JP2016089522A - 異型式の吊り足場板を含む吊り足場構築用のアダプタ装置及びアダプタ装置付き中間足場板 - Google Patents
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図5及び図6は、上述した第1型式の吊り足場板1Aと第2型式の吊り足場板1Bを並設可能とする本発明の第1実施形態に係る中間足場板19を示している。
前記第1継手手段20Aは、一方の桁側部3aに位置する妻側フレーム4a、4aの一端部から同心状に突出する円形パイプから成る一対のプラグ21、21により構成され、該プラグ21に係止孔22を設けており、図1に基づいて上述した第1型式の吊り足場板1Aの第2嵌着手段10Aとの間で「嵌着条件」を具備するように構成されている。
前記第2継手手段20Bは、他方の桁側部3aに設けた角形パイプから成る一対のソケット23、23により構成されており、該ソケット23に向けて桁側フレーム3aの上部から挿脱自在とされる係止ピン24を設けており、図3に基づいて上述した第2型式の吊り足場板1Bの第1嵌着手段9Bとの間で「嵌着条件」を具備するように構成されている。
上記のように構成した中間足場板19は、図6に示すように、第1方向X1に向けて第1型式の吊り足場板1Aを並設し、第2方向X2に向けて第2型式の吊り足場板1Bを並設することにより吊り足場を構築する場合、第1型式の吊り足場板1Aと第2型式の吊り足場板1Bの間に介装することにより、両吊り足場板1A、1Bを好適に連結することができる。
上述した第1実施形態に係る中間足場19は、図7に示す変形実施形態のように、それぞれ両側に桁側部3a、3aを備えると共に上面に作業床2aを備え、センターフレーム6aの吊下げ金具7aを介して吊下げ可能とされた複数の分割足場板19A、19Bにより構成することが可能である。
図8及び図9は、上述した第1型式の吊り足場板1Aと第2型式の吊り足場板1Bを並設可能とする本発明の第2実施形態に係る中間足場板26を示している。
前記第1継手手段27Aは、一方の桁側部3aから突出する角形パイプにより形成された一対のプラグ28、28により構成され、該プラグ28に係止孔29を設けており、図3に基づいて上述した第2型式の吊り足場板1Bの第2嵌着手段10Bとの間で「嵌着条件」を具備するように構成されている。
前記第2継手手段27Bは、他方の桁側部3aに臨む妻側フレーム4a、4aの端部により形成された一対のソケット30、30により構成されており、該ソケット30に挿脱自在とされる係止ピン31を設けており、図1に基づいて上述した第1型式の吊り足場板1Aの第1嵌着手段9Aとの間で「嵌着条件」を具備するように構成されている。
上記のように構成した中間足場板26は、図9に示すように、第1方向X1に向けて第2型式の吊り足場板1Bを並設し、第2方向X2に向けて第1型式の吊り足場板1Aを並設することにより吊り足場を構築する場合、第2型式の吊り足場板1Bと第1型式の吊り足場板1Aの間に介装することにより、両吊り足場板1B、1Aを好適に連結することができる。
第2実施形態に係る中間足場板26に関しても、図7に基づいて説明した第1実施形態の足場板19の変形実施形態と同様に、複数の分割足場板26A、26Bにより構成することが可能である。即ち、図10に示すように、複数の分割足場板26A、26Bは、並設された状態で相互に連接される桁側部3a、3aを固着する連結固着手段32を設け、前述した第1方向X1に臨む分割足場板26Aの桁側部3aに上述の第1継手手段27Aを設け、第2方向X2に臨む分割足場板26Bの桁側部3aに上述の第2継手手段27Bを設けている。
図11は、第3型式の吊り足場板1Cを示し、図12は、第3型式の吊り足場板1Cと上述した第1型式の吊り足場板1Aを組み合わせて吊り足場を構築する際に使用するための中間足場板を示している。
前記第1継手手段42Aは、第1方向X1に臨む桁側部3aの両端に位置する妻側フレーム4から突出する円形パイプから成る一対のプラグ43、43により構成され、該プラグ43に係止孔44を設けており、図1に基づいて上述した第1型式の吊り足場板1Aの第2嵌着手段10Aとの間で「嵌着条件」を具備するように構成されている。
前記第2継手手段42Bは、第2方向X2に臨む桁側部3aの前記Y1方向の端部に位置して妻側フレーム4aの端部により形成されたソケット45及び該ソケット45に挿脱自在な係止ピン46と、前記Y2方向の端部に位置して妻側フレーム4aから突出する円形パイプから成るプラグ47及び該プラグ47に設けられた係止孔48により構成され、上述した第3型式の吊り足場板1Cの第1嵌着手段9Cとの間で「嵌着条件」を具備するように構成されている。
