JP2016085029A - 室外機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒートポンプ式給湯暖房機において、暖房運転および給湯運転のいずれかだけが行われる場合の熱ロスを低減し、省スペースを図る。
【解決手段】室外機1は、圧縮機10と、冷媒と外気との間で熱交換する室外熱交換器と、冷媒と給湯用温水との間で熱交換する給湯用熱交換器16Aと、冷媒と暖房用温水との間で熱交換する暖房用熱交換器16Bとを備え、給湯用熱交換器16Aと暖房用熱交換器16Bとは、積層された状態で断熱部材に収容される。
【選択図】図3

Description

本発明は、給湯用熱交換器および暖房用熱交換器を備える室外機に関する。
従来の室外機(ヒートポンプ式給湯暖房機)として、冷媒が循環される冷凍サイクルと、床暖房装置に温水を循環させるための床暖房回路と、温水を貯留又は給湯するための給湯回路とを備えるものがある。冷凍サイクルは、冷媒と水との間で熱交換を行う水熱交換器と、冷媒と室外空気との間で熱交換を行う室外空気熱交換器とを備えている。このヒートポンプ式給湯暖房機では、水熱交換器において冷媒との熱交換によって加熱された温水を床暖房パネルに循環させることで床暖房運転を行うとともに、水熱交換器において冷媒との熱交換によって加熱された温水を貯湯タンクに貯留することによって給湯運転を行う。したがって、水熱交換器は、冷凍サイクルに循環される冷媒が流通する冷媒配管と、床暖房回路に循環される水が流通する床暖房用配管と、給湯回路の水が流通する給湯用配管とを有している。
特開2010−14352
ところで、この水熱交換器では、冷媒配管と、床暖房用配管と、給湯用配管とが、接触した状態でろう付されることによって一体に構成されている。したがって、例えば、床暖房運転だけが行われる場合であっても、冷媒配管から給湯用配管に向かって熱が移動してしまうとともに、給湯運転だけが行われる場合であっても、冷媒配管から床暖房用配管に向かって熱が移動してしまう。よって、床暖房運転および給湯運転のいずれかだけが行われる場合に、熱ロスが大きいという問題がある。
そこで、本発明の目的は、暖房運転および給湯運転のいずれかだけが行われる場合の熱ロスを低減できる室外機を提供することである。
第1の発明にかかる室外機は、圧縮機と、冷媒と外気との間で熱交換する空気熱交換器と、冷媒と給湯用温水との間で熱交換する給湯用熱交換器と、冷媒と暖房用温水との間で熱交換する暖房用熱交換器とを備え、前記給湯用熱交換器と前記暖房用熱交換器とは、積層された状態で断熱部材に収容されることを特徴とする。
この室外機では、給湯用熱交換器と暖房用熱交換器とが分かれているので、給湯運転および暖房運転のいずれかだけが行われる場合であっても、冷媒配管から、運転されてない水配管に向かって熱が移動してしまうのを防止できるので、熱ロスが低減できる。また、給湯用熱交換器と暖房用熱交換器とが積層されていることから、給湯用熱交換器と暖房用熱交換器とが積層されない場合と比べ、省スペース化が可能であり、給湯用熱交換器と暖房用熱交換器を室外機内に収容できる。
第2の発明にかかる室外機は、第1の発明にかかる室外機において、前記給湯用熱交換器は、複数段に積層されるように巻回され、最も外側に配置された段にある給湯流入配管から給湯用温水が流入するように構成された給湯用水配管を有し、前記暖房用熱交換器は、複数段に積層されるように巻回され、最も外側に配置された段にある暖房流入配管から暖房用温水が流入するように構成された暖房用水配管を有しており、前記暖房用熱交換器は、前記暖房流入配管が前記給湯流入配管に近接するように、前記給湯用熱交換器に積層される。
この室外機では、給湯用熱交換器の給湯流出配管が暖房用熱交換器から離れて配置されると共に、暖房用熱交換器の給湯流出配管が給湯用熱交換器から離れて配置されることから、暖房運転および給湯運転のいずれかだけが行われる場合に、給湯用熱交換器の給湯流出配管内の温水温度が低温の暖房用熱交換器により低下したり、暖房用熱交換器の暖房流出配管内の温水温度が低温の給湯用熱交換器により低下するのを効果的に防止できる。
第3の発明にかかる室外機は、第1の発明にかかる室外機において、前記給湯用熱交換器は、複数段に積層されるように巻回され、最も外側に配置された段にある給湯流出配管から給湯用温水が流出するように構成された給湯用水配管を有しており、前記暖房用熱交換器は、前記給湯用水配管の給湯流出配管に近接するように、前記給湯用熱交換器に積層されることを特徴とする。
この室外機では、暖房用熱交換器が、給湯用熱交換器の給湯用水配管において給湯用温水が流出する側の給湯流出配管に近接するように配置される。この給湯用水配管において給湯用温水が流出する側の給湯流出配管は、給湯用温水が流入する側の配管より温度が高い。したがって、例えば外気温度が低い場合には、給湯用温水が流入する側の配管の温度が低くなることから、暖房用熱交換器を、その温度の低い給湯用温水が流入する側の配管に近接するように配置すると、給湯用熱交換器と暖房用熱交換器との境目の温度差が大きくなるのに対し、本発明では、暖房用熱交換器が、給湯用熱交換器において温度の低い給湯用温水が流入する側の配管から離れて配置されるので、給湯用熱交換器と暖房用熱交換器との境目の温度差が小さくなる。したがって、給湯用熱交換器と暖房用熱交換器の周囲を覆うように断熱材を配置する場合に、給湯用熱交換器と暖房用熱交換器との間に配置される断熱材の厚さを薄くできる。よって、室外機の高さを低くできることから、室外機のコンパクト化が可能である。
第4の発明にかかる室外機は、第3の発明にかかる室外機において、前記給湯用熱交換器は、上下方向に複数段に積層されるように巻回され、最も下側に配置された段にある配管から給湯用温水が流入するとともに、最も上側に配置された段にある配管から給湯用温水が流出するように構成された給湯用水配管を有し、前記暖房用熱交換器は、上下方向に複数段に積層されるように巻回され、最も下側に配置された段にある配管から暖房用温水が流入するとともに、最も上側に配置された段にある配管から暖房用温水が流出するように構成された暖房用水配管を有しており、 前記給湯用熱交換器が、前記暖房用熱交換器より下方に配置されることを特徴とする。
この室外機では、例えば、給湯用熱交換器だけを備えた従来の室外機がある場合、その給湯用熱交換器の上方に、暖房用熱交換器を配置することによって、給湯用熱交換器および暖房用熱交換器を備えた室外機であって、熱ロスが低減できるとともに、高さを低い室外機に容易に変更できる。
