JP2016081874A - 車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の発光素子からの出射光を投影レンズを介して前方へ向けて照射することにより、ハイビーム領域に配光パターンを形成するように構成された車両用灯具において、配光パターンの明るさを確保した上でその光ムラを抑制可能とする。
【解決手段】投影レンズ12として、後側焦点F1が前後方向に関して各発光素子14の発光面14aの位置にある第1レンズ領域12Z1と、この第1レンズ領域12Z1の後側焦点F1に対して前方側に変位した後側焦点F2を有する第2レンズ領域12Z2とを備えた構成とする。これにより、各発光素子14からの出射光により形成される配光パターンを、第1偏向領域12Z1の透過光によって形成される小さくて明るい配光パターンと、第2レンズ領域12Z2の透過光によって形成される大きくてやや暗い配光パターンとを重畳させた配光パターンとして形成する。
【選択図】図2

Description

本願発明は、プロジェクタ型の車両用灯具に関するものである。
従来より、投影レンズの後方に配置された光源からの光を、投影レンズを介して前方へ向けて照射するように構成されたプロジェクタ型の車両用灯具が知られている。
「特許文献1」の図7〜11には、このような車両用灯具として、ハイビーム領域に配光パターンを形成するように構成されたものが記載されている。
この車両用灯具は、その光源として左右方向に並列に配置された複数の発光素子を備えており、これら各発光素子からの出射光を投影レンズを介して前方へ向けて照射することにより横長の配光パターンを形成するように構成されている。
特開2007−227228号公報
このような配光パターンは、できるだけ光ムラの少ないものとすることが好ましい。
その点、上記「特許文献1」に記載された車両用灯具においては、各発光素子を投影レンズの後側焦点面に対して後方側に一定量変位させることにより、投影レンズの透過光によって形成される各発光素子の反転投影像を大きくし、これにより配光パターンの光ムラを抑えるようにしている。
しかしながら、このような構成を採用した場合には、各発光素子の反転投影像の明るさが低下してしまい、これにより配光パターンの明るさも低下してしまうので、ハイビーム用配光パターンの中心光度を十分に高めることが困難になってしまう、という問題がある。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、複数の発光素子からの出射光を投影レンズを介して前方へ向けて照射することにより、ハイビーム領域に配光パターンを形成するように構成された車両用灯具において、配光パターンの明るさを確保した上でその光ムラを抑制することができる車両用灯具を提供することを目的とするものである。
本願発明は、投影レンズの構成に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願発明に係る車両用灯具は、
ハイビーム領域に配光パターンを形成するように構成された車両用灯具において、
投影レンズとこの投影レンズの後方において左右方向に並列に配置された複数の発光素子とを備え、上記各発光素子からの出射光を上記投影レンズを介して前方へ向けて照射することにより上記配光パターンを形成するように構成されており、
上記投影レンズは、後側焦点が前後方向に関して上記各発光素子の発光面またはその近傍に位置する第1レンズ領域と、この第1レンズ領域の後側焦点に対して前後方向に変位した後側焦点を有する第2レンズ領域とを備えている、ことを特徴とするものである。
上記「発光素子」の種類は特に限定されるものではなく、例えば発光ダイオードやレーザダイオード等が採用可能である。
上記「第1レンズ領域」と上記「第2レンズ領域」との具体的な位置関係は特に限定されるものではない。
上記「第1レンズ領域」の後側焦点に対する上記「第2レンズ領域」の後側焦点の前後方向変位量の具体的な値は特に限定されるものではない。
上記構成に示すように、本願発明に係る車両用灯具は、投影レンズの後方において左右方向に並列に配置された複数の発光素子の各々からの出射光を、投影レンズを介して前方へ向けて照射することにより、ハイビーム領域に配光パターンを形成するように構成されているが、その投影レンズの構成として、後側焦点が前後方向に関して各発光素子の発光面またはその近傍に位置する第1レンズ領域と、この第1レンズ領域の後側焦点に対して前後方向に変位した後側焦点を有する第2レンズ領域とを備えた構成となっているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、第1レンズ領域の後側焦点は前後方向に関して各発光素子の発光面またはその近傍に位置しているので、この第1レンズ領域の透過光によって形成される各発光素子の反転投影像は、小さく明るくて輪郭が明瞭な第1の反転投影像となる。
