JP2016082334A - 画像処理装置、サーバ装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】スリープ復帰して、ユーザが操作できるまで、又は、ジョブの実行までを短縮することを目的とする。【解決手段】画像処理装置のスリープの復帰要因を判定する判定手段と、判定手段によって判定された復帰要因に応じて、ユーザが画像処理装置にログイン後に、ユーザの設定値の差分データを画像処理装置に反映させ、ユーザが画像処理装置からログアウト後に、設定値の変更のあった全ユーザの設定値の差分データを画像処理装置に反映させるか、又はユーザが画像処理装置からログアウト後に、全ユーザの設定値の差分データを画像処理装置に反映させるか、ユーザの設定値の反映処理を制御する制御手段と、を有するによって課題を解決する。【選択図】図7

Description

本発明は、画像処理装置、サーバ装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、複合機等の情報処理装置の設定値に関して、そのマスターデータをネットワーク接続された管理サーバ等の他の情報処理装置に保存して一元管理するシステムがある。設定値とマスターデータとは同期されており、管理サーバ上のマスターデータを変更すると、変更後の値が複合機に通知されて複合機内の設定値も変更される。同様に、複合機内の設定値を変更すると、管理サーバ上のマスターデータも変更される。また、設定値によっては、複数の複合機間で同期するものも存在し、設定値が変更されると、サーバ上のマスターデータ、及び同期対象の全ての複合機内の設定値が変更される。これにより複数台、例えば、数百から数千までのデバイスを容易に一元管理することが可能になり、複合機群の管理者はサーバ上のマスターデータを操作するだけで即座に管理する複合機全ての設定値を変更することが可能になる(特許文献1)。
しかし、複合機はスリープの際、CPUが動作できないので、スリープのまま、サーバからのデータ配信を受信及び設定値を反映できない。そのため、いわゆる配信型で、データを配信し、設定値を反映させる度に、いっせいに複合機をスリープから復帰させ、複合機をスタンバイに移行する構成が考えられる。しかし、スタンバイ電力(数100W)は、スリープ電力(数100mW〜数W)よりも多いので、前記構成とした場合、システム全体の消費電力が増大してしまう。更に、スリープ移行・復帰にそれぞれ数秒かかる間、スタンバイ程度の電力を消費するので、前記構成とした場合、システム全体の消費電力量(電力×時間)が増大する。省エネの観点では、複合機がスリープを出来るだけ続けることが望ましい。
特開2010−161467号公報
しかしながら、スリープ中、サーバからデータを配信及び設定値を反映できないので、スリープを続ける間に、ユーザ又は管理者が設定値を変更すると、反映すべきデータを貯めて、スリープ復帰の後で、データを配信及び設定を配信しなければならない。ユーザの使い勝手の観点では、スリープ復帰して、ユーザが操作できるまで、又は、ジョブの実行までは、出来るだけ短時間であることが望ましい。しかし、スリープ復帰の際、直ちに反映すべきデータを全て配信し、設定値を反映すると、ユーザが操作できるまで、又は、ジョブの実行までに時間がかかってしまうという課題がある。
例えば、複合機の設定項目は1000項目以上あり、全ての項目を更新する場合、1ユーザあたり、約10分かかってしまう。差分のみ更新する場合、1ユーザ1設定で約1秒かかる。更に、ジョブ履歴を配信する場合、全ユーザの全データを配信すると、約1時間かかってしまう。差分のみ更新する場合、1ユーザ1ジョブで、約1秒かかる。設定変更したユーザ数、設定変更した項目数、ジョブ数が増えると、その分、スリープ復帰に時間がかかってしまう。
そこで、本発明の画像処理装置は、画像処理装置のスリープの復帰要因を判定する判定手段と、前記判定手段によって判定された復帰要因に応じて、ユーザが前記画像処理装置にログイン後に、前記ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させ、前記ユーザが前記画像処理装置からログアウト後に、設定値の変更のあった全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるか、又はユーザが前記画像処理装置からログアウト後に、前記全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるか、ユーザの設定値の反映処理を制御する制御手段と、を有する。
本発明によれば、スリープ復帰して、ユーザが操作できるまで、又は、ジョブの実行までを短縮することができる。
設定値同期システムのシステム構成の一例を示す図である。 管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 複合機のハードウェア構成の一例を示す図である。 管理サーバで管理されるマスターデータの構成の一例を示す図である。 管理サーバ及び複合機におけるソフトウェア構成の一例を示す図である。 複合機の動作例を表すタイミングチャートである。 管理サーバ及び複合機の設定データの同期の動作を説明するためのフローチャートである。 管理サーバ及び複合機の設定データの同期の動作を説明するためのフローチャートである。 管理サーバ及び複合機の設定データの同期の動作を説明するためのフローチャートである。 管理サーバ及び複合機の設定データの同期の動作を説明するためのフローチャートである。 管理サーバ及び複合機の設定データの同期の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<第一の実施形態>
第一の実施形態を、図面を用いて説明する。
図1は、設定値同期システムのシステム構成の一例を示す図である。ネットワーク100には、管理サーバ110、複合機120a及び120b、パソコン(PC)130、携帯端末140が接続されている。
ネットワーク100は、機器が直接接続されるLAN(Local Area Network)を例に説明する。
管理サーバ110は、複合機120aや複合機120bの設定値のマスターデータを管理している。マスターデータに変更があった場合、管理サーバ110は、複合機120a、複合機120bにネットワーク100を介して変更情報を通知する。また、管理サーバ110は、複合機120a、複合機120bから設定値の変更情報を受信した際には、自身のマスターデータを変更する。
複合機120は、複数種類の機能(コピー、FAX等)を実現する機器であり、内部にそれらの機能の実行時に利用する設定値を記憶している。複合機120は、設定値に変更があった場合は、管理サーバ110にネットワーク100を介して設定値の変更情報を通知する。また、複合機120は、管理サーバ110から設定値のマスターデータの変更情報を受信した際には、自身の設定値を変更する。なお、設定値によっては、複合機120a、複合機120b間のような複数の複合機間で値の同期を行う設定値も存在する。それらの設定値に関しては、管理サーバ110上のマスターデータに変更があった場合は、複合機120a、複合機120b両方に設定値の変更情報が通知される。また、複合機120a、複合機120bどちらかの設定値に変更があった場合は、初めに、管理サーバ110に設定値の変更情報が通知され、その後、管理サーバ110経由で他方の複合機にも設定値の変更情報が通知される。管理サーバ110、複合機120についての詳細な説明については後述する。
PC130は、プリントジョブを発行する、又は、スキャンデータを受け取る等、複合機120の複数種類の機能をネットワーク経由で利用する。