第5の発明にかかる室外機は、第1の発明にかかる室外機において、前記給湯用熱交換器は、上下方向に複数段に積層されるように巻回され、最も下側に配置された段にある配管から給湯用温水が流入するとともに、最も上側に配置された段にある配管から給湯用温水が流出するように構成された給湯用水配管を有し、前記暖房用熱交換器は、上下方向に複数段に積層されるように巻回され、最も下側に配置された段にある配管から暖房用温水が流入するとともに、最も上側に配置された段にある配管から暖房用温水が流出するように構成された暖房用水配管を有することを特徴とする。
この室外機では、下方の配管が上方の配管より低温の温水が流れる配管であることから、上方の配管内の過熱された温水の熱が下方の配管内の温水に伝達されにくい。したがって、給湯用熱交換器及び暖房用熱交換器の性能を向上させることができる。
第6の発明にかかる室外機は、第1の発明にかかる室外機において、前記給湯用熱交換器は、上下方向に複数段に積層されるように巻回され、最も上側に配置された段にある配管から給湯用温水が流入するとともに、最も下側に配置された段にある配管から給湯用温水が流出するように構成された給湯用水配管を有し、前記暖房用熱交換器は、上下方向に複数段に積層されるように巻回され、最も上側に配置された段にある配管から暖房用温水が流入するとともに、最も下側に配置された段にある配管から暖房用温水が流出するように構成された暖房用水配管を有することを特徴とする。
この室外機では、上方の配管から下方の配管に温水が流れることから、給湯用熱交換器及び暖房用熱交換器の配管内を温水が流れやすい。
第7の発明にかかる室外機は、第1―第6の発明のいずれかにかかる室外機において、前記給湯用水配管および前記暖房用水配管が、複数段のそれぞれの段において渦巻き状に巻回されることを特徴とする。
この室外機では、給湯用水配管および前記暖房用水配管が、複数段のそれぞれの段において渦巻き状に巻回されるので、水配管の全長が同一であるとした場合、給湯用水配管および暖房用水配管が渦巻き状でなく1重巻きで積層された場合より、給湯用熱交換器および暖房用熱交換器の高さを低くできる。したがって、より効果的に、室外機のコンパクト化が可能である。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、給湯用熱交換器と暖房用熱交換器とが分かれているので、給湯運転および暖房運転のいずれかだけが行われる場合であっても、冷媒配管から、運転されてない水配管に向かって熱が移動してしまうのを防止できるので、熱ロスが低減できる。また、給湯用熱交換器と暖房用熱交換器とが積層されていることから、給湯用熱交換器と暖房用熱交換器とが積層されない場合と比べ、省スペース化が可能であり、給湯用熱交換器と暖房用熱交換器を室外機内に収容できる。
第2の発明では、給湯用熱交換器の給湯流出配管が暖房用熱交換器から離れて配置されると共に、暖房用熱交換器の給湯流出配管が給湯用熱交換器から離れて配置されることから、暖房運転および給湯運転のいずれかだけが行われる場合に、給湯用熱交換器の給湯流出配管内の温水温度が低温の暖房用熱交換器により低下したり、暖房用熱交換器の暖房流出配管内の温水温度が低温の給湯用熱交換器により低下するのを効果的に防止できる。
第3の発明では、暖房用熱交換器が、給湯用熱交換器の給湯用水配管において給湯用温水が流出する側の給湯流出配管に近接するように配置される。この給湯用水配管において給湯用温水が流出する側の給湯流出配管は、給湯用温水が流入する側の配管より温度が高い。したがって、例えば外気温度が低い場合には、給湯用温水が流入する側の配管の温度が低くなることから、暖房用熱交換器を、その温度の低い給湯用温水が流入する側の配管に近接するように配置すると、給湯用熱交換器と暖房用熱交換器との境目の温度差が大きくなるのに対し、本発明では、暖房用熱交換器が、給湯用熱交換器において温度の低い給湯用温水が流入する側の配管から離れて配置されるので、給湯用熱交換器と暖房用熱交換器との境目の温度差が小さくなる。したがって、給湯用熱交換器と暖房用熱交換器の周囲を覆うように断熱材を配置する場合に、給湯用熱交換器と暖房用熱交換器との間に配置される断熱材の厚さを薄くできる。よって、室外機の高さを低くできることから、室外機のコンパクト化が可能である。
第4の発明では、例えば、給湯用熱交換器だけを備えた従来の室外機がある場合、その給湯用熱交換器の上方に、暖房用熱交換器を配置することによって、給湯用熱交換器および暖房用熱交換器を備えた室外機であって、熱ロスが低減できるとともに、高さを低い室外機に容易に変更できる。
第5の発明では、下方の配管が上方の配管より低温の温水が流れる配管であることから、上方の配管内の過熱された温水の熱が下方の配管内の温水に伝達されにくい。したがって、給湯用熱交換器及び暖房用熱交換器の性能を向上させることができる。
第6の発明では、上方の配管から下方の配管に温水が流れることから、給湯用熱交換器及び暖房用熱交換器の配管内を温水が流れやすい。
第7の発明では、給湯用水配管および前記暖房用水配管が、複数段のそれぞれの段において渦巻き状に巻回されるので、水配管の全長が同一であるとした場合、給湯用水配管および暖房用水配管が渦巻き状でなく1重巻きで積層された場合より、給湯用熱交換器および暖房用熱交換器の高さを低くできる。したがって、より効果的に、室外機のコンパクト化が可能である。
本発明の第1実施形態の温調システムを示す構成図である。 図1の温調システムに含まれる室外機の正面図である。 図3(a)は、室外機を正面から見たときのヒートポンプ部および水ユニットの内部構成を説明する図であり、図3(b)は、室外機を上方から見たときの水ユニットの内部構成を説明する図であり、図3(c)は、室外機を右側面から見たときの給湯用水配管接続部および暖房用水配管接続部の配置を説明する図である。 給湯用熱交換器および暖房用熱交換器が断熱材によって覆われる状態の斜視図である。 図5(a)および図5(b)は、給湯用熱交換器および暖房用熱交換器の斜視図および側面図である。 図6(a)は、暖房用熱交換器の斜視図であり、図6(b)は、給湯用熱交換器の斜視図である。 図7(a)および図7(b)は、本発明の第1実施形態および他の実施形態についての給湯用熱交換器と暖房用熱交換器との温度差を説明する図である。 図8(a)および図8(b)は、給湯用熱交換器および暖房用熱交換器の周囲に配置された断熱材の側面図、断面図である。 本発明の第2実施形態の温調システムを示す構成図である。 給湯用熱交換器および暖房用熱交換器の温水の流れ方向を示す図である。 図11(a)および図11(b)は、給湯用熱交換器および暖房用熱交換器の周囲に配置された断熱材の側面図、断面図である。 本発明の変形例の給湯用熱交換器および暖房用熱交換器の温水の流れ方向を示す図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しつつ、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、この発明の第1実施形態の温調システムの構成図を示している。図1に示すように、この温調システムは、ヒートポンプ室外機1(以下、室外機1という)と、室外機1に接続された利用側装置4とを備える。
