JP2016078820A - アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】多数の電線を束ねたワイヤハーネスのコネクタが接続される必要のないアクチュエータを提供することを目的とする。
【解決手段】第1アクチュエータ11は電動モータ30と無線駆動回路34とを備え、その無線駆動回路34は、外部に設けられた制御装置14と無線通信を行い、その無線通信により得られた制御信号に従って電動モータ30を駆動する。そのため、第1アクチュエータ11に対して、少なくとも信号線を有線接続する必要がない。つまり、第1アクチュエータ11に対しては、有線接続されるとしても電源線だけで済むので、接続本数は多くても2本であってコネクタ接続の必要性が無い。従って、電源線および信号線等の多数の電線を束ねたワイヤハーネスを用いてそのワイヤハーネスのコネクタを第1アクチュエータ11に対して接続する必要はない。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用の室内空調ユニットに含まれる切替ドア等の被駆動部材を駆動するアクチュエータに関するものである。
この種のアクチュエータは例えば特許文献1に開示されており、その特許文献1には、複数のアクチュエータを有する空調機器駆動装置が記載されている。その特許文献1の空調機器駆動装置は、1つのハウジングに収容されてモジュール化されたドア駆動用の電動式の第1、第2アクチュエータと、このハウジングから離れた位置に配置されたドア駆動用の電動式の第3アクチュエータとを備えている。そして、第1、第2、第3アクチュエータの駆動回路は1つのICチップ内または1つの電子回路基板内に形成され、この駆動回路は、モジュール化された側のハウジング、すなわち第1、第2アクチュエータを収容するハウジングに収容されている。これにより、空調機器駆動装置の低コスト化が図られている。
特開2011−201473号公報
一般的に、室内空調ユニットに含まれる被駆動部材を駆動するアクチュエータに対しては、そのアクチュエータに電源線および多数の信号線を接続する必要があるので、その電源線および信号線である多数の電線を束ねたワイヤハーネスが必要となる。
そして、特許文献1の空調機器駆動装置では、第1、第2アクチュエータがモジュール化されていても上記電源線および信号線は必要であるので、依然として上記ワイヤハーネスは残存している。
このようにワイヤハーネスが残存していると、そのワイヤハーネスに含まれる電線本数が1、2本ではなく多いため、そのワイヤハーネスを各アクチュエータに接続するためのコネクタが必要となる。従って、そのコネクタをアクチュエータのハウジングへ嵌合するためのコネクタ嵌合部をハウジングに設ける必要がある。
また、ワイヤハーネスに付いているコネクタが変われば、それに嵌合するハウジングのコネクタ嵌合部も変える必要があるので、ワイヤハーネスのコネクタが例えば車両メーカー毎に異なれば、コネクタ嵌合部以外の部分が同じであっても多種類のアクチュエータを用意する必要が生じる。また、アクチュエータが設けられる室内空調ユニットの配置が異なれば、ワイヤハーネスとの関係から、多種類のアクチュエータが必要となってくる。例えば、その室内空調ユニットの配置は、車両が右ハンドル仕様か左ハンドル仕様かで異なってくる。
更に、ワイヤハーネスのコネクタをハウジングのコネクタ嵌合部へ嵌合させる際には、そのための作業スペースがハウジングのコネクタ嵌合部周辺に必要となる。
本発明は上記点に鑑みて、ワイヤハーネスのコネクタが接続される必要のないアクチュエータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車両用の室内空調ユニットに含まれる被駆動部材を駆動するアクチュエータであって、
被駆動部材へ連結される電動モータ(30、121、131)と、
外部に設けられた制御装置(14)と無線通信を行い、その無線通信により得られた制御信号に従って電動モータを駆動する無線駆動回路(34、123)と備えていることを特徴とする。
