに第1遮蔽部341bが第1挿入検出センサ342に接して配置されていてもよい)。
挿入検出プレート341は、付勢手段344によって反挿入方向10bに付勢されている。交換時挿入開口30にホルダ本体10が挿入されていない状態では、挿入検出プレート341は、第1遮蔽部341bが第1挿入検出センサ342よりも反挿入方向10b側に位置する程度まで付勢手段344によって押し出される。
次に、図11は、図7のホルダ本体10が挿入位置まで挿入されたときの交換ユニット31を示す説明図である。図11に示されるようにホルダ本体10が挿入位置まで挿入されると、ホルダ本体10の凹部100bに係合部材322が係合され、ホルダ本体10及び挿入検出プレート341が位置決めされる。この状態では、操作鍵310はホルダ本体10の鍵穴101a(図3参照)に挿入されていない。
図12に示されるようにホルダ本体10が押込位置まで押し込まれると、操作鍵310がホルダ本体10の鍵穴101a(図3参照)に挿入されるとともに、ホルダ本体10の押し込みが挿入検出手段340によって検出される。挿入検出手段340によって押し込みが検出された場合、図13に示されるように、駆動モータ331の駆動軸331aが図8に示される位置(所定の停止位置)から反時計回り(第1方向)に回転駆動されて、鍵駆動軸333が時計回りに駆動される。これにより、鍵穴101aとホルダ本体10のシリンダ体101とが回動されて、ホルダ本体10に対するホルダアーム11の着脱が自在とされる(図5参照)。すなわち、押込位置までホルダ本体10が押し込まれことを挿入検出手段340が検出した場合に、解錠操作が行われる。
解錠操作が行われた後に利用者がホルダ本体10を解放すると、付勢手段344の付勢によりホルダ本体10は挿入位置まで戻される。この状態で利用者が再びホルダ本体10を押し込むと、図13の状態から図8の状態に戻すように駆動モータ331の駆動軸331aが時計回りに回転駆動される。すなわち、解錠操作が行われた後にホルダ本体10が押込位置まで再び押し込まれた場合(挿入検出手段340によってホルダ本体10の押し込みが再検出された場合)に、施錠操作が行われる。
図14のように図8に示す位置から駆動モータ331の駆動軸331aが時計回り(上記第1方向とは逆の第2方向)に駆動された場合、係合部材322の突出片352aに連結ピン332cが押し当てられて、支持軸350aを中心に係合部材322の前板部351が下方に回動される(図15参照)。この前板部351の回動により係合部材322の後端が押し下げられて、ホルダ本体10の凹部100bから離れるように係合部材322の先端が上方に回動されることで、ホルダ本体10に対する係合部材322の係合が解除される。このとき、付勢手段344の付勢により挿入検出プレート341及びホルダ本体10が反挿入方向10bに付勢されて、ホルダ本体10が交換時挿入開口30から押し出される(排出される)。
なお、係合部材322の係合を解除するために駆動モータ331の駆動軸331aを回動させた場合でも、操作鍵310が連動して回動される。図11に示されるようにホルダ本体10が挿入位置まで挿入された際に操作鍵310がホルダ本体10の鍵穴101aに挿入されないようにしているのは、係合部材322の係合を解除する際に操作鍵310がホルダ本体10と干渉しないようにするためである。このように構成することで、操作鍵310の駆動と係合部材322の係合解除(ホルダ本体10の交換時挿入開口30からの押し出し)とを一つの駆動モータ331で行うことができるようにしている。
次に、図16は、図1の交換ユニット31の動作を示すフローチャートである。図において、利用者により交換時挿入開口30にホルダ本体10が挿入されると、ホルダ本体10に係合部材322が係合されるとともに、挿入検出手段340によってホルダ本体10の挿入が検出される(ステップS1)。ホルダ本体10の挿入が検出されたことに応じて、駆動手段330の制御部は、入力手段4から入力される情報に基づいて利用者が鍵を交換する権限を有しているか否かを判定する(ステップS2)。
