JP5575190B2 - 給湯機 - Google Patents

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本発明は、貯湯タンクと給湯室外機を備えた給湯機に係り、より詳しくは、冷媒回路の空気熱交換器と圧縮機との間に中温水冷媒熱交換器を設け、この中温水冷媒熱交換器と貯湯タンクとを水配管で接続した給湯機に関する。
従来の給湯機は、貯湯タンク、給湯室外機などを備えており、その沸き上げ運転においては、貯湯タンクの下部の水を下部取出経路から取り出して、給湯室外機の沸上用熱交換器に流して所定の高温の湯に沸き上げ、沸き上げた湯を貯湯タンクの上部に戻して、貯湯タンク内の上部側から高温の湯を順次貯湯し、貯湯タンク全体に高温の湯を貯湯するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−303703号公報(第6頁、図1)
従来の給湯機は、沸上げ運転完了前には貯湯タンクから給湯室外機に流入される水の温度が上昇し、沸上げ効率が著しく低下する。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、沸上げ完了前の給湯室外機へ流入する水の温度の上昇を抑制し、沸上げ効率低下を抑制して総合的に効率の高い給湯室外機を備えた給湯機を得ることを目的とする。
本発明に係る給湯機は、圧縮機、温水冷媒熱交換器、膨張弁、空気熱交換器を順次接続してなる冷媒回路を有する給湯室外機と、貯湯タンクとを有し、貯湯タンクに沸き上げ用の循環路を設けて給湯室外機の温水冷媒熱交換器に接続し、温水冷媒熱交換器と貯湯タンクとの間で熱交換する給湯機であって、冷媒回路の空気熱交換器と圧縮機との間に中温水冷媒熱交換器を設け、中温水冷媒熱交換器に、貯湯タンクに設けた中温水循環用の循環路を接続し、空気熱交換器と中温水冷媒熱交換器との間に設けられ、中温水循環用の循環路を流れる水と、冷媒回路を流れる冷媒とのうちの一方の流れを切り換えて、当該水と当該冷媒とを熱交換させるか否かを切り換える切換手段を設け、切換手段と圧縮機とを接続する低圧冷媒分岐管を設けると共に、温水冷媒熱交換器と膨張弁の間の高圧冷媒配管と低圧冷媒分岐管が接続された内部熱交換器とを設け、内部熱交換器により、冷媒回路の温水冷媒熱交換器からの冷媒と空気熱交換器からの冷媒とを熱交換するものである。
本発明の給湯機によれば、貯湯タンク内の中温水は中温水冷媒熱交換器で冷媒に熱を与えて冷却され、温度が低下して貯湯タンク内に戻される。一方、中温水の熱は冷媒に回収されるので熱ロスは少なく、沸上げ完了前の室外機へ流入される水の温度の上昇が抑えられるので効率低下を抑制することができ、総合的に効率が上がり、減量化、省エネルギー化も達成することができる。
本発明の実施の形態1に係る給湯機を構成する給湯室外機と貯湯タンクとの水配管接続を示す模式図である。 本発明の実施の形態2に係る給湯機を構成する給湯室外機と貯湯タンクとの水配管接続を示す模式図である。 本発明の実施の形態3に係る給湯機を構成する給湯室外機と貯湯タンクとの水配管接続を示す模式図である。 本発明の実施の形態4に係る給湯機を構成する給湯室外機と貯湯タンクとの水配管接続を示す模式図である。 本発明の実施の形態5に係る給湯機を構成する給湯室外機と貯湯タンクとの水配管接続を示す模式図である。 本発明の実施の形態6に係る給湯機を構成する給湯室外機と貯湯タンクとの水配管接続を示す模式図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る給湯機を構成する給湯室外機と貯湯タンクとの水配管接続を示す模式図である。
図において、給湯室外機の給湯室外機本体1は、圧縮機2、凝縮器として機能する温水冷媒熱交換器3、膨張弁4、蒸発器として機能する空気熱交換器5を順次接続した冷媒回路Aを備えている。そして、冷媒回路Aを構成する冷媒配管は高圧冷媒配管8と低圧冷媒配管9とからなり、それぞれが温水冷媒熱交換器3、空気熱交換器5を介して圧縮機2と膨張弁4とに接続され、低圧冷媒配管9の空気熱交換器5と圧縮機2との間には中温水冷媒熱交換器7が配設されている。
