JP2009216184A - バタフライバルブ - Google Patents

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Kota Shindo
孝太 新藤
Takuaki Iesato
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Abstract

【課題】 バルブシャフトとバルブプレートとの回転軸を一致させなくても、バルブの開閉作動が可能であり、これにより、平板状のバルブプレートを用いることでコストダウンが可能なバタフライバルブの提供。
【解決手段】 バルブシャフト3に一枚のバルブプレート4を接合して構成されるバタフライバルブ1であって、バルブプレート4は平板状に形成されていてバルブシャフト3の回転中心軸に対してオフセットした状態で接合され、バルブプレート4はバルブシャフト3の回転軸と直交する方向に長い長軸L1を有する楕円形状であり、かつ、バルブシャフト3を中心として非対象に形成され、バルブプレート4は円形断面を有する排気管2に収容され、該排気管2の略軸直方向に対しバルブプレート4が傾斜した状態でバタフライバルブ1が閉じるように構成した。
【選択図】 図4

Description

本発明は、バタフライバルブに関する。
従来のバタフライバルブとして、バルブシャフトと、中央部にバルブシャフトの約半周を覆う溝部が折り曲げ形成されたバルブプレートとからなり、溝部にバルブシャフトを嵌め込んだ状態で両者を溶接固定するようにした構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−170735号公報
しかしながら、従来例のバタフライバルブにあっては、バルブシャフトの回転軸とバルブプレートの回転軸を一致させるために、円盤状バルブプレートの中央部にバルブシャフトの約半周を覆う溝部を折り曲げ形成する必要があるため、平板状のバルブプレートに対して加工費が高く付き、これにより、コストアップになるという問題点があった。
そこで、バルブシャフトの半径プラスバルブプレートの厚み半分だけバルブシャフトを削ることにより、バルブシャフトとバルブプレートとの回転軸を一致させることは可能であるが、そうすると、バルブシャフトの直径が半分以下になるため、剛性が大幅に低下するという別の問題がある。
本発明の解決しようとする課題は、バルブシャフトとバルブプレートとの回転軸を一致させなくても、バルブの開閉作動が可能であり、これにより、平板状のバルブプレートを用いることでコストダウンが可能なバタフライバルブを提供することにある。
上記課題を解決するため請求項1記載のバタフライバルブは、バルブシャフトに一枚のバルブプレートを接合して構成されるバタフライバルブであって、バルブプレートは平板状に形成されていてバルブシャフトの回転中心軸に対してオフセットした状態で接合され、バルブプレートはバルブシャフトの回転軸と直交する方向に長い長軸を有する略楕円形状であり、かつ、バルブシャフトを中心として非対象に形成され、バルブプレートは円形断面を有する管状部材に収容され、該管状部材の略軸直方向に対しバルブプレートが傾斜した状態でバタフライバルブが閉じるように構成されていることを特徴とする手段とした。
本発明のバタフライバルブでは、上述のように、平板状に形成されたバルブプレートがバルブシャフトの回転中心軸に対してオフセットした状態で接合され、バルブプレートはバルブシャフトの回転軸と直交する方向に長い長軸を有する略楕円形状であり、かつ、バルブシャフトを中心として非対象に形成され、バルブプレートは円形断面を有する管状部材に収容され、該管状部材の略軸直方向に対しバルブプレートが傾斜した状態でバタフライバルブが閉じるように構成したことで、バルブシャフトとバルブプレートとの回転軸を一致させなくても、バタフライバルブの開閉作動が可能であり、これにより、平板状のバルブプレートを用いることが可能になる。
従って、バルブプレートの折り曲げ加工が不要で、コストダウンが可能になるという効果が得られる。
また、バルブシャフトとバルブプレートとの回転軸を一致させるためにバルブシャフトを大幅に削る必要がないので、バルブシャフトの剛性を低下させることもない。
また、管状部材側に弁座を設けることなしにバタフライバルブを閉じることができるので、管状部材側の加工を省略できるようになる。
以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例のバタフライバルブは、請求項1〜4に記載の発明に対応する。
なお、この実施例では、自動車の排気管に設けられるバタフライバルブについて説明する。
まず、この実施例のバタフライバルブの構成を図面に基づいて説明する。
図1はこの実施例のバタフライバルブを示す正面図、図2は図1のB−B線における縦断面図、図3は図1のC−C線における横断面図、図4は使用状態における開閉作動説明図である。
この実施例のバタフライバルブ1は、図4に示すように、断面円形状の車両用排気管(管状部材)2の排気通路内に、該排気管2の直径線を回転中心として回転可能に組み込まれるもので、金属製のバルブシャフト3に一枚の金属製のバルブプレート4を接合して構成されている。
上記バルブプレート4は、図1〜3に示すように、平板状に形成されていて、バルブシャフト3の回転中心軸Q1に対してその回転中心軸Q2が幅wだけオフセットした状態で接合されている。
即ち、上記バルブシャフト3におけるバルブプレート4の取付部にはバルブシャフト3の直径よりは幅狭の平面部31が形成されている。
また、該平面部31と対面するバルブプレート4には平面部31とは反対側の面側へ突出する誤組み付け防止用のエンボス(凸部)41が形成されている。
また、バルブシャフト3の平面部31には、平面部31の中央の位置からの長さH1、H2が非対象(H1<H2)の位置に雌ねじ孔33、34がそれぞれ形成されている。