室外機1は、図1および図2に示すように、ヒートポンプ部2と、ヒートポンプ部2の上方に配置された水ユニット部3とを有している。ヒートポンプ部2には、圧縮機10と、室外熱交換器11と、2つの膨張弁12A,12Bと、室外ファン13とが収容されている。水ユニット部3には、給湯用熱交換器(給湯用水熱交換器)16Aと、暖房用熱交換器(暖房用水熱交換器)16Bと、ポンプ17とが収容されている。室外機1の内部において、冷媒回路(ヒートポンプ)が構成されており、この冷媒回路は、圧縮機10と、室外熱交換器11と、膨張弁12A,12Bと、給湯用熱交換器16Aと、暖房用熱交換器16Bとが接続されて構成されている。冷媒回路は、圧縮機10の吐出側に配置された分岐部18において分岐し、室外熱交換器11の他端側に配置された合流部19において合流する2つの流路を有している。この2つの流路は、給湯用熱交換器16Aおよび膨張弁12Aが配置された流路と、暖房用熱交換器16Bおよび膨張弁12Bが配置された流路である。ポンプ17は、給湯タンク5から流出した給湯用温水を給湯用熱交換器16Aに供給し、給湯タンク5に供給される給湯用温水を循環させるものである。
圧縮機10の吐出側には、給湯用熱交換器16Aの冷媒流入口と、暖房用熱交換器16Bの冷媒流入口とがそれぞれ接続されている。圧縮機10の吸入側には、室外熱交換器11の一端が接続され、室外熱交換器11の他端には、膨張弁12A,12Bの一端がそれぞれ接続されている。膨張弁12Aの他端と給湯用熱交換器16Bの冷媒流出口とが接続されるとともに、膨張弁12Bの他端と暖房用熱交換器の冷媒流出口とが接続されている。したがって、給湯用熱交換器16Aの冷媒流入口には、圧縮機10の吐出側の分岐部18が接続され、給湯用熱交換器16Aの冷媒流出口には、膨張弁12Aが接続されている。また、暖房用熱交換器16Bの冷媒流入口には、圧縮機10の吐出側の分岐部18が接続され、給湯用熱交換器16Bの冷媒流出口には、膨張弁12Bが接続されている。
水ユニット部3は、給湯用水配管接続部20と、暖房用水配管接続部21とを有している。給湯用水配管接続部20は、往き接続部20aと、戻り接続部20bとを有しており、暖房用水配管接続部21は、往き接続部21aと、戻り接続部21bとを有している。水ユニット部3の内部において、給湯用水配管接続部20の往き接続部20aは、給湯用熱交換器16Aの水流入口に接続され、給湯用水配管接続部20の戻り接続部20bは、給湯用熱交換器16Aの水流出口に接続されている。また、水ユニット部3の内部において、給湯用水配管接続部20の往き接続部21aは、給湯用熱交換器16Aの水流入口に接続され、給湯用水配管接続部20の戻り接続部21bは、給湯用熱交換器16Aの水流出口に接続されている。
したがって、給湯用熱交換器16Aでは、圧縮機10の吐出側の分岐部18から流入した冷媒と、給湯用水配管接続部20の戻り接続部20bから流入した給湯用温水との間で熱交換されることによって、給湯用温水が加熱されて、その加熱された給湯用温水が、給湯用水配管接続部20の往き接続部20aに向かって流出する。また、暖房用熱交換器16Bでは、圧縮機10の吐出側の分岐部18から流入した冷媒と、暖房用水配管接続部21の戻り接続部21bから流入した暖房用温水との間で熱交換されることによって、暖房用温水が加熱されて、その加熱された暖房用温水が、暖房用水配管接続部21の往き接続部21aに向かって流出する。本実施形態の温調システムでは、室外機1は、給湯用温水および暖房用温水の少なくとも一方を加熱可能である。
本実施形態の温調システムでは、利用側装置4は、給湯タンク5と、ガスボイラ6と、床暖房パネル7と、ポンプ8とを有している。ガスボイラ6は、加熱器6aを有しており、床暖房パネル7と給湯端末9に接続されている。したがって、ガスボイラ6は、給湯タンク5から供給された給湯用温水を給湯端末9に供給される前に加熱したり、室外機1から供給された暖房用温水を床暖房パネル7に供給される前に加熱できる。ポンプ8は、床暖房パネル7から流出した暖房用温水を暖房用熱交換器16Bに供給し、床暖房パネル7に供給される暖房用温水を循環させるものである。
図3(a)は、室外機1を正面から見たときのヒートポンプ部2および水ユニット部3の内部構成を説明する図であり、図3(b)は、室外機1を上方から見たときの水ユニット部3の内部構成を説明する図であり、図3(c)は、室外機1を右側面から見たときの給湯用水配管接続部20および暖房用水配管接続部21の配置を説明する図である。後述するように、給湯用熱交換器16Aおよび暖房用熱交換器16Bは、断熱材料50によって覆われているが、図3では、断熱材料50の図示を省略して、給湯用熱交換器16Aおよび暖房用熱交換器16Bを図示している。また、室外機1の側面には、給湯用水配管接続部20および暖房用水配管接続部21を覆うカバー2aが配置されているが、図3(c)では図示を省略している。
図4は、給湯用熱交換器16Aおよび暖房用熱交換器16Bが断熱材60によって覆われる状態の斜視図であり、図5(a)および図5(b)は、給湯用熱交換器16Aおよび暖房用熱交換器16Bの斜視図および側面図であって、図4において断熱材60の図示を省略した状態である。室外機1の水ユニット部3の内部において、給湯用熱交換器16Aおよび暖房用熱交換器16Bは、図4および図5に示すように、上下方向に積層された状態で断熱材60によって周囲を覆われている。
図6(a)は、暖房用熱交換器16Bの斜視図であり、図6(b)は、給湯用熱交換器16Aの斜視図である。暖房用熱交換器16Bは、図6(a)に示すように、上下方向に2段に積層されるように巻回される暖房用水配管32を有しており、給湯用熱交換器16Aは、図6(b)に示すように、上下方向に2段に積層されるように巻回される給湯用水配管31を有している。この給湯用水配管31および暖房用水配管32は、平面視において、それぞれの段において略渦巻き状に巻回されている。
