JP2016087984A - インクジェット記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】中間画像の品位を低下させることなく、中間画像の高い転写率を達成できるインクジェット記録方法を提供すること。
【解決手段】最表面層として水素型陽イオン交換樹脂層を有する中間転写体上に、水溶性樹脂を含有する補助液を付与する工程と、中間転写体上にインクジェット記録方式によってインクを付与して中間画像を形成する工程と、中間画像を記録媒体に転写する工程と、をこの順に有するインクジェット記録方法。水素型陽イオン交換樹脂層の酸量A(mmol/m2)と、中間転写体上に付与されたインクおよび補助液の酸価の合計量B(mmol/m2)の比が、1≦A/B≦100である。
【選択図】図1

Description

本発明は、インクジェット記録方法に関する。
近年、印刷物の多品種小ロット化や短納期化といった市場の要求に応える上で、インクジェット記録方式およびそれを用いた装置が、好適な技術として注目されている。しかし、この方式では、記録媒体とインクジェット記録ヘッド(以下、「記録ヘッド」と記載する)の接触による記録ヘッドの破損や、紙粉等による記録ヘッドの吐出安定性の低下等が発生する場合がある。このような問題を回避するため、記録ヘッドにより中間転写体上にインクを吐出して中間画像を形成し、その中間画像を所望の記録媒体に転写して最終画像を形成する方式(転写型インクジェット記録方式)が提案されている。この転写型インクジェット記録方式では、中間画像を中間転写体から記録媒体へ効率良く転写すること、すなわち、転写率が高いことが求められる。
特許文献1には、水素型陽イオン交換樹脂層を最表面に有する中間転写体を用いたインクジェット記録方式が開示されている。この記録方式では、水素型陽イオン交換樹脂層とインクの反応によってインクを変質させ、インクの親水性を低下させることで記録媒体への転写性を向上できる、としている。この方法では、滲みの少ない高品位で転写性の高い記録物を得ることが可能であり、中間転写体上にインクを吐出する前にインクの流動性を低下させるための処理液を付与する工程を省略できる、としている。また、中間転写体上にインクを吐出させた後にインクを蒸発凝縮させたり、インクを紫外線照射や加熱によって増粘させるような外部からのエネルギー付与工程も省略でき、生産性の面からも有用である、としている。
一方、中間転写体上に中間転写体からの剥離性の高い層を設け、その層上に中間画像を形成することで、中間転写体から中間画像を離れ易くする手段が提案されている。特許文献2には、中間転写体上に液状の剥離剤を塗布することで、中間画像の中間転写体からの剥離性を高め、転写率を向上させることが記載されている。
特開平10−58664号公報 特開平06−199032号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法によれば、水素型陽イオン交換樹脂層上で中間画像の形成できるものの、この層とインクの密着性が高く転写ムラや転写不良が生じる場合があった。また、特許文献2に記載の方法では、単に剥離剤上に中間画像を形成するに過ぎず、中間転写体上で画像流れを起こして画像品位が低下するとともに転写性も不十分であった。本発明は、上記従来技術の問題点に着目してなされたものであり、中間画像の品位を低下させることなく、中間画像の高い転写率を達成できるインクジェット記録方法を提供することを目的とする。
一実施形態は、
最表面層として水素型陽イオン交換樹脂層を有する中間転写体上に、水溶性樹脂を含有する補助液を付与する工程と、
前記中間転写体上に、インクジェット記録方式によってインクを付与して中間画像を形成する工程と、
前記中間画像を記録媒体に転写する工程と、
をこの順に有し、
前記水素型陽イオン交換樹脂層の酸量A(mmol/m2)と、前記中間転写体上に付与されたインクおよび補助液の酸価の合計量B(mmol/m2)の比が、1≦A/B≦100であることを特徴とするインクジェット記録方法に関する。
中間画像の品位を低下させることなく、中間画像の高い転写率を達成できるインクジェット記録方法を提供することができる。
一実施形態に係るインクジェット記録方法を行うインクジェット記録装置を表す図である。