そして、この雌ねじ孔33、34と相対するバルブプレート4にはボルト(取付手段)5、5を挿通可能な挿通孔42、43がそれぞれ形成されている。なお、この挿通孔42、43は、バルブシャフト3の軸直方向に長い長孔に形成されている。
また、バルブプレート4はバルブシャフト3の回転軸Q1と直交する方向に長い長軸L1を有する略楕円形状であり、かつ、バルブシャフト3を中心として非対象に形成されている。
即ち、図1に示すように、バルブプレート4は、バルブシャフト3を中心として一方の長さL1-1 より他方の長さL1-2 が長くなる状態でバルブシャフト3に接合されている。
また、バルブプレート3は、バルブシャフト3を中心として他方の長さL1-2 が楕円の短軸L2の半径よりは長く形成されている。
その他、エンボス41はバルブプレート4の母材となる金属製板材から外周形状を打ち抜くと同時に加工することもできる。更に、エンボス41はバルブプレート4の母材となる金属製板材にエンボスを形成した後、所望のバルブプレート4の外周形状に打ち抜き加工することにより形成すると、エンボス41の加工によるバルブプレート4の外周形状への影響を完全に無くすことができる。
以上のように構成されるバタフライバルブ1は、図4に示すように、バルブシャフト3を、内面側の半径rの排気管2の直径線に回転中心軸Q1を一致させた状態で組み付けを行う。
そして、実線で示すように、排気管2の軸直方向に対しバルブプレート4が傾斜した状態でバタフライバルブ1が閉じるように排気管2とバルブプレート4の各寸法が設定されている。
即ち、バルブプレート4の外周形状は、バルブプレート4が傾斜状態で閉じた際における排気管2のD−D断面形状と一致するようになっている。
即ち、バルブシャフト3の回転中心軸Q1に対してバルブプレート4の回転中心軸Q2が幅wだけオフセットした状態で接合されていても、バルブシャフト3を中心として一方の長さL1-1 より他方の長さL1-2 が長くなる状態でバルブプレート4をバルブシャフト3に接合することによって、排気管2の軸直方向に対しバルブプレート4が傾斜した状態でバタフライバルブ1を閉じることが可能になる。
次に、この実施例の作用・効果を説明する。
この実施例のバタフライバルブ1では、上述のように、平板状に形成されたバルブプレート4がバルブシャフト3の回転中心軸Q1に対してオフセットした状態で接合され、バルブプレート4はバルブシャフト3の回転軸と直交する方向に長い長軸L1を有する略楕円形状であり、かつ、バルブシャフト3を中心として非対象に形成され、バルブプレート3は円形断面を有する排気管2に収容され、該排気管2の略軸直方向に対しバルブプレート4が傾斜した状態でバルブが閉じるように構成したことで、バルブシャフト3とバルブプレート4との回転軸を一致させなくても、バタフライバルブ1の開閉作動が可能であり、これにより、平板状のバルブプレート4を用いることが可能になる。
従って、バルブプレート4の折り曲げ加工が不要で、コストダウンが可能になるという効果が得られる。
また、バルブシャフト3とバルブプレート4との回転軸を一致させるためにバルブシャフト3を大幅に削る必要がないので、バルブシャフト3の剛性を低下させることもない。
また、排気管2側に弁座を設けることなしにバタフライバルブ1を閉じることができるので、排気管2側の加工を省略できるようになる。
また、バルブシャフト3に対しバルブプレート4が2個のボルト5、5で接合され、2個のボルト5、5の位置がバルブプレート4におけるバルブシャフト3の回転軸線方向中心位置から非対象位置に設けられている構成としたことで、バルブシャフト3に対するバルブプレート4の誤取り付けを防止できるようになる。
また、バルブシャフト3におけるバルブプレート4の取付部に平面部31が形成され、該平面部31と対面するバルブプレート4には平面部31とは反対側の面側へ突出する誤組み付け防止用のエンボス41が形成されている構成とすることで、エンボス41の凸側をバルブシャフト3の平面に取り付けようとするとエンボスが邪魔をするためバルブシャフト3に対するバルブプレート4が表裏を間違えて取り付けられないように正確に位置決めが行えるようになる。
また、バルブシャフト3は平面部31を形成するのみで、バルブプレート4を打ち抜くと同時にエンボス41の加工が出来るので加工の工数が少なくて、取り付けが正確に行うことができる構造を作ることが出来る。
また、バタフライバルブ1はバルブプレートを平板で構成する等、構造が簡単であるため、車両の排気管2用のバタフライバルブ1に適用することにより、車両の軽量化が可能になる。
以上本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、車両の排気管用のバタフライバルブに適用したが、あらゆる流体管のバタフライバルブに適用することができる。
また、実施例では、バブルシャフト3に対するバルブプレート4の固定手段として、ボルト5を用いたが、溶接その他の固定手段を用いることができる。
また、実施例では、バルブシャフト3とバルブプレート4を金属製としたが、剛性樹脂等の他の材料で構成することも可能である。
また、バルブシャフト3におけるバルブプレート4の取付部に平面部31を形成したが、必ずしも必要ではない。
実施例のバタフライバルブを示す正面図である。 図1のB−B線における縦断面図である。 図1のC−C線における横断面図である。 使用状態における開閉作動説明図である。
符号の説明
1 バタフライバルブ
2 排気管(管状部材)
3 バルブシャフト
31 平面部
33 雌ねじ部
34 雌ねじ部
4 バルブプレート
41 エンボス(凸部)
42 挿通孔
43 挿通孔
5 ボルト(取付手段)
L1 楕円の長軸
L1-1 左側の長さ
L1-2 右側の長さ
L2 楕円の短軸
Q1 バルブシャフトの回転中心軸
Q2 バルブプレートの回転中心軸
w オフセットの幅
r 排気管の内側の半径