一方、第2レンズ領域の後側焦点は第1レンズ領域の後側焦点に対して前後方向に変位しているので、この第2レンズ領域の透過光によって形成される各発光素子の反転投影像は、第1レンズ領域の透過光によって形成される反転投影像に対して明るさおよび輪郭の明瞭度は低下するが大きい第2の反転投影像となる。
そして、投影レンズの透過光によって形成される各発光素子の反転投影像は、これら2種類の反転投影像を重畳させたものとなるので、第1の反転投影像によって一定の明るさを確保した上で第2の反転投影像によってその外周縁領域を拡大させることができる。
したがって、複数の発光素子の反転投影像によって形成される配光パターンを、各発光素子の反転投影像における第2の反転投影像の外周縁部が互いに部分的に重複する配光パターンとして形成することができる。そしてこれにより配光パターンの明るさを確保した上でその光ムラを抑制することができる。
このように本願発明によれば、複数の発光素子からの出射光を投影レンズを介して前方へ向けて照射することにより、ハイビーム領域に配光パターンを形成するように構成された車両用灯具において、配光パターンの明るさを確保した上でその光ムラを抑制することができる。そしてこれによりハイビーム用配光パターンについても、その中心光度を十分に確保した上でその光ムラを抑制することが可能となる。
上記構成において、複数の発光素子の上下両側またはいずれか片側に、各発光素子からの出射光を投影レンズへ向けて反射させるリフレクタが配置された構成とすれば、各発光素子の反転投影像として、第1および第2の反転投影像の上下両側またはいずれか片側に拡がる反転投影像を追加形成することができる。そしてこれにより配光パターンの上下幅を拡げることができる。
上記構成において、複数の発光素子が個別に点灯し得る構成とすれば、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、これら複数の発光素子を同時点灯させて配光パターンを形成することにより、これをハイビーム用配光パターンの形成に適したものとすることができる。一方、これら複数の発光素子のうちの一部を選択的に点灯させることにより、上記配光パターンの一部が欠けた配光パターンを形成することができ、これをロービーム用配光パターンとハイビーム用配光パターンとの中間に位置する形状の中間的配光パターンの形成に適したものとすることができる。 そして、このような中間的配光パターンを形成することにより、対向車ドライバ等にグレアを与えてしまわない範囲内でできるだけ前方走行路を幅広く照射することが可能となる。
本願発明の一実施形態に係る車両用灯具を示す正面図 図1のII−II線断面図 上記車両用灯具の主要構成要素を示す斜視図 上記車両用灯具からの照射光により形成される付加配光パターンを透視的に示す図 上記実施形態の第1変形例に係る車両用灯具を示す、図2と同様の図 上記実施形態の第2変形例に係る車両用灯具を示す、図2と同様の図 上記第2変形例の作用を示す、図4と同様の図
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本願発明の一実施形態に係る車両用灯具10を示す正面図であり、図2は、図1のII−II線断面図である。また、図3は、車両用灯具10の主要構成要素を示す斜視図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係る車両用灯具10は、プロジェクタ型の灯具ユニットであって、ハイビーム領域に形成される配光パターンとして付加配光パターンを形成するように構成されている。
この車両用灯具10は、車両前後方向に延びる光軸Axを有する投影レンズ12と、この投影レンズ12の後方において左右方向に並列に配置された複数の発光素子14とを備えており、各発光素子14からの出射光を投影レンズ12を介して前方へ向けて照射するようになっている。
投影レンズ12は、前面12aが凸面で後面12bが平面の平凸非球面レンズであって、その外周フランジ部12cにおいてレンズホルダ18に支持されている。