本発明の一実施態様のインクジェット記録方法では、最表面層として水素型陽イオン交換樹脂層を有する中間転写体上に、水溶性樹脂を含有する補助液を付与する。次に、中間転写体上に、インクジェット記録方式によってインクを付与して中間画像を形成した後、中間画像を記録媒体に転写する。この水素型陽イオン交換樹脂層の酸量Aと、中間転写体上に付与された補助液およびインクの酸価の合計量Bの関係が、1≦A/B≦100となっている。なお、水素型イオン交換樹脂層の「酸量」とは、水素型陽イオン交換樹脂のイオン交換容量(meq/100g)を、水素型陽イオン交換樹脂層1m2あたりのイオン交換基のモル数(mmol/m2)に換算した値をいう。なお、イオン交換容量の測定方法としては、例えば、水素型陽イオン交換樹脂を塩化ナトリウム水溶液でイオン交換した後に、交換液にフェノールフタレイン指示薬を加えて水酸化ナトリウム水溶液で滴定することにより、滴定値からイオン交換容量を求めることができる。イオン交換基としては例えば、スルホン酸基、カルボン酸基などを挙げることができる。また、中間転写体上に付与された補助液およびインクの「酸価」についてはまず、JIS K 0070:1992に従って測定する(単位は、mgKOH/g)。そして、これらの酸価を、水素型陽イオン交換樹脂層の酸量と同じ単位(mmol/m2)に換算したものの合計をBとして用いる。上記酸量および酸価はともに1m2当たりの量である。このため、酸量については、中間転写体の表面1m2当たりの水素型陽イオン交換樹脂の量が多くなるにつれて(水素型陽イオン交換樹脂層の膜厚が厚くなるにつれて)、大きくなる。また、酸価については、中間転写体の表面1m2当たりの補助液およびインクの付与量が多くなるにつれて、大きくなる。本実施形態では、補助液およびインク中に含まれる少なくとも一つの成分が、酸価を有するものであれば良く、補助液およびインクの一方のみ、または両方が、酸価を有する成分を含んでいる。典型的には、補助液中の水溶性樹脂およびインク中の顔料の分散剤が酸価を有する成分である。
本実施形態では、水素型陽イオン交換樹脂層を構成する水素型陽イオン交換樹脂は、補助液および/またはインクの付与時に、これらの液中の陽イオンを吸着することで、水素イオンを解離させる。このため、水素型陽イオン交換樹脂は酸としての機能を有し、イオン交換基(例えば、−COOH、−SO3H)の種類に応じて弱酸性(イオン交換基が−COOHの場合等)、強酸性(イオン交換基が−SO3Hの場合等)を示す。このように酸として機能する水素型陽イオン交換樹脂とインク成分が接触することにより、インク成分の酸化反応等が起こる。ここで、この水素型陽イオン交換樹脂は、1≦A/B≦100を満たすように存在するため、インク成分とのイオン交換によって親水性の低下が効果的に起こり、インクを高粘度化させることができる。この結果、形成された中間画像を高い転写率で記録媒体に転写することができる。A/Bが1未満のとき、インクの凝集性が低く中間転写体上で中間画像の流れが発生して、画像品位が低下する場合がある。A/Bが100を超えるとき、インクの凝集性が強くなり、中間画像と水素型陽イオン交換樹脂層との密着性が強くなって、中間画像の転写不良が生じる場合がある。また、本実施形態では、インクの付与前に中間転写体上に補助液を付与する。従って、転写時に、中間転写体から中間画像を離れやすくすることができる。
以下に本発明の一実施形態に係るインクジェット記録方法の概略を説明する。
<インクジェット記録方法>
以下では、図1の画像記録装置を参照して、本実施形態のインクジェット記録方法を説明する。図1の画像記録装置は、回転可能なドラム状の支持部材102と、その外周面に配置された表層部材103からなる中間転写体101を備える。支持部材102は、軸104を中心として矢印方向に回転駆動し、その回転と同期して、その周辺に配置された各手段が作動するようになっている。また、中間転写体101の外周面に対向するようにインクジェットデバイス105および106が配置されており、それぞれ中間転写体101の表面上に、補助液およびインクを付与できるようになっている。この補助液は、水溶性樹脂を含有する。インクジェットデバイス105および106としては、様々な形態のものを使用できる。例えば、電気−熱変換体によりインクに膜沸騰を生じさせ気泡を形成することでインクを吐出する形態、電気−機械変換体によってインクを吐出する形態、静電気を利用してインクを吐出する形態等を使用できる。また、インクジェット液体吐出技術で提案される各種インクジェットデバイスを、いずれも好適に用いることができる。これらの中でも特に高速及び高密度の印刷の観点からは、電気−熱変換体を利用したものが好適に用いられる。また、インクジェットデバイス105および106全体の形態に特に制限はない。