携帯端末140は、PC130と同様の機能を持つが、持ち運び可能であり、無線通信を介してネットワークに接続される。
ここで、説明のため、複合機2台、PC1台、携帯端末1台のシステムを例に説明したが、機器の第数等はこれに限定するものではない。
また、機器が直接接続されるLANを例に説明したが、WAN(Wide Area Network)のように、ハブ、スイッチ、ルータ(ゲートウエイ)、通信インフラストラクチャー、アクセスポイント等のネットワーク機器を介して接続されてもよい。
図2は、管理サーバ110のハードウェア構成の一例を示す図である。管理サーバ110は、ハードウェア構成として、サーバユニット200、操作部220、表示部230を含んでいる。サーバユニット200のROM(Read Only Memory)206又はHDD(Hard Disk Drive)205にブートプログラムが格納されている。サーバユニット200のCPU(Central Processing Unit)203は、ブートプログラムによりOS(Operating System)のプログラムを起動する。
CPU203は、このOS上で、HDD205に格納されているアプリケーションプログラムを実行し、これによって各種処理を実行する。このCPU203の作業領域としてはRAM(Random Access Memory)204が用いられる。
HDD205は、アプリケーションプログラムや複合機120の設定値のマスターデータ等を格納する。マスターデータの管理方法に関する詳細については後述する。
CPU203には、システムバス210を介して、ROM206及びRAM204と共に、操作部I/F201、表示部I/F202、NetworkI/F207が接続される。操作部I/F201は、マウス、キーボード等から成る操作部220とのインタフェースであり、操作部220によってユーザにより入力された情報をCPU203に送出する。表示部I/F202は、液晶ディスプレイ等から成る表示部230に表示すべき画像データを表示部230に対して出力する。また、NetworkI/F207は、ネットワーク100に接続され、ネットワーク100を介してネットワーク100上の各装置との間で情報の入出力を行う。
CPU203がHDD205又はROM206のプログラムに基づき処理を実行することによって後述する管理サーバ110のソフトウェア構成及び管理サーバ110のフローチャートの処理が実現される。
図3は、複合機120のハードウェア構成の一例を示す図である。複合機120は、ハードウェア構成として、コントローラユニット300、操作部320、スキャナ330、プリンタ340、HDD350、電源380を含んでいる。
コントローラユニット300には、操作部320が接続されると共に、画像入力デバイスであるスキャナ330や画像出力デバイスであるプリンタ340、複合機120に電源を供給する電源380が接続される。
コントローラユニット300は、CPU302を有し、CPU302は、ROM306に格納されているブートプログラムによりOSのプログラムを起動する。CPU302は、このOS上で、HDD350に格納されているアプリケーションプログラムを実行し、これによって各種処理を実行する。このCPU302の作業領域としてはRAM303が用いられる。また、RAM303は、作業領域を提供すると共に、画像データを一時記憶するための画像メモリ領域を提供する。HDD350は、アプリケーションプログラムや画像データ、各種設定値を格納する。複合機120における設定値の管理方法については後述する。
CPU302には、システムバス310を介して、ROM306及びRAM303と共に、操作部I/F301、デバイスI/F304、NetworkI/F307、画像処理部308が接続される。操作部I/F301は、タッチパネルや電源ボタンを有する操作部320とのインタフェースであり、操作部320に表示すべき画像データを操作部320に対して出力する。また、操作部I/F301は、操作部320によってユーザにより入力された情報をCPU302に送出する。デバイスI/F304には、スキャナ330及びプリンタ340が接続され、デバイスI/F304は、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
CPU302がHDD350又はROM306のプログラムに基づき処理を実行することによって後述する複合機120のソフトウェア構成及び複合機120のフローチャートの処理が実現される。
NetworkI/F307は、ネットワーク100に接続され、ネットワーク100を介してネットワーク100上の各装置との間で情報の入出力を行う。画像処理部308では、スキャナからの入力画像処理やプリンタへの出力画像処理、画像回転、画像圧縮、解像度変換、色空間変換、階調変換等の処理を行う。
パワーマネジメント部311は、CPU302からの制御に基づき、電源ステートをスタンバイからシャットダウン、又は、電源ステートをスタンバイからスリープに切り替える。また、パワーマネジメント部311は、スリープ復帰要因となるユニットからの信号を受けて、電源ステートをスリープからスタンバイに切り替える。以下、スリープ復帰要因となるユニットが、操作部320、NetworkI/F307として説明するが、この構成に限定するものではない。
スリープ中、操作部320は、電源ボタンが押されたことをパワーマネジメント部311に通知する。また、スリープ中、NetworkI/F307は、複合機120宛てのネットワーク通信を検知して、パワーマネジメント部311に通知する。次に、パワーマネジメント部311は、操作部320、又は、NetworkI/F307から通知を受けて、電源ステートをスリープからスタンバイに切り替える。
電源380は、パワーマネジメント部311が出力する電源ステートを受けて、電源を供給するユニットを切り替える。例えば、電源380は、電源ステートがシャットダウンの場合、複合機120の全ユニットの電源を遮断する。電源380は、電源ステートがスタンバイの場合、複合機120の全ユニットに電源を供給する。電源380は、電源ステートがスリープの場合、スリープ復帰要因となるユニットとパワーマネジメント部311とに電源を供給する。
ここで、電源ステートだけでなく、OSのプログラムやアプリケーションプログラムの復帰処理を含め、スリープからスタンバイに移行する際の処理をスリープ復帰処理と呼ぶ。
なお、管理サーバ110の構成例として図2のような一般的な情報処理装置を例に挙げたが、管理サーバ110自身が図3で示される複合機であってもよい。
HDD350は、説明のため、ハードディスクを例に挙げたが、SSD(Solid State Drive)等、OSのプログラムやアプリケーションプログラムを格納可能な記憶装置であれば、何でもよい。
図4は、管理サーバ110で管理されるマスターデータの構成の一例を示す図である。マスターデータ401は、設定値情報DB410と、デバイス共通設定値DB411と、登録デバイス管理DB412と、デバイス個別設定値DB413と、デバイス構成情報管理DB414とから構成される。各DBの内部データの詳細については後述する。
図5は、管理サーバ110及び複合機120におけるソフトウェア構成の一例を示す図である。管理サーバ110にはマスターデータ401のデータを編集するサーバDB管理モジュール501があり、全てのデータはこのモジュールを介して編集される。サーバDB管理モジュール501にアクセスするウェブアプリケーションを配置することで、マスターデータ401のブラウジングやデータの編集をすることもできる。同期制御サーバモジュール502は、ネットワーク100を利用してクライアントからのデータ取得要求や変更要求を受け、サーバDB管理モジュール501に対して読み書きの指示を行う。一方、複合機120には設定値DB520が配置され、設定値管理モジュール511を介して読み書きが行われる。図の上では割愛しているが複合機120上で動作する全てのアプリケーションはこの設定値管理モジュール511を利用して設定値DB520のデータにアクセスする。