この投影レンズ12は、同心円状に領域分けされた第1レンズ領域12Z1と第2レンズ領域12Z2とを備えている。その際、光軸Axを中心とする第1レンズ領域12Z1とその周囲に位置する第2レンズ領域12Z2との境界線は、図1において2点鎖線で示すように、第1レンズ領域12Z1の外径が第2レンズ領域12Z2の外径の1/2よりもやや大きい値となる位置に設定されている。
これら第1および第2レンズ領域12Z1、12Z2は、その後側焦点F1、F2がいずれも光軸Ax上に位置しているが、第1レンズ領域12Z1の後側焦点F1に対して第2レンズ領域12Z2の後側焦点F2が前方側に変位した構成となっている。
これを実現するため、投影レンズ12の前面12aは、第2レンズ領域12Z2の部分が、第1レンズ領域12Z1の延長面(図2において2点鎖線で示す形状)に対して外周縁に向かって後方側に徐々に変位する表面形状を有している。
そして、この投影レンズ12は、その第1レンズ領域12Z1においては、その後側焦点面(すなわち後側焦点F1を含む焦点面)上に形成される光源像を反転像として灯具前方の仮想鉛直スクリーン上に投影するとともに、その第2レンズ領域12Z2においては、その後側焦点面(すなわち後側焦点F2を含む焦点面)上に形成される光源像を反転像として灯具前方の仮想鉛直スクリーン上に投影するようになっている。
複数の発光素子14は、第1レンズ領域12Z1の後側焦点面の近傍において左右方向に並列に配置された状態で、共通の基板16に支持されている。本実施形態においては、いずれも同様の構成を有する11個の発光素子14が、光軸Axの位置を中心にして左右方向に等間隔で配置された構成となっている。
これら各発光素子14は、正方形の発光面14aを有する白色発光ダイオードであって、その発光面14aを第1レンズ領域12Z1の後側焦点面上において灯具正面方向へ向けた状態で配置されている。その際、これら各発光素子14の発光面14aは、その中心が光軸Axのやや下方に位置しており、その上端縁が光軸Axのやや上方に位置している。
これら各発光素子14の発光中心(すなわち発光面14aの中心)から出射して投影レンズ12へ向かう光は、その第2レンズ領域12Z2の後側焦点面を多少の拡がりをもって通過することとなる。このため11個の発光素子14は、その発光面14aが互いに多少離れているにもかかわらず、その出射光が第2レンズ領域12Z2の後側焦点面を通過する際の光線束の範囲は、互いに隣接する発光素子14相互間において僅かに重複するものとなる。
そして、これら各発光素子14の発光中心から出射して投影レンズ12に入射した光は、その第1レンズ領域12Z1からは光軸Axと平行な方向に対して僅かに上向きの平行光として前方へ向けて出射し、その第2レンズ領域12Z2からは第1レンズ領域12Z1からの出射光に対して光軸Ax寄りの方向に偏向しつつ多少拡がる拡散光として前方へ向けて出射することとなる。
11個の発光素子14は、個別に点灯し得るように構成されている。これを実現するため、これら11個の発光素子14は、図示しない電子制御ユニットに接続されており、この電子制御ユニットによって自車の走行状況に応じてその点消灯制御が行われるようになっている。
投影レンズ12における第1レンズ領域12Z1の後側焦点F1に対する第2偏向領域12Z2の後側焦点F2の前方変位量は、各発光素子14の発光面14aの上下幅よりも大きい値(例えば1.5〜3倍程度の値)に設定されている。
レンズホルダ18および基板16は、共通のベース部材22に支持されている。
図4は、車両用灯具10から前方へ向けて照射される光により、車両前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される付加配光パターン(すなわちハイビーム領域に形成される配光パターン)を透視的に示す図である。
同図(a)は、ハイビーム用配光パターンPH1の付加配光パターンPAを示す図であり、同図(b)は、中間的配光パターンPM1の付加配光パターンPAmを示す図である。
同図(a)に示すハイビーム用配光パターンPH1は、図示しない他の灯具ユニットからの照射光によって形成されるロービーム用配光パターンPLに対して、車両用灯具10からの照射光によって形成される付加配光パターンPAが付加されたものとなっている。
ロービーム用配光パターンPLは、左配光のロービーム用配光パターンであって、その上端縁に左右段違いのカットオフラインCL1、CL2を有している。このカットオフラインCL1、CL2は、灯具正面方向の消点であるH−Vを鉛直方向に通るV−V線を境にして左右段違いで水平方向に延びており、V−V線よりも右側の対向車線側部分が下段カットオフラインCL1として形成されるとともに、V−V線よりも左側の自車線側部分が、この下段カットオフラインCL1から傾斜部を介して段上がりになった上段カットオフラインCL2として形成されている。