上述の発明によれば、上記アクチュエータは電動モータと無線駆動回路とを備え、その無線駆動回路は、外部に設けられた制御装置と無線通信を行い、その無線通信により得られた制御信号に従って電動モータを駆動するので、アクチュエータに対して、少なくとも信号線を接続する必要がない。従って、アクチュエータに対しては有線接続されるとしても電源線だけで済むので、アクチュエータに対するワイヤハーネスのコネクタ接続を不要とすることが可能である。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した括弧内の各符号は、後述する実施形態に記載の具体的内容との対応関係を示す一例である。
第1実施形態のアクチュエータ11、12、13の概略構成を示すと共にそのアクチュエータ11、12、13まわりの電気的接続を模式的に示した模式図である。 第1実施形態において第1アクチュエータ11の内部構造を示した図である。 第1実施形態における図2のIII−III断面図のうち第1締結部362aの近傍を抜粋した図である。 第2実施形態における図2のIII−III断面図のうち第1締結部362aの近傍を抜粋した図であって、図3に相当する図である。 第3実施形態においてアクチュエータ11、12、13の概略構成を示すと共にそのアクチュエータ11、12、13まわりの電気的接続を模式的に示した模式図であって、第1実施形態の図1に相当する図である。 第3実施形態において第1アクチュエータ11の内部構造を示した図であって、図2に相当する図である。 第3実施形態の内部電源装置70の電気的構成を示したブロック図である。 第4実施形態の内部電源装置70の電気的構成を示したブロック図であって、第3実施形態の図7に相当する図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は、本発明が適用されたアクチュエータ11、12、13の概略構成を示すと共にそのアクチュエータ11、12、13まわりの電気的接続を模式的に示した模式図である。図1のアクチュエータ11、12、13は、特許文献1に示されたような車両用の室内空調ユニットに設けられ、その室内空調ユニットに含まれる被駆動部材を駆動する。その被駆動部材とは、具体的に言えば、特許文献1に示されたような室内空調ユニットが有する吹出モード切替ドアまたはエアミックスドアである。要するに、室内空調ユニット内を流れる空気の流れを制御するための空気流れ制御用ドア装置である。
図1に示すように、本実施形態では、第1アクチュエータ11、第2アクチュエータ12、および第3アクチュエータ13が設けられている。この3つのアクチュエータ11、12、13のうち第1アクチュエータ11は、室内空調ユニットの中で第2、第3アクチュエータ12、13に対して離れて配置され、第2、第3アクチュエータ12、13は互いに近接して配置される。
従って、第1アクチュエータ11はそれ単体で構成されているが、第2、第3アクチュエータ12、13はモジュール化され一体的に構成されている。例えば、第1アクチュエータ11の構造が図2に示されている。図2は、第1アクチュエータ11の内部構造を示した図である。図2では、見易い図示とするために、第1アクチュエータ11の内部構造がアクチュエータケース36を透過させて図示されており、また、第1アクチュエータ11がビス38で空調ケース90に締結される前の分解図として図示されている。このことは、後述の図6でも同様である。
図2に示すように、第1アクチュエータ11は、電動モータ30と、減速機構を構成する複数の歯車32a、32b、32c、32dと、無線駆動回路34と、その電動モータ30、歯車32a、32b、32c、32d、および無線駆動回路34を収容するアクチュエータケース36とを有している。
アクチュエータケース36は、電動モータ30、歯車32a、32b、32c、32d、および無線駆動回路34を収容する収容部361と、その収容部361の四隅において収容部361の外側へ突き出た4つの締結部362a、362b、362c、362d(以下、特に区別しないときは単に締結部362と呼ぶ)とを備えている。その4つの締結部362は、室内空調ユニットの構成部材の1つである空調ケース90(図3参照)にビス止めによって締結されるので、締結部362にはそれぞれ、締結用のビス38を通すビス孔363a、363b、363c、363dが形成されている。