同期制御クライアントモジュール512は、ネットワーク100を介して管理サーバ110の同期制御サーバモジュール502と通信を行う。同期制御クライアントモジュール512は、主に定期的なポーリングによるサーバ側のDB変更の複合機側への取り込み、又は複合機側の設定値DB520の更新をサーバ側のDBに反映させるための動作を行う。この設定値DB520の変更をマスターデータ401に反映する作業、及びマスターデータ401の変更を検知して設定値DB520に反映させる一連の動作を同期制御と位置付けている。
リセット条件チェックモジュール514は、機器内状態チェックモジュール515の情報とリセット条件DB530の情報とを基に判断を行い、前記判断の結果に基づき画面制御モジュール516に対して特定の画面遷移を指示する。
画面制御モジュール516は、複合機の操作部320に対して画面を表示し、ユーザの画面上での操作を受けて画面を遷移させる。画面制御モジュール516は、設定値管理モジュール511を利用し設定内容を操作部320に表示し、ユーザによる設定変更等が行われれば、設定値管理モジュール511に指示し設定値DB520の内容を書き換える。
認証制御モジュール517は、ユーザが複合機にログインを行うための制御を行う。認証制御モジュール517は、機器内又はアクティブディレクトリ等、機器外に認証のためのDBを保持し、複合機を利用するユーザに対して認証を行うモジュールである。認証制御モジュール517による認証動作も画面制御モジュール516を介してユーザの認証情報の入力に基づき行われる。なお、ここでの認証とは、複合機を利用するユーザのアカウントやパスワード等を入力する画面(ログイン画面)により個人を認証し、認証後は特定された個人の権限や個人情報を利用しての複合機利用が可能になる機能性のことをいう。ここで、ログイン画面を例に説明するが、カード認証、生体認証等、認証方法を限定するものではない。
以降「ログイン」とは複合機に対して認証を行う行為として記述する。また、「ログイン中」とは認証行為を終え、個人を認識して複合機が利用されている状態として記述する。「ログアウト」は、認証状態を解除し複合機はログインのための認証画面を出すように遷移する状態として記述する。
ログインが行われると、複合機は、そのログインユーザに定義されたロールに応じた権限及び個人設定の情報をロードし、これを利用してユーザに複合機を利用させることができる。ログアウト動作を行われると、複合機は、ロードした情報が破棄し、次のユーザのログインを待機する状態に遷移する。
パワーマネジメントモジュール518は、内部に後述する図6に示す電源ステート611を持ち、パワーマネジメント部311の制御を介して、電源380を制御する。スリープ移行の際、パワーマネジメントモジュール518は、RAM303のデータをHDD350に退避し、各ユニットのレジスタ設定値やCPU302のレジスタをRAM303又はHDD350に退避する。そして、パワーマネジメントモジュール518は、パワーマネジメント部311を制御して、電源380の一部をOFFする。スリープ復帰の際、パワーマネジメントモジュール518は、スリープ移行の逆の処理を行う。
次に各データストレージの内部イメージについて表を用いて説明する。
表1は設定値情報DB410に格納されるデータを表している。設定値情報DB410は管理サーバ110で管理する各設定値に関するメタデータを格納するデータベースである。設定値情報DB410には、複合機120と通信を行う際に設定値を識別するためのキー識別子、ユーザに提示する際の文言(UI表示文言)、初期値、値域、適応機種/ファームウェアのバージョン、設定値の表示条件が格納される。設定値情報DB410で管理する各設定値は、複合機120の機種やファームウェアのバージョンに依存して、設定値が存在するかどうか、設定値の値域や初期値が異なることがある。ここでは例として、キー識別子が"user_auth_settings.auth_onoff"で表される設定値は、機種A、機種Bでは全ての個体に存在、機種Cではファームウェアのバージョンが3.0以降の個体にのみ存在することを表している。また、キー識別子が"user_auth_settings.access_mode"で表される設定値は、機種Bではインストールされているファームウェアのバージョンにより設定値の値域や初期値が異なることを表している。
表2はデバイス共通設定値DB411に格納されるデータを表している。デバイス共通設定値DB411は、管理サーバ110によって設定値を管理する複数の複合機120の全てで共通に使用される設定値を管理するデータベースである。デバイス共通設定値DB411は、キー識別子と、識別子に対応する値とが格納される。このキー識別子は、設定値情報DB410のキー識別子と同一の体系をもつ識別子である。
表3はデバイス個別設定値DB413に格納されるデータを表している。デバイス個別設定値DB413は、設定値管理サーバによって設定値を管理する複数の複合機120の各々で値が異なる設定値を管理するデータベースである。なお、デバイス個別設定値DB413は複合機の個体に対応して複数、存在するものとする。デバイス個別設定値DB413は、キー識別子と、識別子に対応する値とが格納される。このキー識別子は、設定値情報DB410のキー識別子と同一の体系をもつ識別子である。
表4はデバイス構成情報管理DB414で管理される複合機の個体毎のデバイス構成情報の内容を表している。デバイス構成情報管理DB414はこのデバイス構成情報を複数格納・管理するデータベースである。ここのデバイス構成情報は、複合機120の個体を識別する個体識別子、機種名、ファームウェアのバージョン、利用可能な機能を表すライセンス等を含む。なお、機種名、ファームウェアのバージョン、ライセンス等は、設定値情報DB410に格納されているものと同一の体系を持つ。
登録デバイス管理DB412は、管理サーバ110で設定値を管理する複合機120の個体の個体識別子を管理するためのデータベースである。
管理サーバ110は、上記で説明したマスターデータ401の各データベースを利用して、管理対象の複合機120の各々で異なる設定値や、管理対象の複合機全てで共通の設定値、及び各設定値そのもののメタデータを一括管理することができる。
表5は複合機120のHDD350に格納される設定値DB520の構成の一例を表している。設定値DB520は複合機120で使用する設定値を格納するデータベースである。設定値DB520に格納される設定値は、設定値を識別するためのキー識別子、設定値(現在値)、UI表示文言、初期値、値域、表示条件等の要素から構成される。これらの要素はマスターデータ401で管理されているものと同一の体系で管理されるものである。管理サーバ110又は複合機120において設定値が変更された場合には、設定値DB520に示されるデータのうち少なくともキー識別子及び値が通信されることにより設定値が同期される。
図6は、複合機120の動作例を表すタイミングチャートである。
第一のタイミングチャート610は、従来のタイミングチャートであり、スリープ復帰中に全データを同期する場合のタイミングチャートである。第二のタイミングチャート620は、本実施形態のタイミングチャートであり、スリープ復帰中にログインユーザのデータを同期し、ジョブ処理の後に、残りのデータを同期する場合のタイミングチャートである。第三のタイミングチャート630は、本実施形態のタイミングチャートであり、スリープ復帰後のジョブ処理の後に、全データを同期する場合のタイミングチャートである。