このロービーム用配光パターンPLにおいて、下段カットオフラインCL1とV−V線との交点であるエルボ点Eは、H−Vの0.5〜0.6°程度下方に位置している。
付加配光パターンPAは、カットオフラインCL1、CL2から上方に拡がる横長の配光パターンとして形成されている。その際、この付加配光パターンPAは、V−V線を中心にして左右両側に均等に拡がるようにして形成されている。そして、この付加配光パターンPAがロービーム用配光パターンPLに対して追加形成されることにより、前方走行路を幅広く照射するハイビーム用配光パターンPH1が形成されるようになっている。
付加配光パターンPAは、11個の配光パターンPaの合成配光パターンとして形成されている。
これら各配光パターンPaは、各発光素子14からの出射光によって投影レンズ12の後側焦点面上に形成される該発光素子14の光源像の反転投影像として形成される配光パターンである。
これら各配光パターンPaは、第1レンズ領域12Z1の透過光による反転投影像として形成される配光パターンPa1と、第2レンズ領域12Z2の透過光による反転投影像として形成される配光パターンPa2とが同心状に重畳された配光パターンとして形成されている。
その際、配光パターンPa1は、正方形の外形形状を有する小さくて明るい配光パターンとして形成されている。これは、各発光素子14の発光面14aが正方形の外形形状を有しており、この発光面14aが第1レンズ領域12Z1の後側焦点面上に位置していることによるものである。
一方、配光パターンPa2は、配光パターンPa1よりもひとまわり大きい略正方形の外形形状を有するやや明るい配光パターンとして形成されている。これは、第1レンズ領域12Z1の後側焦点F1に対して第2レンズ領域12Z2の後側焦点F2が前方側に変位していることによるものである。
11個の配光パターンPaは、互いに隣接する配光パターンPa相互間においてその配光パターンPa2の外周縁部が互いに重複するようにして形成されている。これは、各発光素子14の発光面14aが第2レンズ領域12Z2の後側焦点面よりも後方側に位置しており、互いに隣接する発光素子14相互間で第2レンズ領域12Z2の後側焦点面を通過する光線束の範囲が部分的に重複することによるものである。ただし、各発光素子14の発光面14aは、第2レンズ領域12Z2の後側焦点面に対して後方側に大きく変位しているわけではないので、各配光パターンPaの外周縁はある程度明瞭な輪郭を有するものとなっている。
さらに、これら各配光パターンPaは、その配光パターンPa1の下端縁の位置がカットオフラインCL1、CL2と僅かに重複するように形成されている。これは、各発光素子14の発光面14aの中心が光軸Axのやや下方に位置しており、その上端縁が光軸Axのやや上方に位置していることによるものである。
同図(b)に示す中間的配光パターンPM1は、ハイビーム用配光パターンPH1に対して、付加配光パターンPAの代わりにその一部が欠けた付加配光パターンPAmを有する配光パターンとなっている。
具体的には、付加配光パターンPAmは、11個の配光パターンPaのうち右から3番目と4番目の配光パターンPaが欠落した配光パターンとなっている。この付加配光パターンPAmは、11個の発光素子14のうち左から3番目と4番目の発光素子14を消灯することによって形成されるようになっている。
このような付加配光パターンPAmを形成することにより、車両用灯具10からの照射光が対向車2に当たらないようにし、これにより対向車2のドライバにグレアを与えてしまわない範囲内でできるだけ前方走行路を幅広く照射するようになっている。
そして、対向車2の位置が変化するのに伴って、消灯の対象となる発光素子14を順次切り換えることにより付加配光パターンPAmの形状を変化させ、これにより対向車2のドライバにグレアを与えてしまわない範囲内でできるだけ前方走行路を幅広く照射する状態を維持するようになっている。
なお、対向車2の存在は、図示しない車載カメラ等によって検出するようになっている。そして、前方走行路に前走車が存在したり、その路肩部分に歩行者が存在するような場合にも、これを検出して一部の配光パターンPaを欠落させることによりグレアを与えてしまわないようになっている。