複数の歯車のうちモータ歯車32aは、電動モータ30のモータ軸に固定されたネジ状の歯車すなわちウォームであり、そのモータ軸と一体的に回転する。そして、モータ歯車32aには第1中間歯車32bが噛み合い、その第1中間歯車32bには第2中間歯車32cが噛み合い、その第2中間歯車32cには出力側歯車32dが噛み合っている。そして、その出力側歯車32dには、出力側歯車32dと一体回転する不図示の出力軸と、出力側歯車32dの回転位置を検出する不図示の回転位置センサとが設けられている。更に、その出力軸はリンク機構などを介して上記被駆動部材に機械的に連結されている。
従って、電動モータ30の駆動力は、モータ歯車32a、第1中間歯車32b、第2中間歯車32c、出力側歯車32d、出力軸を順に経て上記被駆動部材へ伝達される。すなわち、電動モータ30は、その被駆動部材へ機械的に連結されている。
無線駆動回路34は、第1アクチュエータ11の外部に設けられた制御装置14(図1参照)と無線通信を行い、その無線通信により得られた制御信号に従って電動モータ30を駆動する。その無線通信は例えば予め定められた通信規格に従って行われる。その無線通信を行うために、制御装置14は、第1アクチュエータ11の無線駆動回路34と無線で信号の授受を行う無線回路141(図1参照)を有している。その制御装置14は、室内空調ユニットの空調制御を行う制御装置である。
例えば、制御装置14は、その制御装置14の無線回路141から第1アクチュエータ11の無線駆動回路34へ、その第1アクチュエータ11に連結された被駆動部材を作動させるための制御信号、すなわち電動モータ30を駆動するための制御信号を送信する。その一方で、第1アクチュエータ11は、その第1アクチュエータ11の無線駆動回路34から制御装置14の無線回路141へ、出力側歯車32dの回転位置センサが検出した検出値(すなわち、出力側歯車32dの回転位置)を示す検出信号を送信する。
このように制御装置14と第1アクチュエータ11との間での信号授受は無線通信によって為されるが、第1アクチュエータ11への電力供給は有線によって行われる。具体的には、電動モータ30および無線駆動回路34への電力供給を行うために、第1アクチュエータ11は、銅などの金属製で薄板状のプラス側アクチュエータ端子部40と、これと同様の金属製で薄板状のマイナス側アクチュエータ端子部42とを備えている。なお、図2では、見易い図示とするために、アクチュエータ端子部40、42を実線で表示している。
そして、プラス側アクチュエータ端子部40は、図3に示すように、室内空調ユニットの空調ケース90に対向する第1締結部362aの裏面364aに貼り付いている。図3は、図2のIII−III断面図であって、第1締結部362aの近傍を抜粋した図である。プラス側アクチュエータ端子部40からは、図2に示すように、プラス側アクチュエータ端子部40を無線駆動回路34に接続する通電経路としての導電板44が延設されている。すなわち、プラス側アクチュエータ端子部40は、導電板44を介して無線駆動回路34に電気的に接続されている。
マイナス側アクチュエータ端子部42は、室内空調ユニットの空調ケース90に対向する第2締結部362bの裏面に貼り付いている。マイナス側アクチュエータ端子部42は、この点を除いて上記のプラス側アクチュエータ端子部40と同様である。そして、マイナス側アクチュエータ端子部42からは、マイナス側アクチュエータ端子部42を無線駆動回路34に接続する通電経路としての導電板46が延設されている。すなわち、マイナス側アクチュエータ端子部42は、導電板46を介して無線駆動回路34に電気的に接続されている。例えば、これらの導電板44、46は、空調ケース90に対向する収容部361の裏面上に貼り付くように設けられ、無線駆動回路34の近傍で収容部361の壁を貫通して無線駆動回路34へ接続されている。
また、第1アクチュエータ11内の電動モータ30と無線駆動回路34との間は有線接続されており、アクチュエータ端子部40、42から供給される電力は、無線駆動回路34を経由して電動モータ30へ供給される。
上記のようにアクチュエータ端子部40、42から電動モータ30等へ電力供給するために、本実施形態では、アクチュエータケース36が空調ケース90へビス止めされると同時に、第1アクチュエータ11の外部に設けられた車両用の直流電源48から延びる電源線50、52がアクチュエータ端子部40、42へそれぞれ接続される。