タイミングチャート610、620、630は、それぞれ、電源ステート611、OS,アプリの処理612、消費電流613、設定データ同期614を含む。
電源ステート611は、CPU302の指示又はスリープ復帰要因を受けて、図3のパワーマネジメント部311が出力し、電源380を制御する信号である。図3で説明済なので、詳細な説明を省略する。
OS,アプリの処理612は、ソフトウェアの仮想的なステートであり、アイドルでは特に処理をしない。スリープ移行では、OSが設定値等をRAM303又はHDD350に退避した後、パワーマネジメント部311の電源ステートをスリープに設定する。
消費電流613は、複合機120の消費電流の概要を示す。
設定データ同期614は、サーバからのデータ配信を受信及び設定値を反映するかどうかを示す。サーバからのデータ配信を受信及び設定値を反映する場合、設定データ同期614は「同期する」を示す。サーバからのデータ配信を受信及び設定値を反映しない場合、設定データ同期614は「同期しない」を示す。
第一のタイミングチャート610を用いて、従来の動作を説明する。T6でOS・アプリのスリープ復帰が完了したら、T6〜T7で、サーバからのデータ配信を受信及び設定値を反映する。ジョブ処理、及び、ユーザが操作可能なタイミングT7までに時間がかかってしまう。
次に、第二のタイミングチャート620を用いて、本実施形態の第一の動作例を説明する。
T5において、例えば、電源ボタンの操作、又は、人感センサ、又は、認証カードをスリープ復帰要因として、スリープ復帰が開始される。T6でOS・アプリのスリープ復帰が完了したら、T6〜T7でログインされたユーザのみ、サーバからのデータ配信を受信及び設定値が反映される。T7でジョブ処理、及び、ユーザが操作可能となる。第一のタイミングチャート610と比較すると、通信量が少ないので、T6〜T7の時間が短くなり、ジョブ処理、及び、ユーザが操作可能となるタイミングT7が速い。
次に、第三のタイミングチャート630を用いて、本実施形態の第二の動作例を説明する。
T5において、例えば、プリントジョブ、又は、タイマによる日時指定ジョブ(ファクシミリ送信、電子メール送信)をスリープ復帰要因として、スリープ復帰が開始される。T6でOS・アプリのスリープ復帰が完了したら、すぐにジョブ処理が可能なので、ジョブ処理が可能なタイミングT6が従来の動作例(タイミングチャート610)、本実施形態の第一の動作例(タイミングチャート620)のT7よりも速い。
図7は、管理サーバ110及び複合機120の設定データの同期の動作を説明するためのフローチャートである。
図7のフローチャートにおいて、管理サーバ110は、設定変更が通知されたとき、複合機120はスリープ復帰時から開始するとして説明する。以下に、図7のフローチャートをステップごとに説明する。
図7において、S701〜S704は、管理サーバ110のCPU203で実行される処理である。
S701において、CPU203は、管理サーバ110の管理者による操作、又は、複合機120のユーザの操作を反映して、管理サーバ110の設定DBを更新する。より具体的には、サーバDB管理モジュール501がデバイス共通設定値DB411又はデバイス個別設定値DB413を書き換える。
S702において、CPU203は、複合機120から設定値の差分データの問い合わせを受信する。
S703において、CPU203は、設定値の差分データの問い合わせを受信したかどうかを判定する。CPU203は、設定値の差分データの問い合わせを受信したと判定した場合(S703においてYes)、S704に処理を進め、設定値の差分データの問い合わせを受信しなかったと判定した場合(S703においてNo)、S702に処理を戻す。
S704において、CPU203は、設定値の差分データを複合機120に通知する。より具体的には、問い合わせを受けた同期制御サーバモジュール502が、サーバDB管理モジュール501にDB更新差分を問い合わせる。設定値の差分データがあれば、同期制御サーバモジュール502は、設定値の差分データ(差分情報)を複合機120に送信する。設定値の差分データが無ければ、つまり、設定変更されていなければ、同期制御サーバモジュール502は、設定値の差分データが無いことを複合機120に送信する。
S704の処理のあと、CPU203は、S702に処理を戻す。
以上で、管理サーバ110のフローチャートの説明を終了する。
次に、複合機120のフローチャートを説明する。S711〜S720は、複合機120のCPU302で実行される処理である。
S711において、CPU302は、スリープ復帰処理を行う。より具体的には、パワーマネジメントモジュール518が、各ユニットのメモリマップの設定、RAM303の設定、RAM303又はHDD350に退避したレジスタ設定値の読み出し、各ユニットのレジスタ設定等の処理をする。また、パワーマネジメントモジュール518は、RAM303又はHDD350に退避したOS、アプリのイメージをRAM303に展開する。S711で、パワーマネジメントモジュール518は、OS、アプリがスリープ移行前の状態と同様に動作できるようにする。S711は、図4のタイミングチャートのT5〜T6に当たる。
S712において、CPU302は、スリープ復帰要因を判定する。CPU302は、ユーザによるスリープ復帰を検出したと判定した場合(S712においてYes)、S713に処理を進め、それ以外のスリープ復帰要因と判定した場合(S712においてNo)、S717に処理を進める。ユーザによるスリープ復帰とは、例えば、タッチパネルやボタンの操作を検出、又は、ユーザ認証を検出、又は、ユーザの接近を検出した場合等である。それ以外のスリープ復帰要因の場合の詳細は、別の実施形態で説明する。
S713において、CPU302は、ユーザのログインを待つ。より具体的には、認証制御モジュール517がユーザ認証を行う。CPU302は、ユーザがログインしたと判定した場合(S713においてYes)、S714に処理を進め、ユーザがログインしていないと判定した場合(S713においてNo)、S713に処理を戻し、S713の処理を繰り返す。
S714において、CPU302は、管理サーバ110に、ログインユーザの設定値の差分データを問い合わせる。CPU302は、ログインユーザを管理サーバ110に通知し、ログインユーザの設定値の差分データを問い合わせる。より具体的には、同期制御クライアントモジュール512が、サーバ側の同期制御サーバモジュール502に対して、最終同期時刻後のユーザの設定値の差分データを問い合わせる。S714の処理は、管理サーバ110のS702の処理に対応する処理である。
S715において、CPU302は、管理サーバ110から、ログインユーザの設定値の差分データを受信する。より具体的には、同期制御クライアントモジュール512が差分データの有無を確認し、なければ、最終更新時刻を更新する。S715の処理は、管理サーバ110のS704に対応する処理である。
S716において、CPU302は、S715で受信したログインユーザの設定値の差分データを反映する。より具体的には、同期制御クライアントモジュール512が設定値管理モジュール511を介して設定値DB520の内容を更新する。
S714〜S716の処理は、ユーザが複合機120にログイン後にユーザの設定値の差分データを複合機120に反映させる反映処理の一例である。