例えば、中間転写体101の進行方向と垂直にヘッドを走査しながら記録を行う、いわゆるシャトル形態のインクジェットヘッドを用いることができる。また、中間転写体101の進行方向に対し略垂直(すなわち、ドラム形状の場合は軸方向に略平行)にインク吐出口をライン状に配列させた、いわゆるラインヘッド形態のインクジェットヘッドを用いることもできる。このように、中間転写体101の外周面上には、補助液およびインクが順次、付与される。この際、水素型陽イオン交換樹脂層の酸量(A)と、補助液およびインクの酸価の合計(B)の関係が、1≦A/B≦100となっている。これにより、インク成分が中間転写体101の表面に存在する水素型陽イオン交換樹脂と効果的に接触して、酸化反応等が効果的に起こる。この結果、インクの高粘度化が起こり、これらの液からなる中間画像(ミラー反転している画像)が形成される。
また、中間転写体101上の中間画像中の液体分を減少させる目的で、送風装置108および加熱ヒータ107が配置されている。これらにより中間画像中の液体分を減少させて、転写時に余剰液体がはみ出したり、あふれ出したりして、画像乱れや転写不良が発生するのを防止できる。液体分の除去方法は、図1の方法に限定されず、旧来から用いられている各種手法をいずれも好適に適用できる。例えば、加熱による方法、低湿空気を送風する方法、減圧による方法、熱吸収体を中間転写体に接触させる方法、または、これらを組み合わせる手法をいずれも好適に用いることができる。また、自然乾燥により、液体分の除去を行うことも可能である。
中間転写体101の回転方向の更に下流側には、中間転写体101の外周面に対向する外周面を有する加圧ローラ110が配置されている。この加圧ローラ110により、中間転写体101上の中間画像を、記録媒体109に接触させて記録媒体109に転写できるようになっている。これにより、最終画像を得ることができる。なお、中間転写体101と記録媒体109の圧着の手法については、図1の方法に制限されない。しかし、図1のように、加圧ローラ110と中間転写体101の間に記録媒体109を通して、両側から記録媒体109を加圧すると、効率良く中間画像を記録媒体109に転写できるため好適である。なお、中間転写体101の外周面に対向するように複数の加圧ローラを設けて記録媒体109を多段階に加圧することも、中間画像の転写不良の軽減に効果が有るため好適である。図1には示していないが、中間画像転写時の温度制御のため、加圧ローラ110の内側には加熱ヒータが配置されていることが好ましい。加熱ヒータは加圧ローラ110の一部の外周面の直下に配置されていてもよいが、全ての外周面の直下に配置されていることが好ましい。補助液中に使用する水溶性樹脂の種類によって任意の温度での転写を可能とするために、加熱ヒータは加圧ローラ110の表面を25℃から140℃までの可変とできることが好ましい。中間転写体101の温度を、使用する水溶性樹脂のガラス転移点以上とした状態で転写を行うことが好ましい。中間転写体101の温度を、水溶性樹脂のガラス転移点以上にすることで水溶性樹脂の流動性が増し、中間画像の転写性をより向上させることができる。なお、中間転写体101の表面に形成される水溶性樹脂層は非常に薄いため、中間転写体101の表面から水溶性樹脂層にまで熱伝達する時間は、非常に短時間となる。従って、中間転写体101上の水溶性樹脂の温度は実質的に、中間転写体101の温度と等しいものと考えて良い。記録媒体108は印刷用紙であれば良く、例えば、コート紙、マット紙などであっても良い。また、記録媒体108は、規定の形状にカットされた枚葉シートの形態であっても、長尺、ロール状のシートの形態であっても良い。
以上で画像形成は完了する。この後、次の画像形成を行う前に、クリーニングユニット111により、中間転写体の表面を洗浄する。中間転写体の表面を洗浄する手段としては、旧来から用いられている各種手法をいずれも好適に適用できる。例えば、中間転写体の表面にシャワー状に洗浄液を当てる方法、濡らしたモルトンローラを中間転写体の表面に当接させ払拭する方法、中間転写体の表面を洗浄液面に接触させる方法を使用できる。また、ワイパーブレードで中間転写体の表面を掻き取る方法、中間転写体の表面に各種エネルギーを付与する方法などを用いることができる。これらの方法は、いずれも好適に用いることができる。無論、これらを複数、組み合わせる手法も好適である。また、画像形成を重ねるにつれて、最表面層である水素型陽イオン交換樹脂層の酸量(イオン交換容量)が低下した場合、水素型陽イオン交換樹脂層を、水素型陽イオン交換樹脂よりも強い酸(再生液)に浸すことで再生できる。水素型陽イオン交換樹脂の再生方法は特に限定されず、例えば、クリーニングユニットによる中間転写体表面の洗浄時に、洗浄液として再生液を用いることができる。また、中間転写体101を回転させながら、その表面の一部を、再生液を満たした容器内に浸すことにより、水素型陽イオン交換樹脂を再生しても良い。
