JP2016082072A - チョークコイル、バイアスt回路および通信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】チョークコイル100は、入出力端子間に設けられ、コイル状に巻回された導電体のコイルパターン101と、1本のパターンを折り曲げ形成し、当該パターンの端部が所定のギャップを有し所定長で対向する対向片102bを有し、コイルパターン101の内部空間に配置され、コイルパターン101との間に所定の容量を有する磁気バンドギャップ102とを有する。コイルパターン101と磁気バンドギャップ102との間には、所定の誘電率を有する基材が設けられる。基材としては、例えば、多層のプリント基板を用いることができる。
【選択図】図1
Description
以下に添付図面を参照して、開示技術の好適な実施の形態を詳細に説明する。図1は、実施の形態にかかるチョークコイルの構成例を示す斜視図、図2は、実施の形態にかかるチョークコイルの構成例を示す平面図である。図中、Xは長さ方向、Yは幅方向、Zは高さ方向とする。
誘電率εと透磁率μについて 誘電率ε=n/z、透磁率μ=nz
屈折率nとインピーダンスzについて
図17は、実施の形態にかかるチョークコイルを備えたバイアスT回路を示す回路図である。バイアスT回路1700は、3つの端子1701,1702,1703と、端子1701,1702間に直列接続された容量(コンデンサ)C(1704)と、端子1701,1703間に直列に接続されたインダクタL(1705)と、を有する。
図18は、実施の形態のチョークコイルを有するバイアスT回路を備えた通信装置の構成例を示す回路図である。この通信装置1800は、自動車等の車両内での車両1801と携帯電話端末1811との間の通信、および車両1801から携帯電話端末1811に対する電源供給を行う。通信装置1800は、車両1801内部の回路と、車両1801に接続される通信ユニット1821とから構成される。
1本のパターンを折り曲げ形成し、当該パターンの端部が所定のギャップを有し所定長で対向する対向片を有し、前記コイルパターンの内部空間に配置され、前記コイルパターンとの間に所定の容量を有する磁気バンドギャップと、
を備えたことを特徴とするチョークコイル。
前記コイルパターンは、前記プリント基板の上部層と下部層にそれぞれ形成した複数の導電体パターンと、前記上部層および前記下部層の複数の各導電体パターンの同一位置の両端部を接続するビアと、からなり、
前記磁気バンドギャップは、前記プリント基板の中間層に形成した導電体パターンからなることを特徴とする付記2に記載のチョークコイル。
前記コイルパターンは、前記プリント基板の上部層と下部層の面内にそれぞれ1本ずつ形成したスパイラル状の導電体パターンと、前記上部層および前記下部層の導電体パターンの端部を接続するビアと、からなり、
前記磁気バンドギャップは、前記プリント基板の中間層に形成した導電体パターンからなることを特徴とする付記2に記載のチョークコイル。
101 コイルパターン
101A 一端(入力端子)
101B 他端(出力端子)
101a 上部コイルパターン
101b 下部コイルパターン
101c,101d 側部コイルパターン
102 磁気バンドギャップ(EBG)
102a 導電体パターン
102b 対向片
301 第1層
302 第2層
303 第3層
304 第4層
Claims (10)
- 入出力端子間に設けられ、コイル状に巻回されたコイルパターンと、
1本のパターンを折り曲げ形成し、当該パターンの端部が所定のギャップを有し所定長で対向する対向片を有し、前記コイルパターンの内部空間に配置され、前記コイルパターンとの間に所定の容量を有する磁気バンドギャップと、
を備えたことを特徴とするチョークコイル。 - 前記コイルパターンと前記磁気バンドギャップとの間に所定の誘電率を有する基材を設けたことを特徴とする請求項1に記載のチョークコイル。
- 前記基材は、多層のプリント基板であり、
前記コイルパターンは、前記プリント基板の上部層と下部層にそれぞれ形成した複数の導電体パターンと、前記上部層および前記下部層の複数の各導電体パターンの同一位置の両端部を接続するビアと、からなり、
前記磁気バンドギャップは、前記プリント基板の中間層に形成した導電体パターンからなることを特徴とする請求項2に記載のチョークコイル。 - 前記基材は、多層のプリント基板であり、
前記コイルパターンは、前記プリント基板の上部層と下部層の面内にそれぞれ1本ずつ形成したスパイラル状の導電体パターンと、前記上部層および前記下部層の導電体パターンの端部を接続するビアと、からなり、
前記磁気バンドギャップは、前記プリント基板の中間層に形成した導電体パターンからなることを特徴とする請求項2に記載のチョークコイル。 - 前記磁気バンドギャップは、前記プリント基板の複数の中間層にそれぞれ形成した導電体パターンからなることを特徴とする請求項3または4に記載のチョークコイル。
- 前記プリント基板上に形成された前記磁気バンドギャップの前記対向片の長さおよび前記ギャップの間隔に基づき所定の共振周波数を得ることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一つに記載のチョークコイル。
- 前記プリント基板の複数の中間層に、それぞれ異なる共振周波数を有する前記磁気バンドギャップを設けたことを特徴とする請求項6に記載のチョークコイル。
- 所定の電子回路が搭載される多層のプリント基板の一部の領域に、複数の層を用いて前記コイルパターンと前記磁気バンドギャップを設けたことを特徴とする請求項3〜7のいずれか一つに記載のチョークコイル。
- 請求項1〜8のいずれか一つに記載されたチョークコイルを備えたことを特徴とするバイアスT回路。
- 請求項9に記載されたバイアスT回路を備えたことを特徴とする通信装置。
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JP2014212122A JP2016082072A (ja) | 2014-10-16 | 2014-10-16 | チョークコイル、バイアスt回路および通信装置 |
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JP2014212122A Pending JP2016082072A (ja) | 2014-10-16 | 2014-10-16 | チョークコイル、バイアスt回路および通信装置 |
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2014
- 2014-10-16 JP JP2014212122A patent/JP2016082072A/ja active Pending
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