S717において、CPU302は、ユーザのログアウトを待つ。CPU302は、ユーザがログアウトの操作をしたことを検出した場合(S717においてYes)、ログアウトの処理を行い、S718に処理を進める。より具体的には、認証制御モジュール517がログアウトの処理を行う。CPU302は、ログアウトの操作をしたことを検出しなかった場合(S717においてNo)、S717に処理を戻し、S717の処理を繰り返す。
S718において、CPU302は、管理サーバ110に、全ユーザの設定値の差分データを問い合わせる。より具体的には、同期制御クライアントモジュール512が、サーバ側の同期制御サーバモジュール502に対して、最終同期時刻後の全ユーザの設定値の差分データを問い合わせる。S718の処理は、管理サーバ110のS702に対応する処理である。
S719において、CPU302は、管理サーバ110から、全ユーザの設定値の差分データを受信する。より具体的には、同期制御クライアントモジュール512が差分データの有無を確認し、なければ、最終更新時刻を更新する。S719の処理は、管理サーバ110のS704に対応する処理である。
S720において、CPU302は、S719で受信したログインユーザの設定値の差分データを反映する。より具体的には、同期制御クライアントモジュール512が設定値管理モジュール511を介して設定値DB520の内容を更新する。
以上で、複合機120のフローチャートの説明を終了する。
S718〜S720の処理は、ユーザが複合機120からログアウト後に、設定値の変更のあった全ユーザの設定値の差分データを複合機120に反映させる反映処理の一例である。
以上説明したように、従来、スリープ復帰の際、全ユーザの設定値を同期するとスリープ復帰処理に時間がかかってしまっていた(タイミングチャート610)。しかし、第一の実施形態で示した処理によって、複合機120のスリープ復帰要因が、ユーザの操作の検出かどうかによって、設定値の受信及び反映のタイミング(タイミングチャート620と630)を切り替える(図7のS712)。また、スリープ復帰の際、ログインユーザの設定値のみを同期する(図7のS702〜S704、S714〜S716)ので、スリープ復帰時間が短いシステムを実現できる。
<第二の実施形態>
第二の実施形態を、図面を用いて説明する。
第一の実施形態では、複合機120から管理サーバ110に、設定変更が無いか問い合わせをするポーリング動作を行った。ポーリング動作は、処理の簡素化、空き時間の有効活用の点でメリットがあるが、設定変更が無い場合でも複合機120から定期的な問い合わせが発生する。
第二の実施形態では、設定変更が発生したとき、管理サーバ110から複合機120に通知を行うイベント ドリブン動作を行う一例を説明する。イベント ドリブン動作は、複合機120からの定期的な問い合わせが不要、かつ、設定変更が無い場合に通知が不要なので、通信トラフィック等、リソースの負荷軽減の点でメリットがある。
なお、第二の実施形態において、図1〜図6で示すハードウェア構成、ソフトウェア構成及び表1から表5までで示されるDB構成は第一の実施形態と同様なので、説明を省略する。
図8A及び図8Bは、管理サーバ110及び複合機120の設定データの同期の動作を説明するためのフローチャートである。
図8のフローチャートにおいて、管理サーバ110は、設定変更が通知されたとき、複合機120はスリープ復帰時から開始するとして説明する。以下に、図8のフローチャートをステップごとに説明する。
図8において、S801〜S814は、管理サーバ110のCPU203で実行される処理である。
S801において、CPU203は、管理サーバ110の管理者による操作、又は、複合機120のユーザの操作を反映して、管理サーバ110の設定DBを更新する。S801の処理はS701の処理と同様なので、詳細な説明を省略する。
S802において、CPU203は、設定データの変更を複合機120に通知する。
S803において、CPU203は、S802で行った通知がタイムアウトしたかを判定する。CPU203は、設定変更を複合機120に通知できたと判定した場合(S803においてNo)、S814に処理を進める。一方、CPU203は、複合機120がスリープ中等、設定変更を複合機120に通知できなかったと判定した場合(S803においてYes)、タイムアウトし、S804に処理を進める。
ここで、スリープ移行時に、複合機120がスリープ移行することを管理サーバ110に通知する。そして、管理サーバ110が複合機120のスリープの状態をDBで管理するようにした場合、S802〜S803の処理は不要である。
S804において、CPU203は、設定データをRAM303、又は、HDD350等の記憶装置に保存する。
S805において、CPU203は、複合機120のスリープ復帰要因を受信する。ここで、複合機120がスリープ中、スリープ復帰要因を送信しない。
S806において、CPU203は、複合機120からスリープ復帰要因を受信できたか否かを判定する。CPU203は、スリープ復帰要因を受信しなかったと判定した場合(S806においてNo)、S805に処理を戻す。CPU203は、スリープ復帰要因を受信したと判定した場合(S806においてYes)、S807に処理を進める。
S807において、CPU203は、S806で受信したスリープ復帰要因を判定する。CPU203は、ユーザによるスリープ復帰を検出したと判定した場合(S807においてYes)、S808に処理を進め、それ以外のスリープ復帰要因と判定した場合(S807においてNo)、S812に進む。ユーザによるスリープ復帰は、図7で説明済なので、詳細な説明を省略する。
S808において、CPU203は、複合機120からログインユーザの通知を受信する。
S809において、CPU203は、複合機120からログインユーザの通知を受信できたかを判定する。CPU203は、ログインユーザの通知を受信できたと判定した場合(S809においてYes)、S810に処理を進め、ログインユーザの通知を受信できなかったと判定した場合(S809においてNo)、S808に処理を戻す。
S810において、CPU203は、ログインユーザが設定変更したかどうかを判定する。CPU203は、ログインユーザが設定変更したと判定した場合(S810においてYes)、S811に処理を進め、ログインユーザが設定変更していないと判定した場合(S810においてNo)、S812に処理を進める。
S811において、CPU203は、設定値の差分データを複合機120に通知する。より具体的には、同期制御サーバモジュール502が、サーバDB管理モジュール501にDB更新差分を問い合わせる。設定値の差分データがあれば、同期制御サーバモジュール502は、設定値の差分データを複合機120に送信する。又は、同期制御サーバモジュール502は、S804でRAM303、又は、HDD350等の記憶装置に保存された設定データを送信してもよい。設定値の差分データが無ければ、つまり、設定変更されていなければ、同期制御サーバモジュール502は、設定値の差分データが無いことを複合機120に送信する。
S812において、CPU203は、複合機120からログアウトの通知を受信する。
S813において、CPU203は、複合機120からログアウトの通知を受信できたかを判定する。CPU203は、ログアウトの通知を受信できたと判定した場合(S813においてYes)、S814に処理を進める。ログアウトの通知を受信できなかったと判定した場合(S813においてNo)、S812に処理を戻す。
S814において、CPU203は、ログアウトしたユーザ以外の設定値の差分データを複合機120に通知する。より具体的には、同期制御サーバモジュール502が、サーバDB管理モジュール501にDB更新差分を問い合わせる。設定値の差分データがあれば、同期制御サーバモジュール502は、設定値の差分データを複合機120に送信する。設定値の差分データが無ければ、つまり、設定変更されていなければ、同期制御サーバモジュール502は、設定値の差分データが無いことを複合機120に送信する。