貯湯タンク10は下部から上部に循環する沸き上げ用の循環路Bを有し、冷媒回路Aの温水冷媒熱交換器3において水と冷媒とで熱交換される。沸き上げ用の循環路Bを構成する水配管は、貯湯タンク10の下部に接続する低温水配管11と上部に接続する高温水配管12とからなり、低温水配管11は冷媒回路Aの温水冷媒熱交換器3の水配管入口3aに接続され、高温水配管12は温水冷媒熱交換器3の水配管出口3bに接続されており、低温水配管11には水を流す第1のポンプ15が接続されている。
温水冷媒熱交換器3は、給湯室外機において断熱壁で区画された収納容器に周囲を断熱材で覆われて収納されており、例えば、水配管の周囲に複数の冷媒配管が密着し、高温の冷媒と水とが熱交換して水を加熱する。
貯湯タンク10の中間部には中温水循環用の循環路Cが設けられており、低圧冷媒配管9に設けられた中温水冷媒熱交換器7において水と冷媒とで熱交換され、沸き上げ完了前の給湯室外機へ流入する水の温度の上昇を抑制する。中温水循環用の循環路Cを構成する温水配管は、貯湯タンク10の中間部に接続する中温水配管13と冷却中温水配管14とからなり、貯湯タンク10の中間部において、冷却中温水配管14は中温水配管13の下方に接続される。貯湯タンク10内の温度分布を考慮し、総合での効率が高くなるように中温水配管13と冷却中温水配管14の接続位置が決められる。中温水配管13は中温水冷媒熱交換器7の水配管入口7aと接続され、冷却中温水配管14は中温水冷媒熱交換器7の水配管出口7bに接続されており、中温水配管13には水を流す第2のポンプ16が接続されている。
中温水冷媒熱交換器7は、給湯室外機において温水冷媒熱交換器3と同様に断熱壁で区画された収納容器内部に収納されており、温水冷媒熱交換器3の近傍に配置することで、配管の分岐、取り回しが容易になる。
次に動作について説明する。
貯湯タンク10内が低温満水状態になると、給湯室外機本体1の沸上げ運転が開始される。第1のポンプ15が駆動されると、貯湯タンク10内の低温水は低温水配管11を通り、温水冷媒熱交換器3に流入する。
圧縮機2が駆動されると、圧縮機2からの高温の高圧冷媒は高圧冷媒配管8を通って温水冷媒熱交換器3に流入し、高圧冷媒の熱は温水冷媒熱交換器3で水に与えられ、低温水は熱交換されて高温水となる。高温水は高温水配管12を通り、貯湯タンク10内に戻される。
一方、温水冷媒熱交換器3で水に熱を与えた高圧冷媒は、高圧冷媒配管8を通って膨張弁4に流入し、その開度によって所定の圧力に減圧され、温度も低下する。膨張弁4からの低温の低圧冷媒は低圧冷媒配管9を通って空気熱交換器5に流入し、ここで空気から熱を与えられ、中温水冷媒熱交換器7に流入する。通常運転の場合は、第2のポンプ16は駆動しないのでそのまま通過し、低圧冷媒配管9を通って圧縮機2に流入して、冷凍サイクルが形成される。
こうして、貯湯タンク10内で徐々に高温水が上部から下部に拡大していき、上部と下部の間では中温水が生成される。
貯湯タンク10内が全て高温水になると沸上げ完了となるが、貯湯タンク10から低温水配管11を通って給湯室外機本体1に流入する低温水は、その前に、徐々に温度が上昇していく。給湯室外機本体1は、一般に、温水冷媒熱交換器3に流入する水の温度が高い条件では運転効率が低下するので、沸上げ完了前には運転効率が顕著に悪化する。
このような場合、第2のポンプ16を駆動すると、貯湯タンク10内の中温水は、中温水配管13を通り中温水冷媒熱交換器7に流入する。
中温水冷媒熱交換器7は中温水の熱を低圧冷媒配管9を流れる低圧冷媒に与え、中温水は冷却されて温度が低下し、冷却中温水配管14を通って、貯湯タンク10内に戻される。このとき、低圧冷媒配管9内の低圧冷媒は熱を与えられて温度が上昇し、圧縮機2に流入する。
給湯室外機本体1は、上記の通り、一般に温水冷媒熱交換器3に流入する水の温度が高い条件では運転効率が低下するので、沸上げ完了前には運転効率が顕著に悪化するが、中温水は中温水冷媒熱交換器7で冷却されて貯湯タンク10内に戻されるので、温水冷媒熱交換器3に流入する水の温度の上昇が抑えられ、一方、中温水の熱は冷媒に回収され、熱ロスは少ないので、沸上げ完了前の効率低下を抑制することができ、総合的に効率が上がる。
