JP2016083968A - フューエルインレットパイプ - Google Patents

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智久 金森
Tomohisa Kanamori
智久 金森
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Abstract

【課題】樹脂製パイプの外側に変形抑制部材を配置するスペースがない場合でも、樹脂製パイプの曲げ変形を効果的に抑制することができるフューエルインレットパイプを提供する。【解決手段】断面円形状で中空に形成された樹脂製のパイプ20の内側に、変形抑制部材30が配置(挿入)されている。変形抑制部材30は、略円形の平板状に形成された固定部材40を備えており、固定部材40、41は、パイプ20の内側に固定されている。また、変形抑制部材30は、固定部材40、41を連結する棒状の連結部材50を備えており、連結部材50は、2つの固定部材40、41の相対的な位置関係を変化させないようにしている。【選択図】図1

Description

本発明は、フューエルインレットパイプに関する。
近年、車両の軽量化を図る目的で、フューエルインレットパイプが樹脂製とされることが多い。樹脂製のフューエルインレットパイプにおいては、その変形を抑制することが求められており、変形を抑制する技術として、パイプの外側に変形抑制部材を設ける技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−15171号公報
しかしながら、上記技術では、パイプの外側に変形抑制部材を配置するスペースが必要であるため、当該スペースを確保できない場合には採用することができない。また、樹脂製パイプの曲げ変形を抑制することについて改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、パイプの外側に変形抑制部材を配置するスペースがない場合でも、樹脂製パイプの曲げ変形を効果的に抑制することができるフューエルインレットパイプを提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明に係るフューエルインレットパイプは、長手方向に沿って曲げ部を有する樹脂製のフューエルインレットパイプ本体と、前記フューエルインレットパイプ本体の内側に配置されると共に、少なくとも一部が前記曲げ部に配置され、前記曲げ部の形状を保持する形状保持部と、前記形状保持部に設けられ、前記フューエルインレットパイプ本体の長手方向の一方側から他方側へ連通し、燃料の流通路となる連通路と、を備えている。
請求項1記載の本発明では、曲げ部を有するフューエルインレットパイプ本体が樹脂製とされているため、熱などの影響によって、曲げ部が直線化される方向に変形されやすい(所謂「曲げ戻り変形」)。ここで、本発明では、形状保持部の少なくとも一部が曲げ部に配置されているので、形状保持部が配置された曲げ部の曲げ戻り変形が抑制される。
また、本発明では、形状保持部が配置されているのがフューエルインレットパイプ本体の内側なので、フューエルインレットパイプ本体の外側に部材を配置するスペースを設ける必要がない。また、フューエルインレットパイプ本体の内側に形状保持部が配置されていることにより、フューエルインレットパイプを介して燃料が抜き取られることが防止される。
また、本発明の形状保持部には、フューエルインレットパイプ本体の長手方向の一方側から他方側へ連通した連通路に設けられているので、この連通路を通じて燃料の流通が可能である。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係るフューエルインレットパイプは、パイプの外側に変形抑制部材を配置するスペースがない場合でも、樹脂製パイプの曲げ変形を効果的に抑制することができるという優れた効果を奏する。
本実施形態に係るフューエルインレットパイプを示す一部断面図である。 本実施形態に係る固定部材を示す拡大図である。
以下、図1及び図2を用いて、本発明の実施形態に係るフューエルインレットパイプ10について説明する。
図1に示されるように、フューエルインレットパイプ10は、断面円形状の中空構造とされたパイプ20と、パイプ20の内側に配置された変形抑制部材30と、を備えている。なお、パイプ20は、本発明の「フューエルインレットパイプ本体」の一例であり、変形抑制部材30は、本発明の「形状保持部」の一例である。