この判定時に、鍵を交換する権限を有していないと判定された場合、駆動手段330の制御部は、図8に示される所定の停止位置から図14に示されるように駆動モータ331を時計回りに回転駆動することで、ホルダ本体10に対する係合部材322の係合を解除して(ステップS3)、付勢手段344の付勢力によりホルダ本体10を交換時挿入開口30から押し出す。すなわち、ホルダ本体10が交換時挿入開口30に挿入された後に、鍵を交換する権限を有していないと判定された場合、解錠操作及び施錠操作が行われる前にホルダ本体10が交換時挿入開口30から押し出される。このようにホルダ本体10を押し出すことで、交換時挿入開口30へのホルダ本体10の誤挿入が防止される。
一方で、ステップS2の判定時に、鍵を交換する権限を有していると判定された場合、駆動手段330の制御部は、挿入検出手段340によってホルダ本体10の押し込みが検出されるか否かを判定し(ステップS4)、押し込みが検出された場合に図8に示される停止位置から図13に示されるように反時計回りに駆動モータ331を回転駆動することで解錠操作を行う(ステップS5)。この解錠操作により、ホルダ本体10に対するホルダアーム11の着脱が自在とされて、ホルダアーム11に保持される鍵の交換が可能となる。
その次に、駆動手段330の制御部は、挿入検出手段340によってホルダ本体10の押し込みが検出されるか否かを判定し(ステップS6)、押し込みが検出された場合に図13に示される状態から図8に示される状態に戻すように駆動モータ331を時計回りに回転駆動することで施錠操作を行う(ステップS7)。この施錠操作により、ホルダ本体10に対するホルダアーム11の着脱が制限される。
駆動手段330の制御部は、施錠操作を行った後に、図8に示される状態から図14に示される状態となるように駆動モータ331の駆動軸331aを回転駆動することで、ホルダ本体10に対する係合部材322の係合を解除して(ステップS3)、ホルダ本体10を交換時挿入開口30から押し出す。すなわち、駆動手段330の制御部は、解錠操作(ステップS5)を行った場合に、施錠操作(ステップS7)が行われるまで、係合部材322をホルダ本体10に係合させて交換時挿入開口30からホルダ本体10が引き抜かれることを規制する。このようにホルダ本体10の引き抜きを規制することで、交換時挿入開口30からホルダ本体10を引き抜いた状態で鍵の交換を行うことができず、鍵の交換をその場で行わせることができる。これにより、誰がどこで鍵を交換したかをより明確にすることができ、鍵の交換管理をより確実に行うことができる。
このような鍵管理装置では、駆動手段330は、解錠操作が行われた場合に、施錠操作が行われるまで、係合部材322をホルダ本体10に係合させて交換時挿入開口30からホルダ本体10が引き抜かれることを規制するので、交換時挿入開口30からホルダ本体10を引き抜いた状態で鍵の交換を行うことができず、鍵の交換をその場で行わせることができる。これにより、誰がどこで鍵を交換したかをより明確にすることができ、鍵の交換管理をより確実に行うことができる。
また、解錠操作は、シリンダ体101の鍵穴101aに挿入された操作鍵310を回動することにより、外装体100の溝部100cとシリンダ体101の係合溝とを連通させるようにシリンダ体101を回動させることで行われ、施錠操作は、シリンダ体101の鍵穴101aに挿入された操作鍵310を回動することにより、外装体100の溝部100cとシリンダ体101の係合溝とを非連通とするようにシリンダ体101を回動させることで行われるので、仮に解錠操作と施錠操作との間で鍵の交換が行われずに、施錠操作の後にホルダ本体10が交換時挿入開口30から引き抜かれたとしても、鍵ホルダ1に鍵を取付けることができない。これにより、より確実に鍵の交換をその場で行わせることができ、鍵の交換管理をより確実に行うことができる。
さらに、この鍵管理装置では、上記ステップS1からステップS7の動作を通じて、鍵ホルダ1に保持された鍵の交換履歴を管理している。鍵管理装置が複数設置されている場合、仮にどの鍵管理装置の交換ユニット31でも鍵の交換ができてしまうと、鍵の交換履歴が複数の鍵管理装置に分散してしまい、交換履歴のチェックが煩雑になってしまう。しかしながら、実施の形態1に係る鍵管理装置では、鍵穴101a及び操作鍵310の配置が鍵管理装置ごとに特有の配置となっていることにより、特定の鍵管理装置の交換ユニット31でしか鍵の交換ができないので、鍵の交換履歴が特定の鍵管理装置に記憶されるので、交換履歴のチェックがスムーズになり、鍵の交換管理をより確実に行うことができる。したがって、実施の形態1では、操作鍵310の配置が、特定の鍵管理装置の交換ユニットにおいてのみ解錠操作及び施錠操作を可能とする特定情報を構成し、その配置を構成する操作鍵310が特定情報手段を構成し、鍵穴101aが受動手段を構成する。