以上で、管理サーバ110のフローチャートの説明を終了する。
次に、複合機120のフローチャートを説明する。S821〜S830は、複合機120のCPU302で実行される処理である。
S821において、CPU302は、スリープ復帰処理を行う。S821の処理は、S711の処理と同様なので、説明を省略する。
S822において、CPU302は、スリープ復帰要因を通知する。より具体的には、パワーマネジメントモジュール518が記憶するスリープ復帰要因を、同期制御クライアントモジュール512を介して通知する。この通知を前述のS805で、管理サーバ110が受信する。
S823において、CPU302は、ユーザのログインを待つ。S823の処理はS713の処理と同様なので説明を省略する。CPU302は、ユーザがログインしたと判定した場合(S823においてYes)、S824に処理を進め、ログインしていないと判定した場合(S823においてNo)、S823に処理を戻し、S823の処理を繰り返す。
S824において、CPU302は、ログインしたユーザを管理サーバ110に通知する。より具体的には、認証制御モジュール517が認証したユーザを、同期制御クライアントモジュール512を介して通知する。
S825において、CPU302は、管理サーバ110から、ログインユーザの設定値の差分データを受信する。S825の処理はS715の処理と同様なので説明を省略する。
S826において、CPU302は、S825で受信したログインユーザの設定値の差分データを反映する。S826の処理はS716の処理と同様なので説明を省略する。
S827において、CPU302は、ユーザのログアウトを待つ。S827の処理はS717の処理と同様なので説明を省略する。CPU302は、ログアウトしたと判定した場合(S827においてYes)、S828に処理を進め、ログアウトしていないと判定した場合(S827においてNo)、S827に処理を戻し、S827の処理を繰り返す。
S828において、CPU302は、管理サーバ110にログアウトを通知する。S828の処理は、管理サーバ110のS812の処理に対応する。
S829において、CPU302は、管理サーバ110から、設定値の差分データを受信する。S829の処理はS719の処理と同様なので、説明を省略する。S829の処理は、管理サーバ110のS814の処理に対応する。
S830において、CPU302は、S829で受信したログインユーザの設定値の差分データを反映する。S830の処理はS720の処理と同様なので説明を省略する。
以上で、複合機120のフローチャートの説明を終了する。
第二の実施形態の処理では、第一の実施形態に対して、S810のように、ログインユーザが設定変更したかどうかを判定して、設定変更が発生したときのみ、設定値の差分データを送信するので、通信トラフィック等、リソースの負荷軽減ができる。また、複合機120がスリープ中に、予めS804で設定値の差分データを生成するので、スリープ復帰後にS811で差分データを生成する必要がなく、スリープ復帰の時間をより短縮できる。
<第三の実施形態>
第三の実施形態を、図面を用いて説明する。
第三の実施形態では、第一の実施形態と同様、複合機120から管理サーバ110に、設定変更が無いか問い合わせをするポーリング動作を行うとする。
第一の実施形態では、ユーザによるスリープ復帰(タッチパネルやボタンの操作を検出、又は、ユーザ認証を検出、又は、ユーザの接近を検出)によるスリープ復帰の場合を説明した。
第三の実施形態では、プリントジョブによるスリープ復帰を説明する。プリントジョブには大きく2種類ある。1つは印刷時に操作部320の操作が不要な一般的なプリントであり、パソコンや携帯端末からプリントジョブを送信すると、操作部320の操作なしに、紙等にプリントされる。もう1つは印刷時に操作部320の操作が必要なものであり、Holdプリント、確認プリント、保存プリント、セキュアプリント、留め置きプリント等と呼ばれる。プリントデータが複合機120のRAM303又はHDD350等の記憶装置に保存され、ユーザが必要なときにパソコンや携帯端末を使用せずに複合機の操作部320で操作をし、プリントされる。説明のため、本明細書では、留め置きプリントと呼んで説明する。
なお、第三の実施形態において、図1〜図6で示すハードウェア構成、ソフトウェア構成及び表1から表5までで示されるDB構成は第一の実施形態と同様なので、説明を省略する。
図9は、管理サーバ110及び複合機120の設定データの同期の動作を説明するためのフローチャートである。
図9のフローチャートにおいて、管理サーバ110は設定変更が通知されたときから、複合機120はスリープ復帰時から、開始するとして説明する。以下に、図9のフローチャートをステップごとに説明する。
図9において、S901〜S904は、管理サーバ110のCPU203で実行される処理である。S901〜S904は、S701〜S704と同様なので、説明を省略する。
次に、複合機120のフローチャートを説明する。S911〜S920は、複合機120のCPU302で実行される処理である。
S911において、CPU302は、スリープ復帰処理を行う。S911の処理は、S711の処理と同様なので、説明を省略する。
S912において、CPU302は、スリープ復帰要因を判定する。CPU302は、留め置きプリント等、ユーザの操作が必要なプリントジョブを検出した場合(S912においてYes)、S913に処理を進め、それ以外の一般的なプリントジョブを検出した場合(S912においてNo)、S920に処理を進める。
S913において、CPU302は、管理サーバ110に、ユーザの設定値の差分データを問い合わせる。複合機120が留め置きプリントのジョブを解析して、ユーザを特定して、管理サーバ110に通知する。より具体的には、同期制御クライアントモジュール512が、サーバ側の同期制御サーバモジュール502に対して、最終同期時刻後の変更差分を問い合わせる。S913の処理は管理サーバ110のS902の処理に対応する。
S914において、CPU302は、管理サーバ110から、ユーザの設定値の差分データを受信する。より具体的には、同期制御クライアントモジュール512が差分データの有無を確認し、なければ、最終更新時刻を更新する。S914の処理は、管理サーバ110のS904の処理に対応する。
S915において、CPU302は、S914で受信したログインユーザの設定値の差分データを反映する。S915の処理はS716の処理と同様なので、説明を省略する。
S916において、CPU302は、留め置きプリントジョブの完了を待つ。CPU302は、留め置きプリントジョブが完了したと判定した場合(S916においてYes)、S917に進み、完了していないと判定した場合(S916においてNo)、S916に処理を戻し、S916の処理を繰り返す。
S917〜S919の処理は、S718〜S720の処理と同様なので、説明を省略する。
S917〜S919の処理は、ユーザが複合機120からジョブの実行後に、設定値の変更のあった全ユーザの設定値の差分データを複合機120に反映させる反映処理の一例である。
S920において、CPU302は、一般的なプリントジョブの完了を待つ。CPU302は、プリントジョブが完了したと判定した場合(S920においてYes)、S917に処理を進め、完了していないと判定した場合(S920においてNo)、S920に処理を戻し、S920の処理を繰り返す。
以上で、複合機120のフローチャートの説明を終了する。