給湯用熱交換器16Aの水流入口には、ポンプ17(給湯用水配管接続部20の戻り接続部20b)から延在する給湯用戻り連絡配管31aが接続され、給湯用熱交換器16Aの水流出口には、給湯用水配管接続部20の往き接続部20aから延在する給湯用往き連絡配管31bが接続されている。また、暖房用熱交換器16Bの水流入口には、暖房用水配管接続部21の戻り接続部21bから延在する暖房用戻り連絡配管32aが接続され、暖房用熱交換器16Bの水流出口には、暖房用水配管接続部21の往き接続部21aから延在する暖房用往き連絡配管32bが接続されている。
給湯用熱交換器16Aにおいて、給湯用水配管31の外周には、給湯用冷媒配管33が螺旋状に巻回され、暖房用熱交換器16Bにおいて、暖房用水配管32の外周には、暖房用冷媒配管34が螺旋状に巻回されている。この給湯用冷媒配管33および暖房用冷媒配管34の内径は、それぞれ、給湯用水配管31および暖房用水配管32の内径より小さい。給湯用熱交換器16Aの冷媒流入口には、圧縮機10の吐出側の分岐部18から延在する給湯用連絡配管33aが接続され、給湯用熱交換器16Aの冷媒流出口には、膨張弁12Aから延在する給湯用連絡配管33bが接続されている。また、暖房用熱交換器16Bの冷媒流入口には、圧縮機10の吐出側の分岐部18から延在する暖房用連絡配管34aが接続され、暖房用熱交換器16Bの冷媒流出口には、膨張弁12Bから延在する暖房用連絡配管34bが接続されている。
本実施形態において、給湯用熱交換器16Aは、給湯用水配管31の外周に給湯用冷媒配管33が螺旋状に巻回された部分とし、暖房用熱交換器16Bは、暖房用水配管32の外周に暖房用冷媒配管34が螺旋状に巻回された部分とする。
給湯用熱交換器16Aの給湯用水配管31は、図6(b)に示すように、上下方向に2段に積層されるように巻回されたものであって、給湯用戻り連絡配管31aから、下側に配置された段にある配管に給湯用温水が流入するとともに、上側に配置された段にある配管から、給湯用往き連絡配管31bに給湯用温水が流出するように構成されている。暖房用熱交換器16Bの暖房用水配管32は、図6(a)に示すように、上下方向に2段に積層されるように巻回されたものであって、暖房用戻り連絡配管32aから、下側に配置された段にある配管に暖房用温水が流入するとともに、上側に配置された段にある配管から、暖房用往き連絡配管31bに暖房用温水が流出するように構成されている。
このように構成された給湯用熱交換器16Aの給湯用水配管31と暖房用熱交換器16Bの暖房用水配管32とは、水ユニット3の内部において、積層されている。詳しくは、給湯用熱交換器16Aは、2段に積層されるように巻回され、最も上側に配置された段にある配管(給湯流出配管)から給湯用温水が流出するように構成されており、暖房用熱交換器16Bは、給湯用熱交換器16Aの上方に積層されている(給湯用水配管31において最も上側に配置された段にある配管(給湯流出配管)に近接するように、給湯用熱交換器16Aに積層されている。
次に、給湯用熱交換器16Aと暖房用熱交換器16Bとの温度差について、図7に基づいて説明する。
図7(a)は、本実施形態の構成であって、暖房用熱交換器16Bが給湯用熱交換器16Aの上方に積層されているものを示し、図7(b)は、他の実施形態の構成であって、給湯用熱交換器16Aが暖房用熱交換器16Bの上方に積層されているものを示している。このように、本実施形態と他の実施形態とでは、暖房用熱交換器16Bとが給湯用熱交換器16Aとの上下が反対になっている。
ここでは、給湯用熱交換器16Aの給湯用水配管31に、給湯用戻り連絡配管31aから、下側に配置された段にある配管に、T1(℃)の給湯用温水が流入するとともに、上側に配置された段にある配管から、給湯用往き連絡配管31bに、T1’(℃)の給湯用温水が流出し、暖房用熱交換器16Bの暖房用水配管32に、暖房用戻り連絡配管32aから、下側に配置された段にある配管に、T2(℃)の暖房用温水が流入するとともに、上側に配置された段にある配管から、暖房用往き連絡配管31bに、T2’(℃)の暖房用温水が流出する場合について考える。
本実施形態の温調システムでは、給湯用熱交換器16Aの給湯用水配管31に流入する給湯用温水の温度T1(℃)は、例えば外気温度に基づいて変化する(例えば、T1=外気温度)と考えられ、例えば給湯用熱交換器16Aの給湯用水配管31から流出する給湯用温水の温度T1’(℃)は、給湯タンク5に貯留される温水の温度(給湯端末からの出湯温度)に基づいて変化すると考えられる。また、暖房用熱交換器16Bの暖房用水配管32に流入する暖房用温水の温度T2(℃)は、例えば暖房が行われる部屋の室内温度(床暖房パネル7に供給される温水の温度)に基づいて変化する(例えば、T2=室内温度+α)と考えられ、暖房用熱交換器16Bの暖房用水配管32から流出する暖房用温水の温度T2’(℃)は、暖房が行われる部屋の室内温度に基づいて変化すると考えられる。
したがって、本実施形態の温調システムにおいて、外気温度が低く、部屋の暖房が行われる状態であることを考慮すると、給湯用熱交換器16Aに流入する給湯用温水の温度T1(℃)が、暖房用熱交換器16Bに流入する暖房用温水の温度T2(℃)より低いと考えられ、また、T1(℃)が、その他のT1’(℃)、T2(℃)、T2’(℃)より低い温度であると考えられる。図6では、T1(℃)、T1’(℃)、T2(℃)、T2’(℃)の一例として、それぞれ、9℃、47℃、30℃、40℃の場合について図示している。
本実施形態のように、暖房用熱交換器16Bが給湯用熱交換器16Aの上方に積層されている場合には、図7(a)に示すように、給湯用熱交換器16Aと暖房用熱交換器16Bとの間の温度差が17℃であるのに対し、他の実施形態のように、給湯用熱交換器16Aが暖房用熱交換器16Bの上方に積層されている場合には、図7(a)に示すように、給湯用熱交換器16Aと暖房用熱交換器16Bとの間の温度差が31℃である。したがって、本実施形態では、他の実施形態より、給湯用熱交換器16Aと暖房用熱交換器16Bとの間の温度差が小さいことが分かる。
次に、給湯用熱交換器16Aおよび暖房用熱交換器16Bの周囲に配置された断熱材60の構成について、図8に基づいて説明する。