また、追加工程として、中間画像の転写後に、最終画像が形成された記録媒体109をローラで加圧して記録媒体109と画像との定着性を高めるようにしても良い。更に、定着性が向上する場合があるため、この定着時に記録媒体109を加熱することも好適である。加熱ローラを用いて、画像の定着と加熱を同時に行っても良い。
以下では、図1の画像形成装置中の各構成部材について詳細に説明する。
<中間転写体>
中間転写体101は、水溶性樹脂およびインクを保持し、中間画像を形成する基材となる。中間転写体101は、中間転写体101をハンドリングし必要な力を伝達するための支持部材102と、中間画像を形成する表層部材103とからなる。支持部材102の形状としては、シート形状、ローラ形状、ドラム形状、ベルト形状、無端ウエブ形状等が挙げられる。なお、ドラム状の支持部材やベルト状の無端ウエブ構成の支持部材を用いると、同一の中間転写体を連続して繰り返し使用することが可能となり、生産性の面から極めて好適な構成となる。中間転写体101のサイズは、目的の印刷画像サイズに合わせて自由に選択することができる。中間転写体101の支持部材102は、その搬送精度や耐久性の観点から、ある程度の構造強度が求められる。支持部材102の材質としては、金属、セラミック、樹脂などが好適である。これらの中でも特に、転写時の加圧に耐え得る剛性や寸法精度のほか、動作時のイナーシャを軽減して制御の応答性を向上するために要求される特性から、アルミニウム、鉄、ステンレス、アセタール樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、ポリウレタン、シリカセラミクス、アルミナセラミクスが極めて好適に用いられる。また、これらの材料を組み合わせて用いるのも好ましい。
一方、中間転写体101の表層部材103は、最表面層として水素型陽イオン交換樹脂層を有する。表層部材103の一部または全部が、水素型陽イオン交換樹脂層からなる。水素型(H型)陽イオン交換樹脂とは主に、母体構造と、水素原子を含むイオン交換基を有する陽イオンを交換可能な樹脂のことである。水素型陽イオン交換樹脂は例えば、下記構造式(1)〜(3)で表されるように、スチレン・ジビニルベンゼンの共重合体からなる母体構造と、カルボン酸基(−COOH)やスルホン酸基(−SO3H)等のイオン交換基を持つ樹脂である。なお、水素型陽イオン交換樹脂の母体構造としてはその他に、アクリル酸・ジビニルベンゼン共重合体やメタクリル酸・ジビニルベンゼン共重合体を用いることもできる。
Figure 2016087984
水素型陽イオン交換樹脂は、補助液および/またはインクの付与時に、これらの液中の陽イオンを吸着することで、水素イオンを解離させる。このため、酸として機能する水素型陽イオン交換樹脂とインク成分が接触することにより、インク成分とのイオン交換によって親水性の低下が効果的に起こり、インクを高粘度化させて中間画像を形成することができる。また、水素型陽イオン交換樹表面の表面自由エネルギーを低くして転写性を高めるために水素型陽イオン交換樹脂はフッ素基を含むことが好ましい。例えば、Nafion(デュポン社の登録商標)、Flemion(旭硝子社)、Aciplex(旭化成社)等を用いることもできる。下記にNafionの構造式示す。
Figure 2016087984
最表面層として水素型陽イオン交換樹脂層を有する中間転写体は例えば、支持部材102上に、水素型陽イオン交換樹脂の分散液をコーティング後、乾燥して表層部材103を形成することで得ることができる。水素型陽イオン交換樹脂の分散液のコーティング方法としては、従来から知られている各種手法を適宜、用いることができる。例えば、ダイコーティング、ブレードコーティング、グラビアローラーを用いる手法、オフセットローラーを用いる手法、スプレーコーティング、スピンコーティング等が挙げられる。また、予め形成した水素型陽イオン交換樹脂層を各種接着材や両面テープ等で支持部材102に固定・保持させることで表層部材103を形成しても良い。
<補助液>
