JP2016084851A - クランクシャフト - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ピストン30に対して対応するクランクピン22の回転位相が進むように、シリンダ軸線Aに対して、クランク軸線Bがオフセットして配置される内燃機関1のクランクシャフト14であって、クランクシャフトにおける、クランク軸線方向から見てクランクピンと重なる部分に形成された肉抜き孔35を有し、クランクピンの軸線Cとクランク軸線とを結ぶ直線がシリンダ軸線と平行となり、かつクランクピンがクランク軸線よりもピストン側に配置された基準位置において、肉抜き孔の中心Dがクランクピンの軸線に対してシリンダ軸線側にオフセットしている。
【選択図】 図1
Description
図1及び図2に示すように、第1実施形態に係る内燃機関1は直列4気筒のエンジンである。内燃機関1は、本体をなすシリンダブロック2と、シリンダブロック2の上部に設けられたシリンダヘッド3と、シリンダブロック2の下部に設けられたオイルパン4と、シリンダヘッド3の上部に設けられたヘッドカバー5とを有する。シリンダブロック2の下部は、下方に向けて開口したクランクケース2Aをなし、クランクケース2Aの内側にクランク室7が形成される。クランク室7は、クランクケース2Aの下端に結合されるオイルパン4によって閉じられている。シリンダヘッド3の上部と、ヘッドカバー5との間には動弁室が形成されている。
図4に示すように、第2実施形態に係るクランクシャフト100では、各肉抜き孔35は、クランクピン22内をクランク軸線Bと平行に延在し、一方の端部がクランクピン22の一端側に配置されたクランクアーム21を貫通してその側部に開口すると共に、他方の端部がクランクピン22の他端側に配置されたクランクアーム21を貫通してその側部に開口している。
図5及び図6に示すように、第3実施形態に係るクランクシャフト200では、各肉抜き孔35A〜35Dは、クランクピン22内をクランク軸線Bと平行に延在し、一方の端部がクランクピン22の一端側に配置されたクランクアーム21を貫通してその側部に開口すると共に、他方の端部がクランクピン22の他端側に配置されたクランクアーム21を貫通してその側部に開口している。
図7に示すように、第4実施形態に係るクランクシャフト300では、各肉抜き孔35A〜35Dは、断面が円形の有底孔であり、その軸線がクランク軸線Bと平行となるように、クランクピン22内に延在している。各肉抜き孔35A〜35Dの一方の端部は、クランクアーム21を貫通し、クランクアーム21の側部に開口している。第1及び第2肉抜き孔35A、35Bは第1端部15側に向けて開口し、第3及び第4肉抜き孔35C、35Dは第2端部16側に向けて開口している。各肉抜き孔35A〜35Dは、基準位置にある各クランクスロー17をクランク軸線Bに沿った方向から見た場合に、肉抜き孔35A〜35Dの軸線Dはクランクピン22の軸線Cに対してシリンダ軸線A側に位置するようにオフセットしている。また、クランク軸線Bを中心とした径方向において、肉抜き孔35A〜35Dの軸線Dはクランクピン22の軸線Cよりも外方に配置されている。各肉抜き孔35A〜35Dの中心は、それぞれの軸線上にある。
Claims (7)
- ピストンに対して対応するクランクピンの回転位相が進むように、シリンダ軸線に対して、クランク軸線がオフセットして配置される内燃機関のクランクシャフトであって、
当該クランクシャフトにおける、前記クランク軸線方向から見て前記クランクピンと重なる部分に形成された肉抜き孔を有し、
前記クランクピンの軸線と前記クランク軸線とを結ぶ直線が前記シリンダ軸線と平行となり、かつ前記クランクピンが前記クランク軸線よりも前記ピストン側に配置された基準位置において、前記肉抜き孔の中心が前記クランクピンの軸線に対して前記シリンダ軸線側にオフセットしていることを特徴とするクランクシャフト。 - 前記肉抜き孔は、前記クランク軸線と平行に延び、
前記基準位置において、前記肉抜き孔の軸線が前記クランクピンの軸線に対して前記シリンダ軸線側にオフセットしていることを特徴とする請求項1に記載のクランクシャフト。 - 前記肉抜き孔の中心は、前記クランク軸線の径方向において、前記クランクピンの軸線に対して外方にオフセットしていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のクランクシャフト。
- 前記肉抜き孔は、前記クランク軸線と平行に延び、
前記肉抜き孔の軸線は、前記クランク軸線の径方向において、前記クランクピンの軸線に対して外方にオフセットしていることを特徴とする請求項3に記載のクランクシャフト。 - 前記クランクピンの内部には油路が形成され、
前記肉抜き孔は、少なくとも一方の端部が当該クランクシャフトの外面に開口すると共に、前記油路を避けて形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つの項に記載のクランクシャフト。 - 前記クランクピンの内部には油路が形成され、
前記肉抜き孔は、少なくとも一方の端部が当該クランクシャフトの外面に開口すると共に、開口した前記端部がシール部材によって閉塞され、前記油路の一部をなすことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つの項に記載のクランクシャフト。 - 当該クランクシャフトは、前記クランク軸線に対して前記クランクピンが設けられた側と相反する側にカウンターウエイトを有し、
前記クランク軸線に沿った方向から見て、任意の第1のシリンダに対応した前記肉抜き孔と、前記第1のシリンダの隣に配置された第2のシリンダに対応したカウンターウエイトとが互いに重なり、前記第2のシリンダに対応したカウンターウエイトの前記肉抜き孔と重なる部分が当該クランクシャフトの本体部に対して分離可能な別部材から形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つの項に記載のクランクシャフト。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102074901B1 (ko) * | 2018-09-28 | 2020-02-07 | 현대오트론 주식회사 | 엔진 제어 시스템 및 그 동작 방법 |
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2014
- 2014-10-24 JP JP2014217547A patent/JP6058613B2/ja not_active Expired - Fee Related
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