給湯用熱交換器16Aおよび暖房用熱交換器16Bは、上下方向に積層された状態で断熱材60によって周囲を覆われている。断熱材60は、図8(a)に示すように、給湯用熱交換器16Aと暖房用熱交換器16Bとの間に配置される中間部材61と、中間部材61に対して給湯用熱交換器16A側に配置される下部材62と、中間部材61に対して暖房用熱交換器16B側に配置される上部材63とを有している。したがって、給湯用熱交換器16Aは、中間部材61と下部材62によって周囲を覆われており、暖房用熱交換器16Bは、中間部材61と上部材63によって周囲を覆われている。下部材62および上部材63の上下方向の厚さは、中間部材61の上下方向の厚さより厚く構成される。
給湯用熱交換器16Aには、水連絡配管(給湯用戻り連絡配管31aおよび給湯用往き連絡配管31b)と、冷媒連絡配管(給湯用連絡配管33aおよび給湯用連絡配管33b)とが接続されており、暖房用熱交換器16Bには、水連絡配管(暖房用戻り連絡配管32aおよび暖房用往き連絡配管32b)と、冷媒連絡配管(暖房用連絡配管34aおよび暖房用連絡配管34b)とが接続されている。
図4に示すように、中間部材61と下部材62との嵌合部には、水連絡配管および冷媒連絡配管が通過する開口65が形成されるとともに、中間部材61と上部材63との嵌合部には、水連絡配管および冷媒連絡配管が通過する開口66が形成される。この開口65と開口66とは、積層方向について(平面視において)同一の位置に配置されている。
図8(b)は、給湯用熱交換器16Aおよび暖房用熱交換器16Bの周囲を覆った状態の断熱材60の断面図である。下部材62は、給湯用熱交換器16Aが配置される凹部62aを有しており、凹部62aの周囲(開口65の部分を除く)には、壁部62bが設けられている。この壁部62bの上端の内周側部分には、突出部62cが配置されている。また、中間部材61は、下部材62の凹部62aを塞ぐように配置される板状の部材である。この中間部材61の下面の外周部(開口65の部分を除く)には、下部材62の壁部62bの上端に対向する突出部61cが設けられている。この突出部61cの内周面と、下部材62の突出部62cの外周面とは、略同一の形状および大きさに構成されている。したがって、中間部材61と下部材62とは、給湯用熱交換器16Aの周囲を覆う状態で嵌合する。
上部材63は、給湯用熱交換器16Bが配置される凹部63aを有しており、凹部63aの周囲(開口66の部分を除く)には、壁部63bが設けられている。この壁部63bの下端の外周側部分には、突出部63cが配置されている。また、中間部材61は、上部材63の凹部63aを塞ぐように配置される板状の部材である。この中間部材61の上面の外周部(開口66の部分を除く)には、上部材63の壁部63bの下端に対向する突出部61dが設けられている。この突出部61dの外周面と、上部材63の突出部63cの内周面とは、略同一の形状および大きさに構成されている。したがって、中間部材61と上部材63とは、暖房用熱交換器16Bの周囲を覆う状態で嵌合する。
本実施形態では、下部材62の突出部62cの外周面と、上部材63の突出部63cの内周面とは、略同一の形状および大きさに構成されている。したがって、中間部材61と下部材62とが嵌合し、中間部材61と上部材63とが嵌合するとともに、下部材62と上部材63とが嵌合するように構成されている。このように、下部材62と上部材63とが嵌合するように構成されているので、例えば、給湯用熱交換器16Aおよび暖房用熱交換器16Bのいずれかだけを使用する場合において、下部材62と上部材63を、その熱交換器の周囲を覆う状態で嵌合させることができる。
<本実施形態の室外機の特徴>
本実施形態の室外機1では、給湯用熱交換器16Aと暖房用熱交換器16Bとが分かれているので、給湯運転および暖房運転のいずれかだけが行われる場合であっても、冷媒配管から、運転されてない水配管に向かって熱が移動してしまうのを防止できるので、熱ロスが低減できる。た、給湯用熱交換器16Aと暖房用熱交換器16Bとが積層されていることから、給湯用熱交換器16Aと暖房用熱交換器16Bとが積層されない場合と比べ、省スペース化が可能であり、給湯用熱交換器16Aと暖房用熱交換器16Bを室外機1内に収容できる。
本実施形態の室外機1では、暖房用熱交換器16Bが、給湯用熱交換器16Aの給湯用水配管31において給湯用温水が流出する側の給湯流出配管に近接するように配置される。この給湯用水配管において給湯用温水が流出する側の給湯流出配管は、給湯用温水が流入する側の配管より温度が高い。したがって、例えば外気温度が低い場合には、給湯用温水が流入する側の配管の温度が低くなることから、暖房用熱交換器16Bを、その温度の低い給湯用温水が流入する側の配管に近接するように配置すると、給湯用熱交換器16Aと暖房用熱交換器16Bとの境目の温度差が大きくなるのに対し、本発明では、暖房用熱交換器16Bが、給湯用熱交換器16Aにおいて温度の低い給湯用温水が流入する側の配管から離れて配置されるので、給湯用熱交換器16Aと暖房用熱交換器16Bとの境目の温度差が小さくなる。したがって、給湯用熱交換器16Aと暖房用熱交換器16Bの周囲を覆うように断熱材60を配置する場合に、給湯用熱交換器16Aと暖房用熱交換器16Bとの間に配置される断熱材(中間部材61)の厚さを薄くできる。よって、室外機1の高さを低くできることから、室外機1のコンパクト化が可能である。
本実施形態の室外機1では、例えば、給湯用熱交換器16Aだけを備えた従来の室外機がある場合、その給湯用熱交換器16Aの上方に、暖房用熱交換器16Bを配置することによって、給湯用熱交換器16Aおよび暖房用熱交換器16Bを備えた室外機であって、熱ロスが低減できるとともに、高さを低い室外機に容易に変更できる。
本実施形態の室外機1では、暖房用熱交換器16Bが給湯用熱交換器16Aの上方に積層されるとともに、暖房用熱交換器16Bは、暖房用温水が最も下方の段から流入して、最も上方の段から流出するとともに、給湯用熱交換器16Aは、給湯用温水が最も下方の段から流入して、最も上方の段から流出し、下方の配管が上方の配管より低温の温水が流れる配管であることから、上方の配管内の過熱された温水の熱が下方の配管内の温水に伝達されにくい。したがって、給湯用熱交換器16A及び暖房用熱交換器16Bの性能を向上させることができる。