詳細には図2に示すように、プラス側電源線50とマイナス側電源線52とが設けられている。そのプラス側電源線50の一端は直流電源48のプラス端子48aに接続され、プラス側電源線50の他端には、プラス側中継部としてのプラス側中継端子54が圧着などによって接合されている。すなわち、そのプラス側中継端子54は、直流電源48のプラス端子48aに電気的に接続されている。
これと同様に、マイナス側電源線52の一端は直流電源48のマイナス端子48bに接続され、マイナス側電源線52の他端には、マイナス側中継部としてのマイナス側中継端子56が圧着などによって接合されている。すなわち、そのマイナス側中継端子56は、直流電源48のマイナス端子48bに電気的に接続されている。
そして、図3に示すように、第1締結部362aがビス38によって空調ケース90に締結されることで、プラス側中継端子54は、プラス側アクチュエータ端子部40と空調ケース90との間に挟持され、プラス側アクチュエータ端子部40へ押圧されつつ密着する。すなわち、プラス側アクチュエータ端子部40およびプラス側中継端子54は、空調ケース90に対して第1締結部362aと共締めされることで、互いに接続される。
不図示であるが第2締結部362bに関してもこれと同様であり、第2締結部362bがビス38によって空調ケース90に締結されることで、マイナス側中継端子56は、マイナス側アクチュエータ端子部42と空調ケース90との間に挟持され、マイナス側アクチュエータ端子部42へ押圧されつつ密着する。すなわち、マイナス側アクチュエータ端子部42およびマイナス側中継端子56は、空調ケース90に対して第2締結部362bと共締めされることで、互いに接続される。
このように、アクチュエータケース36が空調ケース90に固定されることで、プラス側アクチュエータ端子部40は、プラス側中継端子54に対して通電可能に接触させられると共に、マイナス側アクチュエータ端子部42は、マイナス側中継端子56に対して通電可能に接触させられる。これにより、電動モータ30は直流電源48に対して有線接続される。言い換えれば、その電動モータ30には、直流電源48から有線接続によって電力が供給されることになる。
第1アクチュエータ11は上述したような構成であるが、第2アクチュエータ12および第3アクチュエータ13も、モジュール化されていることを除けば、図1に示すように、第1アクチュエータ11と同様の構成である。
すなわち、第2アクチュエータ12は、電動モータ121と、減速機構を構成する複数の歯車122a、122b、122c、122dとを有しており、第3アクチュエータ13は、電動モータ131と、減速機構を構成する複数の歯車132a、132b、132c、132dとを有している。そして、第2、第3アクチュエータ12、13は、制御装置14からの制御信号に従って各電動モータ121、131の駆動制御を行う無線駆動回路123と、電動モータ121、131、複数の歯車122a〜122d、132a〜132d、および無線駆動回路123を収容するアクチュエータケース124とを共有している。
また、第2、第3アクチュエータ12、13の無線駆動回路123および電動モータ121、131は、第1アクチュエータ11のものと同様にして直流電源48へ有線接続されている。なお、第2アクチュエータ12の出力側歯車122dは、第1アクチュエータ11が駆動する被駆動部材である第1の被駆動部材とは別の第2の被駆動部材へリンク機構などを介して機械的に連結されている。また、第3アクチュエータ12の出力側歯車132dは、上記第1、第2の被駆動部材とは別の第3の被駆動部材へリンク機構などを介して機械的に連結されている。
制御装置14は、図1に示すように直流電源48に有線接続され、直流電源48から電力供給を受けるようになっている。
上述したように、本実施形態によれば、第1アクチュエータ11は電動モータ30と無線駆動回路34とを備え、その無線駆動回路34は、外部に設けられた制御装置14と無線通信を行い、その無線通信により得られた制御信号に従って電動モータ30を駆動する。そのため、第1アクチュエータ11に対して、少なくとも信号線を有線接続する必要がない。つまり、第1アクチュエータ11に対しては、有線接続されるとしても電源線だけで済むので、接続本数は多くても2本であってコネクタ接続の必要性が無い。従って、電源線および信号線等の多数の電線を束ねたワイヤハーネスを用いてそのワイヤハーネスのコネクタを第1アクチュエータ11に対して接続する必要はない。