また、温水冷媒熱交換器3で例えば90℃程度の高温水を生成する場合には、圧縮機2からの高温の高圧冷媒の温度をそれよりも上昇させる必要があり、通常は膨張弁4を絞って低圧、高圧の圧縮比を大きくし、圧縮機2の負荷を上げる必要がある。しかしながら、圧縮機2に流入する低圧冷媒は中温水冷媒熱交換器7により温度が上昇しており、その分、圧縮機2からの高温の高圧冷媒の温度も上昇しているので、それ程、低圧、高圧の圧縮比を大きくして圧縮機2の負荷を上げる必要がなくなり、さらに効率が上がる。
特に、貯湯タンク10を小型化(例えば、250L以下)した場合、図示しない追い焚き回路により、貯湯タンク10内の高温水を追い炊きに使用すると、貯湯タンク10内に中温水が大幅に増加する。その状態から、再沸き上げを行うと、従来は運転効率が低下した状態で運転しなければならなかったが、本発明では、上記の通り、中温水冷媒熱交換器7で中温水を冷却してから沸き上げを行うので、効率の良い運転を行うことができる。
実施の形態2.
図2は、本発明の実施の形態2に係る給湯機を構成する給湯室外機と貯湯タンクとの水配管接続を示す模式図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する(以下の実施の形態においても同様である)。
本実施の形態2では、冷媒回路Aの高圧冷媒配管8と低圧冷媒配管9が接続された内部熱交換器6をさらに設け、低圧冷媒と高圧冷媒との間で熱交換するようにしたものである。
温水冷媒熱交換器3と膨張弁4の間の高圧冷媒配管8と、空気熱交換器5と中温水冷媒熱交換器7の間の低圧冷媒配管9とが接続された内部熱交換器6が設けられている。内部熱交換器6は中温水冷媒熱交換器7からの高圧冷媒の熱を空気熱交換器5からの低圧冷媒に与えるので、高圧冷媒は内部熱交換器6で温度が低下して膨張弁4に流入し、低圧冷媒は内部熱交換器6で温度が上昇して中温水冷媒熱交換器7に流入する。
内部熱交換器6は例えば二重管熱交換器を使用してもよいし、その他の構造の熱交換器であってもよい。二重管熱交換器であれば外管側を低圧側冷媒、内管側を高圧冷媒として対向流となるよう構成する。
温水冷媒熱交換器3で例えば90℃程度の高温水を生成する場合には、圧縮機2からの高温の高圧冷媒の温度をそれよりも上昇させる必要があり、通常は膨張弁4を絞って低圧、高圧の圧縮比を大きくし、圧縮機2の負荷を上げる必要がある。しかしながら、本実施の形態2によれば、圧縮機2に流入する低圧冷媒は内部熱交換器6により温度が上昇しており、その分、圧縮機2からの高温の高圧冷媒の温度も上昇しているので、それ程、低圧、高圧の圧縮比を大きくして圧縮機2の負荷を上げる必要がなく、さらに効率が上がる。中温水が生成される前で中温水冷媒熱交換器7で低圧冷媒の温度を上昇させることができないときでも、内部熱交換器6で温度を上昇させることができる。
実施の形態3.
図3は、本発明の実施の形態3に係る給湯機を構成する給湯室外機と貯湯タンクとの水配管接続を示す模式図である。
実施の形態2では内部熱交換器6と中温水冷媒熱交換器7とを直列に接続したが、本実施の形態3では分岐管(分岐路)100を設け、低圧冷媒が必要に応じて中温水冷媒熱交換器7を流れるようにしたものである。
低圧冷媒配管9の内部熱交換器6と中温水冷媒熱交換器7との間にはバルブ(切換手段)21が設けられ、このバルブ21により低圧冷媒配管9を分岐して圧縮機2に接続する分岐管100を設けたものである。
その他の構成は実施の形態2で示した場合と同様なので、説明を省略する。
貯湯タンク10内に中温水があまり発生しておらず、中温水冷媒熱交換器7が不要なときは、低圧冷媒が中温水冷媒熱交換器7を流れないようにバルブ21を切り替えて低圧冷媒配管9を分岐管100に接続し、また、追い炊き後の再沸き上げ運転時で、中温水が大量に発生している場合は、低圧冷媒が中温水冷媒熱交換器7を流れるようにバルブ21を切り替える。
このように構成することで、より運転効率の良い給湯機を得ることができる。
実施の形態4.