本実施形態に使用できる補助液は中間画像の転写時に中間転写体から中間画像を離れやすくするものである。補助液は水溶性樹脂を含有し、場合により水溶性架橋剤を含む。記録時には、表層部材103の最表面層である水素型陽イオン交換樹脂層上に補助液を付与する。補助液中の水溶性樹脂は、水溶性を示す樹脂ならどのようなものでも使用できるが、補助液を付与する手段によって水溶性樹脂の種類を変えることが好適である。例えば、補助液を付与する手段が記録ヘッドの場合には、重量平均分子量が1,000以上30,000以下の範囲の水溶性樹脂が好ましく、3,000以上15,000以下の範囲の水溶性樹脂がより好ましい。なお、図1では、補助液吐出用インクジェットデバイス105により補助液を付与しているが、ローラ等の塗布手段を用いる場合には更に重量平均分子量が大きな水溶性樹脂を使用できる。水溶性樹脂としては例えば、スチレン、スチレン誘導体、ビニルナフタレン、ビニルナフタレン誘導体、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸の脂肪族アルコールエステル等、アクリル酸、アクリル酸誘導体、マレイン酸、マレイン酸誘導体、イタコン酸、イタコン酸誘導体、フマル酸、フマル酸誘導体、酢酸ビニル、ビニルアルコール、ビニルピロリドン、アクリルアミド、およびその誘導体等から選ばれた少なくとも二つ以上の単量体(このうち少なくとも1つは親水性の重合性単量体)からなるブロック共重合体、あるいは、ランダム共重合体、グラフト共重合体、またはこれらの塩等が挙げられる。あるいは、ロジン、シェラック、デンプン等の天然樹脂も好ましく使用することができる。これらの水溶性樹脂は、塩基を溶解させた水溶液に可溶であり、アルカリ可溶型樹脂である。なお、これらの水溶性樹脂は、補助液の全質量に対して、好ましくは0.1質量%以上20質量%以下の範囲で、より好ましくは0.1質量%以上10質量%以下の範囲で含有させるのが良い。
補助液は、色材を有しない各種微粒子を含有することができる。微粒子の中でも、樹脂微粒子は画像品位や定着性の向上に効果がある場合があり、好適である。樹脂微粒子の材質としては、特に限定されず公知の樹脂を適宜用いることができる。具体的には、ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリ尿素、ポリアミド、ポリビニルアルコール、ポリ(メタ)アクリル酸およびその塩、ポリ(メタ)アクリル酸アルキル、ポリジエン等の単独重合物、もしくはこれらを複数組み合わせた共重合物が挙げられる。樹脂微粒子を構成する樹脂の重量平均分子量は、1,000以上2,000,000以下の範囲が好適である。また、補助液中の樹脂微粒子の含量は、インク全質量に対して1質量%以上50質量%以下が好ましく、より好ましくは2質量%以上40質量%以下である。さらに、補助液は、樹脂微粒子が液中に分散した樹脂微粒子分散体として用いることが好ましい。樹脂微粒子の分散の手法については特に限定はないが、解離性基を有するモノマーを単独重合もしくは複数種共重合させた樹脂を用いて分散させた、いわゆる自己分散型樹脂微粒子分散体が好適である。ここで、解離性基としてはカルボキシル基、スルホン酸基、リン酸基等が挙げられ、この解離性基を有するモノマーとしてはアクリル酸やメタクリル酸等が挙げられる。また、乳化剤により樹脂微粒子を分散させた、いわゆる乳化分散型樹脂微粒子分散体も、同様に好適に用いることができる。ここで言う乳化剤としては、低分子量、高分子量に関わらず、公知の界面活性剤が好適に用いられる。界面活性剤はノニオン性か、もしくは樹脂微粒子と同じ電荷を持つ物が好適である。樹脂微粒子分散体は、10nm以上1000nm以下の分散粒径をもつことが望ましく、さらに100nm以上500nm以下が望ましい。また、樹脂微粒子分散体を作製する際には、安定化のために補助液中に各種添加剤を加えることも好ましい。添加剤としては例えば、n−ヘキサデカン、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸ステアリル、クロロベンゼン、ドデシルメルカプタン、オリーブ油、青色染料(Blue70)、ポリメチルメタクリレート等が好適である。
更に、補助液中の樹脂微粒子等の樹脂成分は、エマルジョンの形態で、すなわちエマルジョン成分として補助液に含有させることができる。
<インク>
以下では、本実施形態において、インク中に用いることのできる各成分について説明する。
(1)色材