このように、ワイヤハーネスのコネクタ接続を不要とすることで、コネクタを接続するためのコネクタ開口部をアクチュエータケース36、124に設ける必要が無くなり、コネクタ開口部の設置およびコネクタ接続用の作業スペースの確保に起因したアクチュエータ11、12、13の搭載制約がなくなり、そのアクチュエータ11、12、13の配置に関する自由度を向上させることが可能である。また、コネクタ開口部があればそこからアクチュエータケース36、124内への異物侵入が想定されるところ、そのような異物侵入を抑制しアクチュエータ11、12、13の性能向上を図ることが可能である。なお、制御装置14と無線通信する本実施形態のアクチュエータ11、12、13は、室内空調ユニットのドアを駆動するものであるが、本実施形態の技術は例えば空調制御に関わるセンサ類に適用されることも考え得る。
また、電源線を第1アクチュエータ11へ仮にコネクタ接続するとしても、そのコネクタ接続に要する必要スペースは、電源線と信号線とを含む上記ワイヤハーネスのコネクタ接続と比較して十分に小さいものになる。
また、上記電動モータ30、121、131を駆動するための電力を例えば無線給電で各アクチュエータ11、12、13へ供給することも可能ではあるが、各アクチュエータ11、12、13へ無線給電するとすれば、その無線給電用のコイルが非常に大型になる。これに対し、本実施形態によれば、各アクチュエータ11、12、13の電動モータ30、121、131には、直流電源48から有線接続によって電力が供給される。従って、大型の無線給電用コイルを必要とせずにアクチュエータ11、12、13の小型化を図りやすいというメリットがある。
また、無線給電を行う無線給電装置は高価なものであるが、本実施形態での電力供給は有線接続であり無線給電装置は不要であるので、アクチュエータ11、12、13のコスト低減を図ることが可能である。
また、本実施形態によれば、アクチュエータケース36が室内空調ユニットの空調ケース90に固定されることで、プラス側アクチュエータ端子部40はプラス側中継端子54に対して通電可能に接触させられ、且つ、マイナス側アクチュエータ端子部42は、マイナス側中継端子56に対して通電可能に接触させられ、これにより、電動モータ30は直流電源48に対して有線接続される。従って、第1アクチュエータ11を空調ケース90に取り付ける取付作業の中で、直流電源48に対する第1アクチュエータ11の電気接続を完了できるので、その電気接続に掛かる作業工数の削減を図ることが可能である。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、前述の第1実施形態と異なる点を主として説明し、第1実施形態と同一または均等な部分については省略または簡略化して説明する。後述の第3実施形態以降でも同様である。
図4は、本実施形態において図2のIII−III断面図のうち第1締結部362aの近傍を抜粋した図であって、第1実施形態の図3に相当する図である。図4では、見易い図示とするために、第1アクチュエータ11が空調ケース90に固定される前の分解図として図示されている。本実施形態の第1アクチュエータ11は、図4に示すようにスナップフィット結合によって室内空調ユニットの空調ケース90に固定される。この点が前述の第1実施形態とは異なる。
具体的に、本実施形態ではアクチュエータケース36の第1締結部362aは、空調ケース90側へ突き出た係止爪60を備えている。この係止爪60は、弾性変形可能な軸部60aと、その軸部60aの先端に設けられた爪部60bとを備えている。これに対し、空調ケース90は、その係止爪60を係止するための係止部62を備え、その係止部62には、係止爪60が挿入され係止される係止穴62aが形成されている。
また、プラス側アクチュエータ端子部40は、第1実施形態と同様に第1締結部362aの裏面364aに貼り付いている。但し、プラス側アクチュエータ端子部40は、導電性に加えてバネ性も有する金属製の薄板で構成されており、バネ部401を備えている。そのバネ部401は、自由状態において第1締結部362aの裏面364aから浮き上がっている。そのため、バネ部401は、係止爪60が空調ケース90の係止部62に係止されることで、弾性変形させられる。