第三の実施形態の処理では、第一の実施形態に対して、S912で印刷時に操作部320の操作が必要なプリントジョブによるスリープ復帰要因かを判定し、操作部320の操作をするユーザの設定値の差分データの問い合わせをする。また、S916及びS920でジョブ終了を待って、他のユーザの設定値も同期する。より具体的には、上述した実施形態の処理をプリントジョブ等に対しても、適応を広げることができる。
ここで、第三の実施形態はポーリング動作を例に説明したが、第二の実施形態のように、イベント ドリブン動作としても、よい。
<第四の実施形態>
第四の実施形態を、図面を用いて説明する。
第四の実施形態では、第一の実施形態と同様、複合機120から管理サーバ110に、設定変更が無いか問い合わせをするポーリング動作を行うとする。
第四の実施形態では、日時指定ジョブによるスリープ復帰を説明する。日時指定ジョブは、例えば、指定された日時にスリープ復帰し、ジョブを実行する機能である。実行するジョブは、例えば、ファクシミリ、電子メール、ログレポート等の送信や印刷等である。説明の簡略化のため、日時指定ジョブと呼んで説明する。
日時指定ジョブは、ユーザがすぐに操作する可能性が低いので、ジョブを実行してから、ユーザの設定変更が同期される。
なお、第四の実施形態において、図1〜図6で示すハードウェア構成、ソフトウェア構成及び表1から表5で示されるDB構成は第一の実施形態と同様なので、説明を省略する。
図10は、管理サーバ110及び複合機120の設定データの同期の動作を説明するためのフローチャートである。
図10のフローチャートにおいて、管理サーバ110は設定変更が通知されたときから、複合機120はスリープ復帰時から、開始するとして説明する。以下に、図10のフローチャートをステップごとに説明する。
図10において、S1001〜S1004は、管理サーバ110のCPU203で実行される処理である。S1001〜S1004の処理は、S701〜S704の処理と同様なので、説明を省略する。
次に、複合機120のフローチャートを説明する。S1011〜S1016は、複合機120のCPU302で実行される処理である。
S1011において、CPU302は、スリープ復帰処理を行う。S1011の処理は、S711の処理と同じなので、説明を省略する。
S1012において、CPU302は、スリープ復帰要因を判定する。CPU302は、日時指定ジョブを検出したと判定した場合(S1012においてYes)、S1013に処理を進め、それ以外のスリープ復帰要因と判定した場合(S1012においてNo)、図10に示す複合機120のフローチャートの処理を終了する。それ以外のスリープ復帰要因とは、例えば、ネットワークからのステータス問い合わせ、タイマによる定期的なエンジン制御、電源スイッチによるシャットダウン処理である。
S1013において、CPU302は、日時指定ジョブの完了を待つ。CPU302は、日時指定ジョブが完了したと判定した場合(S1013においてYes)、S1014に処理を進め、日時指定ジョブが完了していないと判定した場合(S1013においてNo)、S1013に処理を戻し、S1013の処理を繰り返す。
S1014〜S1016の処理は、S718〜S720の処理と同様なので、説明を省略する。
以上で、複合機120のフローチャートの説明を終了する。
第四の実施形態の処理では、第一の実施形態に対して、S1012で日時指定ジョブによるスリープ復帰要因かを判定し、S1013でジョブ終了を待って、ユーザの設定を同期する。より具体的には、上述した実施形態の処理を日時指定ジョブや、その他のジョブ(ネットワークからのステータス問い合わせ、定期的なエンジン制御、シャットダウン処理)に対しても、適応を広げることができる。
以上、上述した各実施形態の処理によれば、スリープ復帰して、ユーザが操作できるまで、又は、ジョブの実行までを短縮することができる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
110 管理サーバ、120 MFP

Claims (14)

  1. 画像処理装置のスリープの復帰要因を判定する判定手段と、
    前記判定手段によって判定された復帰要因に応じて、ユーザが前記画像処理装置にログイン後に、前記ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させ、前記ユーザが前記画像処理装置からログアウト後に、設定値の変更のあった全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるか、又はユーザが前記画像処理装置からログアウト後に、前記全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるか、ユーザの設定値の反映処理を制御する制御手段と、
    を有する画像処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記判定手段によって判定された前記復帰要因がユーザによる復帰要因であった場合、前記ユーザが前記画像処理装置にログイン後に、前記ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させ、前記ユーザが前記画像処理装置からログアウト後に、設定値の変更のあった全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるようユーザの設定値の反映処理を制御し、前記判定手段によって判定された前記復帰要因がユーザによる復帰要因でなかった場合、ユーザが前記画像処理装置からログアウト後に、前記全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるようユーザの設定値の反映処理を制御する請求項1記載の画像処理装置。
  3. ユーザの動作を検出する検出手段を更に有し、
    前記判定手段は、前記検出手段によりユーザによる操作部の操作、又は、ユーザ認証、又は、ユーザの接近が検出された場合、前記復帰要因をユーザによる復帰要因であると判定する請求項2記載の画像処理装置。
  4. 画像処理装置のスリープの復帰要因を判定する判定手段と、
    前記判定手段によって判定された復帰要因に応じて、前記画像処理装置で実行されるジョブのユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させ、前記ジョブの実行後に、設定値の変更のあった全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるか、又は前記ジョブの実行後に、前記全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるか、ユーザの設定値の反映処理を制御する制御手段と、
    を有する画像処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記判定手段によって判定された前記復帰要因が溜め置きプリントジョブであった場合、前記画像処理装置で実行される前記溜め置きプリントジョブのユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させ、前記溜め置きプリントジョブの実行後に、設定値の変更のあった全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるようユーザの設定値の反映処理を制御し、前記判定手段によって判定された前記復帰要因が溜め置きプリントジョブでなかった場合、前記画像処理装置で実行される溜め置きプリントジョブでないジョブの実行後に、前記全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるようユーザの設定値の反映処理を制御する請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記復帰要因が溜め置きプリントジョブでなく、日時指定ジョブであった場合、前記画像処理装置で実行される前記日時指定ジョブの実行後に、前記全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるようユーザの設定値の反映処理を制御する請求項5記載の画像処理装置。