次に本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態に係る車両用灯具10は、投影レンズ12の後方において左右方向に並列に配置された11個の発光素子14の各々からの出射光を、投影レンズ12を介して前方へ向けて照射することにより、ハイビーム領域に付加配光パターンPAを形成するように構成されているが、その投影レンズ12の構成として、後側焦点F1が前後方向に関して各発光素子14の発光面14aの位置にある第1レンズ領域12Z1と、この第1レンズ領域12Z1の後側焦点F1に対して前方側に変位した後側焦点F2を有する第2レンズ領域12Z2とを備えた構成となっているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、第1レンズ領域12Z1の後側焦点F1は前後方向に関して各発光素子14の発光面14aの位置にあるので、この第1レンズ領域12Z1の透過光によって各発光素子14の反転投影像として形成される配光パターンPa1は小さいが明るくて輪郭が明瞭な配光パターンとなる。
一方、第2レンズ領域12Z2の後側焦点F2は第1レンズ領域12Z1の後側焦点F1に対して前方側に変位しているので、この第2レンズ領域12Z2の透過光によって各発光素子14の反転投影像として形成される配光パターンPa2は、第1レンズ領域12Z1の透過光によって形成される配光パターンPa1に対して明るさおよび輪郭の明瞭度は低下するが大きい配光パターンとなる。
そして、投影レンズ12の透過光によって形成される各発光素子14の反転投影像としての配光パターンPaは、これら2種類の配光パターンPa1、Pa2を重畳させたものとなるので、配光パターンPa1によって一定の明るさを確保した上で配光パターンPa2によってその外周縁領域を拡大させることができる。
したがって、11個の発光素子14の反転投影像としての配光パターンPaによって形成される付加配光パターンPAを、各配光パターンPa2の外周縁部が互いに部分的に重複する配光パターンとして形成することができる。そしてこれにより付加配光パターンPAの明るさを確保した上でその光ムラを抑制することができる。
このように本実施形態によれば、11個の発光素子14からの出射光を投影レンズ12を介して前方へ向けて照射することにより、ハイビーム領域に付加配光パターンPAを形成するように構成された車両用灯具10において、付加配光パターンPAの明るさを確保した上でその光ムラを抑制することができる。そしてこれによりハイビーム用配光パターンPH1についても、その中心光度を十分に確保した上でその光ムラを抑制することが可能となる。
本実施形態においては、11個の発光素子14が個別に点灯し得る構成となっているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、これら11個の発光素子14を同時点灯させて付加配光パターンPAを形成することにより、これをハイビーム用配光パターンPH1の形成に適したものとすることができる。一方、これら11個の発光素子14のうちの一部を選択的に点灯させることにより、付加配光パターンPAの一部が欠けた付加配光パターンPAmを形成することができ、これをロービーム用配光パターンPLとハイビーム用配光パターンPH1との中間に位置する形状の中間的配光パターンPM1の形成に適したものとすることができる。
そして、このような中間的配光パターンPM1を形成することにより、対向車ドライバ等にグレアを与えてしまわない範囲内でできるだけ前方走行路を幅広く照射することが可能となる。
上記実施形態においては、11個の発光素子14を備えているものとして説明したが、これ以外の個数の発光素子14を備えた構成とすることも可能である。
上記実施形態においては、各発光素子14が正方形の発光面14aを有しているものとして説明したが、これ以外の形状(例えば縦長矩形状や横長矩形状等)の発光面を有する構成とすることも可能である。
上記実施形態においては、第1レンズ領域12Z1の後側焦点F1が前後方向に関して各発光素子14の発光面14aの位置にあるものとして説明したが、発光面14aの近傍に位置する場合であっても、第1レンズ領域12Z1の透過光によって各発光素子14の反転投影像として形成される配光パターンを、小さく明るくて輪郭が明瞭な配光パターンPa1に準じた配光パターンとすることができ、これにより上記実施形態と略同様の作用効果を得ることができる。
上記実施形態においては、第2レンズ領域12Z2の後側焦点F2が、第1レンズ領域12Z1の後側焦点F1に対して前方側に変位しているものとして説明したが、第1レンズ領域12Z1の後側焦点F1に対して後方側に変位している構成とした場合においても同様の作用効果を得ることができる。