実施の形態1では、鍵穴101a及び操作鍵310の配置が鍵管理装置ごとに特有の配置とすることにより、鍵ホルダ1ごとに特定の鍵管理装置の交換ユニット31でしか鍵の交換ができないようにしていたが、この形態に限定するものではない。鍵穴101a及び操作鍵310の数を鍵管理装置ごとに特有の数にしてもよい。また、識別溝100aの数又は識別溝100aの形成位置を鍵管理装置ごとに異なるようにし、受入枠300に、当該識別溝100aの数の又は識別溝100aに対応する位置に突起を設けて、識別溝100aと突起とが合致した時に鍵の交換が可能になるようにしてもよい。この場合、識別溝100aの数又は識別溝100aの形成位置が、特定の鍵管理装置の交換ユニットにおいてのみ解錠操作及び施錠操作を可能とする特定情報を構成し、識別溝100aが特定情報手段を構成し、突起が受動手段を構成する。さらに、鍵ホルダ1に、その鍵ホルダ1を管理する鍵管理装置を特定するための特定情報を記憶したICチップを設け、交換ユニット31に、ICチップに記憶された特定情報を読み取る読み取り手段を設け、読み取り手段が特定情報を読み取った時に鍵の交換が可能になるようにしてもよい。この場合、ICチップが特定情報手段を構成し、読み取り手段が受動手段を構成する。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2に係る鍵管理装置システムについて説明する。尚、実施の形態2において、図1〜16の参照符号と同一の符号は、同一又は同様な構成要素であるので、その詳細な説明は省略する。
この発明の実施の形態2に係る鍵管理装置システムは、複数の鍵管理装置を通信可能に接続したものである。
図17に示されるように、この鍵管理装置システムは、親機である第1鍵管理装置400に、3つの子機である第2鍵管理装置401〜403がケーブル410を介して接続されている。第1鍵管理装置400及び第2鍵管理装置401〜403はそれぞれ、実施の形態1の鍵管理装置と同じ基本的構成を有している。ただし、鍵穴101a及び操作鍵310の配置(図3参照)は、第1鍵管理装置400及び第2鍵管理装置401〜403のいずれにおいても同じである。また、第1鍵管理装置400及び第2鍵管理装置401〜403はそれぞれ、交換ユニット31の動作を制御する制御装置420及び421〜423を備え、制御装置421〜423はそれぞれ、ケーブル410を介して制御装置420に通信可能に接続されている。
次に、実施の形態2に係る鍵管理装置システムの動作について説明する。
この鍵管理装置システムでは、第1鍵管理装置400及び第2鍵管理装置401〜403のいずれかの交換ユニット31で鍵ホルダ1(図2参照)の解錠操作及び施錠操作が行われている場合、制御装置420が制御装置421〜423のそれぞれに対し、各第2鍵管理装置401〜403の交換ユニット31が鍵ホルダ1(図2参照)の解錠操作及び施錠操作を行うことを禁止する指令を送る。また、第2鍵管理装置401〜403のいずれかの交換ユニット31で鍵ホルダ1の解錠操作及び施錠操作が行われている場合には、制御装置420は、第1鍵管理装置400の交換ユニット31でも鍵ホルダ1の解錠操作及び施錠操作を行うことを禁止する。このため、鍵ホルダ1の解錠操作及び施錠操作は、第1鍵管理装置400及び2鍵管理装置401〜403のいずれか2つ以上の交換ユニット31で同時に行うことができない。尚、交換ユニット31における鍵ホルダ1の解錠操作及び施錠操作の動作は実施の形態1と同じである。
第1鍵管理装置400の交換ユニット31で鍵ホルダ1の解錠操作及び施錠操作が行われた場合には、その交換履歴が制御装置420に記憶されるが、第2鍵管理装置401〜403のいずれかの交換ユニット31で鍵ホルダ1の解錠操作及び施錠操作が行われた場合も、その交換履歴は、制御装置420と制御装置421〜423とが通信を行うことにより、制御装置420に記憶される。すなわち、鍵の交換履歴が制御装置420だけに記憶されることになるので、鍵の交換履歴のチェックがスムーズになり、鍵の交換管理をより確実に行うことができる。また、同時に2つ以上の交換ユニット31で鍵ホルダ1の解錠操作及び施錠操作を行うことができないことにより、ある交換ユニット31で鍵の交換を行うことと同時に他の交換ユニット31でキャンセルすることができなくなるので、不正な鍵の交換を防止することもできる。