また、本実施形態では、プラス側中継部としてプラス側中継導体64が、第1実施形態のプラス側中継端子54に替えて設けられており、プラス側アクチュエータ端子部40に対向するように空調ケース90上に配置されている。このプラス側中継導体64は、銅などの金属製で薄板状物であり、空調ケース90上に貼り付けられている。このプラス側中継導体64は、印刷等によって空調ケース90上に形成された膜状の回路パターンすなわち導体プリント配線であってもよい。
プラス側中継導体64は、プラス側中継導体64から延設され空調ケース90上に貼り付けられた導電パターンを経て、直流電源48のプラス端子48aに電気的に接続されている。
このように構成された第1締結部362aを空調ケース90へ装着する際には、先ず、係止爪60が、矢印ARftのように差込み方向へ空調ケース90の係止穴62aへ差し込まれる。そして、その差込み途中では係止爪60の軸部60aが曲げ方向へ弾性変形し、係止爪60がその差込み方向の終端にまで差し込まれると、係止爪60の軸部60aが弾性変形から復元すると共に係止爪60の爪部60bが空調ケース90の係止部62に係止される。このようにして第1締結部362aの係止爪60と空調ケース90の係止部62とが互いにスナップフィット結合させられる。
そして、そのスナップフィット結合が為されると、プラス側中継導体64は、プラス側アクチュエータ端子部40と空調ケース90との間に挟持される。更に、プラス側アクチュエータ端子部40は、バネ部401のバネ力によってプラス側中継導体64を押圧しつつプラス側中継導体64に接触する。
空調ケース90に対する第2締結部362bの取付構造も上記の第1締結部362aと同様である。すなわち、第2締結部362bも、上記の第1締結部362aと同様に、室内空調ユニットの空調ケース90に対してスナップフィット結合される。
そして、第2締結部362bに設けられたマイナス側アクチュエータ端子部42は、図4に示すプラス側アクチュエータ端子部40と同様に構成されている。すなわち、空調ケース90には、そのマイナス側アクチュエータ端子部42(図4にかっこ書きで図示)に接触するマイナス側中継部としてのマイナス側中継導体66(図4にかっこ書きで図示)が設けられている。
このマイナス側中継導体66は第1実施形態のマイナス側中継端子56に相当するものである。マイナス側中継導体66は、図4に示すプラス側中継導体64と同様に構成されているが、プラス側中継導体64とは異なり直流電源48のマイナス端子48bに電気的に接続されている。マイナス側アクチュエータ端子部42は、上記のプラス側アクチュエータ端子部40と同様に、第2締結部362bと空調ケース90の係止部とのスナップフィット結合により、マイナス側中継導体66を押圧しつつそのマイナス側中継導体66に接触する。
なお、第1締結部362aおよび第2締結部362b以外の他の締結部362c、362dを空調ケース90へ結合する方法は、上記スナップフィット結合であってもよいし、第1実施形態と同様のビス止めであってもよい。また、第2、第3アクチュエータ12、13の無線駆動回路123および電動モータ121、131は、本実施形態の第1アクチュエータ11と同様に上記スナップフィット結合を利用して直流電源48へ有線接続されていてもよいし、第1実施形態と同様のビス止めを利用して直流電源48へ有線接続されていてもよい。
本実施形態では、前述の第1実施形態と共通の構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。更に、本実施形態によれば、空調ケース90と第1締結部362aおよび第2締結部362bとの結合方法が、第1実施形態のビス止めからスナップフィット結合に置き換わっているので、第1実施形態と比較して、作業工数を大きく削減することが可能である。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態では、前述の第1実施形態と異なる点を主として説明する。