インクは、色材として顔料及び染料の少なくとも一方を含有することができる。染料及び顔料としては、特に限定されず、インクの色材として利用し得るものから選択し、その必要量を用いることができる。例えば、インクジェット用のインクとして公知の染料やカーボンブラック、有機顔料等を用いることができる。インクとして、染料及び/または顔料を液媒体に溶解および/または分散させたものを用いることができる。顔料は、印刷物の耐久性や品位に特徴があり色材として好適である。顔料としては特に限定されず、公知の無機顔料・有機顔料を用いることができる。具体的にはC.I.(カラーインデックス)ナンバーで表される顔料を用いることができる。また、黒色顔料としては、カーボンブラックを用いることも好ましい。インク中の顔料の含有量は、インク全質量に対し0.5質量%以上15.0質量%以下であることが好ましく、1.0質量%以上10.0質量%以下であることがより好ましい。
(2)分散剤
顔料を分散させる分散剤としては、従来から公知のインクジェットに用いられるものであれば、いずれも使用することができる。これらの中でも、分子構造中に親水性部と疎水性部とを併せ持つ水溶性の分散剤を用いることが好ましい。特に、少なくとも親水性のモノマーと疎水性のモノマーとを含んで共重合させた樹脂からなる分散剤を好適に用いることができる。ここで、用いる各モノマーについては特に制限はなく、旧来から公知の物を好適に用いることができる。具体的には、疎水性モノマーとして、スチレン、スチレン誘導体、アルキル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート等が挙げられる。また、親水性モノマーとして、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸等が挙げられる。分散剤の酸価は50mgKOH/g以上550mgKOH/g以下であることが好ましい。また、分散剤の重量平均分子量は1000以上50000以下であることが好ましい。インク中の顔料と分散剤との比は、1:0.1〜1:3の範囲であることが好ましい。また、分散剤を用いずに、顔料自体を表面改質して分散可能とした、いわゆる自己分散性顔料を用いることも好適である。
(3)樹脂微粒子
インクは、色材を有しない各種微粒子を含有することができる。微粒子の中でも、樹脂微粒子は画像品位や定着性の向上に効果がある場合があり、好適である。樹脂微粒子の材質は特に限定されず、公知の樹脂を適宜、用いることができるが、先に示した補助液中に用いる樹脂微粒子と同様のものを用いることが好ましい。
(4)界面活性剤
インクは、界面活性剤を含有してもよい。界面活性剤としては、具体的には、アセチレノ−ルEH(川研ファインケミカル社製)等が挙げられる。インク中の界面活性剤の量は、インク全質量に対して0.01質量%以上5.0質量%以下であることが好ましい。
(5)水および水溶性有機溶剤
インクは、溶剤として水および/または水溶性有機溶剤を含むことができる。水は、イオン交換等により脱イオン化した水であることが好ましい。また、インク中の水の含有量は、インク全質量に対して30質量%以上97質量%以下であることが好ましい。また、水溶性有機溶剤の種類は特に限定されず、公知の有機溶剤をいずれも用いることができる。具体的には、グリセリン、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、2−ピロリドン等が挙げられる。また、インク中の水溶性有機溶剤の含有量は、インク全質量に対して3質量%以上70質量%以下であることが好ましい。
(6)その他添加剤
インクは、上記成分以外にも必要に応じて、pH調整剤、防錆剤、防腐剤、防黴剤、酸化防止剤、還元防止剤、水溶性樹脂およびその中和剤、粘度調整剤など種々の添加剤を含有しても良い。
以下では、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。本発明はその要旨を超えない限り、下記の実施例によって限定されるものではない。なお、文中の「部」および「%」とあるものは特に断りのない限り質量基準である。
<実施例1>
図1は、本例のインクジェット記録方法を実施するための装置を表す模式図である。本例では、図1の装置を用いて、水素型陽イオン交換樹脂層を最表面層として有する中間転写体上に、水溶性樹脂を含有する補助液を付与して水溶性樹脂層を形成する。この後、中間転写体上に、インクジェット記録方法によりインクを付与することで中間画像を形成した後、中間画像を記録媒体に転写する。以下では、上記の各工程について詳細に説明する。