Claims (4)

  1. バルブシャフトに一枚のバルブプレートを接合して構成されるバタフライバルブであって、
    前記バルブプレートは平板状に形成されていて前記バルブシャフトの回転中心軸に対してオフセットした状態で接合され、
    前記バルブプレートは前記バルブシャフトの回転軸と直交する方向に長い長軸を有する略楕円形状であり、かつ、前記バルブシャフトを中心として非対象に形成され、
    前記バルブプレートは円形断面を有する管状部材に収容され、該管状部材の略軸直方向に対し前記バルブプレートが傾斜した状態でバタフライバルブが閉じるように構成されていることを特徴とするバタフライバルブ。
  2. 請求項1に記載のバタフライバルブにおいて、
    前記バルブシャフトに対し前記バルブプレートが複数の取付手段で接合され、
    前記複数の取付手段の位置が前記バルブプレートにおける前記バルブシャフトの回転軸線方向中心位置から非対象位置に設けられていることを特徴とするバタフライバルブ。
  3. 請求項1または2に記載のバタフライバルブにおいて、
    前記バルブシャフトにおける前記バルブプレートの取付部に平面部が形成され、
    該平面部と対面する前記バルブプレートには前記平面部とは反対側の面側へ突出する誤組み付け防止用凸部が設けられていることを特徴とするバタフライバルブ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のバタフライバルブが、車両の排気管用バタフライバルブであることを特徴とするバタフライバルブ。
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