図5は、本実施形態においてアクチュエータ11、12、13の概略構成を示すと共にそのアクチュエータ11、12、13まわりの電気的接続を模式的に示した模式図であって、第1実施形態の図1に相当する図である。図5に示すように、アクチュエータ11、12、13はそれぞれ内部電源装置70を備えており、直流電源48はアクチュエータ11、12、13に電気的に接続されていない。この点が前述の第1実施形態とは異なる。
なお、前述の第1、2実施形態で説明したように、本実施形態でも、第2アクチュエータ12および第3アクチュエータ13はモジュール化されていることを除けば、第1アクチュエータ11と同様の構成であるので、第1アクチュエータ11を例として、アクチュエータ11、12、13の具体的な構成を説明する。
図6は、本実施形態において第1アクチュエータ11の内部構造を示した図であって、図2に相当する図である。図6に示すように本実施形態では、直流電源48は第1アクチュエータ11に接続されていないので、電源線50、52および中継端子54、56は設けられていない。そして、第1アクチュエータ11は、アクチュエータ端子部40、42および導電板44、46(図2参照)を備えていない。
その一方で、第1アクチュエータ11は内部電源装置70を備えており、その内部電源装置70は第1アクチュエータ11内にて電動モータ30と無線駆動回路34とへ接続されている。これにより、電動モータ30および無線駆動回路34には、内部電源装置70から電力が供給される。そして、内部電源装置70は、電動モータ30および無線駆動回路34を収容するアクチュエータケース36に対して、ビス止め等により固定されている。
具体的に内部電源装置70は、図7に示すように、振動発電素子701と蓄電回路702とを備えている。図7は、内部電源装置70の電気的構成を示したブロック図である。その振動発電素子701は、その振動発電素子701自体が振動させられることによって発電するものであり、例えば圧電素子等を主要部品として有している。この第1アクチュエータ11は車両用の室内空調ユニットに設けられるので、振動発電素子701は車両の振動を利用して発電する。
内部電源装置70の蓄電回路702は、振動発電素子701が発電した電力を蓄える蓄電部を構成している。蓄電回路702は、例えばキャパシタまたは二次電池を含んでいる。そして、蓄電回路702は、電動モータ30と無線駆動回路34とに有線接続されている。例えば蓄電回路702に蓄えられた電力は、無線駆動回路34を経由して電動モータ30へ供給される。言い換えれば、内部電源装置70は、振動発電素子701が発電した電力を電動モータ30へ供給すると共に、無線駆動回路34へも供給する。
なお、図5に示すように、第2、第3アクチュエータ12、13は、内部電源装置70をそれぞれ備えているが、その一方で、無線駆動回路123を共有している。そのため、その無線駆動回路123は、第2アクチュエータ12の内部電源装置70と第3アクチュエータ13とのうちの何れかから電力の供給を受ければよい。
本実施形態では、前述の第1実施形態と共通の構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。更に、本実施形態によれば、第1アクチュエータ11は内部電源装置70を備えており、電動モータ30には、内部電源装置70から電力がそれぞれ供給される。従って、例えば第1実施形態と比較して、直流電源48と第1アクチュエータ11とを電気的につなぐ電源線50、52(図2参照)等が不要になり、その配線作業も不要になるというメリットがある。
また、本実施形態によれば、内部電源装置70は、図7に示すように振動発電素子701を含んで構成され、その振動発電素子701が発電した電力を電動モータ30および無線駆動回路34へ供給する。従って、車両走行中などに生じる車両の振動を利用して、電動モータ30および無線駆動回路34へ電力を供給することが可能である。
また、本実施形態によれば、内部電源装置70はアクチュエータケース36に固定されているので、内部電源装置70と電動モータ30および無線駆動回路34との間の電気的な接続を、第1アクチュエータ11が室内空調ユニットに取り付けられる前に予め完了させておくことが可能である。