中間転写体の支持部材102には、転写時の加圧に耐え得る剛性や寸法精度のほか、回転のイナーシャを軽減して制御の応答性を向上する等の要求される特性から、アルミニウム合金からなる円筒形のドラムを用いた。中間転写体の表層部材(水素型陽イオン交換樹脂層)103には、厚さ0.5mmのPETシートにナフィオン膜(アルドリッチ製 Nafion NRE−212:比重2、膜厚50nm、乾燥状態でのスルホン酸基の数(酸量A:90.9mmol/g)を両面粘着テープで貼り付けたものを用いた。その後、表層部材103を、両面粘着テープにより支持部材102に固定して中間転写体101とした。
まず、中間転写体101の回転に同期して、補助液吐出用インクジェットデバイス105から、中間転写体101の表面上に、水溶性樹脂を含有する補助液を付与する。これにより、補助液が、中間転写体101の表面に連続的に付与される。
なお、補助液は以下の方法で調製した。
最初に、以下のようにして、樹脂微粒子分散体を作製した。ブチルメタクリレート18部、2,2’−アゾビス−(2−メチルブチロニトリル)2部、n−ヘキサデカン2部を混合し、0.5時間攪拌した。この混合物を、乳化剤であるNIKKOL BC15(日光ケミカルズ製)の6%水溶液78部に滴下して、0.5時間、攪拌した。次に、得られた混合物に超音波照射機で超音波を3時間、照射した。続いて、窒素雰囲気下で80℃、4時間、重合反応を行い、室温冷却後にろ過して濃度約20%の樹脂微粒子分散体を得た。この樹脂微粒子分散体30部、水溶性樹脂(スチレン−アクリル酸ブチル−アクリル酸共重合体<酸価132mgKOH/g、重量平均分子量7,700、ガラス転移点78℃>;固形分20%;水酸化カリウムにて中和済み)3部、グリセリン5部、ジエチレングリコール4部、界面活性剤(アセチレノールEH)1部、イオン交換水57部を混合し、十分撹拌した後、ポアサイズ3.0μmのミクロフィルター(富士フイルム製)にて加圧濾過することにより補助液を調製した。
次に、インクジェットデバイス106によって、中間転写体の表面上にインクを吐出して、中間転写体101上に中間画像(ミラー反転している画像)を形成する。本例では、インクジェットデバイス106として、電気熱変換素子を用いオンデマンド方式でインク吐出を行うタイプのものを用いた。また、記録ヘッドの形態は、中間転写体ドラムの軸104に略平行となるライン状に配列させたラインヘッド形態とした。
なお、インクは、以下の各手順により作成した。
(ブラック顔料分散液の調製)
カーボンブラック(製品名:モナク1100、キャボット社製)10部、顔料分散剤水溶液(スチレン−アクリル酸エチル−アクリル酸共重合体<酸価150mgKOH/g、重量平均分子量8,000>;固形分20%;水酸化カリウムにて中和済み)15部、純水75部を混合し、バッチ式縦型サンドミル(アイメックス製)に仕込んだ。そして、0.3mm径のジルコニアビーズを200部充填し、水冷しつつ5時間、分散処理を行った。この分散液を遠心分離機にかけ粗大粒子を除去し、顔料濃度が約10%のブラック顔料分散液を得た。
(樹脂微粒子分散体の作製)
樹脂微粒子分散体は、先に記した水溶性樹脂を含有する補助液で用いた樹脂微粒子分散体と同じものを用いた。
(インクの調製)
前記ブラック顔料分散液5部、前記樹脂微粒子分散体30部、グリセリン5部、ジエチレングリコール4部、界面活性剤(アセチレノールEH)1部、イオン交換水55部を混合し、十分に撹拌した。この後、ポアサイズ3.0μmのミクロフィルター(富士フイルム製)で加圧濾過することによりインクを調製した。
次に、送風装置108による送風と、加熱ヒータ107による加熱によって、中間転写体101上の中間画像中の液体分を減少させる。これにより、転写時の中間画像の乱れを抑制できる。次に、中間転写体101上に形成された中間画像を記録媒体109に接触させると共に、中間転写体101と加圧ローラ110により、記録媒体109を挟み込むように加圧する。これにより、記録媒体109に対して、効率の良い中間画像の転写を実現する。本例では、転写時の中間転写体101の温度を、水溶性樹脂のガラス転移点よりも低い25℃とした。
中間画像は、解像度1200dpi×1200dpiで形成し、1/1200インチ×1/1200インチの単位領域に3.5ngのインク滴を1滴付与する条件を、記録デューティが100%であると定義した。本実施例で用いたインク及び補助液を用いた100%記録デューティの場合に得られる酸価は、インクにおいて0.268mmol/m2であり、補助液において0.389mmol/m2となる。