本実施形態の室外機1では、給湯用水配管31および暖房用水配管32が、2段のそれぞれの段において渦巻き状に巻回されるので、水配管の全長が同一であるとした場合、給湯用水配管31および暖房用水配管32が渦巻き状でなく1重巻きで積層された場合より、給湯用熱交換器16Aおよび暖房用熱交換器16Bの高さを低くできる。したがって、より効果的に、室外機1のコンパクト化が可能である。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を添付図面に従って説明する。
室外機101は、図9に示すように、ヒートポンプ部102と、ヒートポンプ部102の上方に配置された水ユニット部103とを有している。ヒートポンプ部102には、圧縮機110と、室外熱交換器(熱源側熱交換器)111と、膨張弁(減圧機構)112と、室外ファン113とが収容されている。水ユニット部103には、給湯用熱交換器(利用側第1熱交換器)116Aと、暖房用熱交換器(利用側第2熱交換器)116Bと、給水ポンプ117とが収容されている。
室外機101の内部において、冷媒が循環する冷媒回路(ヒートポンプ)が構成されている。この冷媒回路は、主流路123と第1流路124と第2流路125と低圧流路126とを有する。主流路123には、圧縮機110、室外熱交換器111、および膨張弁112が順に設けられている。圧縮機110の吸入側には、室外熱交換器111の一端が接続され、室外熱交換器111の他端には、膨張弁112の一端が接続されている。
第1流路124と第2流路125とは、圧縮機110の吐出側に配置された四路切換弁118において分岐し、室外熱交換器111の他端側に配置された合流部119において合流する。主流路123の合流部119と膨張弁112との間には、冷媒回路と連通するサービスポート141が配設されている。サービスポート141は、例えばメンテナンス時に外部から冷媒回路に冷媒を注入したり、冷媒回路から外部に冷媒を排出するために使用される。
第1流路124は、加熱運転時、主流路123の圧縮機110の下流側に設けられた四路切換弁118と膨張弁112の上流側に設けられた合流部119とを接続する。また第1流路124には、給湯用熱交換器116Aと、給湯用熱交換器116Aと合流部119との間に配置された第1逆止弁144とが設けられている。第1逆止弁144は、給湯用熱交換器116Aから合流部119への冷媒の流れを許容するが、合流部119から給湯用熱交換器116A(第1流路124)への冷媒の流れを遮断する。第2流路125は、四路切換弁118と合流部119とを第1流路124と並列に接続する。また第2流路125には、暖房用熱交換器116Bと、冷媒を貯留するレシーバ146と、第2逆止弁148とが設けられている。第2逆止弁148は、暖房用熱交換器116Bと合流部119との間(暖房用熱交換器116Bの下流側かつ合流部119の上流側)に配置されている。第2逆止弁148は、暖房用熱交換器116Bから合流部119への冷媒の流れを許容するが、合流部119から暖房用熱交換器116B(第2流路125)への冷媒の流れを遮断する。
低圧流路126は、四路切換弁118と圧縮機110の吸入側とを接続している。圧縮機110の吸入側とは電動弁112と圧縮機110との間を指すが、低圧流路126は特に、圧縮機110と室外熱交換器111との間に接続されている。給水ポンプ117は、給湯タンク105から流出した給湯用温水を給湯用熱交換器116Aに供給し、給湯タンク105に供給される給湯用温水を循環させる。
上述した冷媒回路では、圧縮機110から吐出された冷媒が第1流路124および第2流路125のいずれか一方の流路に流れて他方の流路には流れないように、四路切換弁118により後述する第1状態と第2状態とに切り換えられる。
図1に示す第1状態では、圧縮機110から吐出された冷媒が第1流路124に流れて第2流路125に流れず、第2流路125が主流路123の低圧側に接続される。具体的には冷媒が流れる給湯用熱交換器116Aに関し、第1流路124の冷媒流入口には、四路切換弁118を介して圧縮機110の吐出側が接続され、第1流路124の冷媒流出口には、膨張弁112が接続されている。冷媒が流れない第2流路125に関しては、一端部が四路切換弁118を介して低圧流路126に接続され、他方の端部が合流部119に接続されている。
第1状態では図1中、実線で示すように、圧縮機110から吐出された冷媒が、四路切換弁118を介して第1流路124に流入する。そして、給湯用熱交換器116Aで水と熱交換をした後、合流部119を介して膨張弁112に到達する。一方、第2流路125内の冷媒は四路切換弁118を介して低圧流路126に流入し、圧縮機110に吸入される。しかし第2流路125内の冷媒が圧縮機110に吸入された後は、第2逆止弁148があるため、第2逆止弁148より合流部側119にある冷媒が圧縮機110に吸入されることはない。
第2状態では、圧縮機110から吐出された冷媒が第2流路125に流れて第1流路124に流れず、第1流路124が主流路123の低圧側に接続される。具体的には冷媒が流れる暖房用熱交換器116Bに関し、第2流路125の冷媒流入口には、四路切換弁118を介して圧縮機110の吐出側が接続され、第2流路125の冷媒流出口には、膨張弁112が接続されている。冷媒が流れない第1流路124に関しては、一端部が四路切換弁118を介して低圧流路126に接続され、他方の端部が合流部119に接続されている。
第2状態では図1中、点線で示すように、圧縮機110から吐出された冷媒が、四路切換弁118を介して第2流路125に流入する。そして、暖房用熱交換器116Bで水と熱交換をした後、合流部119を介して膨張弁112に到達する。一方、第1流路124内の冷媒は四路切換弁118を介して低圧流路126に流入し、圧縮機110に吸入される。しかし第1流路124内の冷媒が圧縮機110に吸入された後は、第1逆止弁144があるため、第1逆止弁144より合流部側119にある冷媒が圧縮機110に吸入されることはない。
水ユニット部103は、給湯用水配管接続部120と、暖房用水配管接続部121とを有している。給湯用水配管接続部120は、往き接続部120aと、戻り接続部120bとを有しており、暖房用水配管接続部121は、往き接続部121aと、戻り接続部121bとを有している。水ユニット部103の内部において、給湯用水配管接続部120の往き接続部120aは第1状態で、給湯用熱交換器116Aの水流入口に接続され、給湯用水配管接続部120の戻り接続部120bは、給湯用熱交換器116Aの水流出口に接続されている。