上記実施形態においては、投影レンズ12における第1レンズ領域12Z1と第2レンズ領域12Z2との境界線が、第1レンズ領域12Z1の外径が第2レンズ領域12Z2の外径の1/2よりもやや大きい値となる位置に設定されているものとして説明したが、これよりも内周側あるいは外周側に変位した構成とすることも可能である。その際、内周側に変位させるようにすれば、配光パターンPa1と配光パターンPa2との明暗差を小さくすることができ、一方、外周側に変位させるようにすれば、配光パターンPa1と配光パターンPa2との明暗差を大きくすることができる。
上記実施形態においては、投影レンズ12の第1レンズ領域12Z1と第2レンズ領域12Z2とが同心円状に領域分けされているものとして説明したが、これ以外の態様で領域分けされた構成(例えば上下方向あるいは左右方向に領域分けされた構成)を採用することも可能である。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
まず、上記実施形態の第1変形例について説明する。
図5は、本変形例に係る車両用灯具110を示す、図2と同様の図である。
同図に示すように、この車両用灯具110の基本的な構成は上記実施形態の車両用灯具10と同様であるが、投影レンズ112の構成が上記実施形態の場合と異なっている。
すなわち本変形例の投影レンズ112も、前面112aが凸面で後面112bが平面の平凸非球面レンズであって、その外周フランジ部112cにおいてレンズホルダ18に支持されているが、第1および第2レンズ領域112Z1、112Z2の配置が上記実施形態の場合と異なっている。
具体的には、第1レンズ領域112Z1と第2レンズ領域112Z2との位置関係が上記実施形態の場合と逆になっている。すなわち、外周側に位置する第1レンズ領域112Z1は、その後側焦点F1が前後方向に関して各発光素子14の発光面14aの位置にあり、内周側に位置する第2レンズ領域112Z2は、その後側焦点F2が第1レンズ領域112Z1の後側焦点F1に対して前方側に変位している。
本変形例の構成を採用した場合には、第1レンズ領域112Z1の透過光によって、上記実施形態の配光パターンPa1と同様の配光パターン(すなわち小さく明るくて輪郭が明瞭な配光パターン)が形成され、第2レンズ領域112Z2の透過光によって、上記実施形態の配光パターンPa2と同様の配光パターン(すなわち配光パターンPa1に対して明るさおよび輪郭の明瞭度は低下するが大きい配光パターン)が形成されることとなる。
したがって、本変形例の構成を採用した場合においても、上記実施形態の場合と同様の作用効果を得ることができる。
次に、上記実施形態の第2変形例について説明する。
図6は、本変形例に係る車両用灯具210を示す、図2と同様の図である。
同図に示すように、この車両用灯具210の基本的な構成は上記第1変形例の場合と同様であるが、11個の発光素子14の上下両側にリフレクタ224、226が追加配置されている点で上記第1変形例の場合と異なっている。
上側のリフレクタ224は、前方へ向けて斜め上方に延びる平面状の反射面224aを有している。
この反射面324aは、その後方側への延長面が11個の発光素子14の発光面14aの上端縁の上方近傍を通るとともにその前方側への延長面が投影レンズ112の後面112bの上端部を通るように形成されている。そしてこれにより、各発光素子14から出射して前方斜め上方へ大角度で向かう、投影レンズ112に入射しない光を、この反射面224aにおいて正反射させて投影レンズ112の第1レンズ領域112Z1に入射させるようになっている。
一方、下側のリフレクタ226は、前方へ向けて斜め下方に延びる平面状の反射面226aを有している。
この反射面226aは、その後方側への延長面が11個の発光素子14の発光面14aの下端縁の下方近傍を通るとともにその前方側への延長面が投影レンズ112の後面112bの下端部を通るように形成されている。そしてこれにより、各発光素子14から出射して前方斜め下方へ大角度で向かう、投影レンズ112に入射しない光を、この反射面226aにおいて正反射させて投影レンズ112の第1レンズ領域112Z1に入射させるようになっている。
これら上下1対のリフレクタ224、226は、その両側端部が互いに繋がって一体的に形成されており、その下端部においてベース部材22に支持されている。