実施の形態2では、3つの子機である第2鍵管理装置401〜403が設けられていたが、3つに限定するものではない。少なくとも1つの子機が設けられていればよい。また、制御装置420と制御装置421〜423とはそれぞれ、ケーブル410を介して通信可能に接続されていたが、無線通信等によって通信可能であってもよい。
10 ホルダ本体、11 ホルダアーム(保持部材)、30 交換時挿入開口、100a 識別溝、101a 鍵穴、31 交換ユニット、310 操作鍵、322 係合部材、330 駆動手段。

Claims (5)

  1. ホルダ本体と、
    前記ホルダ本体に取付けられるとともに鍵を保持する保持部材と、
    前記保持部材が保持する前記鍵を交換する際に前記ホルダ本体が挿入される交換時挿入開口と、
    前記ホルダ本体に対する前記保持部材の着脱を自在とするための解錠操作及び前記ホルダ本体に対する前記保持部材の着脱を制限するための施錠操作を、前記交換時挿入開口に挿入された前記ホルダ本体に対して行う交換ユニットと
    を備え、
    前記交換ユニットには、前記交換時挿入開口に挿入された前記ホルダ本体に係合される係合部材と、前記係合部材を駆動する駆動手段とが設けられており、
    前記駆動手段は、前記解錠操作が行われた場合に、前記施錠操作が行われるまで、前記係合部材を前記ホルダ本体に係合させて前記交換時挿入開口からホルダ本体が引き抜かれることを規制する鍵管理装置であって、
    前記ホルダ本体及び前記交換ユニットの一方には、前記鍵管理装置の前記交換ユニットにおいてのみ前記解錠操作及び前記施錠操作を可能とする特定情報を有する特定情報手段が設けられ、前記交換ユニット及び前記交換ユニットの他方には、前記特定情報手段に対応する受動手段が設けられている、鍵管理装置。
  2. 前記特定情報手段は、前記交換ユニットに設けられた操作鍵であり、前記特定情報は、前記操作鍵の数又は位置であり、前記受動手段は、前記ホルダ本体に設けられた、前記操作鍵を受け入れる鍵穴であり、前記操作鍵の前記数及び前記位置は、前記鍵管理装置に特有である、請求項1に記載の鍵管理装置。
  3. 前記特定情報手段は、前記ホルダ本体に形成された識別溝であり、前記特定情報は、前記識別溝の数又は位置であり、前記受動手段は、前記交換ユニットに設けられた、前記識別溝に挿入される突起であり、前記識別溝の前記数及び前記位置は、前記鍵管理装置に特有である、請求項1に記載の鍵管理装置。
  4. 前記特定情報は、前記鍵管理装置を特定するための情報であり、前記特定情報手段は、前記ホルダ本体に設けられた、前記特定情報を記憶したICチップであり、前記受動手段は、前記交換ユニットに設けられた、前記特定情報を読み取る読み取り手段である、請求項1に記載の鍵管理装置。
  5. 1つの第1鍵管理装置と、
    少なくとも1つの第2鍵管理装置と
    を備え、
    前記第1鍵管理装置及び前記第2鍵管理装置はそれぞれ、
    ホルダ本体と、
    前記ホルダ本体に取付けられるとともに鍵を保持する保持部材と、
    前記保持部材が保持する前記鍵を交換する際に前記ホルダ本体が挿入される交換時挿入開口と、
    前記ホルダ本体に対する前記保持部材の着脱を自在とするための解錠操作及び前記ホルダ本体に対する前記保持部材の着脱を制限するための施錠操作を、前記交換時挿入開口に挿入された前記ホルダ本体に対して行う交換ユニットと、
    該交換ユニットの動作を制御する制御装置と
    を備え、
    前記第2鍵管理装置の前記制御装置は、前記第1鍵管理装置の前記制御装置と通信可能であり、前記第1鍵管理装置及び前記第2鍵管理装置のいずれかの前記交換ユニットで前記解錠操作及び前記施錠操作を行っているときに、前記第1鍵管理装置の前記制御装置は、前記解錠操作及び前記施錠操作を行うことを禁止する指令を各第2鍵管理装置の各制御装置に送り、前記第2鍵管理装置のいずれかの前記交換ユニットで前記解錠操作及び前記施錠操作を行っているときは、前記第1鍵管理装置の前記制御装置は、前記第1鍵管理装置の前記交換ユニットでも前記解錠操作及び前記施錠操作を行うことを禁止する、鍵管理装置システム。
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