本実施例では、インクを300%記録デューティで、補助液を600%記録デューティで中間転写体に付与した。従って、水素型陽イオン交換樹脂層の酸量(A)と、インクおよび補助液の酸価の合計(B)の関係は、A/B=29であった。
また、記録媒体109には、オーロラコート紙(日本製紙製、127.9g/m2)を用いた。
<実施例2>
中間画像の転写時の中間転写体101の温度を水溶性樹脂のガラス転移点よりも高い80℃とした以外は、実施例1と同様にしてインクジェット記録を行った。
<実施例3>
補助液とインクの付与量を、補助液を200%記録デューティに、インクの付与量を50%記録デューティに変えることでA/B=100とした以外は、実施例2と同様にしてインクジェット記録を行った。
<比較例1>
図1の装置構成において、補助液吐出用インクジェットデバイス105を有しない装置を用い、補助液を付与しなかった。そして、インクの付与量を400%記録デューティに変えることでA/B=85とした以外は、実施例2と同様にしてインクジェット記録を行った。
<比較例2>
補助液とインクの付与量を、補助液を100%記録デューティに、インクの付与量を100%記録デューティに変えることでA/B=138とした以外は、実施例2と同様にしてインクジェット記録を行った。
上記各例のインクジェット記録方法の転写時における転写率を測定することで、転写性を評価した。中間転写体101から記録媒体109への中間画像の転写率は、(記録媒体109に転写された画像の面積)/(転写前の中間転写体上の中間画像の面積)として算出した。
下記の表1に、実施例および比較例における記録条件および転写率を示す。表1に示すように、何れの実施例も高い転写率を示したのに対して、比較例は何れも転写率が0であった。実施例1では、転写時の中間転写体の温度が水溶性樹脂のガラス転移点未満であったが、補助液を付与していない比較例1よりも良好な転写率を示した。実施例2では、転写時の中間転写体の温度が水溶性樹脂のガラス転移点以上のため、水溶性樹脂の流動性が上昇して中間画像の剥離性が向上した。この結果、高い転写率を示した。また、実施例3のように、A/B=100であっても高い転写率を示した。これに対して、比較例1では、補助液を付与していないため水溶性樹脂層が形成されず、中間画像は記録媒体に全く転写されなかった(転写率0%)。また、比較例2では、転写時の中間転写体の温度が水溶性樹脂のガラス転移点以上であるが、A/Bが100を超えている。このため、中間画像と水素型陽イオン交換樹脂の密着性が高くなり、中間画像は全く転写されなかった(転写率0%)。従って、1≦A/B≦100とし、水溶性樹脂のガラス転移点以上で中間画像を加熱することで、中間転写体からの中間画像の剥離性を発現し、高転写性を確保できることが分かる。
Figure 2016087984
表1において「A/B」は、(水素型陽イオン交換樹脂の酸量)/(インクと補助液の酸価の合計)を表す。
101 中間転写体
102 支持部材
103 表層部材
104 軸
105 補助液吐出用インクジェットデバイス
106 インクジェットデバイス
107 加熱ヒータ
108 送風装置
109 記録媒体
110 加圧ローラ
111 クリーニングユニット

Claims (4)

  1. 最表面層として水素型陽イオン交換樹脂層を有する中間転写体上に、水溶性樹脂を含有する補助液を付与する工程と、
    前記中間転写体上に、インクジェット記録方式によってインクを付与して中間画像を形成する工程と、
    前記中間画像を記録媒体に転写する工程と、
    をこの順に有し、
    前記水素型陽イオン交換樹脂層の酸量A(mmol/m2)と、前記中間転写体上に付与されたインクおよび補助液の酸価の合計量B(mmol/m2)の比が、1≦A/B≦100であることを特徴とするインクジェット記録方法。
  2. 前記中間画像を記録媒体に転写する工程では、
    前記中間転写体の温度を前記水溶性樹脂のガラス転移点以上とした状態で、転写を行うことを特徴とする、請求項1に記載のインクジェット記録方法。
  3. 前記補助液はエマルジョン成分を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載のインクジェット記録方法。
  4. 前記水素型陽イオン交換樹脂層を構成する水素型陽イオン交換樹脂は、フッ素基を含むことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載のインクジェット記録方法。
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