上記のように構成した中間足場板41は、図13に示すように、第1方向X1に向けて第1型式の吊り足場板1Aを並設し、第2方向X2に向けて第3型式の吊り足場板1Cを並設することにより吊り足場を構築する場合、第1型式の吊り足場板1Aと第3型式の吊り足場板1Cの間に介装することにより、両吊り足場板1A、1Cを好適に連結することができる。
図14及び図15は、上述のように第3型式の吊り足場板1Cと第1型式の吊り足場板1Aを組み合わせて吊り足場を構築する際に使用するための中間足場板に関して、別の技術的構成を採用した第4実施形態の中間足場板を示している。
前記第1継手手段50Aは、第1方向X1に臨む桁側部3aの前記Y1方向の端部に位置して妻側フレーム4aから突出する円形パイプから成るプラグ51及び該プラグ51に設けられた係止孔52と、前記Y2方向の端部に位置して妻側フレーム4aの端部により形成されたソケット53及び該ソケット53に挿脱自在な係止ピン54により構成されており、図11に基づいて上述した第3型式の吊り足場板1Cの第2嵌着手段10Cとの間で「嵌着条件」を具備するように構成されている。
前記第2継手手段50Bは、第2方向X2に臨む桁側部3aの両端に位置して妻側フレーム4aの端部により形成された一対のソケット55、55及び該ソケット55に挿脱自在な係止ピン56により構成されており、上述した第1型式の吊り足場板1Aの第1嵌着手段9Aとの間で「嵌着条件」を具備するように構成されている。
上記のように構成した中間足場板49は、図15に示すように、第1方向X1に向けて第3型式の吊り足場板1Cを並設し、第2方向X2に向けて第1型式の吊り足場板1Aを並設することにより吊り足場を構築する場合、第3型式の吊り足場板1Cと第1型式の吊り足場板1Aの間に介装することにより、両吊り足場板1C、1Aを好適に連結することができる。
本発明によれば、上記の他、第2型式の吊り足場板1Bと第3型式の吊り足場板1Cを連結するためのアダプタ装置を具備した中間足場板を提供することも可能であり、その場合、中間足場板の一方の桁側部3aに第2型式の吊り足場板1Bの第1嵌着部9B又は第2嵌着部10Bとの間で「嵌着条件」を具備する第1継手手段を設け、他方の桁側部3aに第3型式の吊り足場板1Cの第2嵌着部10C又は第1嵌着部9Cとの間で「嵌着条件」を具備する第2継手手段を設ければ良い。
更に、上記は第1継手手段と第2継手手段から成るアダプタ装置を備えた中間足場板に関して説明したが、作業床を形成する足場板として提供する他、本発明は、作業床を有しないアダプタ装置として提供することができる。例えば、図16に示すように、少なくとも1本の桁側フレーム3aを異型式の吊り足場板の桁側フレーム3、3の間に介装させるように構成し、該桁側フレーム3aの前記第1方向X1に臨む側部に異型式とされた第1型式と第2型式のうち何れか一方の型式の吊り足場板の第2嵌着手段に嵌着自在な第1継手手段を設け、前記第2方向X2に臨む側部に前記第1型式と第2型式のうち何れか他方の型式の吊り足場板の第1嵌着手段に嵌着自在な第2継手手段を設けることにより、異型式の嵌着手段を備えた吊り足場板を好適に組み合わせた吊り足場を構築することが可能になる。
1A、1B、1C 異型式の吊り足場板
2 床材(作業床)
3 桁側フレーム(桁側部)
4 妻側フレーム(妻側部)
5 索条
6 センターフレーム
7 吊下げ金具
8 窓孔
9A 第1型式の吊り足場板の第1嵌着手段
10A 第1型式の吊り足場遺体の第2嵌着手段
11 プラグ
12 係止孔
13 ソケット
14 係止ピン
9B 第2型式の吊り足場板の第1嵌着手段
10B 第2型式の吊り足場板の第2嵌着手段
15 プラグ
16 係止孔
17 ソケット
18 係止ピン
19 中間足場板(第1実施形態)
20A 第1継手手段
20B 第2継手手段
2a 床材
3a 桁側フレーム
4a 妻側フレーム
6a センターフレーム
7a 吊下げ金具
8a 窓孔
21 プラグ
22 係止孔
23 ソケット
24 係止ピン
19A、19B 分割足場板
25 連結固着手段
26 中間足場板(第2実施形態)
27A 第1継手手段
27B 第2継手手段
28 プラグ
29 係止孔
30 ソケット
31 係止ピン
26A、26B 分割足場板
32 連結固着手段
9C 第3型式の吊り足場板の第1嵌着手段
10C 第3型式の吊り足場板の第2嵌着手段
33 プラグ
34 係止孔
35 ソケット
36 係止ピン
37 ソケット
38 係止ピン
39 プラグ
40 係止孔
41 中間足場板(第3実施形態)
42A 第1継手手段
42B 第2継手手段