  7. 画像処理装置のスリープの復帰要因を判定する判定手段と、
    前記判定手段によって判定された復帰要因に応じて、ユーザが前記画像処理装置にログイン後に、前記ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させ、前記ユーザが前記画像処理装置からログアウト後に、設定値の変更のあった全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるか、又はユーザが前記画像処理装置からログアウト後に、前記全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるか、ユーザの設定値の反映処理を制御する制御手段と、
    を有するサーバ装置。
  8. 画像処理装置のスリープの復帰要因を判定する判定手段と、
    前記判定手段によって判定された復帰要因に応じて、前記画像処理装置で実行されるジョブのユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させ、前記ジョブの実行後に、設定値の変更のあった全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるか、又は前記ジョブの実行後に、前記全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるか、ユーザの設定値の反映処理を制御する制御手段と、
    を有するサーバ装置。
  9. 画像処理装置が実行する情報処理方法であって、
    前記画像処理装置のスリープの復帰要因を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって判定された復帰要因に応じて、ユーザが前記画像処理装置にログイン後に、前記ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させ、前記ユーザが前記画像処理装置からログアウト後に、設定値の変更のあった全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるか、又はユーザが前記画像処理装置からログアウト後に、前記全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるか、ユーザの設定値の反映処理を制御する制御ステップと、
    を含む情報処理方法。
  10. 画像処理装置が実行する情報処理方法であって、
    前記画像処理装置のスリープの復帰要因を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって判定された復帰要因に応じて、前記画像処理装置で実行されるジョブのユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させ、前記ジョブの実行後に、設定値の変更のあった全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるか、又は前記ジョブの実行後に、前記全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるか、ユーザの設定値の反映処理を制御する制御ステップと、
    を含む情報処理方法。
  11. サーバ装置が実行する情報処理方法であって、
    画像処理装置のスリープの復帰要因を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって判定された復帰要因に応じて、ユーザが前記画像処理装置にログイン後に、前記ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させ、前記ユーザが前記画像処理装置からログアウト後に、設定値の変更のあった全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるか、又はユーザが前記画像処理装置からログアウト後に、前記全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるか、ユーザの設定値の反映処理を制御する制御ステップと、
    を含む情報処理方法。
  12. サーバ装置が実行する情報処理方法であって、
    画像処理装置のスリープの復帰要因を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって判定された復帰要因に応じて、前記画像処理装置で実行されるジョブのユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させ、前記ジョブの実行後に、設定値の変更のあった全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるか、又は前記ジョブの実行後に、前記全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるか、ユーザの設定値の反映処理を制御する制御ステップと、
    を含む情報処理方法。
  13. コンピュータに、
    画像処理装置のスリープの復帰要因を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって判定された復帰要因に応じて、ユーザが前記画像処理装置にログイン後に、前記ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させ、前記ユーザが前記画像処理装置からログアウト後に、設定値の変更のあった全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるか、又はユーザが前記画像処理装置からログアウト後に、前記全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるか、ユーザの設定値の反映処理を制御する制御ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  14. コンピュータに、
    画像処理装置のスリープの復帰要因を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって判定された復帰要因に応じて、前記画像処理装置で実行されるジョブのユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させ、前記ジョブの実行後に、設定値の変更のあった全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるか、又は前記ジョブの実行後に、前記全ユーザの設定値の差分データを前記画像処理装置に反映させるか、ユーザの設定値の反映処理を制御する制御ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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