給湯用熱交換器116Aでは、第1状態において圧縮機110の吐出側の四路切換弁118から流入した冷媒と、給湯用水配管接続部120の戻り接続部120bから流入した給湯用温水との間で熱交換されることによって、給湯用温水が加熱されて、その加熱された給湯用温水が、給湯用水配管接続部120の往き接続部120aに向かって流出する。
水ユニット部103の内部において、暖房用水配管接続部121の往き接続部121aは第2状態で、暖房用熱交換器116Bの水流入口に接続され、暖房用水配管接続部121の戻り接続部121bは、暖房用熱交換器116Bの水流出口に接続されている。
暖房用熱交換器116Bでは、第2状態において圧縮機110の吐出側の四路切換弁118から流入した冷媒と、暖房用水配管接続部121の戻り接続部121bから流入した暖房用温水との間で熱交換されることによって、暖房用温水が加熱されて、その加熱された暖房用温水が、暖房用水配管接続部121の往き接続部121aに向かって流出する。本実施形態のヒートポンプ式加熱装置では、室外機101は、給湯用温水および暖房用温水のいずれか一方を加熱可能である。
本実施形態のヒートポンプ式加熱装置では、利用側装置104は、給湯タンク105と、ガスボイラ106と、床暖房パネル107と、ポンプ108とを有している。ガスボイラ106は、加熱器106aを有しており、床暖房パネル107と給湯端末109に接続されている。したがって、ガスボイラ106は、給湯タンク105から供給された給湯用温水を給湯端末109に供給される前に加熱したり、室外機101から供給された暖房用温水を床暖房パネル107に供給される前に加熱できる。ポンプ108は、床暖房パネル107から流出した暖房用温水を暖房用熱交換器116Bに供給し、床暖房パネル107に供給される暖房用温水を循環させるものである。
暖房用熱交換器116Bは、上下方向に2段に積層されるように巻回される暖房用水配管132を有しており、給湯用熱交換器116Aは、上下方向に2段に積層されるように巻回される給湯用水配管131を有している。この給湯用水配管131および暖房用水配管132は、平面視において、それぞれの段において略渦巻き状に巻回されている。給湯用熱交換器116Aおよび暖房用熱交換器116Bは、上下方向に積層された状態で断熱材160によって周囲を覆われている。断熱材160は、図11に示すように、給湯用熱交換器116A側に配置される下部材162と、暖房用熱交換器116B側に配置される上部材163とを有している。したがって、給湯用熱交換器116Aは、下部材162によって周囲を覆われており、暖房用熱交換器116Bは、上部材163によって周囲を覆われている。下部材162および上部材163の上下方向の厚さは、上部材163が下部材162より厚く構成される。
給湯用熱交換器116Aの水流入口には、給水ポンプ117(給湯用水配管接続部120の戻り接続部120b)から延在する給湯用戻り連絡配管131aが接続され、給湯用熱交換器116Aの水流出口には、給湯用水配管接続部120の往き接続部120aから延在する給湯用往き連絡配管131bが接続されている。また、暖房用熱交換器116Bの水流入口には、暖房用水配管接続部121の戻り接続部121bから延在する暖房用戻り連絡配管132aが接続され、暖房用熱交換器116Bの水流出口には、暖房用水配管接続部121の往き接続部121aから延在する暖房用往き連絡配管132bが接続されている。
給湯用熱交換器116Aの給湯用水配管131は、上下方向に2段に積層されるように巻回されたものであって、給湯用戻り連絡配管131aから、上側に配置された段にある配管に給湯用温水が流入するとともに、下側に配置された段にある配管から、給湯用往き連絡配管131bに給湯用温水が流出するように構成されている。暖房用熱交換器116Bの暖房用水配管132は、上下方向に2段に積層されるように巻回されたものであって、暖房用戻り連絡配管132aから、下側に配置された段にある配管に暖房用温水が流入するとともに、上側に配置された段にある配管から、暖房用往き連絡配管131bに暖房用温水が流出するように構成されている。
このように構成された給湯用熱交換器116Aの給湯用水配管131と暖房用熱交換器116Bの暖房用水配管132とは、水ユニット103の内部において、積層されている。詳しくは、給湯用熱交換器116Aは、2段に積層されるように巻回され、最も下側に配置された段にある配管から給湯用温水が流出するように構成されており、暖房用熱交換器116Bは、給湯用熱交換器116Aの上方において、2段に積層されるように巻回され、最も上側に配置された段にある配管から暖房用温水が流出するように構成されている。
[本実施形態の室外機の特徴]
本実施形態の室外機には以下の特徴がある。
本発明の室外機では、給湯用熱交換器116Aの給湯流出配管131bが暖房用熱交換器116Bから離れて配置されると共に、暖房用熱交換器116Bの給湯流出配管132bが給湯用熱交換器116Aから離れて配置されることから、暖房運転および給湯運転のいずれかだけが行われる場合に、給湯用熱交換器116Aの給湯流出配管131b内の温水温度が低温の暖房用熱交換器116Bにより低下したり、暖房用熱交換器116の暖房流出配管132b内の温水温度が低温の給湯用熱交換器116Aにより低下するのを効果的に防止できる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
上述の第1実施形態では、暖房用熱交換器16Bが給湯用熱交換器16Aの上方に積層されるとともに、暖房用熱交換器16Bは、暖房用温水が最も下方の段から流入して、最も上方の段から流出するとともに、給湯用熱交換器16Aは、給湯用温水が最も下方の段から流入して、最も上方の段から流出する場合について説明したが、暖房用熱交換器16Bが、給湯用熱交換器16Aの給湯用水配管において給湯用温水が流出する側の給湯流出配管に近接するように配置されるものであれば、本発明と同様の効果が得られる。
したがって、給湯用熱交換器16Aおよび暖房用熱交換器16Bが、上下方向以外(例えば水平方向)に積層させたものであってよい。また、暖房用熱交換器16Bが給湯用熱交換器16Aの上方に積層されるとともに、暖房用熱交換器16Bは、暖房用温水が最も上方の段から流入して、最も下方の段から流出する(本実施形態において、暖房用温水の流れ方向が反対方向)とともに、給湯用熱交換器16Aは、給湯用温水が最も下方の段から流入して、最も上方の段から流出するものであってよい。また、給湯用熱交換器16Aが暖房用熱交換器16Bの上方に積層されるとともに、給湯用熱交換器16Aは、給湯用温水が最も上方の段から流入して、最も下方の段から流出するものであってよい(暖房用熱交換器16Bにおける暖房用温水の流れ方向は、下方から上方でも、上方から下方でもよい)。また、給湯用熱交換器16Aの給湯用水配管31が複数段であって、暖房用熱交換器16Bの暖房用水配管32が複数段でなくてよい。