43 プラグ
44 係止孔
45 ソケット
46 係止ピン
47 プラグ
48 係止孔
49 中間足場板(第4実施形態)
50A 第1継手手段
50B 第2継手手段
51 プラグ
52 係止孔
53 ソケット
54 係止ピン
55 ソケット
56 係止ピン
57、58、59 アダプタ装置
Claims (3)
- 両側に桁側部を備えると共に上面に作業床を備えた吊り足場板を既設構築物に吊下げると共に、複数の吊り足場板を相互に桁側部を連接した状態で並設することにより、一方の桁側部から延びる第1方向X1と他方の桁側部から延びる第2方向X2に向けて作業床を延設して成る吊り足場構築体であり、
前記吊り足場板は、両側の桁側部のうち、一方の桁側部に第1嵌着手段を設けると共に、他方の桁側部に第2嵌着手段を設けており、
前記第1嵌着手段と第2嵌着手段は、並設される複数の吊り足場板の連接される桁側部の相互間で嵌着自在な嵌着条件を具備する構成において、
前記第1嵌着手段と第2嵌着手段が具備する嵌着条件に関して、嵌着条件を相違する第1型式の吊り足場板と第2型式の吊り足場板を含んで吊り足場構築体を構築可能とするアダプタ装置であり、
前記アダプタ装置は、前記第1型式の吊り足場板と第2型式の吊り足場板の間に介装される桁側フレームを備え、該桁側フレームの前記第1方向X1に臨む側部に前記第1型式と第2型式のうち何れか一方の型式の吊り足場板の第2嵌着手段に嵌着自在な第1継手手段を設け、前記第2方向X2に臨む側部に前記第1型式と第2型式のうち何れか他方の型式の吊り足場板の第1嵌着手段に嵌着自在な第2継手手段を設けて成ることを特徴とする異型式の吊り足場板を含む吊り足場構築用のアダプタ装置。 - 両側に桁側部を備えると共に上面に作業床を備えた吊り足場板を既設構築物に吊下げると共に、複数の吊り足場板を相互に桁側部を連接した状態で並設することにより、一方の桁側部から延びる第1方向X1と他方の桁側部から延びる第2方向X2に向けて作業床を延設して成る吊り足場構築体であり、
前記吊り足場板は、両側の桁側部のうち、一方の桁側部に第1嵌着手段を設けると共に、他方の桁側部に第2嵌着手段を設けており、
前記第1嵌着手段と第2嵌着手段は、並設される複数の吊り足場板の連接される桁側部の相互間で嵌着自在な嵌着条件を具備する構成において、
前記第1嵌着手段と第2嵌着手段が具備する嵌着条件に関して、嵌着条件を相違する第1型式の吊り足場板と第2型式の吊り足場板を含んで吊り足場構築体を構築可能とするアダプタ装置を備えた中間足場板であり、
前記中間足場板は、両側に桁側部を備えると共に上面に作業床を備え、前記第1型式の吊り足場板と第2型式の吊り足場板の間に介装した状態で既設構築物に吊下げられるように構成されており、
前記中間足場板の両側の桁側部のうち、一方の桁側部には前記第1型式と第2型式のうち何れか一方の型式の吊り足場板の第2嵌着手段に嵌着自在な第1継手手段を設け、他方の桁側部には前記第1型式と第2型式のうち何れか他方の型式の吊り足場板の第1嵌着手段に嵌着自在な第2継手手段を設けて成ることを特徴とする異型式の吊り足場板を含む吊り足場構築用のアダプタ装置付き中間足場板。 - 前記中間足場板は、それぞれ両側に桁側部を備えると共に上面に作業床を備え、既設構築物に吊下げられるように形成された複数の分割足場板により構成され、
複数の分割足場板は、並設された状態で相互に連接される桁側部を固着する連結固着手段を設けており、
並設された複数の分割足場板のうち、一端部に配置される分割足場板の該端部に臨む桁側部には前記第1型式と第2型式のうち何れか一方の型式の吊り足場板の第2嵌着手段に嵌着自在な第1継手手段を設け、他端部に配置される分割足場板の該端部に臨む桁側部には前記第1型式と第2型式のうち何れか他方の型式の吊り足場板の第1嵌着手段に嵌着自在な第2継手手段を設けて成ることを特徴とする請求項2に記載の異型式の吊り足場板を含む吊り足場構築用のアダプタ装置付き中間足場板。
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JPH0813787A (ja) * | 1994-06-30 | 1996-01-16 | Shinsei Kogyo:Kk | 足場用パイプ連結具 |
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2014
- 2014-11-07 JP JP2014226570A patent/JP6366472B2/ja active Active
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