パイプ20は、円形断面の中心点を結んだ線である軸線CLが曲がっている曲げ部22を有している。また、パイプ20の内側には、後述する固定部材40、41が固定された位置に隣接する位置に、軸線CLに向けて突出した凸部24A、24Bが形成されている。凸部24A、24Bは、パイプ20を軸線CLに直交する平面で切断したときの断面において、軸線CLを挟んで対向する位置に2つ形成されており、2つの凸部24A、24Bはそれぞれ異なる形状とされている。また、パイプ20は樹脂製とされており、例えば、高密度ポリエチレン(HDPE)を主材料として形成されている。
変形抑制部材30は、略円形の平板状に形成された2つの固定部材40、41を備えている(以下、必要に応じて、図1の左の固定部材40を第1固定部材40、図1の右の固定部材41を第2固定部材41という。)。固定部材40、41は、パイプ20を軸線CLに直交する平面で切断した断面構造におけるパイプ20内側の円形空間と直径が同一又は若干大きく形成されている。そして、固定部材40、41は、軸線CLに対して直交する向きでパイプ20内側に挿入されている。これにより、固定部材40、41がパイプ20の内側に挿入された状態で、固定部材40、41の外縁部42がパイプ20の内側面に当接されており、当接当接部分の摩擦力により固定部材40、41がパイプ20の内側に固定されている。
また、固定部材40、41には、複数(本実施形態では、それぞれ4つ)の燃料挿通孔44が貫通形成されている。これにより、固定部材40、41がパイプ20の内側に固定された状態で、燃料が固定部材40、41の燃料挿通孔44を通過することが可能とされている。なお、燃料挿通孔44は、本発明の「連通路」の一例である。
また、図2に拡大して示されるように、固定部材40、41の外周部分には、内側に凹んだ凹部46A、46Bが形成されている。凹部46A、46Bは、固定部材40、41の中心を挟んで対向する位置に2つ形成されており、2つの凹部46A、46Bは互いに異なる形状とされている。凹部46A、46Bの形状は、それぞれ、前述したパイプ20内側の凸部24A、24Bに対応した形状とされている。
また、変形抑制部材30は、固定部材40、41同士を連結した連結部材50を備えている。連結部材50は、真直棒状に形成されており、その一端が第1固定部材40に接続され、その他端が第2固定部材41に接続されている。連結部材50と固定部材40、41とは、樹脂材料により一体的に形成されている。これにより、変形抑制部材30は、連結部材50によって、固定部材40、41同士の相対的な位置関係が変化しないようにされている。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態では、略円形の平板状に形成された固定部材40、41が断面円形状のパイプ20の内側に固定されている。これにより、固定部材40、41の外縁部42がパイプ20の内側面に当接されている。このため、フューエルインレットパイプ10では、固定部材40、41が固定された位置でパイプ20の変形(特に、パイプ20の断面形状が変化する変形)が抑制される。また、パイプ20の内側に固定部材40、41が固定されていることにより、フューエルインレットパイプ10を介して燃料を抜き取られることが防止される。
また、連結部材50の一端が第1固定部材40に接続され、連結部材50の他端が第2固定部材41に接続されて、固定部材40、41が連結部材50により連結されている。これにより、固定部材40、41は、互いの相対的な位置関係が変化しないようにされている。このため、熱などによりパイプ20が曲げ変形しようとする場合、パイプ20の内側に固定された2つの固定部材40、41が連結部材50により連結されているので、2つの固定部材40、41が固定された位置の間の部分において曲げ変形が抑制される。すなわち、フューエルインレットパイプ10では、パイプ20における変形抑制部材30が配置された部分の曲げ変形が抑制される。
特に、曲げ部を有する樹脂製のパイプにおいては、熱などの影響により曲げ部の曲りが直線化される方向に変形(「曲げ戻り変形」)しやすいが、本実施形態では、固定部材40、41が固定された部分の間に曲げ部22が位置している。換言すると、連結部材50の少なくとも一部は、パイプ20内側における曲げ部22に対応する部分に配置されている。このため、フューエルインレットパイプ10では、当該曲げ部22の曲げ戻り変形が効果的に抑制される。
また、本実施形態では、パイプ20の内側には、固定部材40、41が固定された位置に隣接した位置(図1では、第1固定部材40の左側及び第2固定部材41の右側)に、軸線CLに向けて突出した凸部24A、24Bが形成されている。このため、フューエルインレットパイプ10では、変形抑制部材30がパイプ20の軸方向で位置ズレを起こすことが防止される。
ところで、本実施形態では、一対の固定部材40、41と連結部材50とが一体となって構成された変形抑制部材30をパイプ20の外側から挿入し、パイプ20の内側の所定の位置に固定させることにより、フューエルインレットパイプ10が完成する。