図4は、本発明の実施の形態4に係る給湯機を構成する給湯室外機と貯湯タンクとの水配管接続を示す模式図である。
実施の形態2では内部熱交換器6と中温水冷媒熱交換器7とを直列に接続した場合を示したが、本実施の形態4では、これらを並列に接続し、流路を切り換えていずれか一方に冷媒を流すようにしたものである。
空気熱交換器5の下流側にバルブ(切換手段)22を設け、バルブ22と内部熱交換器6を介して圧縮機2に接続された分岐管(分岐路)101を設け、高圧冷媒配管8は温水冷媒熱交換器3と膨張弁4との間で内部熱交換器6に接続されている。
その他の構成は実施の形態1で示した場合と同様なので、説明を省略する。
バルブ22により、内部熱交換器6と中温水冷媒熱交換器7のどちらか一方に冷媒を流すように流路を切り替えることで、必要に応じて内部熱交換器6と中温水冷媒熱交換器7とを使い分けることができるとともに、実施の形態3(図3)の場合と比べて冷媒流路長の増加を抑制することでき、冷媒圧損増加を抑制できる。例えば、通常沸き上げ時は内部熱交換器6のみに冷媒が流れるように流路を選択し、沸き上げ完了近く、もしくは、追い焚き後の再沸き上げ時には、中温水冷媒熱交換器7を用いて中温水を冷却しながら沸き上げを行うことでより運転効率の良い給湯機を得ることができる。
実施の形態5.
図5は、本発明の実施の形態5に係る給湯機を構成する給湯室外機と貯湯タンクとの水配管接続を示す模式図である。
本実施の形態5は、中温水配管13の第2のポンプ16と中温水冷媒熱交換器7との間にバルブ(切換手段)23を設け、バルブ23に空気熱交換器5を介して中温水冷媒熱交換器7に接続された分岐管(分岐路)102を設け、給湯室外機本体1の中温水冷媒熱交換器7に流入する中温水を除霜に用いることができるようにしたもので、中温水が空気熱交換器5内を通る場合と通らない場合で切換えるようにしてある。
その他の構成は実施の形態1で示した場合と同様なので、説明を省略する。
上記の通常運転時には、中温水は空気熱交換器5を通らず、中温水配管13、バルブ23を通って、中温水冷媒熱交換器7に流入し、冷媒に熱を与えて冷却され、冷却中温水配管14を通って貯湯タンク10の下部に戻される。この点については、上記実施の形態1と同様の動作を行う。
一方、除霜運転時には、中温水が空気熱交換器5内を通るようバルブ23を切換える。こうすると、中温水は、中温水配管13を通り分岐管102に流れて空気熱交換器5に流入し、空気熱交換器5は中温水の熱により除霜される。その後、中温水は分岐管102から中温水配管13を通って中温水冷媒熱交換器7に流入し、冷却中温水配管14を通って貯湯タンク10の下部に戻される。
除霜運転時は、圧縮機2の停止あるいは軽負荷運転が可能となり、さらに除霜運転時間の短縮が可能となるので、除霜運転による効率低下を抑制することができ、総合的により効率が上がる。
上記の空気熱交換器5はフィンチューブ型熱交換器で構成され、空気熱交換器5の外周付近には、中温水配管13の分岐管102が空気熱交換器5のフィンに密着するよう配置してもよいし、空気熱交換器5の低圧冷媒配管9を一部抜いて、その代わりに中温水配管13の分岐管102を通すようにしてもよい。また、フィンに中温水配管13の分岐管102を通る中温水の熱が伝わるようにすれば、その他の構成であってもよい。
実施の形態6.