なお、第1アクチュエータ11の内部電源装置70に関する上述した効果は、第2アクチュエータ12および第3アクチュエータ13でも同様である。また、本実施形態は第1実施形態に基づいた変形例であるが、本実施形態を前述の第2実施形態と組み合わせることも可能である。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態では、前述の第3実施形態と異なる点を主として説明する。
図8は、本実施形態の内部電源装置70の電気的構成を示したブロック図であって、第3実施形態の図7に相当する図である。図8に示すように、本実施形態の内部電源装置70は、第3実施形態の振動発電素子701および蓄電回路702(図7参照)に替えて、電池703を備えている。この点が前述の第3実施形態とは異なる。
従って、本実施形態の内部電源装置70は、電池703に蓄えられた電力を電動モータ30および無線駆動回路34へ供給する。なお、電池703は、一次電池であっても二次電池であってもよい。
本実施形態では、前述の第3実施形態と共通の構成から奏される効果を第3実施形態と同様に得ることができる。
(他の実施形態)
(1)上述の第1実施形態において、プラス側中継端子54は、プラス側アクチュエータ端子部40と空調ケース90との間に挟持されているが、プラス側アクチュエータ端子部40が、第1締結部362aの裏面364aとは反対の表面に設けられ、プラス側中継端子54は、プラス側アクチュエータ端子部40とビス38のビス頭部との間に挟持されても差し支えない。このことは、マイナス側中継端子56に関しても同様である。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。
11 第1アクチュエータ
12 第2アクチュエータ
13 第3アクチュエータ
14 制御装置
30 電動モータ
34 無線駆動回路
121 電動モータ
123 無線駆動回路
131 電動モータ

Claims (6)

  1. 車両用の室内空調ユニットに含まれる被駆動部材を駆動するアクチュエータであって、
    前記被駆動部材へ連結される電動モータ(30、121、131)と、
    外部に設けられた制御装置(14)と無線通信を行い、該無線通信により得られた制御信号に従って前記電動モータを駆動する無線駆動回路(34、123)と備えていることを特徴とするアクチュエータ。
  2. 前記電動モータには、外部の電源(48)から有線接続によって電力が供給されることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。
  3. 前記無線駆動回路に電気的に接続されたプラス側アクチュエータ端子部(40)およびマイナス側アクチュエータ端子部(42)と、
    前記電動モータおよび前記無線駆動回路を収容するアクチュエータケース(36、124)とを備え、
    前記アクチュエータケースが前記室内空調ユニットの構成部材(90)に固定されることで、前記プラス側アクチュエータ端子部は、前記電源のプラス端子(48a)に電気的に接続されたプラス側中継部(54、64)に対して通電可能に接触させられると共に、前記マイナス側アクチュエータ端子部は、前記電源のマイナス端子(48b)に電気的に接続されたマイナス側中継部(56、66)に対して通電可能に接触させられ、これにより、前記電動モータは前記電源に対して有線接続されることを特徴とする請求項2に記載のアクチュエータ。
  4. 内部電源装置(70)を備え、
    前記電動モータには、前記内部電源装置から電力が供給されることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。
  5. 振動によって発電する振動発電素子(701)を含んで構成された内部電源装置(70)を備え、
    該内部電源装置は、前記振動発電素子が発電した電力を前記電動モータへ供給することを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。
  6. 前記電動モータおよび前記無線駆動回路を収容するアクチュエータケース(36、124)を備え、
    前記内部電源装置は該アクチュエータケースに固定されていることを特徴とする請求項4または5に記載のアクチュエータ。
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