ここで、本実施形態では、固定部材40、41の外周部分に、パイプ20内側の凸部24A、24Bに対応した形状の凹部46A、46Bが形成されている。このため、変形抑制部材30を所定の位置まで挿入する際に、パイプ20内側の凸部24A、24Bに固定部材40、41の凹部46A、46Bを位置合わせして挿入することにより、パイプ20内側の凸部24A、24Bに阻害されることなく、変形抑制部材30をスムースに挿入することができる。なお、この場合、所定の位置まで挿入した後、変形抑制部材30を連結部材50の軸周りに回転させて凸部24A、24Bと凹部46A、46Bとの位置をずらすことで固定部材40、41の固定が完了する。
さらに、本実施形態では、凸部24A(凹部46Aに対応)と凸部24B(凹部46Bに対応)はそれぞれ異なる形状とされている。これにより、対応していない凹部と凸部を位置合わせした状態では、挿入できないようにされている。このため、変形抑制部材30をパイプ20内側の所定の位置まで挿入しようとする作業者に対し、スムースに挿入することができる変形抑制部材30の挿入角度(連結部材50の軸方向周りの角度)をガイドすることができる。
〔上記実施形態の補足説明〕
なお、上述した実施形態では、連結部材50が真直に形成されていたが、本発明はこれに限られず、2つの固定部材40、41の相対的な位置関係の変化を防止又は抑制するものであれば、曲がっていてもよい。
また、上記実施形態では、固定部材40、41は、略円形の平板状に形成された部材に燃料挿通孔が貫通形成されたものであったが、パイプの内側に固定可能でありかつ燃料が通過可能なものであれば、固定部材はこれに限られない。例えば、四角形や五角形の平板状に形成された部材であってもよい。なお、この場合、燃料挿通孔が貫通形成されていなくてもよく、固定部材における四角形(五角形)の各辺に相当する部分とパイプの内側面との間の空間が本発明の「連通路」として機能する。
また、上記実施形態では、パイプ20内側に形成された凸部24A、24Bが、変形抑制部材30の外側(図1では、第1固定部材40の左側及び第2固定部材41の右側)に設定されていたが、本発明はこれに限られない。例えば、図1における第1固定部材40の右側及び第2固定部材41の左側に凸部が設定されていてもよい。
また、上記実施形態では、固定部材40、41に凹部46A、46Bが形成されていたが、本発明はこれに限られない。例えば、変形抑制部材30を所定の位置まで挿入する際に、必要に応じて、変形抑制部材30を連結部材50の軸周りに回転させることで、固定部材40、41に凹部を設けなくても、パイプ20内部の凸部24A、24Bに阻害されることなく挿入できるようにされていてもよい。
また、上記実施形態では、パイプ20内部に凸部24A、24Bが形成されていたが、本発明はこれに限られない。例えば、固定部材40、41の外縁部42とパイプ20の内側面との摩擦により位置ズレが防止されていてもよいし、パイプ内にスプリング等が設けられることにより位置ズレを防止されていてもよい。
また、上記実施形態では、第1固定部材40が固定された位置と第2固定部材41が固定された位置との間の部分が、パイプ20の曲げ部22の全体と略一致していたが、本発明はこれに限られない。例えば、2つの固定部材40、41の一方又は両方が、曲げ部の中間位置に固定されていてもよい。また、例えば、2つの固定部材40、41が共に曲げ部に固定されていなくても、2つの固定部材40、41が固定された位置の間に曲げ部が存在していればよい。
また、上記実施形態では、本発明の「形状保持部」に相当する変形抑制部材30が、一対の固定部40、41と連結部50とにより構成されていたが、本発明の「形状保持部」はこれに限られない。例えば、パイプ20の内側に形成された空間と同一形状の部材(円柱の軸を湾曲させた部材)であって、パイプ長手方向に沿った連通路が貫通形成されてされているものであってもよい。また、上述の円柱の軸を湾曲させた部材に代えて、角柱の軸を湾曲させた部材であってもよい。
10 フューエルインレットパイプ
20 パイプ(フューエルインレットパイプ本体)
22 曲げ部
30 変形抑制部材(形状保持部)
44 燃料挿通孔(連通路)

Claims (1)

  1. 長手方向に沿って曲げ部を有する樹脂製のフューエルインレットパイプ本体と、
    前記フューエルインレットパイプ本体の内側に配置されると共に、少なくとも一部が前記曲げ部に配置され、前記曲げ部の形状を保持する形状保持部と、
    前記形状保持部に設けられ、前記フューエルインレットパイプ本体の長手方向の一方側から他方側へ連通し、燃料の流通路となる連通路と、
    を備えたフューエルインレットパイプ。
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