図6は、本発明の実施の形態6に係る給湯機を構成する給湯室外機と貯湯タンクとの水配管接続を示す模式図である。
実施の形態1〜5では、中温水配管13及び冷却中温水配管14は貯湯タンク10の中間部に接続されているが、本実施の形態6では、冷却中温水配管14は温水冷媒熱交換器3の入口側に接続され、必要に応じて冷却中温水と低温水とを温水冷媒熱交換器3に流入させるようにしたものである。
低温水配管11に設けられた第1のポンプ15の上流側にバルブ(切換手段)24を配設し、このバルブ24に中温水冷媒熱交換器7を通った冷却中温水配管14の下流側端部を接続したものである。
その他の構成は実施の形態1で示した場合と同様なので、説明を省略する。
貯湯タンク10に中温水が生成されていないときは、低温水のみを温水冷媒熱交換器3に流入させる。中温水が生成されたときは、バルブ24を切換えて、冷却中温水と低温水とを温水冷媒熱交換器3に流入させる。
こうすると、給湯室外機本体1に接続される本体接続水配管が低温水配管11、高温水配管12、及び中温水配管13の3本になり(実施の形態1〜5では冷却中温水配管14も含めて4本)、低温水配管11の第1のポンプ15を併用することができるため、中温水配管13に第2のポンプ16を設ける必要がなくなり、コストを低減することができる。低温水と冷却中温水の流量比をバルブ24により調節可能とし、低温水、中温水等の状態量から効率が上がるようなバルブ24の調節制御を行うと、総合的にさらに効率を上げることができる。
1 給湯室外機本体、2 圧縮機、3 温水冷媒熱交換器、3a 水配管入口、3b 水配管出口、4 膨張弁、5 空気熱交換器、6 内部熱交換器、7 中温水冷媒熱交換器、7a 水配管入口、7b 水配管出口、8 高圧冷媒配管、9 低圧冷媒配管、10 貯湯タンク、11 低温水配管、12 高温水配管、13 中温水配管、14 冷却中温水配管、15 第1のポンプ、16 第2のポンプ、21〜24 バルブ(切換手段)、100〜102 分岐管(分岐路)、A 冷媒回路、B 沸き上げ用の循環路、C 中温水循環用の循環路。

Claims (2)

  1. 圧縮機、温水冷媒熱交換器、膨張弁、空気熱交換器を順次接続してなる冷媒回路を有する給湯室外機と、貯湯タンクとを有し、前記貯湯タンクに沸き上げ用の循環路を設けて前記給湯室外機の温水冷媒熱交換器に接続し、前記温水冷媒熱交換器と前記貯湯タンクとの間で熱交換する給湯機であって、
    前記冷媒回路の空気熱交換器と圧縮機との間に中温水冷媒熱交換器を設け、
    前記中温水冷媒熱交換器に、前記貯湯タンクに設けた中温水循環用の循環路を接続し、
    前記空気熱交換器と前記中温水冷媒熱交換器との間に設けられ、前記中温水循環用の循環路を流れる水と、前記冷媒回路を流れる冷媒とのうちの一方の流れを切り換えて、当該水と当該冷媒とを熱交換させるか否かを切り換える切換手段を設け
    前記切換手段と前記圧縮機とを接続する低圧冷媒分岐管を設けると共に、前記温水冷媒熱交換器と前記膨張弁の間の高圧冷媒配管と前記低圧冷媒分岐管が接続された内部熱交換器とを設け、
    前記内部熱交換器により、前記冷媒回路の前記温水冷媒熱交換器からの冷媒と前記空気熱交換器からの冷媒とを熱交換する
    ことを特徴とする給湯機。
  2. 圧縮機、温水冷媒熱交換器、膨張弁、空気熱交換器を順次接続してなる冷媒回路を有する給湯室外機と、貯湯タンクとを有し、前記貯湯タンクに沸き上げ用の循環路を設けて前記給湯室外機の温水冷媒熱交換器に接続し、前記温水冷媒熱交換器と前記貯湯タンクとの間で熱交換する給湯機であって、
    前記冷媒回路の空気熱交換器と圧縮機との間に中温水冷媒熱交換器を設け、
    前記中温水冷媒熱交換器に、前記貯湯タンクに設けた中温水循環用の循環路を接続し、
    前記中温水循環用の循環路の中温水冷媒熱交換器の上流側に設けられ、前記中温水循環用の循環路を流れる水と、前記冷媒回路を流れる冷媒とのうちの一方の流れを切り換えて、当該水と当該冷媒とを熱交換させるか否かを切り換える切換手段を設け、
    前記切換手段から分岐し、前記空気熱交換器を介して前記中温水冷媒熱交換器の上流側に接続される分岐管を設け、
    前記分岐管を、前記空気熱交換器内に通すか、または、前記空気熱交換器の冷媒配管に密着させ、
    除霜運転時に前記分岐管に冷媒を流すように前記切換手段を切り換える
    ことを特徴とする給湯機。
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