図7は、車両用灯具210からの照射光により形成される付加配光パターンを透視的に示す、図4と同様の図である。
同図(a)は、ハイビーム用配光パターンPH2の付加配光パターンPBを示す図であり、同図(b)は、中間的配光パターンPM2の付加配光パターンPBmを示す図である。
同図(a)に示す付加配光パターンPBは、図4(a)に示す付加配光パターンPAに対して、これを上下両側に拡げた形状の配光パターンとして形成されている。
この付加配光パターンPBは、11個の配光パターンPbの合成配光パターンとして形成されている。
これら各配光パターンPbは、4つの配光パターンPb1、Pb2、Pb3、Pb4が重畳された構成となっている。
配光パターンPb1は、第1レンズ領域112Z1を透過した発光素子14からの直射光によって形成される配光パターンであって、上記実施形態の配光パターンPa1と略同様の形状を有している。
配光パターンPb2は、第2レンズ領域112Z2を透過した発光素子14からの直射光によって形成される配光パターンであって、上記実施形態の配光パターンPa2と略同様の形状を有している。
配光パターンPb3は、第1レンズ領域112Z1を透過した下側のリフレクタ226からの反射光によって形成される配光パターンであって、配光パターンPb1をやや不鮮明にして上方側へ引き延ばしたような形状を有している。
配光パターンPb4は、第1レンズ領域112Z1を透過した上側のリフレクタ224からの反射光によって形成される配光パターンであって、配光パターンPb1をやや不鮮明にして下方側へ引き延ばしたような形状を有している。
同図(b)に示す中間的配光パターンPM2は、ハイビーム用配光パターンPH2に対して、付加配光パターンPBの代わりにその一部が欠けた付加配光パターンPBmを有する配光パターンとなっている。
本変形例の構成を採用することにより、付加配光パターンPBとして、上記実施形態の付加配光パターンPAよりも上下幅の大きい横長の配光パターンを形成することができ、これにより前方走行路の視認性をより一層向上させることができる。
なお、上記実施形態およびその変形例において諸元として示した数値は一例にすぎず、これらを適宜異なる値に設定してもよいことはもちろんである。
また、本願発明は、上記実施形態およびその変形例に記載された構成に限定されるものではなく、これ以外の種々の変更を加えた構成が採用可能である。
2 対向車
10、110、210 車両用灯具
12、112 投影レンズ
12Z1、112Z1 第1レンズ領域
12Z2、112Z2 第2レンズ領域
12a、112a 前面
12b、112b 後面
12c、112c 外周フランジ部
14 発光素子
14a 発光面
16 基板
18 レンズホルダ
22 ベース部材
224、226 リフレクタ
224a、226a 反射面
Ax 光軸
CL1 下段カットオフライン
CL2 上段カットオフライン
E エルボ点
F1、F2 後側焦点
PA、PAm、PB、PBm 付加配光パターン(ハイビーム領域に形成される配光パターン)
Pa、Pa1、Pa2、Pb、Pb1、Pb2、Pb3、Pb4 配光パターン
PH1、PH2 ハイビーム用配光パターン
PL ロービーム用配光パターン
PM1、PM2 中間的配光パターン

Claims (3)

  1. ハイビーム領域に配光パターンを形成するように構成された車両用灯具において、
    投影レンズとこの投影レンズの後方において左右方向に並列に配置された複数の発光素子とを備え、上記各発光素子からの出射光を上記投影レンズを介して前方へ向けて照射することにより上記配光パターンを形成するように構成されており、
    上記投影レンズは、後側焦点が前後方向に関して上記各発光素子の発光面またはその近傍に位置する第1レンズ領域と、この第1レンズ領域の後側焦点に対して前後方向に変位した後側焦点を有する第2レンズ領域とを備えている、ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 上記複数の発光素子の上下両側またはいずれか片側に、上記各発光素子からの出射光を上記投影レンズへ向けて反射させるリフレクタが配置されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
  3. 上記複数の発光素子は、個別に点灯し得るように構成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
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