上述の第2実施形態では、暖房用熱交換器116Bが給湯用熱交換器116Aの上方に積層されるとともに、暖房用熱交換器116Bは、暖房用温水が最も下方の段から流入して、最も上方の段から流出するとともに、給湯用熱交換器116Aは、給湯用温水が最も上方の段から流入して、最も下方の段から流出する場合について説明したが、暖房用熱交換器116Bが、給湯用水配管の給湯流出配管に近接するように、給湯用熱交換器に積層されるものであれば、本発明と同様の効果が得られる。したがって、暖房用熱交換器116Bが給湯用熱交換器116Aの下に積層されるとともに、暖房用熱交換器116Bは、暖房用温水が最も上方の段から流入して、最も下方の段から流出するとともに、給湯用熱交換器116Aは、給湯用温水が最も下方の段から流入して、最も上方の段から流出してよい。
上述の第1実施形態では、暖房用熱交換器16Bが給湯用熱交換器16Aの上方に積層されるとともに、暖房用熱交換器16Bは、暖房用温水が最も下方の段から流入して、最も上方の段から流出するとともに、給湯用熱交換器16Aは、給湯用温水が最も下方の段から流入して、最も上方の段から流出する場合について説明したが、図11に示すように、暖房用熱交換器16Bは、暖房用温水が最も上方の段から流入して、最も下方の段から流出するとともに、給湯用熱交換器16Aは、給湯用温水が最も上方の段から流入して、最も下方の段から流出してよい。
上述の第1および第2実施形態では、暖房用熱交換器16B、116Bが給湯用熱交換器16A、116Aの上方に積層される場合を説明したが、暖房用熱交換器16B、116Bが給湯用熱交換器16A、116Aの下方に積層されてよい。
上述の第1および第2実施形態では、給湯用水配管31、131および暖房用水配管32、132が、2段のそれぞれの段において渦巻き状に巻回される場合について説明したが、給湯用水配管31、131および暖房用水配管32、132が、3段以上に巻回されたものであってよいし、それぞれの段において渦巻き状でなく1重巻きで積層されたものであってよい。
上述の第1および第2実施形態では、暖房用熱交換器16B、116Bにおいて加熱された暖房用温水が床暖房パネル7、107に供給される場合について説明したが、暖房用熱交換器16B、116Bにおいて加熱された暖房用温水が床暖房パネル以外の暖房装置に供給されてよい。
本発明を利用すれば、暖房運転および給湯運転のいずれかだけが行われる場合の熱ロスを低減できる。
1、101 室外機
2、102 ヒートポンプ部
3、103 水ユニット部
10、110 圧縮機
11、111 空気熱交換器
16A、116A 給湯用熱交換器
16B、116B 暖房用熱交換器
31、131 給湯用水配管
32、132 暖房用水配管
60、160 断熱部材

Claims (7)

  1. 圧縮機と、
    冷媒と外気との間で熱交換する空気熱交換器と、
    冷媒と給湯用温水との間で熱交換する給湯用熱交換器と、
    冷媒と暖房用温水との間で熱交換する暖房用熱交換器とを備え、
    前記給湯用熱交換器と前記暖房用熱交換器とは、積層された状態で断熱部材に収容されることを特徴とする室外機。
  2. 前記給湯用熱交換器は、複数段に積層されるように巻回され、最も外側に配置された段にある給湯流入配管から給湯用温水が流入するように構成された給湯用水配管を有し、
    前記暖房用熱交換器は、複数段に積層されるように巻回され、最も外側に配置された段にある暖房流入配管から暖房用温水が流入するように構成された暖房用水配管を有しており、
    前記暖房用熱交換器は、前記暖房流入配管が前記給湯流入配管に近接するように、前記給湯用熱交換器に積層されることを特徴とする請求項1に記載の室外機。
  3. 前記給湯用熱交換器は、複数段に積層されるように巻回され、最も外側に配置された段にある給湯流出配管から給湯用温水が流出するように構成された給湯用水配管を有しており、
    前記暖房用熱交換器は、前記給湯用水配管の給湯流出配管に近接するように、前記給湯用熱交換器に積層されることを特徴とする請求項1に記載の室外機。
  4. 前記給湯用熱交換器は、上下方向に複数段に積層されるように巻回され、最も下側に配置された段にある配管から給湯用温水が流入するとともに、最も上側に配置された段にある配管から給湯用温水が流出するように構成された給湯用水配管を有し、
    前記暖房用熱交換器は、上下方向に複数段に積層されるように巻回され、最も下側に配置された段にある配管から暖房用温水が流入するとともに、最も上側に配置された段にある配管から暖房用温水が流出するように構成された暖房用水配管を有しており、
    前記給湯用熱交換器が、前記暖房用熱交換器より下方に配置されることを特徴とする請求項3に記載の室外機。
  5. 前記給湯用熱交換器は、上下方向に複数段に積層されるように巻回され、最も下側に配置された段にある配管から給湯用温水が流入するとともに、最も上側に配置された段にある配管から給湯用温水が流出するように構成された給湯用水配管を有し、
    前記暖房用熱交換器は、上下方向に複数段に積層されるように巻回され、最も下側に配置された段にある配管から暖房用温水が流入するとともに、最も上側に配置された段にある配管から暖房用温水が流出するように構成された暖房用水配管を有することを特徴とする請求項1に記載の室外機。
  6. 前記給湯用熱交換器は、上下方向に複数段に積層されるように巻回され、最も上側に配置された段にある配管から給湯用温水が流入するとともに、最も下側に配置された段にある配管から給湯用温水が流出するように構成された給湯用水配管を有し、
    前記暖房用熱交換器は、上下方向に複数段に積層されるように巻回され、最も上側に配置された段にある配管から暖房用温水が流入するとともに、最も下側に配置された段にある配管から暖房用温水が流出するように構成された暖房用水配管を有することを特徴とする請求項1に記載の室外機。
  7. 前記給湯用水配管および前記暖房用水配管が、複数段のそれぞれの段において渦巻き状に巻回されることを特徴とする請求項1−6のいずれかに記載の室外機。
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